JP2022072446A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】更なるユーザビリティの向上を促進する。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、端末装置において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第1制御部と、第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第2制御部とを有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 公開日 令和2年8月11日 PayPayサイト https://about.paypay.ne.jp/pr/20200811/01/
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、現金やクレジットカードを介した決済(支払い)のみならず、バーコード等のコード情報を用いた決済(以下、「コード決済」と記載する)が行われている。このようなコード決済の一例として、ユーザが利用する端末装置に表示させたコード情報を店舗側の端末が読み取ることで、ユーザから店舗への決済を実現する技術が知られている。また、このようなコード決済の利用を促進するため、コード決済の利用時に、ユーザが利用可能なクーポンを自動的に反映させる発明が知られている。
特許第6513861号公報
しかしながら、従来の技術では、更なるユーザビリティの向上を促進する余地があった。
例えば、従来の技術では、特典の付与のためのユーザビリティが容易でない場合があるため、更なるユーザビリティの向上を促進する余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、更なるユーザビリティの向上を促進することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、端末装置において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第1制御部と、第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第2制御部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、更なるユーザビリティの向上を促進することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るコンテンツCTの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る決済処理の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る決済処理の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理サーバの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決済情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る店舗情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る付与装置、付与方法及び付与プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の情報処理装置等により実現される情報処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る情報処理装置の一例である情報処理サーバ10によって、実施形態に係る情報処理などが実現されるものとする。
〔1-1.情報処理システムの構成〕
図1の説明に先立って、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、端末装置100とを含む。情報処理サーバ10及び端末装置100は、ネットワークNを介して有線又は無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台の情報処理サーバ10及び複数台の端末装置100が含まれていてもよい。
図2に示す情報処理サーバ10は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理サーバ10は、端末装置100において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイス(API11)を介して、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。例えば、情報処理サーバ10は、決済会社の決済管理サーバである。
ここで、第1アプリケーションは、決済先(POS側)、決済元、及び決済額等の情報を含む決済情報を情報処理サーバ10に送信し、情報処理サーバ10が口座間振り替えを行うことで決済を実現するアプリケーションである。なお、決済情報には、例えば、決済コード、ユーザの識別情報、タイムスタンプ(例えば、決済時の日時の情報)、及び任意の第2アプリケーションのコード等の情報が含まれる。
また、情報処理サーバ10は、例えば、第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイス(API12)を介して、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。なお、第1アプリケーションは、例えば、事業者(以下、適宜、「第1事業者」とする。)のアプリケーションである。また、第2アプリケーションは、例えば、事業者(以下、適宜、「第2事業者」とする。)のアプリケーションであり、第2アプリケーションに関する第2事業者の店舗を利用した際にポイントを付与するためや、第2事業者がクーポンを提供するためのアプリケーションである。なお、第2アプリケーションは、その他の任意のアプリケーションであってもよい。
ここで、第2アプリケーションの提供者(例えば、第2事業者)が決済手段を提供したい場合を考える。例えば、ユーザにまた利用してもらえるように、第2アプリケーションを利用すると第2アプリケーション独自の特典が付与される決済手段を提供したい場合がある。しかしながら、第2アプリケーションのネイティブ機能として決済手段を持たせるには、アプリケーションの開発や決済手段を提供するシステム構築が必要となり、開発の手間や時間がかかる。そこで、以下の説明において、第2アプリケーションは、第1アプリケーションを介して決済サービス(以下、適宜、「第1サービス」とする。)を提供する第1システムから、ウェブ経由で配信されるコンテンツCTを用いて、決済サービスの提供を行うものとする。
第2アプリケーションは、第1アプリケーションの機能を発揮させるためのコンテンツCTを用いて決済情報を情報処理サーバ10に送信し、情報処理サーバ10が口座間振り替えを行うことで決済を実現するアプリケーションである。なお、コンテンツCTはウェブコンテンツであるため、コンテンツCTは、任意の第2アプリケーションに応じてカスタマイズ可能である。例えば、コンテンツCTに含まれる情報は、カスタマイズ可能である。
図3は、コンテンツCTの一例を示す図である。コンテンツCTは、コードBA11と、コードBA21とを含む。ここで、コードBA11は、バーコードである。また、コードBA21は、QRコード(登録商標)である。コードBA11とコードBA21とは、復号可能な難読化処理が施された同一の情報を含むものとする。すなわち、コードBA11とコードBA21とのどちらのコード情報を用いて決済したとしても、同一の情報が送信される。このため、以下、バーコードを用いた場合を例に挙げて説明し、QRコード(登録商標)を用いた場合の説明は省略する。なお、コンテンツCTには、コードBA11及びコードBA21のうちいずれか一つが含んでいてもよい。
コンテンツCTに含まれるコード情報は、特定の店舗に限らず、任意の店舗で表示及び読み取りが可能なものとする。ただし、決済は特定の店舗に限定される場合を例示する。すなわち、コード情報は、任意の店舗で読み取り可能に発行されたコードの情報であるが、特定の加盟店(MID)でしか読み取りができないように制御されるものとする。
コンテンツCTは、例えば、任意の第2アプリケーションを提供する特定の加盟店のバナーBN11を含む。バナーBN11は、任意の第2アプリケーションに応じてカスタマイズ可能である。
図2に示す端末装置100は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、情報処理サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザ(ブラウザ)やアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、端末装置100がスマートフォンである場合を示す。
なお、端末装置100は、所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理サーバ10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
〔1-2.端末装置を用いた決済について〕
ここで、情報処理サーバ10が実行する情報処理に先立ち、第1アプリケーションを用いたサービスの一例について説明する。具体的には、端末装置100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報Cを示す2次元コードを用いて、ユーザUが端末装置100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意のユーザが任意の端末装置100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報Cは、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、ユーザUが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、端末装置100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものである。例えば、端末装置100は、ユーザUを識別するためユーザ識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、端末装置100に表示されたユーザ識別情報を読み取り、ユーザ識別情報(若しくは、ユーザ識別情報が示す情報、すなわち、ユーザUを示す情報(例えば、ユーザID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を情報処理サーバ10へと送信する。このような場合、情報処理サーバ10は、ユーザ識別情報が示すユーザUの口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末或いは端末装置100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、ユーザUが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、ユーザUが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、端末装置100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、ユーザUのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-3.実施形態の概要について〕
ここで、従来、コード決済時に、ユーザが利用可能な特典を自動的に付与する技術が提案されている。また、付与された特典は、ユーザが決済時に有する特典と合算されて、ユーザが利用可能な全ての特典として反映される技術が提案されている。しかしながら、このような技術では、コード決済と特典の付与とに係るアプリケーションが異なる場合、特典の付与のためのユーザビリティが容易でない場合がある。
例えば、特典を獲得するために、特典の付与に係る第2アプリケーションを起動させて会員情報(例えば、会員番号(メンバーシップナンバー))を難読化したコード情報を読み取った後、コード決済に係る第1アプリケーションを起動させて決済情報を難読化したコード情報を読み取らなければいけない場合がある。すなわち、特典の付与に係るコード情報とコード決済に係るコード情報とをそれぞれ読み取らせたり、あるいは特典の付与に係るIDとコード決済に係るIDとを連携させたりする必要があった。したがって、更なるユーザビリティの向上を促進する余地があった。
なお、会員情報とは、第2アプリケーションにおいてユーザを識別するための識別情報である。会員情報は、第2アプリケーションから提供されるものとする。
そこで、情報処理サーバ10は、実施形態に係る情報処理を実行する。以下、図1を用いて、情報処理サーバ10が実行する情報処理について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100がユーザU11により利用される例を示す。また、以下の説明では、端末装置100をユーザU11と同一視する場合がある。すなわち、以下では、ユーザU11を端末装置100と読み替えることもできる。
また、以下の説明において、ユーザU11が、端末装置100を用いて、第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店の一つである店舗Aで決済を行うものとする。また、第2アプリケーションは、特定の加盟店で利用可能なアプリケーションであるものとする。また、第2アプリケーションは、ブラウザ機能を有するものとする。そして、情報処理サーバ10は、そのブラウザ機能を用いて、口座間の送金制御を行うものとする。なお、ブラウザ機能の一例として、例えば、アカウント、決済/残高管理、決済、チャージ、個人間送金、及び通知等に関する機能が挙げられる。
ここで、アカウントに関する機能とは、例えば、アカウント作成及びログアウトの機能等である。また、決済/残高管理に関する機能とは、例えば、残高表示、決済履歴表示、及び支払方法登録等である。また、決済に関する機能とは、例えば、ユーザスキャン及びストアスキャン(バーコード/QRコード(登録商標))等である。また、チャージに関する機能とは、例えば、登録済みチャージ方法でのチャージ及びATMチャージ等である。また、個人間送金に関する機能とは、例えば、送金/受取等である。また、通知に関する機能とは、例えば、プッシュ通知等である。
また、第2アプリケーションは、第1アプリケーションとは異なるサービスを提供するためのネイティブ機能を有してもよい。なお、ネイティブ機能の一例として、例えば、端末認証(例えば、指紋認証、顔認証)、音制御(例えば、決済時の出力音、音量調整)、及びスクリーンショット制御等のセキュリティに関する機能が挙げられる。また、スクリーンショット制御とは、例えば、コード情報がスクリーンショットされると、スクリーンショットされた旨を示す信号をネイティブ機能から受け取って新規のコード情報に切り替える制御である。
以下、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合と、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合との2つの場合を説明する。なお、前者の場合とは、サービス的には、従来の、第2アプリケーションを起動して特典の付与のためのコード情報を読み取ってから第1アプリケーションを起動して決済を行うためのコード情報を読み取る場合を示す。また、後者の場合とは、サービス的には、第2アプリケーションからコンテンツCTを用いて決済を行う場合を示す。
まず、情報処理サーバ10は、端末装置100において実行される第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付ける(ステップS101)。そして、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションから受け付けられた実行要求に従って、口座間の送金制御を行う(ステップS102)。以下、図4を用いて、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合の詳細を説明する。
図4は、情報処理サーバ10に係る決済処理の一例を示す図である。図4は、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合を示す。
図4(A)は、ユーザU11が第2アプリケーションを起動させて、第2アプリケーションのホーム画面(トップ画面)を表示させた場合を示す。図4(A)では、ユーザU11の会員情報に難読化処理が施されたコードBA31を店舗AのコードリーダCR11で読み取る。なお、図4(A)には、コードBA31と共に、決済時にコードBA31の提示を促すテキストが表示される。例えば、「お会計時に会員コードをご提示ください。」といったテキストが表示される。
図4(B)は、コードBA31の読み取り後、ユーザU11が第1アプリケーションを別途起動させた場合を示す。図4(B)では、第1アプリケーションの決済画面が表示される。
図4(C)は、決済情報に難読化処理が施されたコードBA12を店舗AのコードリーダCR11で読み取る場合を示す。なお、図4(C)には、コードBA12と共に、決済確認を示すテキストが表示される。例えば、「〇×〇×残高からのお支払い。」といったテキストが表示される。このように、図4では、コードBA31とコードBA12との計2回の読み取りを行う。
しかしながら、図4の処理では、第1アプリケーションを起動させる手間がかかるため、更なるユーザビリティの向上を促進する余地があった。そこで、第1アプリケーションを起動させずに決済処理を行う処理について説明する。
図1の説明に戻る。情報処理サーバ10は、第2アプリケーションに第1アプリケーションの機能を発揮させるためのコンテンツCT11を配信する(ステップS201)。ここで、第2アプリケーションに発揮させる第1アプリケーションの機能の一例として、例えば、決済情報を取得して送信する機能等が挙げられる。また、コンテンツCT11は、ブラウザ機能を介してAPI12にアクセスすることにより配信されるコンテンツである。
続いて、情報処理サーバ10は、配信されたコンテンツCT11を介して第2アプリケーションから取得した決済情報に基づいて、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付ける(ステップS202)。そして、情報処理サーバ10は、第2アプリケーションから受け付けられた実行要求に従って、口座間の送金制御を行う(ステップS203)。以下、図5を用いて、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合の詳細を説明する。
図5は、情報処理サーバ10に係る決済処理の一例を示す図である。図5は、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合を示す。なお、図4と同様の説明は適宜省略する。
図5(A)は、ユーザU11が第2アプリケーションを起動させて、第2アプリケーションのホーム画面を表示させた場合を示す。図5(A)では、第2アプリケーションの所定の領域に表示情報AS11が表示される。なお、表示情報AS11の表示態様(例えば、大きさ、配置位置)は特に限定されない。
図5(B)は、ユーザが表示情報AS11を操作(例えば、タップやクリック)することによって、第2アプリケーションが有する機能のうちブラウザ機能を介して、API12にアクセスし、配信されたコンテンツCTをブラウザ機能で表示させた場合を示す。図5(B)では、第1アプリケーションの決済画面が表示される。
図5(C)は、決済情報に難読化処理が施されたコードBA13を店舗AのコードリーダCR11で読み取る場合を示す。ここで、コードBA13は、ユーザU11の会員情報に難読化処理が施されたコード情報を含む。このように、図5では、コードBA13の計1回の読み取りを行う。
情報処理サーバ10は、コードBA13に基づく決済情報を取得して、コードBA13に含まれる会員情報に紐づくユーザU11に対して特典を付与させるための処理を行う。例えば、情報処理サーバ10は、第2アプリケーションに対して決済処理に応じた特典をユーザに付与させるための情報を送信する。
また、情報処理サーバ10は、コードBA13の読み取り後、コードBA13を所定の時間記憶することで、特典を付与させるための処理を行う。例えば、情報処理サーバ10は、所定の時間が経過するまでに決済処理が行われた場合には、特典を付与させるための処理を行う。これにより、情報処理サーバ10は、所定の時間が経過するまでコードBA13を有効にすることで、特典を適切に付与させるための情報を送信することができる。
この際、情報処理サーバ10は、決済処理が行われた場合には、例えば、決済取引(トランザクション)単位で決済情報を記憶する。
また、情報処理サーバ10は、所定の時間が経過するまでに決済処理が行われない場合には、記憶されているコードBA13を破棄してもよい。これにより、情報処理サーバ10は、所定の時間が経過するとコードBA13を無効にすることで、特典を適切に付与させるための情報を送信することができる。
図5の処理の結果として、情報処理サーバ10は、例えば、端末装置100側で、第1アプリケーションを起動させずとも、決済を実現することができる。また、情報処理サーバ10は、例えば、第2アプリケーションに決済機能をネイティブ機能として搭載する手間や、第2アプリケーション専用の決済システムを構築する手間を省くことができる。また、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションのシステムと、第2アプリケーションのシステムとのそれぞれについて、個別の口座を開設することや、個別の残高を設定せずとも、統一したシステムから決済を行うことができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔1-4.特典コードを用いた処理について〕
ここで、実施形態に係る特典の付与処理について説明する。第2アプリケーションは、特典の付与に係るコード(以下、適宜、「特典コード」とする。)をAPI12に送信する。なお、特典コードは、会員情報を示すコードとは異なるものとして説明する。ただし、特典コードは、第2アプリケーションからの提供時において、会員情報と紐づくものとする。以下、具体的に説明する。
特典コードを用いた処理では、第1アプリケーションのユーザ情報と、第2アプリケーションのユーザ情報とを連携させずとも、第2アプリケーションは、第1アプリケーションにおいて決済が行われたか否かの判断を行うことができる。例えば、第2アプリケーションが特典コードをAPI12に送信して(参照:後述する図12のステップS501A)、API12から同一の特典コードを取得することで(参照:後述する図12のステップS512)、第2アプリケーションは、決済が適切に行われたか否かを判断する。例えば、第2アプリケーションは、送信した特典コードと、取得した特典コードとを比較することで、決済が適切に行われたか否かを判断する。また、第2アプリケーションは、特典コードと会員情報との紐づけを行うことで、特典付与の対象となるユーザを適切に判断することができる。これにより、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションの特典と、第2アプリケーションの特典とを同時に付与させるための処理を行うことができるため、第1アプリケーション及び第2アプリケーションは、それぞれ個別にキャンペーンを行うことができる。
情報処理サーバ10は、決済時に、決済コード、ユーザID、及びタイムスタンプ等に加えて、特典コードを含む決済情報を送信する。例えば、情報処理サーバ10は、決済完了時、決済完了を示す決済情報をAPI12に送信する。また、API12は、決済完了を示す決済情報を第2アプリケーションに送信する。これにより、決済情報には特典コードが含まれるため、第2アプリケーションは、決済が適切に行われたか否かを判断することができる。
このように、情報処理サーバ10は、第2アプリケーションから提供された決済前の特典コードと、第1アプリケーションから提供される決済後の特典コードとを比較する。そして、情報処理サーバ10は、特典コードが一致する場合に、ユーザU11に特典を付与させるための情報を送信する。
情報処理サーバ10は、特典コードを用いることで、決済と特典の付与とを同時に行うことができる。これにより、情報処理サーバ10は、汎用性の高いポイント付与を行うことができる。なお、本実施形態では、ポイント付与処理の説明のため、特典コードと称した特典の付与に係るコードを用いたが、情報処理サーバ10は、任意の情報を含む比較可能なコードを用いて、他の処理を行ってもよい。これにより、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションと、第2アプリケーションとのそれぞれについて、統一したシステムから汎用性の高い各種処理を行うことができる。
〔2.情報処理サーバの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成例を示す図である。図6に示すように、情報処理サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。なお、情報処理サーバ10は、情報処理サーバ10の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部20)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部30は、決済情報記憶部31と、店舗情報記憶部32とを有する。
決済情報記憶部31は、決済取引に含まれる各種の情報を記憶する。ここで、図7を用いて、決済情報記憶部31が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る決済情報記憶部31の一例を示す図である。図7の例において、決済情報記憶部31は、「決済取引ID」、「決済日」、「時間」、「ワンタイム」、「決済額」、「会員番号」といった項目を有する。
「決済取引ID」は、決済取引を識別するための識別情報を示す。「決済日」は、決済日を示す。「時間」は、決済取引の時間を示す。「ワンタイム」は、第1アプリケーションによって決済時に発行されたワンタイムを示す。「決済額(円)」は、決済額を示す。「会員番号」は、会員番号が難読化されたバーコードに表示の番号を示す。
すなわち、図7では、決済取引ID「TR11」によって識別される決済日が「2020年6月30日」であり、時間が「17時11分」であり、「ワンタイム」が「123123123」であり、決済額が「550円」であり、バーコード表示の難読化された会員番号が「80812312123123」である例を示す。
店舗情報記憶部32は、第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店の店舗情報を記憶する。ここで、図8を用いて、店舗情報記憶部32が記憶する情報の一例を説明する。図8は、実施形態に係る店舗情報記憶部32の一例を示す図である。図8の例において、店舗情報記憶部32は、「店舗ID」、「店舗名」、「第2アプリケーションID」といった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「店舗名」は、店舗名を示す。「第2アプリケーションID」は、第2アプリケーションを識別するための識別情報を示す。
すなわち、図8では、店舗ID「TP11」によって識別される店舗名が「AAA1」であり、店舗ID「TP11」によって識別される店舗と紐づく第2アプリケーションが「AP11」である例を示す。すなわち、店舗ID「TP11」によって識別される店舗は、第2アプリケーションID「AP11」によって識別される第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店の一つである。
(制御部40)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図6に示すように、第1制御部41と、第2制御部42と、取得部43と、配信部44と、送信部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
(第1制御部41)
第1制御部41は、第1アプリケーションからの決済処理の実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。具体的には、第1制御部41は、端末装置100において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、その実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。
例えば、ユーザU11が店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象の利用や購入に伴う決済を行う場合、端末装置100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものである。例えば、端末装置100は、ユーザU11を識別するためのユーザ情報(例えば、会員情報を示すコード情報)を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、端末装置100に表示されたユーザ情報を読み取り、ユーザ情報と、決済額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を情報処理サーバ10へと送信する。この際、店舗端末は、ユーザ情報から、ユーザU11の口座を特定することができる。このような場合、情報処理サーバ10は、ユーザ情報が示すユーザU11の口座から、店舗Aの口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末或いは端末装置100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、ユーザU11が予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、ユーザU11が予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、情報処理サーバ10は、店舗Aの口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、ユーザU11のクレジットカードの運用会社に対し、決済額を請求してもよい。
(第2制御部42)
第2制御部42は、第1アプリケーションからの決済処理の実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。具体的には、第2制御部42は、第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、その実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。
第2制御部42は、後述する配信部44により配信されたコンテンツCTを介して第2アプリケーションによって送信された決済情報に基づいて、口座間の送金制御を行う。例えば、第2制御部42は、コンテンツCTに表示されたコード情報を読み取ることにより送信された決済情報に基づいて、口座間の送金制御を行う。
第2制御部42は、第1アプリケーションと同様の機能を端末装置100に発揮させるためのコンテンツCTを配信する。例えば、第2制御部42は、ユーザ情報を決済元情報(決済元を示す情報)として示すコード情報を表示させるコンテンツCTを配信する。また、例えば、第2制御部42は、QRコード(登録商標)を撮像させて、決済先、決済元、及び決済額を送信するコンテンツCTを配信してもよい。
第2制御部42は、ブラウザ機能を有する第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合、そのブラウザ機能を用いて、口座間の送金制御を行う。例えば、第2アプリケーションが、店舗AでユーザU11が決済するための機能を有さない場合が考えられる。この場合、第2アプリケーションに、店舗AでユーザU11が決済可能な第1アプリケーションの機能を乗せることで、第2アプリケーションでの決済が可能となる。この結果、第2制御部42は、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合の口座間の送金制御を可能とする。
第2制御部42は、端末装置100におけるセキュリティに関する機能を含むネイティブ機能を有する第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合、口座間の送金制御を行う。例えば、第2アプリケーションは、他のユーザがユーザU11の端末装置100を用いて第2アプリケーションから決済しようとしたとしても、本人確認のための端末認証のネイティブ機能を有するため、他のユーザによる決済を防止する。この結果、第2制御部42は、セキュリティに関するネイティブ機能に基づく口座間の送金制御を可能とする。
第2制御部42は、決済処理が完了すると、決済処理の完了を示す確認画面を決済先の端末に表示させる。例えば、第2制御部42は、端末装置100において決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させるとともに、決済が完了した旨の画面を店舗端末に表示させる。
第2制御部42は、第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店で決済処理の実行要求を受け付けた場合にのみ、口座間の送金制御を行う。例えば、第2制御部42は、第2アプリケーションを提供する提供元がグループ会社である場合には、そのグループに属する特定の加盟店での第2アプリケーションを用いた決済の利用を許可する処理を行う。
第2制御部42は、第1アプリケーションの所定のキャンペーンに基づいて、決済処理を制御する。例えば、第2制御部42は、決済処理に基づくキャッシュバックを行わせるための処理を行う。また、例えば、第2制御部42は、決済処理に応じたボーナス特典を付与させるための処理を行う。例えば、第2制御部42は、第1アプリケーションを用いた場合、第1アプリケーションの決済条件に従って、決済額の所定の割合(例えば、10%等)を第1アプリケーションで利用可能なポイントに加算する処理を行ってもよい。例えば、第1アプリケーションの決済条件が、所定の日時を期限とする期間に関する場合には、第2制御部42は、その日時までに決済が行われた場合には10%のポイントを加算して、その日時以降に決済が行われた場合には5%のポイントを加算する等の処理を行ってもよい。
(取得部43)
取得部43は、各種情報を取得する。取得部43は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部43は、端末装置100等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部43は、記憶部30から各種情報を取得する。例えば、取得部43は、決済情報記憶部31や店舗情報記憶部32から各種情報を取得する。また、取得部43は、取得した各種情報を記憶部30に格納する。例えば、取得部43は、決済情報記憶部31や店舗情報記憶部32に各種情報を格納する。
取得部43は、第1アプリケーションからの決済処理の実行要求を取得する。また、取得部43は、第2アプリケーションからの決済処理の実行要求を取得する。また、取得部43は、端末装置100における操作情報を取得する。
(配信部44)
配信部44は、第2アプリケーションに第1アプリケーションの機能を発揮させるためのコンテンツCTを配信する。また、配信部44は、ブラウザを介して第2インターフェイスにアクセスすることにより配信されるコンテンツCTを配信する。
(送信部45)
送信部45は、第2アプリケーションに対して決済処理に応じた特典をユーザに付与させるための情報を送信する。そして、第2アプリケーションは、送信部45により送信された情報に基づいて、特典を付与させるための処理を行う。
送信部45は、第2アプリケーションが、第2アプリケーションと対応するサービスのポイントシステムに基づいて、決済処理に基づくポイントを付与するための情報を送信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図9は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。図9に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(入力部120)
入力部120は、ユーザからの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、ユーザU11からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部120は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部120は、端末装置100に設けられたボタンや、端末装置100に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部130)
出力部130は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、情報処理サーバ10からコンテンツCTを表示する。
(制御部140)
制御部140は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置100にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、情報処理サーバ10からコンテンツCTを取得して表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部140は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部140は、受信部141と、送信部142とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。
(受信部141)
受信部141は、各種情報を受信する。受信部141は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部141は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部141は、コンテンツCTを受信する。また、例えば、受信部141は、特典を付与させるための情報を受信する。
(送信部142)
送信部142は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部142は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部142は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部142は、決済処理の実行要求を送信する。
〔4.情報処理のフロー〕
図10及び11を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の情報処理の手順について説明する。図10及び11は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。情報処理サーバ10は、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS301;NO)、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けるまで待機する。また、情報処理サーバ10は、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けたと判定した場合(ステップS301;YES)、実行要求に従って口座間の送金制御を行い(ステップS302)、処理を終了する。
図11に示すように、情報処理サーバ10は、端末装置100がブラウザを介して第2インターフェイスにアクセスしたか否かを判定する(ステップS401)。情報処理サーバ10は、ブラウザを介して第2インターフェイスにアクセスしていないと判定した場合(ステップS401;NO)、ブラウザを介して第2インターフェイスにアクセスするまで待機する。また、情報処理サーバ10は、ブラウザを介して第2インターフェイスにアクセスしたと判定した場合(ステップS401;YES)、コンテンツCTを配信する(ステップS402)。
続いて、情報処理サーバ10は、コンテンツCTを介して第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS403)。情報処理サーバ10は、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS403;NO)、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けるまで待機する。また、情報処理サーバ10は、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けたと判定した場合(ステップS403;YES)、実行要求に従って口座間の送金制御を行い(ステップS404)、処理を終了する。
図12を用いて、実施形態に係る情報処理システム1の情報処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、図12では、第1アプリケーションのバックシステムと第1アプリケーションのバックシステムAとが、説明の便宜上、別々のバックシステムとして登場するが、これらは、同一のバックシステムであるものとする。
図12に示すように、第2アプリケーションは、第2インターフェイスを介して第1アプリケーションの画面を表示する(ステップS501)。第1アプリケーションのバックシステムは、第1アプリケーションの画面の表示情報を取得して(ステップS502)、決済画面を表示する(ステップS503)。例えば、コンテンツCT11を表示する。
続いて、店舗端末が決済画面のコード情報を読み取ると(ステップS504)、店舗端末は、第1アプリケーションのバックシステムAに決済情報を送信する(ステップS505)。例えば、店舗端末は、決済先、決済元、及び決済額等の決済情報を送信する。
続いて、第1アプリケーションのバックシステムAは、店舗端末に決済完了の情報を送信する(ステップS506)。また、第1アプリケーションのバックシステムAは、決済管理システムに決済完了の情報を送信する(ステップS507)。なお、決済管理システムは、第2アプリケーション側の決済管理システムである。
続いて、決済管理システムは、第1アプリケーションのバックシステムに決済完了の情報を送信する(ステップS508)。
続いて、第1アプリケーションのバックシステムは、決済結果を難読化したコード情報を決済管理システムに送信する(ステップS509)。また、第1アプリケーションのバックシステムは、決済結果を第1アプリケーションの画面に表示する(ステップS510)。
続いて、決済結果を表示した第1アプリケーションの画面が閉じると(ステップS511)、第2アプリケーションの画面に戻る(ステップS512)。
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
(特典のみ)
上述の実施形態では、情報処理サーバ10が、決済処理の実行要求を受け付けた場合に、実行要求に従って、口座間の送金制御を行う場合を示したが、この例に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、特典付与の実行要求を受け付けて、特典を付与させるための処理を行ってもよい。例えば、第1制御部41は、第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合に、実行要求に従って、第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行ってもよい。また、例えば、第2制御部42は、第2アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合に、実行要求に従って、第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行ってもよい。なお、この場合、情報処理サーバ10は、口座間の送金制御等の決済処理を行わなくてもよい。また、第2制御部42の実行要求に関する特典付与とは、例えば、第1アプリケーションを介して提供されるサービスの利用に伴う特典付与である。例えば、第2制御部42の実行要求に関する特典付与とは、第1アプリケーションによる支払に伴う特典付与である。また、上述の実施形態において、「決済処理」を「特典付与」、「口座間の送金制御」を「特典を付与させるための処理」と、適宜読み替えることができるものとする。このため、詳細の説明を省略する。
(不正認証)
上述の実施形態では、情報処理サーバ10が、特典コードを用いて決済が適切に行われたか否かを判断する場合を示した。具体的には、情報処理サーバ10が、決済前と決済後とに提供される特典コードを比較することにより、特典コードが一致する場合に、特典を付与させるための情報を送信する場合を示した。
ここで、上述の実施形態において、情報処理サーバ10は、不正認証による特典付与を防止する処理を行ってもよい。例えば、第2制御部42は、「コードA」の特典コードが提供されていたユーザの決済情報に、「コードB」の特典コードが含まれる場合には、同一のユーザが異なる複数の会員情報を用いていると判断して、不正認証による特典付与を防止する処理を行ってもよい。例えば、第2制御部42は、第1アプリケーションのバックシステムAを介して、決済処理をブロックする制御を行ってもよい。また、例えば、第2制御部42は、決済管理システムを介して、特典付与を当てないように制御を行ってもよい。
第2制御部42は、例えば、「コードA」の特典コードが提供されていたユーザの会員情報が「XXX1」である場合には、「コードA」と「XXX1」とが紐づくため、「XXX1」のユーザの決済情報に「コードA」とは異なる特典コードが含まれる場合には、「コードB」として、不正認証による特典付与を防止する処理を行ってもよい。このように、情報処理サーバ10は、異なる複数のアカウントを用いて同一のユーザが決済処理を行うためにログインした場合には、不正認証による特典付与を防止する処理を行ってもよい。
送信部45は、不正認証による特典付与を防止するために、特典を付与させるための情報を送信しない。これにより、情報処理サーバ10は、不正認証による特典付与を適切に防止することができる。
(その他1:加盟店以外の決済)
上述の実施形態では、情報処理サーバ10が、特定の加盟店で決済処理の実行要求を受け付けた場合にのみ、口座間の送金制御を行う場合を示したが、この例に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、任意の店舗での決済処理の実行要求に基づいて、口座間の送金制御を行ってもよい。ただし、情報処理サーバ10は、特定の加盟店で決済処理の実行要求を受け付けた場合にのみ、特典を付与させるための情報を送信してもよい。
(その他2:決済情報の保持)
上述の実施形態では、情報処理サーバ10が、決済取引単位で決済情報を記憶する場合を示したが、この例に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、難読化された会員情報単位で決済情報を記憶してもよい。
(その他3:決済先の店舗端末)
上述の実施形態では、コンテンツCTに含まれるコード情報を決済先のコードリーダで読み取る場合を示したが、この例に限られない。例えば、上述の実施形態において、決済先のスマートフォン等の端末装置のカメラ機能を用いて読み取ってもよい。例えば、QRコード(登録商標)を読み取る場合である。これにより、情報処理サーバ10は、決済先にレジがない場合であっても、上述の決済処理を行うことができる。また、決済先が独自のポイントカードを発行することで、情報処理サーバ10は、自社ポイントの対象となる加盟店との親和性が高いサービスの提供を促進することができる。
(その他4:コード情報以外を用いる)
上述の実施形態では、コード情報を用いて決済処理を行う場合を示したが、この例に限られない。例えば、上述の実施形態において、ウェブ上で決済が完了するような機能を有する情報であれば、コード情報に限らず、どのような情報を用いてもよい。
(その他5:従業員向けアプリケーション)
上述の実施形態では、第2アプリケーションがショッピングに関するアプリケーションである場合を示したが、この例に限られない。例えば、第2アプリケーションは、企業の従業員向けアプリケーションであってもよい。この場合、上述の実施形態において、会員情報として社員番号等を用いることで、福利厚生的な要素に基づく還元を行ってもよい。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1制御部41と、第2制御部42とを有する。第1制御部41は、端末装置100において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う。第2制御部42は、第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを提供する提供者にとって、独自のポイントカードや会員証の発行を促進することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第1制御部41は、第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。また、第2制御部は、第2アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、実行要求に従って、口座間の送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、コード決済と特典の付与とに係るアプリケーションが異なる場合であっても、特典の付与のためのユーザビリティを容易にさせることができる。これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、更なるユーザビリティの向上を促進することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第2アプリケーションに第1アプリケーションの機能を発揮させるためのコンテンツCTを配信する配信部44を更に有する。また、第2制御部42は、配信部44により配信されたコンテンツCTを用いて第2アプリケーションによって送信される決済情報に基づいて、送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1アプリケーションの機能を用いて送金制御を容易に行うことができるため、決済時のユーザの負担を軽減させることができる。また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、コンテンツCTを用いて任意の第2アプリケーション用にカスタマイズ可能であるため、アプリケーション開発に係る負担を軽減させることができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、決済先、決済元、及び決済額の情報を含む決済情報に基づいて、送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、口座間の送金制御を適切に行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、配信部44は、決済処理を行うユーザの識別情報を含むコード情報を表示させるためのコンテンツCTを配信する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、特典を付与させるための処理を適切に行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、配信部44は、決済情報を取得して送信する機能を発揮させるためのコンテンツCTを配信する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、口座間の送金制御と、特典を付与させるための処理とを同時に行うことができる。また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、決済処理とポイントカードの処理とを一回にまとめて処理することができる。また、情報処理サーバ10は、加盟店専用の第2アプリケーションから第1アプリケーションの機能を起動することができるため、一貫したUIを提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、配信部44は、ブラウザ機能を介して第2インターフェイスにアクセスすることにより配信されるコンテンツCTを配信する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、任意の第2アプリケーション用にカスタマイズ可能なコンテンツCTを配信することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、ブラウザ機能と、第1アプリケーションとは異なるサービスを提供するためのネイティブ機能とを有する第2アプリケーションから、決済処理の実行要求を受け付けた場合は、送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、決済処理の制御を適切に行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、端末認証、音制御、及びスクリーンショット制御のうち、少なくともいずれか一つのセキュリティに関する機能を含むネイティブ機能を有する第2アプリケーションから、送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、決済時のセキュリティの向上を促進することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、決済処理の完了を示す確認画面を決済先の端末に表示させる。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、決済先に決済確認を適切に行わせることができる。また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、決済完了の確認を、アプリケーションの画面上ではなくて、決済先で確認できるようにすることができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店で決済処理の実行要求を受け付けた場合にのみ、送金制御を行う。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、特定の加盟店以外の他社に決済情報が提供されないようにすることができるため、特典を付与させるための処理を適切に行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第2アプリケーションに対して決済処理に応じた特典をユーザに付与させるための情報を送信する送信部45を更に有する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第2アプリケーションに特典を付与させるための処理を適切に行うことができる。また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1アプリケーションだけでなく、第2アプリケーションにおいても、特典に関するキャンペーンを行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、送信部45は、第2アプリケーションが、第2アプリケーションと対応するサービスのポイントシステムに基づいて、決済処理に基づくポイントを付与するための情報を送信する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第2アプリケーションで利用可能なポイントを付与させるための処理を適切に行うことができる。また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、加盟店ポイントの反映を適切に行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、送信部45は、異なる複数の第2アプリケーションのアカウントを用いて同一のユーザが決済処理を行うためにログインした場合には、特典を付与させるための情報を送信しない。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、不正認証による特典付与を適切に防止することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、送信部45は、第2アプリケーションから提供されたコード情報と紐づくユーザが、コード情報とは異なる他のコード情報を有する場合には、特典を付与させるための情報を送信しない。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、不正認証による特典付与を防止するとともに、本人認証の精度を向上することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10において、例えば、第2制御部42は、第1アプリケーションの所定のキャンペーンに基づいて、決済処理を制御する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1アプリケーションに特典を付与させるための処理を適切に行うことができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報処理サーバ10は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理サーバ10を例に挙げて説明する。図13は、情報処理サーバ10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報処理サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報処理サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報処理サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
10 情報処理サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 決済情報記憶部
32 店舗情報記憶部
40 制御部
41 第1制御部
42 第2制御部
43 取得部
44 配信部
45 送信部
100 端末装置
110 通信部
120 入力部
130 出力部
140 制御部
141 受信部
142 送信部

Claims (18)

  1. 端末装置において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、当該第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第1制御部と、
    第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから前記特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第2制御部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1制御部は、
    前記第1アプリケーションから決済処理の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、口座間の送金制御を行い、
    前記第2制御部は、
    前記第2アプリケーションから前記決済処理の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、口座間の送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2アプリケーションに前記第1アプリケーションの機能を発揮させるためのコンテンツを配信する配信部
    を更に有し、
    前記第2制御部は、
    前記配信部により配信されたコンテンツを用いて前記第2アプリケーションによって送信される決済情報に基づいて、前記送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2制御部は、
    決済先、決済元、及び決済額の情報を含む前記決済情報に基づいて、前記送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記配信部は、
    前記決済処理を行うユーザの識別情報を含むコード情報を表示させるためのコンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記配信部は、
    前記決済情報を取得して送信する前記機能を発揮させるための前記コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3から5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記配信部は、
    ブラウザ機能を介して前記第2インターフェイスにアクセスすることにより配信される前記コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3から6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記第2制御部は、
    前記ブラウザ機能と、前記第1アプリケーションとは異なるサービスを提供するためのネイティブ機能とを有する第2アプリケーションから、前記決済処理の実行要求を受け付けた場合は、前記送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2制御部は、
    端末認証、音制御、及びスクリーンショット制御のうち、少なくともいずれか一つのセキュリティに関する機能を含む前記ネイティブ機能を有する第2アプリケーションから、前記送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2制御部は、
    前記決済処理の完了を示す確認画面を決済先の端末に表示させる
    ことを特徴とする請求項2から9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記第2制御部は、
    前記第2アプリケーションと紐づく特定の加盟店で前記決済処理の実行要求を受け付けた場合にのみ、前記送金制御を行う
    ことを特徴とする請求項2から10のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記第2アプリケーションに対して前記決済処理に応じた特典をユーザに付与させるための情報を送信する送信部
    を更に有することを特徴とする請求項2から11のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 前記送信部は、
    前記第2アプリケーションが、当該第2アプリケーションと対応するサービスのポイントシステムに基づいて、前記決済処理に基づくポイントを付与するための情報を送信する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記送信部は、
    異なる複数の前記第2アプリケーションのアカウントを用いて同一のユーザが前記決済処理を行うためにログインした場合には、前記特典を付与させるための情報を送信しない
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の情報処理装置。
  15. 前記送信部は、
    前記第2アプリケーションから提供されたコード情報と紐づくユーザが、当該コード情報とは異なる他のコード情報を有する場合には、前記特典を付与させるための情報を送信しない
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記第2制御部は、
    前記第1アプリケーションの所定のキャンペーンに基づいて、前記決済処理を制御する
    ことを特徴とする請求項12から15のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  17. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    端末装置において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、当該第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第1制御工程と、
    第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから前記特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第2制御工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  18. 端末装置において実行される第1アプリケーション専用の第1インターフェイスを介して、当該第1アプリケーションから特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第1アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第1制御手順と、
    第1インターフェイスとは異なるインターフェイスであって、ウェブ上の第2インターフェイスを介して、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションから前記特典付与の実行要求を受け付けた場合は、当該実行要求に従って、当該第2アプリケーションの特典を付与させるための処理を行う第2制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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