JP2021033476A - 判定装置、判定方法及び判定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を損なわずに不正な決済を防ぐ。【解決手段】本願に係る判定装置は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報(例えば、明るさや、色彩、色温度、照明態様など)とを取得する取得部と、取得部が取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、取得部が取得した取得情報とが一致するか否かを判定する判定部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、判定装置、判定方法及び判定プログラムに関する。
従来、スマートフォンやタブレット端末、ウェアラブル装置等といった端末装置を用いて、各種の決済処理を行う技術が知られている。このような技術の一例として、端末装置を用いて、店舗用のQRコード(登録商標)(Quick Response Code)等の2次元コードを読み取ると、読み取った2次元コードと対応する店舗への支払いを端末装置を介して受付ける技術が知られている。
ここで、第1店舗に対して第2店舗用の2次元コードが誤って提供された場合や、紙等に印刷された第1店舗の2次元コードに不正な2次元コードを付した場合には、第1店舗に対する支払が適切に行われなくなる。そこで、端末装置が撮像した2次元コードが存在する位置と、端末装置が2次元コードを撮像した位置とが一致するか否かを判断することにより、撮像された2次元コードを認証する技術が知られている。
特開2015−046052号公報
しかしながら、上述した技術では、2次元コードを用いた決済の利便性を損なう恐れがある。
例えば、上述した技術では、建物の中等、端末装置の位置を適切に取得することができない場合には、認証を行うことができなくなる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利便性を損なわずに不正な決済を防ぐことを目的とする。
本願に係る判定装置は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する取得部と、前記取得部が取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、前記取得部が取得した取得情報とが一致するか否かを判定する判定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利便性を損なわずに不正な決済を防ぐことができるといった効果を奏する。
図1は、2次元コードを用いた決済の一例を示す図である。 図2は、利用者が利用する端末装置が撮像した画像の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供システムの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る対応情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る判定装置、判定方法及び判定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる判定装置、判定方法及び判定プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
本実施形態に係る判定処理の前提として、2次元コードを用いた決済(以下、「コード決済」と記載する場合がある)において行われる不正について、図1を用いて説明する。図1は、2次元コードを用いた決済の一例を示す図である。
なお、図1に示す端末装置100は、利用者Uに利用される情報処理装置(スマートフォン)であるものとする。また、図1に示す店舗端末201は、実店舗である店舗R1の管理者(販売者)Sに利用される情報処理装置(スマートフォン)であるものとする。また、図1に示す店舗端末202は、実店舗である店舗R2の管理者であって、不正に利用者からの支払いを受けようとする管理者(不正者)Fに利用される情報処理装置(スマートフォン)であるものとする。
また、図1に示す決済サーバ300は、コード決済の処理を制御する情報処理装置であるものとする。図1の例において、決済サーバ300は、端末装置100が店舗(実店舗)で読み取った2次元コードを示すコード情報と、利用者Uが店舗で購買する取引対象の合計額(購買額)を示す情報とを端末装置100から受け付けることにより、当該コード情報に対応する店舗の管理者に対し、当該購買額の決済処理(振込)を行う。なお、図1の例において、販売者Sに対応する2次元コードQR1が店舗端末201に配信済であり、不正者Fに対応する2次元コードQR2が店舗端末202に配信済であるものとする。
まず、不正者Fは、販売者Sの2次元コードに不正者Fの2次元コードを重ね貼りする(ステップS1)。例えば、図1の例において、不正者Fは、所定の媒体(例えば、印刷用紙)に印刷され、店舗R1のレジに設置されている2次元コードQR1に、2次元コードQR2を重ね貼りする。
ここで、図1の例において、利用者Uが店舗R1に来店し、店舗R1における購買額の決済を、コード決済で行うことを希望したものとする。この場合、端末装置100は、店舗R1のレジに設置されている2次元コード、すなわち、不正者Fの2次元コードQR2を読み取ることとなる(ステップS2)。続いて、端末装置100は、不正者Fの2次元コードQR2と、利用者Uの店舗R1における購買額とを決済サーバ300に通知(送信)する(ステップS3)。例えば、図1の例において、端末装置100は、ステップS2において読み取った2次元コードQR2を示すコード情報と、利用者Uが端末装置100に入力した購買額とを含む決済要求を決済サーバ300に通知する。
続いて、決済サーバ300は、不正者Fに対して、端末装置100から通知された購買額の振り込みを行う(ステップS4)。言い換えると、決済サーバ300は、ステップS3において端末装置100から通知されたコード情報が示す2次元コードQR2に対応する不正者Fに対して、利用者Uが入力した購買額の振り込みを行う。一方、決済サーバ300は、実際に取引対象を利用者Uに販売した販売者Sには、振込を行わない。
以上のように、2次元コードを用いた決済を店舗が利用する際、他店舗の2次元コードを自店舗の2次元コードに重ね貼りされた場合、利用者からの決済を適切に受け付けることができない。したがって、2次元コードの重ね貼りに伴う不正な決済を防ぐ技術が求められる。ここで、2次元コードを用いた決済に関する技術として、従来、端末装置が撮像した2次元コードが存在する位置と、端末装置が2次元コードを撮像した位置とが一致するか否かを判断することにより、撮像された2次元コードを認証する技術が知られている。しかしながら、従来技術では、建物の中等、端末装置の位置を適切に取得することができない場合には認証を行うことができなくなり、利便性が良いとはいえないという問題点がある。
以上の前提及び問題点を踏まえ、本願に係る判定装置等は、実施形態に係る判定処理を行う。
ここで、通常、利用者が利用する端末装置が2次元コードを読み取る際に撮像する画像には、当該2次元コードを示すコード情報と、当該コード情報以外の情報(例えば、画像の明るさや色彩など。以下、「取得情報」と記載する場合がある)とが含まれる。そして、各店舗に設置された2次元コードの周囲の状況は、店舗ごとに異なることが想定される。したがって、店舗に設置された2次元コードを撮像した画像には、当該店舗固有の取得情報が含まれることとなる。
このような取得情報について、図2を用いて具体的に説明する。図2は、利用者が利用する端末装置が撮像した画像の一例を示す図である。なお、図2の説明において、店舗の2次元コードを示すコード情報に対し、当該2次元コードが設置された周囲の状況に関する情報(以下、「対応情報」と記載する場合がある)が対応付けられているものとする。対応情報には、2次元コードの周囲の明るさを示す情報(以下、「明るさ情報」と記載する場合がある)や、2次元コードの周囲の色彩を示す情報(以下、「色彩情報」と記載する場合がある)、2次元コードの周囲に設置された物品を示す情報(以下、「物品情報」と記載する場合がある)、2次元コードの周囲を撮像した画像の周波数を示す情報(以下、「周波数情報」と記載する場合がある)などが含まれる。
図2の例において、画像P1は、利用者が利用する端末装置によって店舗R1において撮像された画像であり、店舗R1に対応する2次元コードを添付した媒体M1、並びに、媒体M1の周囲に設置された物品B1及びB2を被写体として含む。また、画像P2は、利用者が利用する端末装置によって店舗R2において撮像された画像であり、店舗R2に対応する2次元コードを添付した媒体M2、並びに、媒体M2の周囲に設置された物品B3を被写体として含む。
ここで、画像P1に対し画像認識技術等を用いて解析した場合、媒体M1に印刷された2次元コードに対応付けられた対応情報#1に対応する取得情報#1が抽出される。具体的には、画像P1から抽出した明るさ情報や、色彩情報、物品情報、周波数情報などを含む取得情報#1が示す特徴量と、対応情報#1が示す特徴量との差が所定の閾値以内となる。
また同様に、画像P2に対し画像認識技術等を用いて解析した場合、媒体M2に印刷された2次元コードに対応付けられた対応情報#2に対応する取得情報#2が抽出される。
すなわち、端末装置により撮像した画像に、当該画像を撮像した店舗に対応付けられた2次元コード(正しい2次元コード)が含まれる場合、当該画像から抽出される取得情報は当該2次元コードに対応付けられた対応情報に対応する。
一方、図2に示す例において、画像P3は、利用者が利用する端末装置によって店舗R1において撮像された画像であるが、店舗R1の2次元コードに店舗R2の2次元コードが重ね貼りされたことにより、店舗R2に対応する2次元コードを添付した媒体M1、並びに、媒体M1の周囲に設置された物品B1及びB2を被写体として含む。この場合、画像P1に対し画像認識技術等を用いて解析した場合、媒体M1に印刷された店舗R2の2次元コードに対応付けられた対応情報#2に対応しない取得情報#1が抽出される。具体的には、媒体M2の周囲に物品B3が設置されていることを示す対応情報#2と、物品B3に替えて媒体M1の周囲に物品B1及びB2が設置されていることを示す取得情報#1とでは、特徴量の差が所定の閾値以上となる。
すなわち、端末装置により撮像した画像に当該画像を撮像した店舗に対応しない2次元コードが含まれる場合、言い換えると、2次元コードの重ね貼りが行なわれている場合、当該画像から抽出される取得情報は、当該2次元コードに対応付けられた対応情報に対応しない。
このような取得情報と対応情報との対応関係を利用し、本願に係る判定装置等は、実施形態に係る判定処理を実現する。以下、図3を用いて、本願に係る判定装置等により実現される判定処理について説明する。図3は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。なお、図3では、本願に係る判定装置の一例である情報提供装置10によって、実施形態に係る出力処理などが実現されるものとする。
図3の説明に先立って、図4を用いて、実施形態に係る情報提供システム1について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供システムの構成例を示す図である。図4に示すように、実施形態に係る情報提供システム1は、情報提供装置10と、端末装置100と、店舗端末200と、決済サーバ300とを含む。情報提供装置10、端末装置100、店舗端末200及び決済サーバ300は、ネットワークNを介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図4に示した情報提供システム1には、複数台の情報提供装置10、複数台の端末装置100、複数台の店舗端末200及び複数台の決済サーバ300が含まれていてもよい。
情報提供装置10は、利用者と、店舗の管理者との間の決済を認証する情報処理装置である。例えば、情報提供装置10は、店舗の管理者に対応する2次元コードを示すコード情報と、当該2次元コードが設置された周囲の状況に関する対応情報とを対応付けて管理する。
端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、決済サーバ300等によって配信される、コード決済に関する情報(例えば、コード決済を行う際に端末装置100の画面に表示される情報)を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。
店舗端末200は、店舗の管理者によって利用される情報処理装置である。すなわち、以下では、店舗の管理者を店舗端末200と読み替えることもできる。店舗端末200は、例えば、POS(Point of Sales system)端末や、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。また、店舗端末200は、店舗端末200の利用者(管理者)に対応する2次元コードであって、コード決済を行う際に端末装置100により読み取られる2次元コードを、決済サーバ300等から受け付ける。また、店舗端末200は、店舗において2次元コードが設置された周囲の状況に関する対応情報を情報提供装置10に送信する。なお、対応情報は、店舗の管理者が利用する端末装置により撮像された画像(静止画像若しくは動画像)や、店舗に設置された撮像装置により撮像された画像に基づく情報であってもよい。
決済サーバ300は、コード決済の処理を制御する情報処理装置である。例えば、決済サーバ300は、利用者と店舗の管理者との間の決済に関する決済情報に基づいて、当該決済要求に対応する店舗の管理者に対し決済処理(振込)を行う。
以下、図3を用いて、情報提供装置10が行う判定処理について説明する。なお、以下の説明において、端末装置100は、利用者Uにより利用される、撮像部を備えたスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであるものとする。すなわち、以下では、利用者Uを端末装置100と読み替えることもできる。また、以下の説明では、利用者Uが実店舗である店舗R1に来店し、店舗R1に対するコード決済を行う例を示す。
また、以下の説明において、店舗R1の管理者に対応する2次元コードが決済サーバ300等から店舗端末200に通知され、2次元コードが添付された媒体M1が店舗R1に設置されているものとする。また、以下の説明において、情報提供装置10は、店舗R1の管理者が利用する店舗端末200から、2次元コード(媒体M1)が設置された周囲の状況に関する対応情報を取得し、店舗R1の管理者に対応する2次元コードを示すコード情報と対応付けて管理しているものとする。なお、以下の説明において、対応情報には、明るさ情報、色彩情報、物品情報及び周波数情報が含まれる。
まず、端末装置100は、店舗R1に設置された2次元コードを撮影する(ステップS11)。なお、図3の例において、端末装置100は、利用者Uの操作に応じて、媒体M1、並びに、媒体M1の周囲に設置された物品B1及びB2を被写体する画像P11を撮影したものとする。
続いて、端末装置100は、2次元コードが示すコード情報を取得する(ステップS12)。例えば、図3の例において、端末装置100は、画像認識技術等を用いて、画像P11に含まれる媒体M1に添付された2次元コードを示すコード情報を取得する。
続いて、端末装置100は、撮影した画像から取得可能な情報であって、コード情報以外の情報を取得情報として抽出する(ステップS13)。例えば、図3の例において、端末装置100は、画像認識技術等を用いて、画像P11から、明るさ情報、色彩情報、物品情報及び周波数情報を取得情報として抽出する。
なお、画像P11からコード情報及び取得情報を抽出する処理は、端末装置100から送信される画像P11を取得した情報提供装置10により行われてもよい。
続いて、端末装置100は、決済情報と共に、コード情報及び取得情報を送信する(ステップS14)。例えば、図3の例において、端末装置100は、利用者Uと店舗R1の管理者との間の決済に関する決済情報と共に、画像P11から抽出したコード情報及び取得情報を情報提供装置10に送信する。
続いて、情報提供装置10は、取得したコード情報と予め対応付けられていた対応情報と、取得した取得情報とが一致するか否かを判定する(ステップS15)。例えば、図3の例において、情報提供装置10は、ステップS14において端末装置100から送信されたコード情報及び取得情報を取得する。そして、情報提供装置10は、取得したコード情報に対応付けられた対応情報を特定し、特定した対応情報が示す特徴量と、取得した取得情報が示す特徴量との差が所定の閾値以内となるか否かを判定する。
なお、対応情報及び取得情報が示す特徴量の取得には、カラーヒストグラムや、色分布、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)、SURF(Speed-Up Robust Features)等、画像が有する特徴量を取得する任意の技術が採用可能である。また、対応情報及び取得情報が示す特徴量には、ニューラルネットで生成される特徴量も利用可能である。
続いて、情報提供装置10は、対応情報と取得情報とが一致する場合は、決済情報に従って、決済を実行する(ステップS16)。例えば、図3の例において、対応情報が示す特徴量と、取得情報が示す特徴量との差が所定の閾値以内となる場合、情報提供装置10は、利用者Uと店舗R1の管理者との間の決済を認証し、決済情報を決済サーバ300に送信する。
一方、対応情報が示す特徴量と、取得情報が示す特徴量との差が所定の閾値以上となる場合、情報提供装置10は、利用者Uと店舗R1の管理者との間の決済を認証できない旨の情報を端末装置100に送信すると共に、店舗R1に設置された2次元コードに対し、他の店舗の管理者に対応する2次元コードの重ね貼りが行われている旨の情報を店舗端末200に送信する。
以上のように、実施形態に係る情報提供装置10は、取得情報と対応情報との対応関係を利用し、利用者と店舗の管理者との間の決済の認証を行う。これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者が利用する端末装置や店舗の位置に依存せず、2次元コードと共に取得される情報に基づいて決済の認証を行うことができるため、利便性を損なわずに不正な決済を防ぐことを可能とする。
〔2.情報提供装置の構成〕
次に、図5を用いて、情報提供装置10の構成について説明する。図5は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。図5に示すように、情報提供装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100、店舗端末200、決済サーバ300等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部30は、対応情報データベース31を有する。
(対応情報データベース31について)
対応情報データベース31は、店舗の管理者に対応する2次元コードを示すコード情報と、当該2次元コードが設置された周囲の状況に関する対応情報とを対応付けて記憶する。ここで、図6を用いて、対応情報データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る対応情報データベースの一例を示す図である。図6の例において、対応情報データベース31は、「対応情報ID」、「コード情報」、「対応情報」といった項目を有する。
「対応情報ID」は、対応情報を識別するための識別情報を示す。「コード情報」は、店舗の管理者に対応する2次元コードを示す。「対応情報」は、2次元コードが設置された周囲の状況に関する情報を示し、例えば、2次元コードの周囲の明るさを示す明るさ情報や、2次元コードの周囲の色彩を示す色彩情報、2次元コードの周囲に設置された物品を示す物品情報、2次元コードの周囲を撮像した画像の周波数を示す周波数情報などが含まれる。
なお、対応情報データベース31は、朝(4−10時等)、昼(10−16時等)、夕方(16時−19)、夜(19−3時等)などといった時間帯ごとの対応情報を記憶してもよい。また、対応情報データベース31は、晴れ、曇り、雨などといった天候ごとの対応情報を記憶してもよい。
すなわち、図6では、対応情報ID「SID#1」によって識別される対応情報「対応情報#1」が、コード情報「コード#1」に対応付けられている例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図5に示すように、登録部41と、取得部42と、判定部43と、認証部44とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(登録部41について)
登録部41は、コードが設置された周囲の状況に関する対応情報を、当該コードを示すコード情報に対応付けて対応情報データベース31に登録する。例えば、登録部41は、店舗の管理者が利用する端末装置により撮像された画像や、店舗に設置された撮像装置により撮像された画像などの情報を店舗端末200から受け付け、受け付けた情報に基づく対応情報を当該管理者の2次元コードを示すコード情報に対応付けて対応情報データベース31に登録する。
なお、登録部41は、対応情報として、コードの周囲の照明の色温度を示す情報を登録してもよい。また、登録部41は、対応情報として、コードの周囲に設置された照明器具等による照明態様を示す情報を登録してもよい。また、登録部41は、対応情報として、コードをキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な情報を登録してもよい。また、登録部41は、時間帯や天候ごとの対応情報をコード情報に対応付けて対応情報データベース31に登録してもよい。
(取得部42について)
取得部42は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する。例えば、図3の例において、取得部42は、画像認識技術等を用いて、画像P11に含まれる媒体M1に添付された2次元コードを示すコード情報と、取得情報とを取得する。
また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す情報を取得してもよい。例えば、図3の例において、取得部42は、取得情報として、2次元コードの周囲の明るさを示す明るさ情報を画像P11から取得する。
また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す情報を取得してもよい。例えば、図3の例において、取得部42は、取得情報として、2次元コードの周囲の色彩を示す色彩情報を画像P11から取得する。
また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す情報を取得してもよい。例えば、取得部42は、取得情報として、2次元コードの周囲の照明の色温度を示す情報を取得する。
また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す情報を取得してもよい。例えば、取得部42は、取得情報として、2次元コードの周囲に設置された照明器具等による照明態様を示す情報を取得する。
また、取得部42は、画像が撮影された時間帯を示す時間帯情報を取得してもよい。例えば、取得部42は、取得情報と共に、当該取得情報の取得元である画像が撮影された時間帯を示す時間帯情報を取得する。
なお、取得部42は、取得情報と共に、当該取得情報の取得元である画像が撮影された際の天候を示す帯情報を取得してもよい。
また、取得部42は、端末装置がキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な取得情報を取得してもよい。例えば、取得部42は、2次元コードをキャリブレーション後に撮影した画像から取得情報を取得する。
(判定部43について)
判定部43は、取得部42が取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、取得部42が取得した取得情報とが一致するか否かを判定する。例えば、判定部43は、対応情報データベース31を参照し、取得したコード情報と予め対応付けられていた対応情報と、当該コード情報と共に画像から取得した取得情報とが一致するか否かを判定する。具体的には、判定部43は、対応情報が示す特徴量と、取得した取得情報が示す特徴量との差が所定の閾値以内となるか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、コード情報に予め対応付けられた対応情報に含まれる明るさ情報と、当該コード情報と共に画像から取得した取得情報に含まれる明るさ情報とが一致するか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、コード情報に予め対応付けられた対応情報に含まれる色彩情報と、当該コード情報と共に画像から取得した取得情報に含まれる色彩情報とが一致するか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、コード情報に予め対応付けられた対応情報に含まれる色温度を示す情報と、当該コード情報と共に画像から取得した取得情報に含まれる色温度を示す情報とが一致するか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、コード情報に予め対応付けられた対応情報に含まれる照明態様を示す情報と、当該コード情報と共に画像から取得した取得情報に含まれる照明態様を示す情報とが一致するか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードを時間帯情報が示す時間帯において予め撮影した画像から取得可能な情報であって、当該コードを示すコード情報以外の情報を示す対応情報と、取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、取得情報の取得元である画像が撮影された時間帯と、当該画像から取得されたコード情報とに対応する対応情報が、当該取得情報と一致するか否かを判定する。
また、判定部43は、コード情報が示すコードをキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な情報として当該コード情報と予め対応づけられた対応情報と、取得情報とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部43は、キャリブレーション後に撮影した画像から取得された取得情報と、当該画像から取得されたコード情報に対応する対応情報であって、キャリブレーション後に撮影した画像から取得された対応情報とが一致するか否かを判定する。
(認証部44について)
認証部44は、対応情報と取得情報とが一致する場合は、利用者と取得部が取得したコード情報と対応する対象者との間の決済を認証する。例えば、図3の例において、対応情報が示す特徴量と、取得情報が示す特徴量との差が所定の閾値以内となる場合、認証部44は、利用者Uと店舗R1の管理者との間の決済を認証し、決済情報を決済サーバ300に送信する。
〔3.判定処理のフロー〕
ここで、図7を用いて、実施形態に係る情報提供装置10の判定処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、情報提供装置10は、店舗端末から対応情報の初回登録を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、初回登録を受け付けていないと判定された場合(ステップS101;No)、利用者が利用する端末装置から決済要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS104)。一方、初回登録を受け付けたと判定された場合(ステップS101;Yes)、情報提供装置10は、コード情報及び取得情報を店舗端末から受け付ける(ステップS102)。例えば、情報提供装置10は、2次元コードを含む画像を店舗端末から受け付け、当該2次元コードを示すコード情報と、当該画像に含まれる当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する。続いて、情報提供装置10は、受け付けた取得情報を対応情報としてコード情報と対応付けて登録する(ステップS103)。
続いて、情報提供装置10は、利用者が利用する端末装置から決済要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS104)。ここで、決済要求を受け付けていないと判定された場合(ステップS104;No)、情報提供装置10は、店舗端末から対応情報の初回登録、若しくは、利用者が利用する端末装置から決済要求を受け付けるまで待機する。
一方、決済要求を受け付けたと判定された場合(ステップS104;Yes)、情報提供装置10は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコード情報及び取得情報を取得する(ステップS105)。続いて、情報提供装置10は、コード情報と対応付けられた対応情報と、取得情報とが一致するか否かを判定する(ステップS106)。
ここで、対応情報と取得情報とが一致すると判定された場合(ステップS106;Yes)、情報提供装置10は、決済を認証し(ステップS107)、処理を終了する。一方、対応情報と取得情報とが一致しないと判定された場合(ステップS106;No)、情報提供装置10は、認証に失敗した旨を利用者が利用する端末装置に通知し(ステップS108)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4−1.コードについて〕
上述の実施形態において、コードが2次元コード(例えば、QRコード(登録商標)、バーコードなど)である例を示したが、コードはこのような例に限定されず、利用者が利用する端末装置が読み取り可能な情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、コードは、暗証番号や文字列(パスワード)などであってもよい。
〔4−2.取得情報について〕
上述の実施形態において、取得部42が、端末装置100が2次元コードを撮影した画像(静止画像若しくは動画像)から、明るさ情報、色彩情報、物品情報及び周波数情報を取得情報として取得する例を示したが、取得部42の機能はこのような構成に限定されず、2次元コードを撮影した画像から取得可能な各種の情報を取得情報として取得してもよい。
例えば、取得部42は、人の顔認識に関する種々の従来技術を用いて、2次元コードを撮影した画像に含まれる従業員の顔画像を取得情報として取得する。そして、判定部43は、取得部42が取得した顔画像と、コード情報に対応付けられた店舗の従業員のうちいずれかの顔画像とが一致するか否かを判定する。
また、取得部42は、店舗の従業員のジェスチャーや、店舗に設置された出力装置(例えば、店舗端末200)の画面に出力される所定のパターンなどといった、2次元コードを撮影した画像に含まれる動体に関する情報を取得情報として取得する。そして、判定部43は、取得部42が取得した動体に関する情報が、コード情報に対応付けられたものと一致するか否かを判定する。
また、取得部42は、2次元コードを撮影した画像に含まれるランダムな情報を取得情報として取得する。具体的には、取得部42は、情報提供装置10が店舗端末200に発行するワンタイムパスワードを取得情報として取得する。そして、判定部43は、取得部42が取得したワンタイムパスワードが、コード情報に対応する店舗の管理者に対して発行されたものと一致するか否かを判定する。
なお、取得部42は、2次元コードを撮影した画像から取得可能な情報だけでなく、2次元コードの撮影時に端末装置100が取得可能な情報(例えば、端末装置100が2次元コードを撮影するために起動したアプリケーションの機能により取得される情報)を取得情報として取得してもよい。
例えば、取得部42は、2次元コードを撮影する際、端末装置100が受信したビーコン情報(例えば、店舗に設置された発信器から発信されるビーコン情報)を取得情報として取得する。そして、判定部43は、取得部42が取得したビーコン情報が、コード情報に対応する店舗において発信されるビーコン情報と一致するか否かを判定する。
また、取得部42は、端末装置100が2次元コードを撮影する際、端末装置100が備える各種のセンサにより取得可能な情報を取得情報として取得する。具体的には、取得部42は、2次元コードを撮影する際に端末装置100がマイク等により収集した音情報(例えば、音声や、BGMなどの環境音)、若しくは、当該音情報を変換した音波を取得情報として取得する。そして、判定部43は、取得部42が取得した音情報、若しくは、音波が、コード情報に対応付けられたもの(例えば、予め店舗内で集音されたもの)と一致するか否かを判定する。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報提供装置10は、登録部41と、取得部42と、判定部43と、認証部44とを有する。登録部41は、コードが設置された周囲の状況に関する対応情報を、当該コードを示すコード情報に対応付けて登録する。取得部42は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する。判定部43は、取得部42が取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、取得部42が取得した取得情報とが一致するか否かを判定する。認証部44は、対応情報と取得情報とが一致する場合は、利用者と取得部が取得したコード情報と対応する対象者との間の決済を認証する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者が利用する端末装置や店舗の位置に依存せず、2次元コードと共に取得される情報に基づいて決済の認証を行うことができるため、利便性を損なわずに不正な決済を防ぐことを可能とする。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定する。また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定する。また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定する。また、取得部42は、取得情報として、画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す対応情報と取得情報とが一致するか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、コードと共に取得される各種の情報に基づいて決済の認証を行うことができるため、決済の認証の精度を向上させることができる。
また、取得部42は、画像が撮影された時間帯を示す時間帯情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードを時間帯情報が示す時間帯において予め撮影した画像から取得可能な情報であって、当該コードを示すコード情報以外の情報を示す対応情報と、取得情報とが一致するか否かを判定する。また、取得部42は、端末装置がキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な取得情報を取得する。そして、判定部43は、コード情報が示すコードをキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な情報として当該コード情報と予め対応づけられた対応情報と、取得情報とが一致するか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、様々な状況で2次元コードと共に取得される情報に基づいて決済の認証を行うことができるため、決済の認証の精度を向上させることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報提供装置10は、例えば、図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置10を例に挙げて説明する。図8は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報提供装置10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報提供装置10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報提供装置
20 通信部
30 記憶部
31 対応情報データベース
40 制御部
41 登録部
42 取得部
43 判定部
44 認証部
100 端末装置
200 店舗端末
300 決済サーバ

Claims (10)

  1. 利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する取得部と、
    前記取得部が取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、前記取得部が取得した取得情報とが一致するか否かを判定する判定部と
    を有することを特徴とする判定装置。
  2. 前記取得部は、
    前記取得情報として、前記画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の明るさを示す対応情報と前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記取得部は、
    前記取得情報として、前記画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色彩を示す対応情報と前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の判定装置。
  4. 前記取得部は、
    前記取得情報として、前記画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象の色温度を示す対応情報と前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の判定装置。
  5. 前記取得部は、
    前記取得情報として、前記画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードを予め撮影した際に画像に含まれる各撮影対象に対する照明態様を示す対応情報と前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の判定装置。
  6. 前記取得部は、
    前記画像が撮影された時間帯を示す時間帯情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードを前記時間帯情報が示す時間帯において予め撮影した画像から取得可能な情報であって、当該コードを示すコード情報以外の情報を示す対応情報と、前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の判定装置。
  7. 前記取得部は、
    前記端末装置がキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な取得情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記コード情報が示すコードをキャリブレーション後に撮影した画像から取得可能な情報として当該コード情報と予め対応づけられた対応情報と、前記取得情報とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の判定装置。
  8. 前記対応情報と前記取得情報とが一致する場合は、前記利用者と前記取得部が取得したコード情報と対応する対象者との間の決済を認証する認証部
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の判定装置。
  9. 判定装置が実行する判定方法であって、
    利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、前記取得工程で取得した取得情報とが一致するか否かを判定する判定工程と
    を含むことを特徴とする判定方法。
  10. 利用者が利用する端末装置が撮影した画像に含まれるコードを示すコード情報と、当該画像から取得可能な情報であって、当該コード情報以外の情報である取得情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得したコード情報と予め対応付けられた対応情報と、前記取得手順で取得した取得情報とが一致するか否かを判定する判定手順と
    をコンピュータに実行させるための判定プログラム。
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