JP2024070427A - 鉄道車両構体 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、鉄道車両構体に関する。
従来の鉄道車両構体として、例えば特許文献1に記載の鉄道車両の骨構造がある。この従来の鉄道車両構体は、車両の高さ方向に延在する縦骨と、車両の長さ方向(レール方向)に延在する横骨とによって構成されている。横骨には、コの字部分と一対のフランジ部とを有するハット型材が用いられている。縦骨には、コの字部分を有するハット型材が用いられている。横骨と縦骨との交差部分では、横骨のコの字部分にスリットが設けられており、当該スリットに縦骨のコの字部分が嵌め込まれている。
上述のように横骨と縦骨とを組み合わせた鉄道車両構体を形成するにあたっては、例えば外板に対して治具等で横骨を位置決めした状態で配置し、その後に位置決めされた横骨を基準に縦骨を位置決めする作業が必要となっている。しかしながら、横骨及び縦骨は、いずれも長尺の部材であるため、鉄道車両構体の製造容易性の観点から、横骨と縦骨とを簡便に位置決めできる技術が求められている。
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、横骨と縦骨とを簡便に位置決めできる鉄道車両構体を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る鉄道車両構体は、鉄道車両の外面を構成する外板と、鉄道車両の長さ方向に延在する横骨と、鉄道車両の高さ方向に延在する縦骨とを備え、横骨及び縦骨は、一対の側面及び頂面からなる本体部及び当該本体部から張り出すフランジ部を有するハット型材によって構成され、横骨と縦骨との交差部分では、横骨及び縦骨の一方において外板に接合されるフランジ部の一部を切り欠いて形成された位置決め部によって、横骨と縦骨とが位置決めされている。
この鉄道車両構体では、横骨及び縦骨の一方において外板に接合されるフランジ部の一部を切り欠いて形成された位置決め部を用いて横骨と縦骨とが位置決めされている。これにより、外板に対して横骨を位置決めした後、位置決め部を基準として横骨に対する縦骨の位置決めを簡便に実施できる。したがって、この鉄道車両構体では、製造容易性の向上が図られる。
位置決め部は、横骨のフランジ部の一部を高さ方向に突出させた凸部によって構成されていてもよい。この場合、縦骨に特段の加工を施さずに位置決め部を構成できる。したがって、横骨と縦骨との交差部分の構成の簡単化が図られる。
位置決め部は、横骨のフランジ部の一部を高さ方向に切り欠いた凹部と、縦骨のフランジ部を高さ方向に突出させた凸部とによって構成されていてもよい。この場合、横骨のフランジ部の凹部は、当該フランジ部を切り欠くことで形成できるので、フランジ部の加工範囲を僅かな領域で済ませることができる。したがって、横骨の加工歩留まりを担保できる。
外板は、窓枠に対応する開口部を有し、位置決め部は、開口部の上辺及び下辺に対応する位置で対に設けられていてもよい。位置決め部を対に設けることで、長尺の横骨及び縦骨を精度良く位置決めできる。また、窓枠に対応する開口部の上辺及び下辺に対応して横骨と縦骨との交差部分が位置し、当該交差部分で横骨に対する縦骨の位置決めが精度良くなされることで、鉄道車両構体の強度を設計通りに確保することが容易となる。
本開示によれば、横骨と縦骨とを簡便に位置決めできる。
以下、図面を参照しながら、本開示の一側面に係る鉄道車両構体の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る鉄道車両構体を示す側面図である。本実施形態に係る鉄道車両構体1は、鉄道車両の側構体2を構成する構体として例示されている。鉄道車両において、側構体2は、車両の幅方向の側面部を構成する構体であり、床構体における幅方向の両縁部のそれぞれに立設される。
側構体2には、乗客らが乗降するためのドア枠に対応する略矩形の開口部(不図示)が設けられている。また、側構体2において、ドア部間となる領域には、窓枠に対応する略矩形の開口部3が設けられている。側構体2は、開口部3の周りに幾つかのパネル領域を有している。パネル領域は、例えば腰パネル、吹き寄せパネル、幕パネル、ドア上パネルなどによって構成されている。
腰パネルは、窓枠と床構体との間に位置するパネルであり、吹き寄せパネルは、ドア枠と窓枠との間に位置するパネルである。幕パネルは、窓枠と屋根構体との間に位置するパネルであり、ドア上パネルは、ドア枠と屋根構体との間に位置するパネルである。
図1に示すように、鉄道車両構体1は、外板11と、横骨12と、縦骨13とによって構成されている。外板11は、鉄道車両の外面を構成する部材である。外板11は、例えばステンレスなどの金属材料からなる厚さ数ミリ程度の面板を用いて構成されている。外板11は、複数の面板の端部同士を突き合わせて接合することによって構成されていてもよい。
横骨12は、鉄道車両の長さ方向に延在する骨部材である。横骨12は、開口部3の周りの各パネル領域において、鉄道車両の高さ方向に所定の間隔をもって複数配置されている。横骨12は、ハット型材K1によって構成されている。横骨12を構成するハット型材K1は、一対の側面22,22及び頂面23からなる断面コの字状の本体部21と、本体部21における側面22,22のそれぞれの端部から張り出す一対のフランジ部24,24とを有している。
縦骨13は、鉄道車両の高さ方向に延在する部材である。縦骨13は、開口部3の一対の側辺3A,3Aのそれぞれに沿って、開口部3を鉄道車両の長さ方向に挟むように配置されている。縦骨13は、横骨12と同様に、ハット型材K2によって構成されている。縦骨13を構成するハット型材K2は、横骨12を構成するハット型材K1と同様に、一対の側面32,32及び頂面33からなる断面コの字状の本体部31と、本体部31における側面32の端部から張り出す一対のフランジ部34,34とを有している。
横骨12と縦骨13との交差部分Pは、開口部3の上辺3B及び下辺3Cのそれぞれの位置に対応して設けられている。図1の例では、交差部分Pは、開口部3の4つの角部の位置に対応して設けられている。交差部分Pでは、横骨12及び縦骨13の一方において外板11に接合されるフランジ部の一部を切り欠いて形成された位置決め部Fによって、横骨12と縦骨13とが位置決めされている。本実施形態では、位置決め部Fは、開口部3の上辺3B及び下辺3Cに対応する位置で対に設けられている。位置決め部Fは、横骨12のフランジ部24の一部を鉄道車両の高さ方向に突出させた凸部25によって構成されている。
上辺3Bに対応する交差部分PAを構成する横骨12Aでは、図2(a)に示すように、ハット型材K1の一対のフランジ部24,24のうち、鉄道車両の高さ方向の下方側に位置するフランジ部24において、当該フランジ部24の一部を高さ方向の下方側に突出させた凸部25が設けられている。下辺3Cに対応する交差部分PBを構成する横骨12Bでは、図2(b)に示すように、ハット型材Kの一対のフランジ部24,24のうち、鉄道車両の高さ方向の上方側に位置するフランジ部24において、当該フランジ部24の一部を高さ方向の上方側に突出させた凸部25が設けられている。
凸部25は、例えばフランジ部24の幅方向の端部のレーザ加工等によって形成されている。この場合、横骨12A及び横骨12Bにおいて、凸部25を形成する方のフランジ部24を凸部25の突出量に応じて幅広に形成し、レーザ加工等によってフランジ部24の幅方向の端部を凸部25を除いて切り出すことで、凸部25を形成することができる。本実施形態では、凸部25は、例えば10mm×10mm程度の正方形状となっている。横骨12Aの凸部25と横骨12Bの凸部25とは、鉄道車両の長さ方向について同じ位置に設けられている。
縦骨13の構成は、開口部3の一方の側辺3A側と他方の側辺3A側とで共通となっている。交差部分PA及び交差部分PBを構成する縦骨13は、図3(a)及び図3(b)に示すように、開口部3の上辺3Bと下辺3Cとの間に対応する領域R1と、上辺3Bよりも上側に対応する領域R2と、下辺3Cよりも下側に対応する領域R3と、交差部分PAに対応する領域R4と、交差部分PBに対応する領域R5とを有している。
領域R1では、本体部31における断面コの字状の部分が二重構造となっている。領域R2では、本体部31における断面コの字状の部分が一重構造となっている。領域R2のフランジ部34Bは、領域R1のフランジ部34Aに対して一段高い位置に設けられている。領域R3では、領域R1と同様に、本体部31における断面コの字状の部分が二重構造となっている。領域R3のフランジ部34Cは、領域R2と同様に、領域R1のフランジ部34Aに対して一段高い位置に設けられている。領域R3のフランジ部34Cの先端には、横骨12,12間の隙間を埋めるスペーサ35が垂下している。
領域R4では、領域R1のフランジ部34Aと領域R2のフランジ部34Bとが一定の間隔をもって離間している。領域R5では、領域R1のフランジ部34Aと領域R3のフランジ部34Cとが一定の間隔をもって離間している。すなわち、領域R4及び領域R5では、本体部31の両側のフランジ部が設けられておらず、領域R1から続く二重構造の本体部31のみが位置した状態となっている。
図4は、開口部の上辺に対応する横骨と縦骨との交差部分の構成を示す斜視図である。また、図5は、図4の側面図である。図4及び図5に示すように、交差部分PAでは、縦骨13の領域R4の位置で横骨12Aと縦骨13とが交差している。横骨12Aにおける鉄道車両の長さ方向の位置は、位置決め部Fである凸部25の位置を基準に位置決めされている。横骨12Aの一対のフランジ部24,24は、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合されている。
縦骨13における鉄道車両の長さ方向の位置は、領域R1のフランジ部34Aの上角部34Aaを横骨12Aの凸部25に合わせることで位置決めされている。領域R1のフランジ部34Aの上角部34Aaは、横骨12Aの凸部25に突き当てられていてもよく、離間していてもよい。縦骨13において、領域R1のフランジ部34Aは、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合され、領域R1のフランジ部34Aよりも一段高い領域R2のフランジ部34Bは、例えば抵抗スポット溶接によって横骨12Aの本体部21の頂面23に接合されている。
図6は、開口部の下辺に対応する横骨と縦骨との交差部分の構成を示す斜視図である。また、図7は、図6の側面図である。図6及び図7に示すように、交差部分PBでは、縦骨13の領域R5の位置で横骨12Bと縦骨13とが交差している。横骨12Bにおける鉄道車両の長さ方向の位置は,位置決め部Fである凸部25の位置を基準に位置決めされている。横骨12Bの一対のフランジ部24,24は、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合されている。
縦骨13における鉄道車両の長さ方向の位置は、領域R1のフランジ部34Aの下角部34Abを横骨12Bの凸部25に合わせることで位置決めされている。領域R1のフランジ部34Aの下角部34Abは、横骨12Bの凸部25に突き当てられていてもよく、離間していてもよい。縦骨13において、領域R1のフランジ部34Aは、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合され、領域R1のフランジ部34Aよりも一段高い領域R3のフランジ部34Cは、例えば抵抗スポット溶接によって横骨12Bの本体部21の頂面23に接合されている。
以上説明したように、鉄道車両構体1では、横骨12及び縦骨13の一方において外板11に接合されるフランジ部の一部を切り欠いて形成された位置決め部Fを用いて横骨12と縦骨13とが位置決めされている。これにより、外板11に対して横骨12を位置決めした後、位置決め部Fを基準として横骨に対する縦骨13の位置決めを簡便に実施できる。したがって、この鉄道車両構体1では、製造容易性の向上が図られる。
本実施形態では、位置決め部Fは、横骨12のフランジ部24の一部を高さ方向に突出させた凸部25によって構成されている。これにより、縦骨13に特段の加工を施さずに位置決め部Fを構成できる。したがって、横骨12と縦骨13との交差部分Pの構成の簡単化が図られる。
本実施形態では、外板11は、窓枠に対応する開口部3を有している。そして、位置決め部Fは、開口部3の上辺3B及び下辺3Cに対応する位置で対に設けられている。位置決め部Fを対に設けることで、長尺の横骨12及び縦骨13を精度良く位置決めできる。また、窓枠に対応する開口部3の上辺3B及び下辺3Cに対応して横骨12と縦骨13との交差部分PA,PBが位置し、当該交差部分Pで横骨12に対する縦骨13の位置決めが精度良くなされることで、鉄道車両構体1の強度を設計通りに確保することが容易となる。
本開示は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、横骨12のフランジ部24の一部を鉄道車両の高さ方向に突出させた凸部25によって位置決め部Fが構成されているが、図8~図10に示すように、横骨12のフランジ部24の一部を鉄道車両の高さ方向に切り欠いた凹部41と、縦骨13のフランジ部34Aを高さ方向に突出させた凸部42とによって位置決め部Fが構成されていてもよい。
図8~図10では、交差部分PAを構成する横骨12A及び縦骨13Bを図示する。交差部分PBを構成する横骨12A及び縦骨13Bについては図示を省略するが、交差部分PAに準じた構成となっている。図8の例では、横骨12Aの一対のフランジ部24,24のうち、鉄道車両の高さ方向の下方側に位置するフランジ部24において、当該フランジ部24の一部を高さ方向の上方に切り欠いた凹部41が設けられている。凹部41は、例えばフランジ部24の幅方向の端部のレーザ加工等によって形成されている。本実施形態では、凹部41は、例えば10mm×10mm程度の正方形状となっている。
図9の例では、縦骨13における領域R1のフランジ部34Aの上角部34Aaに凸部42が設けられている。凸部42は、フランジ部34Aの高さ方向の端部のレーザ加工等によって形成されている。この場合、縦骨13において、凸部42を形成する方のフランジ部34Aを凸部42の突出量に応じて高さ方向に長く形成し、レーザ加工等によってフランジ部34Aの高さ方向の端部を凸部42を除いて切り出すことで、凸部42を形成することができる。図9の例では、凸部42は、横骨12Aの凹部41よりも一回り小さい寸法の正方形状となっている。
図10に示すように、交差部分PAでは、縦骨13の領域R4の位置で横骨12Aと縦骨13とが交差している。横骨12Aにおける鉄道車両の長さ方向の位置は、位置決め部Fである凹部41の位置を基準に位置決めされている。横骨12Aの一対のフランジ部24,24は、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合されている。
縦骨13における鉄道車両の長さ方向の位置は、領域R1のフランジ部34Aの上角部34Aaに設けられた凸部42を横骨12Aの凹部41に嵌め合わせることで位置決めされている。他の構成は、上記実施形態と同様である。すなわち、縦骨13において、領域R1のフランジ部34Aは、例えば抵抗スポット溶接によって外板11に接合され、領域R1のフランジ部34Aよりも一段高い領域R2のフランジ部34Bは、例えば抵抗スポット溶接によって横骨12Aの本体部21の頂面23に接合されている。
このような構成においても、上記実施形態と同様に、外板11に対して横骨12を位置決めした後、位置決め部Fを基準として横骨12に対する縦骨13の位置決めを簡便に実施できる。したがって、製造容易性の向上が図られる。また、横骨12のフランジ部24の凹部41は、当該フランジ部24を切り欠くことで形成できるので、フランジ部24の加工範囲を僅かな領域で済ませることができる。したがって、横骨12の加工歩留まりを担保できる。
上記実施形態では、正方形状の凸部25(図2(c)参照)を例示したが、凸部25の形状は、これに限られるものではない。例えば長方形状、半円状、半楕円状といった他の形状の凸部25を採用してもよい。図11に示すように、斜辺が縦骨13と反対側に位置する直角三角形状の凸部25Aを採用してもよい。変形例に係る凹部41及び凸部42についても、同様の変形を適用し得る。
上記実施形態では、横骨12Aの下方側のフランジ部24に下向きの凸部25を設け、横骨12Bの上方側のフランジ部24に下向きの凸部25を設けているが、凸部25の上下の向きはいずれであってもよい。例えば横骨12Aの上方側のフランジ部24に上向きの凸部25を設け、横骨12Bの下方側のフランジ部24に下向きの凸部25を設けてもよい。横骨12Aの上方側のフランジ部24及び横骨12Bの上方側のフランジ部24にそれぞれ上向きの凸部25を設けてもよく、横骨12Bの下方側のフランジ部24及び横骨12Bの下方側のフランジ部24にそれぞれ下向きの凸部25を設けてもよい。変形例に係る凹部41及び凸部42についても同様の変形を適用し得る。
上記実施形態では、接合の態様として抵抗スポット溶接を例示したが、接合の態様はこれに限られず、レーザ溶接などの他の態様であってもよい。レーザ溶接を用いる場合、溶接予定線に沿って連続的に溶接部を形成する連続溶接であってもよく、溶接予定線に沿ってスポット状(非連続)に溶接部を形成するスポット溶接であってもよい。
1…鉄道車両構体、3…開口部、3B…上辺、3C…下辺、11…外板、12(12A,12B)…横骨、13…縦骨、21…本体部、22…側面、23…頂面、24…フランジ部、25…凸部(位置決め部)、31…本体部、32…側面、33…頂面、34…フランジ部、41…凹部(位置決め部)、42…凸部(位置決め部)、F…位置決め部、K1,K2…ハット型材、P(PA,PB)…交差部分。
Claims (4)
- 鉄道車両の外面を構成する外板と、
前記鉄道車両の長さ方向に延在する横骨と、
前記鉄道車両の高さ方向に延在する縦骨と、を備え、
前記横骨及び前記縦骨は、一対の側面及び頂面からなる本体部及び当該本体部から張り出すフランジ部を有するハット型材によって構成され、
前記横骨と前記縦骨との交差部分では、前記横骨及び前記縦骨の一方において前記外板に接合されるフランジ部の一部を切り欠いて形成された位置決め部によって、前記横骨と前記縦骨とが位置決めされている鉄道車両構体。 - 前記位置決め部は、前記横骨のフランジ部の一部を前記高さ方向に突出させた凸部によって構成されている請求項1記載の鉄道車両構体。
- 前記位置決め部は、前記横骨のフランジ部の一部を前記高さ方向に切り欠いた凹部と、前記縦骨のフランジ部を前記高さ方向に突出させた凸部とによって構成されている請求項1記載の鉄道車両構体。
- 前記外板は、窓枠に対応する開口部を有し、
前記位置決め部は、前記開口部の上辺及び下辺に対応する位置で対に設けられている請求項1~3のいずれか一項記載の鉄道車両構体。
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