JP2019520021A - ターボ機械システムにおける振動の低減のためのシステムおよび方法 - Google Patents

ターボ機械システムにおける振動の低減のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

ターボ機械システム(100、200)は、ターボ機械(102)と、シャフト(106、110、204)と、ロータ電力変換器(128)と、電気機械(108)とを含む。電気機械は、その間に延びるシャフトによってターボ機械に結合される。電気機械は、キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、シャフトに結合されたロータ(124)とを含み、ロータおよびシャフトは、キャビティ内に少なくとも部分的に配置される。ロータは、ロータ電力変換器に結合された少なくとも1つのロータ巻線(126)を含む。少なくとも1つのロータ巻線は、交互に励磁および非励磁し、電気機械に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去してターボ機械システムの高調波振動を減衰させるように構成される。【選択図】図1

Description

本開示の分野は、一般に、ターボ機械システムに関し、より具体的には、ターボ機械システムにおけるねじり振動の低減のための電気機械ロータ巻線およびシステムならびに方法に関する。
ターボ機械、例えば、ポンプ動作および圧縮プラントにおける電気モータを駆動するか、またはターボ機械、例えば、電力発電機によって駆動される電気機械を用いる公知のターボ機械システムでは、回転設備列における電気機械の高調波振動とシャフトのねじり動力学の複雑な相互作用は、準同期ねじれ相互作用(SSTI)を引き起こす。このような公知のターボ機械システム、例えば、液化天然ガス圧縮プラントでは、SSTIおよび結果として生じる振動により、維持費の増加、運転効率の低下、および設備寿命の低下がもたらされる。
電気機械を用いる少なくともいくつかの公知のターボ機械システムでは、シャフトおよびこれに結合された回転機械が受けるSSTIは、モータおよび発電機を含む電気機械で生じるトルクの不均衡によって引き起こされる。そのような電気機械、シャフト、および関連する回転機械は、長い設備列を形成することがあり、そこでは列の一部で生じるSSTIが、その場所だけでなく、最初の起点から離れた様々な場所で望ましくない影響を及ぼす。また、このような公知のターボ機械システムでは、SSTIおよび結果として生じる異常トルクの軽減は高価となり、既存のシステムおよびプラント設備の大幅な変更を必要とし、既存の電気的および機械的負荷からの設計上の制約を受ける。さらに、このような公知のターボ機械システムでは、公知のSSTIならびにトルク軽減デバイスおよびシステムは複雑であり、精巧な制御システムを必要とし、既存のプラント運転に統合するのが煩雑であり、設置および維持のためにプラントを完全に停止する必要がある。
欧州特許出願公開第2704306号明細書
一態様では、ターボ機械システムが提供される。ターボ機械システムは、ターボ機械と、シャフトと、ロータ電力変換器と、電気機械とを含む。電気機械は、その間に延びるシャフトによってターボ機械に結合される。電気機械は、キャビティを内部に画定するステータと、シャフトに結合されたロータとを含み、ロータおよびシャフトは、キャビティ内に少なくとも部分的に配置されるように構成される。ロータは、ロータ電力変換器に結合された少なくとも1つのロータ巻線を含む。少なくとも1つのロータ巻線は、交互に励磁および非励磁し、電気機械に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去してターボ機械システムの高調波振動を減衰させるように構成される。
別の態様では、電気機械が提供される。電気機械は、キャビティを内部に画定するステータと、シャフトと、シャフトに結合されたロータとを含み、ロータおよびシャフトは、キャビティに少なくとも部分的に配置されるように構成される。ロータは、ロータ電力変換器に結合された少なくとも1つのロータ巻線を含む。少なくとも1つのロータ巻線は、交互に励磁および非励磁し、電気機械に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去して高調波振動を減衰させるように構成される。
さらに別の態様では、ターボ機械システムの振動を減衰させる方法が提供される。ターボ機械システムは、その間に延びるシャフトによってターボ機械に結合された電気機械を含む。電気機械は、キャビティを内部に画定するステータと、シャフトに結合され、キャビティ内に少なくとも部分的に配置されるように構成されたロータとを含む。ロータは、少なくとも1つのロータ巻線を含む。方法は、ターボ機械システムに結合されたセンサを介して、振動を表すターボ機械システムの物理的特性を検出することを含む。方法はまた、センサによって送信されたデータを介して、振動の存在を判定することを含む。方法はさらに、少なくとも1つのロータ巻線を励磁し、補正トルクを電気機械に適用してターボ機械システムの振動を減衰させることを含む。
本開示のこれらの、ならびに他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読めば、よりよく理解されよう。添付の図面では、図面の全体にわたって、類似する符号は類似する部分を表す。
例示的なターボ機械システムの概略図である。 代替のターボ機械システムの概略図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る、ターボ機械システムの電気機械の振動を減衰させる例示的な方法のフローチャート図である。
特に明記のない限り、本明細書で提供する図面は、本開示の実施形態の特徴を例示することを意味する。これらの特徴は、本開示の1つまたは複数の実施形態を含む多種多様なシステムで適用可能であると考えられる。したがって、本図面は、本明細書で開示する実施形態を実施するために必要とされる、当業者には既知の、従来の特徴をすべて含むことを意味しない。
以下の明細書および特許請求の範囲において、いくつかの用語に言及するが、それらは以下の意味を有すると規定する。
単数形「1つの(a、an)」、および「この(the)」は、文脈が特に明確に指示しない限り、複数の言及を含む。
「任意の」または「任意に」は、後で述べられる事象または状況が、起こる場合も起こらない場合もあることを意味し、この記述は、その事象が起こる事例と、起こらない事例とを含むことを意味する。
本明細書および特許請求の範囲を通してここで使用される、近似を表す文言は、関連する基本的機能に変化をもたらすことなく、差し支えない程度に変動できる任意の量的表現を修飾するために適用することができる。したがって、「およそ」、「約」、および「実質的に」などの用語で修飾された値は、明記された厳密な値に限定されるものではない。少なくともいくつかの例では、近似を表す文言は、値を測定するための機器の精度に対応することができる。ここで、ならびに明細書および特許請求の範囲の全体を通じて、範囲の限定は組み合わせおよび/または置き換えが可能であり、文脈および文言が他に指示しない限り、このような範囲は識別され、それに包含されるすべての部分範囲を含む。
本明細書で用いられる「プロセッサ」および「コンピュータ」という用語および関連する用語、例えば「処理デバイス」、「コンピューティングデバイス」、および「コントローラ」は、従来技術においてコンピュータと呼ばれているそれらの集積回路に限定されず、広く、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ(PLC)、特定用途向け集積回路(AISC)、および他のプログラム可能な回路を意味し、これらの用語は、本明細書において互換的に用いられる。本明細書に記載の実施形態では、メモリは、限定はしないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)などのコンピュータ可読媒体、およびフラッシュメモリなどのコンピュータ可読不揮発性媒体を含むことができる。あるいは、フロッピーディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光磁気ディスク(MOD)、および/またはデジタル多用途ディスク(DVD)もまた、使用することができる。また、本明細書に記載の実施形態では、追加の入力チャネルは、限定はしないが、マウスおよびキーボードなどのオペレータインターフェースに関係するコンピュータ周辺機器であってもよい。あるいは、例えば、限定はしないが、スキャナを含むことができる他のコンピュータ周辺機器も使用することができる。さらに、例示的な実施形態では、追加の出力チャネルは、限定はしないが、オペレータインターフェースモニタを含むことができる。
さらに、本明細書で用いられる「リアルタイム」という用語は、関連する事象が発生する時、所定のデータを測定および収集する時、データを処理する時、ならびに事象および環境に対するシステム応答の時の少なくとも1つを意味する。本明細書に記載の実施形態では、これらの動作および事象は、実質的に同時に起こる。
本明細書に記載のターボ機械システムおよび関連するシステムならびに方法における振動の低減のための電気機械ロータ巻線は、回転設備列のシャフトおよび電気機械を含む回転機械の準同期ねじれ相互作用(SSTI)を低減する。本明細書に記載の実施形態はまた、ターボ機械システムにおけるSSTIおよびそれから生じる異常トルクの望ましくない影響を軽減する。本明細書に記載の実施形態はさらに、ターボ機械システムに用いられる電気機械のトルクの不均衡を低減する。本明細書に記載のターボ機械システムおよび関連するシステムならびに方法における振動の低減のための電気機械ロータ巻線はまた、運転および維持費を削減し、ターボ機械システムの運転効率を高める。本明細書に記載の実施形態はさらに、既存のプラント設計での運転および統合が容易な、複雑でなく安価なSSTI軽減デバイス、システム、および方法を提供する。本明細書に記載の実施形態はまた、ターボ機械システムの運転を停止することなくSSTI軽減デバイスおよびシステムの設置および維持を可能にする。
図1は、例示的なターボ機械システム100の概略図である。例示的な実施形態では、ターボ機械システム100は、ターボ機械機関101に配置され、限定はしないが、圧縮機と、燃焼器と、タービンとを含むガスタービンエンジンを含むターボ機械102を含む。ターボ機械システム100はまた、限定はしないが、ギアボックスを含む補助機械104を含む。補助機械104は、第1のシャフト106を介してターボ機械102に回転可能に結合される。ターボ機械システム100は、第2のシャフト110を介して補助機械104に回転可能に結合された電気機械108をさらに含む。例示的な実施形態では、電気機械108は、限定はしないが、二重給電誘導発電機(DFIG)を含む発電機112に組み込まれる。ターボ機械102は、発電機112の原動機として機能し、ターボ機械機関101は、3相電力線116を介して電気をグリッド114に供給するように構成された電力発電機関に組み込まれる。ターボ機械システム100はまた、ターボ機械102に結合された電源118を含む。電源118は、この例示的な実施形態では、限定はしないが、ターボ機械102の回転を駆動する天然ガス供給源を含む燃料供給源に組み込まれる。不図示の他の実施形態では、ターボ機械システム100は、補助機械104および第2のシャフト110を含まず、ターボ機械102は、第1のシャフト106を介して発電機112に回転可能に結合される。
発電機112は、環状キャビティ122を内部に画定する環状ステータ120に組み込まれたステータ120を含む。発電機112はまた、第2のシャフト110に結合されたロータ124を含む。ロータ124は、例示的な実施形態では、環状ロータ124に組み込まれ、ロータ124の周りに延びる少なくとも1つのロータ巻線126を含む。
ターボ機械システム100は、例示的な実施形態では、少なくとも1つのロータ電気線130を介してロータ巻線126に結合されたロータ電力変換器128を含む。ロータ巻線126は、第1の相ロータ巻線126と、第2の相ロータ巻線126と、第3の相ロータ巻線126とを含む複数のロータ巻線126に組み込まれる。複数のロータ巻線126の各ロータ巻線126は、複数のロータ電気線130のそれぞれのロータ電気線130に結合される。不図示の他の実施形態では、ロータ巻線126は、単相ロータ巻線126、2つのロータ巻線126相、および3つ以上のロータ巻線126相の少なくとも1つに組み込まれる。ロータ電力変換器128は、例示的な実施形態では、少なくとも1つの変換器電気線132を介して3相電力線116に結合された交流(AC)/AC電力変換器に組み込まれる。ロータ巻線126は、多相ACロータ巻線126に組み込まれる。不図示の他の実施形態では、ロータ電力変換器128は、変換器電気線132を介して、限定はしないが、直流(DC)源を含む3相電力線116以外の電力源にさらに結合される。不図示のさらなる他の実施形態では、ロータ電力変換器128は、DC/AC電力変換器に組み込まれる。
ターボ機械システム100はまた、ロータ巻線126に結合され、ロータ電力変換器128および変換器電気線132の少なくとも1つに結合されたロータコントローラ134を含む。不図示の他の実施形態では、複数のロータ巻線126の1つのロータ巻線126が、複数のロータコントローラ134の1つのそれぞれのロータコントローラ134に結合される。ターボ機械システム100はさらに、ロータコントローラ134に結合され、第1のシャフト106および第2のシャフト110の少なくとも1つに結合された少なくとも1つのセンサ136を含む。センサ136はまた、発電機112に近接して第2のシャフト110に結合される。不図示の他の実施形態では、センサ136は、限定はしないが、補助機械104に近接して発電機112の遠位で第2のシャフト110に結合される。少なくとも1つのセンサ136は、ターボ機械102、補助機械104、電源118、および変換器電気線132の少なくとも1つにさらに結合される。不図示の他の実施形態では、少なくとも1つのセンサ136は、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ターボ機械102、補助機械104、電源118、および変換器電気線132の少なくとも1つ以外のターボ機械システム100内の他の場所にさらに結合される。不図示のさらなる他の実施形態では、複数のセンサ136の1つのセンサ136が、複数のロータコントローラ134の2つ以上のロータコントローラ134に結合される。
運転中、例示的な実施形態では、ステータ120のキャビティ122は、ロータ124および第2のシャフト110を受け入れるようなサイズおよび構成とされ、ロータ124および第2のシャフト110の少なくとも一部がキャビティ122内で回転するのを容易にする。ステータ120は、例示的な実施形態では、3相AC電流をグリッド114に供給するように構成されたACステータに組み込まれる。キャビティ122内の第2のシャフト110およびロータ124の回転は、限定はしないが、ロータ124とステータ120との間に画定された不図示のエアギャップにわたる磁束相互作用、すなわち、発電機112の「発電機作用」を含むロータ124とステータ120との間の電磁気相互作用を介して3相AC電流をステータ120に誘導する第1の回転磁界を生じさせる。
また、運転中、電気機械108、すなわち、発電機112は、ターボ機械システム100の運転中に高調波振動の影響を受けやすい。センサ136は、高調波振動を表すターボ機械システム100の第1の物理的特性を検出し、制御信号138をロータコントローラ134に送信するように構成される。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性は、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ならびにターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの軸方向たわみの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ならびにターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つを含む。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はさらに、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ならびにターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの高調波振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、発電機112の不図示のステータ巻線からグリッド114およびロータ電力変換器128の少なくとも1つに送信される電流の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はさらに、限定はしないが、発電機112の不図示のステータ巻線およびロータ電力変換器128の少なくとも1つの不図示の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、発電機112、ターボ機械102、補助機械104、ロータ巻線126、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフト、ならびにターボ機械システム100の任意の他の構成要素の少なくとも1つに関連する震動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含み、震動および加速度の少なくとも1つの発生は、発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動を表す。
例示的な実施形態の運転中、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ならびにターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つは、ターボ機械システム100の運転中にねじり振動の影響を受けやすい。センサ136は、ねじり振動を表すターボ機械システム100の第2の物理的特性を検出し、制御信号138をロータコントローラ134に送信するようにさらに構成される。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性は、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つの軸方向たわみの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はさらに、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、発電機112の不図示のステータ巻線からグリッド114およびロータ電力変換器128の少なくとも1つに送信される電流の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はさらに、限定はしないが、発電機112の不図示のステータ巻線およびロータ電力変換器128の少なくとも1つの不図示の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、発電機112、ターボ機械102、補助機械104、ロータ巻線126、第1のシャフト106、第2のシャフト110、存在する場合には上述の追加のシャフト、およびターボ機械システム100の任意の他の構成要素の少なくとも1つに関連する震動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含み、震動および加速度の少なくとも1つの発生は、ターボ機械システム100のねじり振動を表す。
例示的な実施形態では、センサ136は、限定はしないが、たわみセンサ、角速度センサ、トルクセンサ、電流センサ、電圧ポテンシャルセンサ、電気周波数センサ、震動センサ、および加速度センサを含む上述の第1の物理的特性および第2の物理的特性を検出および測定するように構成されたセンサタイプを含む。上述の第2の物理的特性は、上述の第1の物理的特性と同じタイプのセンサ136で検出可能な物理的特性である。不図示の他の実施形態では、上述の第2の物理的特性は、上述の第1の物理的特性とは異なるタイプのセンサ136で検出可能な物理的特性である。センサ136は、第2の物理的特性と第1の物理的特性の両方を検出するようにさらに構成される。不図示の他の実施形態では、第2の特性を検出するように構成されたセンサ136のタイプは、第1の物理的特性を検出するように構成されたセンサ136のタイプとは異なる。
例示的な実施形態の運転中、ロータ巻線126は、交互に励磁および非励磁し、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、ならびにターボ機械102、発電機112、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つに対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去するように構成される。限定はしないが、ロータコントローラ134によるリアルタイムでの制御信号138の受信を含む制御信号138の受信は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの中に存在することを示す。例示的な実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つに存在する場合に第1の値を有するデータを含み、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つに存在しない場合に第1の値とは異なる第2の値を有するデータを含む。
例示的な実施形態の運転中、ロータコントローラ134による第1の値を有する制御信号138の受信は、ロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを可能にし、それにより、ロータ巻線126を励磁することによってロータ巻線126による補正トルクの適用を可能にする。ロータ巻線126を励磁することにより、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つを減衰させるための補正トルクの適用を容易にする。さらに、ロータコントローラ134による第2の値を有する制御信号138の受信は、ロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを無効にし、それにより、ロータ巻線126を非励磁することによってロータ巻線126による補正トルクを除去する。不図示の他の実施形態では、制御信号138は、発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つを示すデータの第1の値のみを含む。不図示のさらなる他の実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つに存在しない場合は存在せず、データを含まない。不図示のさらに他の実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つに存在することを示すだけでなく、例えば、運転傾向を目的としてその特性を定量化する一連の変動データ値を含む。不図示のさらなる他の実施形態では、ロータコントローラ134は、0(ゼロ)アンペアを含む値の範囲の間でロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを調整し、補正トルクを必要とする高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つの強度に応じて、0ニュートンメートルを含む値の範囲の間でロータ巻線126による補正トルクの量の適用を可能にするように構成される。
例示的な実施形態の運転中、第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126は各々、交互に励磁および非励磁し、上述の補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去して発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つの高調波振動、ならびにロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動の少なくとも1つを減衰させるように構成される。第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126を交互に励磁および非励磁することにより、独立してロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つに対する補正トルクを微調節して適用することを容易にする。例えば、第2の相ロータ巻線126および第3の相ロータ巻線126に対する第1の相ロータ巻線126の電流の流れを増加させることは、限定はしないが、上述の回転補正トルクに加えて、半径方向および軸方向の少なくとも1つへを含む電気機械力の適用を容易にする。さらに、例示的な実施形態では、ロータ巻線126を交互に励磁および非励磁することにより、限定はしないが、ロータ124の第1の回転磁界と同じ回転方向およびロータ124の第1の回転磁界と反対方向の第2の回転磁界を含む第2の回転磁界を誘導することを容易にする。不図示の他の実施形態では、第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126は、独立して交互に励磁および非励磁するのではなく、むしろセットとしてほぼ同時に交互に励磁および非励磁する。
図2は、代替のターボ機械システム200の概略図である。この代替の実施形態では、ターボ機械システム200は、ターボ機械機関201に配置され、限定はしないが、圧縮機およびポンプの少なくとも1つを含むターボ機械102を含む。ターボ機械システム200はまた、限定はしないが、圧縮機およびポンプの少なくとも1つを含む少なくとも1つの補助機械104を含む。第1の補助機械104は、第1のシャフト106を介してターボ機械102に回転可能に結合される。第2の補助機械104は、第2のシャフト110を介してターボ機械102に結合される。ターボ機械システム200は、第2のシャフト110を介して第2の補助機械104に回転可能に結合された電気機械108をさらに含む。電気機械108は、この代替の実施形態では、限定はしないが、二重給電誘導モータ(DFIM)を含むモータ202に組み込まれる。ターボ機械102は、モータ駆動のターボ機械として機能し、ターボ機械機関201は、モータ駆動の回転機械列に組み込まれる。
ターボ機械システム200は、この代替の実施形態では、モータ202に結合されたグリッド114に組み込まれた電源118を含む。モータ202は、3相電力線116を介してグリッド114に結合された3相ACモータに組み込まれる。不図示の他の実施形態では、限定はしないが、モータ電力変換器を含む他の電気デバイスが、グリッド114とモータ202との間に結合される。モータ202は、環状キャビティ122を内部に画定する環状ステータ120に組み込まれたステータ120を含む。モータ202はまた、第3のシャフト204に結合されたロータ124を含む。第3のシャフト204は、第2の補助機械104にさらに結合される。この代替の実施形態では、ロータ124は、ロータ124の周りに延びる少なくとも1つのロータ巻線126を含む環状ロータ124に組み込まれる。
ターボ機械システム200はまた、少なくとも1つのロータ電気線130を介してロータ巻線126に結合されたロータ電力変換器128を含む。ロータ巻線126は、この代替の実施形態では、第1の相ロータ巻線126と、第2の相ロータ巻線126と、第3の相ロータ巻線126とを含む複数のロータ巻線126に組み込まれる。複数のロータ巻線126の各ロータ巻線126は、複数のロータ電気線130のそれぞれのロータ電気線130に結合される。不図示の他の実施形態では、ロータ巻線126は、単相ロータ巻線126、2つのロータ巻線126相、および3つ以上のロータ巻線126相の少なくとも1つに組み込まれる。ロータ電力変換器128は、この代替の実施形態では、少なくとも1つの変換器電気線132を介して3相電力線116に結合されたAC/AC電力変換器に組み込まれる。ロータ巻線126は、多相ACロータ巻線126に組み込まれる。不図示の他の実施形態では、ロータ電力変換器128は、変換器電気線132を介して、限定はしないが、直流(DC)源を含む3相電力線116以外の電力源にさらに結合される。不図示のさらなる他の実施形態では、ロータ電力変換器128は、DC/AC電力変換器に組み込まれる。
ターボ機械システム200は、ロータ巻線126に結合され、ロータ電力変換器128および変換器電気線132の少なくとも1つに結合されたロータコントローラ134をさらに含む。不図示の他の実施形態では、複数のロータ巻線126の1つのロータ巻線126が、複数のロータコントローラ134の1つのそれぞれのロータコントローラ134に結合される。少なくとも1つのセンサ136が、ロータコントローラ134に結合され、第1のシャフト106、第2のシャフト110、および第3のシャフト204の少なくとも1つに結合される。センサ136はまた、モータ202に近接して第3のシャフト204に結合される。不図示の他の実施形態では、センサ136は、限定はしないが、第2の補助機械104に近接してモータ202の遠位で第3のシャフト204に結合される。少なくとも1つのセンサ136は、ターボ機械102、少なくとも補助機械104、電源118、および変換器電気線132の少なくとも1つにさらに結合される。不図示の他の実施形態では、少なくとも1つのセンサ136は、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ターボ機械102、少なくとも1つの補助機械104、電源118、および変換器電気線132の少なくとも1つ以外のターボ機械システム200内の他の場所にさらに結合される。不図示のさらなる他の実施形態では、複数のセンサ136の1つのセンサ136が、複数のロータコントローラ134の2つ以上のロータコントローラ134に結合される。
運転中、この代替の実施形態では、ステータ120のキャビティ122は、ロータ124および第3のシャフト204を受け入れるようなサイズおよび構成とされ、ロータ124および第3のシャフト204の少なくとも一部がキャビティ122内で回転するのを容易にする。ステータ120は、この代替の実施形態では、3相AC電流をグリッド114から受信するように構成されたACステータに組み込まれる。ステータ120に誘導された第1の回転磁界は、限定はしないが、ロータ124とステータ120との間の不図示のエアギャップにわたる磁束相互作用、すなわち、モータ202の「モータ作用」を含むロータ124とステータ120との間の電磁気相互作用を介して、トルクを誘導してロータ124および第3のシャフト204をキャビティ122内で回転させる。
また、運転中、電気機械108、すなわち、モータ202は、ターボ機械システム200の運転中に高調波振動の影響を受けやすい。センサ136は、高調波振動を表すターボ機械システム200の第1の物理的特性を検出し、制御信号138をロータコントローラ134に送信するように構成される。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性は、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ならびにターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの軸方向たわみの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ならびにターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つを含む。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ならびにターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つの高調波振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はさらに、限定はしないが、グリッド114からステータ120およびロータ電力変換器128の少なくとも1つに送信される電流の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はまた、限定はしないが、モータ202の不図示のステータ巻線およびロータ電力変換器128の少なくとも1つの不図示の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す第1の物理的特性はさらに、限定はしないが、モータ202、ターボ機械102、補助機械104、ロータ巻線126、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフト、ならびにターボ機械システム200の任意の他の構成要素の少なくとも1つに関連する震動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含み、震動および加速度の少なくとも1つの発生は、モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動を表す。
この代替の実施形態の運転中、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ならびにターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つは、ターボ機械システム200の運転中にねじり振動の影響を受けやすい。センサ136はさらに、ねじり振動を表すターボ機械システム200の第2の物理的特性を検出し、制御信号138をロータコントローラ134に送信するようにさらに構成される。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性は、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つの軸方向たわみの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はさらに、限定はしないが、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、グリッド114からモータ202の不図示のステータ巻線およびロータ電力変換器128の少なくとも1つに送信される電流の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はさらに、限定はしないが、モータ202の不図示のステータ巻線およびロータ電力変換器128の少なくとも1つの不図示の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含む。ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動を表す第2の物理的特性はまた、限定はしないが、モータ202、ターボ機械102、補助機械104、ロータ巻線126、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、存在する場合には上述の追加のシャフト、およびターボ機械システム200の任意の他の構成要素の少なくとも1つに関連する震動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つを含み、震動および加速度の少なくとも1つの発生は、ターボ機械システム200のねじり振動を表す。
この代替の実施形態では、センサ136は、限定はしないが、たわみセンサ、角速度センサ、トルクセンサ、電流センサ、電圧ポテンシャルセンサ、電気周波数センサ、震動センサ、および加速度センサを含む上述の第1の物理的特性および第2の物理的特性を検出および測定するように構成されたセンサタイプを含む。上述の第2の物理的特性は、上述の第1の物理的特性と同じタイプのセンサ136で検出可能な物理的特性である。不図示の他の実施形態では、上述の第2の物理的特性は、上述の第1の物理的特性とは異なるタイプのセンサ136で検出可能な物理的特性である。センサ136は、第2の物理的特性と第1の物理的特性の両方を検出するようにさらに構成される。不図示の他の実施形態では、第2の特性を検出するように構成されたセンサ136のタイプは、第1の物理的特性を検出するように構成されたセンサ136のタイプとは異なる。
この代替の実施形態の運転中、ロータ巻線126は、交互に励磁および非励磁し、ロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、ならびに存在する場合にはターボ機械102、モータ202、および補助機械104の少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトの少なくとも1つに対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去するように構成される。限定はしないが、ロータコントローラ134によるリアルタイムでの制御信号138の受信を含む制御信号138の受信は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つがモータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの中に存在することを示す。この代替の実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つがモータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つに存在する場合に第1の値を有するデータを含み、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つがモータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つに存在しない場合に第1の値とは異なる第2の値を有するデータを含む。
さらに、この代替の実施形態の運転中、ロータコントローラ134による第1の値を有する制御信号138の受信は、ロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを可能にし、それにより、ロータ巻線126を励磁することによってロータ巻線126による補正トルクの適用を可能にする。ロータ巻線126を励磁することにより、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つを減衰させるための補正トルクの適用を容易にする。さらに、ロータコントローラ134による第2の値を有する制御信号138の受信は、ロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを無効にし、それにより、ロータ巻線126を非励磁することによってロータ巻線126による補正トルクを除去する。不図示の他の実施形態では、制御信号138は、モータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つを示すデータの第1の値のみを含む。不図示のさらなる他の実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つがモータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つに存在しない場合は存在せず、データを含まない。不図示のさらに他の実施形態では、制御信号138は、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つが発電機112およびターボ機械システム100の少なくとも1つに存在することを示すだけでなく、例えば、運転傾向を目的としてその特性を定量化する一連の変動データ値を含む。不図示のさらなる他の実施形態では、ロータコントローラ134は、0アンペアを含む値の範囲の間でロータ電力変換器128からロータ巻線126への電流の流れを調整し、補正トルクを必要とする高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つの強度に応じて、0ニュートンメートルを含む値の範囲の間でロータ巻線126による補正トルクの量の適用を可能にするように構成される。
この代替の実施形態の運転中、第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126は各々、交互に励磁および非励磁し、前述の補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去してモータ202およびターボ機械システム200の少なくとも1つの高調波振動、ならびにロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つのねじり振動の少なくとも1つを減衰させるように構成される。第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126を交互に励磁および非励磁することにより、独立してロータ124、第1のシャフト106、第2のシャフト110、第3のシャフト204、および存在する場合には上述の追加のシャフトの少なくとも1つに対する補正トルクを微調節して適用することを容易にする。例えば、第2の相ロータ巻線126および第3の相ロータ巻線126に対する第1の相ロータ巻線126の電流の流れを増加させることは、限定はしないが、上述の回転補正トルクに加えて、半径方向および軸方向の少なくとも1つへを含む電気機械力の適用を容易にする。さらに、ロータ巻線126を交互に励磁および非励磁することにより、限定はしないが、ロータ124の第1の回転磁界と同じ回転方向および第1の回転磁界と反対方向の第2の回転磁界を含む第2の回転磁界を誘導することを容易にする。不図示の他の実施形態では、第1の相ロータ巻線126、第2の相ロータ巻線126、および第3の相ロータ巻線126は、独立して交互に励磁および非励磁するのではなく、むしろセットとしてほぼ同時に交互に励磁および非励磁する。
図3は、図1および図2にそれぞれ示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200で使用され得る、ターボ機械システムの電気機械の振動を減衰させる例示的な方法300のフローチャート図である。図1および図2を参照すると、方法300は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つに結合されたセンサ136を介して、振動、例えば、高調波振動およびねじり振動の少なくとも1つを表す、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つの第1の物理的特性および第2の物理的特性の少なくとも1つを検出すること302を含む。方法300はまた、センサ136によって送信されたデータを介して、振動の存在を判定すること304を含む。方法300はさらに、少なくとも1つのロータ巻線126を励磁し、補正トルクを電気機械108に適用してターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つの振動を減衰させること306を含む。
ターボ機械システムおよび関連するシステムならびに方法における振動の低減のための上述の電気機械ロータ巻線は、回転設備列のシャフトおよび電気機械を含む回転機械の準同期ねじれ相互作用(SSTI)を低減する。上述の実施形態はまた、ターボ機械システムにおけるSSTIおよびそれから生じる異常トルクの望ましくない影響を軽減する。上述の実施形態はさらに、ターボ機械システムに用いられる電気機械のトルクの不均衡を低減する。ターボ機械システムおよび関連するシステムならびに方法における振動の低減のための上述の電気機械ロータ巻線はまた、運転および維持費を削減し、ターボ機械システムの運転効率を高める。上述の実施形態はさらに、既存のプラント設計での運転および統合が容易な、複雑でなく安価なSSTI軽減デバイス、システム、および方法を提供する。上述の実施形態はまた、ターボ機械システムの運転を停止することなくSSTI軽減デバイスおよびシステムの設置および維持を可能にする。
振動の低減のための上述の電気機械ロータ巻線および関連するシステムならびに方法の例示的な技術的効果は、(a)回転設備列のシャフトおよび電気機械を含む回転機械のSSTIを低減すること、(b)ターボ機械システムにおけるSSTIおよびそれから生じる異常トルクの望ましくない影響を軽減すること、(c)ターボ機械システムに用いられる電気機械のトルクの不均衡を低減すること、(d)運転および維持費を削減し、ターボ機械システムの運転効率を高めること、(e)既存のプラント設計での運転および統合が容易な、複雑でなく安価なSSTI軽減デバイス、システム、および方法を提供すること、および(f)ターボ機械システムの運転を停止することなくSSTI軽減デバイスおよびシステムの設置および維持を可能にすることの少なくとも1つを含む。
振動の低減のための電気機械ロータ巻線および関連するシステムならびに方法の例示的な実施形態は、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、システムの構成要素および/または方法のステップは、本明細書に記載の他の構成要素および/またはステップから独立に、かつ別個に利用することができる。例えば、方法、システム、および装置はまた、限定はしないが、様々なタイプの複数の電気機械を用いる回転機械列を含む、シャフトおよびこれに結合された回転機械の振動の低減を必要とする他のシステムと組み合わせて使用することができ、関連する方法は、本明細書に記載のシステムおよび方法のみを用いて実施することに限定されない。むしろ、例示的な実施形態は、振動の低減のための電気機械ロータ巻線および関連するシステムならびに方法の上述の実施形態を使用することから利益を得ることができる他の多くの用途、設備、およびシステムに関連して実施および利用して、様々な用途における回転機械列および他の関連システムの運転の有効性および効率を向上することができる。
本開示の様々な実施形態の具体的な特徴を一部の図面には示してあって、他の図面には示していないが、これは単に便宜上のためである。本開示の原理によれば、図面の任意の特徴は、任意の他の図面の任意の特徴と組み合わせて参照および/または特許請求することができる。
いくつかの実施形態は、1つまたは複数の電子またはコンピューティングデバイスの使用を含む。このようなデバイスは、典型的には、汎用中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理回路(PLC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号処理(DSP)デバイスなどのプロセッサ、処理デバイス、もしくはコントローラ、および/または本明細書で説明する機能を実行することができる任意の他の回路もしくは処理デバイスを含む。本明細書で説明する方法は、限定はしないが、記憶デバイスおよび/またはメモリデバイスを含むコンピュータ可読媒体に組み込まれた実行可能命令として符号化することができる。このような命令は、処理デバイスによって実行された場合に、本明細書で説明する方法の少なくとも一部を処理デバイスに実行させる。上記の例は例示的なものにすぎず、したがって、プロセッサおよび処理デバイスという用語の定義および/または意味を決して限定するものではない。
本明細書は、実施形態を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、いかなる当業者も実施形態を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイスまたはシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本開示の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言から相違しない構造要素を有し、あるいは特許請求の範囲の文言から実質的には相違しない同等な構造要素を含む場合、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。
[実施態様1]
ターボ機械システム(100、200)であって、
ターボ機械(102)と、
シャフト(106、110、204)と、
ロータ電力変換器(128)と、
その間に延びる前記シャフト(106、110、204)によって前記ターボ機械(102)に結合された電気機械(108)とを備え、前記電気機械(108)は、
キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、
前記シャフト(106、110、204)に結合されたロータ(124)とを備え、前記ロータ(124)および前記シャフト(106、110、204)は、前記キャビティ(122)内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、前記ロータ(124)は、前記ロータ電力変換器(128)に結合され、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去して前記ターボ機械システム(100、200)の高調波振動を減衰させるように構成された少なくとも1つのロータ巻線(126)を備える、ターボ機械システム(100、200)。
[実施態様2]
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、第1の相ロータ巻線(126)と、第2の相ロータ巻線(126)と、第3の相ロータ巻線(126)とを備える複数のロータ巻線(126)を備え、前記複数のロータ巻線(126)の各前記ロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去するように構成される、実施態様1に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様3]
前記電気機械(108)が、発電機(112)を備える、実施態様1または2に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様4]
前記発電機(112)が、二重給電誘導発電機を備える、実施態様3に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様5]
前記電気機械(108)が、モータ(202)を備える、実施態様1乃至4のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様6]
前記モータ(202)が、二重給電誘導モータを備える、実施態様5に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様7]
前記ターボ機械(102)に結合された燃料供給源を備える電源(118)をさらに備える、実施態様1乃至6のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様8]
前記電気機械(108)に結合された電力供給源を備える電源(118)をさらに備える、実施態様1乃至7のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様9]
前記ロータ電力変換器(128)および前記少なくとも1つのロータ巻線(126)に結合されたロータコントローラ(134)と、
前記ロータコントローラ(134)に結合されたセンサ(136)とをさらに備え、前記センサ(136)が、高調波振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第1の物理的特性を検出し、制御信号(138)を前記ロータコントローラ(134)に送信して前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を介して前記電気機械(108)に対する前記補正トルクを交互に適用および除去するように構成される、実施態様1乃至8のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様10]
前記センサ(136)が、前記シャフト(106、110、204)のねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第2の物理的特性を検出するようにさらに構成され、前記第2の物理的特性が、前記第1の物理的特性と同じ物理的特性および前記第1の物理的特性とは異なる物理的特性の少なくとも1つであり、前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去して前記シャフト(106、110、204)のねじり振動を減衰させるようにさらに構成される、実施態様9に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様11]
前記センサ(136)が、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、前記ロータ電力変換器(128)、および前記シャフト(106、110、204)の少なくとも1つにさらに結合される、実施態様9または10に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様12]
前記センサ(136)が、前記電気機械(108)に近接して前記シャフト(106、110、204)にさらに結合される、実施態様9乃至11のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様13]
補助機械(104)と、
前記電気機械(108)、前記ターボ機械(102)、および前記補助機械(104)に結合された複数のシャフト(106、110、204)と、
前記複数のシャフト(106、110、204)の少なくとも1つのシャフト(106、110、204)、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、および前記ロータ電力変換器(128)の少なくとも1つに結合された複数のセンサ(136)と
をさらに備える、実施態様9乃至12のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100、200)。
[実施態様14]
キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、
シャフト(106、110、204)と、
前記シャフト(106、110、204)に結合されたロータ(124)とを備え、前記ロータ(124)および前記シャフト(106、110、204)は、前記キャビティ(122)内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、前記ロータ(124)は、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去してその高調波振動を減衰させるように構成された少なくとも1つのロータ巻線(126)を備える、電気機械(108)。
[実施態様15]
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、第1の相ロータ巻線(126)と、第2の相ロータ巻線(126)と、第3の相ロータ巻線(126)とを備える複数のロータ巻線(126)を備え、前記複数のロータ巻線(126)の各前記ロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去するように構成される、実施態様14に記載の電気機械(108)。
[実施態様16]
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記シャフト(106、110、204)に対する前記補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去してそのねじり振動を減衰させるようにさらに構成される、実施態様14または15に記載の電気機械(108)。
[実施態様17]
その間に延びるシャフト(106、110、204)によってターボ機械(102)に結合された電気機械(108)を含むターボ機械システム(100、200)の振動を減衰させる方法(300)であって、前記電気機械(108)は、キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、前記シャフト(106、110、204)に結合され、前記キャビティ(122)内に少なくとも部分的に配置されるように構成されたロータ(124)とを含み、前記ロータ(124)は、少なくとも1つのロータ巻線(126)を含み、前記方法(300)は、
前記ターボ機械システム(100、200)に結合されたセンサ(136)を介して、振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の物理的特性を検出すること(302)と、
前記センサ(136)によって送信されたデータを介して、振動の存在を判定すること(304)と、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁し、補正トルクを前記電気機械(108)に適用して前記ターボ機械システム(100、200)の振動を減衰させること(306)と
を含む、方法(300)。
[実施態様18]
振動の存在を判定すること(304)が、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)に結合されたロータコントローラ(134)において、前記データを制御信号(138)として受信することと、
前記データの値を振動の前記存在を示す所定の値と比較することと
を含み、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁することが、前記データの前記値が振動の前記存在を示す場合には前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁することを含む、実施態様17に記載の方法(300)。
[実施態様19]
振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の物理的特性を検出すること(302)が、
その高調波振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第1の物理的特性を検出することと、
前記シャフト(106、110、204)のねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第2の物理的特性を検出することとを含み、前記第2の物理的特性が、
前記第1の物理的特性と同じ物理的特性、および
前記第1の物理的特性とは異なる物理的特性の少なくとも1つであり、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁することが、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁し、前記補正トルクを前記電気機械(108)に適用して前記ターボ機械システム(100、200)の高調波振動を減衰させること、および
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁し、前記補正トルクを前記シャフト(106、110、204)に適用してそのねじり振動を減衰させること
の少なくとも1つを含む、実施態様17または18に記載の方法(300)。
[実施態様20]
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、第1の相ロータ巻線(126)と、第2の相ロータ巻線(126)と、第3の相ロータ巻線(126)とを含む複数のロータ巻線(126)を含み、
前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を励磁することが、前記複数のロータ巻線(126)の各ロータ巻線(126)を独立して励磁し、前記補正トルクを前記電気機械(108)に適用することを含む、実施態様17乃至19のいずれか1項に記載の方法(300)。
100 ターボ機械システム
101 ターボ機械機関
102 ターボ機械
104 第1の補助機械、第2の補助機械
106 第1のシャフト
108 電気機械
110 第2のシャフト
112 発電機
114 グリッド
116 3相電力線
118 電源
120 環状ステータ
122 環状キャビティ
124 環状ロータ
126 第1の相ロータ巻線、第2の相ロータ巻線、第3の相ロータ巻線、単相ロータ巻線、多相ACロータ巻線、
128 ロータ電力変換器
130 ロータ電気線
132 変換器電気線
134 ロータコントローラ
136 センサ
138 制御信号
200 ターボ機械システム
201 ターボ機械機関
202 モータ
204 第3のシャフト
300 方法

Claims (15)

  1. ターボ機械システム(100、200)であって、
    ターボ機械(102)と、
    シャフト(106、110、204)と、
    ロータ電力変換器(128)と、
    その間に延びる前記シャフト(106、110、204)によって前記ターボ機械(102)に結合された電気機械(108)とを備え、前記電気機械(108)は、
    キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、
    前記シャフト(106、110、204)に結合されたロータ(124)とを備え、前記ロータ(124)および前記シャフト(106、110、204)は、前記キャビティ(122)内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、前記ロータ(124)は、前記ロータ電力変換器(128)に結合され、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去して前記ターボ機械システム(100、200)の高調波振動を減衰させるように構成された少なくとも1つのロータ巻線(126)を備える、ターボ機械システム(100、200)。
  2. 前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、第1の相ロータ巻線(126)と、第2の相ロータ巻線(126)と、第3の相ロータ巻線(126)とを備える複数のロータ巻線(126)を備え、前記複数のロータ巻線(126)の各前記ロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去するように構成される、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  3. 前記電気機械(108)が、発電機(112)を備える、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  4. 前記発電機(112)が、二重給電誘導発電機を備える、請求項3に記載のターボ機械システム(100、200)。
  5. 前記電気機械(108)が、モータ(202)を備える、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  6. 前記モータ(202)が、二重給電誘導モータを備える、請求項5に記載のターボ機械システム(100、200)。
  7. 前記ターボ機械(102)に結合された燃料供給源を備える電源(118)をさらに備える、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  8. 前記電気機械(108)に結合された電力供給源を備える電源(118)をさらに備える、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  9. 前記ロータ電力変換器(128)および前記少なくとも1つのロータ巻線(126)に結合されたロータコントローラ(134)と、
    前記ロータコントローラ(134)に結合されたセンサ(136)とをさらに備え、前記センサ(136)が、高調波振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第1の物理的特性を検出し、制御信号(138)を前記ロータコントローラ(134)に送信して前記少なくとも1つのロータ巻線(126)を介して前記電気機械(108)に対する前記補正トルクを交互に適用および除去するように構成される、請求項1に記載のターボ機械システム(100、200)。
  10. 前記センサ(136)が、前記シャフト(106、110、204)のねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100、200)の第2の物理的特性を検出するようにさらに構成され、前記第2の物理的特性が、前記第1の物理的特性と同じ物理的特性および前記第1の物理的特性とは異なる物理的特性の少なくとも1つであり、前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去して前記シャフト(106、110、204)のねじり振動を減衰させるようにさらに構成される、請求項9に記載のターボ機械システム(100、200)。
  11. 前記センサ(136)が、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、前記ロータ電力変換器(128)、および前記シャフト(106、110、204)の少なくとも1つにさらに結合される、請求項9に記載のターボ機械システム(100、200)。
  12. 前記センサ(136)が、前記電気機械(108)に近接して前記シャフト(106、110、204)にさらに結合される、請求項9に記載のターボ機械システム(100、200)。
  13. 補助機械(104)と、
    前記電気機械(108)、前記ターボ機械(102)、および前記補助機械(104)に結合された複数のシャフト(106、110、204)と、
    前記複数のシャフト(106、110、204)の少なくとも1つのシャフト(106、110、204)、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、および前記ロータ電力変換器(128)の少なくとも1つに結合された複数のセンサ(136)と
    をさらに備える、請求項9に記載のターボ機械システム(100、200)。
  14. キャビティ(122)を内部に画定するステータ(120)と、
    シャフト(106、110、204)と、
    前記シャフト(106、110、204)に結合されたロータ(124)とを備え、前記ロータ(124)および前記シャフト(106、110、204)は、前記キャビティ(122)内に少なくとも部分的に配置されるように構成され、前記ロータ(124)は、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する補正トルクをそれぞれ交互に適用および除去してその高調波振動を減衰させるように構成された少なくとも1つのロータ巻線(126)を備える、電気機械(108)。
  15. 前記少なくとも1つのロータ巻線(126)が、第1の相ロータ巻線(126)と、第2の相ロータ巻線(126)と、第3の相ロータ巻線(126)とを備える複数のロータ巻線(126)を備え、前記複数のロータ巻線(126)の各前記ロータ巻線(126)が、交互に励磁および非励磁し、前記電気機械(108)に対する前記補正トルクをそれぞれ独立して適用および除去するように構成される、請求項14に記載の電気機械(108)。
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