JP2022116685A - 冷凍装置 - Google Patents

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Fumio Igarashi
聡 河野
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Abstract

【課題】配管接続作業を容易に行うことができる冷凍装置を提供する。【解決手段】冷凍装置は、液体と冷媒との間で熱交換させる熱交換器と、熱交換器を収容する筐体と、液体が流れる液配管33aと、を備え、液配管33aは、一端に外部配管33bが接続される接続部41を備え、液配管33aの他端に熱交換器が接続され、接続部41は、外部配管33bの端部がねじ込まれるねじ部41bを有し、ねじ部41bの全体又は一部が、筐体内に配置され、ねじ部41bが、筐体の外部に露出している。【選択図】図7

Description

本開示は、冷凍装置に関する。
特許文献1には、冷媒循環回路と、給湯回路とを有するヒートポンプ給湯装置が開示されている。冷媒循環回路は、圧縮機、凝縮熱交換器、蒸発熱交換器、冷媒配管等を備え、これらは室外機の筐体内に収容されている。給湯回路は、貯湯タンクと、水循環配管と、給水ポンプとを備えている。水循環配管は、貯湯タンクと凝縮熱交換器とを接続し、これらの間で水の循環経路を形成する。給水ポンプは、水循環配管を介して貯湯タンクと凝縮熱交換器との間で水を循環させる。
水循環配管は、室外機側に設けられる部分と、貯湯タンク側に設けられる部分とに分かれている。室外機側に設けられる水循環配管の端部には、貯湯タンク側の水循環配管を接続させる接続口が設けられている。
特開2013-047591号公報
特許文献1記載のヒートポンプ給湯装置においては、室外機の筐体から水循環配管の接続口が突出している。そのため、接続口を覆うためのカバーを必要としている。このようなカバーが存在すると、貯湯タンク側の水循環配管を接続するためにカバーを取り外す必要があり、配管接続作業が煩雑となる。
本開示は、配管接続作業を容易に行うことができる冷凍装置を提供することを目的とする。
(1)本開示の冷凍装置は、
液体と冷媒との間で熱交換させる熱交換器と、
前記液体が流れる液配管と、
前記熱交換器及び前記液配管を収容する筐体と、
を備え、
前記液配管は、一端に外部配管が接続される接続部を備え、
前記液配管の他端に、前記熱交換器が接続され、
前記接続部は、前記外部配管の端部がねじ込まれるねじ部を有し、
前記ねじ部の全体又は一部が、前記筐体内に配置され、
前記ねじ部が、前記筐体の外部に露出している。
上記の構成によれば、接続部のねじ部の全体または一部が筐体内に配置されているので、筐体からの接続部の突出を抑えてカバーを不要とすることができ、ねじ部が筐体の外部に露出しているので、筐体の外部から接続部のねじ部に外部配管をねじ込んで接続することができる。したがって、外部配管の接続作業を容易に行うことができる。
(2)好ましくは、前記筐体が、側面パネルを有し、
前記側面パネルに、前記ねじ部を外部に露出させる開口が形成されている。
この構成によれば、接続部のねじ部を容易に筐体の外部に露出させることができる。
(3)好ましくは、前記接続部の先端面は、前記側面パネルの最も外側の外面と同一面上に配置されるか、又は、前記外面よりも前記筐体の内部側に配置されている。
この構成によれば、接続部の全体が筐体の側面パネルから突出しないように構成することができる。
(4)好ましくは、前記ねじ部の軸心が、前記側面パネルの法線方向と平行に配置されている。
この構成によれば、外部配管を接続部に接続するとき、ねじ部に向けて側面パネルに直交する方向へ外部配管を差し込み回転させればよいので、外部配管の接続作業をより容易に行うことができる。
(5)好ましくは、冷凍装置が、前記筐体に固定される支持フレームを備え、
前記接続部が、前記支持フレームに支持されている。
この構成によれば、接続部に外部配管を接続するときに、人手によって接続部を支持する必要がなく、筐体の外部から容易に外部配管を接続することができる。
(6)好ましくは、前記支持フレームは、前記接続部に隣接して配置され前記筐体に固定される第1フレーム部材と、前記第1フレーム部材と前記接続部とを連結する第2フレーム部材と、を備え、
前記第1フレーム部材と前記接続部との距離が、前記ねじ部の直径よりも小さい。
この構成によれば、第1フレーム部材と接続部との距離を短くし、接続部に外部配管をねじ込むときの負荷で第2フレーム部材が変形するのを抑制することができる。
(7)好ましくは、前記第2フレーム部材と前記接続部とが、溶接により接合されている。
この構成によれば、第2フレーム部材と接続部とを強固に接続することができる。
(8)好ましくは、冷凍装置は、2つの前記液配管を並べて備え、
前記支持フレームが、2つの前記液配管の並び方向に延びている。
この構成によれば、2つの液配管の接続部を共通の支持フレームで支持することができる。
(9)好ましくは、2つの前記液配管の並び方向に直交する方向に前記支持フレームと前記筐体とを連結する連結部材と、冷媒の充填又は回収のために用いられる冷媒ポートと、を備え、
前記連結部材に、前記冷媒ポートが支持されている。
この構成によれば、冷媒ポートを安定して支持することができる。
本開示の一実施形態に係る冷凍装置の概略的な構成図である。 冷凍装置の熱源ユニットの斜視図である。 熱源ユニットの内部を示す斜視図である。 熱源ユニットの内部を示す概略的な平面図である。 水配管の接続部の周辺を拡大して示す斜視図である。 第2熱交換器及び水配管の側面図である。 図5のA-A線における支持フレーム及び接続部の断面図である。 図5のB-B線における連結部材の断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、冷凍装置の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る冷凍装置の概略的な構成図である。
本実施形態の冷凍装置10は、例えば、空気調和装置である。冷凍装置10は、熱源ユニット11と、負荷側ユニット12とを有する。熱源ユニット11は、冷凍サイクル運転を行う冷媒回路13を備える。この冷媒回路13は、負荷側ユニット12で用いる熱媒体としての液体、例えば水を冷却又は加熱する。熱媒体は、水以外の液体、例えば、不凍液(ブライン)であってもよい。
冷媒回路13は、圧縮機21、四路切換弁22、第1熱交換器23、第1膨張弁24、第2膨張弁25、第2熱交換器26、アキュムレータ27、及びこれらを接続する冷媒配管28を備える。冷媒配管28には、熱媒体としての冷媒が流れる。
圧縮機21は、低圧のガス冷媒を吸引し高圧のガス冷媒を吐出する。圧縮機21は、インバータ制御によって運転回転数を調整可能なモータを備えている。圧縮機21は、モータがインバータ制御されることによって容量(能力)を変更可能な可変容量型(能力可変型)である。ただし、圧縮機21は、固定容量型であってもよい。
四路切換弁22は、冷媒配管28における冷媒の流れを反転させ、圧縮機21から吐出される冷媒を第1熱交換器23と第2熱交換器26とのどちらに供給するかを切り換えることができる。これにより、熱源ユニット11は、負荷側ユニット12で用いる水の冷却と加熱とを切り換えることができる。本実施形態の熱源ユニット11は、水の冷却のみ又は加熱のみを行うものであってもよい。
第1膨張弁24及び第2膨張弁25は、冷媒流量の調節を行うことが可能な電動膨張弁により構成されている。熱源ユニット11が水の冷却を行う場合、第1膨張弁24は、全開の状態となり、第2膨張弁25は、開度が制御され、冷媒の流量を調整する。熱源ユニット11が水の加熱を行う場合、第2膨張弁25は、全開の状態となり、第1膨張弁24は、開度が制御され、冷媒の流量を調整する。
第1熱交換器23は、例えばクロスフィンチューブ式又はマイクロチャネル式の熱交換器により構成されている。第1熱交換器23は、冷媒の凝縮器(放熱器)又は蒸発器として機能し、冷媒を凝縮又は蒸発させる。熱源ユニット11は、第1熱交換器23に外気を供給するファン29をさらに備える。
第2熱交換器26は、例えばプレート型熱交換器により構成されている。第2熱交換器26は、冷媒流路26aと、水流路(液流路)26bとを備えている。冷媒流路26aには、冷媒回路13の冷媒配管28が接続されている。水流路26bには、水配管(液配管)33,34が接続されている。第2熱交換器26は、冷媒流路26aを流れる冷媒と水流路26bを流れる水とを熱交換させる。第2熱交換器26は、冷媒の凝縮器(放熱器)又は蒸発器として機能し、冷媒を凝縮又は蒸発させる。
負荷側ユニット12は、例えば、室内等の空調対象空間に温度調節した空気を供給可能な位置、例えば、天井裏等に設置される。負荷側ユニット12は、第3熱交換器31と、ファン32とを備えている。第3熱交換器31は、熱源ユニット11の第2熱交換器26と水配管33,34で接続され、第2熱交換器26及び水配管33,34とともに水回路35を形成している。水配管33,34は、第3熱交換器31から第2熱交換器26へ水を流す第1水配管33と、第2熱交換器26から第3熱交換器31へ水を流す第2水配管34とからなる。水回路35は、第1水配管33に設けられた流量制御弁36及びポンプ37を含む。
第3熱交換器31は、第2熱交換器26から第2水配管34を通って流れてくる水(冷水又は温水)と室内空気との間で熱交換を行い、室内空気を所望の温度に調整する。熱交換後、第3熱交換器31から流出した水は第1水配管33を通って第2熱交換器26に戻る。この水の流れはポンプ37によって生成される。流量制御弁36は、第3熱交換器31を流れる水の流量を調整する。ファン32は、第3熱交換器31に室内の空気を吹き付け、熱交換後の空気を室内に供給する。
第1水配管33及び第2水配管34は、熱源ユニット11に設けられた一部33a,34aと、他の部分33b,34bとに分かれている。第1水配管33及び第2水配管34の一部33a,34aの先端には、接続部41が設けられている。この接続部41に、第1水配管33及び第2水配管34の他の部分33b,34bが接続される。
図2は、冷凍装置の熱源ユニットの斜視図である。図3は、熱源ユニットの内部を示す斜視図である。図4は、熱源ユニットの内部を示す概略的な平面図である。なお、以下の説明において、上、下、前、後、左、及び右という記載は、図面に示された矢印に従っている。具体的に、例えば図2及び図3において、互いに直交する矢印X,Y,Zのうち、矢印Xが示す方向(第1方向)を左右方向、矢印Yが示す方向(第2方向)を前後方向、矢印Zが示す方向(第3方向)を上下方向としている。ただし、これらの記載は一例にすぎず、例えば、方向Xを前後方向、方向Yを左右方向と読み替えてもよい。
熱源ユニット11は、筐体50を有している。この筐体50内には、図3及び図4に示すように、前述の冷媒回路13を構成する圧縮機21、四路切換弁22、第1熱交換器23、第2熱交換器26、及びアキュムレータ27等と、ファン29と、電装品箱30とが収容されている。筐体50は、直方体形状に形成されている。
筐体50は、底板51と、脚52と、支柱53と、上部フレーム54と、を有する。底板51は、図4に示すように、平面視で長方形状に形成されている。本実施形態では、底板51の長辺に沿った方向を左右方向Xとしている。図2及び図3に示すように、底板51の前後の長辺部分の下面には、左右方向Xに延びる脚52が設けられている。支柱53は、底板51の四隅に設けられている。支柱53は、底板51から上方へ延びている。上部フレーム54は、前後左右に隣接する支柱53の上部を連結している。
図3に示すように、上部フレーム54には、ファン29が取り付けられている。ファン29は、下から上へ向けて空気を流動させる。ファン29は、左右に並べて2個設けられている。各ファン29の周囲にはベルマウス44が設けられている。ファン29及びベルマウス44は、図2に示すように、前後左右の四方から上部パネル55によって覆われている。ファン29及びベルマウス44の上方は、網状の吹出グリル56で覆われている。
筐体50の4つの側面のうち前側の側面(前面)には、前面パネル(側面パネル)58が設けられている。前面パネル58は、筐体50の前面の大部分に設けられている。前面パネル58の上部は、前述の上部パネル55を構成している。前面パネル58は、1枚の板材によって構成されていてもよいし、複数の板材の組み合わせによって構成されていてもよい。
図4に示すように、筐体50内の底板51上には、圧縮機21、第1熱交換器23、第2熱交換器26、アキュムレータ27、電装品箱30等が載置されている。圧縮機21と電装品箱30とは、筐体50の前部側における左右方向Xの略中央に、左右に並べて配置されている。第2熱交換器26とアキュムレータ27とは、筐体50の後部側における左側に偏った位置に左右方向Xに並べて配置されている。第1熱交換器23は、筐体50の左側面、後面、右側面、及び前面の一部に沿うように設けられている。第1熱交換器23に対向する筐体50の側面は、第1熱交換器23に供給する空気を取り入れる取入口60とされている。圧縮機21、第2熱交換器26、アキュムレータ27、及び電装品箱30の前方には、第1熱交換器23は存在しておらず、前面パネル58が設けられている。
第2熱交換器26には、図1を参照して説明した、第1,第2水配管33,34の一部33a,34aが接続されている。具体的に、第1,第2水配管33,34の一部33a,34a(以下、単に「水配管33a,34a」ともいう)は、前後方向Yに延び、その後端部が第2熱交換器26の前面に接続されている。水配管33a,34aの前端部(先端部)には、図1を参照して説明した接続部41が設けられている。この接続部41には、図1に示す第1,第2水配管33,34の他の部分33b、34bが接続される。以下、第1、第2水配管33,34の他の部分33b,34bを「外部配管33b,34b」ともいう。
本実施形態の接続部41は、円筒形状に形成され、内周面に雌ねじ(ねじ部)41aが形成されたナットである(図7参照)。接続部41を含む水配管33a,34aの外周面には断熱材38が巻き付けられている。この断熱材38は、筐体50内で第1熱交換器23を通過した空気が水配管33a,34aを流れる水に与える熱の影響を抑制する。
図2及び図4に示すように、筐体50の前面パネル58には、水配管33a,34aの接続部41が配置されている。接続部41は、前面パネル58に形成された開口58aの内側に配置されている。接続部41とその内部のねじ部41b(図7参照)とは、筐体50の外部に露出されている。したがって、筐体50の外部から接続部41に外部配管33b,34bを接続することができる。2個の接続部41は、上下方向Zに間隔をあけて並べて配置されている。上側の接続部41には、第2熱交換器26に供給される水が流入し、下側の接続部41は、第2熱交換器26を通過した水が排出される。
図5は、水配管の接続部の周辺を拡大して示す斜視図である。図6は、第2熱交換器及び水配管の側面図である。
接続部41は、支持フレーム62に支持されている。具体的に、接続部41は、支持フレーム62によって、あらゆる方向への移動と軸心C(図7参照)回りの回転とが制限されている。支持フレーム62は、第1フレーム部材63と第2フレーム部材64とを有する。第1フレーム部材63は、上下方向Zに延びている。第1フレーム部材63の下端部は、筐体50の底板51に設けられた架台51aに固定されている。第1フレーム部材63の上端は、横フレーム65に固定されている。
横フレーム65は、左右方向Xに延びている。横フレーム65の左端部は、筐体50の左前側の支柱53に固定されている。横フレーム65の右端部は、電装品箱30に固定されている。
第1フレーム部材63の上下方向Zの途中と支柱53とは、連結部材67によって連結されている。連結部材67は、左右方向Xに延びる板材である。
支持フレーム62の第1フレーム部材63と、支柱53と、筐体50の底板51と、横フレーム65と、連結部材67とは、略四角形状に枠組みされたフレーム構造体70を形成している。
図6に示すように、上下に並ぶ2つの水配管33a,34aのうち上側に配置された水配管33aは、側方から見てZ字状に折り曲げられている。そのため、第2熱交換器26に接続される水配管33aの後端部よりも、接続部41が設けられる水配管33aの前端部の方が低い位置に配置されている。そのため、2つの水配管33a,34aの接続部41同士を上下方向Zに近づけて配置することができる。各接続部41の軸心Cは、前面パネル58の法線方向(前後方向Y)と平行である。下側の水配管34aは、図5に示すように、第1熱交換器23の下端よりも高い位置に配置されている。
図5に示すように、第1フレーム部材63は、上下方向Zに並ぶ2個の接続部41に左右方向Xに隣接して配置されている。本実施形態の第1フレーム部材63は、2個の接続部41の左側に隣接して配置されている。したがって、接続部41は、前方から見て第1フレーム部材63と圧縮機21との間に位置している。第1フレーム部材63は、接続部41の右側に隣接していてもよい。
図7は、図5のA-A線における支持フレーム及び接続部の断面図である。
図5及び図7に示すように、第2フレーム部材64は、第1フレーム部材63から各接続部41に向けて左右方向Xに突出している。第2フレーム部材64は、板材によって形成されている。第2フレーム部材64は、その板面が上下方向Zに沿うように配置されている。したがって、第2フレーム部材64は、前後方向Yの負荷よりも上下方向Zの負荷に対して強い構造となっている。第2フレーム部材64は、左右方向Xの途中に平面視で略Z字状に折り曲げられた折り曲げ部64aを有している。この折り曲げ部64aによって第2フレーム部材64の強度、特に上下方向Zの負荷に対する強度が高められている。
第2フレーム部材64の左端部は、上下2箇所でボルト及びナット等の固定具72により第1フレーム部材63に固定されている。第2フレーム部材64の右端部は、接続部41の外周面に溶接で接合されている。本実施形態の第2フレームは、接続部41の外周面の約半周に相当する範囲で接続部41に接合されている。図7に示すように、接続部41と第1フレーム部材63との左右方向Xの距離Lは、ねじ部41bの直径Dよりも小さい。
なお、第2フレーム部材64の左端部は、第1フレーム部材63に溶接で接合されていてもよい。第2フレーム部材64の右端部は、ボルト、ナット等の固定具で接続部に固定されていてもよい。
接続部41の前端面(先端面)41aは、筐体50の前面パネル58の外面と同一面上に配置されている。そのため、接続部41は、前面パネル58から突出しない状態で、開口58aを介して外部に露出されている。ねじ部41bは、その全体が筐体50内に配置されている。前面パネル58の開口58aの径は、接続部41の外形よりも大きい。開口58aの周縁と接続部41の外周面との間に生じる隙間は、接続部41の外周面に巻き付けられた断熱材38で埋められている。
前面パネル58の外面に凹凸がある場合、接続部41の前端面41aは、前面パネル58の外面のうち最も外側(前側)に位置する部分と同一面上に配置されていればよい。接続部41の前端面41aは、前面パネル58の外面よりも後側(筐体50の内部側)に配置されていてもよい。この場合においても、接続部41のねじ部41bは、前面パネル58の開口58aによって筐体50の外部に露出される。また、この場合、接続部41の前端面41aの一部又は全体が、前面パネル58で覆われていてもよい。
接続部41の前端面41aは、ねじ部41bの一部が筐体50内に配置される限り、前面パネル58から前方へ突出していてもよい。接続部41の前端面41aが前面パネル58の外面から突出する場合、その突出量を抑制するため、ねじ部41bの軸心C方向の長さの50%以上が筐体50内に配置されることが好ましい。また、ねじ部41bの軸心C方向の長さの80%以上が筐体50内に配置されることがより好ましい。
図7に示すように、接続部41のねじ部41bには、外部配管として水配管33の他の部分33bが接続される。この外部配管33bの端部の外周面には雄ねじ(ねじ部)33b1が形成され、このねじ部33b1が接続部41のねじ部41bにねじ込まれる。接続部41は、支持フレーム62によって支持され、回り止めされているので、接続部41に水配管33の他の部分33bをねじ込むときに、接続部41を人手によって支持する必要がなく、外部配管33bを回転させる動作のみによって簡単に接続作業を行うことができる。水配管34の他の部分34bの端部については、図示していないが、水配管33と同様に雄ねじ(ねじ部)が形成されている。
第2フレーム部材64は、その板面が上下方向Zに沿うように配置され、左右方向Xの途中に折り曲げ部64aを有しているので、接続部41に外部配管33b,34bをねじ込むときの負荷によって第2フレームが変形するのを抑制することができる。第1フレーム部材63は、接続部41との左右方向Xの距離Lが接続部41の直径Dよりも小さくなる程度に接続部41の近傍に配置されている。そのため、第2フレーム部材64の左右方向Xの長さを短くすることができ、接続部41に外部配管33b,34bをねじ込むときの負荷によって第2フレーム部材64が変形するのを抑制することができる。
図8は、図5のB-B線における連結部材の断面図である。
支持フレーム62の第1フレーム部材63と、筐体50の左前側の支柱53との間には、連結部材67が設けられている。この連結部材67は、板材によって形成されている。連結部材67は、その板面が上下方向Zに沿うように配置されている。連結部材67の左端部は、ボルト、ナット等からなる固定具73によって支柱53に固定されている。連結部材67の右端部は、ボルト、ナットからなる固定具74によって第1フレーム部材63に固定されている。
連結部材67の左右方向Xの中間部には、閉鎖弁75が取り付けられている。この閉鎖弁75は、図1に示す冷媒回路13に冷媒を充填したり、冷媒回路13から冷媒を回収したりするために用いられる。閉鎖弁75の下端部には、冷媒回路13に対して冷媒を出し入れするための冷媒ポート75a(図5参照)が設けられている。この冷媒ポート75aには、冷媒を充填又は回収するための配管等が接続される。閉鎖弁75は、筐体50内に配置され、前面パネル58によって前方から覆われている。
連結部材67は、第1フレーム部材63、支柱53、横フレーム65、及び底板51ともに、フレーム構造体70を形成する一要素となっているので、この連結部材67に閉鎖弁75(冷媒ポート75a)を取り付けることで閉鎖弁75を安定して支持することができる。
[実施形態の作用効果]
(1)本開示の冷凍装置10は、水(液体)と冷媒との間で熱交換させる第2熱交換器26と、水が流れる水配管33a,34aと、第2熱交換器26及び水配管33a,34aを収容する筐体50と、を備えている。水配管33a,34aは、一端に外部配管33b,34bが接続される接続部41を備え、水配管33a,34aの他端に第2熱交換器26が接続されている。接続部41は、外部配管33b,34bの端部がねじ込まれるねじ部41bを有し、ねじ部41bの全体又は一部が前記筐体50内に配置され、ねじ部41bが、前記筐体50の外部に露出している。
上記のようにねじ部41bの全体又は一部が筐体50内に配置されることで、接続部41の筐体50からの突出量を抑えることができる。そのため、接続部41を覆うカバーを省略することができ、冷凍装置10(熱源ユニット11)が大型化するのを抑制したり、外観を高めたりすることができる。また、筐体50からの接続部41の突出量が抑えられるので、輸送時の冷凍装置10(熱源ユニット11)の梱包を簡素化することができる。接続部41のねじ部41bが筐体50の外部に露出しているので、筐体50の外側からねじ部41bに外部配管33b,34bをねじ込むことができ、外部配管33b,34bの接続作業を容易に行うことができる。
(2)上記実施形態の冷凍装置10では、筐体50が前面パネル(側面パネル)58を有し、前面パネル58に、ねじ部41bを外部に露出させる開口58aが形成されている。そのため、接続部41のねじ部41bを容易に筐体50の外部に露出させることができ、前面パネル58を筐体50から取り外すことなく、接続部41に外部配管33b,34bを接続することができる。
(3)上記実施形態の冷凍装置10では、接続部41の先端面41aが、前面パネル58の最も外側の外面と同一面上に配置されるか、又は、前記外面よりも筐体50の内部側に配置されている。そのため、接続部41全体が筐体50の前面パネル58から突出しないように構成することができる。
(4)上記実施形態の冷凍装置10では、ねじ部41bの軸心Cが、前面パネル58の法線方向と平行に配置されている。そのため、外部配管33b,34bを接続部41に接続するとき、ねじ部41bに向けて前面パネル58に直交する方向へ外部配管33b,34bを差し込んで回転させればよく、外部配管33b,34bの接続作業を容易に行うことができる。
(5)上記実施形態の冷凍装置10では、筐体50に固定される支持フレーム62を備え、接続部41が支持フレーム62に支持されている。そのため、接続部41に外部配管33b,34bを接続するときに、人手によって接続部41を支持する必要がなく、筐体50の外部から容易に外部配管33b,34bを接続することができる。
(6)上記実施形態の冷凍装置10では、支持フレーム62は、接続部41に隣接して配置され筐体50に固定される第1フレーム部材63と、第1フレーム部材63と接続部41とを連結する第2フレーム部材64と、を備えている。第1フレーム部材63と接続部41との距離Lは、ねじ部41bの直径Dよりも小さい。そのため、第1フレーム部材63を接続部41に近づけて配置することができ、第2フレーム部材64の長さを短くすることができる。これにより、接続部41に外部配管33b,34bをねじ込むときの負荷で第2フレーム部材64が変形するのを抑制することができる。
(7)上記実施形態の冷凍装置10では、第2フレーム部材64と接続部41とが、溶接により接合されている。そのため、第2フレーム部材64と接続部41とを強固に接続することができる。
(8)上記実施形態の冷凍装置10は、2つの水配管33a,34aを並べて備えており、支持フレーム62が、2つの水配管33a,34aの並び方向に延びている。そのため、2つの水配管33a,34aを共通の支持フレーム62で支持することができる。
(9)上記実施形態の冷凍装置10では、2つの水配管33a,34aの並び方向に直交する方向に支持フレーム62と筐体50(支柱53)とを連結する連結部材67を備え、連結部材67に、冷媒の充填又は回収のために用いられる冷媒ポート75aが支持されている。そのため、冷媒ポート75aを安定して支持することができる。
なお、本開示は、以上の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、水配管の接続部は、内周面にねじ部(雌ねじ)を有するものに限らず、外周面にねじ部(雄ねじ)を有していてもよい。2つの液配管の接続部は、上下方向Zではなく水平方向に並べて配置されていてもよい。
冷凍装置10は、空気調和装置に限らず、給湯装置又は食品や機械部品等の冷却装置であってもよい。
10 :冷凍装置
11 :熱源ユニット
26 :第2熱交換器
33 :第1水配管
33a :第1水配管の一部(液配管)
33b :第1水配管の他の部分(外部配管)
33b1 :ねじ部
34 :第2水配管
34a :第2水配管の一部(液配管)
34b :第2水配管の他の部分(外部配管)
41 :接続部
41a :先端面
41b :ねじ部
50 :筐体
53 :支柱
58 :前面パネル(側面パネル)
58a :開口
62 :支持フレーム
63 :第1フレーム部材
64 :第2フレーム部材
67 :連結部材
75a :冷媒ポート
C :軸心
L :距離

Claims (9)

  1. 液体と冷媒との間で熱交換させる熱交換器(26)と、
    前記液体が流れる液配管(33a,34a)と、
    前記熱交換器(26)及び前記液配管(33a,34a)を収容する筐体(50)と、
    を備え、
    前記液配管(33a,34a)は、一端に外部配管(33b,34b)が接続される接続部(41)を備え、
    前記液配管(33a,34a)の他端に前記熱交換器(26)が接続され、
    前記接続部(41)は、前記外部配管(33b,34b)の端部がねじ込まれるねじ部(41b)を有し、
    前記ねじ部(41b)の全体又は一部が、前記筐体(50)内に配置され、
    前記ねじ部(41b)が、前記筐体(50)の外部に露出している、冷凍装置。
  2. 前記筐体(50)は、側面パネル(58)を有し、
    前記側面パネル(58)に、前記ねじ部(41b)を外部に露出させる開口(58a)が形成されている、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記接続部(41)の先端面(41a)は、前記側面パネル(58)の最も外側の外面と同一面上に配置されるか、又は、前記外面よりも前記筐体(50)の内部側に配置されている、請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記ねじ部(41b)の軸心(C)が、前記側面パネル(58)の法線方向と平行に配置されている、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  5. 前記筐体(50)に固定される支持フレーム(62)を備え、
    前記接続部(41)は、前記支持フレーム(62)に支持されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  6. 前記支持フレーム(62)は、前記接続部(41)に隣接して配置され前記筐体(50)に固定される第1フレーム部材(63)と、前記第1フレーム部材(63)と前記接続部(41)とを連結する第2フレーム部材(64)と、を備え、
    前記第1フレーム部材(63)と前記接続部(41)との距離(L)が、前記ねじ部(41b)の直径(D)よりも小さい、請求項5に記載の冷凍装置。
  7. 前記第2フレーム部材(64)と前記接続部(41)とが、溶接により接合されている、請求項6に記載の冷凍装置。
  8. 2つの前記液配管(33a,34a)を並べて備え、
    前記支持フレーム(62)が、2つの前記液配管(33a,34a)の並び方向に延びている、請求項5~7のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  9. 2つの前記液配管(33a,34a)の並び方向に直交する方向に前記支持フレーム(62)と前記筐体(50)とを連結する連結部材(67)と、前記冷媒の充填又は回収のために用いられる冷媒ポート(75a)と、を備え、
    前記連結部材(67)に、前記冷媒ポート(75a)が支持されている、請求項8に記載の冷凍装置。
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