JP2016156724A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが建物の内部にいるときであってもルートを提示できる。
【解決手段】無線通信部は、互いに異なる設置場所に設置される複数の外部装置と近接無線通信する。入力部には、ユーザによって目的地が入力される。情報送信部は、無線通信部を介して目的地を、複数の外部装置に含まれる第1外部装置に送信する。情報受信部は第1外部装置の設置場所から目的地までの第1ルートを、無線通信部を介して第1外部装置から受信する。表示制御部は第1ルートを表示部に表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、携帯電子機器に関する。
例えば車両等に搭載されるカーナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning System)受信機とルート生成部と表示部とを有している。GPS受信機は衛星からの信号を受信し、この信号に基づいて車両の位置が検出される。ルート生成部は、車両の現在位置から目的地までの推奨ルートを示すルート情報を生成する。表示部には地図が表示されるとともに、その地図上において推奨ルートが表示される。
本願に関連する技術として特許文献1を提示する。
特開2014−119956号公報
ユーザが建物の内部にいるときであってもルートを提示できることが望まれている。
本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、ユーザが建物の内部にいるときであってもルートを提示できる携帯電子機器を提供することを目的とする。
ルート提示装置が開示される。一実施の形態においては携帯電子機器は、表示部と、無線通信部と、入力部と、情報送信部と、情報受信部と、表示制御部とを備える。無線通信部は、互いに異なる設置場所に設置される複数の外部装置と近接無線通信する。入力部には、ユーザによって目的地が入力される。情報送信部は、無線通信部を介して前記目的地を、前記複数の外部装置に含まれる第1外部装置に送信する。情報受信部は、前記第1外部装置の前記設置場所から前記目的地までの第1ルートを、前記無線通信部を介して前記第1外部装置から受信する。表示制御部は、前記第1ルートを前記表示部に表示する。
本ルート提示装置によれば、ユーザが建物の内部にいるときであってもルートを提示できる。
携帯電子機器システムの一例を概略的に示す図である。 外部装置の内部構成の一例を概略的に示す図である。 携帯電子機器の外観の一例を概略的に示す表面図である。 携帯電子機器の外観の一例を概略的に示す裏面図である。 携帯電子機器の電気的な内部構成の一例を概略的に示す図である。 制御部の内部構成の一例を概略的に示す図である。 建物の内部の地図の一例を概略的に示す図である。 電子機器システムの動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 屋外の地図の一例を概略的に示す図である。 制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 表示画面の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を示すフローチャートである。 外部装置の構成の一例を示すフローチャートである。 表示画面の一例を概略的に示す図である。 電子機器システムの動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の一例を概略的に示す図である。 外部装置の構成の一例を概略的に示す図である。 表示画面の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 携帯電子機器の電気的な内部構成の一例を概略的に示す図である。 制御部の内部構成の一例を概略的に示す図である。
第1の実施の形態.
<全体構成>
図1は、電子機器システムの構成の一例を概略的に示す図である。電子機器システムはでは、携帯電子機器100は外部装置200と近接無線通信により通信を行うことができる。携帯電子機器100は、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯パソコン(ノートパソコンを含む)、携帯音楽再生装置または携帯映像再生装置などである。ここでいう近接無線通信は、携帯電子機器100と外部装置200との距離が例えば数メートル以下での通信をいう。
図1の例示では、一つの外部装置200が設けられているものの、外部装置200は複数設置されてもよい。この外部装置200は例えば所定の建物内に設置される。より具体的な一例としては、外部装置200は当該建物内の通路に設置される。
例えば携帯電子機器100を携帯するユーザが、この外部装置200に近づくことで、携帯電子機器100が外部装置200と通信可能となる。
図1の例示では、携帯電子機器100は人工衛星400とも通信することができる。携帯電子機器100は後に説明するように、人工衛星400からの信号を受信し、当該信号に基づいて携帯電子機器100の現在位置を算出することができる。
図2は外部装置200の構成の一例を概略的に示す図である。外部装置200は、近接無線通信部210と、表示部220と、制御部230と、記憶部240とを備えている。
近接無線通信部210は、アンテナ211を有している。近接無線通信部210は、アンテナ211を介して、携帯電子機器100と近接無線通信を行う。近接無線通信部210は、例えばBLUETOOTH(登録商標)規格などに則って通信を行なう。
記憶部240には、外部装置200が設置された建物の内部のマップ情報M1と、外部装置200の設置場所情報とが記憶されている。マップ情報M1は、建物内の地図(見取り図とも言う)を示す情報であり、例えば、各通路を繋ぐ地点、各通路の長さおよび広さ、階段、エスカレータもしくはエレベータなどの階移動手段の位置、当該階移動手段が繋ぐ階の情報、および、建物に含まれる各部屋もしくは各店舗の位置、大きさ、および出入口の位置などの情報を有している。
設置場所情報は、建物内における外部装置200の設置場所を示す情報である。設置場所情報としては、当該記憶部240が属する外部装置200の設置場所のみが記憶されていてもよいし、当該建物内に設置された他の外部装置200の設置場所の情報も記憶されていてもよい。
表示部220は例えば液晶表示装置または有機EL表示装置などの表示部である。表示部220の表示は制御部230によって制御される。
制御部230は外部装置200を統括的に制御する。例えば制御部230は演算処理部(例えばCPU)と、ROMおよびRAMなどの記憶部とを有していてもよい。記憶部にはプログラムが記憶されており、演算処理部がこのプログラムを読み出して実行することにより、制御部230は各種の機能を実現することができる。なお、制御部230の機能は必ずしもソフトウェアで実現される必要はなく、その一部または全部をハードウェアで実現してもよい。
この制御部230は近接無線通信部210を介して携帯電子機器100と通信を行う。また制御部230は情報受信部231とルート生成部232と情報送信部233とを有している。これらについては後に詳述する。
また制御部230は種々の情報を表示部220に表示することができる。例えば記憶部240のマップ情報M1に基づいて、建物内の地図を表示部220に表示する。これにより、ユーザは、外部装置200の表示部220を視認することにより、建物内のマップを確認することができる。
外部装置200は不図示のサーバと通信可能に構成され、表示部220に表示すべき情報を当該サーバから受信してもよい。このような外部装置200はデジタルサイネージとも呼ばれる。
<携帯電子機器>
<外観>
図1の例示では、携帯電子機器100の前面側から見た外観が示されている。図3は携帯電子機器100の概観を示す裏面図である。この携帯電子機器100は、例えば、基地局及びサーバ等を通じて、或いは、直接に、他の通信装置と通信することが可能である。
図3および図4に示されるように、携帯電子機器100は、カバーパネル2とケース部分3を備えており、カバーパネル2とケース部分3とが組み合わされることによって、平面視で略長方形の板状を成す筐体(以下、機器ケースとも呼ぶ)4が構成されている。
カバーパネル2は、平面視において略長方形を成しており、携帯電子機器100の前面部分における、周縁部分以外の部分を構成している。カバーパネル2は、例えば、透明のガラスあるいは透明のアクリル樹脂で形成されている。あるいは、カバーパネル2は、例えばサファイアで形成されている。ここで、サファイアとは、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶のことをいい、本明細書では、Al純度が約90%以上の単結晶のことをいう。傷がよりつき難くなるという点で、Al純度は99%以上であることが好ましい。カバーパネル2の材料としては他に、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどが挙げられる。これらも、傷がよりつき難くなるという点で、純度が約90%以上の単結晶が好ましい。
カバーパネル2は、サファイアから成る層を含む複数層構造の複合パネル(積層パネル)であっても良い。例えば、カバーパネル2は、携帯電子機器100の表面に設けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)とで構成された2層構造の複合パネルであっても良い。また、カバーパネル2は、携帯電子機器100の表面に設けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)と、当該層に貼り付けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)とで構成された3層構造の複合パネルであっても良い。また、カバーパネル2は、サファイア以外の結晶性材料、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどから成る層を含んでいても良い。
ケース部分3は、携帯電子機器100の前面部分の周縁部分、側面部分及び裏面部分を構成している。ケース部分3は、例えばポリカーボネート樹脂で形成されている。
カバーパネル2の前面には、文字、記号、図形または画像等の各種情報が表示される表示領域2aが設けられている。この表示領域2aは例えば平面視で長方形を成している。カバーパネル2における、表示領域2aを取り囲む周縁部分2bは、例えばフィルム等が貼られることによって黒色となっており、情報が表示されない非表示部分となっている。カバーパネル2の裏面には後述するタッチパネル50が貼り付けられており、ユーザは、携帯電子機器100の前面の表示領域2aを指等で操作することによって、携帯電子機器100に対して各種指示を与えることができる。なお、ユーザは、指以外の操作子、例えば、スタイラスペンなどの静電式タッチパネル用ペンで表示領域2aを操作することによっても、携帯電子機器100に対して各種指示を与えることができる。
機器ケース4内には、例えば操作キー5が設けられている。操作キー5は、例えばハードウェアキーであって、例えばカバーパネル2の前面の下側端部に設けられている。
タッチパネル50および操作キー5は、携帯電子機器100への入力を行う入力部の一例である。
<携帯電子機器の電気的構成>
図4は携帯電子機器100の電気的構成を示すブロック図である。図4に示されるように、携帯電子機器100には、制御部10、無線通信部20、近接無線通信部22、表示部30、第1音声出力部(ここではレシーバ)42、第2音声出力部(ここではスピーカ)44、マイク46、タッチパネル50、キー操作部52、撮像部60、および振動部48が設けられている。携帯電子機器100に設けられたこれらの構成要素は、機器ケース4に収められている。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103等を備えており、携帯電子機器100の他の構成要素を制御することによって、携帯電子機器100の動作を統括的に管理する。記憶部103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成されている。記憶部103には、携帯電子機器100の動作、具体的には携帯電子機器100が備える無線通信部20、表示部30等の各構成要素を制御するための制御プログラムであるメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム(以後、単に「アプリケーション」とも呼ぶ)等が記憶されている。制御部10の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。なお図4の例示では、CPU101およびDSP102がそれぞれ一つ示されているものの、これらは複数設けられてもよい。そして、これらが互いに協働して各種機能を実現してもよい。また、図4の例示では、記憶部103は、制御部10の内部において示されているものの、制御部10の外部に設けられてもよい。換言すれば、記憶部103は制御部10とは別体であってもよい。また、制御部10の機能の一部または全部はハードウェアによって実現されても構わない。
無線通信部20は、アンテナ21を有している。無線通信部20は、他の携帯電子機器あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を、基地局等を介してアンテナ21で受信する。無線通信部20は、受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部10に出力する。制御部10は、入力される受信信号に対して復調処理等を行う。また無線通信部20は、制御部10で生成された送信信号に対してアップコンバート及び増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ21から無線送信する。アンテナ21からの送信信号は、基地局等を通じて、他の携帯電子機器あるいはインターネットに接続された通信装置で受信される。
近接無線通信部22はアンテナ23を有している。近接無線通信部22は、アンテナ23を介して、外部装置200と近接無線通信を行うことができる。近接無線通信部22は、例えばNFC:Near field communication)またはBLUETOOTH(登録商標)規格などに則って通信を行なう。
表示部30は、例えば、液晶表示パネルあるいは有機ELパネルである。表示部30は、制御部10によって制御されることによって、文字、記号、図形または画像などの各種情報を表示する。表示部30に表示される情報は、カバーパネル2の前面の表示領域2aに表示される。したがって、表示部30は、表示領域2aに表示を行っていると言える。
タッチパネル50は、カバーパネル2の表示領域2aに対する操作指等の操作子による操作を検出する。タッチパネル50は、例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルであって、カバーパネル2の裏面に貼り付けられている。ユーザが操作指等の操作子によってカバーパネル2の表示領域2aに対して操作を行うと、それに応じた信号がタッチパネル50から制御部10に入力される。制御部10は、タッチパネル50からの信号に基づいて、表示領域2aに対して行われた操作の内容を特定して、その内容に応じた処理を行う。
キー操作部52は、各操作キー5に対するユーザの押下操作を検出する。キー操作部52は、各操作キー5について、当該操作キー5が押下されているか否かを検出する。キー操作部52は、操作キー5が押下されていない場合には、当該操作キー5が操作されていないことを示す未操作信号を制御部10に出力する。また、キー操作部52は、操作キー5が押下されると、当該操作キー5が操作されたことを示す操作信号を制御部10に出力する。これにより、制御部10は、各操作キー5について、当該操作キー5が操作されているか否かを判断することができる。
タッチパネル50および操作キー5は、携帯電子機器100への入力部として機能する。なお以下で述べる、タッチパネル50を用いた入力は、いずれも操作キー5に割り当てることが可能である。
レシーバ42は、受話音を出力するものであって、例えばダイナミックスピーカで構成されている。レシーバ42は、制御部10からの電気的な音信号を音に変換して出力する。レシーバ42から出力される音は、携帯電子機器100の前面に設けられたレシーバ穴80aから外部に出力される。レシーバ穴80aから出力される音の音量は、スピーカ44からスピーカ穴34aを介して出力される音の音量よりも小さくなっている。
なおレシーバ42に替えて、圧電振動素子が設けられてもよい。圧電振動素子は、制御部10によって制御され、音声信号に基づいて振動する。圧電振動素子は例えばカバーパネル2の裏面に設けられており、音声信号に基づく自身の振動によってカバーパネル2を振動させる。これにより、カバーパネル2の振動が音声としてユーザの耳に伝達される。この場合、レシーバ穴80aは不要である。
スピーカ44は、例えばダイナミックスピーカであって、制御部10からの電気的な音信号を音に変換して出力する。スピーカ44から出力される音は、携帯電子機器100の裏面に設けられたスピーカ穴34aから外部に出力される。スピーカ穴34aから出力される音が、携帯電子機器100から離れた場所でも聞こえるように、その音量が調整されている。すなわち、第2音声出力部(スピーカ)44の音量は第1音声出力部(スピーカ44あるいは圧電振動素子)の音量よりも大きい。
マイク46は、携帯電子機器100の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部10に出力する。携帯電子機器100の外部からの音は、カバーパネル2の前面に設けられたマイク穴から携帯電子機器100の内部に取り込まれてマイク46に入力される。
振動部48は制御部10によって制御されて振動し、携帯電子機器100を振動させる。制御部10は例えばユーザへと報知を行うために、振動部48を振動させる。
撮像部60は例えば第1撮像部62と第2撮像部64とを有している。第1撮像部62は撮像レンズ6aおよび撮像素子などで構成されており、制御部10による制御に基づいて、静止画像および動画像を撮像する。図1に示されるように、撮像レンズ6aは、携帯電子機器100の前面に設けられていることから、携帯電子機器100の前面側(カバーパネル2側)に存在する物体を撮像することが可能である。
第2撮像部64は、撮像レンズ7aおよび撮像素子などで構成されており、制御部10による制御に基づいて、静止画像および動画像を撮像する。図3に示されるように、撮像レンズ7aは、携帯電子機器100の裏面に設けられていることから、携帯電子機器100の裏面側に存在する物体を撮像することが可能である。
現在位置取得部70は、自身の現在位置を取得する。現在位置取得部70は携帯電子機器100に収納されていることから、この現在位置は携帯電子機器100の位置であるとも説明できる。現在位置取得部70は例えばGPS(Global Positioning System)を利用した装置であり、無線通信部20を介して人工衛星400からの信号(例えば人工衛星400の位置と信号を送信する時刻)を受信し、当該信号に基づいて現在位置を算出する。現在位置を示す現在位置情報には、緯度情報と経度情報とが含まれている。
<制御部>
図5は、制御部10の内部構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。制御部10は、ルート提示部110を有している。このルート提示部110は、例えば記憶部103に格納されたプログラムの実行によって実現されてもよく、或いは、その一部または全部がハードウェアで実現されてもよい。この点は、後に述べる他の機能部についても同様であるので、以下では繰り返しの説明を避ける。
ルート提示部110は、目的地設定部11と、情報送信部12と、情報受信部13と、表示制御部14と、判断部15とを備えている。
目的地設定部11は、ユーザによって入力される場所を目的地に設定できる。例えば表示制御部14は、ユーザの入力に応じて目的地入力用の表示画面(不図示)を表示部30に表示できる。ユーザは、表示部30に表示された画面を操作して、目的地を入力する。目的地の入力は任意の方法によって行われればよい。例えば表示制御部14が住所等の入力ボタンを表示し、ユーザが表示部30の入力ボタンを操作することで、目的地を入力してもよい。かかる入力はタッチパネル50によって検出されて、目的地設定部11に入力される。
なお、携帯電子機器100には、記憶部103とは別の記憶部が設けられてもよく、この目的地情報もこの別の記憶部に記憶されてもよい。以下で述べる他の情報についても同様である。
判断部15は外部装置200と通信可能か否かの判断を繰り返し行うことができる。換言すれば、携帯電子機器100が外部装置200の通信可能圏内に入ったか否かの判断を繰り返し行うことができる。例えば近接無線通信部22を介して、外部装置200からの信号を受信したときに、その外部装置200との通信が可能であると判断する。
情報送信部12は、携帯電子機器100が外部装置200の通信可能圏内に入ったときに、近接無線通信部22を介して、この外部装置200へと情報を送信できる。情報送信部12は目的地送信部121を有しており、この目的地送信部121は、上記情報として、目的地G1を示す目的地情報を外部装置200へと送信する。
外部装置200の情報受信部231は、近接無線通信部210を介して、携帯電子機器100から目的地情報を受信できる。情報受信部231は受信した目的地情報をルート生成部232へと出力できる。
ルート生成部232は記憶部240から設置場所情報とマップ情報M1とを読み出すことができる。そして、ルート生成部232は目的地情報、設置場所情報およびマップ情報M1に基づいて、外部装置200の設置場所から目的地G1までのルートを示すルート情報を生成できる。このルート情報には、通路、および、階段、エスカレータ若しくはエレベータなどの情報が含まれる。
目的地G1は所定の建物内の所定領域(例えば店舗あるいは部屋など)であり、マップ情報M1はこの建物の内部の地図を示している。図7は、この建物の内部の地図の一部の一例を概略的に示す図である。図7の例示では、目的地G1が所定の記号で示されており、また外部装置200も示されている。図7の例示では、3つの外部装置200が設けられている。以下の説明において、これらを区別する場合には、3つの外部装置200をそれぞれ外部装置200A〜200Cと呼ぶ。
つまり、携帯電子機器100と外部装置200とが互いに近接無線通信を行う場合には、ユーザはこの外部装置200に近い位置にいると考えることができる。よって、この外部装置200の設置場所をユーザの位置とみなして、当該設置位置から目的地G1までのルートを生成するのである。図7の例示では、外部装置200Aの設置場所から目的地G1までのルートR1が太い実線で示されている。
外部装置200Aの設置場所から目的地G1までのルートが複数ある場合には、ルート生成部232は複数のルートを生成してもよく、あるいは一つのルートのみを生成してもよい。例えば、この一つのルートとして、最も短いルート、あるいは、広い通路を通るルートなどを選択してもよい。ここでは一例として一つのルートのみを生成する。
生成したルート情報は情報送信部233へと出力される。情報送信部233はこのルート情報とマップ情報M1とを、近接無線通信部210を介して携帯電子機器100へと送信できる。
携帯電子機器100の情報受信部13は近接無線通信部22を介して、外部装置200からの情報を受信できる。図6の例示では、情報受信部13はルート受信部131とマップ受信部132とを有しており、これらは上記情報として、それぞれルート情報およびマップ情報を受信できる。受信したルート情報およびマップ情報M1は表示制御部14へと出力される。
表示制御部14は、マップ情報M1によって示される地図と、ルート情報によって示されるルートとを表示部30に表示できる。例えば図7と同様の内容が表示される。これにより、ユーザは外部装置200(例えば外部装置200A)の設置場所から目的地G1までのルートR1を視認することができる。またユーザは携帯電子機器100の表示部30を見ながら移動できるので、移動中にルートR1を確認することができる。
以上のように、この実施の形態では、携帯電子機器100と外部装置200とが近接無線通信を行うことから、外部装置200の設置位置をユーザの現在位置を見なして、外部装置200の設置場所から目的地G1までのルートR1を表示しているのである。したがって、ユーザはルートR1を確認できるのである。
なお複数のルートが生成されている場合には、その複数のルートを受信し、複数のルートを表示しても構わない。
図8は、電子機器システムにおける携帯電子機器100および外部装置200の動作の一例を示すフローチャートである。まずステップST1にて、ユーザはルート提示部110を選択して、これを起動する。この選択は例えば次のようにして行うことができる。即ち、例えば表示部30には、携帯電子機器100の各種の機能を選択するための複数のボタンを有するホーム画面(不図示)が表示されている。このホーム画面において、ユーザは、ルート提示部110を選択するためのボタンを操作する。この操作はタッチパネル50によって検出されてルート提示部110へと入力される。なお、このボタンは、いわゆるアイコンであってもよい。つまり表示部30にボタンとして機能するアイコンを表示し、ユーザがこのアイコンを操作(例えばタップ)してもよい。これに応じて、ルート提示部110は起動する。例えばルート提示部110の表示制御部14は初期画面(不図示)を表示部30に表示する。例えばこの初期画面には、例えば目的地を入力するためのボタンなどが表示されている。
次にステップST2にて、ユーザは、表示部30を操作して、目的地情報を入力する。この目的地情報はタッチパネル50によって検出されて目的地設定部11に入力される。目的地設定部11はこの目的地情報を例えば記憶部103に記憶する。
次に、ステップST3にて、判断部15は、携帯電子機器100が外部装置200の通信可能圏内に進入したか否か、即ち、携帯電子機器100が外部装置200と通信可能になったか否かを、判断する。否定的な判断がなされると、再びステップST3を実行する。つまり、ユーザが外部装置200のいずれとも通信可能でない場合には、以後のステップを実行しないのである。
ステップST3にて肯定的な判断がなされると、この外部装置200の設置場所情報を用いたルート生成を開始する。即ち、ステップST4にて、目的地送信部121は目的地情報を、この外部装置200へと送信する。次にステップST5にて、この外部装置200の情報受信部231が目的地情報を受信し、ルート生成部232がこの外部装置200の設置場所から目的地G1までのルートを示すルート情報を生成する。次に、ステップST6にて情報送信部233がルート情報およびマップ情報M1を携帯電子機器100へと送信し、情報受信部13がこのルート情報をおよびマップ情報M1を受信する。次にステップST7にて、表示制御部14はルート情報およびマップ情報M1を表示部30に表示する。
<マップ情報M1>
なお、マップ情報M1は必ずしも外部装置200から携帯電子機器100へと送信される必要はなく、予め携帯電子機器100(より詳細には記憶部103)に記憶されていてもよい。この場合、マップ受信部132は設けられなくてもよい。
記憶部103にマップ情報M1が記憶されている場合、ステップST2にて、ユーザは次のようにして目的地を設定することができる。例えば、表示制御部14がマップ情報M1に基づいて建物の地図を表示し、ユーザがその地図上において所定の地点を操作することによって、目的を入力してもよい。そのような操作としては、操作子を表示部30の当該地点に近接させて、再び遠ざける操作(いわゆるタップ)を採用できる。この操作はタッチパネル50によって検出されて、目的地設定部11に入力される。目的地設定部11はこの目的地情報を記憶部103に記憶してもよい。
<報知部>
図9に例示するように、ルート提示部110は報知制御部16を更に有していてもよい。この報知制御部16は、外部装置200から目的地G1までのルートが表示されたことを、表示部30、スピーカ44および振動部48の少なくともいずれか一つを用いて、ユーザに報知を行うことができる。これにより、表示部30にルートが表示されたことを知ることができる。なお表示部30、スピーカ44および振動部48はそれぞれ報知部の一例である、とも説明できる。
<衛星からの受信信号>
上述の説明では、目的地G1を含む建物の内部におけるルート(以下、屋内ルートと呼ぶ)の表示について説明した。次に、目的地G1を含む建物までの第2ルートを表示することを企図する。この第2ルートは屋外におけるルート(以下、屋外ルートとも呼ぶ)である。図10は、制御部10の内部構成の一例を概略的に示している。図10の例示では、ルート提示部110はルート生成部17を更に有している。またここでは、記憶部103には、マップ情報M2が記憶されている。例えばマップ情報M2は、マップ情報M1よりも広い範囲の地図を示しており、主として屋外の地図を示している。
マップ情報M2は例えばリンクデータとノードデータとから構成される道路データを含んでいる。ノードデータは各道路が交差・分岐・合流する点を示すデータであり、信号機の有無などの情報を含んでいる。リンクデータは、ノード間を結ぶ道路の区間を示すデータである。リンクデータは、各区間の道路を識別する識別番号、各区間の道路の長さを示す道路長、各区間の道路の始点及び終点の座標(例えば緯度・経度)、道路の種別(例えば国道など)、車線数、右折・左折専用車線の有無、その専用車線の数、および、道路の幅などの情報を有している。
なお、マップ情報M2は屋外の地図に加えて、主要な建物の内部の地図(見取り図)を有していてもよい。あるいは、屋外の地図に加えて、全ての建物の内部の地図(見取り図)を有していてもよい。マップ情報M2が全ての建物の内部の地図を含む場合、マップ情報M1はマップ情報M2に含まれることとなる。
ルート生成部17は、現在位置取得部70によって検出された現在位置から、目的地までのルートを、マップ情報M2に基づいて生成する。しかしながら、目的地G1を含む建物の内部の地図がマップ情報M2に含まれていない場合、ルート生成部17はこの建物の内部のルートを生成することはできない。そこで、目的地G1を含む建物自体を目的地G2に設定し、現在位置から目的地G2までの屋外ルートを生成することを企図する。
目的地設定部11は目的地G1が属する建物を目的地G2として設定する。この目的地G2は例えばユーザによって入力されてもよい。あるいは、目的地G1と建物の関係を示す関係情報を記憶部103に記憶している場合には、目的地設定部11が目的地G1と当該関係情報とに基づいて、目的地G2を設定してもよい。
ルート生成部17は、現在位置から目的地G2までの屋外ルートを示す屋外ルート情報を、現在位置取得部70からの現在位置情報、目的地設定部11からの目的地情報およびマップ情報M2に基づいて、生成する。つまりルート生成部17は、外部装置200のルート生成部232とは異なり、人工衛星400の受信信号に基づく現在位置情報を用いて屋外ルート情報を生成するのである。
現在位置取得部70は人工衛星400からの受信信号を適切に受信できる環境において、高い精度で現在位置を算出できる。よって、ルート生成部17は当該環境において高い精度で屋外ルート情報を生成することができる。例えば屋外では人工衛星400からの受信信号を適切に受信しやすいので、ルート生成部17は、ユーザが屋外にいるときに高い精度で屋外ルート情報を生成できるのである。
図11はマップ情報M2が示す地図の一例と、屋外ルート情報が示す屋外ルートR2の一例とを概略的に示している。目的地G2は建物B1を示しており、現在位置から目的地G2までの屋外ルートR2が太い実線で示されている。
屋外ルート情報およびマップ情報M2は表示制御部14へと入力される。表示制御部14は屋外ルートR2の近辺の地図と、屋外ルートR2とを表示する。例えば図11の内容が表示される。これにより、ユーザは目的地G2(建物B1)までの屋外ルートR2を確認することができる。なお、建物B1までの目的地G2が表示されるのではなく、目的地G1が表示されている、と考えることもできる。マップ情報M2は、建物内部のマップ情報M1よりも広い領域の地図を示すところ、そのような広い地図表示では、目的地G1が建物B1で表示されてもよいからである。
なおルート生成部17は、マップ情報M1が記憶部103に記憶されている場合には、建物B1の入り口から建物内部の目的地G1までの屋内ルート情報をも生成しても構わない。屋内ルート情報および屋外ルート情報の両方を生成すれば、全体として、現在位置から最終的な目的地G1までのルートを生成していることになる。このとき、目的地G1,G2の両方を表示しても構わないし、目的地G1のみを表示しても構わない。
さて、現在位置取得部70は例えば所定周期ごとに繰り返し現在位置を取得する。ルート生成部17は、現在位置が屋外ルートR2から逸脱したか否かを、現在位置情報と屋外ルート情報に基づいて判断する。現在位置が屋外ルートR2から逸脱したと判断した場合には、ルート生成部17は、現在位置から目的地G2までの屋外ルート情報を生成し直す。これにより、ユーザは屋外ルートR2から逸脱しても、表示制御部14は、その位置から目的地G2(あるいは目的地G1)までの屋外ルートを表示することとなる。
ところで、携帯電子機器100が建物の内部にあるときには、人工衛星400からの受信信号が天井に遮られて、携帯電子機器100において適切に受信されないことがある。つまり、人工衛星400の受信信号の受信品質が悪くなることがある。そのような場合には、現在位置取得部70は高い精度で適切に現在位置を取得できない。ひいては、ルート生成部17は適切にルートを生成できない。つまり、たとえマップ情報M1が記憶部103に記憶されていたとしても、受信信号の受信信号の受信品質が悪くなると、建物の内部のルートが適切に表示できなくなる。
さて、衛星からの受信信号には、例えば次の2つの情報、即ち、衛星が信号を送信した送信時刻と、衛星の位置とが含まれる。この場合、現在位置取得部70は、衛星の送信時刻と受信時刻との差を算出する。この差は、衛星と携帯電子機器100との間の直線距離に依存するので、当該差から当該直線距離が求まる。よって携帯電子機器100は、衛星の位置を中心として当該直線距離を半径とする球のいずれかの上に位置していることとなる。
よって3つの衛星からの受信信号を得ることができれば、携帯電子機器100の位置が一つ求まる。実際には、衛星と携帯電子機器100との間の計時回路の誤差等を補正すべく、3個よりも多くの衛星からの受信信号を用いて、現在位置の測定精度を向上している。このような現在位置の算出は公知であるので詳細な説明を省略するものの、受信できた衛星の個数が少ない場合には、現在位置の取得精度が低くなる。
よって、現在位置検出部70の検出精度の情報としては、例えば適切に受信できた衛星の個数の情報を採用することができる。
また適切に受信信号を受信できたか否かは、例えば受信信号の受信レベル(電力)に基づいて判別することができる。つまり受信レベルが所定値よりも大きいときに、適切に受信信号を受信できたと判定することができる。或いは、受信信号を解析して、適切に送信時刻と衛星の位置とを判別できたことを以て、適切に受信信号を受信できたと判定してもよい。
そして、衛星ごとの受信信号に基づいて、その衛星から適切に受信信号を受信できたか否かを判別し、適切に受信信号を受信した衛星の個数を検出するのである。そしてこの個数が所定値よりも小さいときに、現在位置の取得精度が低いと判断する。
或いは、衛星の個数を判別せずに、より簡易的に、衛星からの受信信号の受信レベルの平均値が基準値よりも小さい場合に、低い精度で現在位置が取得されると推定してもよい。つまり、精度情報として、受信信号の受信レベルの平均値を採用することもできる。
また、現在位置取得部70が、衛星の受信信号のみならず、無線通信網に存在する中継装置との無線通信に基づいて現在位置を取得してもよい。無線通信網には複数の中継装置が存在しており、各中継装置は無線通信可能な範囲が決められている。よって、携帯電子機器100が無線通信できる中継装置を特定することで、携帯電子機器100が存在する範囲を特定することができる。例えば携帯電子機器100が複数の中継装置と無線通信可能な場合には、その複数の中継装置の通信可能範囲が重複する範囲に、携帯電子機器100が存在していることとなる。
さらに、現在位置取得部70は、衛星の個数が少ない場合に、衛星からの受信信号と、中継装置によって特定される範囲との両方を用いることで、現在位置の取得精度を向上してもよい。このような技術も公知であるので詳細な説明は省略する。
このような処理によって十分な精度で現在位置を取得できる場合がある。この場合には、衛星の個数が所定値よりも小さく、かつ、中継装置とも適切に受信信号を受信できない場合に、取得精度が低くなる、と推定してもよい。この場合には、精度情報として、適切に受信信号を受信した衛星の個数と、中継装置からの受信信号の受信レベルとを採用することができる。
なお中継装置による範囲の特定は、現在位置情報に比べれば精度が低い。よって中継装置を用いる場合であっても、受信信号を適切に受信した衛星の個数が所定値(例えば3個)よりも小さい場合には、取得精度が低いと判断してもよい。
そこで、判断部15は人工衛星400からの受信信号に基づいて、情報送信部12による目的地情報の送信の要否を判断してもよい。より具体的には、現在位置の精度が基準値よりも小さい場合、例えば、受信信号を適切に受信した衛星の個数が所定値よりも小さい場合には、外部装置200へと目的地を送信すると判断する。つまり、現在位置取得部70によって取得される現在位置の精度が低く、この現在位置情報に基づいたルート情報が適切に生成されない場合には、外部装置200を用いたルート生成を行うのである。
例えばユーザが建物B1の内部に進入して現在位置の取得精度が基準値よりも低くなると、判断部15は、外部装置200との通信を行うと判断する。ただし、携帯電子機器100が外部装置200の通信可能圏内にないときには、通信を行うことはできない。携帯電子機器100が外部装置200の通信可能範囲に入った場合には、情報送信部12は目的地情報を外部装置200へと送信する。そして、目的地情報を受信した外部装置200においては、上述のように、外部装置200の設置場所から目的地G1までの屋内ルートを生成して、これを携帯電子機器100へと送信する。携帯電子機器100では、上述のように、表示制御部14がこの屋内ルートを表示部30に表示する。例えば、表示制御部14は、マップ情報M2に基づく地図の表示および屋外ルートR2の表示(例えば図10)を終了し、マップ情報M1に基づく地図および屋内ルートの表示(例えば図7)を行ってもよい。
以上のように、ルート提示部110は人工衛星400の受信信号の受信品質が悪いときに、外部装置200を現在位置とみなした屋内ルート(例えばルートR1)を表示することとなる。
受信信号の受信品質が品質基準値よりも悪いときには、現在位置取得部70によって検出される現在位置に基づくルート生成を行わなくてもよいので、現在位置取得部70は動作を停止してもよい。例えば受信品質が品質基準値よりも悪いと判断部15が判断したときに、ルート提示部110は現在位置取得部70へと停止信号を送信する。現在位置取得部70は停止信号に応じて動作を停止する。これにより、消費電力を低減することができる。
図12は電子機器システムの動作の一例を示すフローチャートである。このフローは例えば繰り返し実行される。ステップST11にて、判断部15は人工衛星400からの受信信号の受信品質が品質基準値よりも高いか否かを判断する。肯定的な判断がなされると、ステップST12にて、現在位置取得部70は人工衛星400からの受信信号に基づいて現在位置を算出する。次にステップST13にてルート生成部17は、現在位置取得部70によって取得された現在位置から、目的地までの屋外ルート情報を生成する。次にステップST14にて表示制御部14は屋外ルート情報を表示する。
ステップST11にて否定的な判断がなされると、ステップST15〜ST19を実行する。ステップST15〜ST19はそれぞれステップST3〜ST7と同じである。
図12の例示では、受信品質が品質基準値よりも高い場合には、外部装置200を現在位置とみなした屋内ルートの表示を行っていない。しかるに、受信品質が品質基準値よりも高い場合であっても、ユーザの設定に基づいて、この屋内ルートの表示を行ってもよい。例えばルート掲示部110は、図13に示すように、機能設定部18を更に有していてもよい。この機能設定部18は、外部装置200を用いたルート表示の機能の有効/無効を設定する。例えば表示制御部14は、ユーザの入力に応じて設定用の表示画面を表示部30に表示する。そしてユーザは表示部30を操作して上記有効/無効を設定する。かかる操作入力はタッチパネル50によって検出されて機能設定部18に入力される。機能設定部18は、その設定情報を記憶部103に記憶する。
判断部15は、外部装置200を用いたルート表示が有効に設定されているか否かを設定情報に基づいて判断する。そしてこのルート表示が有効に設定されている場合には、たとえ受信信号の品質が良い場合でも、目的地送信部121は目的地情報を外部装置200へと送信する。以後は上述した動作が行われて、外部装置200の設置場所から目的地G1までのルートが表示部30に表示される。
<他の外部装置200>
建物の内部においては、受信信号の受信品質が悪くなりやすく、現在位置取得部70による現在位置が適切に取得されにくい。このように受信信号の受信品質が悪いときには、表示制御部14が表示部30に現在位置を表示しても、その精度が低いので、ユーザはその現在位置を信頼しにくい。
このような場合には、携帯電子機器100から現在位置を正しく把握することができないので、ユーザは屋内ルート(例えばルートR1)から逸脱して迷う場合がある。例えば図7の例示において、ユーザがルートR1から逸脱して、外部装置200Bへと向かう場合がある。そこで、携帯電子機器100が別の外部装置200(例えば外部装置200B)の通信可能圏内に入った場合には、当該別の外部装置200を現在位置とみなした屋内ルートを表示してもよい。
即ち、携帯電子機器100が他の外部装置200Bの通信可能圏内に入ったときには、目的地送信部121は目的地情報を外部装置200Bへと送信しても構わない。外部装置200Bのルート生成部232は、図13に例示するように、外部装置200Bの設置場所から目的地G1までのルートR3を示すルート情報を生成し、情報送信部233がこれを携帯電子機器100へと送信する。情報受信部13は当該ルート情報を受信し、表示制御部14は当該ルートR3を表示部30に表示する。
以上のように、外部装置200Bの通信可能圏内に携帯電子機器100が入ることによって、外部装置200BからのルートR3が表示部30に表示される。よってユーザはルートR1から逸脱した場合でも、ルートR3を認識することができる。これにより、目的地G1へと到達しやすくなる。
上述の具体的な動作は、例えばステップST3〜ST7の動作を繰り返し行うことによって実行することができる。
なお外部装置200Bの情報送信部233は、マップ情報M1を携帯電子機器100へと送信しなくてもよい。言い換えれば、携帯電子機器100は外部装置200Bからマップ情報を受信しなくてもよい。なぜなら、携帯電子機器100は外部装置200Aから既にマップ情報M1を得ているからである。これを実現すべく、情報送信部12は、マップ情報M1が記憶部103に記憶されているのかの情報を、例えばステップST4にて、外部装置200へと送信してもよい。そして、外部装置200の情報送信部233は、携帯電子機器100にマップ情報M1が記憶されていないときのみ、マップ情報M1を携帯電子機器100へと送信すればよい。これにより、通信量を低減することができる。
<表示情報>
表示制御部14は種々の情報を表示部30に表示してもよい。図7に例示するように、複数の外部装置200の設置場所を表示してもよい。例えば複数の外部装置200の記憶部240には、自身の設置場所情報に加えて、他の全ての外部装置200の設置場所情報が記憶される。そして、携帯電子機器100の情報受信部13はルート情報およびマップ情報に加えて、複数の外部装置200の設置場所の情報を、外部装置200から受信する。表示制御部14は複数の外部装置200の位置を表示部30に表示する。これによれば、ユーザは外部装置200の設置場所を容易に視認することができる。よってユーザは、ルートに近い外部装置200の位置を予め把握した上で、目的地G1までの移動を開始することができる。これにより、ユーザがルートから逸脱した場合にも、他の外部装置200に遭遇しやすい。
また建物B1の内部に店舗が含まれている場合には、これらの店舗情報を表示してもよい。例えば外部装置200は各店舗の店舗情報を記憶部240に予め記憶している。店舗情報は、例えば店名、店の種類、電話番号およびホームページのアクセス情報(例えばURL情報)などを含む。そして携帯電子機器100の情報受信部13は、外部装置200から、ルート情報およびマップ情報に加えて店舗情報を受信し、表示制御部14が店舗情報を適宜に表示部30に表示してもよい。例えば図14に示すように、地図上に店舗名が表示される。
またルート提示部110は、ユーザによる入力に応じて、各店舗への通話を行うべく通話処理部(不図示)へと電話番号を出力してもよく、各店舗のサイトにアクセスすべく、Webブラウザ処理部(不図示)へと各店舗のURLを出力してもよい。
第2の実施の形態.
第2の実施の形態では、複数のユーザが目的地G1で集合する場合について説明する。図15は制御部10の内部の構成の一例を概略的に示す図である。ルート提示部110はID情報設定部19を更に備えており、情報送信部12はID送信部122を更に備えている。ID情報設定部19はユーザの入力に応じて、複数のユーザに共通のID情報を設定することができる。例えば表示制御部14はユーザの入力により、ID情報の設定用画面(不図示)を表示部30に表示する。そして、各ユーザは、自身の携帯電子機器100の表示部30を操作して、同じID情報を入力する。入力されたID情報はタッチパネル50で検出されて、ID情報設定部19に入力される。ID情報設定部19は入力されたID情報を記憶部103に記憶することができる。
また各ユーザの携帯電子機器100の記憶部103には、携帯電子機器100に固有の携帯固有情報も記憶されている。この携帯固有情報は、例えば、電話番号、ユーザ名または製造シリアル番号などである。
よって、当該複数のユーザの携帯電子機器100には、互いに異なる携帯固有情報と、互いに共通のID情報とが記憶される。ID情報は、同じ目的地に集合するグループを判別するために用いることができる。具体的には、同じID情報が設定された複数の携帯電子機器100を有する複数のユーザが、同じ目的地に集合する一つのグループを形成する。
ID送信部122は携帯固有情報およびID情報を外部装置200へと送信することができる。より具体的には、携帯電子機器100が外部装置200の通信可能圏内に入ったときに、目的地送信部121は目的地情報を、ID送信部122は携帯固有情報およびID情報を、それぞれこの外部装置200へと送信する。以下では、目的地送信部121およびID送信部122の動作の主体を、情報送信部12として説明することがある。
図16は、外部装置200の構成の一例を概略的に示す図である。制御部230は携帯管理部234を更に備えている。携帯管理部234は、携帯電子機器100から受信した携帯固有情報とID情報とを管理するための管理情報を、記憶部240に記憶することができる。
また外部装置200の記憶部240には、外部装置200に固有の装置固有情報が記憶されている。装置固有情報は、複数の外部装置200を区別するための情報であり、例えば外部装置200の製造番号などを採用することができる。
携帯固有情報とID情報と装置固有情報とは、互いに通信した携帯電子機器100および外部装置200に対応付けて、管理される。より詳細には、携帯電子機器100が、外部装置200へと携帯固有情報およびID情報を送信した場合に、これらの携帯固有情報およびID情報が、送信先の外部装置200の装置固有情報に対応付けて、外部装置200の記憶部240に記憶される。例えばあるユーザUAの携帯電子機器100Aが自身の携帯固有情報およびID情報を外部装置200Aへと送信する。このとき、管理情報として、携帯電子機器100Aの携帯固有情報およびID情報と、外部装置200Aの装置固有情報とが互いに対応付けて記憶される。つまり、この管理情報を読み出せば、携帯電子機器100Aが外部装置200Aと通信を行ったことが分かる。
またこの管理情報は複数の外部装置200で共有される。ここでは、複数の外部装置200は互いに通信可能に構成される。そして管理情報を他の外部装置200へと送信し、当該他の外部装置200の管理情報に、受信した管理情報を追加する。つまり携帯電子機器100Aが外部装置200Aと通信を行ったことが、複数の外部装置200において記憶される。
以下では、簡単のために、三人のユーザUA〜UCがそれぞれ携帯電子機器100A〜100Cを携帯して目的地G1で集合する場合について説明する。携帯電子機器100A〜100Cの携帯固有情報D1をそれぞれ携帯固有情報D1A〜D1Cと呼ぶ。また携帯電子機器100A〜100CのID情報をID情報D2と呼ぶ。また外部装置200A〜200Cの装置固有情報D3をそれぞれ装置固有情報D3A〜D3Cと呼ぶ。
例えば携帯電子機器100Aを外部装置200Aの通信可能圏内に入ったときに、情報送信部12は目的情報、携帯固有情報D1AおよびID情報D2を外部装置200Aへと送信する。
外部装置200Aの情報受信部231は目的情報をルート生成部232へと出力し、携帯固有情報D1AおよびID情報D2を携帯管理部234へと出力する。携帯管理部234は、外部装置200Aの装置固有情報D3Aと、携帯固有情報D1AおよびID情報D1を対応付けて管理情報として記憶部240に記憶する。
これにより、各外部装置200A〜200Cでは、下表の管理情報が記憶されることとなる。
Figure 2016156724
また外部装置200Aはこの管理情報を外部装置200B,200Cに送信する。外部装置200B,200Cはこの管理情報を自身の管理情報に追加して更新する。
外部装置200Aの携帯管理部234は、携帯電子機器100AのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100B,100Cの携帯固有情報D1B,D1Cが記憶されているかどうかを確認する。ここでは表1に例示するように、携帯固有情報D1B,D1Cが記憶されていないものと仮定する。
一方で、ルート生成部232は上述のように外部装置200Aの設置場所から目的地G1までのルート情報を生成し、情報送信部233はこのルート情報を携帯電子機器100Aへと送信する。携帯電子機器100Aの表示部30には、ルートR1が表示される。そして、携帯電子機器100Aのユーザは目的地G1へと移動する。
続いて、携帯電子機器100Bを携帯するユーザが外部装置200Cの通信可能圏内に進入すると、携帯電子機器100Bの情報送信部12は、目的地情報、携帯固有情報D1BおよびID情報D1を外部装置200Cに送信する。
外部装置200Cの情報受信部231は目的情報をルート生成部232へと出力する。外部装置200Cのルート生成部232は、外部装置200Cの設置場所から目的地G1までのルートを生成する。
また外部装置200Cの情報受信部231は携帯固有情報D1BおよびID情報D1を携帯管理部234へと出力する。携帯管理部234は、外部装置200Cの装置固有情報D3Cと、携帯固有情報D1BおよびID情報D1を対応付けて管理情報に追加して記憶部240に記憶する。
また外部装置200Cはこの管理情報を外部装置200A,200Bに送信する。外部装置200B,200Cはこの管理情報を自身の管理情報に追加して更新する。
これにより、各外部装置200A〜200Cでは、下表の管理情報が記憶されることとなる。
Figure 2016156724
外部装置200Cの携帯管理部234は、携帯電子機器100BのID情報D1と一致する他の携帯電子機器100A,100Cの携帯固有情報D1A,D1Cが記憶されているかどうかを確認する。表2では、携帯固有情報D1Aが記憶されている。そこで外部装置200Cの情報送信部233は、携帯固有情報D1Aの携帯固有情報D1Aおよび装置固有情報D3Aを、ルート情報とともに携帯電子機器100Bへと送信する。なお、以下では、互いに対応する携帯固有情報D1および装置固有情報D3を纏めて友人情報と呼ぶことがある。
携帯電子機器100Bの情報受信部13はルート情報および友人情報を受信し、表示制御部14は図17に例示するように、これらを表示部30に表示する。図17の例示では、ルート情報が示すルートR4と、友人情報が示すテキストT1とが表示されている。図17の例示では、テキストT1として、「ユーザUAが通過済みです。」との文章が表示され、またこのテキストT1は、装置固有情報D3Aに対する外部装置200を示した枠内に表示されている。
これにより、ユーザUBは目的地G1までのルートR4を知ることができるとともに、ユーザUAが既に外部装置200Aを通過したことを知ることができる。なお、友人情報の表示はテキストでなくてもよい。例えば予め定められた記号を外部装置200の付近に表示してもよい。
なお携帯固有情報D1とユーザ(例えばユーザ名)との対応関係は予め設定されて携帯電子機器100の記憶部に記憶されていればよい。
ユーザUCが例えば外部装置200Aの通信可能圏内に進入したときには、同様の動作により、外部装置200Aからの目的地G1までのルートR1を知ることができるとともに、ユーザUA,UBがそれぞれ外部装置200A,200Cを通過したことを知ることができる。
図18は電子機器システムの上述の動作の一例を示すフローチャートである。ステップST31〜ステップST33は、ステップST1〜ST3とそれぞれ同じである。ステップST33にて肯定的な判断ながされると、ステップST34にて、携帯電子機器100の情報送信部12は目的地情報、携帯固有情報およびID情報を外部装置200へと送信する。
次にステップST35にて、外部装置200の情報受信部231は目的地情報、携帯固有情報およびID情報を受信し、ルート生成部232が外部装置200の設置場所から目的地までのルート情報を生成する。
次にステップST36にて、外部装置200の携帯管理部234は、受信した携帯固有情報とID情報とを、自身の装置固有情報に対応付けて管理情報に追加し、これを記憶部240に記憶する。さらに、この管理情報を他の外部装置200へと送信し、複数の外部装置200がこれを共有する。
次にステップST37にて、外部装置200の携帯管理部234は、記憶部240に記憶された管理情報において、受信したID情報と一致する他のID情報があるか否かを判断する。
他のID情報があると判断された場合には、ステップST38にて、情報送信部233はルート情報および友人情報を携帯電子機器100へと送信する。次にステップST39にて、携帯電子機器100の情報受信部13がルート情報および友人情報を受信し、表示制御部14がこれらを表示部30に表示する。
一方で、ステップST37にて否定的な判断がなされると、ステップST40,ST41が実行される。ステップST40,ST41はそれぞれステップST6,ST7と同じである。
<最新の表示>
例えばユーザUAが外部装置200A,200Bをこの順で通過した場合、管理情報には、最新の情報のみが記憶されてもよい。より具体的には、管理情報において、外部装置200Aと携帯電子機器100Aとの対応関係が消去され、新たに、外部装置200Bと携帯電子機器100Aとの対応関係が記憶されてもよい。即ち、携帯固有情報D1AとID情報D2と装置固有情報D3Aとの対応関係が消去され、新たに、携帯固有情報D1AとID情報D2と装置固有情報D3Bが対応付けて記憶される。
かかる動作は、例えば次のように実行されてもよい。即ち、受信した携帯固有情報D1に一致する携帯固有情報D1が既に記憶部240に記憶されているか否かを携帯管理部234が判断する。そして、これが記憶されているときには、携帯管理部234は、その携帯固有情報D1に関する古い対応関係に、新たな対応関係を上書きする。
これによれば、外部装置200は携帯電子機器100へと最新の友人情報を送信することとなる。よって携帯電子機器100では、他のユーザが最後にどの外部装置200を通過したのかが表示されることとなる。よってユーザは、他のユーザの最新の情報を知ることができる。つまり、他のユーザが複数の外部装置200を通過したときに、その全てが表示されると、現在、他のユーザがどの位置にいているのかを予想しにくいので、最新の情報のみを表示しているのである。
<通過時刻>
他のユーザが外部装置200を通過した通過時刻を表示してもよい。例えば外部装置200に計時部(例えばタイマ回路)を設け、この計時部から当該時刻を取得してもよい。より具体的には、外部装置200が携帯電子機器100からの情報(例えば目的地情報)を受信したときに、携帯管理部234が計時部から時刻を取得し、これを通過時刻情報として記憶する。より具体的には、管理情報として、携帯固有情報D1、ID情報D2、装置固有情報D3および通過時刻情報を互いに対応付けて記憶する。この管理情報は他の外部装置200に送信されて、複数の外部装置200で共有される。
なお計時部は必ずしも外部装置200に設けられる必要はなく、携帯電子機器100に設けてもよい。この場合、情報送信部12が現在時刻を計時部から取得し、目的地情報に加えて現在時刻の情報を外部装置200へと送信してもよい。外部装置200の携帯管理部234は、この現在時刻を通過時刻情報として管理情報に含める。そして管理情報として、携帯固有情報D1、ID情報D2、装置固有情報D3および通過時刻情報を互いに対応付けて記憶部240に記憶する。
例えば携帯電子機器100Aが外部装置200Aの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Aと外部装置200Aとが通信を行う。そして、上述の動作により、携帯固有情報D1AとID情報D2と装置固有情報D3Aと通過時刻情報とが互いに対応付けて記憶部240に記憶される。
また外部装置200Aの携帯管理部234は、携帯電子機器100AのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100の情報が記憶されているか否かを判断する。ここでは当該情報は記憶されていないと仮定する。
その後、例えば携帯電子機器100Bが外部装置200Cの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Bと外部装置200Cとが通信を行う。そして、上述の動作により、携帯電子機器100Bの携帯固有情報D1B、ID情報D2、装置固有情報D3Cおよび通過時刻情報が管理情報として記憶される。
また外部装置200Cの携帯管理部234は、携帯電子機器100BのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100の情報が記憶されているか否かを判断する。ここでは、携帯電子機器100Aについての管理情報が記憶されているので、情報送信部233は携帯電子機器100Aについての友人情報を携帯電子機器100Bへと送信する。この友人情報には、互いに対応する携帯固有情報D1A、装置固有情報D3Aおよび通過時刻が含まれる。
情報受信部13は友人情報を受信する。携帯電子機器100Bの表示制御部14は、例えば図19に示すように、ルートR4とともに通過時刻も表示する。これにより、ユーザUBは、他の携帯電子機器100Aを携帯するユーザUAが何時にどの外部装置200Aを通過したのかを知ることができる。したがって、ユーザはより高い精度で他のユーザの位置を推測することができる。
<予想到着時刻>
他のユーザが目的地G1に到着するであろう予想到着時刻を表示してもよい。図20は外部装置200の構成の一例を概略的に示す図である。制御部230は予想到着時刻算出部235を更に備えている。
予想到着時刻算出部235は、ユーザが目的地G1に到着する予想到着時刻を算出することができる。この予想到着時刻算出部235には、ユーザが外部装置200を通過する通過時刻と、外部装置200から目的地G1までの移動距離と、ユーザの移動速度とが入力される。通過時刻は例えば上述のようにして取得される。外部装置200から目的地G1までの移動距離は、ルート生成部232によって生成されたルート情報に基づいて算出される。例えばルート情報に含まれる各通路の長さを積算することで移動距離を算出する。ユーザの移動速度は例えば予め設定されて記憶部240に記憶される。なお、この移動速度は、必ずしも外部装置200側に記憶されている必要はなく、携帯電子機器100に記憶されていてもよい。この場合、携帯電子機器100から外部装置200へと移動速度が送信されればよい。
予想到着時刻算出部235は、移動距離から移動速度を除算することで、外部装置200から目的地G1までの移動に要する時間を算出し、これに通過時刻を加算することで、予想到着時刻を算出する。
なおルート情報に、階段、エスカレータまたはエレベータが含まれる場合には、その各々に設定された所要時間に移動階数を乗算した値を加算することで、予想到着時刻を補正してもよい。つまり、ユーザが階を跨いで移動するのに要する時間を加算することで、予想到着時刻を補正するのである。これにより、予想到着時刻の精度を向上することができる。
そして、携帯管理部234は、携帯固有情報D1、ID情報D2、装置固有情報D3および予想到着時刻を互いに対応付けて、管理情報として記憶部240に記憶する。この管理情報は他の外部装置200に送信されて、複数の外部装置200で共有される。
例えば携帯電子機器100Aが外部装置200Aの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Aと外部装置200Aとが通信を行う。そして上述の動作により、携帯固有情報D1AとID情報D2と装置固有情報D3Aと予想到着時刻とが互いに対応付けて記憶される。
また外部装置200Aの情報送信部233は、携帯電子機器100AのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100の情報が記憶されているか否かを判断する。ここでは当該情報は記憶されていないと仮定する。
その後、携帯電子機器100Bが例えば外部装置200Cの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Bと外部装置200Cとが通信を行う。そして上述の動作により、携帯固有情報D1BとID情報D2と装置固有情報D3Cと予想到着時刻とが互いに対応付けて記憶される。
また外部装置200Cの携帯管理部234は、携帯電子機器100BのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100の情報が記憶されているか否かを判断する。ここでは、携帯電子機器100Aについての管理情報が記憶されているので、情報送信部233は携帯電子機器100Aについての友人情報を携帯電子機器100Bへと送信する。この友人情報には、互いに対応する携帯固有情報D1A、装置固有情報D3Aおよび予想到着時刻情報が含まれる。
携帯電子機器100Bの情報受信部13は友人情報を受信する。そして、携帯電子機器100Bの表示制御部14は、ルートとともに、ユーザUAの到着予想時刻を表示部30に表示する。これにより、ユーザUBはユーザUAの到着予想時刻を知ることができる。
図20の例示では、予想到着時刻算出部は外部装置200に設けられているものの、携帯電子機器100に設けられてもよい。図22の例示では、ルート提示部110が予想到着時刻算出部191を更に備えている。予想到着時刻の算出に必要な、通過時刻および移動距離は外部装置200から送信されればよい。例えば、外部装置200の携帯管理部234は、管理情報として、携帯固有情報D1とID情報D2と装置固有情報D3と通過時刻情報と移動距離情報とを互いに対応付けて記憶する。この管理情報は他の外部装置200へと送信されて、複数の外部装置200で共有される。
例えば、携帯電子機器100Aが外部装置200Aの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Aと外部装置200Aとが通信を行う。そしてルート生成部232は外部装置200Aから目的地G1までのルート情報を生成するとともに、その移動距離を算出する。携帯管理部234は、携帯電子機器100Aの携帯固有情報D1Aと、ID情報D2と、外部装置200Aの装置固有情報D3Aと、通過時刻情報と、移動距離情報とを互いに対応付けて記憶する。
その後、例えば携帯電子機器100Bが外部装置200Cの通信可能圏内に入ったときに、携帯電子機器100Bと外部装置200Cとが通信を行う。そして上述の動作により、携帯固有情報D1BとID情報D2と装置固有情報D3Cと通過時刻情報と移動距離情報とが互いに対応付けて記憶される。
また外部装置200Cの携帯管理部234は、携帯電子機器100BのID情報D2と一致する他の携帯電子機器100の情報が記憶されているか否かを判断する。ここでは、携帯電子機器100Aについての管理情報が記憶されているので、情報送信部233は携帯電子機器100Aについての友人情報を携帯電子機器100Bへと送信する。この友人情報には、互いに対応する携帯固有情報D1A、装置固有情報D3Aおよび通過時刻情報および移動距離情報が含まれる。
携帯電子機器100Bの情報受信部13は、ルート情報と、同じID情報D2に対応する友人情報とを受信する。そして、携帯電子機器100Bの予想到着時刻算出部191は、記憶部103に記憶された移動速度情報と、外部装置200Cから受信した通過時刻情報および移動距離情報とに基づいて、ユーザUAの予想到着時刻を算出する。そして、表示制御部14は、ルートとともにユーザUAの到着予想時刻を表示部30に表示する。
第3の実施の形態.
図23は、携帯電子機器100の電気的な構成の一例を概略的に示している。携帯電子機器100は圧力センサ72を更に備えている。圧力センサ72は大気圧を測定し、その測定結果を制御部10へと出力する。一般的に大気圧は海抜からの標高が高いほど小さくなる傾向にある。よって、大気圧を測定することで、ユーザがいる階を推定することができる。
図24は制御部10の構成の一例を概略的に示す図である。ルート提示部110は階特定部192を更に備えている。階特定部192には圧力センサ72が検出する大気圧の気圧情報が入力される。階特定部192はユーザがいる階を気圧情報に基づいて特定することができる。
例えば記憶部103には、大気圧と階との対応関係が記憶されており、階特定部192は気圧情報と、記憶部103に記憶された対応関係とに基づいて、ユーザがいる階を特定する。そしてユーザがいる階を示す階情報を表示制御部14へと出力する。
表示制御部14は、マップ情報M1に基づいて地図を表示する場合に、階情報で示された階の地図を表示する。つまり表示制御部14は圧力センサ72が検出する気圧に応じた階のマップ情報を表示するのである。
これにより、ユーザは、自身がいる階の地図を容易に確認することができる。換言すれば、ユーザの利便性を向上することができる。
以上のように、本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得る。例えば携帯電子機器100の情報受信部13が外部装置200の設置場所情報と、必要であればマップ情報とを受信し、携帯電子機器100のルート生成部17が外部装置200の設置場所から目的地G1までのルートを生成してもよい。
実施の形態は、相互に矛盾しない限り、互いに組み合わせて実施することができる。
12,233 情報送信部
13,231 情報受信部
14 表示制御部
15 判断部
30 表示部
50 タッチパパネル
100 携帯電子機器
200 外部装置
234 携帯管理部

Claims (12)

  1. 携帯電子機器であって、
    表示部と、
    互いに異なる設置場所に設置される複数の外部装置と近接無線通信する無線通信部と
    ユーザによって目的地が入力される入力部と、
    前記無線通信部を介して前記目的地を、前記複数の外部装置に含まれる第1外部装置に送信する情報送信部と、
    前記第1外部装置の前記設置場所から前記目的地までの第1ルートを、前記無線通信部を介して前記第1外部装置から受信する情報受信部と、
    前記第1ルートを前記表示部に表示する表示制御部と
    を備える、携帯電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    複数の衛星からそれぞれ受信する受信信号に基づいて前記携帯電子機器の現在位置を検出する位置検出部と、
    前記受信信号に基づいて、前記情報送信部による前記目的地の送信の要否を判断する判断部と
    を備える、携帯電子機器。
  3. 請求項2に記載の携帯電子機器であって、
    前記判断部は、基準値よりも高い受信レベルで受信信号を受信した前記衛星の個数が所定値よりも小さいときには、前記目的地の送信が必要であると判断する、携帯電子機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記携帯電子機器が、前記複数の外部装置に含まれる第2外部装置との通信可能圏内に含まれるときに、前記情報送信部は、前記無線通信部を介して、前記第2外部装置へと前記目的地を送信し、前記情報受信部は、前記第2外部装置の前記設置場所から前記目的地までの第2ルートを、前記第2外部装置から受信し、
    前記表示制御部は、前記第2ルートを前記表示部に表示する、携帯電子機器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記複数の外部装置は、互いの設置場所についての情報を有しており、
    前記情報受信部は、前記複数の外部装置の前記設置場所の情報を前記第1外部装置から受信し、
    前記表示制御部は前記複数の外部装置の設置場所を表示する、携帯電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記複数の外部装置は、所定の建物の内部に設置され、前記建物の内部のマップ情報を記憶しており、
    前記情報受信部は、前記第1外部装置から前記マップ情報を受信し、
    前記表示制御部は、前記マップ情報に基づいて前記建物の内部のマップを表示するとともに、前記第1ルートを前記マップに表示する、携帯電子機器。
  7. 請求項6に記載の携帯電子機器であって、
    前記携帯電子機器が、前記複数の外部装置に含まれる第3外部装置との通信可能圏内に含まれるときに、前記情報送信部は、前記無線通信部を介して、前記第3外部装置へと前記目的地を送信し、
    前記情報受信部は、前記第3外部装置の前記設置場所から前記目的地までの第3ルートを、前記第3外部装置から受信し、
    前記情報受信部は、前記第1外部装置から前記マップ情報を受信していた場合には、前記第3外部装置から前記マップ情報を受信しない、携帯電子機器。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    第2携帯電子機器に共通のID情報を設定するID設定部を更に備え、
    前記複数の外部装置に含まれる第4外部装置は、
    第2携帯電子機器が自身の通信可能圏内に入ったときに、前記第2携帯電子機器に固有の携帯固有情報と、前記ID情報とを、近接無線通信により、前記第2携帯電子機器から受信する情報受信部と、
    前記携帯固有情報と前記ID情報と前記第4外部装置に固有の装置固有情報とを互いに対応付けて、管理情報として記憶する管理部と
    を備え、前記第4外部装置は前記複数の外部装置に前記管理情報を送信し、前記管理情報を前記複数の外部装置で共有し、
    前記情報受信部は、前記第2携帯電子機器の前記携帯固有情報と前記第4外部装置の前記装置固有情報とを、前記第1外部装置から受信し、
    前記表示制御部は、前記携帯固有情報および前記装置固有情報に基づいて、前記第2携帯電子機器のユーザが前記第4外部装置を通過したことを前記表示部に表示する、携帯電子機器。
  9. 請求項8に記載の携帯電子機器であって、
    前記第4外部装置の前記管理部は、前記第2携帯電子機器と通信した時刻を示す時刻情報を取得して、前記管理情報として記憶し、
    前記情報受信部は前記時刻情報も前記第1外部装置から受信し、前記表示制御部は前記時刻情報も表示する、携帯電子機器。
  10. 請求項8または請求項9に記載の携帯電子機器であって、
    前記表示制御部は、前記第4外部装置から前記目的地までの移動に要する時間に基づいて算出される、前記第2携帯電子機器のユーザが前記目的地へと到達する予想到達時刻を、前記表示部に表示する、携帯電子機器。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    気圧を検出する気圧センサを更に備え、
    前記複数の外部装置は複数階建ての建物の内部に設置され、
    前記表示制御部は、前記気圧センサが検出する気圧に応じた階のマップ情報を表示する、携帯電子機器。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記第1ルートを前記表示部に表示したことを報知する報知部を更に備える、携帯電子機器。
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