JP2017220603A - 固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法 Download PDF

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岳彦 曽田
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Abstract

【課題】画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下を抑制しつつ、増幅トランジスタに生じるノイズを低減することが可能な固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法を得る。
【解決手段】画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するMOS型のトランジスタを備えた固体撮像素子であって、トランジスタのチャネル領域はソース側領域とドレイン側領域とに分けられており、トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、ソース側領域の第1導電型の不純物濃度がドレイン側領域の第1導電型の不純物濃度よりも高い、または、ドレイン側領域の第2導電型の不純物濃度がソース側領域の第2導電型の不純物濃度よりも高いことを特徴とする。
【選択図】図2B

Description

本発明は、画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するトランジスタを備えた固体撮像素子に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルカムコーダー等に用いられる固体撮像素子において、画素のソースフォロワ回路を構成するMOS型のトランジスタを、埋め込みチャネル型トランジスタとすることが提案されている。例えば、特許文献1では、画素に生じた光電変換電荷に基づく信号を増幅するトランジスタのチャネル領域に、トランジスタの埋め込み性を向上させるためのチャネルドープ層を設けている。これにより、増幅トランジスタのチャネル領域に生じる1/fノイズを低減して、画素信号のSN比を向上させることができる。
特開2005−286168号公報
しかし、トランジスタにチャネルドープ層を設けて埋め込みチャネル型にすると、n型の不純物の影響によりトランジスタの閾値電圧が低下してしまう。特に、画素のソースフォロワ回路を構成する増幅トランジスタは飽和領域で動作させる必要があるが、閾値電圧が低下すると増幅動作が飽和領域を外れ、ソースフォロワ回路のリニアリティが悪化する恐れがある。
本発明に係る固体撮像素子は、画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するMOS型のトランジスタを備えた固体撮像素子であって、トランジスタのチャネル領域はソース側領域とドレイン側領域とに分けられており、トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、ソース側領域の第1導電型の不純物濃度がドレイン側領域の第1導電型の不純物濃度よりも高い、または、ドレイン側領域の第2導電型の不純物濃度がソース側領域の第2導電型の不純物濃度よりも高いことを特徴とする。
本発明に係る固体撮像素子の製造方法は、画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するMOS型のトランジスタを備えた固体撮像素子の製造方法であって、トランジスタのチャネル領域のソース側領域とドレイン側領域とで不純物濃度を異ならせるステップであって、トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、ソース側領域に注入する第1導電型の不純物の量がドレイン側領域に注入する第1導電型の不純物の量よりも多い、または、ドレイン側領域に注入する第2導電型の不純物の量がソース側領域に注入する第2導電型の不純物の量よりも多い、注入ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下を抑制しつつ、増幅トランジスタに生じるノイズを低減することが可能な固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法を得ることができる。
第1実施形態に係る固体撮像素子における画素の等価回路を示す概略図である。 第1実施形態に係る固体撮像素子における画素の一部のレイアウトを示す概略図である。 第1実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのB−B´線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの製造方法を示す概略図である。 第2実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。 第2実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの製造方法を示す概略図である。 第3実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。 第3実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの製造方法を示す概略図である。 第5実施形態に係る固体撮像素子における画素の一部のレイアウトを示す概略図である。 第5実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのB−B´線に沿った断面図である。 第5実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのC−C´線に沿った断面図である。 第6実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。 第6実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの製造方法を示す概略図である。 第7実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。 第7実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの製造方法を示す概略図である。 第8実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
(第1実施形態)
図1、図2A〜図2C、図3を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。図1は、第1実施形態に係る固体撮像素子における画素100の等価回路を示す概略図である。なお、以下の説明では、画素100をMOS型の固体撮像素子に適用することを想定するが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、画素100はCCD型の固体撮像素子に適用することも可能である。
図1に示す本実施形態の画素100は、フォトダイオードD1、転送トランジスタM1、増幅トランジスタM2、リセットトランジスタM3、選択トランジスタM4を含み得る。これらトランジスタのうち、転送トランジスタM1、リセットトランジスタM3、および選択トランジスタM4は、垂直走査回路(図示せず)からの制御信号pTX、pRES、およびpSELによってそれぞれ制御される。本実施形態の画素100は、少なくともフォトダイオードD1および増幅トランジスタM2を含んでいればよく、その他のトランジスタについては省略してもよい。
フォトダイオードD1は、pn接合を有する光電変換部であり、画素100に照射された光を光電変換し、生じた電荷を蓄積領域に蓄積する。以下の説明では、フォトダイオードD1は光電変換によって生じた電子および正孔のうちの電子を蓄積し、画素100は蓄積された電子の電荷量に応じた画素信号を出力するものとする。しかし、本実施形態はこのような構成に限定されるものではなく、フォトダイオードD1は光電変換によって生じた電子および正孔のうちの正孔を蓄積し、画素100は蓄積された正孔の電荷量に応じた画素信号を出力するように構成することも可能である。
転送トランジスタM1は、制御信号pTXにより制御され、フォトダイオードD1が蓄積した電荷を入力ノードへ転送する。ここで、入力ノードとは、転送トランジスタM1のドレイン、増幅トランジスタM2のゲート、およびリセットトランジスタM3のソースの3つの端子の接続点に形成されたフローティングディフュージョンFDのことをいう。
増幅トランジスタM2は、フローティングディフュージョンFDに転送された電荷の量に応じた信号を、列信号線20に出力する。列信号線20の一端には、電流源21が接続されており、増幅トランジスタM2、列信号線20、および電流源21は、画素100のソースフォロワ回路を構成している。
リセットトランジスタM3は、制御信号pRESにより制御され、フローティングディフュージョンFDが保持する電荷をリセットする。選択トランジスタM4は、制御信号pSELにより制御され、増幅トランジスタM2の出力を列信号線20に接続する。なお、フローティングディフュージョンFDに保持する電荷に基づく電位に応じて画素100を列信号線20に接続する方式においては、選択トランジスタM4は省略可能である。
増幅トランジスタM2およびリセットトランジスタM3のドレイン端子には、電位Vddが供給される。また、フォトダイオードD1、およびトランジスタM1〜M4には、接地電位等の基準電位が供給される。
図2Aは、第1実施形態に係る固体撮像素子における画素100の一部のレイアウト(平面図)を示す概略図である。図2Aに示す画素100の活性領域110には、フォトダイオードD1の蓄積領域120、およびフローティングディフュージョンFDが配されている。また、活性領域110には、転送トランジスタM1、増幅トランジスタM2、リセットトランジスタM3、選択トランジスタM4の、それぞれのゲート電極201、202、203、204が配されている。
図2Aに示す画素100では、p型の活性領域110とn型の蓄積領域120により、フォトダイオードD1のpn接合が形成されている。フォトダイオードD1を埋め込みフォトダイオード構造とするために、更にp型の半導体領域(不図示)をn型の蓄積領域120の表面に形成してもよい。増幅トランジスタM2、リセットトランジスタM3、選択トランジスタM4は、1つの活性領域110の上に、所定の間隔をおいてゲート電極202、203、204を配置することでそれぞれ形成される。これらのゲート電極は、例えばポリシリコン(多結晶シリコン)により形成される。トランジスタのソース領域およびドレイン領域は共通化されている。
図2Bおよび図2Cは、第1実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタの断面図である。図2Bには、図2AのA−A´線に沿った増幅トランジスタの断面を示し、図2Cには、図2AのB−B´線に沿った増幅トランジスタの断面を示している。増幅トランジスタは、半導体基板101、ウェル領域102、ソース領域103、ドレイン領域104、酸化膜108、チャネルドープ領域109、ゲート電極202、および素子分離領域111を有して構成される。
図2Bおよび図2Cに示す増幅トランジスタにおいて、半導体基板101、ソース領域103、およびドレイン領域104は、n型の半導体領域であり、ウェル領域102は、p型の半導体領域となっている。ウェル領域102とゲート電極202の間には、シリコンの酸化膜108が形成され、ゲート電極202の上方には不図示の配線層、カラーフィルタ、マイクロレンズが形成されている。
ところで、画素100のソースフォロワ回路を構成する増幅トランジスタでは、チャネルを流れる電子が、チャネル領域と酸化膜108との間の界面の格子欠陥に捕獲および放出され、いわゆる1/fノイズが発生することが知られている。1/fノイズが発生すると、画素100が出力する画素信号のSN比が低下してしまう。
そこで、本実施形態の増幅トランジスタは、図2Bおよび図2Cに示すように、チャネル領域にn型のチャネルドープ領域109を有している。これにより、チャネル領域の埋め込み性を向上させている。すなわち、電子が流れるチャネルドープ領域109が、酸化膜108との界面から離れたウェル領域102に形成されるようにしている。この結果、チャネルドープ領域109と酸化膜108との間の界面に存在する格子欠陥に電子が捕獲される確率が低下するので、1/fノイズを低減できる。
しかし、増幅トランジスタにチャネルドープ層を設けて埋め込みチャネル型にすると、n型の不純物の影響により増幅トランジスタの閾値電圧が低下してしまう。特に、画素のソースフォロワ回路を構成する増幅トランジスタは飽和領域で動作させる必要があるが、閾値電圧が低下すると増幅動作が飽和領域を外れ、ソースフォロワ回路のリニアリティが悪化する恐れがある。
そこで、本実施形態では、更に、チャネルドープ領域109を、n型の不純物濃度が相対的に高いソース側の第1チャネルドープ領域109aと、n型の不純物濃度が相対的に低いドレイン側の第2チャネルドープ領域109bとに分けている。
ここで、不純物濃度とは、添加不純物濃度が逆導電型の不純物によって補償された正味の(NET)不純物濃度を意味する。例えば、所定の領域において、n型の添加不純物濃度がp型の添加不純物濃度よりも高ければその領域はn型半導体領域となる。また、所定の領域において、p型の添加不純物濃度がn型の添加不純物濃度よりも高ければその領域はp型の半導体領域となる。正味の不純物濃度は、高濃度の半導体領域の濃度から低濃度の半導体領域の濃度を引いた値となる。例えば以下の説明で「n型の不純物濃度」というときは、高濃度のn型の半導体領域の濃度から低濃度のp型の半導体領域の濃度を引いた値を意味する。また「p型の不純物濃度」というときは、高濃度のp型の半導体領域の濃度から低濃度のn型の半導体領域の濃度を引いた値を意味する。
これにより、ソース側の第1チャネルドープ領域109aでは、埋め込み性が向上するので増幅トランジスタのノイズが低減される。一方、ドレイン側の第2チャネルドープ領域109bでは、チャネルが形成されにくくなるので閾値電圧の低下が抑制される。すなわち、本実施形態によれば、増幅トランジスタのノイズ低減と、閾値電圧の低下の抑制とを両立することができる。
本実施形態では、図2Bに示すように、チャネルドープ領域109のうち、ソース領域103との境界からチャネルドープ領域109の中央までを第1チャネルドープ領域109aとしている。また、チャネルドープ領域109のうち、ドレイン領域104との境界からチャネルドープ領域109の中央までを第2チャネルドープ領域109bとしている。第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bのn型の不純物濃度は、1×1015〜1018(cm−3)の間であることが望ましい。また、ソース領域103およびドレイン領域104のn型の不純物濃度は、1×1018(cm−3)以上であることが望ましい。しかし、不純物濃度はこれらの値に限定されるものではなく、ソース領域103およびドレイン領域104の不純物濃度は、ゲート電極202の電圧に関わらず領域が反転および空乏化しない不純物濃度となっていればよい。
一方、図2Cに示すように、増幅トランジスタのB−B´線に沿った断面には、他の活性領域110のトランジスタとの干渉を防止するための素子分離領域111が形成されている。素子分離領域111は、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)により形成される。また、素子分離領域111とウェル領域102の境界には、素子分離領域111とウェル領域102の間の界面を通して漏れ出す暗電流を抑制するためのチャネルストッパ領域112が形成されている。チャネルストッパ領域112は、例えばイオン注入により、ウェル領域102と素子分離領域111の境界にホウ素を注入して形成される。
図3を用いて、図2A〜図2Cに示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。図3(a)は、第1実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるウェル領域102の形成工程を示す概略図である。例えばイオン注入により、半導体基板101にホウ素(ボロン)を注入し、n型の半導体基板101の上面にp型のウェル領域102を形成する。
また、例えばSTIにより、図2Cに示す素子分離領域111を形成する。その後、例えばイオン注入により、ウェル領域102と素子分離領域111の境界にホウ素を注入して、図2Cに示すチャネルストッパ領域112を形成する。
図3(b)は、第1実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における酸化膜108およびチャネルドープ領域109の形成工程を示す概略図である。まず、例えば熱酸化により、ウェル領域102の上面にシリコンの酸化膜108を形成する。次に、例えばイオン注入により、ウェル領域102の上方から酸化膜108越しに砒素を注入し、ウェル領域102の上面にチャネルドープ領域109を形成する。
図3(c)は、第1実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bの形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108のドレイン側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、チャネルドープ領域109の上方から酸化膜108越しに砒素を注入し、チャネルドープ領域109のソース側領域に第1チャネルドープ領域109aを形成する。そして、チャネルドープ領域109のドレイン側領域を、そのまま第2チャネルドープ領域109bとする。その後、フォトレジスト113を除去する。
図3(d)は、第1実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるゲート電極202の形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108の上面の、ゲート電極202を形成する部分を除く領域に不図示のフォトレジストをパターニングする。その後、例えばCVDにより、フォトレジストをマスクとして、酸化膜108の上面にポリシリコン(多結晶シリコン)を形成し、ゲート電極202とする。この際、ゲート電極202は、第1チャネルドープ領域109aに一部平面的に重なるように形成するとよい。フォトレジストを除去した後、例えばイオン注入法により、ウェル領域102の上方から酸化膜108越しに砒素を注入して、ソース領域103およびドレイン領域104を形成する。
以上のように、本実施形態の増幅トランジスタは、チャネル領域にn型のチャネルドープ領域を有し、チャネルドープ領域はソース側の第1チャネルドープ領域とドレイン側の第2チャネルドープ領域とに分けられている。そして、第1チャネルドープ領域のn型の不純物濃度を第2チャネルドープ領域のn型の不純物濃度よりも高くしている。これにより、画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下を抑制しつつ、増幅トランジスタに生じるノイズを低減することが可能な固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法を得ることができる。
なお、以上の説明では、増幅トランジスタがnチャネル型のMOSトランジスタであることを想定したが、増幅トランジスタがpチャネル型のMOSトランジスタである場合でも同様の効果を得ることができる。すなわち、増幅トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、第1チャネルドープ領域109aの第1導電型の不純物濃度が、第2チャネルドープ領域109bの第1導電型の不純物濃度よりも高ければよい。
また、以上の説明では、イオン注入におけるn型の不純物として砒素を用いたが、n型の不純物であれば他の材料を用いてもよく、例えばリン、アンチモン等を用いてもよい。また、イオン注入におけるp型の不純物としてホウ素を用いたが、p型の不純物であれば他の材料を用いてもよく、例えばガリウム、インジウム等を用いてもよい。
(第2実施形態)
図4、図5を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。本実施形態における画素100のレイアウトは、図2Aに示す第1実施形態における画素100のレイアウトと同じである。但し、図2AのA−A´線に沿った断面における増幅トランジスタの構造が第1実施形態と異なっている。図4は、第2実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。B−B´線に沿った断面図やその他の構成は第1実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図4に示す本実施形態の増幅トランジスタは、図2Bに示す第1実施形態の増幅トランジスタと比較して、ソース−ドレイン方向(A−A´方向)における、第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bの長さが異なっている。これは、本実施形態と第1実施形態とで、増幅トランジスタの製造方法が異なることによる。第1の実施形態では、第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bを形成した後に、ゲート電極202を形成した。一方、本実施形態では、ゲート電極202を形成した後に、n型の不純物濃度が高い第1チャネルドープ領域109aを形成する。
図5を用いて、図4に示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。図5(a)は、第2実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるウェル領域102の形成工程を示す概略図である。また、図5(b)は、第2実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における酸化膜108およびチャネルドープ領域109の形成工程を示す概略図である。図5(a)および図5(b)に示すウェル領域102、酸化膜108、およびチャネルドープ領域109を形成する工程は、第1実施形態の図3に示す工程と同じであるので説明は省略する。
図5(c)は、第2実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるゲート電極202の形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108の上面の、ゲート電極202を形成する部分を除く領域に不図示のフォトレジストをパターニングする。その後、例えばCVDにより、フォトレジストをマスクとして、酸化膜108の上面にポリシリコン(多結晶シリコン)を形成し、ゲート電極202とする。この際、ゲート電極202は、第1チャネルドープ領域109aに一部平面的に重なるように形成するとよい。フォトレジストを除去した後、例えばイオン注入法により、ウェル領域102の上方から酸化膜108越しに砒素を注入して、ソース領域103およびドレイン領域104を形成する。
図5(d)は、第2実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bの形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、ゲート電極202および酸化膜108のドレイン側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。この際、フォトレジスト113は、ゲート電極202のソース側の上面が露出するようにパターニングするとよい。
その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、ゲート電極202の斜め上方から酸化膜108越しに砒素を注入し、チャネルドープ領域109のソース側領域に第1チャネルドープ領域109aを形成する。この際、ゲート電極202のソース側の斜め上方から、ゲート電極202の下のチャネルドープ領域109に砒素が潜り込むようにイオン注入するとよい。そして、チャネルドープ領域109のドレイン側領域を、そのまま第2チャネルドープ領域109bとする。その後、フォトレジスト113を除去する。
ところで、第1チャネルドープ領域109aを形成する際にフォトレジスト113の位置合わせ精度や形状にばらつきが存在すると、第1チャネルドープ領域109aのゲート電極202に対する相対位置や長さが増幅トランジスタ毎に異なってしまう。これにより、増幅トランジスタ毎の特性にばらつきが生じて、画素100が出力する画素信号にノイズが生じてしまう。
しかし、本実施形態では、ゲート電極202の斜め上方から不純物をイオン注入して第1チャネルドープ領域109aを形成している。したがって、第1チャネルドープ領域109aのゲート電極202に対する相対位置や長さは、ゲート電極202のソース側の端部の位置で決定され、フォトレジスト113の位置合わせ精度や形状に関わらず一定となる。このため、本実施形態では、増幅トランジスタ毎の特性のばらつきを抑えて画素100が出力する信号のノイズを低減することができる。
以上のように、本実施形態では、増幅トランジスタのゲート電極のソース側の斜め上方から不純物をチャネルドープ領域にイオン注入して、チャネルドープ領域に第1チャネルドープ領域および第2チャネルドープ領域を形成している。これにより、第1実施形態と同様の効果に加え、増幅トランジスタ毎の特性のばらつきを抑えて、画素100が出力する信号のノイズを低減することができる。
(第3実施形態)
図6、図7を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。本実施形態における画素100のレイアウトは、図2Aに示す第1実施形態における画素100のレイアウトと同じである。但し、図2AのA−A´線に沿った断面における増幅トランジスタの構造が第1〜第2実施形態と異なっている。図6は、第3実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。B−B´線に沿った断面図やその他の構成は第2実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第2実施形態と異なる部分について説明する。
図6に示す本実施形態の増幅トランジスタは、図4に示す第2実施形態の増幅トランジスタと比較して、第2チャネルドープ領域109bの長さが、第1チャネルドープ領域109aの長さよりも短くなっている。これは、本実施形態と第2実施形態とで、増幅トランジスタの製造方法が異なることによる。第2の実施形態では、ゲート電極202のソース側の斜め上方から砒素をイオン注入して、第1チャネルドープ領域109aを形成した。一方、本実施形態では、ゲート電極202のドレイン側の斜め上方からホウ素をイオン注入して、第2チャネルドープ領域109bを形成する。
図7を用いて、図6に示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。図7(a)は、第3実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるウェル領域102の形成工程を示す概略図である。また、図7(b)は、第3実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における酸化膜108およびチャネルドープ領域109の形成工程を示す概略図である。図7(a)および図7(b)に示すウェル領域102、酸化膜108、およびチャネルドープ領域109を形成する工程は、第2実施形態の図5に示す工程と同じであるので説明は省略する。
図7(c)は、第3実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるゲート電極202の形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108の上面の、ゲート電極202を形成する部分を除く領域に不図示のフォトレジストをパターニングする。その後、例えばCVDにより、フォトレジストをマスクとして、酸化膜108の上面にポリシリコン(多結晶シリコン)を形成し、ゲート電極202とする。この際、ゲート電極202は、第1チャネルドープ領域109aに一部平面的に重なるように形成するとよい。フォトレジストを除去した後、例えばイオン注入法により、ウェル領域102の上方から酸化膜108越しに砒素を注入して、ソース領域103およびドレイン領域104を形成する。
図7(d)は、第3実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bの形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、ゲート電極202および酸化膜108のソース側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。この際、フォトレジスト113は、ゲート電極202のドレイン側の上面が露出するようにパターニングするとよい。
その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、ゲート電極202の斜め上方から酸化膜108越しにホウ素を注入し、チャネルドープ領域109のドレイン側領域に第2チャネルドープ領域109bを形成する。この際、ゲート電極202のドレイン側の斜め上方から、ゲート電極202の下のチャネルドープ領域109にホウ素が潜り込むようにイオン注入するとよい。そして、チャネルドープ領域109のソース側領域を、そのまま第1チャネルドープ領域109aとする。ここで、注入するホウ素の量は、第2チャネルドープ領域109bがp型とならない注入量であることが望ましい。その後、フォトレジスト113を除去する。
この構成によっても、第2実施形態と同様に、画素100のソースフォロワ回路のリニアリティを確保することができる。更に、本実施形態では、ソース側の第1チャネルドープ領域109aは、第2チャネルドープ領域109bよりも領域が大きく、チャネル領域の大部分で埋め込み性が向上するので増幅トランジスタのノイズが低減される。すなわち、本実施形態によれば、増幅トランジスタのノイズ低減と、閾値電圧の低下の抑制とを両立した上で、画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下を更に抑制することができる。
以上のように、本実施形態では、増幅トランジスタのゲート電極のドレイン側の斜め上方から不純物をチャネルドープ領域にイオン注入して、チャネルドープ領域に第1チャネルドープ領域および第2チャネルドープ領域を形成している。これにより、第2実施形態と同様の効果に加え、画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下をより抑制することができる。
(第4実施形態)
第3実施形態と同じ図6、図7を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。本実施形態の固体撮像素子は、第3実施形態と比較して、チャネルドープ領域109の導電型がn型ではなくp型である点が異なっている。その他については第3実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第3実施形態と異なる部分について説明する。
第3実施形態と同じ図7を用いて、図6に示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。本実施形態における増幅トランジスタの製造方法は、第3実施形態の図7に示す工程と同じである。但し、図7(b)に示す工程において、砒素の代わりにホウ素を注入する点が第3実施形態と異なっている。
これにより、本実施形態では、図7(b)に示す工程において、n型ではなくp型のチャネルドープ領域109が形成される。本実施形態のようにチャネルドープ領域がp型で形成される場合には、ゲートへの印加によって強反転層がチャネル領域に形成されて、これがチャネルとなる。したがって、チャネルドープ領域がn型で形成される第1〜第3実施形態とは異なり、本実施形態ではチャネルドープ領域109により埋め込み性が向上するわけではない。しかし、増幅トランジスタのソース側とドレイン側とで閾値電圧を異ならせることができるという点において、第1〜第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上のように、本実施形態の増幅トランジスタは、チャネル領域にp型のチャネルドープ領域を有し、チャネルドープ領域はソース側の第1チャネルドープ領域とドレイン側の第2チャネルドープ領域とに分けられている。そして、第2チャネルドープ領域のp型の不純物濃度を第1チャネルドープ領域のp型の不純物濃度よりも高くしている。これにより、増幅トランジスタのチャネル領域のドレイン側はソース側よりも反転しにくくなるため、増幅トランジスタ閾値電圧の低下を抑制することができる。
なお、以上の説明では、増幅トランジスタがnチャネル型のMOSトランジスタであることを想定したが、増幅トランジスタがpチャネル型のMOSトランジスタである場合でも同様の効果を得ることができる。すなわち、増幅トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、第2チャネルドープ領域109bの第2導電型の不純物濃度が、第1チャネルドープ領域109aの第2導電型の不純物濃度よりも高ければよい。
(第5実施形態)
図8A〜図8Cを用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。図8Aは、第5実施形態に係る固体撮像素子における画素100の一部のレイアウト(平面図)を示す概略図である。本実施形態における画素100のレイアウトは、図2Aに示す第1実施形態における画素100のレイアウトと同じである。但し、図2AのB−B´線およびC−C´線に沿った断面における増幅トランジスタの構造が第1実施形態と異なっている。図8Bは、第5実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのB−B´線に沿った断面図である。また、図8Cは、第5実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのC−C´線に沿った断面図である。A−A´線に沿った断面図やその他の構成は第1実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図8Bおよび図8Cに示す本実施形態の増幅トランジスタでは、図2Cに示す第1実施形態の増幅トランジスタと比較して、チャネルストッパ領域112のドレイン側のp型の不純物濃度がソース側のp型の不純物濃度よりも高くなっている。これにより、増幅トランジスタ閾値電圧の低下を抑制することができる。
チャネルストッパ領域112は、前述のように、素子分離領域111を形成した後に、素子分離領域111とウェル領域102の境界にホウ素を注入して形成される。この際、フォトレジスト等を用いて、チャネルストッパ領域112のソース側の領域とドレイン側の領域を別工程で形成し、工程毎にホウ素の注入量を変えることで、それぞれの領域におけるp型の不純物濃度を異ならせることができる。注入されたホウ素は平面方向に拡散するので、チャネルストッパ領域112のドレイン側に注入するホウ素の量をソース側よりも多くすることで、チャネル領域のドレイン側領域のp型の不純物濃度をソース側領域のp型の不純物濃度よりも高くできる。
なお、本実施形態では、チャネルストッパ領域112のp型の不純物濃度が、ソース側とドレイン側とで異なっていればよく、ホウ素の注入量を変える代わりに、例えばイオン注入のエネルギーを変えてもよい。但し、チャネルストッパ領域112に注入するホウ素の量は、第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bがp型とならない注入量であることが望ましい。
以上のように、本実施形態では、トランジスタのウェル領域と素子分離領域の境界にチャネルストッパ領域を有している。そして、チャネルストッパ領域112は、ドレイン側の第2導電型の不純物濃度がソース側の第2導電型の不純物濃度よりも高くなっている。これにより、増幅トランジスタの閾値電圧の低下を抑制することができる。
(第6実施形態)
図9、図10を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。本実施形態における画素100のレイアウトは、図2Aに示す第1実施形態における画素100のレイアウトと同じである。但し、図2AのA−A´線に沿った断面における増幅トランジスタの構造が第1実施形態と異なっている。図9は、第6実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。B−B´線に沿った断面図やその他の構成は第1実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図9に示す本実施形態の増幅トランジスタは、図2Bと比較して、第1チャネルドープ領域109aがウェル領域102の相対的に深い位置に形成されており、第2チャネルドープ領域109bがウェル領域102の相対的に浅い位置に形成されている。より厳密には、第1チャネルドープ領域109a内においてn型の不純物濃度が最も大きい領域が、第2チャネルドープ領域109b内においてn型の不純物濃度が最も大きい領域よりも深い位置に形成されている。
これにより、第1チャネルドープ領域109aが酸化膜108と離れて形成されたソース側のチャネル領域では、埋め込み性が向上するので増幅トランジスタのノイズが低減される。一方、第2チャネルドープ領域109bがゲート電極202の近くに形成されたドレイン側のチャネル領域では、ゲート電圧の影響が大きくなるので、画素100の増幅トランジスタの閾値電圧が高くなる。すなわち、本実施形態によれば、増幅トランジスタのノイズ低減と、閾値電圧の低下の抑制とを両立することができる。
図10を用いて、図9に示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。本実施形態では、第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bに注入する不純物の注入エネルギーを変えることにより、第1チャネルドープ領域109aおよび第2チャネルドープ領域109bが形成される深さを制御する。
図10(a)は、第6実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるウェル領域102の形成工程を示す概略図である。例えばイオン注入により、半導体基板101にホウ素(ボロン)を注入して、n型の半導体基板101の上面にp型のウェル領域102を形成する。
図10(b)は、第6実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第1チャネルドープ領域109aの形成工程を示す概略図である。まず、例えば熱酸化により、ウェル領域102の上面にシリコンの酸化膜108を形成する。次に、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108のドレイン側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、チャネルドープ領域109の上方から酸化膜108越しに砒素を注入し、チャネルドープ領域109のソース側に第1チャネルドープ領域109aを形成する。この際、砒素を注入するエネルギーを、例えば100(keV)と大きくすることで、第1チャネルドープ領域109aをウェル領域102の深い位置に形成する。その後、フォトレジスト113を除去する。
図10(c)は、第6実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第2チャネルドープ領域109bの形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、酸化膜108のソース側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、チャネルドープ領域109の上方から酸化膜108越しに砒素を注入し、チャネルドープ領域109のドレイン側に第2チャネルドープ領域109bを形成する。この際、砒素を注入するエネルギーを、例えば50(keV)と小さくすることで、第2チャネルドープ領域109bをウェル領域102の浅い位置に形成する。その後、フォトレジスト113を除去する。
図10(d)は、第6実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるゲート電極202の形成工程を示す概略図である。図10(d)に示すゲート電極202、ソース領域103およびドレイン領域104を形成する工程は、第1実施形態の図3に示す工程と同じであるので説明は省略する。
以上のように、本実施形態では、第1チャネルドープ領域にn型の不純物をイオン注入するエネルギーを、第2チャネルドープ領域にn型の不純物をイオン注入するエネルギーよりも大きくしている。これにより、第1チャネルドープ領域がチャネル領域の深い位置に形成され、第2チャネルドープ領域がチャネル領域の浅い位置に形成されるので、増幅トランジスタのノイズ低減と、閾値電圧の低下の抑制とを両立することができる。
(第7実施形態)
図11、図12を用いて、本実施形態に係る固体撮像素子について説明する。本実施形態における画素100のレイアウトは、図2Aに示す第1実施形態における画素100のレイアウトと同じである。但し、図2AのA−A´線に沿った断面における増幅トランジスタの構造が第1実施形態と異なっている。図11は、第7実施形態に係る固体撮像素子における増幅トランジスタのA−A´線に沿った断面図である。B−B´線に沿った断面図やその他の構成は第1実施形態と同じであるので説明は省略する。以下、本実施形態の増幅トランジスタの構造の、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図11に示す本実施形態の増幅トランジスタは、図2Bに示す第1実施形態の増幅トランジスタと比較して、ウェル領域102が、第1ウェル領域102aと第2ウェル領域102bとに分かれている。そして、ドレイン側の第2ウェル領域102bのp型の不純物濃度が、ソース側の第1ウェル領域102aのp型の不純物濃度よりも高くなっている。
これにより、増幅トランジスタの閾値電圧の低下が抑制される。すなわち、画素100のソースフォロワ回路のリニアリティを確保することができる。
図12を用いて、図11に示す本実施形態の増幅トランジスタの製造方法について説明する。図12(a)は、第7実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第1ウェル領域102aの形成工程を示す概略図である。まず、例えばリソグラフィーにより、半導体基板101のドレイン側の上面にフォトレジスト113をパターニングする。その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、半導体基板101のソース側の上面にホウ素(ボロン)を注入し、n型の半導体基板101にp型の第1ウェル領域102aを形成する。その後、フォトレジスト113を除去する。
図12(b)は、第7実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における第2ウェル領域102bの形成工程を示す概略図である。第1ウェル領域102aと同様に、まず、例えばリソグラフィーにより、第1ウェル領域102aの上面にフォトレジスト113をパターニングする。その後、例えばイオン注入により、フォトレジスト113をマスクとして、半導体基板101のドレイン側の上面にホウ素(ボロン)を注入し、n型の半導体基板101にp型の第2ウェル領域102bを形成する。この際、第2ウェル領域102bのp型の不純物濃度が第1ウェル領域102aのp型の不純物濃度よりも高くなるようにする。その後、フォトレジスト113を除去する。
図12(c)は、第7実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法における酸化膜108の形成工程を示す概略図である。また、図12(d)は、第7実施形態に係る増幅トランジスタの製造方法におけるゲート電極202の形成工程を示す概略図である。図12(c)および図12(d)に示す酸化膜108、ゲート電極202、ソース領域103およびドレイン領域104を形成する工程は、第1実施形態の図3に示す工程と同じである。なお、ゲート電極202は、第1ウェル領域102aに一部平面的に重なるように形成するとよい。
以上のように、本実施形態の増幅トランジスタのウェル領域はソース側の第1ウェル領域とドレイン側の第2ウェル領域とに分けられている。そして、チャネル領域の第2ウェル領域における第2導電型の不純物濃度がチャネル領域の第2ウェル領域における第2導電型の不純物濃度よりも高くなっている。これにより、画素の増幅トランジスタの閾値電圧の低下を抑制することができる。
なお、以上の説明では、増幅トランジスタがnチャネル型のMOSトランジスタであることを想定したが、増幅トランジスタがpチャネル型のMOSトランジスタである場合でも同様の効果を得ることができる。すなわち、増幅トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、ドレイン側領域の第2導電型の不純物濃度がソース側領域の第2導電型の不純物濃度よりも高ければよい。また、以上の説明では、増幅トランジスタのチャネル領域にチャネルドープ領域109を設けなかったが、増幅トランジスタの埋め込み性を向上させるためには、第1実施形態と同様にして、チャネルドープ領域109を設けてもよい。
(第8実施形態)
上述の各実施形態で述べた固体撮像素子は、種々の撮像システムに適用可能である。撮像システムの一例としては、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダー、監視カメラなどが挙げられる。
図13は、第8実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。図13に示す撮像システムは、バリア901、レンズ902、絞り903、固体撮像素子904、AFセンサ905、信号処理装置906、デジタル信号処理部908、メモリ部909、タイミング発生部911、全体制御演算部912を備える。これ以外にも、外部I/F回路910、記録媒体制御I/F部913、記録媒体914、外部コンピュータ915等を備えてもよい。
バリア901はレンズ902をプロテクトする。レンズ902は被写体の光学像を固体撮像素子904に結像する。絞り903はレンズ902を通過した光量を調整する。固体撮像素子904は上述の各実施形態の固体撮像素子であり、レンズ902で結像された被写体の光学像を画像信号として取得する。AFセンサ905はAF処理のための焦点情報を取得する。信号処理装置906は固体撮像素子904やAFセンサ905から出力される信号を処理する。
デジタル信号処理部908は、信号処理装置906より出力された画像データに対して各種の補正や、データの圧縮をする。メモリ部909は画像データを一時記憶する。外部I/F回路910は外部コンピュータ915などと通信する。タイミング発生部911はデジタル信号処理部908などに各種タイミング信号を出力する。全体制御演算部912は各種演算とカメラ全体を制御する。記録媒体制御I/F部913は記録媒体914を制御する。記録媒体914は取得した画像データを記録したり読み出したりする半導体メモリ等である。外部コンピュータ915は、取得した画像データを送信する外部のコンピュータである。
次に、図13に示す撮像システムの撮影時の動作について説明する。バリア901がオープンされると、全体制御演算部912は、AFセンサ905から出力された信号をもとに、位相差検出により被写体までの距離を演算する。
その後、演算結果に基づいてレンズ902を駆動し、再び合焦しているか否かを判断し、合焦していないと判断したときには、再びレンズ902を駆動するオートフォーカス制御を行う。次いで、合焦が確認された後には、固体撮像素子904が撮像を開始する。固体撮像素子904が撮像された画像信号を出力すると、全体制御演算部912は、固体撮像素子904から出力された画像信号を、信号処理装置906及びデジタル信号処理部908を介して読み出し、メモリ部909に書き込む。その後、全体制御演算部912は、メモリ部909に蓄積されたデータを、記録媒体制御I/F部913を介して記録媒体914に記録する。あるいは、外部I/F回路910を介して外部コンピュータ915などに入力する。
以上のように、本実施形態の撮像システムは、固体撮像素子904を適用して撮像動作を行うことが可能である。撮像システムは少なくとも固体撮像素子904と、固体撮像素子904から出力された出力信号を処理する信号処理装置906とを有していればよい。
(その他の実施形態)
なお、上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、上述の各実施形態は、組み合わせて適用することも可能である。また、上述の実施形態の増幅トランジスタは、画素100の増幅トランジスタの他にも、AD変換回路の増幅トランジスタとしても適用可能である。
FD フローティングディフュージョン
101 半導体基板
102 ウェル領域
103 ソース領域
104 ドレイン領域
108 酸化膜
109 チャネルドープ領域
110 活性領域
111 素子分離領域
112 チャネルストッパ領域
113 フォトレジスト
120 蓄積領域
201 転送トランジスタのゲート電極
202 増幅トランジスタのゲート電極
203 リセットトランジスタのゲート電極
204 選択トランジスタのゲート電極

Claims (12)

  1. 画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するMOS型のトランジスタを備えた固体撮像素子であって、
    前記トランジスタのチャネル領域はソース側領域とドレイン側領域とに分けられており、前記トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、前記ソース側領域の第1導電型の不純物濃度が前記ドレイン側領域の第1導電型の不純物濃度よりも高い、または、前記ドレイン側領域の第2導電型の不純物濃度が前記ソース側領域の第2導電型の不純物濃度よりも高い
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記チャネル領域は、前記ソース側領域に第1チャネルドープ領域を有し、前記ドレイン側領域に第2チャネルドープ領域を有し、前記第1チャネルドープ領域の第1導電型の不純物濃度が前記第2チャネルドープ領域の第1導電型の不純物濃度よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記チャネル領域は、前記ソース側領域に第1チャネルドープ領域を有し、前記ドレイン側領域に第2チャネルドープ領域を有し、前記第2チャネルドープ領域の第2導電型の不純物濃度が前記第1チャネルドープ領域の第2導電型の不純物濃度よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  4. 前記トランジスタのウェル領域はソース側の第1ウェル領域とドレイン側の第2ウェル領域とに分けられており、前記第1ウェル領域における前記チャネル領域が前記ソース側領域であり、前記第2ウェル領域における前記チャネル領域が前記ドレイン側領域であり、前記ドレイン側領域の第2導電型の不純物濃度が前記ソース側領域の第2導電型の不純物濃度よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  5. 前記トランジスタは、ウェル領域と素子分離領域の境界に第2導電型のチャネルストッパ領域を有し、前記チャネルストッパ領域のドレイン側の第2導電型の不純物濃度が、前記チャネルストッパ領域のソース側の第2導電型の不純物濃度よりも高い
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 画素の光電変換部に生じた電荷に基づく信号を増幅するMOS型のトランジスタを備えた固体撮像素子の製造方法であって、
    前記トランジスタのチャネル領域のソース側領域とドレイン側領域とで不純物濃度を異ならせるステップであって、前記トランジスタの導電型が第1導電型であり、第1導電型と反対の導電型を第2導電型とするとき、前記ソース側領域に注入する第1導電型の不純物の量が前記ドレイン側領域に注入する第1導電型の不純物の量よりも多い、または、前記ドレイン側領域に注入する第2導電型の不純物の量が前記ソース側領域に注入する第2導電型の不純物の量よりも多い、注入ステップ
    を有することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  7. 前記注入ステップは、
    前記チャネル領域に第1導電型または第2導電型の不純物を注入して、前記チャネル領域にチャネルドープ領域を形成する第1注入ステップと、
    前記チャネルドープ領域のソース側に第1導電型の不純物を注入して、または、前記チャネルドープ領域のドレイン側に第2導電型の不純物を注入して、第1導電型の不純物濃度が相対的に高いソース側の第1チャネルドープ領域と、第1導電型の不純物濃度が相対的に低いドレイン側の第2チャネルドープ領域とを形成する第2注入ステップと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 前記注入ステップは、
    前記チャネル領域に第1導電型または第2導電型の不純物を注入して、前記チャネル領域にチャネルドープ領域を形成する第1注入ステップと、
    前記チャネルドープ領域のドレイン側に第2導電型の不純物を注入して、または、前記チャネルドープ領域のソース側に第1導電型の不純物を注入して、第2導電型の不純物濃度が相対的に高いドレイン側の第2チャネルドープ領域と、第2導電型の不純物濃度が相対的に低いソース側の第1チャネルドープ領域とを形成する第2注入ステップと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の固体撮像素子の製造方法。
  9. 前記トランジスタのウェル領域の上面に酸化膜を形成するステップと、
    前記酸化膜の上面にゲート電極を形成するステップと、
    を更に有し、
    前記第2注入ステップは、前記トランジスタの前記ゲート電極のソース側またはドレイン側の斜め上方から、前記チャネルドープ領域に不純物を注入して、前記第1チャネルドープ領域および前記第2チャネルドープ領域を形成する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の固体撮像素子の製造方法。
  10. 前記注入ステップは、
    前記チャネル領域に、ソース側の第1チャネルドープ領域とドレイン側の第2チャネルドープ領域とに分けられた第1導電型のチャネルドープ領域を形成するステップであって、前記第1チャネルドープ領域に第1導電型の不純物を注入するエネルギーが、前記第2チャネルドープ領域に第1導電型の不純物を注入するエネルギーよりも大きい、ステップ
    を有することを特徴とする請求項6に記載の固体撮像素子の製造方法。
  11. 前記トランジスタのウェル領域と素子分離領域の境界に第2導電型のチャネルストッパ領域を形成するステップであって、前記チャネルストッパ領域のドレイン側に注入する第2導電型の不純物の量が、前記チャネルストッパ領域のソース側に注入する第2導電型の不純物の量よりも多い、ステップ
    を有することを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  12. 請求項1から5のいずれか1項に記載の固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子から出力される信号を処理する信号処理装置と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
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