JP2020097273A - 車両前部構造 - Google Patents

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隆崇 福満
Takamune Fukumitsu
隆崇 福満
勝弘 神原
Katsuhiro Kambara
勝弘 神原
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Abstract

【課題】燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を内燃機関に供給するためのパージ配管を有する車両前部構造において、大きなスペースを確保せずに、エンジンコンパートメント内にてパージ配管を内燃機関のインテークマニホールドに接続する。【解決手段】エンジンコンパートメント18内には、エンジン20とHV関連部品(PCU24や高圧W/H等)が設置されている。パージ配管30は、車両10の前後方向に延在しており、パージ配管30においてダッシュパネル16よりも車両10の前側の部分34は、弾性部材によって構成されて、エンジン20とHV関連部品との間を経て、エンジン20のインテークマニホールド22に接続されている。【選択図】図1

Description

本開示は、燃料タンクから発生する蒸発燃料を内燃機関に供給するための構造に関する。
エンジン等の内燃機関を搭載している車両においては、燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を、パージ配管を用いて内燃機関に供給する場合がある。
特許文献1に記載の車両においては、車両の後部に燃料タンクが配置され、車両の前部のエンジンコンパートメント内に内燃機関が配置されており、車両の前後方向に延在するパージ配管によって、燃料タンク内にて発生した蒸発燃料が内燃機関に供給される。
特開2018−123766号公報
車両には、通常、エンジンコンパートメントと車室とを仕切るダッシュパネルが設けられている。一般的に、パージ配管は、ダッシュパネルの位置を基準として、車両の前部の部分と後部の部分とに分かれており、前部の部分及び後部の部分は金属部材によって構成されている。
ところで、ハイブリッド車両(以下、「HV」と称する)においては、一般的に、パワーコントロールユニット(PCU)等のHV関連部品もエンジンコンパートメント内に配置されており、エンジンコンパートメント内のスペース的な余裕がなくなりつつある。パージ配管は金属部材によって構成されているため、曲げ加工が困難であり、パージ配管をエンジンコンパートメント内にて細かい経路に配置することは困難である。それ故、パージ配管を配置するためのスペースをエンジンコンパートメント内に確保する必要があり、そのため、エンジンコンパートメント内の設計自由度が低くなるおそれがある。
本開示の目的は、燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を内燃機関に供給するためのパージ配管を有する車両前部構造において、大きなスペースを確保せずに、エンジンコンパートメント内にてパージ配管を内燃機関のインテークマニホールドに接続することにある。
本開示に係る車両前部構造は、内燃機関と、HV関連部品と、車両の前部に設置され、前記内燃機関と前記HV関連部品とを収容するエンジンコンパートメントと、前記エンジンコンパートメントと車室とを仕切るダッシュパネルと、前記車両のフロアパネル下にて前記車両の前後方向に延在し、前記車両の後部に設けられた燃料タンクにて発生した蒸発燃料を前記内燃機関に供給するためのパージ配管と、を有し、前記パージ配管において前記ダッシュパネルよりも前記車両の前側の部分は、弾性部材によって構成され、前記内燃機関と前記HV関連部品との間を経て、前記内燃機関のインテークマニホールドに接続されている、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、パージ配管の前側の部分が弾性部材によって構成されているので、前側の部分が金属部材によって構成されている場合よりも、パージ配管の曲げ変形を容易に行うことができる。それ故、金属部材からなるパージ配管を設置する場合に必要となるような広いスペースをエンジンコンパートメント内に確保しなくても、エンジンとHV関連部品との間を経て、パージ配管をインテークマニホールドに接続することができる。
本開示に係る車両前部構造によれば、大きなスペースを確保せずに、エンジンコンパートメント内にてパージ配管を内燃機関のインテークマニホールドに接続することができる。
本実施形態に係る車両を示す概略図である。 本実施形態に係るパージ配管を示す斜視図である。 比較例に係る車両を示す概略図である。
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る車両前部構造について説明する。図1は、本実施形態に係る車両前部構造を有する車両を示す概略図である。図2は、本実施形態に係るパージ配管を示す斜視図である。
本実施形態に係る車両10は、ハイブリッド車両(HV)である。車両10には、車室の床を構成するフロアパネルが設けられている。フロアパネルは、車両10の前後方向に延在している。車両10の後部には、フロアパネルの下方に燃料タンク12とキャニスタ14とが設置されている。燃料タンク12内には、エンジン20に供給される燃料が貯留される。キャニスタ14は内部に活性炭を収容しており、燃料タンク12内にて発生した蒸発燃料を活性炭によって吸着することができる。
また、車両10は、フロアパネルの前端に連結されたダッシュパネル16を有する。ダッシュパネル16の下部には、車両10の幅方向(左右方向)に延在する骨格部材としてのダッシュクロスメンバが取り付けられている。ダッシュパネル16は、車両10の前後方向において、車両10の前部に設置されているエンジンコンパートメント18と車室とを仕切っている。
エンジンコンパートメント18内には、内燃機関としてのエンジン20と、エンジン20よりも車両の前側に設置されているインテークマニホールド22と、HV関連部品とが収容されている。インテークマニホールド22は、車両10の前方から吸気して後方へ排気するように配置されている。HV関連部品は、車両の電動化に関する部品であり、例えば、パワーコントロールユニット(PCU)24やインバータへの電力の授受を行う高圧ワイヤハーネス(高圧W/H)26等である。
フロアパネルの下方には、車両10の前後方向に延在するメイン配管28が設置されている。メイン配管28の一端(後端)は燃料タンク12に接続されており、メイン配管28の他端(前端)はエンジン20に接続されている。メイン配管28は、燃料タンク12とエンジン20とに連結されて、燃料タンク12からエンジン20に燃料を供給するための配管である。例えば、図示しないポンプによって、燃料タンク12内の燃料がメイン配管28を介してエンジン20に供給される。
また、車両10には、車両10の前後方向に延在するパージ配管30が設置されている。パージ配管30の一端(後端)はキャニスタ14に接続されており、パージ配管30の他端(先端)はインテークマニホールド22に接続されている。パージ配管30は、キャニスタ14とインテークマニホールド22とに連結されて、キャニスタ14からエンジン20に蒸発燃料を供給するための配管である。
パージ配管30においてダッシュパネル16よりも車両10の後側の部分32は、フロアパネルの下方にてクランプによって固定されている。パージ配管30においてダッシュパネル16よりも車両10の前側の部分34は、エンジンコンパートメント18内に配置されており、エンジン20とHV関連部品としてのPCU24との間を経て、インテークマニホールド22に接続されている。例えば、インテークマニホールド22にはゴムホース36が接続されている。前側の部分34は、ダッシュパネル16の位置からエンジンコンパートメント18内の中央付近38まで延長して設置されている。その中央付近38にて、前側の部分34の先端34aがゴムホース36の一端に接続され、前側の部分34がゴムホース36に連結されている。このように、前側の部分34は、ゴムホース36を介してインテークマニホールド22に接続されている。図1に示す例では、前側の部分34はゴムホース36に連結されて、ゴムホース36を介してインテークマニホールド22に接続されているが、前側の部分34は、インテークマニホールド22に直接的に接続されてもよい。なお、前側の部分34の先端は、エンジンコンパートメント18内にてクランプによって固定されている。
パージ配管30は、樹脂部材等の弾性部材によって構成されている。後側の部分32と前側の部分34の両方が弾性部材によって構成されてもよいし、前側の部分34が弾性部材によって構成され、後側の部分32は金属部材によって構成されてもよい。
キャニスタ14内には燃料タンク12内にて発生した蒸発燃料が供給されて貯留される。インテークマニホールド22から負圧が供給され、これにより、蒸発燃料がパージ配管30を介してキャニスタ14からエンジン20に供給される。
なお、図2には、ブレーキ配管40が示されている。
以上のように、本実施形態に係る車両前部構造によれば、パージ配管30の前側の部分34が弾性部材によって構成されているので、前側の部分34が金属部材によって構成されている場合よりも、パージ配管30の曲げ変形を容易に行うことができる。それ故、金属部材からなるパージ配管を設置する場合に必要となるような広いスペースをエンジンコンパートメント18内に確保しなくても、エンジン20とHV関連部品(例えばPCU24等)との間を経て、パージ配管30をインテークマニホールド22に接続することができる。
また、前側の部分34が弾性部材によって構成されているので、他の部品(例えばエンジン20やHV関連部品等)との干渉(例えば接触)によって前側の部分34に発生する変形等の損傷を抑制することができる。例えば、エンジンユニットの搭載時に、ユニットが前側の部分34に接触しても、その接触による前側の部分34の損傷を抑制することができる。
また、前側の部分34が、エンジンコンパートメント18内の中央付近まで延長して設置されているので、パージ配管がダッシュパネル16の位置までしか延在していない場合と比べて、パージ配管30とゴムホース36とを容易に連結することができる。このように、本実施形態によれば、パージ配管30の連結作業性が向上する。
以下、図3を参照して、比較例に係る車両前部構造について説明する。図3は、比較例に係る車両前部構造を有する車両を示す概略図である。比較例においては、パージ配管42が用いられる。パージ配管42は、フロアパネルの下方において、車両の前後方向に延在して設置されている。パージ配管42の一端(後端)はキャニスタ14に接続されており、パージ配管42の他端(前端)はエンジンコンパートメント18内にてゴムホース36に接続されている。
パージ配管42は金属部材によって構成されている。それ故、エンジンコンパートメント18内へのエンジンユニットの搭載時に、エンジンユニットがパージ配管42に接触してパージ配管42が損傷することを防止するために、パージ配管42は、ダッシュパネル16の付近44までしか延在して設置されていない。従って、作業者は、ダッシュパネル16の付近44にて、パージ配管42とゴムホース36とを連結する必要がある。作業者は、車両前方から奥まった位置にて連結作業を行う必要があるため、その作業は困難である。HVにおいては、HV関連部品がエンジンコンパートメント18内に設置されているため、その作業は更に困難となる。
これに対して、本実施形態によれば、エンジンコンパートメント18の中央付近38にて連結作業を行うことができるので、比較例と比べて、その作業は容易である。
なお、本実施形態によれば、ゴムホース36をダッシュパネル16の付近44まで延長して設置する必要がない。ゴムホース36よりも重さが軽い樹脂によって前側の部分34を構成することで、エンジン20の駆動による動きの減少や、コストの低下等が期待できる。
10 車両、12 燃料タンク、14 キャニスタ、16 ダッシュパネル、18 エンジンコンパートメント、20 エンジン、22 インテークマニホールド、24 PCU、26 高圧W/H、30 パージ配管、32 後側の部分、34 前側の部分、36 ゴムホース。

Claims (1)

  1. 内燃機関と、
    HV関連部品と、
    車両の前部に設置され、前記内燃機関と前記HV関連部品とを収容するエンジンコンパートメントと、
    前記エンジンコンパートメントと車室とを仕切るダッシュパネルと、
    前記車両のフロアパネル下にて前記車両の前後方向に延在し、前記車両の後部に設けられた燃料タンクにて発生した蒸発燃料を前記内燃機関に供給するためのパージ配管と、
    を有し、
    前記パージ配管において前記ダッシュパネルよりも前記車両の前側の部分は、弾性部材によって構成され、前記内燃機関と前記HV関連部品との間を経て、前記内燃機関のインテークマニホールドに接続されている、
    ことを特徴とする車両前部構造。
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