JP2019000994A - 発泡成形方法および発泡成形品 - Google Patents

発泡成形方法および発泡成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】主に、自己シール部と挟着シール部との切替部分での発泡層のハミ出しを抑制し得るようにする。【解決手段】芯材4と表皮材5とをシール部7でシールして、シール部7の内側に発泡層6を成形する発泡成形方法に関する。シール部7の一部を、芯材4に設けた凹部21に表皮材5の縁部22を収容してなる自己シール部23とし、シール部7の残りの部分を、芯材4と表皮材5の縁部25とを発泡成形型11,12で挟着する挟着シール部26とする。挟着シール部26と自己シール部23との間の切替部分27は、表皮材5の縁部28を芯材4に圧着させる圧着シール部29とする。【選択図】図7

Description

この発明は、発泡成形方法および発泡成形品に関するものである。
自動車などの車両には、車室内にインストルメントパネルやその他の内装パネルが設置されている。
このような内装パネルには、発泡成形品で構成したものが存在している(例えば、特許文献1参照)。
発泡成形品は、芯材と表皮材との間に発泡層を形成したものである。発泡層は、芯材と表皮材とをシール部でシールした部分の内側に発泡成形によって形成する。
この際、芯材と表皮材との間のシール部には、芯材に設けた凹部に表皮材の縁部を収容してなる自己シール部や、芯材と表皮材の縁部とを発泡成形型で挟着してなる挟着シール部などが存在している。
このうち、自己シール部は、芯材を射出成形する際の型抜き方向との関係で全周に設けることが難しく、また、挟着シール部は、後工程で芯材と表皮材の縁部を切除する必要などによって無駄部分が生じ易いので、自己シール部と挟着シール部との良い部分を組み合わせて成形することが行われる。
特開2003−220854号公報
しかしながら、自己シール部と挟着シール部とを組み合わせて設けた場合、自己シール部と挟着シール部との切替部分から発泡層のハミ出しが生じ易いなどの問題があった。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
芯材と表皮材とをシール部でシールして、シール部の内側に発泡層を成形する発泡成形方法において、
前記シール部の一部を、前記芯材に設けた凹部に前記表皮材の縁部を収容してなる自己シール部とし、前記シール部の残りの部分を、前記芯材と前記表皮材の縁部とを発泡成形型で挟着する挟着シール部とすると共に、
該挟着シール部と前記自己シール部との間の切替部分は、前記表皮材の縁部を前記芯材に圧着させる圧着シール部とすることを特徴とする。
また、本発明は、
芯材と表皮材と発泡層とを有すると共に、該発泡層を、前記芯材と表皮材とをシール部でシールした部分の内側に形成した発泡成形品において、
前記シール部の一部に、前記芯材に設けた凹部に前記表皮材の縁部を収容してなる自己シール部を有し、前記シール部の残りの部分に、前記芯材と前記表皮材の縁部とを発泡成形型で挟着してなる挟着シール部を有すると共に、
該挟着シール部と前記自己シール部との間の切替部分に、前記表皮材の縁部を前記芯材に圧着させてなる圧着シール部を有することを特徴とする。
これらにより、切替部分は、圧着シール部によってシールされる。
本発明によれば、上記構成によって、自己シール部と挟着シール部との切替部分での発泡層のハミ出しを抑制することなどができる。
本実施の形態にかかる発泡成形品の例を示すインストルメントパネルの全体斜視図である。 図1の発泡成形品の縦断面図である。 図1の発泡成形品の発泡成形方法を示す図である(発泡成形前)。 図1の発泡成形品の発泡成形方法を示す図である(発泡成形後)。 発泡成形装置内における自己シール部の部分拡大断面図である。 発泡成形装置内における挟着シール部の部分拡大断面図である。 発泡成形装置内における圧着シール部の部分拡大断面図である。 図7の圧着シール部の変形例を示す部分拡大断面図である。 発泡成形品の自己シール部と挟着シール部との切替部分周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。 図9の自己シール部の部分拡大断面図である。 図9の挟着シール部の部分拡大断面図である。 図9の圧着シール部の部分拡大断面図である。 (a)は表皮材の自己シール部の位置に対してガス抜き構造を設けた部分を示す部分拡大斜視図である。(b)は(a)の部分拡大図である。 図13のガス抜き構造部分の断面端面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図14は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図中の方向は、車両前後方向X、車幅方向Y、上下方向Zとなっている。
図1に示すように、自動車などの車両における、車室内にインストルメントパネル1などの内装パネル2を設置する。
このような内装パネル2を、図2に示すような発泡成形品3で構成する。発泡成形品3は、芯材4と表皮材5との間に発泡層6を形成したものである。発泡層6は、芯材4と表皮材5とをシール部7でシールした部分の内側に発泡成形によって形成する。
ここで、インストルメントパネル1は、車室の前部におけるフロントウインドウFWの下部に設置される大型のパネルである。インストルメントパネル1の運転席側の下部にはロワパネルLPが設置され、インストルメントパネル1の助手席の下部にはグローブボックスG/Bが設置される。また、インストルメントパネル1の内部には、ほぼ車幅方向Yへ延びる車体強部材8が設置されており、インストルメントパネル1の車幅方向Yの両端部には、サイドパネル9が取付けられる。
内装パネル2には、インストルメントパネル1以外に、センターコンソールや、ドアパネルや、天井パネルや、これらのパネルに取付けられるサブパネルなど各種のものが存在している。
発泡成形品3は、図3に示すように、発泡成形装置の発泡成形型11,12にセットした芯材4と表皮材5との間の空間(成形空間13)に発泡液14を注入して型締めすることによって発泡液14(または発泡剤)を発泡させて、図4に示すように、成形空間13に発泡層6を成形するようにしたものである。発泡成形によって、芯材4と表皮材5と発泡層6とが一体化される。
芯材4は、内装パネル2の裏面側を構成する部材であり、硬質の樹脂によって比較的厚肉に作られる。芯材4は、基本的にほぼ一定の肉厚を有している。表皮材5は、内装パネル2の表面側(意匠面)を構成する部材であり、軟質の樹脂によって比較的薄肉に作られる。表皮材5は、基本的にほぼ一定の肉厚を有している。発泡層6は、クッション性を有する発泡ウレタンなどによって構成される。発泡層6は、基本的にほぼ一定の肉厚を有している。
なお、発泡成形装置においては、柔軟な表皮材5を下型(発泡成形型12)にセットし、硬質の芯材4を上型(発泡成形型11)にセットするのが一般的である。但し、以下の図面では、見易いように上下を反対にしている場合がある。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
先ず、発泡成形方法について説明する。
(1)図5に示すように、シール部7の一部を、芯材4に設けた凹部21に表皮材5の縁部22を収容してなる自己シール部23とする。また、図6に示すように、シール部7の残りの部分を、芯材4(の面24)と表皮材5の縁部25とを発泡成形型11,12で挟着する挟着シール部26とする。
そして、図7または図8に示すように、挟着シール部26と自己シール部23との間の切替部分27を、表皮材5の縁部28の少なくとも一部(例えば、先端部周辺)を芯材4(の面24)に圧着させる圧着シール部29にする。
ここで、図5に示すように、自己シール部23の凹部21は芯材4に対して、コ字状(U字状)または二股状の部分などとして設けることができる。自己シール部23は、芯材4と表皮材5との間でシールを行うようにしたシール部7のことである。自己シール部23には、芯材4に設けた凹部21に表皮材5の縁部22を強嵌合して両者の凹凸嵌合の嵌合力によってシール力を得るようにしたものと、芯材4の凹部21に表皮材5の縁部22を遊嵌または弱嵌合して発泡液14の発泡圧で表皮材5の縁部22を芯材4の凹部21に圧着することでシール力を得るようにしたものとがある。この実施例では、前者としている。自己シール部23は、例えば、インストルメントパネル1の前縁部およびその周辺(前縁側部分31、図2参照)などのように、芯材4の一部が表面に露出するような位置などに使われる。
自己シール部23では、図5に示すように、表皮材5の縁部22は、凹部21へ嵌合した時にシール効果が得易いように、表皮材5の意匠面などに対して所要の屈曲角度32を有して形成される。自己シール部23では、表皮材5の縁部22は、表皮材5の他の部分(意匠面など)と同じかまたはそれよりも若干厚肉(肉厚33)に形成される。
挟着シール部26は、図6に示すように、発泡成形型11,12の型締め力を利用してシールを行うようにしたシール部7のことである。挟着シール部26は、例えば、インストルメントパネル1の後縁部34(または下縁部)などのように、外部から目立たないような位置などに使われる。挟着シール部26の周辺は、成形後に不要部分をカットすることができる。
図の挟着シール部26では、表皮材5の縁部25は、芯材4の面24に平行に重ね合わされている。そのため、挟着シール部26では、表皮材5の縁部25は、表皮材5の意匠面などに対してほとんど角度を有していない状態に形成されている。挟着シール部26では、表皮材5の縁部25は、表皮材5の他の部分と同じかそれよりも若干薄肉(肉厚35)に形成されている。
切替部分27は、挟着シール部26と自己シール部23との境界部分であり、例えば、インストルメントパネル1の両側部37の位置などに設定される。切替部分27では、表皮材5の縁部28は、自己シール部23を構成する芯材4の凹部21から出た状態になると共に、芯材4の面24に平行に重ね合わされていない状態で発泡成形型11,12によって型締めされることになる。そのため、圧着シール部29は、表皮材5自体の柔軟性を利用して表皮材5の縁部28が自分で芯材4に圧着するようなものにする。
(2)図7に示すように、圧着シール部29は、表皮材5の縁部28の(表皮材5の意匠面などに対する)屈曲角度41を、自己シール部23の縁部22の屈曲角度32よりも大きくするようにしても良い(屈曲角度41>屈曲角度32)。
ここで、圧着シール部29では、表皮材5の縁部28は、型締めした時に芯材4(の面24)に当たって自己シール部23の縁部22の屈曲角度32とほぼ同じになるように、自己シール部23の縁部22の屈曲角度32よりも大きい屈曲角度41に設定するのが好ましい。
(3)圧着シール部29は、表皮材5の縁部28を他の部分よりも厚肉(肉厚51)にすることができる。
また、圧着シール部29は、表皮材5の縁部28を芯材4と干渉する長さ52を有するものとすることができる。
または、図8に示すように、芯材4と干渉する方向へ延びる干渉部53を有するようにしても良い。
ここで、圧着シール部29では、表皮材5の縁部28は、自己シール部23の縁部22と同じかそれよりも厚肉にするのが好ましい。圧着シール部29では、表皮材5の縁部28は、自己シール部23の縁部22と同じかそれよりも長くするのが好ましい。
干渉部53は、圧着シール部29の縁部28の先端部を、芯材4へ向けて屈曲したようなものとすることができる。干渉部53は、型締めする前の状態で芯材4と干渉するような長さや角度に形成する。
なお、上記した(2)と(3)の構成は適宜組み合わせることができる。こうして成形した発泡成形品3は、図9および、図10〜図12のようなものとなる。なお、発泡成形品3については後述する。
(4)図13、図14に示すように、自己シール部23における、芯材4の凹部21の内周壁61、または、表皮材5の縁部22に対し、凹部21の底部62に連通する部分的な溝部63または切欠部64の少なくとも一方を設けても良い。
そして、発泡層6を成形する際に芯材4と表皮材5との間に発生したガス65を、部分的な溝部63または切欠部64を通して凹部21の底部62へ逃がすようにしても良い。
そして、凹部21の底部62から(隣接する)圧着シール部29の位置へガス65を導いて、圧着シール部29または挟着シール部26の位置から外部へガス65を抜くようにしても良い。
ここで、芯材4と表皮材5との間の成形空間13には、発泡液14の発泡によるガス65が溜まるおそれがある。そして、このガス65を抜かないままにすると、発泡層6が成形空間13の隅々にまで行き渡らなくなるため成形不良の原因になる。
そこで、ガス抜きが必要になるが、この実施例では、圧着シール部29かまたはシール部7でガス抜きを行うようにする。
そのために、溝部63は、芯材4の凹部21の内周壁61に対して設けるようにする。また、切欠部64は、表皮材5の縁部28(の先端部)に対して設けるようにする。溝部63と切欠部64は、どちらか一方または両方に設けるようにする。溝部63や切欠部64は、芯材4の一部が露出するインストルメントパネル1の前縁側部分31の位置に設けるのが好ましい。
圧着シール部29の位置でガス抜きを行う場合には、例えば、切替部分27の位置の一部に、芯材4に自己シール部23の凹部21よりも深い凹所66(図9)を部分的に設けるようにして、凹所66からガス抜きを行わせるようにしても良い。
また、シール部7の位置でガス抜きを行う場合には、芯材4に適宜ガス抜き穴を設けるのが好ましい。この実施例では、シール力が最も弱くなり易い圧着シール部29の位置で積極的にガス抜きを行うようにしている。
次に、上記した発泡成形方法によって成形される発泡成形品3について説明する。
発泡成形品3は、既に上記したように、芯材4と表皮材5と発泡層6とを有すると共に、発泡層6を、芯材4と表皮材5とをシール部7でシールした部分の内側に形成したものである(図2、図9参照)。
(5)この実施例の発泡成形品3は、シール部7の一部に、図10(図5)に示すように、芯材4に設けた凹部21に表皮材5の縁部22を収容してなる自己シール部23を有している。また、シール部7の残りの部分に、図11(図6)に示すように、芯材4(の面24)と表皮材5の縁部25とを発泡成形型11,12で挟着してなる挟着シール部26を有している。
そして、図12(図7、図8)に示すように、挟着シール部26と自己シール部23との間の切替部分27に、表皮材5の縁部28を芯材4に圧着させてなる圧着シール部29を有している。
(6)圧着シール部29は、(成形前の状態で)表皮材5の縁部28の屈曲角度41が、自己シール部23の縁部22の屈曲角度32よりも大きくなるようにしても良い。
(7)圧着シール部29は、表皮材5の縁部28が他の部分よりも厚肉になっていると共に、
圧着シール部29は、表皮材5の縁部28が芯材4と干渉する長さ52を有しているか、または、芯材4と干渉する方向へ延びる干渉部53を有するようにしても良い。
(8)自己シール部23は、芯材4の凹部21の内周壁61、または、表皮材5の縁部22に対し、凹部21の底部62に連通する部分的な溝部63または切欠部64の少なくとも一方を有するようにしても良い。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果1)自己シール部23と挟着シール部26との切替部分27を圧着シール部29とした。これにより、圧着シール部29は、型締めによって表皮材5の縁部28が芯材4の面24に自ら圧着してシールするようにしたものであるため、切替部分27からの発泡層6のハミ出しを抑制できるので、切替部分27にシールテープを貼ってシールするなどの手間をなくすことができる。
(作用効果2)圧着シール部29の表皮材5の縁部28の屈曲角度41を、自己シール部23の縁部22の屈曲角度32よりも大きくしても良い。これにより、圧着シール部29で表皮材5の縁部28を確実に芯材4に圧着させることができる。
(作用効果3)圧着シール部29の表皮材5の縁部28を厚肉にしたり、芯材4と干渉する長さ52を有するものとしたり、芯材4と干渉する方向へ延びる干渉部53を有するものとしたりしても良い。これらにより、圧着シール部29における表皮材5の縁部28を芯材4に対して、より確実に圧着して、シール性を確保・向上することができる。
(作用効果4)自己シール部23における芯材4の凹部21の内周壁61または表皮材5の縁部22に、溝部63または切欠部64を設けて、溝部63や切欠部64を介してガス65を凹部21の底部62へ導くようにしても良い。これにより、自己シール部23の凹部21を有効利用して圧着シール部29や挟着シール部26などからガス抜きを行うことができる。
3 発泡成形品
4 芯材
5 表皮材
6 発泡層
7 シール部
11 発泡成形型
12 発泡成形型
21 凹部
22 縁部
23 自己シール部
25 縁部
26 挟着シール部
27 切替部分
28 縁部
29 圧着シール部
32 屈曲角度
41 屈曲角度
51 肉厚
52 長さ
53 干渉部
61 内周壁
62 底部
63 溝部
64 切欠部
65 ガス

Claims (8)

  1. 芯材と表皮材とをシール部でシールして、シール部の内側に発泡層を成形する発泡成形方法において、
    前記シール部の一部を、前記芯材に設けた凹部に前記表皮材の縁部を収容してなる自己シール部とし、前記シール部の残りの部分を、前記芯材と前記表皮材の縁部とを発泡成形型で挟着する挟着シール部とすると共に、
    該挟着シール部と前記自己シール部との間の切替部分は、前記表皮材の縁部を前記芯材に圧着させる圧着シール部とすることを特徴とする発泡成形方法。
  2. 請求項1に記載の発泡成形方法であって、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部の屈曲角度を、前記自己シール部の縁部の屈曲角度よりも大きくすることを特徴とする発泡成形方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の発泡成形方法であって、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部を他の部分よりも厚肉にすると共に、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部を前記芯材と干渉する長さを有するか、または、前記芯材と干渉する方向へ延びる干渉部を有することを特徴とする発泡成形方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発泡成形方法であって、
    前記自己シール部における、前記芯材の前記凹部の内周壁、または、前記表皮材の縁部に対し、前記凹部の底部に連通する部分的な溝部または切欠部の少なくとも一方を設けて、
    前記発泡層を成形する際に前記芯材と前記表皮材との間に発生したガスを、部分的な前記溝部または前記切欠部を通して前記凹部の底部へ逃し、
    該凹部の底部から前記圧着シール部の位置へ導いて、該圧着シール部または前記挟着シール部の位置から外部へガスを抜くことを特徴とする発泡成形方法。
  5. 芯材と表皮材と発泡層とを有すると共に、該発泡層を、前記芯材と表皮材とをシール部でシールした部分の内側に形成した発泡成形品において、
    前記シール部の一部に、前記芯材に設けた凹部に前記表皮材の縁部を収容してなる自己シール部を有し、前記シール部の残りの部分に、前記芯材と前記表皮材の縁部とを発泡成形型で挟着してなる挟着シール部を有すると共に、
    該挟着シール部と前記自己シール部との間の切替部分に、前記表皮材の縁部を前記芯材に圧着させてなる圧着シール部を有することを特徴とする発泡成形品。
  6. 請求項5に記載の発泡成形品であって、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部の屈曲角度が、前記自己シール部の縁部の屈曲角度よりも大きくなっていることを特徴とする発泡成形品。
  7. 請求項5または請求項6に記載の発泡成形品であって、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部が他の部分よりも厚肉になっていると共に、
    前記圧着シール部は、前記表皮材の縁部が前記芯材と干渉する長さを有しているか、または、前記芯材と干渉する方向へ延びる干渉部を有していることを特徴とする発泡成形品。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の発泡成形品であって、
    前記自己シール部は、前記芯材の前記凹部の内周壁、または、前記表皮材の縁部に対し、前記凹部の底部に連通する部分的な溝部または切欠部の少なくとも一方を有していることを特徴とする発泡成形品。
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