JP2016114427A - 情報提示装置および情報提示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことが可能な「情報提示装置および情報提示方法」を提供する。【解決手段】ユーザから検出された生体情報に基づいて算出されたユーザの特定の状態についての度数が閾値よりも大きいか否かを判定し、その判定結果に応じたジャンルの施設の推奨情報を提示する情報提示装置10において、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れたか否かを判定する行先判定部115と、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れなかったと判定された場合、上記判定結果が反転するように閾値を変更する閾値変更部116とを備え、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れなかったときに、ユーザが自覚している状態と、情報提示装置10によって判定される状態とを、閾値の変更により一致させ、その後は、ユーザが自覚しているとおりに、ユーザの状態が判定されるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提示装置および情報提示方法に関し、特に、ユーザから検出された生体情報に基づくユーザの状態に応じた情報を提示可能な情報提示装置および情報提示方法に用いて好適なものである。
従来、ユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの状態(空腹度、覚醒度等)を推定し、推定されたユーザの状態に応じた情報をユーザに提示する技術が考案されている。
例えば、図11は、従来の情報提示装置による空腹度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。ここでは、従来の情報提示装置により、ユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの空腹度を算出し、算出された空腹度に基づいてユーザに提示する情報を変更する例を説明する。図11(a)に示すように、空腹度が所定の閾値よりも低い場合、情報提示装置は「空腹状態にない」と判断する。この場合、情報提示装置は、飲食施設以外の施設を推奨する情報(例えば、「○○水族館へご案内しましょうか?」)を提示する。一方、図11(b)に示すように、空腹度が所定の閾値よりも高い場合、情報提示装置は「空腹状態にある」と判断する。この場合、情報提示装置は、飲食施設を推奨する情報(例えば、「ラーメン○○はいかがですか」)を提示する。このように、生体情報に基づいてユーザの空腹状態を判定することにより、ユーザの空腹状態に応じた適切な情報を提示することができるようになる。
しかしながら、この図11に示す判定方法によれば、空腹であるか否かの感じ方が人それぞれであるのに対し、空腹状態か否かの判定を行うための閾値が固定である。このため、空腹と感じていないユーザに対して飲食施設の推奨情報を提示したり、反対に、空腹と感じているユーザに対して飲食施設の推奨情報を提示しなかったりする等、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができない。そこで、従来、ユーザの行動や状態に応じて可変する閾値を用いてユーザの状態の判定を行うことにより、ユーザの状態の判定の精度を高めるようにした技術が考案されている。
例えば、下記特許文献1には、所定の施設(スキー場、ゴルフ場、レストラン、サービスエリア、パーキングエリア、道の駅等)に立ち寄った場合に、立ち寄った施設に応じて閾値(閉眼時間)を設定し、設定された閾値に基づいて眠気判定処理を行う技術が開示されている。一例を挙げると、レストランにおける駐車時間が設定時間以上の場合には、運転者が満腹感で眠気を催すと推測し、それに応じて閉眼時間が比較的短い閾値を選択する。この技術によれば、運転者が眠気を催したときに確実に覚醒させることができ、また、無用に警告が行われるのを防止することができるとされている。
また、下記特許文献2には、ナビゲーション装置において、操作者から検出された生体情報に基づいて、操作者の心理状況を示す総合評価点を算出し、算出された総合評価点が所定の総合閾値に達しているか否かに基づいて、経由地の提案を行うか否かを判定する技術が開示されている。特に、下記特許文献2には、寄り道先の候補の提案を行ったにも関わらず、操作者により寄り道先の候補が受け入れられなかった場合には、総合閾値の補正を行うようにすることが記載されている。
特開2009−230246号公報 特開2013−186050号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、立ち寄り場所に応じて閾値が固定であるため、このように閾値を設定できるようにしたとしても、依然として、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができないままである。また、上記特許文献2の技術では、ナビゲーション装置が寄り道先の候補の提案を行ったにも関わらず、操作者が自身で寄り道先を決定するために、その提案を受け入れない選択操作を行った場合、実際には操作者は余裕があるにも関わらず、ナビゲーション装置は、操作者は余裕がないと判断し、総合閾値の値を変更してしまう。このため、ナビゲーション装置は、以降の処理において、ユーザの状態を適切に判定することができず、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの特定の状態についての度数を算出し、算出された度数が閾値よりも大きいか否かによって、ユーザが特定の状態にあるか否かを判定し、その判定結果に応じたジャンルの施設を推奨する情報を提示するようにした構成において、ユーザの現在位置を特定可能な位置情報に基づいて、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れたか否かを判定し、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れなかったと判定された場合、ユーザが特定の状態にあるか否かの判定の結果が反転するように、閾値を変更するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ユーザの特定の状態についての度数に基づいてユーザが特定の状態にあるか否かが判定され、その判定結果に応じた施設が推奨されたにも関わらず、ユーザが推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れなかった場合(すなわち、ユーザが自覚している状態と、本発明によって判定された状態とが異なる場合)、ユーザが特定の状態にあるか否かの判定結果が反転するように、閾値が変更される。これにより、それ以降、そのような度数が算出されたとしても、ユーザが自覚しているとおりに、ユーザの状態が判定されるようになる。すなわち、ユーザが自覚している状態と、本発明によって判定される状態とが一致するようになる。
また、本発明によれば、推奨された施設と同じジャンルの施設に訪れたか否かを判定するため、推奨された施設と違う施設にユーザが訪れたとしても、ユーザが訪れた施設が推奨された施設と同一のジャンルであれば、閾値が変更されない。この場合、ユーザが自覚している状態と、本発明によって判定される状態とが一致しており、その状態を維持することができる。したがって、本発明によれば、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る情報提示装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による空腹度に関する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による覚醒度に関する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による疲労度に関する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による空腹度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による覚醒度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による疲労度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による閾値(空腹度)の変更方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による閾値(覚醒度)の変更方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示装置による閾値(疲労度)の変更方法の一例を示す図である。 従来の情報提示装置による空腹度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔情報提示装置10の機能構成例〕
図1は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10の機能構成例を示すブロック図である。情報提示装置10は、自動車等の車両に搭載されている装置である。但し、特許請求の範囲に記載の情報提示装置はこれに限定されず、車両に搭載されている装置以外の装置(例えば、携帯用のナビゲーション装置、スマートフォン等の携帯端末等)にも適用することができる。
図1に示すように、本実施形態に係る情報提示装置10は、空腹センサ101、眠気センサ102、疲労センサ103、ディスプレイ104、スピーカ105、閾値記憶部106、地図データベース107および位置検出装置108を備えている。また、情報提示装置10は、その機能構成として、生体情報取得部111、度数算出部112、状態判定部113、情報提示部114、行先判定部115および閾値変更部116を備えている。
上記各機能ブロック111〜116は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック111〜116は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
空腹センサ101は、度数算出部112がユーザの空腹度を算出するための生体情報を検出する。例えば、空腹センサ101として、ユーザの血糖値を検出する血糖値センサを用いることができる。
眠気センサ102は、度数算出部112がユーザの覚醒度を算出するための生体情報を検出する。例えば、眠気センサ102として、ユーザの脈波を検出する脈波センサを用いることができる。
疲労センサ103は、度数算出部112がユーザの疲労度を算出するための生体情報を検出する。例えば、疲労センサ103として、ユーザの心電図を検出する心電図センサを用いることができる。
ディスプレイ104は、各種情報(主に、施設を推奨する画面)を表示する。ディスプレイ104には、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が用いられる。スピーカ105は、各種音声(主に、施設を推奨する音声)を出力する。
閾値記憶部106は、状態判定部113によりユーザが特定の状態にあるか否かを判定するための閾値を記憶する。この閾値は、閾値変更部116によって変更され得る。すなわち、この閾値は可変である。なお、閾値記憶部106には、各特定の状態(空腹度、覚醒度、疲労度)のそれぞれに対して、閾値が記憶されている。
地図データベース107は、地図データを記憶する。当該地図データには、複数の施設の施設データが含まれている。各施設データは、施設名、位置情報(緯度経度等)、ジャンル等を含んで構成されている。
位置検出装置108は、車両の現在位置を検出する。位置検出装置108は、例えば、GPS(Global Positioning System)と自律航法ユニットとを備えて構成されている。
生体情報取得部111は、ユーザから検出された生体情報を取得する。具体的には、生体情報取得部111は、空腹センサ101によってユーザから検出された生体情報(例えば、血糖値)を取得する。また、生体情報取得部111は、眠気センサ102によってユーザから検出された生体情報(例えば、脈波)を取得する。また、生体情報取得部111は、疲労センサ103によってユーザから検出された生体情報(例えば、心電図)を取得する。
度数算出部112は、生体情報取得部111が取得した生体情報に基づいて、ユーザの特定の状態についての度数を算出する。
例えば、空腹センサ101として血糖値センサが用いられた場合、度数算出部112は、血糖値センサによってユーザから検出された血糖値に基づいて、ユーザの空腹度を算出する。例えば、度数算出部112は、予め定められた計算式により、血糖値がより低いほど空腹度がより高くなるようにユーザの空腹度を算出する。
また、例えば、眠気センサ102として脈波センサが用いられた場合、度数算出部112は、脈波センサによってユーザから検出された脈波に基づいて、ユーザの覚醒度を算出する。例えば、度数算出部112は、予め定められた計算式により、脈波の測定値の大きさや周期等に応じてユーザの覚醒度を算出する。
また、例えば、疲労センサ103として心電図センサが用いられた場合、度数算出部112は、心電図センサによってユーザから検出された心電図に基づいて、ユーザの疲労度を算出する。例えば、度数算出部112は、予め定められた計算式により、心電図の測定値の大きさや周期等に応じてユーザの疲労度を算出する。
状態判定部113は、度数算出部112によって算出された度数が閾値よりも大きいか否かによって、ユーザが特定の状態にあるか否かを判定する。具体的には、状態判定部113は、度数算出部112によって算出された空腹度が、閾値記憶部106に記憶されている空腹度の閾値よりも大きいか否かによって、ユーザが空腹状態にあるか否かを判定する。また、状態判定部113は、度数算出部112によって算出された覚醒度が、閾値記憶部106に記憶されている覚醒度の閾値よりも大きいか否かによって、ユーザが覚醒状態にあるか否かを判定する。また、状態判定部113は、度数算出部112によって算出された疲労度が、閾値記憶部106に記憶されている疲労度の閾値よりも大きいか否かによって、ユーザが疲労状態にあるか否かを判定する。
情報提示部114は、状態判定部113によってユーザが特定の状態(空腹状態、覚醒状態、疲労状態)にあるか否かの判定がなされた場合、当該判定の結果に応じたジャンルの施設を推奨する情報を提示する。
例えば、情報提示部114は、ユーザが空腹状態にあると判定された場合、地図データベース107に記憶されている複数の施設のうち、位置検出装置108によって検出された自車両の近傍に位置する食事施設を推奨する情報を提示する。一方、情報提示部114は、ユーザが空腹状態にないと判定された場合、地図データベース107に記憶されている複数の施設のうち、位置検出装置108によって検出された自車両の近傍に位置する、食事施設とは異なるジャンルの施設を推奨する情報を提示する。
また、情報提示部114は、ユーザが覚醒状態にないと判定された場合、または、ユーザが疲労状態にあると判定された場合、地図データベース107に記憶されている複数の施設のうち、位置検出装置108によって検出された自車両の近傍に位置する休憩施設を推奨する情報を提示する。一方、情報提示部114は、ユーザが覚醒状態にあると判定された場合、または、ユーザが疲労状態にないと判定された場合、地図データベース107に記憶されている複数の施設のうち、位置検出装置108によって検出された自車両の位置に存在する、休憩施設とは異なるジャンルの施設を推奨する情報を提示する。
本実施形態では、情報提示部114による情報の提示方法として、その情報の表示画面をディスプレイ104に表示させる方法と、その情報の出力音声をスピーカ105から出力させる方法とを用いている。
行先判定部115は、位置検出装置108によって検出された自車両の現在位置(すなわち、ユーザの現在位置)に基づいて、ユーザが情報提示部114によって推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れたか否かを判定する。
例えば、状態判定部113によってユーザが空腹状態にあると判定されて、情報提示部114によって食事施設が推奨された場合、行先判定部115は、ユーザがその食事施設と同じジャンルの施設(すなわち、何れかの食事施設)に訪れたか否かを判定する。また、状態判定部113によってユーザが覚醒状態にないまたは疲労状態にあると判定されて、情報提示部114によって休憩施設が推奨された場合、行先判定部115は、ユーザがその休憩施設と同じジャンルの施設(すなわち、何れかの休憩施設)に訪れたか否かを判定する。
一方、状態判定部113によってユーザが空腹状態にないと判定されて、情報提示部114によって食事施設とは異なる他のジャンルの施設が推奨された場合、行先判定部115は、ユーザが他のジャンルの施設に訪れたか否かを判定するとともに、ユーザが食事施設と同じジャンルの施設に訪れたか否かを判定する。
また、状態判定部113によってユーザが覚醒状態にあるまたは疲労状態にないと判定されて、情報提示部114によって休憩施設とは異なる他のジャンルの施設が推奨された場合、行先判定部115は、ユーザが他のジャンルの施設に訪れたか否かを判定するとともに、ユーザが休憩施設と同じジャンルの施設に訪れたか否かを判定する。
情報提示部114が特定の状態に応じたジャンルの施設を推奨した場合において、推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れなかったと行先判定部115によって判定された場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が反転するように閾値を変更する。また、情報提示部114が特定の状態に応じたジャンル以外の他のジャンルの施設を推奨した場合において、特定の状態に応じたジャンルの施設へ訪れたと行先判定部115によって判定された場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が反転するように閾値を変更する。
情報提示部114によって施設がユーザに推奨されたにも関わらず、そのユーザがその施設と同じジャンルの施設に訪れなかったとき、そのユーザが状態判定部113によって判定された状態とは異なる状態であった可能性が高い。そこで、このような場合に、ユーザの状態を判定するための閾値を変更することで、それ以降、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とを一致させることができる。これにより、ユーザの状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
特に、本実施形態では、度数算出部112によって算出された度数と同じ値に閾値を変更するようにしている。これにより、本実施形態では、ユーザの自覚している状態を、その状態を判定するための閾値により忠実に反映させることができるようになっている。
例えば、「ユーザが空腹状態にある」と判定されたことにより、情報提示部114によって食事施設が推奨された後、ユーザがその食事施設と同じジャンルの施設へ訪れなかった場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが空腹状態にない」となるように、空腹度の閾値を、度数算出部112によって算出された空腹度と同じ値に変更する。反対に、「ユーザが空腹状態にない」と判定されたことにより、情報提示部114によって食事施設とは異なるジャンルの施設が推奨された後、ユーザが食事施設に訪れた場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが空腹状態にある」となるように、空腹度の閾値を、度数算出部112によって算出された空腹度と同じ値に変更する。
また、「ユーザが覚醒状態にない」と判定されたことにより、情報提示部114によって休憩施設が推奨された後、ユーザがその休憩施設と同じジャンルの施設へ訪れなかった場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが覚醒状態にある」となるように、覚醒度の閾値を、度数算出部112によって算出された覚醒度と同じ値に変更する。反対に、「ユーザが覚醒状態にある」と判定されたことにより、情報提示部114によって休憩施設とは異なるジャンルの施設が推奨された後、ユーザが休憩施設に訪れた場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが覚醒状態にない」となるように、覚醒度の閾値を、度数算出部112によって算出された覚醒度と同じ値に変更する。
また、「ユーザが疲労状態にある」と判定されたことにより、情報提示部114によって休憩施設が推奨された後、ユーザがその休憩施設と同じジャンルの施設へ訪れなかった場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが疲労状態にない」となるように、疲労度の閾値を、度数算出部112によって算出された疲労度と同じ値に変更する。反対に、「ユーザが疲労状態にない」と判定されたことにより、情報提示部114によって休憩施設とは異なるジャンルの施設が推奨された後、ユーザが休憩施設に訪れた場合、閾値変更部116は、状態判定部113による判定の結果が「ユーザが疲労状態にある」となるように、疲労度の閾値を、度数算出部112によって算出された疲労度と同じ値に変更する。
なお、閾値変更部116は、ユーザが情報提示部114によって推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れた場合、閾値を変更しない。この場合、ユーザが自覚している状態と、状態判定部113によって判定される状態とが一致しているからである。
〔情報提示装置10による空腹度に関する処理の一例〕
図2は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による空腹度に関する処理の一例を示すフローチャートである。例えば、図2に例示する処理は、情報提示装置10が稼働している間、常時実行される。
まず、生体情報取得部111が、空腹センサ101から生体情報を取得したか否かを判定する(ステップS202)。ここで、空腹センサ101から生体情報を取得していないと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS202:No)、情報提示装置10は、再度、ステップS202の処理を実行する。
一方、空腹センサ101から生体情報を取得したと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS202:Yes)、度数算出部112が、取得された生体情報に基づいて、ユーザの空腹度を算出する(ステップS204)。そして、状態判定部113が、ステップS204で算出された空腹度と閾値記憶部106に記憶されている空腹度の閾値とに基づいて、ユーザが空腹状態にあるか否かを判定する(ステップS206)。
ステップS206において、ユーザが空腹状態にあると判定された場合(ステップS206:Yes)、情報提示部114が食事施設を推奨する情報を提示し(ステップS208)、その後、行先判定部115が、ユーザが食事施設を訪れたか否かを判定する(ステップS210)。ここで、ユーザが食事施設を訪れていないと判定された場合(ステップS210:No)、閾値変更部116が、空腹度の閾値をステップS204で算出された空腹度と同じ値に変更し(ステップS212)、情報提示装置10は、図2に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが食事施設を訪れたと判定された場合(ステップS210:Yes)、情報提示装置10は、空腹度の閾値を変更せずに、図2に示す一連の処理を終了する。
ステップS206において、ユーザが空腹状態にないと判定された場合(ステップS206:No)、情報提示部114が食事施設以外の施設を推奨する情報を提示し(ステップS214)、その後、行先判定部115が、ユーザが食事施設を訪れたか否かを判定する(ステップS216)。ここで、ユーザが食事施設を訪れたと判定された場合(ステップS216:Yes)、閾値変更部116が、空腹度の閾値をステップS204で算出された空腹度と同じ値に変更し(ステップS218)、情報提示装置10は、図2に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが食事施設を訪れていないと判定された場合(ステップS216:No)、情報提示装置10は、空腹度の閾値を変更せずに、図2に示す一連の処理を終了する。
〔情報提示装置10による覚醒度に関する処理の一例〕
図3は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による覚醒度に関する処理の一例を示すフローチャートである。例えば、図3に例示する処理は、情報提示装置10が稼働している間、常時実行される。
まず、生体情報取得部111が、眠気センサ102から生体情報を取得したか否かを判定する(ステップS302)。ここで、眠気センサ102から生体情報を取得していないと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS302:No)、情報提示装置10は、再度、ステップS302の処理を実行する。
一方、眠気センサ102から生体情報を取得したと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS302:Yes)、度数算出部112が、取得された生体情報に基づいて、ユーザの覚醒度を算出する(ステップS304)。そして、状態判定部113が、ステップS304で算出された覚醒度と閾値記憶部106に記憶されている覚醒度の閾値とに基づいて、ユーザが覚醒状態にあるか否かを判定する(ステップS306)。
ステップS306において、ユーザが覚醒状態にないと判定された場合(ステップS306:No)、情報提示部114が休憩施設を推奨する情報を提示し(ステップS308)、その後、行先判定部115が、ユーザが休憩施設を訪れたか否かを判定する(ステップS310)。ここで、ユーザが休憩施設を訪れていないと判定された場合(ステップS310:No)、閾値変更部116が、覚醒度の閾値をステップS304で算出された覚醒度と同じ値に変更し(ステップS312)、情報提示装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが休憩施設を訪れたと判定された場合(ステップS310:Yes)、情報提示装置10は、覚醒度の閾値を変更せずに、図3に示す一連の処理を終了する。
ステップS306において、ユーザが覚醒状態にあると判定された場合(ステップS306:Yes)、情報提示部114が休憩施設以外の施設を推奨する情報を提示し(ステップS314)、その後、行先判定部115が、ユーザが休憩施設を訪れたか否かを判定する(ステップS316)。ここで、ユーザが休憩施設を訪れたと判定された場合(ステップS316:Yes)、閾値変更部116が、覚醒度の閾値をステップS304で算出された覚醒度と同じ値に変更し(ステップS318)、情報提示装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが休憩施設を訪れていないと判定された場合(ステップS316:No)、情報提示装置10は、覚醒度の閾値を変更せずに、図3に示す一連の処理を終了する。
〔情報提示装置10による疲労度に関する処理の一例〕
図4は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による疲労度に関する処理の一例を示すフローチャートである。例えば、図4に例示する処理は、情報提示装置10が稼働している間、常時実行される。
まず、生体情報取得部111が、疲労センサ103から生体情報を取得したか否かを判定する(ステップS402)。ここで、疲労センサ103から生体情報を取得していないと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS402:No)、情報提示装置10は、再度、ステップS402の処理を実行する。
一方、疲労センサ103から生体情報を取得したと生体情報取得部111が判定した場合(ステップS402:Yes)、度数算出部112が、取得された生体情報に基づいて、ユーザの疲労度を算出する(ステップS404)。そして、状態判定部113が、ステップS404で算出された疲労度と閾値記憶部106に記憶されている疲労度の閾値とに基づいて、ユーザが疲労状態にあるか否かを判定する(ステップS406)。
ステップS406において、ユーザが疲労状態にあると判定された場合(ステップS406:Yes)、情報提示部114が休憩施設を推奨する情報を提示し(ステップS408)、その後、行先判定部115が、ユーザが休憩施設を訪れたか否かを判定する(ステップS410)。ここで、ユーザが休憩施設を訪れていないと判定された場合(ステップS410:No)、閾値変更部116が、疲労度の閾値をステップS404で算出された疲労度と同じ値に変更し(ステップS412)、情報提示装置10は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが休憩施設を訪れたと判定された場合(ステップS410:Yes)、情報提示装置10は、疲労度の閾値を変更せずに、図4に示す一連の処理を終了する。
ステップS406において、ユーザが疲労状態にないと判定された場合(ステップS406:No)、情報提示部114が休憩施設以外の施設を推奨する情報を提示し(ステップS414)、その後、行先判定部115が、ユーザが休憩施設を訪れたか否かを判定する(ステップS416)。ここで、ユーザが休憩施設を訪れたと判定された場合(ステップS416:Yes)、閾値変更部116が、疲労度の閾値をステップS404で算出された疲労度と同じ値に変更し(ステップS418)、情報提示装置10は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、ユーザが休憩施設を訪れていないと判定された場合(ステップS416:No)、情報提示装置10は、疲労度の閾値を変更せずに、図4に示す一連の処理を終了する。
〔空腹度に応じた情報提示方法の一例〕
図5は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による空腹度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。ここでは、空腹センサ101によってユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの空腹度を算出し、算出された空腹度と閾値記憶部106に記憶されている空腹度の閾値とに基づいてユーザに提示する情報を変更する例を説明する。なお、本例では、空腹度の範囲を0〜100とし、且つ、空腹度の閾値の初期値を「50」としているが、これに限らない。
図5(a)に示すように、度数算出部112によって算出された空腹度が閾値「50」よりも低い場合、状態判定部113は、「ユーザが空腹状態にない」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(食事施設とは異なるジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「○○水族館へご案内しましょうか?」)を提示する。一方、図5(b)に示すように、度数算出部112によって算出された空腹度が閾値「50」よりも高い場合、状態判定部113は、「ユーザが空腹状態にある」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(食事施設と同じジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「ラーメン○○はいかがですか?」)を提示する。
〔覚醒度に応じた情報提示方法の一例〕
図6は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による覚醒度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。ここでは、眠気センサ102によってユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの覚醒度を算出し、算出された覚醒度と閾値記憶部106に記憶されている覚醒度の閾値とに基づいてユーザに提示する情報を変更する例を説明する。なお、本例では、覚醒度の範囲を0〜100とし、且つ、覚醒度の閾値の初期値を「50」としているが、これに限らない。
図6(a)に示すように、度数算出部112によって算出された覚醒度が閾値「50」よりも低い場合、状態判定部113は、「ユーザが覚醒状態にない」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(休憩施設と同じジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「○○カフェで休憩をとりませんか?」)を提示する。一方、図6(b)に示すように、度数算出部112によって算出された覚醒度が閾値「50」よりも高い場合、状態判定部113は、「ユーザが覚醒状態にある」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(休憩施設とは異なるジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「○○図書館で勉強しませんか?」)を提示する。
〔疲労度に応じた情報提示方法の一例〕
図7は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による疲労度に応じた情報提示方法の一例を示す図である。ここでは、疲労センサ103によってユーザから検出された生体情報に基づいてユーザの疲労度を算出し、算出された疲労度と閾値記憶部106に記憶されている疲労度の閾値とに基づいてユーザに提示する情報を変更する例を説明する。なお、本例では、疲労度の範囲を0〜100とし、且つ、疲労度の閾値の初期値を「50」としているが、これに限らない。
図7(a)に示すように、度数算出部112によって算出された疲労度が閾値「50」よりも低い場合、状態判定部113は、「ユーザが疲労状態にない」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(休憩施設とは異なるジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「新しいゴルフ練習場ができたようです。ご案内しましょうか?」)を提示する。一方、図7(b)に示すように、度数算出部112によって算出された疲労度が閾値「50」よりも高い場合、状態判定部113は、「ユーザが疲労状態にある」と判定する。この場合、情報提示部114は、その判定結果に応じたジャンル(休憩施設と同じジャンル)の施設を推奨する情報(例えば、「この近くにマッサージ店があります。ご案内しましょうか?」)を提示する。
〔閾値(空腹度)の変更方法の一例〕
図8は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による閾値(空腹度)の変更方法の一例を示す図である。
図8(a)に示す例では、空腹度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された空腹度が「70」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが空腹状態にある」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、食事施設を推奨する情報(図5(b)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが食事施設を訪れなかった場合、閾値変更部116が、空腹度の閾値を、度数算出部112によって算出された空腹度「70」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、空腹度が「70」よりも小さい場合は、空腹状態ではない可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの空腹度が「70」よりも小さい場合は、「空腹状態にない」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの空腹状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
図8(b)に示す例では、空腹度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された空腹度が「30」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが空腹状態にない」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、食事施設以外の施設を推奨する情報(図5(a)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが食事施設を訪れた場合、閾値変更部116が、空腹度の閾値を、度数算出部112によって算出された空腹度「30」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、空腹度が「30」よりも大きい場合は、空腹状態である可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの空腹度が「30」よりも大きい場合は、「空腹状態にある」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの空腹状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
〔閾値(覚醒度)の変更方法の一例〕
図9は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による閾値(覚醒度)の変更方法の一例を示す図である。
図9(a)に示す例では、覚醒度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された覚醒度が「70」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが覚醒状態にある」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、休憩施設以外の施設を推奨する情報(図6(b)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが休憩施設を訪れた場合、閾値変更部116が、覚醒度の閾値を、度数算出部112によって算出された覚醒度「70」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、覚醒度が「70」よりも小さい場合は、覚醒状態ではない可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの覚醒度が「70」よりも小さい場合は、「覚醒状態にない」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの覚醒状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
図9(b)に示す例では、覚醒度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された覚醒度が「30」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが覚醒状態にない」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、休憩施設を推奨する情報(図6(a)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが休憩施設を訪れなかった場合、閾値変更部116が、覚醒度の閾値を、度数算出部112によって算出された覚醒度「30」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、覚醒度が「30」よりも大きい場合は、覚醒状態である可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの覚醒度が「30」よりも大きい場合は、「覚醒状態にある」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの覚醒状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
〔閾値(疲労度)の変更方法の一例〕
図10は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10による閾値(疲労度)の変更方法の一例を示す図である。
図10(a)に示す例では、疲労度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された疲労度が「70」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが疲労状態にある」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、休憩施設を推奨する情報(図7(b)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが休憩施設を訪れなかった場合、閾値変更部116が、疲労度の閾値を、度数算出部112によって算出された疲労度「70」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、疲労度が「70」よりも小さい場合は、疲労状態ではない可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの疲労度が「70」よりも小さい場合は、「疲労状態にない」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの疲労状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
図10(b)に示す例では、疲労度の閾値には「50」が設定されている。また、度数算出部112によって算出された疲労度が「30」である。この場合、状態判定部113は、「ユーザが疲労状態にない」と判定する。これに応じて、情報提示部114は、休憩施設以外の施設を推奨する情報(図7(a)参照)を提示する。しかしながら、ユーザが休憩施設を訪れた場合、閾値変更部116が、疲労度の閾値を、度数算出部112によって算出された疲労度「30」と同じ値に変更する。このユーザにとっては、疲労度が「30」よりも大きい場合は、疲労状態である可能性が高いからである。これにより、それ以降、ユーザの疲労度が「30」よりも大きい場合は、「疲労状態にある」と状態判定部113によって判定されるようになる。すなわち、ユーザの実際の状態と、状態判定部113によるユーザの状態の判定結果とが一致するようになる。その結果、ユーザの疲労状態を適切に判定して、ユーザにとって適切な施設の推奨情報を提示できるようになる。
以上説明したとおり、本発明の一実施形態によれば、推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れなかった場合、ユーザが特定の状態にあるか否かの判定結果が反転するように、閾値が変更される。推奨された施設と同じジャンルの施設へユーザが訪れなかった場合は、ユーザが自覚している状態と、状態判定部113によって判定された状態とが異なる可能性が高い。そこで、このように閾値を変更することにより、それ以降、ユーザが自覚しているとおりに、ユーザの状態が判定されるようになる。すなわち、ユーザが自覚している状態と状態判定部113によって判定される状態とが一致するようになる。
特に、本発明の一実施形態によれば、ユーザが推奨された施設と同じジャンルの施設に訪れたか否かを判定するため、ユーザが推奨された施設と違う施設に訪れたとしても、その施設が推奨された施設と同一のジャンルであれば、閾値が変更されない。この場合、ユーザが自覚している状態と、状態判定部113によって判定される状態とが一致しており、その状態を維持することができる。したがって、ユーザの個別の状態に応じて適切な情報の提示を行うことができる。
なお、上記実施形態において、閾値変更部116は、度数算出部112によって算出された度数と同じ値に閾値を変更するようにしているが、本発明はこれに限らない。閾値変更部116は、少なくとも、状態判定部113による判定の結果が反転するように閾値を変更すればよい。例えば、閾値変更部116は、閾値の値を増加するように変更する場合、度数算出部112によって算出された度数よりも所定値だけ大きい値に閾値を変更するようにしてもよい。反対に、閾値変更部116は、閾値の値を減少するように変更する場合、度数算出部112によって算出された度数よりも所定値だけ小さい値に閾値を変更するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、特許請求の範囲に記載の「特定の状態」の一例として、空腹状態、覚醒状態および疲労状態を用いているが、本発明はこれに限らない。また、上記実施形態では、各センサ(空腹センサ101、眠気センサ102、疲労センサ103)を用いて、各度数(空腹度、覚醒度、疲労度)を算出するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、上記各度数のうちの少なくとも何れか一つを、従来知られているその他の方法(例えば、画像からユーザの動きを検出する方法、車内ネットワークからユーザの運転パターンを検出する方法等)を用いることにより、算出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、地図データベース107に記憶されている施設の中からユーザが特定の状態にあるか否かの判定結果に応じた施設を選出し、当該施設を推奨する情報を提示するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、情報提示装置10の外部(例えば、インターネット等)から、ユーザが特定の状態にあるか否かの判定結果に応じた施設を推奨する情報を取得するようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 情報提示装置
101 空腹センサ
102 眠気センサ
103 疲労センサ
104 スピーカ
105 ディスプレイ
106 閾値記憶部
107 地図データベース
108 位置検出装置
111 生体情報取得部
112 度数算出部
113 状態判定部
114 情報提示部
115 行先判定部
116 閾値変更部

Claims (8)

  1. ユーザから検出された生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報に基づいて前記ユーザの特定の状態についての度数を算出する度数算出部と、
    前記度数算出部によって算出された前記度数が閾値よりも大きいか否かによって、前記ユーザが前記特定の状態にあるか否かを判定する状態判定部と、
    前記ユーザが前記特定の状態にあるか否かの判定結果に応じたジャンルの施設を推奨する情報を提示する情報提示部と、
    前記ユーザの現在位置を特定可能な位置情報に基づいて、前記ユーザが前記推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れたか否かを判定する行先判定部と、
    前記ユーザが前記推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れなかったと判定された場合、前記状態判定部による判定の結果が反転するように、前記閾値を変更する閾値変更部と
    を備えることを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記状態判定部によって、前記ユーザが前記特定の状態にあると判定された場合、
    前記情報提示部は、当該特定の状態に応じたジャンルの施設を推奨する情報を提示し、
    前記行先判定部は、前記ユーザが前記特定の状態に応じたジャンルの施設と同じジャンルの施設へ訪れたか否かを判定し、
    前記閾値変更部は、前記ユーザが前記特定の状態に応じたジャンルの施設と同じジャンルの施設へ訪れなかったと判定された場合、前記状態判定部による判定の結果が反転するように、前記閾値を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 前記状態判定部によって、前記ユーザが前記特定の状態にないと判定された場合、
    前記情報提示部は、前記特定の状態に応じたジャンル以外の他のジャンルの施設を推奨する情報を提示し、
    前記行先判定部は、前記ユーザが前記特定の状態に応じたジャンルの施設へ訪れたか否かを判定し、
    前記閾値変更部は、前記ユーザが前記他のジャンルの施設を訪れずに、前記ユーザが前記特定の状態に応じたジャンルの施設へ訪れたと判定された場合、前記状態判定部による判定の結果が反転するように、前記閾値を変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報提示装置。
  4. 前記閾値変更部は、前記閾値を、前記度数算出部により算出された度数と同じ値に変更する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報提示装置。
  5. 前記度数算出部は、前記生体情報に基づいて前記ユーザの空腹度を算出し、
    前記状態判定部は、前記空腹度が前記閾値よりも大きいか否かによって、前記ユーザが空腹状態にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報提示装置。
  6. 前記度数算出部は、前記生体情報に基づいて前記ユーザの覚醒度を算出し、
    前記状態判定部は、前記覚醒度が前記閾値よりも大きいか否かによって、前記ユーザが覚醒状態にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報提示装置。
  7. 前記度数算出部は、前記生体情報に基づいて前記ユーザの疲労度を算出し、
    前記状態判定部は、前記疲労度が前記閾値よりも大きいか否かによって、前記ユーザが疲労状態にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報提示装置。
  8. 情報提示装置による情報提示方法であって、
    前記情報提示装置の生体情報取得部が、ユーザから検出された生体情報を取得する生体情報取得工程と、
    前記情報提示装置の度数算出部が、前記生体情報に基づいて前記ユーザの特定の状態についての度数を算出する度数算出工程と、
    前記情報提示装置の状態判定部が、前記度数算出工程にて算出された前記度数が閾値よりも大きいか否かによって、前記ユーザが前記特定の状態にあるか否かを判定する状態判定工程と、
    前記情報提示装置の情報提示部が、前記ユーザが前記特定の状態にあるか否かの判定結果に応じたジャンルの施設を推奨する情報を提示する情報提示工程と、
    前記情報提示装置の行先判定部が、前記ユーザの現在位置を特定可能な位置情報に基づいて、前記ユーザが前記推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れたか否かを判定する行先判定工程と、
    前記情報提示装置の閾値変更部が、前記ユーザが前記推奨された施設と同じジャンルの施設へ訪れなかったと判定された場合、前記状態判定部による判定の結果が反転するように、前記閾値を変更する閾値変更工程と
    を含むことを特徴とする情報提示方法。
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