JP2024060810A - 液封入式防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動板と格子との接触時の異音を抑制できる液封入式防振装置を提供すること。【解決手段】第1仕切板23の複数の第1格子23bから可動板30へ向かって複数の第1突起25が突出しているため、第1仕切板23への可動板30の変形または変位を第1突起25によって規制できる。更に、その変形または変位を規制するための突起を可動板30に設ける場合と比べて、第1格子23bに第1突起25を設けることで、可動板30を軽くできる。その結果、第1格子23bと可動板30との接触による打音の発生エネルギーを小さくでき、その打音に基づく異音を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は液封入式防振装置に関し、特に可動板と格子との接触時の異音を抑制できる液封入式防振装置に関するものである。
エンジン等の振動源を車体(支持側)に支持する防振装置として、例えば特許文献1に開示される液封入式防振装置が知られている。特許文献1に開示される液封入式防振装置は、内部に形成された液室が仕切体により第1液室と第2液室とに仕切られている。仕切体は、第1液室に面する第1仕切板と、第2液室に面する第2仕切板と、第1仕切板と第2仕切板との間に配置されて円板状の弾性体から構成される可動板と、を備えている。
この第1仕切板および第2仕切板には、板厚方向に貫通する複数の貫通孔が周方向に並んで形成され、複数の貫通孔の間により格子が形成される。第1液室および第2液室の液圧が貫通孔を介して可動板に付与され、可動板が変形または変位することにより、液封入式防振装置に入力された振動エネルギーが消費される。更に、この可動板の変形または変位が、可動板から突出した突起を第1仕切板や第2仕切板の格子に当てることで規制される。
特開2013-32828号公報
しかしながら、特許文献1では、第1仕切板および第2仕切板への可動板の組付時や使用中に、円板状の可動板が周方向に回転する可能性があるので、格子に当てるための突起を円環状に形成する必要がある。このように、格子に当たらず貫通孔に相対する部分にも突起が設けられるため、可動板の重量が増加する。その結果、可動板と格子との接触による打音を発生させるためのエネルギーが大きくなり、異音性能が悪化するおそれがある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、可動板と格子との接触時の異音を抑制できる液封入式防振装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の液封入式防振装置は、第1部材および筒状の第2部材と、前記第1部材と前記第2部材とを連結する弾性体製の防振基体と、前記第2部材に取り付けられて前記防振基体との間に液体が封入された液室を形成する弾性体製のダイヤフラムと、前記液室を第1液室と第2液室とに仕切る仕切体と、前記第1液室と前記第2液室とを連通するオリフィスと、を備え、前記仕切体は、板厚方向に貫通して周方向に並んだ複数の第1貫通孔、及び、複数の前記第1貫通孔の間により形成される複数の第1格子を有して前記第1液室に面する第1仕切板と、前記第2液室に面する第2仕切板と、複数の前記第1貫通孔および前記第1格子に相対するよう前記第1仕切板と前記第2仕切板との間に配置される弾性体製の可動板と、を備え、複数の前記第1格子から前記可動板へ向かって複数の第1突起が突出する。
請求項1記載の液封入式防振装置によれば、第1仕切板の複数の第1格子から可動板へ向かって複数の第1突起が突出しているため、第1仕切板への可動板の変形または変位を第1突起によって規制できる。更に、その変形または変位を規制するための突起を可動板に設ける場合と比べて、第1格子に第1突起を設けることで、可動板を軽くできる。その結果、第1格子と可動板との接触による打音の発生エネルギーを小さくでき、その打音に基づく異音を抑制できる。
請求項2記載の液封入式防振装置によれば、請求項1記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。第2仕切板は、可動板に面する部位を板厚方向に貫通して周方向に並んだ複数の第2貫通孔と、複数の第2貫通孔の間により形成される複数の第2格子と、を備える。この第2格子から可動板へ向かって複数の第2突起が突出しているため、第2仕切板への可動板の変形または変位を第2突起によって規制できる。更に、その変形または変位を規制するための突起を可動板に設ける場合と比べて、第2格子に第2突起を設けることで、可動板を軽くできる。よって、第1仕切板および第2仕切板それぞれと可動板との接触による打音の発生エネルギーをいずれも小さくでき、それらの打音に基づく異音を抑制できる。
請求項3記載の液封入式防振装置によれば、請求項2記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。複数の第1格子と複数の第2格子とは、互いに周方向にずれて配置されている。これにより、第1格子から突出する第1突起と、第2格子から突出する第2突起とがそれぞれ可動板に接触するときの歪みが、可動板の周方向の一部に集中することを抑制できる。その結果、可動板の耐久性を向上できる。
請求項4記載の液封入式防振装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。複数の第1突起には高さが異なるものがある。これにより、可動板が第1仕切板側へ変形または変位するとき、可動板に接触する複数の第1突起が徐々に増え、その変形または変位が規制される。これにより、略同一のタイミングで第1突起の全てが可動板に接触する場合と比べ、第1突起と可動板との接触時の異音を抑制できる。
請求項5記載の液封入式防振装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。複数の第1突起には、第1格子から突出する位置が径方向にずれたものがある。これにより、第1仕切板側への可動板の変形または変位の仕方に応じて、可動板に接触する複数の第1突起が徐々に増え、その変形または変位が規制されることがある。この場合、略同一のタイミングで第1突起の全てが可動板に接触する場合と比べ、第1突起と可動板との接触時の異音を抑制できる。
請求項6記載の液封入式防振装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。第1仕切板は、第1格子から径方向の外側および内側の少なくとも一方に延びて周方向に連続した環状部を備える。可動板は、この環状部に接触可能に突出する環状突起を備える。この環状突起よりも第1突起が低い。そのため、環状突起が環状部に接触した状態でも、第1突起に向かって可動板を撓ませることができ、この撓みによる減衰性能を確保できる。
請求項7記載の液封入式防振装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置が奏する効果に加え、次の効果を奏する。円板状または円環板状に形成された可動板は、第1仕切板および第2仕切板に対して可動板の周方向に回転自在に液体の中で浮いている。この可動板の回転に応じて、可動板に対する第1突起の接触位置が変化する。よって、第1突起との接触時の歪みが可動板の周方向の一部に集中することを抑制できるため、可動板の耐久性を向上できる。
第1実施形態における液封入式防振装置の断面図である。 仕切体の平面図である。 図2のIII-III線における仕切体の断面図である。 第2実施形態における仕切体の断面図である。 第3実施形態における仕切体の平面図である。
以下、好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態における液封入式防振装置10の断面図である。なお、図1には、液封入式防振装置10に振動(荷重)が入力されていない無荷重状態を示している。特に指定が無い限り、液封入式防振装置10の各部について無荷重状態を説明する。また、以下の説明では、図1の紙面上側を液封入式防振装置10の上側などとして説明するが、この液封入式防振装置10の上下と、液封入式防振装置10が取り付けられる車両の上下とは必ずしも一致しない。
液封入式防振装置10は、自動車のエンジンを弾性支持するエンジンマウントである。液封入式防振装置10は、振動源であるエンジン側に取り付けられる第1部材11と、支持側の車体に取り付けられる筒状の第2部材12と、第1部材11と第2部材12とを連結する弾性体から構成される防振基体13と、を主に備える。なお、図1の液封入式防振装置10の断面図は、筒状の第2部材12の軸心Cを含む軸方向断面図である。軸心C方向(軸方向)は、液封入式防振装置10の上下方向である。
第1部材11は、第2部材12の上方に位置するように軸心C上に配置されたボス金具であり、鉄鋼やアルミニウム合金などの金属により形成される。第1部材11の上端面にはボルト孔が形成されている。第1部材11は、ボルト孔に取り付けられるボルトを介してエンジン側に取り付けられる。
第2部材12は、軸心Cを中心とした円筒状の部材であり、主に鉄鋼などの金属により形成される。第2部材12は、上端側の大径部12aと、大径部12aの下端に連なり下方へ向かって徐々に内外径が小さくなる縮径部12bと、縮径部12bの下端に連なり大径部12aよりも内外径が小さい小径部12cと、を備える。例えば、車体側に設けた筒状のブラケットに第2部材12が挿入されることで、第2部材12が車体側に取り付けられる。
防振基体13は、略傘状に形成されるゴムや熱可塑性エラストマ等の弾性体製の部材である。防振基体13は、第1部材11の下部と、大径部12a及び縮径部12bの内周面とにそれぞれ加硫接着され、これらを連結する。防振基体13の下端部には、小径部12cの内周面を覆うゴム膜状の膜部14が連なる。この膜部14は第2部材12の一部である。
第2部材12には、小径部12cの下端開口部を塞ぐようにダイヤフラム15が取付部16を介して取り付けられる。ダイヤフラム15は、ゴム等の弾性体製の膜である。取付部16は、鉄鋼などの金属製の環状部材である。取付部16の内周部に全周に亘ってダイヤフラム15の外周部が加硫接着される。
防振基体13、第2部材12及びダイヤフラム15により区画される密閉空間によって液室が形成される。液室には、エチレングリコール等の不凍性の液体(図示せず)が封入される。液室は、仕切体20により、防振基体13が室壁の一部を構成する第1液室17と、ダイヤフラム15が室壁の一部を構成する第2液室18とに仕切られる。
なお、ダイヤフラム15及び仕切体20を第2部材12に取り付けるには、まず、膜部14の上端から径方向の内側へ段差状に張り出す防振基体13の段差13aに当たるまで、第2部材12の小径部12cに仕切体20を挿入する。次いで、ダイヤフラム15が一体化された取付部16を小径部12cに挿入した後、小径部12c(第2部材12)を絞り加工により縮径させて、仕切体20及び取付部16の外周部を膜部14で保持する。これにより、ダイヤフラム15及び仕切体20が第2部材12に取り付けられる。
図1に加えて図2,3を参照しながら仕切体20を説明する。図2は、仕切体20の平面図である。図2のI-I線における仕切体20の断面が図1に示されている。図2には、複数の第1突起25が破線で示されている。図3は、図2のIII-III線における仕切体20の断面図である。図3には、第1格子23bと第1突起25との境界線、第2格子26bと第2突起28との境界線がそれぞれ破線で示されている。
図1,2に示すように、仕切体20は、膜部14の内側に保持される筒部材21と、筒部材21の内周側を上下に仕切る平板状の第1仕切板23及び第2仕切板26と、第1仕切板23と第2仕切板26との間に配置される可動板30と、を備える。第1液室17に面する第1仕切板23と、第2液室18に面する第2仕切板26とは、互いに上下に重ねられて溶着や接着、圧入により接合される。
筒部材21は、金属や合成樹脂製の円筒状の部位である。筒部材21の外周面は、全周に亘り膜部14を介して第2部材12の小径部12cに押し付けられる。筒部材21の外周面には略2周の長さの外周溝22が形成される。この外周溝22と膜部14との間によって第1オリフィス19が形成される。
外周溝22の一端が、第1仕切板23よりも上方で筒部材21の内周面に開口したり筒部材21の上端に開口したりすることによって、第1オリフィス19が第1液室17に連通する。外周溝22の他端が、第2仕切板26よりも下方で筒部材21の内周面に開口したり筒部材21の下端に開口したりすることによって、第1オリフィス19が第2液室18に連通する。
このように、第1オリフィス19は、第1液室17と第2液室18とを連通する流路である。第1オリフィス19は、例えば車両走行時のシェイク振動を減衰するため、大振幅のシェイク振動の入力時にシェイク振動に対応した周波数帯(例えば5~15Hz程度)で減衰係数が大きくなるよう、第1オリフィス19の流路断面積、長さ、断面周長などが設定される。
第1仕切板23は、金属や合成樹脂製の部位であり、軸心Cと垂直な円板状に形成される。第1仕切板23の径方向の中央から、軸心Cを中心とした円柱状の台部23aが下方(第2仕切板26側)へ突出する。
第1仕切板23には、台部23aよりも径方向の外側で複数の第1貫通孔24が板厚方向(上下方向)に貫通形成されている。複数の第1貫通孔24は、周方向に並んで配置される。これら複数の第1貫通孔24の間によって複数の第1格子23bが形成される。第1格子23bは、軸心Cを中心とした放射状に略一定の幅で延びている。
複数の第1格子23bの径方向の中央からは、それぞれ下方へ向かって複数の第1突起25が突出している。第1突起25は、1つの第1格子23b毎に1つずつ設けられている。第1突起25は、円錐台状に形成されている。
第1仕切板23は、第1格子23bから径方向の内側に延びて周方向に連続した内環状部23cと、第1格子23bから径方向の外側に延びて周方向に連続した外環状部23dと、を備える。内環状部23cは、第1格子23bと台部23aとを径方向に繋ぐ部位である。外環状部23dは、筒部材21の内周面まで延びる。
外環状部23dから上方へ円筒部23eが延び、円筒部23eの上端縁から径方向の外側へフランジ23fが延びる。フランジ23fが筒部材21の上端に接触するまで、円筒部23eを筒部材21の内周側に嵌めることで、第1仕切板23が筒部材21に取り付けられる。筒部材21の上端に接触したフランジ23fが防振基体13の段差13aに接触する。また、円筒部23e及びフランジ23fは、外周溝22の第1液室17側の開口を塞がないように、周方向の一部が省略されている。
第2仕切板26は、筒部材21と一体成形される部位であり、軸心Cと垂直な円板状に形成される。第2仕切板26の外周縁が全周に亘って筒部材21の内周面に接続され、筒部材21に取り付けられた第1仕切板23と第2仕切板26との間に収容空間29を形成する。
第2仕切板26の径方向の中央であって台部23aと対向する位置から、軸心Cを中心とした円柱状の台部26aが上方(第1仕切板23側)へ突出する。この台部26aと第1仕切板23の台部23aとの先端同士が溶着などにより接合される。収容空間29は、この台部23a,26aの周りに設けられて環状に形成される。
第2仕切板26には、台部26aよりも径方向の外側で複数の第2貫通孔27が板厚方向に貫通形成されている。複数の第2貫通孔27は、周方向に並んで配置される。これら複数の第2貫通孔27の間によって複数の第2格子26bが形成される。第2格子26bは、軸心Cを中心とした放射状に略一定の幅で延びている。
複数の第2格子26bの径方向の中央からは、それぞれ上方へ向かって複数の第2突起28が突出している。第2突起28は、1つの第2格子26b毎に1つずつ設けられている。第2突起28は、円錐台状に形成されている。
図1,3に示すように、第2貫通孔27、第2格子26b及び第2突起28は、第1仕切板23の第1貫通孔24、第1格子23b及び第1突起25のそれぞれと対称(鏡映)に形状、位置および寸法(高さH1等)が設定されている。よって、仕切体20の底面図は、図2に示す仕切体20の平面図と略同一である。
図1に示すように、第2仕切板26は、第2格子26bから径方向の内側に延びて周方向に連続した内環状部26cと、第2格子26bから径方向の外側に延びて周方向に連続した外環状部26dと、を備える。内環状部26cは、第2格子26bと台部26aとを径方向に繋ぐ部位である。外環状部26dは、筒部材21の内周面まで延びる。
可動板30は、ゴムや熱可塑性エラストマ等の弾性体から構成される部材であり、軸心Cを中心とした円環板状に形成される。可動板30は、第1仕切板23と第2仕切板26との間の収容空間29に配置され、台部23a,26aを囲む。
第1仕切板23及び第2仕切板26にそれぞれ形成された第1貫通孔24及び第2貫通孔27を介して、第1液室17及び第2液室18の液圧が収容空間29内の可動板30に付与される。この液圧によって可動板30が変形または変位することにより、液封入式防振装置10に入力された振動エネルギーが消費され、液封入式防振装置10によって振動を減衰できる。
可動板30は、複数の第1貫通孔24、第1格子23b、第2貫通孔27及び第2格子26bに相対する部位が平板状に形成されている。更に、可動板30は、内環状部23cに向かって突出する環状突起31と、外環状部23dに向かって突出する環状突起32と、内環状部26cに向かって突出する環状突起33と、外環状部26dに向かって突出する環状突起34と、を備える。
環状突起31~34はいずれも、全周に亘って連続した円環状の部位であり、軸心Cを中心とした同心円上に2つずつ配置されている。また、環状突起31と環状突起33とは、上下両面で互い違いに配置されている。同様に、環状突起32と環状突起34とは、上下両面で互い違いに配置されている。これにより、各突起を上下両面で同じ位置に配置した場合と比べ、可動板30の厚い部分と薄い部分との剛性の差を小さくできる。その結果、可動板30の薄い部分を起点に亀裂が生じ易くなることを抑制でき、可動板30の耐久性を向上できる。
また、環状突起31~34の高さH2はいずれも同一であり、可動板30の全体の厚さ(上下両側の環状突起31~34の先端間の上下方向の距離)よりも収容空間29の上下方向の寸法が大きい。更に、可動板30の内径よりも収容空間29の内径(台部23a,26aの外径)が小さく、可動板30の外径よりも収容空間29の外径(筒部材21の内径)が大きい。よって、可動板30が収容空間29の中央に位置する(収容空間29の各壁面に非接触である)場合には、収容空間29の各壁面と可動板30との隙間、第1貫通孔24及び第2貫通孔27によって、第1液室17と第2液室18とを連通する第2オリフィスが形成される。
この第2オリフィスは、例えばアイドル時(車両停止時)のアイドル振動を低減するため、小振幅のアイドル振動の入力時にアイドル振動に対応した周波数帯(例えば15~50Hz程度)で減衰係数が大きくなるよう、第2オリフィスの流路断面積、長さ、断面周長などが設定される。
第1貫通孔24及び第2貫通孔27を介した可動板30への液圧の付与により可動板30が上下方向に変位すると、第2オリフィスが遮断されることがある。具体的に、環状突起31,32がそれぞれ第1仕切板23の内環状部23c及び外環状部23dに全周に亘って押し付けられたときに、第2オリフィスが遮断される。また、環状突起33,34がそれぞれ第2仕切板26の内環状部26c及び外環状部26dに全周に亘って押し付けられたときに、第2オリフィスが遮断される。なお、第2オリフィスが遮断された場合は、第1オリフィス19による減衰特性が主に発揮される。
この遮断された状態でも、環状突起31,32間および環状突起33,34間の可動板30は、第1貫通孔24及び第2貫通孔27を介した液圧の付与によって、上下方向に変形(変位)する。この変形した可動板30が、第1格子23bの第1突起25や、第2格子26bの第2突起28に接触することで、その可動板30の変形が規制される。
その変形を規制するための円環状の突起を可動板30に設ける場合と比べ、第1格子23bに第1突起25を、第2格子26bに第2突起28をそれぞれ設けることで、可動板30を軽くできる。その結果、第1仕切板23及び第2仕切板26それぞれと可動板30との接触による打音の発生エネルギーをいずれも小さくできる。よって、その打音に基づく異音を抑制できる。
なお、第1突起25及び第2突起28の高さH1は、環状突起31~34の高さH2よりも低い。そのため、環状突起31,32が内環状部23c及び外環状部23dに接触した状態でも、第1突起25へ向かって可動板30を撓ませることができ、この撓みによる減衰性能を確保できる。同様に、環状突起33,34が内環状部26c及び外環状部26dに接触した状態でも、第2突起28へ向かって可動板30を撓ませることができ、この撓みによる減衰性能を確保できる。
可動板30は、第1仕切板23と第2仕切板26との間に挟み込まれることなく、収容空間29の液体の中で浮いている。そのため、可動板30は、第1仕切板23及び第2仕切板26に対して周方向に回転自在である。この可動板30の回転に応じて、可動板30に対する第1突起25や第2突起28の接触位置が変化する。よって、第1突起25や第2突起28との接触時の歪みが可動板30の周方向の一部に集中することを抑制できるため、可動板30の耐久性を向上できる。
次に図4を参照して第2実施形態について説明する。第1実施形態では、第1格子23bと第2格子26bとが向かい合い、第1突起25及び第2突起28の高さH1が全て同一である場合について説明した。これに対し第2実施形態では、複数の第1格子23bと複数の第2格子26bとが互いに周方向にずれ、第1突起25,25a,25b及び第2突起28a,28bの高さが互いに異なる場合を説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図4は、第2実施形態における液封入式防振装置の仕切体40の断面図である。この図4には、図3と同じ位置の断面が示されている。仕切体40の第1仕切板41及び第2仕切板42は、第1実施形態における第1仕切板23及び第2仕切板26と略同一に構成されているため、以下それらの相違点のみ説明する。
第1仕切板41の複数の第1格子23bからは、複数の第1突起25,25a,25bがそれぞれ下方へ突出する。第1突起25の高さH1よりも第1突起25aの高さH3が大きく、第1突起25の高さH1よりも第1突起25bの高さH4が小さい。
これにより、可動板30が第1仕切板41側へ変形または変位するとき、可動板30に第1突起25a,25,25bの順に接触し、その変形または変位が規制される。このように、可動板30に接触する複数の第1突起25,25a,25bが徐々に増えることで、第1実施形態のように略同一のタイミングで第1突起25の全てが可動板30に接触する場合と比べ、第1突起25,25a,25bと可動板30との接触時の異音を抑制できる。
第2仕切板42の複数の第2格子26bからは、複数の第2突起28a,28bがそれぞれ上方へ突出する。なお図示しないが、図4の第2突起28aの右側の第2格子26bから第2突起28(図3参照)が上方へ突出する。第2突起28の高さH1よりも第2突起28aの高さH3が大きく、第2突起28の高さH1よりも第2突起28bの高さH4が小さい。これにより、可動板30が第2仕切板42側へ変形または変位するとき、可動板30に第2突起28a,28,28bの順に接触する。その結果、第1突起25,25a,25bと同様に、第2突起28,28a,28bと可動板30との接触時の異音を抑制できる。
第1突起25,25a,25bは、周方向に(図4紙面右側に向かうにつれて)高さH3,H1,H4の順で周期的に並んでいる。これは、第2突起28,28a,28bも同様である。これらの結果、第1突起25,25a,25b及び第2突起28,28a,28bそれぞれに接触したときの可動板30の変形の仕方をコントロールし易くでき、その接触時における可動板30の特性をコントロールし易くできる。
第1仕切板41の第1格子23bと第2仕切板42の第2格子26bとは、互いに周方向にずれている。これにより、第1格子23bから突出する第1突起25,25a,25bと、第2格子26bから突出する第2突起28,28a,28bとがそれぞれ可動板30に接触するときの歪みが、可動板30の周方向の一部に集中することを抑制できる。その結果、可動板30の耐久性を向上できる。
更に、隣り合う第1格子23bの中間位置に第2格子26bが位置し、隣り合う第2格子26bの中間位置に第1格子23bが位置する。これにより、第1突起25,25a,25bや第2突起28,28a,28bと接触するときの可動板30の歪みをより周方向に分散し易くできる。その結果、可動板30の耐久性をより向上できる。
互い違いに配置された第1突起25,25a,25bと第2突起28,28a,28bとは、周方向に(図4紙面右側に向かうにつれて)高さH4,H1,H3の順に周期的に並んでいる。即ち例えば、高さH4の第2突起28bと、高さH3の第2突起28aとの間に、高さH1の第1突起25が位置する。これにより、第1突起25,25a,25b及び第2突起28,28a,28bの間で上下に振動して、それらに接触する可動板30の変形の仕方をコントロールし易くでき、その接触時における可動板30の特性をコントロールし易くできる。
次に図5を参照して第3実施形態について説明する。第1実施形態では、全ての第1突起25が第1格子23bの径方向の中央に配置される場合について説明した。これに対し第3実施形態では、複数の第1突起25,51,52が径方向にずれて配置される場合を説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図5は、第3実施形態における液封入式防振装置の仕切体50の平面図である。仕切体50の第1仕切板23の複数の第1格子23bからは、可動板30(図1参照)へ向かって複数の第1突起25,51,52が突出する。図5には、これら複数の第1突起25,51,52が破線で示されている。
第1突起25は、第1格子23bの径方向の中央から突出している。第1突起51は、第1格子23bの径方向の外側から突出している。第1突起52は、第1格子23bの径方向の内側から突出している。これにより、第1仕切板23側への可動板30の変形または変位の仕方に応じて、可動板30に接触する複数の第1突起25,51,52が徐々に増え、その変形または変位が規制されることがある。
具体的に本実施形態では、可動板30の径方向の内側および外側に環状突起31,32(図1参照)が設けられているため、それらが第1仕切板23に接触すると、環状突起31,32の間で可動板30が第1突起25,51,52へ向かって変形する。この変形量は、環状突起31,32から離れる程に大きくなるため、可動板30が第1突起25に接触した後、可動板30が第1突起51,52に接触する。これにより、第1実施形態のように略同一のタイミングで第1突起25の全てが可動板30に接触する場合と比べ、第1突起25,51,52と可動板30との接触時の異音を抑制できる。
第1突起25,51,52は、周方向に時計回りに径方向の中央、外側、内側の順に周期的に並んでいる。これにより、第1突起25,51,52に接触したときの可動板30の変形の仕方をコントロールし易くでき、その接触時における可動板30の特性をコントロールし易くできる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、軸心Cから径方向へオフセットした位置に第1部材11を配置しても良い。また、第2部材12の軸心Cと、可動板30の軸心Cとをオフセットしても良い。台部23a,26aの位置に、第1液室17が過度な負圧となった場合に第2液室18から第1液室17へ液体を移動させるキャビテーションバルブを設けても良い。
また、第1オリフィス19の形成位置や長さ等を適宜変更しても良い。第1液室17及び第2液室18とは別の液室を仕切体20内などに形成しても良い。第1オリフィス19とは別のオリフィスで2液室間を連通しても良い。
また、ダイヤフラム15の下部(第1液室17及び第2液室18とは反対側)にカップ形状のキャップ金具を設け、そのキャップ金具の内面とダイヤフラム15とによって空気室を形成しても良い。この空気室を密閉空間としてエアスプリング効果を持たせても良い。キャップ金具の一部に貫通孔を設けて空気室を大気開放し、貫通孔を通る空気による減衰効果を付加しても良い。
上記実施形態では、液封入式防振装置10の適用対象として、エンジンマウントを例示したが、その適用対象は任意である。他の適用対象としては、例えばモーターマウント、メンバーマウント、デフマウントが例示される。また、エンジンなどの振動源側に第1部材11を取り付け、車体などの振動受側に第2部材12を取り付ける場合に限らず、振動源側に第2部材12を取り付けて振動受側に第1部材11を取り付けても良い。
上記実施形態では、第1液室17の室壁の一部を防振基体13が構成し、第2液室18の室壁の一部をダイヤフラム15が構成する場合を説明したが、必ずしもこれに限らない。例えば、第2液室18を第1液室と称してもよく、第1液室17を第2液室と称しても良い。この場合、基本的に上記実施形態における仕切体20,40,50の各部の名称のうち、「第1」と「第2」とが逆になる。
上記実施形態の一部を省略しても良い。例えば、第1仕切板23の円筒部23e及びフランジ23fを省略しても良い。膜部14を省略して第2部材12の内周面に仕切体20,40,50及びダイヤフラム15を取り付けても良い。環状突起31~34の少なくとも1つを省略しても良い。また、台部23a,26aを省略し、可動板30を円板状に形成しても良い。
上記各実施形態の一部を他の実施形態の一部と組み合わせても良い。例えば、第2実施形態における高さH1,H3,H4を異ならせた第1突起25,25a,25bが突出する位置を、第3実施形態のように径方向にずらしても良い。また、第3実施形態の第1突起25,51,52のように、第1,2実施形態における複数の第2突起28,28a,28bが突出する位置を径方向にずらしても良い。
また、複数の第1突起および第2突起の高さを異ならせる場合、3種類の高さH1,H3,H4だけでなく、その高さを2種類や4種類以上にしても良い。更に、複数の第1突起および第2突起を高さ順に周方向に並べる場合に限らず、それらを不規則に並べても良い。
また、複数の第1突起および第2突起を径方向にずらす場合、径方向の外側、中央、内側の3か所だけでなく、その位置を2か所や4か所以上にしても良い。複数の第1突起および第2突起の位置を1か所にする場合、径方向の中央に限らなくても良い。更に、複数の第1突起および第2突起を、径方向の中央、外側、内側の順で周方向に並べる場合に限らず、それらを不規則に並べても良い。
上記実施形態では、周方向に並んだ第1貫通孔24や第2貫通孔27が1列のみである場合を説明したが、それらを径方向に2列以上並べても良い。この場合、径方向の内側の第1貫通孔24や第2貫通孔27と、径方向の外側の第1貫通孔24や第2貫通孔27とで数や寸法、形状を変更しても良い。
上記実施形態では、第1突起25,25a,25b,51,52が1つの第1格子23b毎に1つずつ設けられ、第2突起28,28a,28bが1つの第2格子26b毎に1つずつ設けられる場合を説明したが、これに限られない。例えば、1つの第1格子23bに2つ以上の第1突起25,25a,25b,51,52を設けても良く、1つの第2格子26bに2つ以上の第2突起28,28a,28bを設けても良い。また、複数の第1格子23bや第2格子26bのうち、部分的に第1突起25,25a,25b,51,52や第2突起28,28a,28bを設けなくても良い。
上記実施形態では、可動板30が収容空間29の液体の中で浮いている場合を説明したが、これに限られない。例えば、第1仕切板23と第2仕切板26との間に可動板30を挟み込んでも良い。また、可動板30で収容空間29を上下に区画し、収容空間29を通して第1液室17と第2液室18との間で液体を移動できなくしても良い。
上記実施形態では、環状突起31~34が周方向に連続したものである場合を説明したが、これに限られない。例えば、環状突起31~34の周方向の一部にスリットを設けても良い。また、複数の環状突起31~34には、高さが異なるものがあっても良い。複数の環状突起31~34が同心円上に配置される場合に限らず、それらの中心同士をオフセットしても良い。
10 液封入式防振装置
11 第1部材
12 第2部材
13 防振基体
15 ダイヤフラム
17 第1液室
18 第2液室
19 第1オリフィス(オリフィス)
20,40,50 仕切体
23,41 第1仕切板
23b 第1格子
23c,26c 内環状部(環状部)
23d,26d 外環状部(環状部)
24 第1貫通孔
25,25a,25b,51,52 第1突起
26,42 第2仕切板
26b 第2格子
27 第2貫通孔
28,28a,28b 第2突起
30 可動板
31,32,33,34 環状突起

Claims (7)

  1. 第1部材および筒状の第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを連結する弾性体製の防振基体と、
    前記第2部材に取り付けられて前記防振基体との間に液体が封入された液室を形成する弾性体製のダイヤフラムと、
    前記液室を第1液室と第2液室とに仕切る仕切体と、
    前記第1液室と前記第2液室とを連通するオリフィスと、を備え、
    前記仕切体は、板厚方向に貫通して周方向に並んだ複数の第1貫通孔、及び、複数の前記第1貫通孔の間により形成される複数の第1格子を有して前記第1液室に面する第1仕切板と、
    前記第2液室に面する第2仕切板と、
    複数の前記第1貫通孔および前記第1格子に相対するよう前記第1仕切板と前記第2仕切板との間に配置される弾性体製の可動板と、を備え、
    複数の前記第1格子から前記可動板へ向かって複数の第1突起が突出することを特徴とする液封入式防振装置。
  2. 前記第2仕切板は、前記可動板と相対する部位を板厚方向に貫通して周方向に並んだ複数の第2貫通孔と、
    複数の前記第2貫通孔の間により形成される複数の第2格子と、を備え、
    複数の前記第2格子から前記可動板へ向かって複数の第2突起が突出することを特徴とする請求項1記載の液封入式防振装置。
  3. 複数の前記第1格子と複数の前記第2格子とは、互いに周方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項2記載の液封入式防振装置。
  4. 複数の前記第1突起には高さが異なるものがあることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置。
  5. 複数の前記第1突起には、前記第1格子から突出する位置が径方向にずれたものがあることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置。
  6. 前記第1仕切板は、前記第1格子から径方向の外側および内側の少なくとも一方に延びて周方向に連続した環状部を備え、
    前記可動板は、前記環状部に接触可能に突出する環状突起を備え、
    前記環状突起よりも前記第1突起が低いことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置。
  7. 前記可動板は、円板状または円環板状に形成され、前記第1仕切板および前記第2仕切板に対して前記可動板の周方向に回転自在に前記液体の中で浮いていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液封入式防振装置。
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