JP2017044566A - 電池劣化判定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末装置に内蔵されている2次電池の劣化状態を、より正確に計測できる電池劣化判定システムを提供する。【解決手段】サーバ20と判定端末装置30と電池劣化判定装置40と判定アタッチメント50とにて構成された電池劣化判定システムであって、判定端末装置は、サーバから判定基準情報を受信し、所定時間間隔にて、電池状態要求情報を、電池劣化判定装置と判定アタッチメントと接続ケーブル83を介して携帯端末装置に送信し、携帯端末装置からの電池状態応答情報を受信し、携帯端末装置60の2次電池64Bの劣化状態を判定する。接続ケーブル83から2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されており、携帯端末装置に内蔵されている2次電池は、所定最大電流値以下の充電電流にて充電され、サーバに記憶されている判定基準情報は、所定最大電流値に対応付けて設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、2次電池を内蔵している携帯端末装置において、当該携帯端末装置から2次電池を取り外すことなく、2次電池を内蔵している状態の携帯端末装置に対して、当該2次電池の劣化状態を判定する、電池劣化判定システムに関する。
近年では、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末装置等を含む種々の携帯端末装置が利用されている。これらの携帯端末装置の電源には、2次電池(充電可能な電池)が用いられている。2次電池は、充放電を繰り返すことで徐々に劣化して、充電可能な容量(すなわち、放電可能な容量)が徐々に減少していくことが知られている。劣化が進んだ2次電池は放電時間が短くなるので、携帯端末装置のユーザは、2次電池の劣化がある程度まで進むと2次電池を交換している。しかし、2次電池を交換するべき時期の適切な判断は困難であり、2次電池の劣化状態を比較的短時間で把握できるシステムが望まれている。例えば、2次電池の放電時の特性から劣化状態を判定する従来の方法では、数時間もの時間を必要としてしまい、好ましくない。
そこで、特許文献1には、携帯端末装置から取り外した2次電池の端子に電池アタッチメントの電極を接触させて、当該2次電池を充電しながら充電特性を計測し、数分程度で2次電池の劣化状態を判定できる電池状態判定装置が開示されている。
また、特許文献2には、内蔵している2次電池をユーザが取り出せない携帯端末装置であっても、携帯端末装置に内蔵されている2次電池の充電特性を適切に計測し、数分程度で2次電池の劣化状態を判定できる電池劣化判定アプリケーションプログラムが開示されている。特許文献2に記載の発明では、携帯端末装置に電池劣化判定アプリケーションプログラムをインストールし、携帯端末装置に充電用ケーブルを含む充電器を接続し、充電器を介して携帯端末装置に内蔵されている2次電池を充電しながら充電特性を計測し、計測した充電特性と、サーバから読み出した基準特性と、を比較して2次電池の劣化状態を判定している。
特許第3474535号公報 特開2015−053747号公報
特許文献1に記載の発明を利用できる2次電池は、ユーザが携帯端末装置から取り外すことができるタイプの2次電池でなければならない。ところが近年では、防水性やデザイン性の観点等から、2次電池が携帯端末装置の内部に封止されて、ユーザが2次電池を取り外すことができない携帯端末装置が増加傾向にある。2次電池が携帯端末装置の内部に封止されてユーザが取り外せない場合、特許文献1に記載の電池状態判定装置を利用することができない。
また特許文献2に記載の発明では、充電用ケーブルを含む充電器に懸念がある。従来の充電器は、最大出力電流値が500[mA]にほぼ統一されていた。しかし近年の充電器は、大容量の2次電池をより短時間に充電できるように、最大出力電流値が、600[mA]、1000[mA]、1500[mA]等、統一されておらず種々の最大出力電流値の充電器が出回っている。当然ながら、最大出力電流値が異なる充電器を使って充電した場合、同じ2次電池であっても、充電特性が異なる。例えば最大出力電流値(大)の充電器と、最大出力電流値(小)の充電器と、を用いたそれぞれの充電特性において、最大出力電流値(大)の場合では、最大出力電流値(小)の場合と比較して、時間の経過に対する充電時の電圧の立上り特性が急峻になる。つまり、充電器で充電特性が変わってしまうので、充電器に応じて、判定に使用する基準特性を変更しなければ、計測対象の2次電池の劣化状態をより正確に判定することができない。しかし、近年では、種々のメーカから種々の最大出力電流値の充電器が提供されているので、携帯端末装置の機種毎かつ充電器毎に、基準特性を用意することは現実的ではない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、携帯端末装置に内蔵されている2次電池の劣化状態を、より正確に計測できる電池劣化判定システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電池劣化判定システムは次の手段をとる。まず、本発明の第1の発明は、サーバと、判定端末装置と、電池劣化判定装置と、判定アタッチメントと、にて構成されて、接続ケーブルにて前記判定アタッチメントに接続された携帯端末装置に内蔵されている状態の2次電池の劣化状態を判定する、電池劣化判定システムである。前記サーバには、判定対象である2次電池を内蔵している前記携帯端末装置の機種を示す機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報が記憶されており、前記判定端末装置と前記電池劣化判定装置は、第1通信回線にて互いに送受信可能に接続されており、前記電池劣化判定装置と前記判定アタッチメントは、第2通信回線にて互いに送受信可能に接続されており、前記判定アタッチメントと前記携帯端末装置は、前記接続ケーブルにて互いに送受信可能に接続されており、前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記接続ケーブルを介して充電状態とされている。そして、前記判定端末装置は、第1の所定タイミングにて、前記携帯端末装置の機種情報を含む判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信し、前記サーバは、前記判定基準要求情報を受信すると、記憶している前記電池判定基準情報の中から、受信した前記判定基準要求情報に含まれている前記機種情報に対応する判定基準情報を抽出し、抽出した前記判定基準情報を含む判定基準応答情報を、前記判定端末装置に送信し、前記判定端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて、電池状態取得コマンドを含む電池状態要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、前記電池劣化判定装置は、前記電池状態要求情報を受信すると、受信した前記電池状態要求情報を、前記第2通信回線を介して前記判定アタッチメントに送信し、前記判定アタッチメントは、前記電池状態要求情報を受信すると、受信した前記電池状態要求情報に含まれている前記電池状態取得コマンドを、前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置は、前記電池状態取得コマンドを受信すると、受信した前記電池状態取得コマンドに基づいて、自身に内蔵されて充電中の前記2次電池の電圧を含む電池状態を取得し、取得した前記電池状態を含む電池状態応答情報を、前記接続ケーブルを介して前記判定アタッチメントに送信し、前記判定アタッチメントは、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を、前記第2通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、前記電池劣化判定装置は、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を、前記第1通信回線を介して前記判定端末装置に送信し、前記判定端末装置は、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を記憶し、前記所定時間間隔にて前記電池状態応答情報を取得して、時間の経過に応じた前記2次電池の前記電池状態を示す充電特性を計測し、計測した前記充電特性と、前記サーバから受信した前記判定基準情報と、に基づいて、前記2次電池の劣化状態を判定する。なお、前記判定アタッチメントには、当該判定アタッチメントに電力を供給する電源ケーブルが接続されており、前記電源ケーブルと前記判定アタッチメントを介して前記接続ケーブルから前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されており、前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記所定最大電流値以下の充電電流にて充電され、前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報における前記判定基準情報は、前記所定最大電流値に対応付けて設定されている、電池劣化判定システムである。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る電池劣化判定システムであって、前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報には、さらに、前記機種情報毎に、前記電池状態取得コマンドが対応付けられており、前記サーバから前記判定端末装置に送信される前記判定基準応答情報には、前記機種情報に対応する前記判定基準情報に加えて、前記機種情報に対応する前記電池状態取得コマンドが含まれており、前記判定端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報と前記電池状態取得コマンドを記憶した後、前記所定時間間隔にて、記憶した前記電池状態取得コマンドを含む前記電池状態要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信する、電池劣化判定システムである。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明に係る電池劣化判定システムであって、前記判定端末装置は、前記第1の所定タイミングの前に、予め設定された機種要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、前記電池劣化判定装置は、前記機種要求情報を受信すると、受信した前記機種要求情報を、前記第2通信回線を介して前記判定アタッチメントに送信し、前記判定アタッチメントは、前記機種要求情報を受信すると、受信した前記機種要求情報に基づいた機種要求コマンドを、前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置は、前記機種要求コマンドを受信すると、予め記憶されている自身の機種を示す機種情報を取得し、取得した前記機種情報を含む機種応答情報を、前記接続ケーブルを介して前記判定アタッチメントに送信し、前記判定アタッチメントは、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報を、前記第2通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、前記電池劣化判定装置は、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報を、前記第1通信回線を介して前記判定端末装置に送信し、前記判定端末装置は、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報に含まれている機種情報を記憶する。そして、前記判定端末装置は、前記機種情報を記憶した後、前記第1の所定タイミングにて、記憶した前記機種情報を含む前記判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信する、電池劣化判定システムである。
次に、本発明の第4の発明は、サーバと、判定アタッチメントと、にて構成されて、接続ケーブルにて前記判定アタッチメントに接続された携帯端末装置に内蔵されている状態の2次電池の劣化状態を判定する、電池劣化判定システムである。前記サーバには、判定対象である2次電池を内蔵している前記携帯端末装置の機種を示す機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報が記憶されており、前記判定アタッチメントと前記携帯端末装置は、前記接続ケーブルにて互いに送受信可能に接続されており、前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記接続ケーブルを介して充電状態とされている。また、前記判定アタッチメントは、前記接続ケーブルを介して接続された前記携帯端末装置と送受信を行う通信手段と、前記携帯端末装置に内蔵されている2次電池の劣化状態を判定する電池劣化判定アプリケーションプログラムを記憶しているとともに、前記判定アタッチメントに内蔵あるいは前記判定アタッチメントに対して着脱可能とされた記憶手段と、前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置への前記電池劣化判定アプリケーションプログラムのインストールを指示するインストール手段と、制御手段と、を有している。そして、前記インストール手段によって前記電池劣化判定アプリケーションプログラムがインストールされた前記携帯端末装置であるインストール済携帯端末装置は、前記電池劣化判定アプリケーションプログラムが起動されると、自身から読み出した機種情報を含む判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信し、前記サーバは、前記判定基準要求情報を受信すると、記憶している前記電池判定基準情報の中から、受信した前記判定基準要求情報に含まれている前記機種情報に対応する判定基準情報を抽出し、抽出した前記判定基準情報を含む判定基準応答情報を、前記インストール済携帯端末装置に送信し、前記インストール済携帯端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて、自身に内蔵されて充電中の前記2次電池の電圧を含む電池状態を取得して記憶し、時間の経過に応じた前記2次電池の前記電池状態を示す充電特性を計測し、計測した前記充電特性と、前記サーバから受信した前記判定基準情報と、に基づいて、前記2次電池の劣化状態を判定する。なお、前記判定アタッチメントには、当該判定アタッチメントに電力を供給する電源ケーブルが接続されており、前記電源ケーブルと前記判定アタッチメントを介して前記接続ケーブルから前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されており、前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記所定最大電流値以下の充電電流にて充電され、前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報における前記判定基準情報は、前記所定最大電流値に対応付けて設定されている、電池劣化判定システムである。
第1の発明によれば、電源ケーブルと判定アタッチメントを介して接続ケーブルから携帯端末装置の2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、所定最大電流値に設定されている。従って、携帯端末装置の2次電池は、接続ケーブルを介して所定最大電流値以下の充電電流にて充電される。このため、充電用ケーブルを含む充電器毎に判定基準情報を用意する必要が無く、機種情報及び所定最大電流値に対応させた判定基準情報を用意することで、携帯端末装置に内蔵されている2次電池の劣化状態を、より正確に計測できる電池劣化判定システムを提供できる。また、携帯端末装置に電池劣化判定アプリケーションプログラムをインストールする必要が無く、判定端末装置から電池状態取得コマンドを含む電池状態要求情報を送信して電池状態応答情報を受信するだけでよいので、携帯端末装置のショップ等にてユーザの携帯端末装置の2次電池の劣化状態を判定する際、非常に便利である。
第2の発明によれば、機種情報毎に電池状態取得コマンドが異なる場合であっても、機種情報に応じた電池状態取得コマンドを、適切かつ容易に入手できる。
第3の発明によれば、正しい機種情報を、自動的に入手することができるので、非常に便利である。また、誤った判定基準情報をサーバから受信することが無くなる。
第4の発明によれば、サーバと判定アタッチメントのみ、という非常にシンプルな構成にて、電池劣化判定システムを実現することができる。また、電源ケーブルと判定アタッチメントを介して接続ケーブルから携帯端末装置の2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、所定最大電流値に設定されている。従って、携帯端末装置の2次電池は、接続ケーブルを介して所定最大電流値以下の充電電流にて充電される。このため、充電用ケーブルを含む充電器毎に判定基準情報を用意する必要が無く、機種情報及び所定最大電流値に対応させた判定基準情報を用意することで、携帯端末装置に内蔵された2次電池の劣化状態を、より正確に計測できる電池劣化判定システムを提供できる。
第1の実施の形態の電池劣化判定システムの全体構成を説明する図である。 判定端末装置の構成の例を説明する図である。 電池劣化判定装置の構成の例を説明する図である。 判定アタッチメントの構成の例を説明する図である。 携帯端末装置の構成の例を説明する図である。 判定アタッチメントの外観の例を説明する図である。 第1の実施の形態における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの全体を説明する図である。 図7中の判定前処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。 図7中の判定処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。 図7中の判定後処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。 携帯端末装置に接続する充電器として、最大出力電流が500[mA]の充電器と、最大出力電流が1000[mA]の充電器を選択できてしまう場合の例を説明する図である。 携帯端末装置に、最大出力電流が500[mA]の充電器を接続して充電した場合の充電特性の例と、最大出力電流が1000[mA]の充電器を接続して充電した場合の充電特性の例と、を説明する図である。 2次電池の劣化状態の判定方法の例を説明する図である。 サーバに記憶されている電池判定基準情報の例を説明する図である。 第2の実施の形態の電池劣化判定システムの全体構成を説明する図である。 第2の実施の形態における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの全体を説明する図である。 図16中の判定前処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。 図16中の判定処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。 図16中の判定後処理における、作業者(店員)と、各機器との間の作業・処理シーケンスの例を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
●●[第1の実施の形態の電池劣化判定システム1の全体構成(図1)]
図1に示すように、第1の実施の形態における電池劣化判定システム1は、管理端末装置10、サーバ20、判定端末装置30、電池劣化判定装置40、判定アタッチメント50等にて構成され、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bの劣化状態を判定するが、管理端末装置10は省略してもよい。本実施の形態にて説明する電池劣化判定システム1は、例えば携帯端末装置のショップに設けられており、当該ショップの店員が、顧客へのサービスとして、顧客の携帯端末装置60が内蔵している2次電池の劣化状態を判定するために利用される。
なお、サーバと、判定端末装置と、電池劣化判定装置と、にて構成されて、携帯端末装置から取り外された2次電池の充電時の特性である充電特性を、電池劣化判定装置、あるいは電池劣化判定装置と判定端末装置、を用いて計測し、計測した充電特性と、サーバから受信した基準特性と、に基づいて2次電池の劣化状態を判定する判定システムは、既に存在している(取り外された2次電池の端子に、電池劣化判定装置のプローブ(電極)を直接接触させて充電しながら充電特性を計測する特許第3474535号公報を参照。)。しかし、近年の携帯端末装置(携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末装置等を含む)は、防水性やデザイン性の観点等から、2次電池が携帯端末装置の内部に封止されて、ユーザが2次電池を取り外すことができない携帯端末装置が増加傾向にある。上記の判定システムでは、取り外した2次電池の端子に電池劣化判定装置(40)のプローブ(49A、49B)を直接接触させなければならないので、携帯端末装置の内部に封止された2次電池の劣化状態を判定することができない。第1の実施の形態にて説明する電池劣化判定システム1(図1参照)は、携帯端末装置60に内蔵されている状態の2次電池64Bの劣化状態を判定可能とするために、上記の判定システムに対して、接続ケーブル83にて携帯端末装置60と接続される判定アタッチメント50を追加している。更に、判定端末装置30と電池劣化判定装置40に、携帯端末装置60に内蔵されている状態の2次電池64Bの劣化状態を判定可能とするための処理を追加している。以下、各機器の構成等を説明した後、各機器の動作(処理)を説明する。
管理端末装置10は、例えばパーソナルコンピュータであり、通信回線71にてインターネット70に接続されており、サーバ20の記憶内容の変更をするための専用機器として設けられている。作業者は、管理端末装置10を介して、サーバ20に記憶されている電池判定基準情報の内容を変更可能である。なお、管理端末装置10を省略し、種々の端末装置から、サーバ20に記憶されている電池判定基準情報の内容を変更可能としてもよい。
サーバ20は、一般的なサーバであり、通信回線72にてインターネット70に接続されている。またサーバ20には、判定対象である2次電池を内蔵している携帯端末装置の機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報(図14参照)が記憶されている。なお図14に示した電池判定基準情報20Aは、機種情報毎に、判定基準情報(劣化なし新品時面積、劣化進行度50%要交換時面積)に加えて、電池状態取得コマンドも対応付けられている例を示している。なおサーバ20の記憶内容等は、管理端末装置10から変更される。
判定端末装置30は、例えばタブレット型端末装置であり、判定端末装置用の電池劣化判定アプリケーションプログラムがインストールされており、例えばショップの店員が操作する端末装置である。判定端末装置30は、無線あるいは有線の通信回線80(例えばWi−Fi(登録商標))にてインターネット70を介してサーバ20と互いに送受信可能に接続されている。また判定端末装置30と電池劣化判定装置40は、無線あるいは有線の第1通信回線81(例えばBluetooth(登録商標))にて互いに送受信可能となるように接続されている。
電池劣化判定装置40は、主に携帯端末装置から取り外された2次電池の充電と充電特性の計測を行う装置であるが、第1の実施の形態では、判定端末装置30と判定アタッチメント50との間の各種の情報の中継等を行う。電池劣化判定装置40には、当該中継を行うためのアプリケーションプログラムがインストールされている。電池劣化判定装置40と判定アタッチメント50は、無線あるいは有線の第2通信回線82(例えば通信用USBケーブル)にて互いに送受信可能となるように接続されている。
判定アタッチメント50は、例えば小型のパーソナルコンピュータであり、自身に電力を供給する電源ケーブル54P(電源アダプタ)が接続されている。判定アタッチメント50と携帯端末装置60は、接続ケーブル83(例えば、充電及び通信用USBケーブル)にて互いに送受信可能となるように接続されている。また第1の実施の形態では、判定アタッチメント50は、電池劣化判定装置40と携帯端末装置60との間の各種の情報の中継等を行う。判定アタッチメント50には、当該中継を行うためのアプリケーションプログラムがインストールされている。
携帯端末装置60は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末装置等を含み、計測対象である2次電池64Bを内蔵している。そして携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bは、接続ケーブル83を介して判定アタッチメント50から充電される充電状態とされており、充電時の特性である充電特性が計測される。
●[判定端末装置30の構成(図2)]
次に図2を用いて、判定端末装置30の構成について説明する。判定端末装置30は、例えば制御手段31(CPU)、ROM32、RAM33、2次電池34、通信手段35、通信手段36、入出力手段37等を有している。
ROM32は、例えばFlash−ROMであり、後述する電池劣化判定処理を行うために、判定端末装置用の電池劣化判定アプリケーションプログラムや、判定端末装置30のOS等が記憶されている。RAM33は、制御手段31が、OSや電池劣化判定アプリケーションプログラムを実行する際に利用するためのRAMである。
2次電池34は、例えばリチウムイオンバッテリであり、判定端末装置30の電源である。
通信手段35は、例えばWi−Fi用の通信回路であり、制御手段31は、通信手段35及び通信回線80を介してサーバ20と情報の送受信が可能である。通信手段36は、例えばBluetooth(登録商標)用の通信回路であり、制御手段31は、通信手段36及び第1通信回線81を介して電池劣化判定装置40と情報の送受信が可能である。
入出力手段37は、例えばタッチパネルであり、制御手段31からの制御に基づいた各種の表示や、ユーザからの入力を受け付ける。
●[電池劣化判定装置40の構成(図3)]
次に図3を用いて、電池劣化判定装置40の構成について説明する。電池劣化判定装置40は、例えば制御手段41(CPU)、ROM42、RAM43、電源回路44、通信手段45、通信手段46、入力手段47A、出力手段47B、充電・電圧検出手段48、プローブ49A、49B等を有している。
ROM42は、例えばFlash−ROMであり、後述する電池劣化判定処理における情報の中継を行うために、電池劣化判定装置用の中継プログラムや、電池劣化判定装置40のOS等が記憶されている。RAM43は、制御手段41が、OSや中継プログラムを実行する際に利用するためのRAMである。
電源回路44は、コンセントに接続された電源ケーブル44P(電源アダプタ)を介して供給される電力を電池劣化判定装置40内に供給する回路である。
通信手段45は、例えばBluetooth(登録商標)用の通信回路であり、制御手段41は、通信手段45及び第1通信回線81を介して判定端末装置30と情報の送受信が可能である。通信手段46は、例えばUSB(登録商標)用の通信回路であり、制御手段41は、通信手段46とコネクタ46Cと第2通信回線82(USB通信用のケーブル)を介して判定アタッチメント50と情報の送受信が可能である。
入力手段47Aは、例えば各種のスイッチ、ボタン等であり、出力手段47Bは、例えば各種の状態等を示すインジケータランプである。
充電・電圧検出手段48は、プローブ49A、49Bに2次電池の端子が接触されている場合、当該2次電池へ充電電流を供給する回路であり、当該2次電池の端子間の電圧を計測する回路である。なお、充電・電圧検出手段48及びプローブ49A、49Bは、携帯端末装置に内蔵されている状態の2次電池の劣化判定には使用されない。
●[判定アタッチメント50の構成(図4)と外観(図6)]
図4は、判定アタッチメント50の構成の例を示しており、図6は、判定アタッチメント50の外観の例を示している。判定アタッチメント50は、例えば制御手段51(CPU)、ROM52、RAM53、電源回路54、最大出力電流設定回路54A、通信手段55、通信手段56、インストール手段57A、アンインストール手段57B、リセット手段57C、シャットダウン手段57D、インストール状態ランプ57J、アンインストール状態ランプ57K、Readyランプ57R、等を有している。
ROM52(記憶手段に相当)は、例えばマイクロSDカード等のFlash−ROMであり、後述する電池劣化判定処理における情報の中継を行うための、判定アタッチメント用の中継プログラムや、判定アタッチメント50のOS等が記憶されている。なお、図4、図6では、ソケット52Sを備えてROM52を着脱可能とした例を示しているが、ROM52を判定アタッチメント50に内蔵して着脱不能としてもよい。RAM53は、制御手段51が、OSや中継プログラムを実行する際に利用するためのRAMである。
電源回路54は、コンセントに接続された電源ケーブル54P(電源アダプタ)を介して供給される電力を判定アタッチメント50内に供給する回路である。最大出力電流設定回路54Aは、コネクタ56C及び接続ケーブル83を介して接続された携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bを充電するために供給される充電電流の最大電流値を所定最大電流値に設定する回路である。例えば所定最大電流値は、最大出力電流設定回路54Aによって、500[mA]に設定されている。
通信手段55は、例えばUSB用の通信回路であり、制御手段51は、通信手段55とコネクタ55Cと第2通信回線82を介して電池劣化判定装置40と情報の送受信が可能である。通信手段56は、例えばUSB用の通信回路であり、制御手段51は、通信手段56とコネクタ56Cと接続ケーブル83を介して携帯端末装置60と情報の送受信が可能である。なお、接続ケーブル83は、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bの充電用ケーブルを兼ねており、最大出力電流設定回路54Aによって最大電流値が所定最大電流値に設定された充電電流は、接続ケーブル83から携帯端末装置60に供給される。従って、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bは、所定最大電流値以下の充電電流にて充電される。
インストール手段57A、インストール状態ランプ57J、アンインストール手段57B、アンインストール状態ランプ57Kについては、第2の実施の形態にて説明する。第1の実施の形態では、インストール手段57A、インストール状態ランプ57J、アンインストール手段57B、アンインストール状態ランプ57Kは使用しないので省略してもよい。
リセット手段57Cは、制御手段51をリセットして再起動させるスイッチである。また、シャットダウン手段57Dは、判定アタッチメント50をシャットダウンする際に操作するスイッチである。Readyランプ57Rは、例えばLEDランプであり、判定アタッチメント50に電源が供給されてOSが起動した際に点灯し、シャットダウン手段57Dが操作されてシャットダウンした際に消灯する。
●[携帯端末装置60の構成(図5)]
次に図5を用いて携帯端末装置60の構成について説明する。図5では、携帯端末装置60として、一般的なスマートフォンを例として説明する。携帯端末装置60は、制御手段61(CPU)、ROM62、RAM63、充電回路64A、2次電池64B、電圧・温度検出手段64C、通信手段65、通信手段66A、66B、66C、入出力手段67、音声入力手段67A、音声出力手段67B、等を有している。
ROM62は、例えばFlash−ROMであり、携帯端末装置60のOSや、各種のアプリケーションプログラム等が記憶されている。RAM63は、制御手段61が、OSや各種のアプリケーションプログラムを実行する際に利用するためのRAMである。
充電回路64Aは、接続ケーブル83を介して供給される充電電流を用いて2次電池64Bを充電するための回路である。2次電池64Bは、例えばリチウムイオンバッテリであり、携帯端末装置60の電源である。また本実施の形態では、2次電池64Bが携帯端末装置60に内蔵されている状態で、2次電池の劣化状態を判定するので、2次電池64Bは、ユーザによって取り外すことができてもよいし、できなくてもよい。電圧・温度検出手段64Cは、2次電池64Bの電圧と温度を検出する回路であり、制御手段61は、電圧・温度検出手段64Cの検出信号に基づいて、2次電池64Bの電圧と温度を検出することができる。このように、2次電池64Bは、接続ケーブル83を介して、所定最大電流値以下の充電電流にて充電される。なお符号64Cを、2次電池64Bの電圧を検出する電圧検出手段としてもよい。
通信手段65は、例えばUSB用の通信回路であり、制御手段61は、通信手段65とコネクタ65Cと接続ケーブル83を介して判定アタッチメント50と情報の送受信が可能である。通信手段66Aは、例えば携帯電話の基地局用(3G回線、4G回線、LTE回線等)の通信回路であり、サーバ20と情報を送受信するため、及び一般的な通話で使用するための通信回路であり、詳細な説明は省略する。通信手段66Bは、例えばWi−Fi用の通信回路であり、サーバ20と情報を送受信するため、及び一般的な通話で使用するための通信回路であり、詳細な説明は省略する。通信手段66Cは、例えばBluetooth(登録商標)用の通信回路であり、詳細な説明は省略する。
入出力手段67は、例えばタッチパネルであり、制御手段61からの制御に基づいた各種の表示や、ユーザからの入力を受け付ける。音声入力手段67Aは、ユーザからの音声を入力するためのマイクであり、音声出力手段67Bは、音声を出力するためのスピーカである。
●[第1の実施の形態の電池劣化判定システム1を用いた、電池劣化判定における作業、及び各機器の処理(動作)(図7〜図14)]
次に図7を用いて、図1に示す電池劣化判定システム1を用いた、電池劣化判定における店員(作業者)の作業、及び各機器の処理(動作)について説明する。まず店員は、図7に示す(受取)にて、顧客から、内蔵している2次電池の劣化状態の判定を所望する携帯端末装置60を受け取る(預かる)。なお、図7〜図10に示す作業・処理シーケンス図において、点線矢印は店員による作業を示し、実線矢印は各機器の処理を示している。
次に店員は、図7に示す[A]作業にて、携帯端末装置60を操作して、設定メニューから「USBデバッグ」にチェックを入れる。続く「判定前処理」については、図8を用いて後述し、「判定処理」については、図9を用いて後述する。
店員は、「判定処理」が終了後、図7に示す(説明)にて、判定端末装置30に表示された判定結果を顧客に示し、顧客から預かった携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の劣化状態を伝える。続く「判定後処理」については、図10を用いて後述する。
店員は、「判定後処理」が終了後、図7に示す[B]作業にて、携帯端末装置60を操作して、設定メニューから「USBデバッグ」のチェックを外す。そして店員は、図7に示す(返却)にて、預かっていた携帯端末装置60を顧客に返却し、顧客が携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の交換を所望した場合は、交換の手続き(メーカへの発送準備)等を行う。
●[判定前処理の詳細(図8)]
次に図8を用いて、図7中の「判定前処理」の詳細について説明する。店員は、図8中の[1−1]作業にて、電池劣化判定装置40の電源スイッチをONにする。次に店員は、[1−2]作業にて、判定端末装置30を操作して、判定端末装置30にインストールされている電池劣化判定アプリケーションプログラムを起動する。
判定端末装置30は、電池劣化判定アプリケーションプログラムが起動されると、[1−3]処理にて、図1に示す第1通信回線81(この場合、Bluetooth(登録商標)通信回線)が利用できるように電池劣化判定装置40と第1通信回線81の接続処理を行う。
店員は、第1通信回線81の接続処理の完了を確認した後、[1−4]作業にて、判定アタッチメント50の電源ケーブル54Pをコンセントに接続する。
判定アタッチメント50は、電源ケーブル54Pがコンセントに接続されて電力が供給されると、[1−5]処理にて、OSを起動して、OSの起動が完了したことを示すReadyランプを点灯させる。
店員は、判定アタッチメント50のReadyランプの点灯を確認した後、[1−6]作業にて、電池劣化判定装置40と判定アタッチメント50とを第2通信回線82(この場合、通信用USBケーブル)にて接続する。また店員は、[1−7]作業にて、判定アタッチメント50と携帯端末装置60とを接続ケーブル83(この場合、充電及び通信用USBケーブル)にて接続する。この接続ケーブル83を接続した時点から、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の充電が開始される(充電状態とされる)。
判定端末装置30は、[1−2]作業にて、電池劣化判定アプリケーションプログラムが起動されて、[1−3]処理にて、第1通信回線81の接続処理を終えた後、[1−8]処理を行う。なお、(注1)に示す[1−8]処理〜[1−15]処理は、いわゆるポーリング処理にて行わる。ポーリング処理とは、1つの相手に要求を投げ続け、応答があれば接続があることを確認する処理をいう。この場合、判定端末装置30は、電池劣化判定装置40に[1−8]処理による応答要求を投げ続け、[1−14]処理による応答があった場合は、判定端末装置30、電池劣化判定装置40、判定アタッチメント50、携帯端末装置60が、順番に正しく接続されている(各通信回線で接続されている)ことを確認する処理をいう。例えば、判定端末装置30から電池劣化判定装置40、判定アタッチメント50、携帯端末装置60に至る各機器及び各通信回線のいずれかが、まだ接続されていない場合は、判定端末装置30が、例えば1[sec]毎に[1−8]処理を行っても、所定時間内に[1−14]処理の応答が帰って来ないので、[1−15]処理が行われない。判定端末装置30から携帯端末装置60に至る各通信回線及び各機器が正常に接続された場合は、判定端末装置30が、例えば1[sec]毎に[1−8]処理を行った際、所定時間内に[1−14]処理の応答が帰って来て、[1−15]処理が実行される。すなわち、後述するように、店員は[1−15]処理によって判定端末装置30の入出力手段(タッチパネル)に機種情報が表示されたことを確認することで、判定端末装置30から電池劣化判定装置40、判定アタッチメント50、携帯端末装置60に至る各機器及び各通信回線のすべてが正常に接続されたことを確認することができる。
電池劣化判定装置40は、機種要求情報を受信すると、[1−9]処理にて、受信した機種要求情報を、第2通信回線82を介して判定アタッチメント50に送信する。
判定アタッチメント50は、機種要求情報を受信すると、[1−10]処理にて、受信した機種要求情報に基づいた機種要求コマンドを、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60に送信する。
携帯端末装置60は、機種要求コマンドを受信すると、[1−11]処理にて、予め記憶されている自身の機種を示す機種情報を取得する。そして携帯端末装置60は、[1−12]処理にて、取得した機種情報を含む機種応答情報を、接続ケーブル83を介して判定アタッチメント50に送信する。
判定アタッチメント50は、機種応答情報を受信すると、[1−13]処理にて、受信した機種応答情報を、第2通信回線82を介して電池劣化判定装置40に送信する。
電池劣化判定装置40は、機種応答情報を受信すると、[1−14]処理にて、受信した機種応答情報を、第1通信回線81を介して判定端末装置30に送信する。
判定端末装置30は、機種応答情報を受信すると、[1−15]処理にて、受信した機種応答情報に含まれている機種情報を記憶する。また判定端末装置30は、記憶した機種情報を入出力手段(タッチパネル)に表示する。
●[判定処理の詳細(図9)と2次電池の劣化状態の判定方法(図11〜図14)]
次に図9を用いて、図7中の「判定処理」の詳細について説明する。店員は、図9中の[2−1]作業にて、電池劣化判定アプリケーションプログラムが起動されている判定端末装置30を操作して、入出力手段(画面)に表示されている判定開始ボタンを押す(タップする)。なお、判定開始ボタンは、図8中の[1−15]処理にて、機種情報の表示が異常なく表示された場合に、押すことが可能な状態(タップ可能な状態)へと表示が変化されている。
判定端末装置30は、判定開始ボタンがタップされると(第1の所定タイミングに相当)、[2−2]処理にて、(携帯端末装置60の)機種情報を含む判定基準要求情報を、インターネット70を介してサーバ20に向けて送信する。なお、[判定前処理]を省略し、店員が判定端末装置30を操作して、店員が機種情報を入力して判定基準要求情報を作成し、作成した判定基準要求情報をサーバ20に向けて送信するようにしてもよい。
サーバ20は、判定基準要求情報を受信すると、[2−3]処理にて、記憶している電池判定基準情報(図14参照)の中から、受信した判定基準要求情報に含まれている機種情報に対応する判定基準情報を抽出する。なお、サーバ20には、判定対象である2次電池を内蔵している携帯端末装置の機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報20A(図14参照)が記憶されている。例えば電池判定基準情報20Aには、図14に示すように、判定基準情報に相当する劣化なし新品時面積と劣化進行度50%要交換時面積と電池状態取得コマンド等が、機種情報に対応付けられている。なお、劣化なし新品時面積、劣化進行度50%要交換時面積、電池状態取得コマンド、については後述する。
サーバ20は、判定基準情報を抽出すると、[2−4]処理にて、抽出した判定基準情報(劣化なし新品時面積、劣化進行度50%要交換時面積、電池状態取得コマンド等)を含む判定基準応答情報を、インターネット70を介して判定端末装置30に送信する。
判定端末装置30は、判定基準応答情報を受信すると、[2−5]処理にて、受信した判定基準応答情報に含まれている判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて(例えば1[sec]間隔にて)、(判定基準情報に含まれていた)電池状態取得コマンドを含む電池状態要求情報を、第1通信回線81を介して電池劣化判定装置40に送信する。なお、電池状態取得コマンドは、予め電池劣化判定アプリケーションプログラムで用意されたものを用いてもよい。
電池劣化判定装置40は、電池状態要求情報を受信すると、[2−6]処理にて、受信した電池状態要求情報を、第2通信回線82を介して判定アタッチメント50に送信する。
判定アタッチメント50は、電池状態要求情報を受信すると、[2−7]処理にて、受信した電池状態要求情報に含まれている電池状態取得コマンドを、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60に送信する。電池状態取得コマンドは、一部の携帯端末装置では、機種情報毎に異なるコマンドとされている場合がある。従って、機種情報毎に電池状態取得コマンドを持つことが好ましいので、サーバ20が記憶している電池判定基準情報20A(図14参照)において、電池状態取得コマンドを、機種情報毎に設定しておくと、便利である。
携帯端末装置60は、電池状態取得コマンドを受信すると、[2−8]処理にて、受信した電池状態取得コマンドに基づいて、自身に内蔵されて接続ケーブル83を介して充電中の2次電池の状態(主に電圧と温度)を取得する。
携帯端末装置60は、充電中の2次電池の状態を取得すると、[2−9]処理にて、取得した2次電池の電池状態(電圧を含む)を含む電池状態応答情報を、接続ケーブル83を介して判定アタッチメント50に送信する。
判定アタッチメント50は、電池状態応答情報を受信すると、[2−10]処理にて、受信した電池状態応答情報を、第2通信回線82を介して電池劣化判定装置40に送信する。
電池劣化判定装置40は、電池状態応答情報を受信すると、[2−11]処理にて、受信した電池状態応答情報を、第1通信回線81を介して判定端末装置30に送信する。そして判定端末装置30は、電池状態応答情報を受信すると、受信した電池状態応答情報を記憶する。なお、図9中の(注2)は、例えば10分間程度の間、1[sec]毎に(所定時間間隔にて)、[2−5]処理〜[2−11]処理を繰り返し、判定端末装置30にて時間の経過に応じた電池状態応答情報を収集することを示している。これにより、判定端末装置30は、時間の経過に応じた2次電池の電池状態(この場合、電圧)を示す充電特性(例えば、図12の例に示す[充電特性(充電電圧特性)]の一点鎖線にて示す特性)を計測することができる。
判定端末装置30は、[2−12]処理にて、計測した充電特性と、サーバ20から受信した判定基準情報と、に基づいて、2次電池の劣化状態を判定し、判定結果を入出力手段(タッチパネル)に表示する。例えば、2次電池の劣化進行度(劣化の進行度合い(進み具合))が50%未満であると判定した場合では、「十分利用できる電池です」等の表示を行い、2次電池の劣化進行度が50%以上であると判定した場合では、「容量低下が進んでいます(交換をお奨めします)」等の表示を行う。そして判定端末装置30は、[2−13]処理にて、判定結果を含む判定結果情報をサーバ20に送信する。なお、劣化進行度が0%の場合は新品状態の2次電池を指し、劣化進行度が100%の場合は完全消耗状態の2次電池を指す。
例えば、計測した充電特性が、図12の[充電特性(充電電圧特性)]の一点鎖線にて示す特性であった場合、2次電池の電池容量(充電容量)が50%となった時間[T21]から、2次電池の電池容量が80%となった時間[T22]までの間に着目する。この電池容量50%〜電池容量80%における充電時のグラフの傾きは、図13の例に示すように、新品時の2次電池の場合と要交換時の2次電池(2次電池の劣化進行度が50%以上となった2次電池)の場合では、大きく異なる。図13の例に示すように、新品時の2次電池では、電池容量50%〜電池容量80%における充電時のグラフ(新品特性)の傾きは緩やかであり、電池容量50%から電池容量80%に至るまでの時間も長い。このため、新品特性の曲線と時間軸とで囲まれる面積である「劣化なし新品時面積」は、比較的大きい。また図13の例に示すように、要交換時の2次電池では、電池容量50%〜電池容量80%における充電時のグラフ(要交換特性)の傾きは(新品特性)の傾きよりも大きく且つ電池容量50%から電池容量80%に至るまでの時間も短い。このため、要交換特性の曲線と時間軸とで囲まれる面積である「劣化進行度50%要交換時面積」は、「劣化なし新品時面積」よりも小さい。なお、電池容量50%に相当する電圧、及び電池容量80%に相当する電圧は、予め設定されている。
例えば、判定端末装置30は、計測した充電特性において、電池容量50%から電池容量80%に至る計測特性(図13参照)を求め、求めた計測特性と時間軸とで囲まれる面積である計測面積の大きさが、「劣化なし新品時面積」以下であり且つ「劣化進行度50%要交換時面積」よりも大きい場合は、2次電池の劣化は進行していないと判定し、「十分利用できる電池です」等の表示を入出力手段(タッチパネル)に表示する。また例えば判定端末装置30は、求めた計測特性と時間軸とで囲まれる面積である計測面積の大きさが、「劣化進行度50%要交換時面積」以下である場合は、2次電池の劣化は進行していると判定し、「容量低下が進んでいます(交換をお奨めします)」等の表示を入出力手段(タッチパネル)に表示する。なお、「劣化なし新品時面積」、「劣化進行度50%要交換時面積」は、サーバ20から受信した判定基準情報に含まれている(図14参照)。
なお、上述した充電特性は、携帯端末装置60の2次電池64Bに供給する充電電流の大きさによって大きく変化する。近年では、大容量の2次電池をより短時間で充電できるように、最大出力電流値が異なる種々の充電用ケーブルを含む充電器が出回っている。例えば図11の例は、携帯端末装置60の2次電池64B用の充電器として、充電器69A(最大出力電流値:500[mA])と、充電器69B(最大出力電流値:1000[mA])と、が有る場合の例を示している。
図12に示す[充電電流特性]及び[充電特性(充電電圧特性)]における一点鎖線にて示す特性は、図11の充電器69A(最大出力電流値:500[mA])を使用した場合の特性を示し、二点鎖線にて示す特性は、図11の充電器69B(最大出力電流値:1000[mA])を使用した場合の特性を示している。このように、充電電流が異なると充電特性(充電電圧特性)が変わってしまう。これでは、図13で用いた劣化なし新品時面積、及び劣化進行度50%要交換時面積、を用いて、正確な判定を行うことができない。
そこで、図1において、電源ケーブル54Pと判定アタッチメント50を介して接続ケーブル83から携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bを充電するために供給される充電電流の最大電流値を、予め所定最大電流値に設定しておく。本実施の形態では、所定最大電流値を、500[mA]に設定している。これにより、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bは、所定最大電流値以下(この場合、500[mA]以下)の充電電流で充電される。そして、サーバ20に記憶されている電池判定基準情報における判定基準情報(この場合、劣化なし新品時面積と劣化進行度50%要交換時面積)は、所定最大電流値(この場合、500[mA])に対応付けて設定されている。これにより、誤判定を防止して、より正確に、2次電池の劣化状態を判定することができる。
●[判定後処理の詳細(図10)]
次に図10を用いて、図7中の「判定後処理」の詳細について説明する。店員は、図10中の[3−1]作業にて、携帯端末装置60を接続ケーブル83から取り外し、判定アタッチメント50から接続ケーブル83を取り外す。また店員は、[3−2]作業にて、判定アタッチメント50を第2通信回線82から取り外し、電池劣化判定装置40から第2通信回線82を取り外す。そして店員は、[3−3]作業にて、判定アタッチメント50のシャットダウン手段57Dを操作する(シャットダウン指示をする)。
判定アタッチメント50は、シャットダウン手段57Dが操作されると、[3−4]処理にて、自身をシャットダウンして、Readyランプ57Rを消灯する。
店員は、判定アタッチメント50のReadyランプ57Rの消灯を確認した後、[3−5]作業にて、判定端末装置30にて起動している電池劣化判定アプリケーションプログラムを終了する。また店員は、[3−6]作業にて、電池劣化判定装置40の電源スイッチをOFFにする。なお、図10中の(注3)は、連続して別の携帯端末装置の2次電池の劣化状態の判定を所望する場合は、[3−2]作業〜[3−6]作業を省略してもよいことを示している。
●●[第2の実施の形態の電池劣化判定システム2の全体構成(図15)]
次に図15〜図19を用いて、第2の実施の形態における電池劣化判定システム2について説明する。図15は、第2の実施の形態の電池劣化判定システム2の全体構成を示している。図15に示す電池劣化判定システム2は、図1に示す第1の実施の形態の電池劣化判定システム1に対して、判定端末装置30と電池劣化判定装置40が省略されている点が異なり、判定アタッチメント50と携帯端末装置60の処理(動作)が異なる。以下、この相違点について主に説明する。
管理端末装置10については、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、サーバ20については、第1の実施の形態と同様、電池判定基準情報(図14参照)が記憶されているが、詳細は第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
判定アタッチメント50は、例えば小型のパーソナルコンピュータであり、自身に電力を供給する電源ケーブル54Pが接続されている。判定アタッチメント50と携帯端末装置60は、接続ケーブル83(例えば、充電及び通信用USBケーブル)にて互いに送受信可能となるように接続されている。また第2の実施の形態では、判定アタッチメント50は、判定アタッチメント50が記憶している電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60にインストールして、携帯端末装置60にて電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を実行させる。なお詳細については後述する。
携帯端末装置60は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末装置等を含み、計測対象である2次電池64Bを内蔵している。そして携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bは、接続ケーブル83を介して判定アタッチメント50から充電される充電状態とされており、充電時の特性である充電特性が計測される。また携帯端末装置60とサーバ20は、通信回線84及びインターネット70を介して互いに情報を送受信可能となるように接続されている。なお、通信回線84は、携帯端末装置60がサーバ20との間で情報を送受信するための通信回線であり、Wi−Fiや、3G回線や4G回線やLTE回線等である。
●[判定アタッチメント50の構成(図4)と外観(図6)]
判定アタッチメント50の構成は、図4に示す第1の実施の形態と同様であり、外観は、図6に示す第1の実施の形態と同様である。なお、第2の実施の形態の判定アタッチメント50では、インストール手段57Aが必須である。なお、アンインストール手段57Bと、インストール状態ランプ57Jと、アンインストール状態ランプ57Kについては、設けられているほうが好ましいが、省略されていてもよい。
ROM52(記憶手段に相当)には、判定アタッチメント50のOSや、携帯端末装置60にインストールするための電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)や、電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を携帯端末装置60にインストールするプログラムや、携帯端末装置60からの電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)のアンインストールを指示するプログラム等が記憶されている。またROM52は、第1の実施の形態と同様、着脱可能であってもよいし、着脱不能であってもよい。
インストール手段57Aは、判定アタッチメント50のROM52に記憶されている電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60にインストールすることを指示するスイッチである。店員がインストール手段57Aを操作すると、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60への電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)のインストールが開始される。例えばインストール処理の実行中には、インストール状態ランプ57J(例えばLED)が点滅される。そして例えばインストール処理が完了すると、インストール状態ランプ57Jは点灯される。
アンインストール手段57Bは、携帯端末装置60にインストールされた電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)をアンインストールするためのコマンド等を、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60に送信することを指示するスイッチである。店員がアンインストール手段57Bを操作すると、接続ケーブル83を介して前記コマンドが携帯端末装置60に送信され、携帯端末装置60から電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)をアンインストールする処理が開始される。例えばアンインストール処理の実行中には、アンインストール状態ランプ57K(例えばLED)が点滅される。そして例えばアンインストール処理が完了すると、アンインストール状態ランプ57Kは点灯される。
なお、判定アタッチメント50における他の構成については、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、携帯端末装置60の構成も、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
●[第2の実施の形態の電池劣化判定システム2を用いた、電池劣化判定における作業、及び各機器の処理(動作)(図16〜図19)]
次に図16を用いて、第2の実施の形態の電池劣化判定システム2(図15参照)を用いた電池劣化判定における店員(作業者)の作業、及び各機器の処理(動作)について説明する。まず店員は、図16に示す(受取)にて、顧客から、内蔵している2次電池の劣化状態の判定を所望する携帯端末装置60を受け取る(預かる)。なお、図16〜図19に示す作業・処理シーケンス図において、点線矢印は店員による作業を示し、実線矢印は各機器の処理を示している。
次に店員は、図16に示す[A]作業にて、携帯端末装置60を操作して、設定メニューから「USBデバッグ」にチェックを入れる。続く「判定前処理」については、図17を用いて後述し、「判定処理」については、図18を用いて後述する。
店員は、「判定処理」が終了後、図16に示す(説明)にて、携帯端末装置60に表示された判定結果を顧客に示し、顧客から預かった携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の劣化状態を伝える。続く「判定後処理」については、図19を用いて後述する。
店員は、「判定後処理」が終了後、図16に示す[B]作業にて、携帯端末装置60を操作して、設定メニューから「USBデバッグ」のチェックを外す。そして店員は、図16に示す(返却)にて、預かっていた携帯端末装置60を顧客に返却し、顧客が携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の交換を所望した場合は、交換の手続き(メーカへの発送準備)等を行う。
●[判定前処理の詳細(図17)]
次に図17を用いて、図16中の「判定前処理」の詳細について説明する。店員は、図17中の[4−1]作業にて、判定アタッチメント50の電源ケーブル54Pをコンセントに接続する。
判定アタッチメント50は、電源ケーブル54Pがコンセントに接続されて電力が供給されると、[4−2]処理にて、OSを起動して、OSの起動が完了したことを示すReadyランプを点灯させる。
店員は、判定アタッチメント50のReadyランプの点灯を確認した後、[4−3]作業にて、判定アタッチメント50と携帯端末装置60とを接続ケーブル83(この場合、充電及び通信用USBケーブル)にて接続する。この接続ケーブル83を接続した時点から、携帯端末装置60に内蔵されている2次電池の充電が開始される(充電状態とされる)。
そして店員は、[4−4]作業にて、判定アタッチメント50のインストール手段57Aを操作する(スイッチを押す)。
判定アタッチメント50は、インストール手段57Aが操作されると、[4−5]処理にて、記憶している電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を、接続ケーブル83を介して携帯端末装置60にインストールする処理を開始する。なお、インストール中において、判定アタッチメント50は、インストール状態ランプ57Jを点滅させ、インストールを実行中であることを店員に知らせる。
携帯端末装置60は、インストールが完了すると、[4−6]処理にて、インストールが完了したことを知らせるレスポンスを判定アタッチメント50に送信する。電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)がインストールされた携帯端末装置60は、インストール済携帯端末装置に相当する。
判定アタッチメント50は、前記レスポンスを受信すると、[4−7]処理にて、インストール状態ランプ57Jを点灯させ、インストールが完了したことを店員に知らせる。
●[判定処理の詳細(図18)]
次に図18を用いて、図16中の「判定処理」の詳細について説明する。(インストール済)携帯端末装置60は、図17に示す[4−6]処理のレスポンスを送信した後、図18中の[5−1]処理にて、インストールした電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を自動的に起動する。
(インストール済)携帯端末装置60は、電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)を起動すると、[5−2]処理にて、自身の機種情報を読み出し、読み出した機種情報を含む判定基準要求情報を、インターネット70を介してサーバ20に向けて送信する。
サーバ20は、判定基準要求情報を受信すると、[5−3]処理にて、記憶している電池判定基準情報(図14参照)の中から、受信した判定基準要求情報に含まれている機種情報に対応する判定基準情報を抽出する。なお、電池判定基準情報、及び抽出した判定基準情報については、第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
サーバ20は、判定基準情報を抽出すると、[5−4]処理にて、抽出した判定基準情報(劣化なし新品時面積、劣化進行度50%要交換時面積、電池状態取得コマンド等)を含む判定基準応答情報を、インターネット70を介して(インストール済)携帯端末装置60に送信する。
(インストール済)携帯端末装置60は、判定基準応答情報を受信すると、[5−5]処理にて、受信した判定基準応答情報に含まれている判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて(例えば1[sec]間隔にて)、(判定基準情報に含まれていた)電池状態取得コマンドに基づいて、自身に内蔵されて接続ケーブル83を介して充電中の2次電池の状態(主に電圧と温度)を取得して記憶する。なお、図18中の(注5)は、例えば10分間程度の間、1[sec]毎に(所定時間間隔にて)、[5−5]処理を繰り返し、(インストール済)携帯端末装置60にて時間の経過に応じた、充電中の2次電池の状態を収集することを示している。これにより、(インストール済)携帯端末装置60は、時間の経過に応じた2次電池の充電状態(この場合、電圧)を示す充電特性(例えば、図12の例に示す[充電特性(充電電圧特性)]の一点鎖線にて示す特性)を計測することができる。
(インストール済)携帯端末装置60は、[5−5]処理の繰り返しを終えると(この場合、10分程度が経過すると)、計測した充電特性と、サーバ20から受信した判定基準情報と、に基づいて、2次電池の劣化状態を判定し、判定結果を入出力手段(タッチパネル)に表示する。例えば、2次電池の劣化進行度が50%未満であると判定した場合では、「十分利用できる電池です」等の表示を行い、2次電池の劣化進行度が50%以上であると判定した場合では、「容量低下が進んでいます(交換をお奨めします)」等の表示を行う。そして(インストール済)携帯端末装置60は、[5−6]処理にて、判定結果を含む判定結果情報をサーバ20に送信する。なお、2次電池の劣化状態の判定方法については、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
図15において、電源ケーブル54Pと判定アタッチメント50を介して接続ケーブル83から(インストール済)携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bを充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されている。本実施の形態では、所定最大電流値を、500[mA]に設定している。これにより、(インストール済)携帯端末装置60に内蔵されている2次電池64Bは、所定最大電流値以下(この場合、500[mA]以下)の充電電流で充電される。そして、サーバ20に記憶されている電池判定基準情報における判定基準情報(この場合、劣化なし新品時面積と劣化進行度50%要交換時面積)は、所定最大電流値(この場合、500[mA])に対応付けて設定されている。これにより、誤判定を防止して、より正確に、2次電池の劣化状態を判定することができる。
●[判定後処理の詳細(図19)]
次に図19を用いて、図16中の「判定後処理」の詳細について説明する。店員は、図19中の[6−1]作業にて、判定アタッチメント50のアンインストール手段57Bを操作する(スイッチを押す)。
判定アタッチメント50は、アンインストール手段57Bが操作されると、[6−2]処理にて、(インストール済)携帯端末装置60にインストールされている電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)をアンインストールするためのコマンドを、接続ケーブル83を介して(インストール済)携帯端末装置60に送信する。
(インストール済)携帯端末装置60は、アンインストールをするための前記コマンドを受信すると、[6−3]処理にて、自身にインストールされている電池劣化判定アプリケーションプログラム(携帯用)のアンインストールを開始する。なお、アンインストール中において、判定アタッチメント50は、アンインストール状態ランプ57Kを点滅させ、アンインストールを実行中であることを店員に知らせる。
携帯端末装置60は、アンインストールが完了すると、[6−4]処理にて、アンインストールが完了したことを知らせるレスポンスを判定アタッチメント50に送信する。
判定アタッチメント50は、前記レスポンスを受信すると、[6−5]処理にて、アンインストール状態ランプ57Kを点灯させ、アンインストールが完了したことを店員に知らせる。
店員は、アンインストール状態ランプ57Kの点灯を確認すると、[6−6]作業にて、携帯端末装置60を接続ケーブル83から取り外し、判定アタッチメント50から接続ケーブル83を取り外す。
そして店員は、[6−7]作業にて、判定アタッチメント50のシャットダウン手段57Dを操作する(シャットダウン指示をする)。
判定アタッチメント50は、シャットダウン手段57Dが操作されると、[6−8]処理にて、自身をシャットダウンして、Readyランプ57Rを消灯する。
本発明の電池劣化判定システム1、2は、本実施の形態で説明した外観、構成、処理手順等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、判定アタッチメント50や電池劣化判定装置40の構成、外観、動作等は、本実施の形態にて説明したものに限定されるものではない。
また、電池判定基準情報は、本実施の形態にて説明した例に限定されるものではない。また2次電池の充電特性による劣化状態の判定方法は、本実施の形態にて説明した判定方法に限定されるものではない。
通信回線80、第1通信回線81、第2通信回線82、通信回線84、のそれぞれは、無線方式でもよいし、有線方式でもよい。また無線方式の場合、Wi−Fiであってもよいし、Bluetooth(登録商標)であってもよい。通信回線80、第1通信回線81、第2通信回線82、通信回線84、の通信回線の無線/有線や、通信方法については、特に限定しない。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくてもよい。
1、2 電池劣化判定システム
10 管理端末装置
20 サーバ
20A 電池判定基準情報
30 判定端末装置
40 電池劣化判定装置
50 判定アタッチメント
51 制御手段
52 ROM(記憶手段)
52S ソケット
54A 最大出力電流設定回路
54P 電源ケーブル(電源アダプタ)
57A インストール手段
57B アンインストール手段
57C リセット手段
57D シャットダウン手段
57J インストール状態ランプ
57K アンインストール状態ランプ
57R Readyランプ
60 携帯端末装置
64B 2次電池
64C 電圧・温度検出手段
70 インターネット
80 通信回線
81 第1通信回線
82 第2通信回線
83 接続ケーブル
84 通信回線

Claims (4)

  1. サーバと、判定端末装置と、電池劣化判定装置と、判定アタッチメントと、にて構成されて、接続ケーブルにて前記判定アタッチメントに接続された携帯端末装置に内蔵されている状態の2次電池の劣化状態を判定する、電池劣化判定システムであって、
    前記サーバには、判定対象である2次電池を内蔵している前記携帯端末装置の機種を示す機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報が記憶されており、
    前記判定端末装置と前記電池劣化判定装置は、第1通信回線にて互いに送受信可能に接続されており、
    前記電池劣化判定装置と前記判定アタッチメントは、第2通信回線にて互いに送受信可能に接続されており、
    前記判定アタッチメントと前記携帯端末装置は、前記接続ケーブルにて互いに送受信可能に接続されており、
    前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記接続ケーブルを介して充電状態とされており、
    前記判定端末装置は、第1の所定タイミングにて、前記携帯端末装置の機種情報を含む判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信し、
    前記サーバは、前記判定基準要求情報を受信すると、記憶している前記電池判定基準情報の中から、受信した前記判定基準要求情報に含まれている前記機種情報に対応する判定基準情報を抽出し、抽出した前記判定基準情報を含む判定基準応答情報を、前記判定端末装置に送信し、
    前記判定端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて、電池状態取得コマンドを含む電池状態要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、
    前記電池劣化判定装置は、前記電池状態要求情報を受信すると、受信した前記電池状態要求情報を、前記第2通信回線を介して前記判定アタッチメントに送信し、
    前記判定アタッチメントは、前記電池状態要求情報を受信すると、受信した前記電池状態要求情報に含まれている前記電池状態取得コマンドを、前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置に送信し、
    前記携帯端末装置は、前記電池状態取得コマンドを受信すると、受信した前記電池状態取得コマンドに基づいて、自身に内蔵されて充電中の前記2次電池の電圧を含む電池状態を取得し、取得した前記電池状態を含む電池状態応答情報を、前記接続ケーブルを介して前記判定アタッチメントに送信し、
    前記判定アタッチメントは、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を、前記第2通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、
    前記電池劣化判定装置は、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を、前記第1通信回線を介して前記判定端末装置に送信し、
    前記判定端末装置は、前記電池状態応答情報を受信すると、受信した前記電池状態応答情報を記憶し、前記所定時間間隔にて前記電池状態応答情報を取得して、時間の経過に応じた前記2次電池の前記電池状態を示す充電特性を計測し、計測した前記充電特性と、前記サーバから受信した前記判定基準情報と、に基づいて、前記2次電池の劣化状態を判定し、
    前記判定アタッチメントには、当該判定アタッチメントに電力を供給する電源ケーブルが接続されており、
    前記電源ケーブルと前記判定アタッチメントを介して前記接続ケーブルから前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されており、
    前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記所定最大電流値以下の充電電流にて充電され、
    前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報における前記判定基準情報は、前記所定最大電流値に対応付けて設定されている、
    電池劣化判定システム。
  2. 請求項1に記載の電池劣化判定システムであって、
    前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報には、さらに、前記機種情報毎に、前記電池状態取得コマンドが対応付けられており、
    前記サーバから前記判定端末装置に送信される前記判定基準応答情報には、前記機種情報に対応する前記判定基準情報に加えて、前記機種情報に対応する前記電池状態取得コマンドが含まれており、
    前記判定端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報と前記電池状態取得コマンドを記憶した後、前記所定時間間隔にて、記憶した前記電池状態取得コマンドを含む前記電池状態要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信する、
    電池劣化判定システム。
  3. 請求項1または2に記載の電池劣化判定システムであって、
    前記判定端末装置は、前記第1の所定タイミングの前に、予め設定された機種要求情報を、前記第1通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、
    前記電池劣化判定装置は、前記機種要求情報を受信すると、受信した前記機種要求情報を、前記第2通信回線を介して前記判定アタッチメントに送信し、
    前記判定アタッチメントは、前記機種要求情報を受信すると、受信した前記機種要求情報に基づいた機種要求コマンドを、前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置に送信し、
    前記携帯端末装置は、前記機種要求コマンドを受信すると、予め記憶されている自身の機種を示す機種情報を取得し、取得した前記機種情報を含む機種応答情報を、前記接続ケーブルを介して前記判定アタッチメントに送信し、
    前記判定アタッチメントは、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報を、前記第2通信回線を介して前記電池劣化判定装置に送信し、
    前記電池劣化判定装置は、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報を、前記第1通信回線を介して前記判定端末装置に送信し、
    前記判定端末装置は、前記機種応答情報を受信すると、受信した前記機種応答情報に含まれている機種情報を記憶し、
    前記判定端末装置は、前記機種情報を記憶した後、前記第1の所定タイミングにて、記憶した前記機種情報を含む前記判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信する、
    電池劣化判定システム。
  4. サーバと、判定アタッチメントと、にて構成されて、接続ケーブルにて前記判定アタッチメントに接続された携帯端末装置に内蔵されている状態の2次電池の劣化状態を判定する、電池劣化判定システムであって、
    前記サーバには、判定対象である2次電池を内蔵している前記携帯端末装置の機種を示す機種情報毎に判定基準情報が対応付けられた電池判定基準情報が記憶されており、
    前記判定アタッチメントと前記携帯端末装置は、前記接続ケーブルにて互いに送受信可能に接続されており、
    前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記接続ケーブルを介して充電状態とされており、
    前記判定アタッチメントは、
    前記接続ケーブルを介して接続された前記携帯端末装置と送受信を行う通信手段と、
    前記携帯端末装置に内蔵されている2次電池の劣化状態を判定する電池劣化判定アプリケーションプログラムを記憶しているとともに、前記判定アタッチメントに内蔵あるいは前記判定アタッチメントに対して着脱可能とされた記憶手段と、
    前記接続ケーブルを介して前記携帯端末装置への前記電池劣化判定アプリケーションプログラムのインストールを指示するインストール手段と、
    制御手段と、を有しており、
    前記インストール手段によって前記電池劣化判定アプリケーションプログラムがインストールされた前記携帯端末装置であるインストール済携帯端末装置は、前記電池劣化判定アプリケーションプログラムが起動されると、自身から読み出した機種情報を含む判定基準要求情報を、前記サーバに向けて送信し、
    前記サーバは、前記判定基準要求情報を受信すると、記憶している前記電池判定基準情報の中から、受信した前記判定基準要求情報に含まれている前記機種情報に対応する判定基準情報を抽出し、抽出した前記判定基準情報を含む判定基準応答情報を、前記インストール済携帯端末装置に送信し、
    前記インストール済携帯端末装置は、前記判定基準応答情報を受信すると、受信した判定基準応答情報に含まれている前記判定基準情報を記憶した後、所定時間間隔にて、自身に内蔵されて充電中の前記2次電池の電圧を含む電池状態を取得して記憶し、時間の経過に応じた前記2次電池の前記電池状態を示す充電特性を計測し、計測した前記充電特性と、前記サーバから受信した前記判定基準情報と、に基づいて、前記2次電池の劣化状態を判定し、
    前記判定アタッチメントには、当該判定アタッチメントに電力を供給する電源ケーブルが接続されており、
    前記電源ケーブルと前記判定アタッチメントを介して前記接続ケーブルから前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池を充電するために供給される充電電流の最大電流値は、予め所定最大電流値に設定されており、
    前記携帯端末装置に内蔵されている前記2次電池は、前記所定最大電流値以下の充電電流にて充電され、
    前記サーバに記憶されている前記電池判定基準情報における前記判定基準情報は、前記所定最大電流値に対応付けて設定されている、
    電池劣化判定システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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