JP2021027954A - 便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座を便器に安定して載置させることができるとともに、使用者の体重を精度よく測定可能な便座装置を提供する。【解決手段】使用者が着座する着座部と、前記着座部に対面する底面部と、前記底面部に設けられ前記着座部に向けて凹んだ凹陥部と、前記凹陥部に取付けられ便器の上面に接触するクッション部と、を有する便座と、前記凹陥部の内部に設けられ前記便座にかかる荷重を検出する荷重センサと、を備え、前記クッション部は、前記便器の前記上面に対面して前記凹陥部を覆う被覆部と、前記被覆部に設けられ前記凹陥部の内部と外部との間を貫通する貫通孔と、を有し、前記荷重センサは、前記着座部に加わった荷重を検出する検出部と、前記検出部から前記クッション部の前記貫通孔に向けて延び前記検出部に前記荷重を伝達する荷重伝達部と、を有していることを特徴とする便座装置である。【選択図】図3

Description

本発明の態様は、一般的に、便座装置に関する。
便座のクッション部に設けられた荷重センサにより、便座に着座した使用者の体重を測定可能な便座装置が知られている(特許文献1、2)。
特公平06−008548号公報 特開2000−225074号公報
クッション部は、便器の上面に繰り返し接触することで圧縮変形する虞がある。そうすると、荷重センサは、荷重(使用者の体重)を精度よく検出することが困難となる虞がある。また、特許文献2に記載された荷重センサのように、荷重受け部を樹脂材料で形成することで、圧縮変形を抑制することができる。しかし、特許文献2に記載された便座は、荷重受け部が便器と接触するので、便器に対して滑りやすくなり不安定になる虞がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、便座を便器に安定して載置させることができるとともに、使用者の体重を精度よく測定可能な便座装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、使用者が着座する着座部と、前記着座部に対面する底面部と、前記底面部に設けられ前記着座部に向けて凹んだ凹陥部と、前記凹陥部に取付けられ便器の上面に接触するクッション部と、を有する便座と、前記凹陥部の内部に設けられ前記便座にかかる荷重を検出する荷重センサと、を備え、前記クッション部は、前記便器の前記上面に対面して前記凹陥部を覆う被覆部と、前記被覆部に設けられ前記凹陥部の内部と外部との間を貫通する貫通孔と、を有し、前記荷重センサは、前記着座部に加わった荷重を検出する検出部と、前記検出部から前記クッション部の前記貫通孔に向けて延び前記検出部に前記荷重を伝達する荷重伝達部と、を有していることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、クッション部が便器の上面に接触するので、便座が便器に対して滑るのを抑制することができる。また、荷重センサの荷重伝達部は、クッション部の貫通孔に向けて延びているので貫通孔から露出する。これにより、荷重伝達部は、便器の上面から直接的に荷重を受けることができるので、クッション部の圧縮変形による体重測定の精度が低下するのを抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記荷重伝達部は、前記便器の前記上面に対面する表面が前記被覆部の表面と並んでいることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、荷重伝達部の表面と被覆部の表面とをほぼ同じ面上に位置させることができる。従って、荷重センサが効果的に体重測定を行うことができるとともに、クッション部を便器の上面に効率よく接触させることができる。また、便座を上げたときに、被覆部の表面と荷重伝達部の表面とが可及的に滑らかになるので、意匠性を向上できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記荷重伝達部は、前記検出部の下方に位置する第1部材と、前記第1部材から前記貫通孔に向けて延びる第2部材と、を有し、前記第2部材のヤング率は、前記クッション部の前記被覆部のヤング率よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
この便座装置によれば、荷重伝達部の第2部材がクッション部の被覆部よりも変形しにくい。従って、第2部材の圧縮変形による体重測定の精度が低下するのを抑制することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記被覆部と前記第2部材とは、樹脂材料により形成されていることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、便器の上面に傷がつくのを抑制したり、便器の上面に接触したときの接触音が発生したりするのを抑制できる。また、被覆部および第2部材が腐食してしまうことを抑制できる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記クッション部の前記被覆部は、外周側に位置する外側部と、前記外側部の内側から下方に向けて突出して前記便器の前記上面に当接する当接部と、を有し、前記貫通孔は、前記当接部に形成されていることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、当接部が力の支点となる外側部よりも突出しているので、着座した使用者の体重による便器からの反力を効果的に得ることができる。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記凹陥部は、前記クッション部と前記検出部との間に防水カバーを有することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、クッション部と防水カバーとにより、検出部に水が浸入するのを抑制することができる。また、クッション部が取外されて便座が清掃されても、防水カバーにより検出部を保護することができる。
本発明の態様によれば、便座を便器に安定して載置させることができるとともに、使用者の体重を精度よく測定可能な便座装置が提供される。
本発明の実施形態にかかる便座装置を備えたトイレ装置を示す斜視図である。 図2(a)および図2(b)は、便座装置を示す側面図および底面図である。 図2(b)中の便座、クッション部、および荷重センサを矢示A−A方向からみた断面図である。 便座装置による体重測定制御を示すブロック図である。 体重計測値から増減情報を算出する場合の一例を示す説明図である。 図5中の3日間平均値の増減をプロットしたグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる便座装置を備えたトイレ装置を示す斜視図である。
図1に示すように、トイレ装置2は、便器4と、便座装置10と、を備える。便器4は、いわゆる腰掛け大便器である。便器4は、下方に凹む凹状のボウル部4aを有する。便器4は、ボウル部4aにおいて使用者の尿や便などの***物を受ける。便座装置10は、便器4の上部に設置される。便座装置10は、便器4に対して一体的に取付けてもよいし、便器4に対して着脱可能に取付けてもよい。
図2(a)は、便座装置を示す側面図である。図2(b)は、便座装置を示す底面図である。なお、図2(a)と図2(b)とでは、便蓋14を省略している。
図3は、図2(b)中の便座、クッション部、および荷重センサを矢示A−A方向からみた断面図である。
図4は、便座装置による体重測定制御を示すブロック図である。
図2、図3に示すように、便座装置10は、便座20と、荷重センサ30と、を備えている。便座装置10は、その他に本体部12と、便蓋14と、を備えている。便蓋14は、便座装置10に必要に応じて設けられ、省略可能である。便座20と便蓋14とは、本体部12に対して回転可能に軸支されている。
なお、本願明細書において、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側方」および「右側方」のそれぞれは、開いた便蓋14に背を向けて便座20に座った使用者から見た方向である。
便座装置10の本体部12は、便器4のボウル部4aよりも後方に位置して便器4の上面4bに取付けられる。本体部12の内部には、便座20と便蓋14との開閉動作を制御する開閉ユニット、便座20の温度を制御する便座暖房ユニット、人体局部の洗浄を行う洗浄ユニット、臭気成分を低減する脱臭ユニット、これらの動作を統括的に制御する制御部50、およびトイレ室のリモコン60などと通信するための通信機55が必要に応じて内蔵されている。
また、制御部50は、便座20に設けられた荷重センサ30と接続されている。荷重センサ30は、荷重の検出値を制御部50に出力する。制御部50は、荷重センサ30の検出結果を基に、便座20に着座した使用者の体重測定を行う。そして、測定された体重は、通信機55からトイレ装置2を動作させるためのリモコン60および使用者の携帯端末65に送信される。なお、通信機55と、リモコン60および携帯端末65との間は、無線通信で行ってもよいし、有線通信で行ってもよい。そして、便座20に着座した使用者は、リモコン60の表示部60aや携帯端末65の表示部65aにより、体重の増減を確認することができる。
便座20は、外縁が便器4の外形形状に沿って湾曲して形成され、本体部12に回動可能に軸支されている。この便座20は、使用者が着座する着座部20aと、着座部20aに対面する底面部20bと、底面部20bに設けられ着座部20aに向けて凹んだ凹陥部22と、凹陥部22に取付けられ便器4の上面4bに接触するクッション部25と、を有している。
着座部20aは、便座20が便器4の上面4bに載置された状態で便座20の上面部となり、使用者が着座する部分である。底面部20bは、便座20を下げた状態で便器4の上面4bに上下方向で対面する。便座20は、ボウル部4aに貫通する開口部21を有する。この例では、便座20の中央部に開口部21が形成された、いわゆるO字型の便座20を示している。便座20は、O字型に限ることなく、U字型などでもよい。すなわち、使用状態(使用者が着座可能な状態)の便座20を上方から見た形状は、環状またはU字状である。使用者は、便座20に座った状態でボウル部4aに***を行うことができる。
凹陥部22は、便座20の底面部20bに複数個(例えば、4個)設けられている。これら凹陥部22は、底面部20bの左右対象位置に形成されている。図3に示すように、凹陥部22の内部には、荷重センサ30が配設される。また、凹陥部22には、クッション部25が取付けられる。そのために、凹陥部22は、クッション部25を取付けるためのクッション取付穴23と、荷重センサ30が配設されるセンサ配設穴24と、を有している。
クッション取付穴23は、凹陥部22の外周側で周方向に離間して複数個(例えば、4個)設けられている。クッション取付穴23は、下側(便器4の上面4b側)が開口して上側(着座部20a側)に向けて延びている。一方、センサ配設穴24は、クッション取付穴23よりも内側に設けられている。センサ配設穴24は、上側(着座部20a側)に位置して荷重センサ30の検出部31が配設される検出部配設穴24aと、検出部配設穴24aの下方に位置して荷重センサ30の荷重伝達部35が配設される伝達部配設穴24bと、を有している。
検出部配設穴24aは、例えば側面に図示しない開口部を有している。これにより、荷重センサ30の検出部31は、着座部20aを底面部20bから取外した状態で、前記開口部から検出部配設穴24aに差込むことができる。一方、伝達部配設穴24bは、下側が開口して、上側が検出部配設穴24aに連通している。また、伝達部配設穴24bには、検出部配設穴24aに水が浸入するのを抑制する防水カバー40が設けられている。
クッション部25は、凹陥部22に取付けられている。クッション部25は、便器4の上面4bに対面して凹陥部22を覆う被覆部26と、被覆部26に設けられ凹陥部22の内部(伝達部配設穴24b)と外部との間を貫通する貫通孔28と、を有している。また、被覆部26は、外周側に位置する外側部26aと、外側部26aの内側から下方に向けて突出して便器4の上面4bに当接する当接部26bと、を有している。
クッション部25は、少なくとも被覆部26がエラストマなどの樹脂材料により形成されている。これにより、被覆部26は、便座20が下げられたときに、当接部26bが便器4の上面4bと弾性をもって接触する。また、被覆部26は、便座20に着座した使用者が動いても便座20が便器4からずれないように、当接部26bが便器4の上面4bとの摺動抵抗を増加させる。さらに、被覆部26は、凹陥部22の開口を覆い、伝達部配設穴24bに水が浸入するのを抑制する。
図2(b)、図3に示すように、被覆部26は、例えば環状に形成され、径方向外側に位置する外側部26aと、外側部26aよりも径方向内側に位置して外側部26aよりも下方に突出した当接部26bと、を有している。すなわち、被覆部26は、中央部が突出した段付状に形成されている。この場合、使用者が着座部20aに着座したときの荷重による便器4からの反力が凹陥部22に分散されないように、当接部26bが外側部26aから突出している。換言すると、使用者が着座部20aに着座したときでも、外側部26aが便器4の上面4bに接触しないようになっている。
外側部26aは、凹陥部22の各クッション取付穴23に対応する位置を周方向に延びている。外側部26aは、各クッション取付穴23に対応する位置にそれぞれ脚部27を有している。脚部27は、外側部26aからクッション取付穴23に向けて延びている。クッション部25は、脚部27をクッション取付穴23に圧入させることにより、凹陥部22に取付けられる。
当接部26bは、凹陥部22の伝達部配設穴24bを覆っている。当接部26bは、平坦な表面26cを有し、便座20を下げたときに表面26cが便器4の上面4bに当接する。この場合、当接部26bは、弾性をもって便器4の上面4bに当接する。貫通孔28は、当接部26bの中央部に形成されている。この貫通孔28は、例えば円形状に形成され、当接部26bの表面26cから裏面26dに向けて延びている。すなわち、貫通孔28は、凹陥部22の内部(伝達部配設穴24b)と外部との間を貫通している。なお、貫通孔28は、円形状に限らず、矩形状などでもよい。貫通孔28には、後述する荷重センサ30の第2部材37が挿通している。
荷重センサ30は、凹陥部22の内部に設けられ、便座20にかかる荷重を検出する。すなわち、便座装置10は、荷重センサ30により便座20に着座した使用者の体重を測定することができる。荷重センサ30は、本体部12の内部に配設された制御部50に接続され、検出した検出値を制御部50に送信する。本実施形態では、荷重センサ30は、4個の凹陥部22の全てに配設されている。しかし、荷重センサ30は、4個に限ることなく、任意の数でよい。荷重センサの数は、1つでもよい。すなわち、荷重センサは、必ずしも全ての凹陥部22に配設される必要はなく、一部の凹陥部22に設けられていてもよい。そして、荷重センサ30は、検出部31と、荷重伝達部35と、を有している。
荷重センサ30の検出部31は、凹陥部22の検出部配設穴24aに配設されている。この検出部31は、例えば歪みゲージ式のロードセルからなり、便座20の着座部20aに加わった荷重を検出する。そして、検出部31は、歪みゲージ33を有する起歪体32と、起歪体32の下方に位置して起歪体32に力を伝達する折曲板部34と、を有する。
起歪体32は、例えば金属製の板材からなり、周囲を取囲む枠部32aと、枠部32aの一部に接続され、折曲板部34から力を受けることで歪みを生じる歪み部32bと、歪み部32bに接続された可動部32cと、を有している。歪み部32bには、歪みゲージ33が設けられている。起歪体32は、歪みゲージ33が歪み部32bの歪みを検出して、その検出値を制御部50に送信する。制御部50は、その歪み量により体重を演算する。
折曲板部34は、可動部32cの下面に接触する一対の接触部34aと、一対の接触部34a間を連結する連結部34bと、連結部34bから下方(伝達部配設穴24b側)に向けて突出する突出部34cと、を有している。連結部34bは、一対の接触部34aの内側端部から下方に向けて折曲げられている。すなわち、折曲板部34は、一対の接触部34aと連結部34bとにより凸状に形成されている。突出部34cは、例えば半球状に形成され、連結部34bの下面側に設けられている。
荷重センサ30の荷重伝達部35は、凹陥部22の伝達部配設穴24bに配設されている。この荷重伝達部35は、検出部31からクッション部25の貫通孔28に向けて延び、検出部31に荷重を伝達する。そして、荷重伝達部35は、検出部31の折曲板部34の下方に位置する第1部材36と、第1部材36から貫通孔28に向けて延びる第2部材37と、を有する。
第1部材36は、伝達部配設穴24bの内部を上下方向に延びている。この第1部材36は、例えばステンレス鋼などの金属材料からなる柱状体として形成され、上面が折曲板部34の突出部34cに接触している。第1部材36と突出部34cとは、点接触している。従って、第1部材36は、突出部34cとの接触部分に応力が集中する。しかし、第1部材36は、金属材料により形成されているので、変形を抑制して折曲板部34に荷重を安定して伝達することができる。
一方、第1部材36は、下端側が後述する防水カバー40の挿通孔41に挿通している。この場合、第1部材36は、例えば防水カバー40の挿通孔41にインサート成形されることにより、防水カバー40と一体になっている。すなわち、第1部材36は、防水カバー40の挿通孔41に固着されている。
第2部材37は、第1部材36の下面に接触して伝達部配設穴24bの内部を上下方向に延びている。この第2部材37は、例えばポリプロピレン、ABS、メラミンなどの樹脂材料からなる段付き柱状体として形成されている。第2部材37は、第1部材36の下面に接触する基部38と、基部38の中央部から突出する突部39と、を有している。すなわち、第2部材37は、基部38と突部39とにより凸状に形成されている。
基部38は、裏面38aが第1部材36の下面に接触するとともに、突部39との間の段差面38bがクッション部25の当接部26bの裏面26dに接触している。すなわち、基部38は、第1部材36および防水カバー40とクッション部25との間に挟まれている。
突部39は、クッション部25の貫通孔28に対応する位置に設けられている。この場合、第2部材37は、例えば突部39がクッション部25の貫通孔28にインサート成形されることにより、クッション部25と一体になっている。すなわち、突部39は、クッション部25の貫通孔28に固着されている。これにより、クッション部25の貫通孔28から伝達部配設穴24bの内部に水が浸入するのを抑制している。
突部39は、便器4の上面4bに対面する表面39aが被覆部26の表面26cと並んでいる。換言すると、突部39は、表面39aが貫通孔28を介して外部に露出している。突部39の表面39aは、当接部26bの裏面26dよりも下方に位置する。また、突部39の表面39aは、貫通孔28から突出していてもよい。すなわち、便座20に使用者が着座したときに、クッション部25の当接部26bと突部39の表面39aとが便器4の上面4bに接触して上方に押圧されれば、突部39の表面39aの位置は貫通孔28に対応する位置で任意に決定することができる。
一例を挙げると、突部39の表面39aは、当接部26bの裏面26dから当接部26bの厚さ寸法Lと同じ分だけ当接部26bの表面26cから突出した位置(図3中の二点鎖線の位置)までの間にあればよい。換言すると、突部39の表面39aは、当接部26bの表面26cと段付き状になっていてもよい。すなわち、突部39は、表面39aが当接部26bの裏面26dと同一面上に位置していてもよい。また、突部39は、表面39aが貫通孔28の内部に位置していてもよい。また、突部39は、表面39aが当接部26bの表面26cから寸法Lだけ突出していてもよい。
好ましくは、突部39の表面39aは、当接部26bの表面26cと同一面上に位置するのがよい。すなわち、当接部26bの表面26cと突部39の表面39aとが平坦面を形成しているのが好ましい。突部39の表面39aの位置は、使用者が便座20に着座したときのクッション部25および起歪体32の変形量などにより、実験、シミュレーションにより設定される。
第2部材37のヤング率は、クッション部25の被覆部26のヤング率よりも大きくなっている。すなわち、第2部材37は、被覆部26よりも硬質となっているので、繰り返し体重測定が行われても変形を抑制することができる。その結果、便座装置10は、安定した体重測定を実行することができる。また、クッション部25の被覆部26と第2部材37とは、共に樹脂材料により形成されている。従って、第2部材37を金属材料で形成された場合に比べて、便座20を下げたときに第2部材37と便器4との接触音を低減することができるとともに、便器4に傷がつくのを抑制できる。
防水カバー40は、クッション部25と検出部31との間に位置して、凹陥部22の伝達部配設穴24bに設けられている。この防水カバー40は、伝達部配設穴24bから検出部配設穴24aに水が浸入するのを抑制する。すなわち、防水カバー40は、検出部31を保護している。防水カバー40は、中央部に第1部材36が固着される挿通孔41を有している。これにより、挿通孔41と第1部材36との間から検出部配設穴24aに水が浸入するのが抑制されている。
本実施形態による便座装置10は、上述の如き構成を有するもので、次に便座装置10による体重測定について説明する。
使用者は、便座20に着座した状態で両足を数秒間(例えば、2〜5秒間)上げることにより、体重を測定することができる。この場合、クッション部25の当接部26bと荷重センサ30の第2部材37とが便器4の上面4bに当接して、使用者の体重による反力を便器4から受ける。第2部材37にかかる荷重は、第1部材36から折曲板部34に伝達される。そして、折曲板部34は、起歪体32の可動部32cを上方に向けて押圧する。その結果、起歪体32の歪み部32bが歪み、その歪み量を歪みゲージ33が検出して、その検出値を制御部50に送信する。
ここで、上述した従来技術では、荷重センサがクッション部を介して荷重を検出している。クッション部は、便器の上面に繰り返し接触することで変形する虞がある。そうすると、クッション部から荷重センサに荷重が安定して伝達されなくなり、体重測定の精度が低下する虞がある。また、荷重センサを便器の上面に直接接触させた場合には、荷重センサと便器の上面との間が滑りやすくなり、便座が不安定になる虞がある。
そこで、本実施形態のクッション部25は、便器4の上面4bに対面して凹陥部22を覆う被覆部26と、被覆部26に設けられ凹陥部22の内部と外部との間を貫通する貫通孔28と、を有している。そして、荷重センサ30は、着座部20aに加わった荷重を検出する検出部31と、検出部31からクッション部25の貫通孔28に向けて延び検出部31に荷重を伝達する荷重伝達部35と、を有している。
これにより、使用者が便座20に着座したときに、クッション部25と荷重伝達部35との両方が便器4の上面4bに接触する。クッション部25は、便器4の上面4bに対して便座20が滑るのを抑制する。一方、荷重伝達部35は、便器4から直接荷重を受けることができる。これにより、仮にクッション部25が変形しても、体重測定の精度が低下するのを抑制できる。
また、荷重伝達部35は、便器4の上面4bに対面する表面39aが被覆部26の表面26cと並んでいる。荷重伝達部35の表面39aと被覆部26の表面26cとは、ほぼ同じ面上に位置している。従って、荷重センサ30が効果的に体重測定を行うことができるとともに、クッション部25を便器4の上面4bに効率よく接触させることができる。また、被覆部26の表面26cと荷重伝達部35の表面39aとが滑らかな平坦面を形成するので、便座20を上げたときの意匠性を向上できる。
また、荷重伝達部35は、検出部31の下方に位置する第1部材36と、第1部材36から貫通孔28に向けて延びる第2部材37と、を有し、第2部材37のヤング率は、クッション部25の被覆部26のヤング率よりも大きくなっている。すなわち、便座20の上面4bと接触する部分を、剛性が高い第2部材37と、剛性が低い被覆部26とで両立している。これにより、荷重伝達部35の第2部材37は、クッション部25の被覆部26よりも変形しにくくなっている。従って、第2部材37の圧縮変形による体重測定の精度が低下するのを抑制することができる。
また、被覆部26と第2部材37とは、樹脂材料により形成されている。例えば、第2部材37が金属材料により形成されていた場合には、便座20を下げたときに、第2部材と便器とが接触して接触音が発生する虞がある。また、金属製の第2部材が貫通孔28から露出していると、意匠性が低下する虞がある。さらに、金属製の第2部材は、塩酸雰囲気による耐食性が低下する虞がある。
しかし、本実施形態による被覆部26と第2部材37とは、樹脂材料により形成されているので、被覆部26および第2部材37と便器4との接触音を抑制することができる。また、被覆部26と第2部材37とを簡単に同じ色にすることができるので、意匠性を向上できる。さらに、被覆部26と第2部材37との耐食性を向上できる。
また、クッション部25の被覆部26は、外周側に位置する外側部26aと、外側部26aの内側から下方に向けて突出して便器4の上面4bに当接する当接部26bと、を有している。そして、貫通孔28は、当接部26bに形成されている。これにより、当接部26bが力の支点となる外側部26aよりも突出しているので、便座20に着座した使用者の体重による便器4からの反力を効果的に得ることができる。
また、凹陥部22は、クッション部25と検出部31との間に防水カバー40を有する。これにより、クッション部25と防水カバー40とは、二重で検出部31に水が浸入するのを抑制している。また、クッション部25が凹陥部22から取外されて、便座20が清掃されても、防水カバー40により検出部31を保護することができる。
次に、測定された体重を使用者に報知する報知態様について説明する。
図5は、体重計測値から増減情報を算出する場合の一例を示す説明図である。
図6は、図5中の3日間平均値の増減をプロットしたグラフである。
荷重センサ30により検出された検出値は、制御部50からトイレ室のリモコン60や使用者の携帯端末65に送信される。使用者は、リモコン60の表示部60aや携帯端末65の表示部65aに表示されるデータを確認することで、日々の体重の変化などを管理することができる。なお、制御部50は、検出値をリモコン60や携帯端末65に限らず、他の外部端末などに送信してもよい。
図5中に示す表100は、使用者による日々の体重計測値を表している。リモコン60や携帯端末65の制御部は、例えば日々の体重計測値から増減判定を実行する。なお、この増減判定は、便座装置10の制御部50で実行されてもよい。増減判定は、例えば表101に示すように、一定期間(例えば、3日間)平均値からの増減、表102に示すように、一定期間(例えば、5日間)最頻値からの増減、表103に示すように、一定期間(例えば3日間)中央値からの増減、および表104に示すように、一定値以上の増減を例示することができる。また、増減判定以外にも、例えば計測したときまでの平均値を算出してもよいし、その平均値の増減判定を実行してもよい。
表101について説明する。制御部は、例えば6月1日〜6月3日の平均体重(70.3kg)を記憶する。次の6月4日では、6月2日〜6月4日の平均体重(70.7kg)を記憶する。そして、制御部は、6月3日での平均値(70.3kg)と6月4日での平均値(70.7kg)とを比較して、6月4日を「増加」と判定する。制御部は、同様の増減判定を日々実行する。
表102について説明する。制御部は、例えば6月1日〜6月5日の体重の最頻値(70.0kgを2回測定)を記憶する。次の6月6日では、6月2日〜6月6日の体重の最頻値(69.0kgを2回測定)を記憶する。そして、制御部は、6月5日での最頻値(70.0kg)と6月6日での最頻値(69.0kg)とを比較して、6月6日を「減少」と判定する。制御部は、同様の増減判定を日々実行する。
表103について説明する。制御部は、例えば6月1日〜6月3日の体重の中央値(70.0kg)を記憶する。次の6月6日では、6月2日〜6月4日の体重の中央値(71.0kg)を記憶する。そして、制御部は、6月3日での中央値(70.0kg)と6月4日での中央値(71.0kg)とを比較して、6月4日を「増加」と判定する。制御部は、同様の増減判定を日々実行する。
表104について説明する。制御部は、前回との差分が一定値(例えば2.0kg)以上あるか否かで増減判定を行っている。制御部は、例えば前回からの増減量が−2.0kg以下ならば「減少」とし、+2.0kg以上ならば「増加」と判定する。また、制御部は、前回からの増減量が−2.0kgと+2.0kgとの間ならば「キープ」と判定する。一例を挙げると、制御部は、例えば6月1日の体重(70.0kg)を記憶する。次の6月2日では、6月2日の体重(69.0kg)を記憶する。そして、制御部は、6月1日での体重(70.0kg)と6月2日での体重(69.0kg)とを比較する。6月2日が−1.0kgなので「キープ」と判定する。制御部は、同様の増減判定を日々実行する。
リモコン60や携帯端末65の各制御部は、リモコン60の表示部60aや携帯端末65の表示部65aに、例えば図5中の表100〜104までの情報を表示させる。表100〜104までの表示は、画面を切替えることにより個別になされてもよいし、まとめてなされてもよい。これにより、使用者は、体重の履歴や増減の傾向を把握することができ、日々の健康管理を行うことができる。
また、図6に示すように、日々の増減をグラフで表示してもよい。図6に示すグラフ101aは、図5中の表101の増減情報をプロットしたものである。このようなグラフ101aをリモコン60の表示部60aや携帯端末65の表示部65aに表示することで、使用者は、自己の体重の増減を感覚的に認識することができる。なお、図5中の表102〜104をグラフにしてリモコン60の表示部60aや携帯端末65の表示部65aに表示してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、便座装置10などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
2 トイレ装置、 4 便器、 4a ボウル部、 4b 上面、 10 便座装置、 12 本体部、 14 便蓋、 20 便座、 20a 着座部、 20b 底面部、 21 開口部、 22 凹陥部、 23 クッション取付穴、 24 センサ配設穴、 24a 検出部配設穴、 24b 伝達部配設穴、 25 クッション部、 26 被覆部、 26a 外側部、 26b 当接部、 26c 表面、 26d 裏面、 27 脚部、 28 貫通孔、 30 荷重センサ、 31 検出部、 32 起歪体、 32a 枠部、 32b 歪み部、 32c 可動部、 33 歪みゲージ、 34 折曲板部、 34a 接触部、 34b 連結部、 34c 突出部、 35 荷重伝達部、 36 第1部材、 37 第2部材、 38 基部、 38a 裏面、 38b 段差面、 39 突部、 39a 表面、 40 防水カバー、 41 挿通孔、 50 制御部、 55 通信機、 60 リモコン、 60a 表示部、 65 携帯端末、 65a 表示部

Claims (6)

  1. 使用者が着座する着座部と、前記着座部に対面する底面部と、前記底面部に設けられ前記着座部に向けて凹んだ凹陥部と、前記凹陥部に取付けられ便器の上面に接触するクッション部と、を有する便座と、
    前記凹陥部の内部に設けられ前記便座にかかる荷重を検出する荷重センサと、
    を備え、
    前記クッション部は、前記便器の前記上面に対面して前記凹陥部を覆う被覆部と、前記被覆部に設けられ前記凹陥部の内部と外部との間を貫通する貫通孔と、を有し、
    前記荷重センサは、前記着座部に加わった荷重を検出する検出部と、前記検出部から前記クッション部の前記貫通孔に向けて延び前記検出部に前記荷重を伝達する荷重伝達部と、を有していることを特徴とする便座装置。
  2. 前記荷重伝達部は、前記便器の前記上面に対面する表面が前記被覆部の表面と並んでいることを特徴とする請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記荷重伝達部は、前記検出部の下方に位置する第1部材と、前記第1部材から前記貫通孔に向けて延びる第2部材と、を有し、
    前記第2部材のヤング率は、前記クッション部の前記被覆部のヤング率よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
  4. 前記被覆部と前記第2部材とは、樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の便座装置。
  5. 前記クッション部の前記被覆部は、外周側に位置する外側部と、前記外側部の内側から下方に向けて突出して前記便器の前記上面に当接する当接部と、を有し、
    前記貫通孔は、前記当接部に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の便座装置。
  6. 前記凹陥部は、前記クッション部と前記検出部との間に防水カバーを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の便座装置。
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