JP2020055394A - シート空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】空調装置からの空気を効率良く利用することができるシート空調システムを提供する。【解決手段】シート空調システム1は、着座者が座るシート本体S0であって、通気路A1,A2を有し、通気路A1,A2内の空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体S0と、シート本体S0とは別に設けられた空調装置10と、シート本体S0が設置されるフロアFLに設けられ、空調装置10からの空気をフロアFLとシート本体S0との間の空間SP1に向けて吹き出す空気吹出部21と、シート本体S0に設けられ、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1の空気を吸い込んで通気路A1,A2に向けて送風する送風装置31とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体を備えるシート空調システムに関する。
従来、着座者が車両前方を向く状態と車両後方を向く状態とに回転可能であり、車両後方を向く状態となった場合に、空調装置からの空気を吹き出す吹出口から送風された空気を、着座者へと案内する送風通路を構成する送風通路部材を備えたシートが知られている(特許文献1)。この技術において、シートは、シートバックの背面から内部に空気を吸い込むシート吸込口と、シートバックの内部に吸い込まれた空気を表側から吹き出すシート吹出口と、シート吸込口とシート吹出口を連通する連通路と、シート吸込口から連通路を介してシート吹出口へ向かう空気の流れを発生させる送風ファンとを有している。
国際公開第2017/203854号
ところで、従来技術は、車両後方を向く状態のシートのシートバック背面の空間に吹き出された空気をシートバックの背面から吸い込む構造なので、車両のフロアにたまりやすい冷気や、車両の天井にたまりやすい暖気を効率良くシート内に取り込むことができない。そのため、空調装置からの空気を効率良く利用することができないという問題がある。
そこで、本発明は、空調装置からの空気を効率良く利用することができるシート空調システムを提供することを目的とする。
また、複数の送風装置から送風される空気のバランスを保つことを目的とする。
また、空調装置からの空気をシートクッションとシートバックのそれぞれの着座者側の面から吹き出す構成としつつ、それぞれから吹き出す空気の量を確保することを目的とする。
また、シート本体がスライド移動する場合にダクトが自由に動いてしまうのを抑制することを目的とする。
また、シート本体がスライド移動する前後においてダクト内を流れる空気の量が変化するのを抑制することを目的とする。
また、ヒータの消費電力を抑制しつつ、着座者のヒータに接していない部位も暖めることを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明のシート空調システムは、着座者が座るシート本体であって、通気路を有し、前記通気路内の空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体と、前記シート本体とは別に設けられた空調装置と、前記シート本体が設置されるフロアに設けられ、前記空調装置からの空気を前記フロアと前記シート本体との間の空間に向けて吹き出す空気吹出部と、前記シート本体に設けられ、前記フロアと前記シート本体との間の空間の空気を吸い込んで前記通気路に向けて送風する送風装置と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、フロアとその上に設置されるシート本体との間の空間に吹き出された空調装置からの空気を、当該空間から送風装置によって吸い込み、通気路を介してシート本体の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置からの空気を効率良く利用することができる。
前記したシート空調システムにおいて、前記送風装置は、空気を吸い込むための筒状の空気吸込部を有し、前記空気吸込部は、前記フロアに向かうにつれて拡がる漏斗形状を有する構成とすることができる。
これによれば、送風装置の空気の吸い込み部を大きくすることができるので、フロアとシート本体との間の空間に吹き出された空気を効率良く吸い込むことができる。これにより、空調装置からの空気をより効率良く利用することができる。
前記したシート空調システムにおいて、前記シート本体および前記フロアの少なくとも一方は、前記フロアと前記シート本体との間の空間と、当該空間の周りの空間とを仕切るように設けられた壁を有する構成とすることができる。
これによれば、フロアとシート本体との間の空間に吹き出された空気が当該空間の周りの空間に流れ出るのを抑制することができるので、空調装置からの空気をより効率良く利用することができる。
また、前記した目的を達成するため、本発明のシート空調システムは、着座者が座るシート本体であって、通気路を有し、前記通気路内の空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体と、前記シート本体とは別に設けられた空調装置と、前記シート本体が設置されるフロアに設けられ、前記空調装置からの空気を吹き出す空気吹出部と、前記シート本体と前記空気吹出部を接続する第1ダクトと、前記シート本体に設けられ、前記空気吹出部から吹き出された空気を前記第1ダクトを介して吸い込んで前記通気路に向けて送風する送風装置と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、空調装置からの空気を、シート本体と空気吹出部を接続する第1ダクトを通して送風装置によって吸い込み、通気路を介してシート本体の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置からの空気を効率良く利用することができる。
前記したシート空調システムにおいて、前記第1ダクトは、前記送風装置の空気吸込口に接続されている構成とすることができる。
これによれば、第1ダクト内を流れてきた空気を送風装置に直接送り込むことができるので、空調装置からの空気をより効率良く利用することができる。
また、前記したシート空調システムにおいて、前記送風装置は、第1送風装置と第2送風装置を含み、前記第1送風装置の空気吸込口と前記第2送風装置の空気吸込口を接続する第2ダクトをさらに備え、前記第1ダクトは、前記第2ダクトに接続されている構成とすることもできる。
これによれば、第1ダクト内を流れてきた空気を、第2ダクトを通して第1送風装置と第2送風装置の両方に送ることができる。これにより、送風装置が第1送風装置と第2送風装置を含む構成において、第1送風装置から送風される空気と第2送風装置から送風される空気のバランスを保つことができる。
前記したシート空調システムにおいて、前記シート本体は、シートクッションと、シートバックとを有し、前記第1送風装置は、前記シートクッションに設けられ、空気を前記シートクッションの通気路に向けて送風し、前記第2送風装置は、前記シートバックに設けられ、空気を前記シートバックの通気路に向けて送風する構成とすることができる。
これによれば、空調装置からの空気をシートクッションとシートバックのそれぞれの着座者側の面から吹き出す構成としつつ、各送風装置によってそれぞれから吹き出す空気の量を確保することができる。
前記したシート空調システムにおいて、前記シート本体は、前記フロアにスライド移動可能に設置されており、前記第1ダクトは、可撓性を有し、前記シート本体のスライド移動に伴う当該第1ダクトの変形を案内する変形案内装置によって保持されている構成とすることができる。
これによれば、シート本体がスライド移動する場合に第1ダクトが自由に動いてしまうのを抑制することができる。また、シート本体がスライド移動する場合に第1ダクトの断面積が変化するのを抑制することができるので、シート本体がスライド移動する前後において第1ダクト内を流れる空気の量が変化するのを抑制することができる。
前記したシート空調システムにおいては、前記シート本体のパッドと表皮との間に配置されたヒータを備え、前記空調装置は、温風を供給可能に構成することができる。
これによれば、空調装置からの温風によっても着座者を暖めることができるので、ヒータの消費電力を抑制することができる。また、温風によって着座者のヒータに接していない部位も暖めることができる。
本発明によれば、空調装置からの空気を効率良く利用することができる。
また、第1送風装置と第2送風装置の空気吸込口同士を接続する第2ダクトを備え、第1ダクトを第2ダクトに接続することで、複数の送風装置から送風される空気のバランスを保つことができる。
また、第1送風装置から空気をシートクッションの通気路に向けて送風し、第2送風装置から空気をシートバックの通気路に向けて送風することで、空調装置からの空気をシートクッションとシートバックのそれぞれの着座者側の面から吹き出す構成としつつ、それぞれから吹き出す空気の量を確保することができる。
また、可撓性を有する第1ダクトを変形案内装置によって保持することで、シート本体がスライド移動する場合に第1ダクトが自由に動いてしまうのを抑制することができる。また、シート本体がスライド移動する前後において第1ダクト内を流れる空気の量が変化するのを抑制することができる。
また、シート本体にヒータを設け、空調装置を、温風を供給可能に構成することで、ヒータの消費電力を抑制しつつ、着座者のヒータに接していない部位も暖めることができる。
第1実施形態に係るシート空調システムを示す図である。 第2実施形態に係るシート空調システムを示す図である。 第1ダクトと変形案内装置を示す図である。 シート本体のスライド移動に伴う変形案内装置の動作を示す図(a)〜(c)である。 第3実施形態に係るシート空調システムを示す図である。 第4実施形態に係るシート空調システムを示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら発明の実施形態について説明する。なお、本明細書において、前後、左右、上下は、シートに座った者(着座者)から見た、前後、左右、上下を基準とする。
まず、第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のシート空調システム1は、乗物、具体的には、自動車に搭載されており、着座者が座るシート本体S0と、空調装置10と、空気吹出部21と、送風装置31とを備えている。
シート本体S0は、乗物用シート、具体的には、自動車に搭載される車両用シートとして構成されている。シート本体S0は、車室内のフロアFL上に設置され、シートクッションS1と、シートバックS2と、図示しないヘッドレストとを有している。シートクッションS1は、シートクッションS1のフレームを構成するシートクッションフレームに、シートクッションパッドP1とシートクッション表皮U1を被せることで構成されている。また、シートバックS2は、シートバックS2のフレームを構成するシートバックフレームに、シートバックパッドP2とシートバック表皮U2を被せることで構成されている。
シートクッションパッドP1は、内部に形成された通気路A1と、上側の面から通気路A1に連通する複数の通気穴H1とを有している。これにより、シートクッションS1は、空調装置10から通気路A1内に空気(破線の矢印参照)が供給された場合に、通気路A1内の空気を、通気穴H1を通して着座者側の面、具体的には、上側の面から吹き出し可能に構成されている。また、シートバックパッドP2は、内部に形成された通気路A2と、前側の面から通気路A2に連通する複数の通気穴H2とを有している。これにより、シートバックS2は、空調装置10から通気路A2内に空気が供給された場合に、通気路A2内の空気を、通気穴H2を通して着座者側の面、具体的には、前側の面から吹き出し可能に構成されている。なお、表皮U1,U2は、通気穴H1,H2に対応する位置に複数の微細な貫通孔が形成されることで通気性を有するか、通気性を有する素材から形成されている。
シート本体S0は、車両のフロアFLに前後にスライド移動可能に設置されている。詳しくは、シート本体S0は、左右に離間して配置された一対のスライドレール機構SL(一方のみ図示)を介してフロアFLに設置されている。スライドレール機構SLは、前後に延びてフロアFLに固定されるロアレールSL1と、シートクッションS1のフレームに固定されるアッパーレールSL2とを有し、アッパーレールSL2がロアレールSL1に前後にスライド移動可能に係合している。これにより、シート本体S0は、フロアFLに対し前後にスライド移動可能に設置されている。
本実施形態において、フロアFLは、左右一対のスライドレール機構SLの間に設けられた壁40を有している。壁40は、フロアFLと、その上に設置されたシート本体S0との間の空間SP1と、当該空間SP1の周りの空間SP2、詳しくは、空間SP1の前後および左右の空間SP2とを仕切るように設けられている。具体的に、壁40は、空気吹出部21の前後および左右においてフロアFLから立ち上がるように設けられ、空気吹出部21を取り囲むように連続的に形成されて平面視略矩形状を有している。
空調装置10は、シート本体S0が配置される環境の温度、具体的には、車室内の温度を調整するための装置である。空調装置10は、シート本体S0とは別に設けられている。具体的には、空調装置10は、車両に設けられている。空調装置10は、冷風および温風を供給可能に構成されている。すなわち、空調装置10は、冷暖房空調設備(HVAC(heating, ventilating, air conditioning))として構成されている。空調装置10からの冷風または温風は、車両のダッシュボードDBなどに設けられた吹出口11から吹き出すように構成されている。また、空調装置10は、空気吹出部21と、車両に設けられた空調ダクト12によって接続されており、これにより、空調装置10からの冷風または温風が空気吹出部21からも吹き出すように構成されている。
空気吹出部21は、筒状の部材であり、車両の、シート本体S0が設置されるフロアFLから突出するように設けられている。詳しくは、空気吹出部21は、フロアFLから上に突出し、前に向けて屈曲した側面視略L形状に形成されている。空気吹出部21は、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1、より詳しくは、壁40によって囲まれた空間SP1に配置されている。これにより、空気吹出部21は、空調装置10からの空気をフロアFLとシート本体S0との間の空間SP1に向けて吹き出すように構成されている。
送風装置31は、シロッコファンであり、空調装置10とは異なり、シート本体S0に設けられている。具体的には、送風装置31は、シートクッションS1のフレームにブラケットBRを介して取り付けられていることで、シート本体S0のシートクッションS1に設けられている。送風装置31は、空気吸込口31Aを下に向けて配置されている。詳しくは、送風装置31は、空気吸込口31Aが壁40によって囲まれた空間SP1に向くように配置されている。また、送風装置31は、空気吹出口31Bにダクト50が接続され、このダクト50によって通気路A1,A2と接続されている。これにより、送風装置31は、図示しない羽根が回転することで、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1の空気を吸い込んで通気路A1,A2に向けて送風する。
本実施形態において、送風装置31は、空気吸込部32を有している。空気吸込部32は、空気を吸い込むための筒状の部材であり、送風装置31の空気吸込口31Aに取り付けられている。空気吸込部32は、フロアFLに向かうにつれて、言い換えると、下に向かうにつれて、拡がる漏斗形状の拡径部32Aを有している。
以上説明した本実施形態によれば、車両のフロアFLとその上に設置されるシート本体S0との間の空間SP1に吹き出された空調装置10からの空気を、当該空間SP1から送風装置31によって吸い込み、通気路A1,A2を介してシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置10からの空気を効率良く利用することができる。
より詳しく説明すると、空調装置10から冷風が供給されている場合、冷気はフロアFL上にたまるが、本実施形態では、この冷気をフロアFLの上に配置された送風装置31によって吸い込んでシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができるので、空調装置10からの冷気を効率良く利用することができる。
また、空調装置10から温風が供給されている場合、暖気は上に移動しようとするが、この暖気をフロアFLの上に配置された送風装置31によって効率良く吸い込んでシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができるので、空調装置10からの暖気を効率良く利用することができる。
また、本実施形態では、送風装置31に、漏斗形状の拡径部32Aを有する空気吸込部32が設けられていることで、送風装置31の空気の吸い込み部を大きくすることができる。これにより、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1に吹き出された空気を効率良く吸い込むことができるので、空調装置10からの空気をより効率良く利用することができる。
また、本実施形態では、フロアFLに、シート本体S0との間の空間SP1と、当該空間SP1の周りの空間SP2とを仕切るように設けられた壁40が設けられているので、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1に吹き出された空気が当該空間SP1の周りの空間SP2に流れ出るのを抑制することができる。これにより、空調装置10からの空気をより一層効率良く利用することができる。
また、本実施形態によれば、シート本体S0が、前述した従来技術のように、車両前方を向く状態と車両後方を向く状態とに回転可能な構成であっても、空調装置10からの空気をシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができ、シート本体S0が向く方向によらず、空調装置10からの空気を効率良く利用することができる。
なお、第1実施形態では、車両のフロアFLが、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1と、当該空間SP1の周りの空間SP2とを仕切るように設けられた壁40を有していたが、これに限定されない。例えば、フロアFLの代わりにシート本体S0がこのような壁を有していてもよいし、シート本体S0とフロアFLの両方がこのような壁を有していてもよい。
また、第1実施形態では、壁40が空気吹出部21を取り囲むように連続的に形成されて平面視略矩形状に形成されていたが、これに限定されない。例えば、壁は、連続的ではなく、断続的に形成される構成、一例として、左右や前後に並んで複数設けられ、隣り合う壁同士の間に隙間があるような構成であってもよい。また、壁は、例えば、車両やシート本体の軽量化のため、メッシュ状などであってもよい。また、壁は、例えば、空気吹出部の前後だけに設けられていてもよいし、空気吹出部の左右だけに設けられていてもよい。
また、シート本体およびフロアは、壁を備えない構成であってもよい。例えば、車両のフロアの、シート本体と対向する箇所に窪みなどがある場合には、空気吹出部を窪み内に設け、空気吸込口が窪みに対向するように送風装置を配置することで、フロアとシート本体との間の空間に吹き出された空気が当該空間の周りの空間に流れ出にくいため、空気の流出を抑制する壁を省略することができる。
また、第1実施形態では、送風装置31に漏斗形状を有する空気吸込部32が取り付けられていたが、これに限定されない。例えば、漏斗形状の空気吸込部が送風装置の筐体に一体に設けられていてもよい。また、送風装置は、漏斗形状の空気吸込部を備えない構成であってもよい。
次に、第2実施形態について説明する。なお、以下では、先に説明した実施形態と同様の構成については同一符号を付して適宜説明を省略し、先に説明した実施形態と異なる点について詳細に説明する。
図2に示すように、本実施形態のシート空調システム1は、シート本体S0と、空調装置10と、空気吹出部22と、送風装置31と、第1ダクト61とを備えている。
本実施形態において、空気吹出部22は、筒状の部材であり、フロアFLから突出するように設けられている。詳しくは、空気吹出部22は、フロアFLから上に突出し、後ろに向けて屈曲した側面視略L形状に形成されている。空気吹出部22は、フロアFLとシート本体S0との間の空間SP1に配置されている。空気吹出部22は、空調装置10と空調ダクト12によって接続されており、これによって、空調装置10からの空気を吹き出すように構成されている。
第1ダクト61は、シート本体S0と空気吹出部22を接続するように設けられている。詳しくは、第1ダクト61は、第1端部61Aと、第2端部61Bと、中間部61Cとを有し、第1端部61Aが空気吹出部22に接続され、第2端部61Bが送風装置31の空気吸込口31Aに接続されている。これにより、第1ダクト61は、空気吹出部22から吹き出された空気を送風装置31に送るように構成され、送風装置31は、図示しない羽根が回転することで、空気吹出部22から吹き出された空気を第1ダクト61を介して吸い込んで通気路A1,A2に向けて送風する。第1ダクト61は、例えば、蛇腹部を形成したり、ゴム材料などから形成したりすることで、可撓性を有している。中間部61Cは、第1端部61Aと第2端部61Bの間の部分であり、第1端部61Aから後ろに向けて延びた後、U字形状に湾曲し、第1端部61Aの上方を前に向けて延びて第2端部61Bにつながっている。
図3に示すように、第1ダクト61は、変形案内装置70によって保持されている。変形案内装置70は、シート本体S0の前後へのスライド移動に伴う第1ダクト61の変形を案内する装置である。変形案内装置70は、例えば、ケーブル類保護案内装置、ケーブルベア(登録商標)、ケーブルベヤ(登録商標)、ケーブルキャリアなどと呼ばれる装置と同様の構造を有している。
具体的には、変形案内装置70は、複数のリンク部材71が直列した状態で配置され、隣り合うリンク部材71同士がピン71Aを中心として回動可能に連結された構造を有している。各リンク部材71は、対向して配置された一対のリンク部72と、一対のリンク部72をつなぐように設けられた一対のアーム部73とを有している。一対のリンク部72の間には、第1ダクト61が収容される収容空間が形成されている。収容空間に配置された第1ダクト61は、下側に位置するアーム部73によって支持される。図4(a)に示すように、変形案内装置70は、収容空間に第1ダクト61が配置された状態で、一方の端部70Aが空気吹出部22付近でフロアFLに対して固定され、他方の端部70Bが送風装置31付近でシートクッションS1のフレームに対して固定されている。
シート本体S0が図4(a)に示す位置から図4(b)に示す位置へ前にスライド移動すると、変形案内装置70の端部70Bがシート本体S0とともに前に移動し、変形案内装置70は、端部70Bの前への移動に追従して屈曲変形する。同様に、シート本体S0が図4(a)に示す位置から図4(c)に示す位置へ後ろにスライド移動すると、変形案内装置70の端部70Bがシート本体S0とともに後ろに移動し、変形案内装置70は、端部70Bの後ろへの移動に追従して屈曲変形する。このとき、変形案内装置70の略U字形状に屈曲した部分の屈曲半径は略一定に保たれる。これにより、変形案内装置70に保持された、可撓性を有する第1ダクト61は、変形案内装置70によって保護されつつその変形が案内され、変形案内装置70の変形に追従して、中間部61C(図2参照)の湾曲した部分の曲率がほとんど変わることなく所定の曲率で屈曲変形することとなる。
以上説明した本実施形態によれば、空調装置10からの空気を、シート本体S0と空気吹出部22を接続する第1ダクト61を通して送風装置31によって吸い込み、通気路A1,A2を介してシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置10からの空気を効率良く利用することができる。また、ダクト50と第1ダクト61との間に送風装置31を設けたことにより、例えば、送風装置31を設けず、第1ダクト61をダクト50に直接接続する場合と比較して、シート本体S0の着座者側の面から吹き出す空気の量を確保することができる。
また、本実施形態では、第1ダクト61が送風装置31の空気吸込口31Aに接続されているので、第1ダクト61内を流れてきた空気を送風装置31に直接送り込むことができる。これにより、空調装置10からの空気をより効率良く利用することができる。
また、第1ダクト61が変形案内装置70によって保持されているので、シート本体S0がスライド移動する場合に第1ダクト61が自由に動いてしまうのを抑制することができる。これにより、例えば、シート本体S0がスライド移動する場合に第1ダクト61がフロアFLやシート本体S0に当たるのを抑制することができる。また、第1ダクト61が変形案内装置70によって保持されていることで、シート本体S0がスライド移動する場合に、第1ダクト61がつぶれるなどして第1ダクト61の断面積が小さくなるように変化するのを抑制することができる。これにより、シート本体S0がスライド移動する前後において第1ダクト61内を流れる空気の量が変化するのを抑制することができる。
なお、第2実施形態で説明した変形案内装置70は、発明に係る変形案内装置の一例であり、その具体的な構成を限定するものではなない。また、第2実施形態では、第1ダクト61が変形案内装置70によって保持されていたが、これに限定されず、例えば、シート本体がスライド移動しても、第1ダクトがその断面形状を維持することができ、また、湾曲部分の曲率が極端に急となるようなことがない構造であれば、変形案内装置を設けない構成としてもよい。また、シート本体がスライド移動しない構成であれば、変形案内装置は省略することができる。
次に、第3実施形態について説明する。
図5に示すように、本実施形態のシート空調システム1は、シート本体S0、空調装置10、空気吹出部22、送風装置33、第1ダクト62のほか、第2ダクト80をさらに備えている。
本実施形態において、送風装置33は、第1送風装置34と、第2送風装置35とを含む。第1送風装置34および第2送風装置35は、プロペラファンである。第1送風装置34は、シートクッションS1のフレームに取り付けられていることで、シートクッションS1に設けられている。また、第1送風装置34は、空気吹出口34BがシートクッションS1の通気路A1に接続されている。これにより、第1送風装置34は、羽根が回転することで、空気を通気路A1に向けて送風する。一方、第2送風装置35は、シートバックS2のフレームなどに取り付けられていることで、シートバックS2に設けられている。第2送風装置35は、空気吹出口35BがシートバックS2の通気路A2に接続されている。これにより、第2送風装置35は、羽根が回転することで、空気を通気路A2に向けて送風する。
第2ダクト80は、第1送風装置34と第2送風装置35を接続するように設けられている。詳しくは、第2ダクト80は、第3端部81と、第4端部82と、第3端部81と第4端部82の間の中間部83とを有し、第3端部81が第1送風装置34の空気吸込口34Aに接続され、第4端部82が第2送風装置35の空気吸込口35Aに接続されている。
第1ダクト62は、シート本体S0と空気吹出部22を接続するように設けられている。詳しくは、第1ダクト62は、第1端部62Aと、第2端部62Bと、第1端部62Aと第2端部62Bの間の中間部62Cとを有し、第1端部62Aが空気吹出部22に接続され、第2端部62Bが第2ダクト80の中間部83に接続されている。これにより、第1ダクト62は、空気吹出部22から吹き出された空気を第2ダクト80を介して第1送風装置34および第2送風装置35に送るように構成されている。第1ダクト62は、第2実施形態の第1ダクト61と同様に、可撓性を有している。
なお、図示は省略するが、第1ダクト62は、第2実施形態の変形案内装置70(図3参照)と同様の構成を有する変形案内装置によって保持されており、当該変形案内装置によってシート本体S0の前後へのスライド移動に伴う変形が案内される。
以上説明した本実施形態によれば、空調装置10からの空気を、第1ダクト62と第2ダクト80を通して送風装置33によって吸い込み、通気路A1,A2を介してシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置10からの空気を効率良く利用することができる。
また、本実施形態では、第1ダクト62が、第1送風装置34の空気吸込口34Aと第2送風装置35の空気吸込口35Aを接続する第2ダクト80に接続されているので、第1ダクト62内を流れてきた空気を、第2ダクト80を通して第1送風装置34と第2送風装置35の両方に送ることができる。これにより、例えば、第1ダクト内を流れてきた空気を、まず第1送風装置34に供給し、その後、第1送風装置34から通気路A1と第2送風装置35に向けて供給するような場合と比較して、送風装置33が第1送風装置34と第2送風装置35を含む構成において、第1送風装置34から送風される空気と第2送風装置35から送風される空気のバランスを保つことができる。
また、本実施形態では、第1送風装置34がシートクッションS1に設けられ、空気を通気路A1に向けて送風し、第2送風装置35がシートバックS2に設けられ、空気を通気路A2に向けて送風するので、空調装置10からの空気をシートクッションS1とシートバックS2のそれぞれの着座者側の面から吹き出す構成としつつ、各送風装置34,35によってそれぞれから吹き出す空気の量を確保することができる。
なお、第3実施形態(および前述した第2実施形態)では、空気吹出部22が、第1実施形態の空気吹出部21と同様に、フロアFLとシート本体S0の間、言い換えると、シート本体S0の下に設けられていたが、これに限定されない。例えば、第3実施形態では、シート本体S0と空気吹出部22がダクト62,80によって接続され、空気吹出部22から吹き出された空気をダクト62,80を介して送風装置34,35に送ることができるので、空気吹出部22は、必ずしもシート本体S0の下に設けられていなくてもよい。そのため、空気吹出部と送風装置がダクトによって接続される構成においては、空気吹出部を、例えば、フロアの、シート本体の真下の位置よりも前や後ろの位置に設けてもよいし、シート本体の真下の位置よりも左や右の位置に設けてもよい。第2実施形態についても同様である。
次に、第4実施形態について説明する。
図6に示すように、本実施形態のシート空調システム1は、シート本体S0、空調装置10、空気吹出部22、送風装置31、第1ダクト61のほか、ヒータ90をさらに備えている。
空調装置10は、第1実施形態で説明したとおり、冷風および温風を供給可能に構成されている。
ヒータ90は、シートクッションヒータ91と、シートバックヒータ92とを有している。シートクッションヒータ91およびシートバックヒータ92は、それぞれ、通気性を有するシート状の基材と、基材に支持されたヒータ線とを有する面状のヒータとして構成されており、シート本体S0のパッドP1,P2と表皮U1,U2との間に配置されている。詳しくは、シートクッションヒータ91は、シートクッションパッドP1の上側の面とシートクッション表皮U1との間であって、例えば、着座者の臀部および大腿部と対向する位置に配置されている。また、シートバックヒータ92は、シートバックパッドP2の前側の面とシートバック表皮U2との間であって、例えば、着座者の腰部および肩部(肩甲骨)と対向する位置に配置されている。
以上説明した本実施形態によれば、ヒータ90を作動させながら、空調装置10からの温風をシート本体S0の着座者側の面から吹き出すことができる。これにより、空調装置10からの温風によっても着座者を暖めることができるので、ヒータ90の消費電力を抑制することができる。また、温風によって着座者のヒータ90に接していない部位、詳しくは、ヒータ線から十分に熱を受けられない部位も暖めることができるので、暖房効果を高めることができる。
なお、第4実施形態は、第2実施形態のシート本体S0にヒータ90を設けた構成であるが、これに限定されない。例えば、第1実施形態のシート本体S0にヒータ90を設けた構成としてもよいし、第3実施形態のシート本体S0にヒータ90を設けた構成としてもよい。また、シートクッションS1に複数のヒータを設けてもよいし、シートバックS2に複数のヒータを設けてもよい。また、ヒータは、シートクッションS1だけに設けられていてもよいし、シートバックS2だけに設けられていてもよい。
以上に発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、前記実施形態では、シート本体S0がフロアFLに前後にスライド移動可能に設置されていたが、これに限定されず、左右にスライド移動可能に設置されていてもよい。また、シート本体は、フロアに対してスライド移動しない構成であってもよい。
また、前記実施形態では、第1ダクト61,62が可撓性を有していたが、これに限定されない。例えば、シートクッションに設けられた送風装置や、第2ダクトなど、少なくともシート本体の、第1ダクトが接続される部分が固定されて動かない構成であれば、第1ダクトは、可撓性を有しない構成、例えば、比較的硬い樹脂などから形成した構成などであってもよい。
また、前記実施形態で示したシート本体に設ける送風装置の数は一例であり、これに限定されない。例えば、送風装置は、シートクッションに複数設けられていてもよいし、シートバックに複数設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、空調装置10が冷風および温風の両方を供給可能な構成であったが、これに限定されない。すなわち、空調装置は、冷風だけを供給可能な構成であってもよいし、温風だけを供給可能な構成であってもよい。
また、前記実施形態では、送風装置としてシロッコファンやプロペラファンを例示したが、これに限定されず、例えば、ターボファンなどであってもよい。
また、前記実施形態では、シート本体S0が自動車に搭載される車両用シートであったが、これに限定されず、自動車以外の乗物、例えば、鉄道車両や船舶、航空機などに搭載される乗物用シートであってもよい。また、シート本体は、乗物用シートに限定されず、乗物以外で使用されるシートであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 シート空調システム
10 空調装置
21 空気吹出部
22 空気吹出部
31 送風装置
31A 空気吸込口
32 空気吸込部
32A 拡径部
33 送風装置
34 第1送風装置
34A 空気吸込口
35 第2送風装置
35A 空気吸込口
40 壁
61 第1ダクト
62 第1ダクト
70 変形案内装置
80 第2ダクト
90 ヒータ
A1 通気路
A2 通気路
FL フロア
P1 シートクッションパッド
P2 シートバックパッド
S0 シート本体
S1 シートクッション
S2 シートバック
SP1 空間
SP2 空間
U1 シートクッション表皮
U2 シートバック表皮

Claims (9)

  1. 着座者が座るシート本体であって、通気路を有し、前記通気路内の空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体と、
    前記シート本体とは別に設けられた空調装置と、
    前記シート本体が設置されるフロアに設けられ、前記空調装置からの空気を前記フロアと前記シート本体との間の空間に向けて吹き出す空気吹出部と、
    前記シート本体に設けられ、前記フロアと前記シート本体との間の空間の空気を吸い込んで前記通気路に向けて送風する送風装置と、を備えることを特徴とするシート空調システム。
  2. 前記送風装置は、空気を吸い込むための筒状の空気吸込部を有し、
    前記空気吸込部は、前記フロアに向かうにつれて拡がる漏斗形状を有することを特徴とする請求項1に記載のシート空調システム。
  3. 前記シート本体および前記フロアの少なくとも一方は、前記フロアと前記シート本体との間の空間と、当該空間の周りの空間とを仕切るように設けられた壁を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート空調システム。
  4. 着座者が座るシート本体であって、通気路を有し、前記通気路内の空気を着座者側の面から吹き出し可能に構成されたシート本体と、
    前記シート本体とは別に設けられた空調装置と、
    前記シート本体が設置されるフロアに設けられ、前記空調装置からの空気を吹き出す空気吹出部と、
    前記シート本体と前記空気吹出部を接続する第1ダクトと、
    前記シート本体に設けられ、前記空気吹出部から吹き出された空気を前記第1ダクトを介して吸い込んで前記通気路に向けて送風する送風装置と、を備えることを特徴とするシート空調システム。
  5. 前記第1ダクトは、前記送風装置の空気吸込口に接続されていることを特徴とする請求項4に記載のシート空調システム。
  6. 前記送風装置は、第1送風装置と第2送風装置を含み、
    前記第1送風装置の空気吸込口と前記第2送風装置の空気吸込口を接続する第2ダクトをさらに備え、
    前記第1ダクトは、前記第2ダクトに接続されていることを特徴とする請求項4に記載のシート空調システム。
  7. 前記シート本体は、シートクッションと、シートバックとを有し、
    前記第1送風装置は、前記シートクッションに設けられ、空気を前記シートクッションの通気路に向けて送風し、
    前記第2送風装置は、前記シートバックに設けられ、空気を前記シートバックの通気路に向けて送風することを特徴とする請求項6に記載のシート空調システム。
  8. 前記シート本体は、前記フロアにスライド移動可能に設置されており、
    前記第1ダクトは、可撓性を有し、前記シート本体のスライド移動に伴う当該第1ダクトの変形を案内する変形案内装置によって保持されていることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載のシート空調システム。
  9. 前記シート本体のパッドと表皮との間に配置されたヒータを備え、
    前記空調装置は、温風を供給可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート空調システム。
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