JP2016124469A - 効果音吹鳴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】方向の情報を伝達することができる効果音吹鳴装置を提供する。
【解決手段】効果音吹鳴装置1において制御部10は、車両搭乗員に伝達する1つの情報を2つのスピーカSP1,SP2からの効果音によって伝達すると共に、効果音を出力するにあたり、2つのスピーカSP1,SP2のうちの第1スピーカSP1のみに対して周波数信号を出力した後に、第1スピーカSP1への周波数信号の出力を停止する前に第2スピーカSP2に対して周波数信号を出力し、次いで第1スピーカSP1への当該周波数信号の出力を停止させることにより、1つの情報を、第2スピーカSP2に意識を向けさせる方向性を有した情報とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、車両搭乗員に対して効果音により方向性を有した情報を提供する効果音吹鳴装置に関する。
従来、車両搭乗員に対して効果音により情報を提供する効果音吹鳴装置が提案されている。このような装置には、ブザーにより警報音を出力するものや、スピーカにより警報音を出力するものがある(例えば特許文献1,2参照)。
特開2007−72631号公報 特開2010−80995号公報
しかし、従来の効果音吹鳴装置は、単に警報音を出力させるだけの構成であるため、警報方向等の方向の情報を伝達することができないものであった。
なお、この問題は警報音(例えば他車両等の接近を示す接近音ドア開放音、及びシートベルトの未装着音など)を出力する際に限らず、ターン音などの車両操作音、車両内において車両搭乗員に爽快感や快適感を与える音、及び車両搭乗員の行動を誘導・支援等するための音など、警報音を含むあらゆる効果音を出力する際についても共通する問題である。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的とするところは、方向の情報を伝達することができる効果音吹鳴装置を提供することにある。
本発明に係る効果音吹鳴装置は、車両に搭載され、車両搭乗員に対して効果音により方向性を有した情報を提供する効果音吹鳴装置であって、効果音の出力源となる複数のスピーカと、前記複数のスピーカそれぞれから効果音を出力させるための周波数信号を生成する制御手段と、を備え、前記制御手段は、車両搭乗員に伝達する1つの情報を前記複数のスピーカからの効果音によって伝達すると共に、前記複数のスピーカのうち少なくとも1つのスピーカに対する周波数信号の出力終了時点を、前記少なくとも1つのスピーカを除く他のスピーカに対する周波数信号の出力終了時点よりも前にすることにより、前記1つの情報を、前記他のスピーカに意識を向けさせる方向性を有した情報とすることを特徴とする。
本発明に係る効果音吹鳴装置によれば、少なくとも1つのスピーカに対する周波数信号の出力終了時点を、他のスピーカに対する周波数信号の出力終了時点よりも前にする。これにより、少なくとも1つのスピーカからの効果音が停止したとしても、他のスピーカからの効果音が出力されている時間帯が存在し、この時間帯において車両搭乗員は、他のスピーカへ意識が向くこととなる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、前記制御手段は、前記少なくとも1つのスピーカのみに対して周波数信号の出力を開始してから、当該少なくとも1つのスピーカへの当該周波数信号の出力を停止する前に、前記他のスピーカに対して周波数信号の出力を開始することが好ましい。
この効果音吹鳴装置によれば、少なくとも1つのスピーカのみに対して周波数信号の出力を開始してから、この周波数信号の出力を停止する前に、他のスピーカに対して周波数信号の出力を開始する。このため、他のスピーカから効果音が出力されるに先だって、少なくとも1つのスピーカから効果音が出力されることとなる。よって、効果音は、少なくとも1つのスピーカのみ、複数のスピーカ、及び他のスピーカのみ、という順で出力されることとなり、車両搭乗員に対して、少なくとも1つのスピーカから他のスピーカへ向けて音が移動しているかのように知覚させることができる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、前記複数のスピーカは2つであって、前記制御手段は、効果音を出力するにあたり、一方のスピーカのみに対して周波数信号を出力した後に、前記一方のスピーカへの当該周波数信号の出力を停止する前に他方のスピーカに対して周波数信号を出力し、次いで前記一方のスピーカへの当該周波数信号の出力を停止させることにより、双方の周波数信号の出力タイミングを連続させ、この連続する双方の周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加又は減少させることが好ましい。
この効果音吹鳴装置によれば、一方のスピーカ及び他方のスピーカへの周波数信号の出力タイミングを連続させ、この連続する双方の周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加又は減少させる。このため、効果音は、音高が徐々に高くなりつつ又は低くなりつつ、一方のスピーカから他方のスピーカに移動することとなり、このような効果音を車両搭乗員に知覚させることにより、車両搭乗員の意識を他方のスピーカに向けさせることが可能となる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、前記制御手段は、前記連続信号の周波数を段階的に一定の変化量ずつで変化させていくことが好ましい。
この効果音吹鳴装置によれば、連続信号の周波数を段階的に一定の変化量ずつで変化させていくため、車両搭乗員は、一定の周波数の変化によって音高が変化する効果音を知得することとなる。これにより、車両搭乗員には「ドレミファソラシド」等に変化する聞きなれた音階の効果音を提供するのではなく、聞きなれないやや違和感ある音を提供することができる。よって、より一層車両搭乗員の意識を他方のスピーカに向けさせることが可能となり、方向の情報を伝達することができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、前記制御手段は、前記連続信号のうち、前記一方のスピーカへの周波数信号と前記他方のスピーカへの周波数信号との出力タイミングが重複する期間において、双方の周波数信号を同じ周波数とすることが好ましい。
この効果音吹鳴装置によれば、一方のスピーカへの周波数信号と他方のスピーカへの周波数信号との出力タイミングが重複する期間において、双方の周波数信号を同じ周波数とするため、重複期間においては双方のスピーカから同じ音が出力されることとなり、効果音が一方のスピーカから他方のスピーカに滑らかに移動したかのように車両搭乗員に認識させることができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、前記2つのスピーカは、車両用の計器が搭載されるメータユニットに配置され、車両搭乗員に対して警報音により注意を促す情報を提供することが好ましい。
この効果音吹鳴装置によれば、2つのスピーカは、車両用の計器が搭載されるメータユニットに配置され、車両搭乗員に対して警報音により注意を促す情報を提供するため、最も警報音を迅速かつ的確に伝えたい車両運転者の前方から、方向の情報を有した警報音を出力することができる。
また、本発明に係る効果音吹鳴装置において、それぞれ異なる前記周波数信号を出力可能な複数の端子からなる第1端子群と、第1端子群からの前記周波数信号を加算する第1加算回路と、それぞれ異なる前記周波数信号を出力可能な複数の端子からなる第2端子群と、第2端子群からの前記周波数信号を加算する第2加算回路と、を備え、第1加算回路からの出力を一方のスピーカに入力させ、第2加算回路からの出力を他方のスピーカに入力させる。
この効果音吹鳴装置によれば、各加算回路により周波数信号を重ね合わせることができ音のバリエーションを増加させることができる。
本発明の効果音吹鳴装置によれば、方向の情報を伝達することができる。
本発明の第1実施形態に係る効果音吹鳴装置の概略を示す回路図である。 メータユニットの正面図である。 第1実施形態に係る効果音吹鳴装置において、複数のスピーカに出力される信号の波形図であり、(a)は第1スピーカへの信号の波形を示し、(b)は第2スピーカへの信号の波形を示している。 連続信号の周波数を示す表である。 第2実施形態に係る効果音吹鳴装置において、複数のスピーカに出力される信号の波形図であり、(a)は第1スピーカの波形を示し、(b)は第2スピーカの波形を示している。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る効果音吹鳴装置の概略を示す回路図である。図1に示す効果音吹鳴装置1は、車両に搭載され、車両搭乗員に対して警報音(効果音の1つ)により情報を提供するものである。ここで、提供される情報は、他車両等の接近を示す接近音、ドア開放音及びシートベルトの未装着音などである。さらに、第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1は、警報音により方向性を有した情報を提供する。このため、第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1は、例えば他車両等の接近方向、開放しているドアの存在方向、及びシートベルトが未装着となっている座席の方向を有した情報を提供する。
なお、効果音吹鳴装置1は、警報音により方向性を有した情報を提供する場合に限らず、車両搭乗員に対してターン音などの車両操作音、車両内において車両搭乗員に爽快感や快適感を与える音、及び車両搭乗員の行動を誘導・支援等するための音など、他の効果音により方向性を有した情報を提供するようにしてもよい。以下の説明では、効果音吹鳴装置1が警報音により方向性を有した情報を提供するものとして説明する。
第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1は、複数のスピーカSPと、制御部(制御手段)10と、複数の加算回路20と、複数のアンプ30とを備えている。複数(2つ)のスピーカSP1,SP2は、警報音の出力源となるものである。
図2は、メータユニットの正面図である。図2に示すメータユニットMは運転席の前方に設けられ、当該ユニットMには、例えば速度計、回転計、燃料計、及び水温計などの車両用計器が搭載されると共に、方向指示器、及び液晶表示部等が設けられている。また、メータユニットMには、その裏面側に第1スピーカSP1と第2スピーカSP2とが設けられている。これらスピーカSP1,SP2は、横長となるメータユニットMのそれぞれの端部側に設けられることにより車両進行方向に対して左右に離間して配置されている。
再度図1を参照する。制御部10は、第1及び第2スピーカSP1,SP2のそれぞれから警報音を出力するための周波数信号を生成するものであり、例えばマイコンにより構成されている。また、制御部10は、第1〜第4サウンドジュネレータ端子SG1〜SG4(以下、第1〜第4端子SG1〜SG4と称する)を有しており、これら端子SG1〜SG4から上記信号を出力する。
複数(2つ)の加算回路20は、第1〜第4端子SG1〜SG4からの信号を加算するものであり、第1加算回路21は、第1及び第2端子SG1,SG2からの信号を加算し、第2加算回路22は、第3及び第4端子SG3,SG4からの信号を加算する。これら加算回路21,22は、例えば一般的な抵抗によるアナログ加算回路によって構成されている。なお、第1及び第2端子SG1,SG2は第1端子群を形成し、第3及び第4端子SG3,SG4は第2端子群を形成している。
複数(2つ)のアンプ30は、複数の加算回路20からの信号を増幅のうえ、複数のスピーカSPに出力するものであり、第1アンプ31は、第1加算回路21からの信号を増幅のうえ第1スピーカSP1に出力し、第2アンプ32は、第2加算回路22からの信号を増幅のうえ第2スピーカSP2に出力する。
また、第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1において、制御部10は、複数のスピーカSPからの警報音によって1つの情報(例えば他車両等の接近、ドア開放及びシートベルト未装着などの1つ)を車両搭乗員に伝達する。この際、制御部10は、車両搭乗員に伝達する1つの情報を、以下のようにして方向性を有した情報とする。
すなわち、制御部10は、複数のスピーカSPのうち少なくとも1つのスピーカSPに対する周波数信号の出力終了時点を、少なくとも1つのスピーカSPを除く他のスピーカSPに対する周波数信号の出力終了時点よりも前にする。これにより、少なくとも1つのスピーカSPからの効果音が停止したとしても、他のスピーカSPからの効果音が出力されている時間帯が存在し、この時間帯において車両搭乗員は、他のスピーカSPへ意識が向くこととなる。
より詳細に説明すると、(i)制御部10は、まず、警報音を出力するにあたり、複数のスピーカSPのうち少なくとも1つのスピーカSPのみに対して周波数信号の出力を開始する。(ii)次いで、制御部10は、その周波数信号の出力を停止する前に少なくとも1つのスピーカSPを除く他のスピーカSPに対して周波数信号の出力を開始する。(iii)次に、制御部10は、少なくとも1つのスピーカSPへの周波数信号の出力を停止させる。(iv)そして、最後に制御部10は、他のスピーカSPへの周波数信号の出力についても停止させる。
これらにより、警報音は、まず少なくとも1つのスピーカSPから出力され、最終的には他のスピーカSPのみから出力されることとなる。これにより、制御部10は、警報音が少なくとも1つのスピーカSPから他のスピーカSPに移動したように車両搭乗員に知覚させ、他のスピーカに意識を向けさせる方向性を有した情報とする。
図3は、第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1において、複数のスピーカSPに出力される信号の波形図であり、(a)は第1スピーカSP1への信号の波形を示し、(b)は第2スピーカSP2への信号の波形を示している。
まず、図3(a)及び図3(b)に示すように、第1スピーカ(一方のスピーカ)SP1及び第2スピーカ(他方のスピーカ)SP2のそれぞれに出力される信号は全体で800msの信号となっている。このうち、図3(a)に示すように、第1スピーカSP1に出力される信号は、前半の320msがHレベルとLレベルとを交互に繰り返す周波数信号であり、後半の480msがLレベルの信号となっている。一方、図3(b)に示すように、第2スピーカSP2に出力される信号は、前半の400msがHレベルとLレベルとを交互に繰り返す周波数信号であり、後半の400msがLレベルの信号となっている。
加えて、図3(a)に示すように、制御部10は、第1スピーカSP1に対して、上記のような周波数信号を時刻0ms〜時刻320ms、及び、時刻800ms〜時刻1120ms等において出力する。
また、図3(b)に示すように、制御部10は、第2スピーカSP2に対して、上記のような周波数信号を時刻240〜時刻640ms、及び、時刻1040ms〜時刻1440ms等において出力する。
制御部10は、図3に示すような時間帯で、第1スピーカSP1及び第2スピーカSP2に対して周波数信号を出力する。これにより、制御部10は、警報音を出力するにあたり、第1スピーカSP1のみに対して周波数信号を出力した後に、当該周波数信号の一方のスピーカへの出力を停止する前に第2スピーカSP2に対して周波数信号を出力し、次いで第1スピーカSP1への周波数信号の出力を停止させて、周波数信号が連続するように出力させることとなる。
(v)さらに、制御部10は、連続する周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加させる。ここで、図3に示す例において、連続信号の出力開始時は時刻0ms(800ms)であり、連続信号の出力終了時は時刻640ms(1440ms)である。
図4は、連続信号の周波数を示す表である。図4に示すように、制御部10は、連続信号の周波数を、例えば80ms刻みで、段階的に200Hz(一定の変化量)ずつ増加させていく。
詳細に説明すると、制御部10は、時刻0ms〜時刻80msにおいて第1スピーカSP1に対して1600Hzの周波数信号を出力する。また、制御部10は、第1スピーカSP1に対して、時刻80ms〜時刻160msに1800Hzの周波数信号を出力し、時刻160ms〜時刻240msに2000Hzの周波数信号を出力する。
さらに、制御部10は、時刻240ms〜時刻320msにおいて、第1スピーカSP1及び第2スピーカSP2の双方に対して、2200Hzの周波数信号を出力する。
次いで、制御部10は、時刻320ms〜時刻400msにおいて第2スピーカSP2の双方に対して2400Hzの周波数信号を出力する。その後、制御部10は、第2スピーカSP2に対して、時刻400ms〜時刻480msに2600Hzの周波数信号を出力し、時刻480ms〜時刻560msに2800Hzの周波数信号を出力する。そして、制御部10は、連続信号の最後である時刻560ms〜時刻640msにおいて、第2スピーカSP2に3000Hzの周波数信号を出力する。
以上のように、制御部10は、連続する周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加させる。これにより、音高が徐々に高くなりつつ第1スピーカSP1から第2スピーカSP2へ移動する警報音を車両搭乗員に認識させることとなる。よって、車両搭乗員の意識を第2スピーカSP2へ向けさせることが可能となり、方向の情報を伝達することができる。
ここで、制御部10は時刻240ms〜時刻320msにおいて第1スピーカSP1及び第2スピーカSP2の双方に対して、2200Hzという同じ周波数信号を出力する。すなわち、連続信号のうち、双方の周波数信号の出力タイミングが重複する重複期間において、双方の周波数信号の周波数を同じとしている。これにより、警報音が第1スピーカSP1から第2スピーカSP2へ滑らかに移動するように、車両搭乗員に認識させることができる。
このようにして、第1実施形態に係る効果音吹鳴装置1によれば、少なくとも1つのスピーカSPに対する周波数信号の出力終了時点を、他のスピーカSPに対する周波数信号の出力終了時点よりも前にする。これにより、少なくとも1つのスピーカSPからの効果音が停止したとしても、他のスピーカSPからの効果音が出力されている時間帯が存在し、この時間帯において車両搭乗員は、他のスピーカSPへ意識が向くこととなる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、少なくとも1つのスピーカSPのみに対して周波数信号の出力を開始してから、この周波数信号の出力を停止する前に、他のスピーカSPに対して周波数信号の出力を開始する。このため、他のスピーカSPから効果音が出力されるに先だって、少なくとも1つのスピーカSPから効果音が出力されることとなる。よって、効果音は、少なくとも1つのスピーカSPのみ、複数のスピーカ、及び他のスピーカSPのみ、という順で出力されることとなり、車両搭乗員に対して、少なくとも1つのスピーカSPから他のスピーカSPへ向けて音が移動しているかのように知覚させることができる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、一方のスピーカSP及び他方のスピーカSPへの周波数信号の出力タイミングを連続させ、この連続する双方の周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加又は減少させる。このため、効果音は、音高が徐々に高くなりつつ又は低くなりつつ、第1スピーカSP1から第2スピーカSP2に移動することとなり、このような効果音を車両搭乗員に知覚させることにより、車両搭乗員の意識を第2スピーカSP2に向けさせることが可能となる。従って、方向の情報を伝達することができる。
また、連続信号の周波数を段階的に一定の変化量ずつで変化させていくため、車両搭乗員は、一定の周波数の変化によって音高が変化する効果音を知得することとなる。これにより、車両搭乗員には「ドレミファソラシド」等に変化する聞きなれた音階の効果音を提供するのではなく、聞きなれないやや違和感ある音を提供することができる。よって、より一層車両搭乗員の意識を第2スピーカSP2に向けさせることが可能となり、方向の情報を伝達することができる。
また、第1スピーカSP1への周波数信号と第2スピーカSP2への周波数信号との出力タイミングが重複する期間(図3では時刻240ms〜時刻320ms)において、双方の周波数信号を同じ周波数とするため、重複期間においては双方のスピーカSPから同じ音が出力されることとなり、効果音が第1スピーカSP1から第2スピーカSP2に滑らかに移動したかのように車両搭乗員に認識させることができる。
また、2つのスピーカSPは、車両用の計器が搭載されるメータユニットMに配置され、車両搭乗員に対して警報音により注意を促す情報を提供するため、最も警報音を迅速かつ的確に伝えたい車両運転者の前方から、方向の情報を有した警報音を出力することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る効果音吹鳴装置1は第1実施形態のものと同様であるが、動作の一部が第1実施形態のものと異なっている。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
第2実施形態において制御部10は、第1実施形態と同様に(i)まず、警報音を出力するにあたり、複数のスピーカSPのうち少なくとも1つのスピーカSPのみに対して周波数信号を出力する。(ii)次いで、制御部10は、その周波数信号の出力を停止する前に少なくとも1つのスピーカSPを除く他のスピーカSPに対して周波数信号を出力する。(iii)次に、制御部10は、少なくとも1つのスピーカSPへの周波数信号の出力を停止させる。(iv)そして、最後に制御部10は、他のスピーカSPへの周波数信号の出力についても停止させる。
さらに、第2実施形態では第1実施形態と異なり連続信号の周波数を変化させず、2つのスピーカSP1,SP2からの警報音の音圧及び2つのスピーカSP1,SP2への周波数信号の周波数fを同じとする。
より詳細に説明すると、制御部10は、2つのスピーカSP1,SP2からの警報音の音圧及び2つのスピーカSP1,SP2への周波数信号の周波数fを同じとし、第1スピーカSP1への信号の出力タイミングと第2スピーカSP2への周波数信号の出力タイミングとを重複させつつ、第2スピーカSP2への信号の出力タイミングを第1スピーカSP1への周波数信号の出力タイミングよりも所定時間(例えば100ms)以上遅延させる。これにより、第2実施形態では方向性を有した情報を提供するようにしている。
図5は、第2実施形態に係る効果音吹鳴装置1において、複数のスピーカSPに出力される信号の波形図であり、(a)は第1スピーカSP1の波形を示し、(b)は第2スピーカSP2の波形を示している。
図5(a)及び図5(b)に示すように、第1スピーカSP1及び第2スピーカSP2に対して出力される信号は、400msで1周期をなしている。400ms周期の信号のうち前半部分はHレベルとLレベルとを交互に繰り返す2kHz(周波数f)の周波数信号となっており、後半部分はLレベルの信号となっている。また、2kHzの周波数信号のデューティ比は50%となっている。
ここで、図5(a)及び図5(b)に示すように、第2スピーカSP2に対して出力される2kHzの周波数信号の出力開始時点は、第1スピーカSP1に対して出力される2kHzの周波数信号の出力開始時点よりも100msだけ遅延されており、その出力タイミング(音出力時間帯)は、時刻100msから時刻300msである。一方、第1スピーカSP1の音出力時間帯は時刻0msから時刻200msとなる。このように、音出力時間帯(出力タイミング)が重複しつつも、第2スピーカSP2の音出力時間帯(出力タイミング)は第1スピーカSP1の音出力時間帯(出力タイミング)よりも所定時間以上遅延された状態にある。なお、双方のスピーカSPから音が出力される出力時間は例えば200msで同じとなっている。
これにより、車両搭乗員は以下のように音を知覚する。すなわち、車両搭乗員は、第1実施形態と同様に、警報音の出力初期において第1スピーカSP1側に音を知覚する。さらに車両搭乗員は、警報音の出力初期以降、第2スピーカSP2側に音の知覚点が移動するように感じることとなる。なお、上記したように、このように知覚させる場合、2つのスピーカSP1,SP2からの警報音の音圧及び周波数信号の周波数f(図4に示す例では2kHz)は一致(一致とは人の耳で認識でない程度の微少な差異を含む概念)させる必要がある。
このようにして、第2実施形態に係る効果音吹鳴装置1によれば、第1実施形態と同様に、方向の情報を伝達することができる。また、最も警報音を迅速かつ的確に伝えたい車両運転者の前方から、方向の情報を有した警報音を出力することができる。
さらに、第2実施形態によれば、警報音の音圧及び2つのスピーカSP1,SP2への周波数信号の周波数を同じとし、第1スピーカSP1への周波数信号の出力タイミングと第2スピーカSP2への周波数信号の出力タイミングとを重複させつつ、第2スピーカSP2への周波数信号の出力タイミングを第1スピーカSP1への周波数信号の出力タイミングよりも所定時間以上遅延させる。これにより、車両搭乗員には、警報音の出力初期において第1スピーカSP1側にて音を知覚させ、その後第2スピーカSP2側に音の知覚点が移動するように感じさせることができる。よって、音に移動性を持たせることができ、方向の情報を伝達することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で各実施形態に記載の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態においてスピーカSPは2つであるが、3つ以上であってもよい。加えて、各加算回路21,22は、2つの端子SGからの信号を加算しているが、3つ以上の端子SGからの信号を加算するようにしてもよい。
また、上記では、第1端子SG1及び第2端子SG2(第1端子群)の一方から周波数信号を出力すると共に、第3端子SG3及び第4端子SG4(第2端子群)の一方から周波数信号を出力する例を説明したが、これに限らず、双方から同じ周波数信号を出力して第1,第2加算回路21,22により波形の重ね合わせを行ってもよいし、可能であれば双方から異なる周波数信号を出力して第1,第2加算回路21,22により波形の重ね合わせを行ってもよい。特に、双方から異なる周波数信号を出力する場合には、波形を重ね合わせて音のバリエーションを増加させることができる。
さらに、第1及び第2実施形態に係る効果音吹鳴装置1は、上記(i)(ii)に示すように、まず少なくとも1つのスピーカSPのみに対して周波数信号を出力し、次に、他のスピーカSPに対して周波数信号を出力するようにしていた。しかし、これに限らず、周波数信号の出力開始時点は、少なくとも1つのスピーカSPと他のスピーカSPとで同じであってもよいし、他のスピーカSPへの周波数信号の出力開始時点が少なくとも1つのスピーカSPへの周波数信号の出力開始時点よりも先になっていてもよい。このような構成であっても、効果音の出力終了時点を上記した第1及び第2実施形態と同様にすることで、少なくとも1つのスピーカからの効果音の停止後に、他のスピーカからの効果音が出力されている時間帯が存在することとなり、方向性を有した情報を伝達できるからである。
また、上記実施形態において2つのスピーカSP1,SP2は、メータユニットMの裏側に設けられるとしたが、表側にあってもよい。また、メータユニットMの外側ケースに取り付けられたエンクロージャー(スピーカ用の筐体)内に配置されていてもよい。
1 :効果音吹鳴装置
10 :制御部(制御手段)
20 :加算回路
30 :アンプ
M :メータユニット
SG1〜SG4 :サウンドジュネレータ端子
SP :複数のスピーカ
SP1 :第1スピーカ(一方のスピーカ)
SP2 :第2スピーカ(他方のスピーカ)

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、車両搭乗員に対して効果音により方向性を有した情報を提供する効果音吹鳴装置であって、
    効果音の出力源となる複数のスピーカと、
    前記複数のスピーカそれぞれから効果音を出力させるための周波数信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、車両搭乗員に伝達する1つの情報を前記複数のスピーカからの効果音によって伝達すると共に、前記複数のスピーカのうち少なくとも1つのスピーカに対する周波数信号の出力終了時点を、前記少なくとも1つのスピーカを除く他のスピーカに対する周波数信号の出力終了時点よりも前にすることにより、前記1つの情報を、前記他のスピーカに意識を向けさせる方向性を有した情報とする
    ことを特徴とする効果音吹鳴装置。
  2. 前記制御手段は、前記少なくとも1つのスピーカのみに対して周波数信号の出力を開始してから、当該少なくとも1つのスピーカへの当該周波数信号の出力を停止する前に、前記他のスピーカに対して周波数信号の出力を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の効果音吹鳴装置。
  3. 前記複数のスピーカは2つであって、
    前記制御手段は、効果音を出力するにあたり、一方のスピーカのみに対して周波数信号を出力した後に、前記一方のスピーカへの当該周波数信号の出力を停止する前に他方のスピーカに対して周波数信号を出力し、次いで前記一方のスピーカへの当該周波数信号の出力を停止させることにより、双方の周波数信号の出力タイミングを連続させ、この連続する双方の周波数信号である連続信号の出力開始時から出力終了時にかけて当該連続信号の周波数を次第に増加又は減少させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の効果音吹鳴装置。
  4. 前記制御手段は、前記連続信号の周波数を段階的に一定の変化量ずつで変化させていく
    ことを特徴とする請求項3に記載の効果音吹鳴装置。
  5. 前記制御手段は、前記連続信号のうち、前記一方のスピーカへの周波数信号と前記他方のスピーカへの周波数信号との出力タイミングが重複する期間において、双方の周波数信号を同じ周波数とする
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の効果音吹鳴装置。
  6. 前記2つのスピーカは、車両用の計器が搭載されるメータユニットに配置され、
    車両搭乗員に対して警報音により注意を促す情報を提供する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の効果音吹鳴装置。
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