JP2021145308A - 無線通信システム - Google Patents

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【課題】親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムにおいて、ルート検索電文をブロードキャストする子機の周辺に多数の端末が存在する場合でも、ルート検索電文に対する周辺の端末の応答の衝突を防止する。【解決手段】各子機は、段数毎に上位端末に対する接続順序を表す情報を固有IDとして保持している。各子機は、新規に設置される子機Xからブロードキャストされたルート検索電文を受信したとき、予め固有IDに基づいて設定された互いに異なるタイミングでルート応答電文を返信する。【選択図】図1

Description

本発明は無線通信システムに関する。
親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムと、センタ装置とを有し、子機で取得された監視情報(ガスメータや水道メータの検針値、ガス漏れ警報や電池残量低下警報等)を親機経由でセンタ装置に通報する遠隔監視システムがある(特許文献1)。
この遠隔監視システムにおいて、センタ装置−親機間は無線や有線の公衆通信回線を介して通信を行い、「親機,1段目子機,2段目子機,・・・,N段目子機」により構成される無線通信システム内の無線通信は特定小電力無線などを用いて行う。
各子機にはガスメータ、水道メータ、ガス漏れ検知器等のセンサが接続されており、それらのセンサで生成された監視情報を取得し、上位(上段)の子機経由で、すなわち上位の子機を中継子機として親機に通報するマルチホップ通信を行う。子機は複数の通信ルートを持つことにより通信信頼性を向上させている。
新たに子機を設置する際、子機は、まず自端末の端末ID(識別情報)を付加したルート検索電文をブロードキャストすることでルート検索を開始する。周辺の端末(親機、子機)は、ルート検索電文を受信すると、ルート応答電文同士の衝突を回避するため、所定の応答期間内で時間をずらしてランダムなタイミングで応答としてルート応答電文を返信する。このルート応答電文には応答情報として自端末の端末ID、段数、及び電界強度(ルート検索電文の受信電界強度)が含まれている。
新たに設置された子機は、所定の応答期間内に周辺の端末(親機、子機)からの応答があるか否かチェックし、応答があったときは、ルート応答電文に含まれている応答情報から通信条件の良い端末を選択し、最終的に1つ以上の通信ルート情報、つまり通信相手となる直上端末(直接の通信相手端末)の端末ID及び段数を通信ルート毎に自端末の記憶部に格納し、保持する。なお、以下、ルート応答電文を返信してきた端末を応答端末と言う。
また、この時に取得した電界強度や段数から、通信条件の良い応答端末、例えば段数が少なく、かつ電界強度の強い応答端末の順に第1通信ルート、第2通信ルートなどのルート番号(優先順位)を付け、自身の発信ルートとして保持することで通信ルートを構築する。発信ルートは親機又はセンタ装置に登録することで、下り通信ルートとしても使用できる。
特開2007−274068号公報
しかしながら、従来の遠隔監視システムにおける通信ルート構築手順では、ルート検索電文を受信した周辺の端末は、応答の衝突回避の目的でランダムな遅延時間をおいてルート応答電文を返信するが、周辺の端末数が多い場合、ランダムな遅延時間をおいても、キャリアセンスのタイミングが一致することにより、複数の周辺の端末の応答タイミングが一致してしまい、応答が衝突する可能性がある。この結果、新規に設置される子機は応答を取りこぼしてしまうことがある。
このとき、新規に設置された子機は、電界強度や中継段数などの通信条件の良い周辺端末からのルート応答電文から優先的に応答情報を取得し、通信ルートを構築することが望ましい。しかし、上記の要因により通信条件の良い周辺端末からの応答を取りこぼし、通信条件の悪い周辺端末からの応答から応答情報を取得し、通信ルートを構築してしまうことで、通信ネットワーク全体の通信信頼性が低下してしまう可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムにおいて、ルート検索電文をブロードキャストする子機の周辺に多数の端末が存在する場合でも、ルート検索電文に対する周辺の端末の応答の衝突を防止できるようにすることである。
本発明は、それぞれが端末である親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムであって、各子機は、段数毎の上位端末に対する接続順序を表す情報を固有IDとして保持する固有ID保持手段と、ルート検索電文に対する応答を前記固有IDに基づいて設定された互いに異なるタイミングで実行する応答手段と、を有する無線通信システムである。
本発明によれば、親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムにおいて、ルート検索電文をブロードキャストする子機の周辺に多数の端末が存在する場合でも、ルート検索電文に対する周辺の端末の応答の衝突を防止することができる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムを含む遠隔監視システムの構成を示す図である。 親機の概略構成を示すブロック図である。 子機の概略構成を示すブロック図である。 子機が新規に設置されたときの子機及び周辺の端末の動作を示す図である。 図4におけるルート検索電文及びルート応答電文のタイミングを示す図である。 新規に設置された子機が周辺の端末からのルート応答電文から取得した通信ルート情報に対する通信条件の評価を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
〈遠隔監視システムの構成〉
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムを含む遠隔監視システムを示す図である。
この遠隔監視システムは、例えば、ガスメータや水道メータの自動検針に用いられるものであって、センタ装置1と、親機2、及び親機2に対して階層的に無線接続される複数段の子機(1段目子機A〜D、2段目子機E〜K、3段目子機L〜N)とからなる本発明の実施形態に係る無線通信システムとを有する。なお、子機Xは新規に設置された端末である。
親機2は子機A〜Nと直接又は子機同士の中継により無線通信可能に設定されている。親機2は、通信ネットワークNWを介してセンタ装置1と送受信可能に接続されており、例えば、ガス又は水道のメータに接続された子機からの検針データ等の検針データが監視情報として親機経由でセンタ装置1に通報されて収集されるようになっている。図において、子機又は親機2が互いに通信可能な状態に設定されている場合を矢印で示している。
通信ネットワークNWとしては、公衆回線網、携帯電話網、ブロードバンドネットワークといった様々な通信ネットワークを使用することができる。また、親機2、および子機A〜Nにより構成される無線通信システム内の無線通信は特定小電力無線などを用いて行う。
各子機にはガスメータ、水道メータ、ガス漏れ検知器などのセンサが接続されており、それらのセンサで生成された監視情報を取得し、上位の子機経由で、即ち上位の子機を中継子機として親機2に送信するマルチホップ通信を行う。なお、以下の説明では、各子機を区別しないときは子機3とする。また、親機と子機を区別しないときは端末とする。
〈親機の概略構成〉
図2は、図1に示されている遠隔監視システムにおける親機の概略構成を示すブロック図である。
親機2は、制御部21と、それぞれが制御部21に接続された記憶部22、無線送受信部23、網制御部24、表示部25、及び操作入力部26を備えており、無線送受信部23には電波を送受信するアンテナ27が接続されている。
制御部21は、例えばマイクロプロセッサ及びその周辺回路などで構成されており、記憶部22に記憶されているプログラムやデータを処理することで、親機2全体の制御や演算処理等を行う。
記憶部22は、ROMなどの不揮発性メモリ、フラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリからなる。そして、ROMには親機2を動作させるために必要な制御プログラムなどが記憶されている。また、RAMには制御部21が実行中の各プログラムや、それらの実行に必要な情報が記憶される。また、書換え可能な不揮発性メモリには、各種設定データ、例えば子機3からのルート検索電文に対する応答期間(ルート応答電文の返信期間)などが記憶される。
無線送受信部23は、特定小電力無線などにより、子機3との間で無線通信を行う。網制御部24は、通信ネットワークNWを介してセンタ装置1と通信を行う。表示部25は、LEDなどで構成されており、親機2の動作状態などを表示する。操作入力部26は、ボタンやスイッチ等からなり、親機2に対する所定の設定を入力するためのユーザI/F(インタフェース)である。
〈子機の概略構成〉
図3は、図1に示されている遠隔監視システムにおける子機の概略構成を示すブロック図である。
図示のように、子機3は、制御部31と、それぞれが制御部31に接続された記憶部32、無線送受信部33、外部I/F部34、表示部35、及び操作入力部36を備えており、無線送受信部33には電波を送受信するアンテナ37が接続されている。
制御部31は、例えばマイクロプロセッサ及びその周辺回路などで構成されており、記憶部22に記憶されているプログラムやデータを処理することで、子機3全体の制御や演算処理等を行う。
記憶部32は、ROMなど不揮発性メモリ、フラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリからなる。そして、ROMには子機3を動作させるために必要な制御プログラムが記憶されている。また、RAMには制御部31が実行中の各プログラムや、それらの実行に必要な情報が記憶される。また、書換え可能な不揮発性メモリには、各種設定データが記憶される。ここには、設定データとして、固有ID32a、及び固有IDに応じて設定された、他の子機3からのルート検索電文に対する応答タイミング(ルート応答電文の返信タイミング)を表す応答タイミング情報32bを例示した。
無線送受信部33は、特定小電力無線などにより、他の子機3や親機2との間で無線通信を行う。外部I/F部34にはガスメータ、水道メータ等の外部機器が接続される。表示部35は、LEDなどで構成されており、子機3の動作状態などを表示するユーザI/Fである。操作入力部36は、ボタンやスイッチ等からなり、子機3に対する所定の設定を入力するためのユーザI/Fである。
〈子機が保持している固有ID〉
子機3の記憶部32に記憶されている固有ID32aは、子機3の上位端末の段数毎の接続順序情報を表す情報である、すなわち、1段目の子機の固有IDは「親機に対する自端末の接続順序を表す情報」からなる。また、2段目の子機の固有IDは、「親機に対する、自端末が接続されている1段目の子機の接続順序を表す情報」及び「1段目の子機に対する自端末の接続順序を表す情報」からなる。また、3段目の子機の固有IDは、「親機に対する、自端末が接続されている2段目の子機が接続されている1段目の子機の接続順序を表す情報」、「1段目の子機に対する、自端末が接続されている2段目の子機の接続順序を表す情報」、及び「2段目の子機に対する自端末の接続順序を表す情報」からなる。固有ID32a及び応答タイミング情報32bは、子機3を設置した時に、親機2又はセンタ装置1から記憶部32に書き込まれる。
図1に示されている遠隔監視システムでは、1段目子機A〜Dが子機A、子機B、子機C、子機Dの順に親機2に接続されたものとすると、それぞれの固有IDは「1」、「2」、「3」、「4」となる。
また、2段目の子機E、子機Fが、子機E、子機Fの順に1段目の子機Aに接続されたものとすると、それぞれの固有IDは「1−1」、「1−2」となる。また、1段目の子機Bに接続されている2段目の子機は子機Gだけなので、子機Gの固有IDは「2−1」である。また、2段目の子機H、子機Iが、子機H、子機Iの順に1段目の子機Cに接続されたものとすると、それぞれの固有IDは「3−1」、「3−2」となる。また、2段目の子機J、子機Kが、子機J、子機Kの順に1段目の子機Dに接続されたものとすると、それぞれの固有IDは「4−1」、「4−2」である。
また、2段目の子機Eに接続されている3段目の子機は子機Lだけなので、子機Lの固有IDは「1−1−1」である。また、2段目の子機Fに接続されている3段目の子機は子機Mだけなので、子機Mの固有IDは「1−2−1」である。また、2段目の子機Gに接続されている3段目の子機は子機Nだけなので、子機Nの固有IDは「2−1−1」である。
つまり、各子機の固有IDは「直上子機の固有ID+直上子機に対する自機の接続順序」と言うこともできる。また、各子機の固有IDは、各子機の無線通信システムのネットワーク上のおおよその位置を表していると言える。
〈新規設置端末の通信ルート構築手順〉
次に、本発明の実施形態に係る遠隔監視システムにおける新規設置端末の通信ルート構築手順について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る遠隔監視システムにおいて、子機が新規に設置されたときの子機及び周辺の端末の動作を示す図であり、図5は、図4におけるルート検索電文及びルート応答電文のタイミングを示す図である。以下、これらの図4を参照して、本発明の実施形態に係る遠隔監視システムにおける新規設置子機の通信ルート構築処理について説明する。
子機Xの操作入力部36の所定のボタンの押下に応じて、記憶部32からルート検索電文が読み出され、無線送受信部33とアンテナ37により、周辺の端末にブロードキャストされる(図4における白抜きの矢印)。ここで、図4における破線の円はルート検索電文のブロードキャスト電波が届く範囲である。また、図4及び図5の各子機に付されている括弧内の数値は固有IDである。
図5に示されているブロードキャスト期間の時間長(例えば30秒)は各子機3の記憶部32内に設定データとして記憶されている。ブロードキャスト期間(t0〜t1)が経過すると、周辺の端末の応答期間となる。本実施形態では、従来システムのように、周辺の端末からの応答の衝突を防止するために、周辺の端末がランダムに応答するのではなく、予め以下のように設定しておく。
最初は親機の応答期間(t1〜t2)とし、次に子機の応答期間(t2〜t5)とした。さらに、子機の応答期間(t2〜t5)は、子機の固有IDに応じて、1段目の子機の応答期間(t2〜t3)、2段目の子機の応答期間(t3〜t4)、3段目の子機の応答期間(t4〜t5)とした。さらに、1段目の子機が複数存在する場合、固有IDに基づき1段目の子機の応答期間(t2〜t3)内の応答タイミングを設定した。同様に、2段目の子機が複数存在する場合、固有IDに基づき2段目の子機の応答期間(t3〜t4)内の応答タイミングを設定し、3段目の子機が複数存在する場合、固有IDに基づき3段目の子機の応答期間(t4〜t5)内の応答タイミングを設定した。これらの応答期間及び応答期間内の応答タイミングは、例えばルート検索電文のブロードキャスト期間の終了時点からの遅延時間で表された応答タイミング情報32bとして子機3の記憶部32に保持されている。
ここで、周辺の親機は自端末の応答期間の開始時刻t1をルート検索電文が受信されなくなったことに基づいて判定する。周辺の子機は、上述した応答タイミング情報に基づいて自機の応答タイミングになったことを判定する。
子機Xは、ルート検索電文のブロードキャストを終えると、周辺の親機からのルート応答電文の受信を待機する。本実施形態では、子機Xからのルート検索電文のブロードキャスト電波が届く範囲に親機が存在しなかったため、親機からの応答がなかったものとした。
次の応答期間である1段目の子機が応答する期間(t2〜t3)では、子機d(固有ID:4)、子機e(固有ID:5)、子機f(固有ID:6)が、親機2に対する接続順にルート応答電文を返信した(図4における実線の矢印)。子機dよりも親機2に対する接続順の早い子機a(固有ID:1)、子機b(固有ID:2)、子機c(固有ID:3)は、ルート検索電文のブロードキャスト電波の届かない位置に存在するため、ルート応答電文を返信しない。
次の応答期間である2段目の子機が応答する期間(t3〜t4)では、子機x(固有ID:4−2)、子機g(固有ID:6−1)が、それぞれの直上の1段目子機である子機d、子機gの親機2に対する接続順(4番目、6番目)の早い順にルート応答電文を返信した。子機xよりも子機dに対する接続順の早い子機w(固有ID:4−1)はルート検索電文のブロードキャスト電波の届かない位置に存在するため、ルート応答電文を返信しない。
次の応答期間である3段目の子機が応答する期間(t4〜t5)では、子機z(固有ID:4−2−2)、子機q(固有ID:6−1−3)が、それぞれの直上の2段目子機である子機x、子機gの1段目の子機である子機d、子機fの親機に対する接続順(4番目、6番目)の早い順にルート応答電文を返信した。子機zよりも子機xに対する接続順の早い子機y(固有ID:4−2−1)はルート検索電文のブロードキャスト電波の届かない位置に存在するため、ルート応答電文を返信しない。
3段目の子機の応答期間が終了すると、子機Xは、最終的に1つ以上の通信ルート情報、つまり通信相手となる直上端末(直接の通信相手端末)の端末ID及び段数を通信ルート毎に自端末の記憶部32に格納し、保持する。ここでは、子機d、子機e、子機f、子機g、子機q、子機x、子機zの通信ルート情報を保持した場合を示している。
また、この時に取得した電界強度や段数から、通信条件が最良の応答端末、例えば段数が少なく、かつ電界強度の強い応答端末の順に、第1通信ルート、第2通信ルートなどのルート番号(優先順位)を付けることで、通信ルートを構築する。ここでは、図6に示されている通信条件の評価に基づいて、子機eを直上端末とする通信ルートを第1通信ルートとし(図4における太い破線)、子機g、子機xを直上端末とする通信ルートを第2通信ルート、第3通信ルート(図4における一点鎖線)とした場合を示している。
子機Xは、第1通信ルートの登録要求電文を第1通信ルートの直上の端末である子機eへ送信する。子機eは、第1通信ルートの登録要求電文を受信すると、自端末の通信ルート情報(端末ID、電界強度等)を付加し、親機2に送信し(図4における太い破線)、親機2がセンタ装置1に送信する(図4における太い破線)。センタ装置1は、登録要求電文を受信し、通信ルートを登録することで、通信ルートの登録が完了する。そして、センタ装置1は、第1通信ルートの下り通信ルート経由で子機Xに登録完了通知とともに固有ID32a(=5−1)及び応答タイミング情報32bを通知する。子機Xがこれらの通知を受信することで、子機Xにおいて第1通信ルート、固有ID、及びルート検索電文に対する応答タイミングが確定する。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る遠隔監視システムによれば、ルート検索電文のブロードキャスト電波の届く範囲に多数の端末が存在していても、各端末の応答タイミングを異ならせることができるので、応答の衝突による通信ルート情報の取りこぼしを防止することができる。また、固有IDは段数情報を含むため、例えば端末IDに基づき異なる応答タイミングを設定した手順よりも、段数の低い(親機に近い)通信条件の良好な子機からの応答が優先的に得られる点で有利である。
なお、本発明は、子機を設置するときだけでなく、運用後の全ての通信ルートでの通信失敗時や定期的なルート再検索時のルート検索電文の処理に適用することもできる。
また、本発明は例えば以下の変形が可能である。すなわち、固有IDに、各子機が保持する通信ルート数、及び通信ルート毎の直上子機の電界強度情報を追加することで、通信品質の優劣情報を付与し、ルート応答電文の応答タイミングに優先度を付ける。これにより、通信条件の良い子機からの応答をより早く得ることができるようになり、応答待ち時間の短縮、ひいては電池の長寿命化につなげることができる。
1…センタ装置、2…親機、3…子機、21,31…制御部、22,32…記憶部、23,33…無線送受信部、32a…固有ID、32b…応答タイミング情報。

Claims (2)

  1. それぞれが端末である親機、及び親機に対して階層的に無線接続される複数段の子機からなる無線通信システムであって、
    各子機は、段数毎の上位端末に対する接続順序を表す情報を固有IDとして保持する固有ID保持手段と、
    ルート検索電文の受信に対するルート応答電文の返信を前記固有IDに基づいて設定された互いに異なるタイミングで実行する応答手段と、
    を有する無線通信システム。
  2. 請求項1に記載された無線通信システムにおいて、
    前記固有IDは、子機が保有する通信ルートの数を表す情報及び/又は直上子機の電界強度情報を含む無線通信システム。
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