JP2020191049A - コンテンツ配信方法、コンテンツ配信装置、及びコンテンツ配信プログラム - Google Patents

コンテンツ配信方法、コンテンツ配信装置、及びコンテンツ配信プログラム Download PDF

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真人 山本
慶 太田垣
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慶 太田垣
真啓 山代
Masahiro Yamashiro
真啓 山代
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Abstract

【課題】ユーザに対して適切にコンテンツを配信できるコンテンツ配信方法、コンテンツ配信装置、及びコンテンツ配信プログラムを提供する。【解決手段】コンテンツ配信方法は、情報処理装置(サーバ)110により提供されるサービスを利用する要求S2を第1ユーザの情報処理端末120Aから受信する第1受信処理と、第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求S5を第2ユーザの情報処理端末120Bから受信する第2受信処理と、第1ユーザにより所定のイベントが実行される時期を特定する処理と、特定した時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを第1ユーザの情報処理端末に送信する処理S9と、を実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信装置、及びコンテンツ配信プログラムに関する。
従来、電子クーポン等のコンテンツをユーザの端末に配信する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−146952号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、ユーザに対して適切にコンテンツを配信できていない場合がある。本開示は、ユーザに対して適切にコンテンツを配信できるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るコンテンツ配信方法では、サーバが、前記サーバにより提供されるサービスを利用する要求を第1ユーザの端末から受信する第1受信処理と、前記第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求を第2ユーザの端末から受信する第2受信処理と、前記第1ユーザにより前記所定のイベントが実行される時期を特定する処理と、特定した前記時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを前記第1ユーザの端末に送信する処理と、を実行する。
本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係る売買情報記憶部に記憶されている売買情報の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。 実施形態に係る特典情報記憶部に記憶されている特典情報の一例を示す図である。 実施形態に係る端末の表示例について説明する図である。 実施形態に係る特典を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係るユーザに対して適切にコンテンツを配信するコンテンツ配信方法を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。なお、サーバ110は、「コンテンツ配信装置」の一例である。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120(「情報処理端末」の一例。)と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は図1の例に限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャー等を用いるメッセージングサービスを代表とするSNS(Social Networking Service)、クーポン(電子クーポン)、楽曲、動画、書籍(漫画等を含む)などのコンテンツを提供するコンテンツ提供サービス等を含む。なお、電子商取引サービスには、例えば、インターネット通販サービス、フリーマーケットサービスやネットオークションサービス等の個人間取引サービス、及び即時買取(質屋)サービス等が含まれてもよい。なお、クーポンには、例えば、通常の価格よりも割引された額で購入できるものや、通常の価格で購入すると所定額(例えば、価格の20%分の額)のポイント(電子バリュー)等がユーザの残高に還元されるものが含まれてもよい。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
端末120は、例えば、ユーザのスマートフォン等の端末であり、サーバ110により提供される各種サービスを利用する処理を行う。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
<ハードウェア構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラム(コンテンツ配信プログラム等)に含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphic s Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<実施形態>
本開示の実施形態は、サービスを利用している第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求を第2ユーザから受信した場合、第1ユーザにより当該所定のイベントが実行される時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを第1ユーザの端末に送信する実施形態である。
実施形態により、例えば、ユーザに対して適切にコンテンツを配信する。また、例えば、第1ユーザにより当該所定のイベントが実行されないことを低減するため、結果的に端末120Aやサーバ110の負荷、及び端末120Aとサーバ110間のネットワーク130の負荷を軽減できるという効果が得られる。
<実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110および端末120の機能構成を説明する。図3は、実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110は、受付部311と、送受信部312と、制御部313と、表示制御部314と、記憶部315とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
受付部311は、サーバ110により提供される各種のサービスを運営する事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部312は、制御部313の指示に従い、端末120とのデータの送受信を行う。なお、送受信部312は、例えば、端末120からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120のユーザが認証された際、端末120とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120等の通信用のアドレスと、ユーザIDまたは店舗ID等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120等にデータを送信する。
また、送受信部312は、例えば、サーバ110により提供される各種サービスを利用する要求(例えば、個人間取引サービスでの出品要求)をユーザAの端末120Aから受信する。また、送受信部312は、ユーザAに所定のイベントを実行させる要求(例えば、個人間取引サービスでの購入要求)をユーザBの端末120Bから受信する。
制御部313は、電子商取引サービス、及び決済サービス等の各種サービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。また、制御部313は、例えば、ユーザBから要求された所定のイベントがユーザAにより実行される時期を特定し、特定した時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツ(例えば、クーポン等)を送受信部312により端末120Aに送信させる。
表示制御部314は、制御部313の指示に従い、端末120等の表示画面を制御する情報を、送受信部312に送信させる。
記憶部315は、サーバ110が提供する取引サービスで売買されている商品の情報を記憶する売買情報記憶部3151、ユーザの情報を記憶するユーザ情報記憶部3152、及び特典の情報を記憶する特典情報記憶部3153等を有する。
(2)端末の機能構成
端末120は、受付部321と、送受信部322と、制御部323と、表示制御部324と、記憶部325とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAIにより実現されてもよい。
受付部321は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部322は、制御部323の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部322は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
制御部323は、サーバ110により提供される各種のサービスを利用する処理を行う。表示制御部324は、制御部323の指示に従い、サーバ110から受信した情報等に基づいて、端末120の表示画面を制御する。記憶部325は、サーバ110により提供されるサービス等を利用するための情報を記憶する。
<実施形態の処理>
図4から図6を参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図4は、実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図5Aは、実施形態に係る売買情報記憶部3151に記憶されている売買情報の一例を示す図である。図5Bは、実施形態に係るユーザ情報記憶部3152に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。図5Cは、実施形態に係る特典情報記憶部3153に記憶されている特典情報の一例を示す図である。図6は、実施形態に係る端末の表示例について説明する図である。なお、端末120は、サーバ110との通信を行う際、ユーザのアカウントを用いてサーバ110の認証を受けているものとする。以下では、サーバ110により提供される個人間取引サービスでの出品者をユーザAとし、購入者をユーザBとして説明する。
ステップS1において、端末120Aの受付部321は、サーバ110により提供される個人間取引サービスの出品画面において、出品操作をユーザAから受け付ける。ここで、端末120Aの受付部321は、出品に関する情報を入力する操作をユーザAから受け付ける。出品に関する情報には、例えば、商品名、価格、商品説明、商品の画像、カテゴリー、ブランド、商品の色、商品のサイズ、商品の状態、配送料の負担、配送の方法、発送元の地域、及び発送までの日数等が含まれてもよい。なお、カテゴリーは、例えば、レディース、ベビー・キッズ、本、ゲーム等の商品の属性(種別)を示す情報である。発送までの日数は、出品者であるユーザAが、出品した商品が購入されてから商品を発送するまでの日数の目安を含む。発送までの日数の情報は、出品された商品の購入を検討するユーザ等に公開される。
なお、発送とは、例えば、出品者が、購入者に購入された商品を、配送業者等を利用して購入者の元に配達させるために、配送業者の拠点、及び配送業者と提携しているコンビニエンスストア等の小売店等に商品を届けること等により、商品を送り出すことを含む。また、配送とは、例えば、出品者により商品が発送されてから購入者の元に配達されるまでの工程等のことである。
続いて、端末120Aの送受信部322は、サーバ110により提供される個人間取引サービスを利用して、ユーザAに出品を指定された商品(以下で、「第1商品」とも称する。)を出品する要求(出品要求)をサーバ110に送信する(ステップS2)。ここで、出品要求には、例えば、ユーザAのユーザID、及びステップS1の処理でユーザAに入力された出品に関する情報等が含まれる。
続いて、サーバ110の制御部313は、個人間取引サービスにより、第1商品を出品する(ステップS3)。ここで、サーバ110の制御部313は、受信した出品要求に対応付けて出品IDを生成し、図5Aの売買情報記憶部3151において、生成した出品IDに対応付けて当該商品の出品の情報を記憶する。
(売買情報記憶部3151)
図5Aの例では、売買情報記憶部3151には、出品IDに対応付けて、出品者のユーザID、購入者のユーザID、取引状態、出品に関する情報、及び取引日時が記憶されている。
出品IDは、出品の識別情報である。取引状態は、出品IDに係る商品の取引に関する状態であり、例えば、「出品中」、「取引中」、「取引完了」、「出品停止」、「購入者によるキャンセル」、「運営者によるキャンセル」等を含んでもよい。「出品中」は、任意のユーザが出品IDに係る商品の購入が可能な状態である。「取引中」は、購入者により購入操作がされてから、出品者により発送された商品が購入者に届いて購入者により受け取り完了の操作がされるまでの状態である。「取引完了」は、購入者により受け取り完了の操作がされた後の状態である。「出品停止」は、出品者が出品を取りやめた状態である。「購入者によるキャンセル」は、購入者が購入をキャンセルした状態である。「運営者によるキャンセル」はサーバ110の管理者により、不適切な出品等に対する購入者による購入がキャンセルされた状態である。
出品に関する情報は、出品の際に出品者により設定され情報であり、商品名、価格、商品説明、商品の画像、カテゴリー、ブランド、商品の色、商品のサイズ、商品の状態、配送料の負担、配送の方法、発送元の地域、及び発送までの日数等が含まれる。取引日時は、取引に関する各種の行動等が実行された日時であり、例えば、購入者による購入操作が行われた日時である購入日時、出品者による商品の発送が行われた日時である発送日時等が含まれてもよい。発送日時は、端末120での発送操作がユーザにより行われた日時でもよい。
また、発送日時は、サーバ110の個人間取引サービスで提供される匿名配送サービスを利用した発送等を配送業者が受け付けた日時でもよい。この場合、サーバ110は、例えば、出品ID等を端末120に送信し、端末120が出品IDを含むバーコードを配送業者または配送業者と提携している小売店等の事業者(以下で、「配送業者等」とも称する。)に提示し、配送業者等の端末が当該バーコードから出品IDを読み取って、出品IDに係る商品の発送が行われたことをサーバ110に通知するようにしてもよい。
なお、サーバ110の制御部313は、サーバ110により提供される個人間取引サービスにおいて出品、及び販売等が行われた際に、出品、及び販売等の情報を、売買情報記憶部3151に記憶させているものとする。
続いて、端末120Bの受付部321は、ユーザAにより出品されている第1商品の購入操作をユーザBから受け付ける(ステップS4)。ここで、端末120Bの受付部321は、サーバ110により提供される個人間取引サービスの購入画面において、購入操作をユーザBから受け付ける。
続いて、端末120Bの送受信部322は、第1商品を購入する要求(購入要求)をサーバ110に送信する(ステップS5)。なお、当該購入要求には、ユーザBのユーザID、及び第1商品の出品ID等の情報が含まれてもよい。
続いて、サーバ110の送受信部312は、第1商品の購入通知を端末120Aに送信する(ステップS6)。なお、この際、サーバ110の制御部313は、図5Aの売買情報記憶部315Aにおいて、第1商品の取引状態を「出品中」から「取引中」に変更し、ユーザBのユーザIDを、第1商品の購入者のユーザIDの項目に記録する。続いて、端末120Aの表示制御部324は、第1商品の購入通知を表示させる(ステップS7)。
続いて、サーバ110の制御部313は、特典情報記憶部3153等を参照し、ユーザAに配信するコンテンツ(例えば、クーポン、及び広告等の特典)を決定する(ステップS8)。
(特典情報記憶部3153)
図5Cの例では、特典情報記憶部3153には、特典IDに対応付けて、特典内容、対象、及び利用可能な場所等が記憶されている。特典IDは、特典の識別情報である。特典内容は、クーポン等の特典の内容である。対象は、当該特典の付与対象とされるユーザの属性等である。利用可能な場所は、当該特典が利用可能な場所である。
続いて、サーバ110の送受信部312は、決定したコンテンツを端末120Aに送信する(ステップS9)。
ステップS8、及びステップS9の処理で、サーバ110の制御部313は、例えば、ユーザAに配信するコンテンツの内容、及び配信するタイミング等を決定し、決定したタイミングで、決定した特典の情報を送受信部312により端末120Aに送信する。なお、この処理については後述する。
続いて、端末120Aの表示制御部324は、受信したコンテンツを表示させる(ステップS10)。図6の表示画面601の例では、端末120Aの表示制御部324は、OS(Operating System)により提供される通知機能を用いて、受信したクーポンの情報を領域602に表示させている。
続いて、端末120Bの受付部321は、到着確認の操作をユーザBから受け付ける(ステップS11)。続いて、端末120Bの送受信部322は、到着確認通知をサーバ110に送信する(ステップS12)。なお、当該到着確認通知には、ユーザBのユーザID、及び出品IDの情報が含まれてもよい。
続いて、サーバ110の制御部313は、ユーザBの残高から、商品の代金を減額する(ステップS13)。ここで、サーバ110の制御部313は、図5Aの売買情報記憶部3151を参照し、当該商品の購入者であるユーザBのユーザID、及び価格を取得する。そして、ユーザ情報記憶部3152において、ユーザBの残高から当該価格を減算する。また、サーバ110の制御部313は、ここで、図5Aの売買情報記憶部3151において、当該商品の取引状態を「取引中」から「取引完了」に変更する。
(ユーザ情報記憶部3152)
図5Bの例では、ユーザ情報記憶部3152には、ユーザIDに対応付けて、残高、特典情報、及び決済履歴が記憶されている。ユーザIDは、ユーザの識別情報である。残高は、サーバ110が提供する決済サービス(以下で、適宜、単に「決済サービス」とも称する。)で当該ユーザが決済に用いる電子バリューの残高である。残高には、例えば、銀行口座から入金できるようにしてもよい。また、残高には、サーバ110が提供する個人間取引サービスで商品を売却(販売)した際の売上金もポイント等として入金されてもよい。また、残高には、サーバ110から付与、及び還元されたポイント等も入金されてもよい。
特典情報は、当該ユーザに付与された特典の情報である。決済履歴は、当該ユーザの決済サービスを利用した決済の履歴である。
続いて、サーバ110の制御部313は、ユーザ情報記憶部3152において、販売された商品の代金から、販売手数料等を減算した金額を、ユーザAの残高に加算する(ステップS14)。
≪コンテンツを配信する処理≫
図7を参照し、図4のステップS8、及びステップS9の、ユーザAにコンテンツを配信する処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係るコンテンツを配信する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、サーバ110は、ユーザAにより第1商品が発送される時期を特定する(ステップS101)。
(ユーザAに関する情報に基づく発送時期の推定)
ここで、サーバ110は、例えば、個人間取引サービスにおけるユーザAに関する情報に基づいて、ユーザAにより第1商品が発送される時期を推定してもよい。なお、ユーザAに関する情報には、例えば、取引の際にユーザAに送受信されたコメントのメッセージ、出品の際にユーザAにより入力された発送までの日数、及びユーザAの発送履歴等が含まれてもよい。
サーバ110は、例えば、個人間取引サービスで第1商品が購入される際にユーザAからユーザBに送信されたコメントのメッセージに基づいて、当該時期を推定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、第1商品がユーザBにより購入される前にユーザAからユーザBに送信されたコメントのメッセージ、及び第1商品がユーザBにより購入された後にユーザAからユーザBに送信されたコメントのメッセージ(取引メッセージ)をAIや機械学習により自然言語処理し、当該時期を推定してもよい。例えば、ユーザAからユーザBへの取引メッセージに、「今週末に発送しますので少々お待ち下さい。」という文が含まれる場合、「今週末」を当該時期として推定してもよい。
また、サーバ110は、例えば、個人間取引サービスでユーザAにより第1商品を出品する際に設定された、発送までの日数に基づいて、当該時期を推定してもよい。発送までの日数は、図4のステップS1の処理でユーザAにより指定されてもよい。例えば、発送までの日数が「2〜3日」であれば、購入された日時から2日後を当該時期として推定してもよい。
また、サーバ110は、個人間取引サービスでのユーザAにより出品された商品が購入されてからユーザAにより発送されるまでの期間の履歴に基づいて、当該時期を推定してもよい。この場合、サーバ110は、売買情報記憶部3151に記憶されている売買情報を参照し、出品者がユーザAである各記録(レコード)の取引日時を抽出する。そして、抽出した各取引日時に含まれる、購入日時と発送日時との差の平均値を算出し、購入された日時に当該平均値を加算した日時を当該時期として推定してもよい。または、抽出した各取引日時に含まれる発送日時の時間帯、及び曜日に基づいて当該時期を推定してもよい。この場合、過去の発送日時が平日の朝の時間帯である割合が閾値以上の場合、直近の平日の朝の時間帯を当該時期として推定してもよい。
また、サーバ110は、ユーザAに関する各情報を組み合わせて、当該時期を推定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、ユーザAに関する各情報に基づいてそれぞれ推定した発送時期の平均値を、ユーザAの発送時期として推定してもよい。
(発送通知に基づく発送時期の特定)
サーバ110は、ユーザAにより第1商品が発送されたことを検知し、発送されたことを検知した日時を、発送時期として特定してもよい。端末120Aは、ユーザAにより端末120Aにて第1商品の発送完了の操作が行われた場合、第1商品の発送完了通知をサーバ110に送信する。そして、サーバ110は、例えば、ユーザAにより発送完了の操作が行われた日時、または発送完了の通知を端末120Aから受信した日時を、売買情報記憶部3151に発送日時として記録するとともに、発送時期として特定してもよい。
また、サーバ110は、第1商品の発送が行われたことの通知を、上述した配送業者等の端末から受信した場合、配送業者が発送を受け付けた日時または当該通知を受信した日時を、売買情報記憶部3151に発送日時として記録するとともに、発送時期として特定してもよい。
続いて、サーバ110は、ユーザAに配信するコンテンツを決定する(ステップS102)。ここで、サーバ110は、例えば、以下のような処理により、1以上のコンテンツを決定してもよい。
(ユーザAの情報に基づく決定)
サーバ110は、例えば、ユーザAの情報に基づいて、ユーザAに配信するコンテンツを決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、サーバ110が提供する決済サービスでのユーザAの決済履歴に基づいた特典の情報を、当該コンテンツとして決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、所定期間(例えば、直近の1週間)におけるユーザAの各決済の合計金額が少ない程、及び当該所定期間におけるユーザAの決済頻度が低い程、割引率等の特典が高いクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。これにより、当該決済サービスの利用頻度等が低いユーザに対し、第1商品を発送する時期等に、当該決済サービスの残高を決済に利用することを促すことができる。
また、サーバ110は、例えば、ユーザAにより第1商品が発送される店舗での所定期間(例えば、直近の1週間)におけるユーザAの各決済の合計金額が小さい程、及び当該所定期間におけるユーザAの決済頻度が低い程、当該店舗で使用できる割引率等が高いクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。これにより、普段はユーザAによる利用頻度が低い店舗での買い物等をユーザAにより促すことができる。
また、サーバ110は、ユーザAの年齢、性別、及び信用スコア(信用度)等の属性に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。また、サーバ110は、決済サービスでのユーザAの残高に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、残高が10000円であれば、10000円程度の商品のクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。
(第1商品の種別に基づく決定)
サーバ110は、個人間取引サービスで販売されて発送される第1商品の種別(属性)に応じた商品の特典の情報を、当該コンテンツとして決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、第1商品が女性用であれば、女性向けの商品のクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。例えば、サーバ110は、例えば、第1商品が高級ブランドの女性用カバン等であれば、高級な化粧品のクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。
(第1商品の代金に基づく決定)
サーバ110は、個人間取引サービスでのユーザAにより出品された第1商品の代金(売却額)に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。サーバ110は、第1商品の代金として、ユーザBに購入された際の価格を用いてもよいし、ユーザBに購入された際の価格から販売手数料等を差し引いた額である、ユーザAの残高に入金される額(売上金額)を用いてもよい。
サーバ110は、例えば、当該売上金額が1000円であれば、1000円程度の商品のクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。これにより、ユーザAは、例えば、個人間取引サービスで第1商品を売却したことにより後日得られる額と同程度の商品を、割引等がされた額で購入することができる。
(発送までの日数に基づく決定)
サーバ110は、例えば、ユーザBにより第1商品が購入されてから、ユーザAにより第1商品が発送されるまでの期間の長さに基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、当該期間の長さが短い程、特典が大きいクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。この場合、例えば、購入された日の翌日に発送された場合、割引率等が高いクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。
(発送場所に基づく決定)
サーバ110は、例えば、ユーザAにより第1商品が発送される場所(発送場所)に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、売買情報記憶部3151に、発送日時等に対応付けて発送場所の情報を記録しておき、ユーザAが発送した場所の履歴から、第1商品の発送場所を推定してもよい。
また、サーバ110は、第1商品が発送された際に、第1商品の発送場所を検知してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、ユーザAの発送完了操作により第1商品の発送完了通知を端末120Aから受信した際、端末120Aの現在の位置情報を端末120Aから取得し、取得した位置を、発送場所と推定してもよい。または、サーバ110は、例えば、ユーザAの発送完了操作により第1商品の発送完了通知を端末120Aから受信した場合に、受信した日時から所定時間内(例えば、前後5分以内)にユーザAにより店舗での決済が行われたことの通知を当該店舗のPOS(Point of sale system)端末等から受信した場合、当該店舗の位置を発送場所と推定してもよい。
また、サーバ110は、例えば、第1商品の発送が行われたことの通知を、上述した配送業者等の端末から受信した場合、配送業者等の店舗等の位置を、発送場所と特定してもよい。
そして、サーバ110は、例えば、第1商品の発送場所に応じた位置の店舗で利用可能なクーポン等を、当該コンテンツとして決定してもよい。これにより、例えば、ユーザAが第1商品を発送するためにコンビニや郵便局等の発送場所に行くついでに、発送場所の店舗、及びその付近の店舗等で使用可能かクーポン等を配信することができる。また、ユーザAに対し、クーポン等を利用するついでに第1商品の発送をすることを促すこともできる。
この場合、サーバ110は、例えば、第1商品の発送場所の店舗で利用可能なクーポン等を、当該コンテンツとして決定してもよい。これにより、例えば、ユーザAは、コンビニエンスストアAのクーポンが欲しい場合は、当該コンビニエンスストアA等で発送すればよいため、コンビニエンスストアA等で発送できる発送方法の利用をユーザAに促すことができる。
また、サーバ110は、例えば、第1商品の発送場所から所定範囲(例えば、半径1km以内)に位置する店舗で利用可能なクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。また、サーバ110は、例えば、ユーザAにより予め登録されているユーザAの自宅の位置から第1商品の発送場所までの経路上の各地点から所定範囲(例えば、半径1km以内)に位置する店舗で利用可能なクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。
(個人間取引サービスに出品中の各商品の価値に基づく決定)
サーバ110は、個人間取引サービスにおいてユーザAにより出品されている複数の商品の価値に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。これにより、ユーザAは、例えば、個人間取引サービスで複数の商品を売却して得られる額と同程度の商品を、割引等がされた額で購入することができる。
この場合、サーバ110は、例えば、ユーザAにより出品されている各商品に対して設定されている販売価格の合計額に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。この場合、例えば、ユーザAにより商品Aが1000円で出品されており、ユーザAにより商品Bが2000円で出品されている場合、3000円(=1000円+2000円)円程度の商品のクーポン等を当該コンテンツとして決定してもよい。
または、サーバ110は、例えば、ユーザAにより出品されている各商品が販売される際の価格を推定し、推定した各価格の合計額に基づいて、当該コンテンツを決定してもよい。この場合、ユーザAにより出品されている各商品に対して、同様の商品が個人間取引サービスにおいて販売された価格の平均額をそれぞれ算出し、算出した各平均額を、各商品が販売される際の価格として推定してもよい。
(購入された日時に基づく決定)
サーバ110は、当該コンテンツに含まれるクーポン等の有効期限を、ユーザBにより第1商品が購入されてから所定期間(例えば、第1商品が購入された日から3日)以内と決定してもよい。これにより、第1商品が購入された場合に早めに発送することをユーザAに促すことができる。
続いて、ステップS101の処理で特定した時期に応じたタイミングで、ステップS101の処理で決定したコンテンツを配信する(ステップS103)。ここで、サーバ110は、例えば、推定された発送日時より所定時間前(例えば、前日)を当該タイミングと決定してもよい。これにより、例えば、ユーザAは早くクーポン等のコンテンツを利用して店舗で商品を購入したい場合、そのついでに当該店舗等で第1商品の発送も行うことが期待される。そのため、当該コンテンツが配信されなかった場合と比較して、より早期に発送作業を行うことをユーザAに動機付けることができる。
従来、商品を発送するためにコンビニや郵便局等の発送場所に行く(赴く)ことを面倒に感じるユーザが存在する。本開示によれば、例えば、商品が発送される前のタイミングでユーザAに特典を付与したり、商品を発送した後のタイミングでユーザAに特典を付与したりすることにより、ユーザAに対して外出したついでに発送を行うことの動機付けを行うことができる。
また、サーバ110は、例えば、推定された発送日時、またはユーザAによる発送が完了された日時等のタイミングで、クーポン等のコンテンツをユーザAに配信してもよい。個人間取引サービスでは、例えば、第1商品の発送が完了すると、第1商品が配送業者によりユーザBに配送され、ユーザBが第1商品を確認して端末120Bで受け取り通知操作を実行し、ユーザAがユーザBを評価する操作を実行すると、エスクローが解除されて売上金がユーザAの残高に入金される。
個人間取引サービスで商品を売却する場合、出品者(販売者)であるユーザAにとって、発送作業以外は端末120Aでの簡単な操作であり、発送作業に一番手間がかかると考えられる。ユーザAは、発送完了直後等のタイミングでは、作業が一段落して安心した心理状況であり、また、発送完了により後日の売上金の入金が一定程度約束された状況である。そのため、例えば、当該タイミングで、付近等で利用できるクーポン等を配信することにより、ユーザAに当該クーポン等が利用される率(コンバージョン率)を高めることができる。
または、サーバ110は、例えば、ステップS101の処理で特定した時期から所定時間内(例えば、前後12時間以内)で、ユーザAの位置が所定の条件を満たしたタイミングで、当該コンテンツを配信してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、端末120Aの現在の位置情報を端末120Aから取得し、取得した位置が、所定の場所から所定範囲(例えば、半径1km以内)である場合に、当該コンテンツを配信してもよい。なお、サーバ110は、当該所定の場所として、例えば、予め登録されている発送場所の店舗等を用いてもよいし、ユーザAが過去に発送したことがある店舗等を用いてもよい。
また、サーバ110は、当該所定の場所として、例えば、ユーザAのアカウントに登録されているユーザAの自宅住所、またはユーザAの位置情報の履歴から推定したユーザAの自宅住所を用いてもよい。
個人間取引サービスを例に実施形態を説明したが、本開示はこれに限定されない。より具体的には、個人間に限られず、法人個人間、法人間での取引サービスにも適用されうる。
100 通信システム
110 サーバ
311 受付部
312 送受信部
313 制御部
314 表示制御部
315 記憶部
3151 売買情報記憶部
3152 ユーザ情報記憶部
3153 特典情報記憶部
120 端末
321 受付部
322 送受信部
323 制御部
324 表示制御部
325 記憶部

Claims (14)

  1. 情報処理装置が、
    前記情報処理装置により提供されるサービスを利用する要求を第1ユーザの情報処理端末から受信する第1受信処理と、
    前記第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求を第2ユーザの情報処理端末から受信する第2受信処理と、
    前記第1ユーザにより前記所定のイベントが実行される時期を特定する処理と、
    特定した前記時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを前記第1ユーザの情報処理端末に送信する処理と、を実行するコンテンツ配信方法。
  2. 前記第1受信処理では、前記情報処理装置により提供される個人間取引サービスを利用して第1商品を出品する要求を前記第1ユーザの情報処理端末から受信し、
    前記第2受信処理では、前記個人間取引サービスを利用して前記第1商品を購入する要求を前記第2ユーザの情報処理端末から受信し、
    前記特定する処理では、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送される時期を特定し、
    前記送信する処理は、特定した前記時期に応じたタイミングで前記所定のコンテンツを前記第1ユーザの情報処理端末に送信する、請求項1に記載のコンテンツ配信方法。
  3. 前記特定する処理では、前記個人間取引サービスにおける前記第1ユーザに関する情報に基づいて、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送される時期を推定する、請求項2に記載のコンテンツ配信方法。
  4. 前記特定する処理では、前記個人間取引サービスで前記第1商品が購入される際に前記第1ユーザから前記第2ユーザに送信されたメッセージ、前記個人間取引サービスで前記第1ユーザにより前記第1商品を出品する際に設定された購入から発送までの日数、及び前記個人間取引サービスで前記第1ユーザにより出品された商品が購入されてから前記第1ユーザにより発送されるまでの期間の履歴の少なくとも一つに基づいて、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送される時期を推定する、請求項3に記載のコンテンツ配信方法。
  5. 前記特定する処理では、前記第1ユーザの情報処理端末から受信した前記第1商品の発送完了通知、または前記第1ユーザによる前記第1商品の発送を受け付けた事業者の情報処理端末から受信した発送通知に基づいて、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送された時期を特定する、請求項2から4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  6. 前記送信する処理では、前記第1ユーザの決済履歴、前記第1ユーザの属性、及び前記第1ユーザの位置の少なくとも一つに応じた特典の情報を送信する、請求項2から5のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  7. 前記送信する処理では、前記第1商品が発送される店舗での前記第1ユーザの決済履歴に応じた特典の情報を送信する、請求項2から6のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  8. 前記送信する処理では、
    前記第1商品の種別に応じた特典の情報を送信する、請求項2から7のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  9. 前記送信する処理では、前記第1ユーザが前記第2ユーザから取得する前記第1商品の代金の金額に応じた特典の情報を送信する、
    請求項2から8のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  10. 前記送信する処理では、前記第2ユーザにより前記第1商品が購入されてから、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送されるまでの期間の長さに応じた特典の情報を送信する、請求項2から9のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  11. 前記送信する処理では、前記第1ユーザにより前記第1商品が発送される場所に応じた位置の店舗での特典の情報を送信する、請求項2から10のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  12. 前記送信する処理では、前記個人間取引サービスにおいて前記第1ユーザにより出品されている複数の商品の価値に応じた特典の情報を送信する、請求項2から11のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  13. サービスをユーザに提供するコンテンツ配信装置であって、
    前記サービスを利用する要求を第1ユーザの情報処理端末から受信し、
    前記第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求を第2ユーザの情報処理端末から受信する受信部と、
    前記第1ユーザにより前記所定のイベントが実行される時期を特定する制御部と、
    前記制御部により特定された前記時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを前記第1ユーザの情報処理端末に送信する送信部と、を有するコンテンツ配信装置。
  14. 情報処理装置に、
    前記情報処理装置により提供されるサービスを利用する要求を第1ユーザの情報処理端末から受信する第1受信処理と、
    前記第1ユーザに所定のイベントを実行させる要求を第2ユーザの情報処理端末から受信する第2受信処理と、
    前記第1ユーザにより前記所定のイベントが実行される時期を特定する処理と、
    特定した前記時期に応じたタイミングで、所定のコンテンツを前記第1ユーザの情報処理端末に送信する処理と、を実行させるコンテンツ配信プログラム。
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