JP2021027391A - 搬送装置 - Google Patents

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Shinya Kobayashi
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Abstract

【課題】シートの斜行と孔との双方を検知することの可能な搬送装置を提供する。【解決手段】搬送装置100は、搬送部134と撮像部304と制御部150とを備える。搬送部134はシートPを搬送する。撮像部304は、搬送部134のレジストローラー300よりもシート搬送方向D1の上流に配置され、シートPを撮像して撮像結果を示す画像データを生成する。制御部150は搬送部134を制御する。撮像部304は、シートPの先端部分E1を示す画像データを制御部150に出力する。制御部150の斜行判定部1501は、シートPの先端部分E1を示す画像データに基づいて、シートPが斜行しているか否かを判定する。撮像部304は、シートPの後端部分E2を示す画像データを制御部150に出力する。制御部150の孔判定部1503は、シートPの後端部分E2を示す画像データに基づいて、シートPに孔HLが存在するか否かを判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、搬送装置に関する。
特許文献1に記載された自動原稿搬送装置は、レジストローラーと、穴空き原稿検知部と、制御装置とを備える。レジストローラーは、原稿に対して斜行補正を実行する。ただし、レジストローラーに搬送される原稿の先端部に穴部があると穴空き原稿検知部によって判別された場合は、制御装置は、レジストローラーに斜行補正を実行させずに、レジストローラーを駆動させて原稿を搬送する。従って、座屈し易い穴空き原稿にダメージを与えずに搬送することができる。
特開2005−200153号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動原稿搬送装置では、穴空き原稿検知部は、原稿の斜行を検知できない。従って、原稿の先端部に穴部がない場合は、原稿が斜行していない場合であっても、常に、原稿がレジストローラーに突き当てられて撓みを形成する動作が実行される。従って、原稿の給送を開始してから排出するまでの時間が長くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートの斜行と孔との双方を検知することの可能な搬送装置を提供することにある。
本発明の一局面によれば、搬送装置は、搬送部と、撮像部と、制御部とを備える。搬送部は、レジストローラーを含み、シートを搬送する。撮像部は、前記レジストローラーよりもシート搬送方向の上流に配置され、前記シートを撮像して撮像結果を示す画像データを生成する。制御部は、前記搬送部を制御する。前記撮像部は、前記シート搬送方向における前記シートの先端部分を示す画像データを前記制御部に出力する。前記制御部は、斜行判定部を含む。斜行判定部は、前記シートの前記先端部分を示す前記画像データに基づいて、前記シートが斜行しているか否かを判定する。前記撮像部は、前記シート搬送方向における前記シートの後端部分を示す画像データを前記制御部に出力する。前記制御部は、孔判定部をさらに含む。孔判定部は、前記シートの前記後端部分を示す前記画像データに基づいて、前記シートに孔が存在するか否かを判定する。
本発明の搬送装置によれば、シートの斜行と孔との双方を検知することが可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模式的断面図である。 本実施形態に係る画像形成部の一部、レジストローラー、及び、搬送ローラーを示す模式図である。 (a)は、本実施形態に係る斜行検知処理を示す平面図である。(b)は、本実施形態に係る孔検知処理を示す平面図である。 本実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置によるシート搬送処理の一部を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置によるシート搬送処理の他の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100を説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を示す模式的断面図である。画像形成装置100はシートPに画像を形成する。本実施形態では、画像形成装置100は、電子写真方式の複合機である。複合機は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えている。画像形成装置100は、「搬送装置」の一例に相当する。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿R又はシートPを搬送する。具体的には、画像形成装置100は、搬送ユニット110と、読取ユニット120と、画像形成ユニット130と、入出力ユニット140と、制御部150と、記憶部160とを備える。
搬送ユニット110は原稿Rを搬送する。本実施形態では、搬送ユニット110は、自動原稿搬送機(Auto Document Feeder:ADF)である。原稿Rは薄い矩形状である。原稿Rは、例えば、普通紙、再生紙、薄紙、厚紙、コート紙またはOHP(Overhead Projector)シートである。
具体的には、搬送ユニット110は、テーブル112と、排出部118と、搬送部200とを含む。
テーブル112には、原稿Rが載置される。搬送部200は、テーブル112に載置された原稿Rを、原稿搬送路CVに沿ってコンタクトガラス126を経由して、排出部118まで搬送する。排出部118は、搬送部200によって搬送された原稿Rを受け取って、原稿Rを積載する。
搬送部200は、給送部202と、レジストローラー208と、複数の搬送ローラー210と、排出ローラー212とを含む。
給送部202は、回転動作によって、テーブル112に載置された原稿Rを1枚ずつ引き出して、原稿Rを原稿搬送路CVに供給する。本実施形態では、給送部202は、回転動作によって、レジストローラー208に向けて原稿Rを給送する。
具体的には、給送部202は、ピックアップローラー204と、給送回転体206とを含む。
ピックアップローラー204は、回転動作によって、テーブル112に載置された原稿Rを1枚ずつ引き出して、給送回転体206に引き渡す。給送回転体206は、回転動作によって、レジストローラー208に向けて原稿Rを給送する。給送回転体206は、本実施形態では、ベルトである。ベルトは、駆動ローラーと従動ローラーとによって張架され、駆動ローラーが回転することで周回する。なお、給送回転体206はローラーでもよい。
レジストローラー208は、原稿搬送路CVに供給された原稿Rの搬送方向への進行を一時的に停止させ、原稿Rを撓ませて原稿Rの斜行を矯正する。レジストローラー208は、一対のローラーを含む。レジストローラー208は、斜行が矯正された原稿Rを送出する。
複数の搬送ローラー210は、レジストローラー208によって送出された原稿Rを、原稿搬送路CVにそってコンタクトガラス126を経由して排出ローラー212まで搬送する。複数の搬送ローラー210の各々は、一対のローラーを含む。
排出ローラー212は、搬送ローラー210によって搬送された原稿Rを排出部118に向けて排出する。排出ローラー212は一対のローラーを含む。
読取ユニット120は、搬送ユニット110によって搬送される原稿Rの画像を読み取り(以下、読み取った画像を「読取画像」と記載する場合がある。)、読取画像を示す画像データを生成する。
具体的には、読取ユニット120は、読取センサー124と、コンタクトガラス126とを含む。その他、読取ユニット120は、光源としての発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)及び結像レンズのような光学部品を含んでいる。
読取センサー124は、原稿Rの読取位置に配置されたコンタクトガラス126を介して、原稿Rの表(おもて)面の画像を読み取り、表面の画像を示す画像データを生成する。読取センサー124は、コンタクトイメージセンサー(Contact Image Sensor:CIS)方式または電荷結合素子(Charge Coupled Devices:CCD)方式のスキャナーである。
画像形成ユニット130はシートPに画像を形成する。画像形成ユニット130は、例えば、外部装置から送信された画像データ、又は、読取ユニット120によって生成された画像データに基づいてシートPに画像を形成する。従って、シートPは記録媒体である。シートPは薄い矩形状である。シートPは、例えば、普通紙、再生紙、薄紙、厚紙、コート紙またはOHPシートである。
具体的には、画像形成ユニット130は、給送ユニット132、搬送部134、画像形成部136、排出口138、及び、反転搬送部139を有する。
給送ユニット132は、複数のシートPを収容して、シートPを一枚ずつ搬送部134に給送する。
具体的には、給送ユニット132は、トレイ132aと、給送部132bとを含む。トレイ132aは複数のシートPを収容する。給送部132bは、トレイ132aに収容されたシートPを一枚ずつ搬送路CV1に給送する。具体的には、給送部132bは、ピックアップローラーを含む。搬送路CV1は、給送部132bから排出口138まで延びている。
搬送部134は、シートPを、画像形成部136を経由して搬送路CV1に沿って排出口138まで搬送する。
具体的には、搬送部134は、複数の搬送ローラー134aと、レジストローラー300と、排出ローラー134bとを含む。複数の搬送ローラー134aと、レジストローラー300と、排出ローラー134bとは、シートPの搬送路CV1に沿って配置される。
複数の搬送ローラー134aの各々はシートPを搬送する。複数の搬送ローラー134aの各々は一対のローラーを含む。レジストローラー300は、画像形成部136に向けてシートPを搬送する。レジストローラー300は、シートPの斜行を矯正することが可能である。レジストローラー300の詳細は後述する。
排出ローラー134bは、画像形成部136によって画像が形成されたシートPを排出口138に向けて排出する。排出ローラー134bは一対のローラーを含む。
画像形成部136は、トナーによってシートPに画像を形成する。具体的には、画像形成部136は、複数の作像部A1と、露光装置A2と、転写部A3と、定着装置A4とを含む。複数の作像部A1の各々は、感光体ドラムB1と、帯電装置B2と、現像装置B3と、クリーニング装置B4とを含む。また、転写部A3は、中間転写ベルトA30と、複数の一次転写ローラーA31と、二次転写ローラーA32とを含む。
複数の作像部A1は、互いに異なる色のトナー像を作成する。具体的には、帯電装置B2が、感光体ドラムB1を所定の電位に帯電させる。露光装置A2は、画像データに基づきレーザー光を出力して感光体ドラムB1を露光することで、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラムB1上に形成する。現像装置B3は、感光体ドラムB1上の静電潜像にトナーを供給して静電潜像を現像し、感光体ドラムB1上にトナー像を形成する。一次転写ローラーA31は、トナー像を中間転写ベルトA30に転写する。クリーニング装置B4は、転写後に感光体ドラムB1に残留する残留トナーを除去する。
中間転写ベルトA30には、複数の作像部A1がそれぞれ作成した複数のトナー像が重畳するように転写される。その結果、中間転写ベルトA30には画像(具体的にはカラー画像)が形成される。二次転写ローラーA32は、中間転写ベルトA30に形成された画像をシートPに転写する。
定着装置A4は、加圧及び加熱によって、シートPに転写された画像をシートPに定着させる。
反転搬送部139は、両面印刷のためにシートPの表裏を反転させるための機構である。反転搬送部139は、反転ローラー139aと、複数の搬送ローラーとを含む。両面印刷時においてシートPの裏面に画像を形成するときは、反転ローラー139aは、定着装置A4を通過したシートPの進行方向を反転して、シートPを反転搬送路CV2に供給する。そして、反転搬送部139は、シートPを反転搬送路CV2に沿って搬送し、シートPを搬送路CV1に供給する。そして、搬送部134は、表裏が反転されたシートPを画像形成部136に向けて搬送する。そして、画像形成部136は、シートPの裏面に画像を形成する。
入出力ユニット140は、表示画面に情報を表示する一方で、ユーザーによる操作を受け付ける。
具体的には、入出力ユニット140は、表示部142と、操作部144とを含む。表示部142は、各種情報を表示する。表示部142は、例えば、液晶ディスプレーである。操作部144は、スタートボタン、矢印キー、およびテンキーを含む。操作部144は、タッチパネルを含んでいてもよい。この場合、タッチパネルは、表示部142の表示面に配置される。
制御部150は、画像形成装置100の各構成を制御する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。
記憶部160は、記憶装置を含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部160は、半導体メモリーのような主記憶装置と、半導体メモリー、ソリッドステートドライブ、及び/又は、ハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。記憶部160は、リムーバブルメディアを含んでいてもよい。
制御部150のプロセッサーは、記憶部160の記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することによって、画像形成装置100の各構成を制御する。
次に、図2を参照して、レジストローラー300を説明する。図2は、画像形成部136の一部、レジストローラー300、及び、搬送ローラー134aを示す模式図である。
図2に示すように、レジストローラー300は、画像形成部136(具体的には転写部A3)よりも、シート搬送方向D1の上流に配置される。また、レジストローラー300よりもシート搬送方向D1の上流に配置される搬送ローラー134aであって、レジストローラー300の直近に配置される搬送ローラー134aを、「搬送ローラー1341」と記載する。
レジストローラー300は、搬送ローラー1341が搬送したシートPを画像形成部136(具体的には転写部A3)に向けて搬送する。つまり、レジストローラー300は、搬送ローラー1341が搬送したシートPをシート搬送方向D1に向けて搬送する。
レジストローラー300は、制御部150がシートPの斜行を矯正する動作を実行することを決定した場合に限り、シート搬送方向D1へのシートPの進行を一時的に停止させ、シートPを撓ませてシートPの斜行を矯正する。具体的には、レジストローラー300は、回転を停止しているときに、シート搬送方向D1におけるシートPの先端縁をレジストローラー300に当接させて、シートPを撓ませることでシートPの斜行を矯正する。そして、レジストローラー300は、画像形成部136(具体的には転写部A3)へのシートPの搬送タイミングを調整して、斜行の矯正されたシートPを画像形成部136に向けて搬送する。
更に具体的には、レジストローラー300は、一対のローラー300aを含む。そして、制御部150がシートPの斜行を矯正する動作を実行することを決定した場合には、停止中の一対のローラー300aのニップに、シート搬送方向D1におけるシートPの先端縁が当接されて、シートPを撓ませることでシートPの斜行が矯正される。
以下、レジストローラー300の回転を停止させてシートPを撓ませる動作を「斜行矯正動作」と記載する場合がある。
引き続き図2を参照して、レジストローラー300の斜行矯正動作の詳細を説明する。図2に示すように、図1に示す画像形成ユニット130は、レジストセンサー302をさらに含む。レジストセンサー302は、レジストローラー300よりもシート搬送方向D1の上流に配置される。レジストセンサー302は、例えば、発光部および受光部を有する透過型の光センサーである。レジストセンサー302は、シートPを検知して、検知信号を制御部150に出力する。
制御部150は、レジストセンサー302の検知信号に基づき、レジストセンサー302の検知位置にシートPの先端が到達したか否かを判定する。
そして、制御部150は、レジストセンサー302の検知位置にシートPの先端が到達した時から予め定められた撓み形成時間が経過した時に、搬送ローラー1341の回転を一旦停止させる。撓み形成時間は、レジストセンサー302の検知位置からレジストローラー300までシートPを搬送するときの搬送時間と、レジストローラー300へのシートPの当接時間との合計時間を示す。つまり、制御部150は、シートPの先端がレジストローラー300に到達してから当接時間が経過するまで、搬送ローラー1341の回転を続行させる。一方、制御部150は、レジストローラー300の回転を停止させている。その結果、レジストローラー300に到達したシートPに撓みが形成されて、シートPの斜行が矯正される。
次に、図2、図3(a)、及び、図3(b)を参照して、シートPの傾きの検知処理及びシートPの孔HLの検知処理を説明する。図2に示すように、図1に示す画像形成ユニット130は、撮像部304と、シートセンサー306とをさらに含む。
シートセンサー306は、撮像部304よりも、シート搬送方向D1の上流に配置される。シートセンサー306は、例えば、発光部および受光部を有する透過型の光センサーである。シートセンサー306は、シートPを検知して、検知信号を制御部150に出力する。制御部150は、シートセンサー306の検知信号に基づき、シートセンサー306の検知位置にシートPの先端が到達したか否かを判定する。
撮像部304は、レジストローラー300よりもシート搬送方向D1の上流であって、搬送ローラー1341よりもシート搬送方向D1の下流に配置される。制御部150は、シートセンサー306の検知位置にシートPの先端が到達したと判定したときに、撮像処理を開始するように撮像部304を制御する。
撮像部304は、シートPを撮像して、撮像結果を示す画像データを生成する。そして、撮像部304は、画像データを制御部150に出力する。本実施形態では、撮像部304は、ラインセンサーである。ラインセンサーは、一方向に沿って配列された複数の光電変換素子を含むイメージセンサーである。具体的には、撮像部304は、コンタクトイメージセンサー(CIS)である。
図3(a)は、シートPの斜行の検知処理を示す平面図である。図3(b)は、シートPの孔HLの検知処理を示す平面図である。
図3(a)に示すように、撮像部304は所定方向D2に沿って延びている。所定方向D2は、シート搬送方向D1に対して略直交し、搬送路CV1(図2)に対して略平行である。撮像部304は、所定方向D2に沿って配列された複数の光電変換素子を含む。
撮像部304は、シート搬送方向D1におけるシートPの先端部分E1を撮像し、シートPの先端部分E1を示す画像データを制御部150に出力する。シートPの先端部分E1は、シートPのうち、シート搬送方向D1におけるシートPの先端縁e1に沿った部分であって、先端縁e1に近接した部分を示す。
制御部150は斜行判定部1501を含む。斜行判定部1501は、シートPの先端部分E1を示す画像データに基づいて、シートPが斜行しているか否かを判定する。つまり、斜行判定部1501は、シートPの先端部分E1を示す画像データを解析して、シートPが斜行しているか否かを判定する。
具体的には、斜行判定部1501は、シートPの先端部分E1を示す画像データを解析して、シート搬送方向D1に対するシートPの傾き量を検出する。シートPの傾き量は、例えば、角度θ1、角度θ2、差CL1、又は、差CL2によって表すことができる。角度θ1は、シート搬送方向D1に対するシートPの傾斜角度を示す。角度θ2は、所定方向D2に対するシートPの傾斜角度を示す。差CL1は、シートPの側端縁e3の一方端点P3と他方端点P4との所定方向D2における差分を示す。差CL2は、シートPの先端縁e1の一方端点P1と他方端点P2とのシート搬送方向D1における差分を示す。シート搬送方向D1におけるシートPの先端縁e1は、シート搬送方向D1におけるシートPの後端縁e2に対向する。
斜行判定部1501は、シートPの傾き量に基づいて、シートPが斜行しているか否かを判定する。具体的には、シートPの傾き量が画像形成装置100の仕様で定められる傾き量の許容範囲内であれば、斜行判定部1501は、シートPが斜行していないと判定する。一方、シートPの傾き量が画像形成装置100の仕様で定められる傾き量の許容範囲外であれば、斜行判定部1501は、シートPが斜行していると判定する。
例えば、斜行判定部1501は、シートPの傾き量が閾値THより大きいか否かを判定する。シートPの傾き量が差CL1又は差CL2で表される場合、閾値THは、例えば、2mmである。
斜行判定部1501は、シートPの傾き量が閾値THより大きくないと判定した場合、斜行矯正動作を実行しないことを決定する。従って、この場合は、レジストローラー300(図2)が停止しないため、シートPの給送を開始してから排出するまでの時間を短縮できる。斜行判定部1501がシートPの傾き量が閾値THより大きくないと判定したことは、シートPが斜行していないと判定したことに相当する。
一方、斜行判定部1501は、シートPの傾きが閾値THより大きいと判定した場合、斜行矯正動作を実行することを決定する。従って、この場合は、レジストローラー300によってシートPの斜行を矯正する。斜行判定部1501がシートPの傾きが閾値THより大きいと判定したことは、シートPが斜行していると判定したことに相当する。
図3(b)に示すように、撮像部304は、シート搬送方向D1におけるシートPの後端部分E2を撮像し、シートPの後端部分E2を示す画像データを制御部150に出力する。シートPの後端部分E2はシートPの先端部分E1に対向する。シートPの後端部分E2は、シートPのうち、シート搬送方向D1におけるシートPの後端縁e2に沿った部分であって、後端縁e2に近接した部分を示す。
制御部150は孔判定部1503をさらに含む。孔判定部1503は、シートPの後端部分E2を示す画像データに基づいて、シートPに孔HLが存在するか否かを判定する。つまり、孔判定部1503は、シートPの後端部分E2を示す画像データを解析して、シートPに孔HLが存在するか否かを判定する。図3(b)の例では、シートPは、ルーズリーフであり、1直線に並んだ複数の孔HLを有する。複数の孔HLは、シートPの後端部分E2に設けられ、シートPの後端縁e2に沿って配置されている。本実施形態では、孔HLは人工的に形成された孔である。
以上、図3(a)及び図3(b)を参照して説明したように、本実施形態によれば、撮像部304によって、シートPの斜行と孔HLとの双方を検知することができる。従って、シートPが斜行していると斜行判定部1501が判定したときだけ、レジストローラー300を停止してシートPの斜行を矯正できる。その結果、シートPの給送を開始してから排出するまでの時間を短縮できる。一方、シートPに孔HLが存在すると孔判定部1503が判定したときは、画像形成装置100は、孔HLが存在するシートPに応じた処理を実行できる。また、1つのセンサー(撮像部304)によって、シートPの斜行と孔HLとの双方を検知できるため、画像形成装置100のコストを削減できる。
次に、図4を参照して、画像形成装置100を説明する。図4は、画像形成装置100を示すブロック図である。
図4に示すように、画像形成装置100において、制御部150は、画像形成ユニット130、搬送ユニット110、読取ユニット120、入出力ユニット140、及び、記憶部160を制御する。
具体的には、制御部150は搬送部134を制御する。搬送部134は、給送モーター310と、搬送モーター312と、レジストモーター314とをさらに含む。
給送モーター310は給送部132bを駆動する。制御部150は、モータードライバーを介して給送モーター310を制御して、給送部132bの回転を制御する。
搬送モーター312は、複数の搬送ローラー134a及び排出ローラー134bを駆動する。制御部150は、モータードライバーを介して搬送モーター312を制御して、複数の搬送ローラー134a及び排出ローラー134bの回転を制御する。
レジストモーター314はレジストローラー300を駆動する。制御部150は、モータードライバーを介してレジストモーター314を制御して、レジストローラー300の回転を制御する。
制御部150は、斜行判定部1501及び孔判定部1503に加えて、搬送制御部1505と、速度変更部1507とをさらに含む。具体的には、制御部150のプロセッサーが、記憶部160の記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することで、斜行判定部1501、孔判定部1503、搬送制御部1505、及び、速度変更部1507として機能する。
搬送制御部1505は、シートPが斜行していると斜行判定部1501が判定した場合にだけ、レジストローラー300の回転を停止してシートPの斜行を矯正させる。従って、本実施形態によれば、シートPが斜行しているか否かに関係なく一律にレジストローラーによって斜行矯正動作が実行される場合と比較して、シートPの給送を開始してから排出するまでの時間を短縮できる。同様の理由により、停止中のレジストローラー300にシートPが当接するときの音の発生回数を低減できる。
ここで、制御部150に対して、搬送対象情報(以下、「搬送対象情報CF」と記載する。)が設定されている。搬送対象情報CFは、搬送対象のシートPが孔HLを有するか否かを示す。本実施形態では、搬送対象情報CFの初期値は、搬送対象のシートPが孔HLを有しないことを示す。従って、搬送対象のシートPが孔HLを有する場合は(例えば、搬送対象のシートPがルーズリーフである場合は)、ユーザーからの入出力ユニット140を介した入力に従って、制御部150に対して、搬送対象のシートPが孔HLを有することを示す搬送対象情報CFが設定される。記憶部160は搬送対象情報CFを記憶している。
また、制御部150は、搬送対象情報CFに応じた速度値をシート搬送速度に対して設定する。具体的には、搬送対象情報CFが、搬送対象のシートPが孔HLを有しないことを示す場合、制御部150は、シート搬送速度の初期値に第1速度値v1を設定する。一方、搬送対象情報CFが、搬送対象のシートPが孔HLを有することを示す場合、制御部150は、シート搬送速度の初期値に第2速度値v2を設定する。第2速度値v2は、第1速度値v1よりも小さい。例えば、第2速度値v2は、第1速度値v1の1/2である。記憶部160はシート搬送速度の初期値を記憶する。
孔HLを有するシートPに対する第2速度値v2を、孔HLを有しないシートPに対する第1速度値v1よりも小さくすることで、孔HLを有するシートPの搬送をより円滑に実行できる。一般的には、孔HLを有するシートPでは、孔HLの近傍領域が曲がり易く、また、孔HLの縁が搬送時の抵抗になる可能性がある。そこで、孔HLを有するシートPのシート搬送速度を小さくすることで、孔HLを有するシートPをより円滑に搬送する。
特に、両面印刷時に反転ローラー139a(図1)によってシートPの進行方向を反転させる場合は、搬送ローラー134aによってシートPを搬送する場合と比較して、孔HLを有するシートPの搬送が、若干ではあるが不円滑になる可能性がある。従って、孔HLを有するシートPのシート搬送速度を小さくすることは、両面印刷時に特に有効である。
速度変更部1507は、孔判定部1503の判定結果と搬送対象情報CFの内容とが相違する場合に、シート搬送速度を変更する。従って、本実施形態によれば、搬送対象情報CFが誤設定されている場合でも、実際の搬送対象のシートPに適した速度値にシート搬送速度を設定できる。
具体的には、シートPに孔HLが存在しないと孔判定部1503が判定した場合において、搬送対象のシートPが孔HLを有することを搬送対象情報CFが示す場合に、速度変更部1507は、シート搬送速度を第2速度値v2から第1速度値v1に変更する。従って、本実施形態によれば、搬送対象情報CFが誤設定されている場合でも、実際の搬送対象である孔HLが存在しないシートPに適した第1速度値v1にシート搬送速度を設定できる。その結果、孔HLが存在しないシートPを高速に搬送できる。
一方、シートPに孔HLが存在すると孔判定部1503が判定した場合において、搬送対象のシートPが孔HLを有しないことを搬送対象情報CFが示す場合に、速度変更部1507は、シート搬送速度を第1速度値v1から第2速度値v2に変更する。従って、本実施形態によれば、搬送対象情報CFが誤設定されている場合でも、実際の搬送対象である孔HLが存在するシートPに適した第2速度値v2にシート搬送速度を設定できる。その結果、孔HLが存在するシートPを円滑に搬送できる。
次に、図4〜図6を参照して、画像形成装置100によるシート搬送処理を説明する。図5及び図6は、画像形成装置100によるシート搬送処理を示すフローチャートである。図5及び図6に示すように、シート搬送処理は、ステップS1〜ステップS12を含む。図4に示す制御部150のプロセッサーは、記憶部160の記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することによって、ステップS1〜ステップS12の処理を実行する。
図4及び図5に示すように、ステップS1において、制御部150は、シートPを給送及び搬送するように、給送モーター310、搬送モーター312、及び、レジストモーター314を駆動して、給送部132b、搬送ローラー134a、排出ローラー134b、及び、レジストローラー300を回転させる。
ステップS2において、斜行判定部1501は、撮像部304よりも上流に配置されるシートセンサー306がシートPを検知したか否かを判定する。
ステップS2でシートセンサー306がシートPを検知していないと判定された場合(No)、シートセンサー306がシートPを検知したと判定されるまで処理が待機される。
一方、ステップS2でシートセンサー306がシートPを検知したと判定された場合(Yes)、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、斜行判定部1501は、撮像部304に撮像を開始させ、撮像部304が出力する画像データによって、シートPの先端部分E1を監視する。
ステップS4において、斜行判定部1501は、シートPの先端部分E1を示す画像データに基づいて、シートPが斜行しているか否かを判定する。
ステップS4でシートPが斜行していないと判定された場合(No)、処理は図6に示すステップS7に進む。
一方、ステップS4でシートPが斜行していると判定された場合(Yes)、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、搬送制御部1505は、レジストローラー300の回転を停止するように、レジストモーター314を制御する。その結果、レジストローラー300の回転が停止する。加えて、搬送制御部1505は、レジストセンサー302の検知位置にシートPの先端が到達した時から予め定められた撓み形成時間が経過した時に搬送ローラー1341(図2)の回転を停止するように、搬送モーター312を制御する。その結果、シートPの先端縁e1がレジストローラー300に当接して、シートPが撓むことでシートPの斜行が矯正される。
ステップS6において、搬送制御部1505は、レジストローラー300及び搬送ローラー1341が回転するように、レジストモーター314及び搬送モーター312を制御する。その結果、レジストローラー300及び搬送ローラー1341が回転し、シートPの搬送が開始される。そして、処理は図6のステップS7に進む。
図6に示すように、ステップS7において、孔判定部1503は、撮像部304が出力する画像データによって、シートPの後端部分E2を監視する。
ステップS8において、孔判定部1503は、シートPの後端部分E2を示す画像データに基づいて、シートPに孔HLが存在するか否かを判定する。
ステップS8でシートPに孔HLが存在すると判定された場合(Yes)、処理はステップS9に進む。
ステップS9において、速度変更部1507は、シートPが孔HLを有することを記憶部160に記憶されている搬送対象情報CFが示しているか否かを判定する。
ステップS9でシートPが孔HLを有することを搬送対象情報CFが示していると判定した場合(Yes)、シートPが排出口138(図1)から排出されると、シート搬送処理は終了する。
一方、ステップS9でシートPが孔HLを有することを搬送対象情報CFが示していないと判定された場合(No)、つまり、ステップS9でシートPが孔HLを有しないことを搬送対象情報CFが示していると判定された場合、処理はステップS10に進む。
ステップS10において、速度変更部1507は、シート搬送速度の速度値を、第1速度値v1から第2速度値v2に変更する。そして、搬送制御部1505は、シート搬送速度が第2速度値v2になるように、搬送モーター312を制御する。その結果、搬送ローラー134aは、第2速度値v2のシート搬送速度でシートPを搬送する。よって、孔HLの存在するシートPを円滑に搬送できる。そして、シートPが排出口138から排出されると、シート搬送処理は終了する。
一方、ステップS8でシートPに孔HLが存在しないと判定された場合(No)、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、速度変更部1507は、シートPが孔HLを有しないことを記憶部160に記憶されている搬送対象情報CFが示しているか否かを判定する。
ステップS11でシートPが孔HLを有しないことを搬送対象情報CFが示していると判定した場合(Yes)、シートPが排出口138から排出されると、シート搬送処理は終了する。
一方、ステップS11でシートPが孔HLを有しないことを搬送対象情報CFが示していないと判定された場合(No)、つまり、ステップS11でシートPが孔HLを有することを搬送対象情報CFが示していると判定された場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、速度変更部1507は、シート搬送速度の速度値を、第2速度値v2から第1速度値v1に変更する。そして、搬送制御部1505は、シート搬送速度が第1速度値v1になるように、搬送モーター312を制御する。その結果、搬送ローラー134aは、第1速度値v1のシート搬送速度でシートPを搬送する。よって、孔HLの存在しないシートPを高速に搬送できる。そして、シートPが排出口138から排出されると、シート搬送処理は終了する。
以上、図5及び図6を参照して説明したように、本実施形態によれば、撮像部304によって、シートPの斜行と孔HLとの双方を検知することができる。従って、シートPが斜行していると斜行判定部1501が判定したときだけ、レジストローラー300を停止してシートPの斜行を矯正できる。その結果、シートPの給送を開始してから排出するまでの時間を短縮できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、または、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
また、図面は、発明の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
(1)図1〜図6を参照して説明した本実施形態では、本発明が、画像形成ユニット130のレジストローラー300に対して適用された。ただし、本発明の適用対象は、シートの斜行を矯正することが必要な装置である限りにおいては、特に制限されない。
例えば、本発明は、自動原稿搬送機のような搬送ユニット110のレジストローラー208に対して適用できる。この場合は、撮像部304と同様の撮像部を搬送ユニット110に配置する。また、この場合は、原稿Rが「シート」の一例に相当する。
また、本発明の「搬送装置」による搬送対象のシートは、搬送中に斜行する可能性のある限りにおいて、原稿及び記録媒体に限定されない。例えば、「搬送装置」による搬送対象のシートは、紙幣であってもよい。この場合、本発明の「搬送装置」は、例えば、現金自動預け払い機(Automatic Teller Machine:ATM)、紙幣計算機、又は、自動入出金機である。このように、本発明の「搬送装置」は、シートを搬送する限りにおいては、画像形成装置100に限定されない。例えば、「搬送装置」による搬送対象のシートは、チケットであってもよい。
(2)図1〜図6を参照して説明した本実施形態では、画像形成装置100の例として複合機について説明した。ただし、画像形成装置100は、複合機に限定されず、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のうちの少なくとも1つの機能を備えていればよい。また、画像形成装置100は、単色画像(例えばモノクロ画像)をシートPに形成する構成を有していてもよい。さらに、画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置に限られず、インクジェット記録方式の画像形成装置であってもよい。
本発明は、搬送装置を提供するものであり、産業上の利用可能性を含む。
100 画像形成装置(搬送装置)
136 画像形成部
150 制御部
300 レジストローラー
304 撮像部
1501 斜行判定部
1503 孔判定部
1505 搬送制御部
1507 速度変更部

Claims (6)

  1. レジストローラーを含み、シートを搬送する搬送部と、
    前記レジストローラーよりもシート搬送方向の上流に配置され、前記シートを撮像して撮像結果を示す画像データを生成する撮像部と、
    前記搬送部を制御する制御部と
    を備え、
    前記撮像部は、前記シート搬送方向における前記シートの先端部分を示す画像データを前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記シートの前記先端部分を示す前記画像データに基づいて、前記シートが斜行しているか否かを判定する斜行判定部を含み、
    前記撮像部は、前記シート搬送方向における前記シートの後端部分を示す画像データを前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記シートの前記後端部分を示す前記画像データに基づいて、前記シートに孔が存在するか否かを判定する孔判定部をさらに含む、搬送装置。
  2. 前記制御部に対して、搬送対象のシートが孔を有するか否かを示す搬送対象情報が設定されており、
    前記制御部は、前記孔判定部の判定結果と前記搬送対象情報の内容とが相違する場合に、シート搬送速度を変更する速度変更部をさらに含む、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記搬送対象情報が、搬送対象のシートが孔を有しないことを示す場合、前記シート搬送速度の初期値が第1速度値に設定され、
    前記搬送対象情報が、搬送対象のシートが孔を有することを示す場合、前記シート搬送速度の前記初期値が前記第1速度値よりも小さい第2速度値に設定され、
    前記シートに孔が存在しないと前記孔判定部が判定した場合において、搬送対象のシートが孔を有することを前記搬送対象情報が示す場合に、前記速度変更部は、前記シート搬送速度を前記第2速度値から前記第1速度値に変更する、請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送対象情報が、搬送対象のシートが孔を有しないことを示す場合、前記シート搬送速度の初期値が第1速度値に設定され、
    前記搬送対象情報が、搬送対象のシートが孔を有することを示す場合、前記シート搬送速度の前記初期値が前記第1速度値よりも小さい第2速度値に設定され、
    前記シートに孔が存在すると前記孔判定部が判定した場合において、搬送対象のシートが孔を有しないことを前記搬送対象情報が示す場合に、前記速度変更部は、前記シート搬送速度を前記第1速度値から前記第2速度値に変更する、請求項2に記載の搬送装置。
  5. 前記制御部は、前記シートが斜行していると前記斜行判定部が判定した場合にだけ、前記レジストローラーの回転を停止して前記シートの斜行を矯正させる搬送制御部をさらに含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成部をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の搬送装置。
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