JP2015505179A - リソースブロックの割り当て方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

リソースブロックを割り当てる方法及びそれに対応する装置を提供する。リソースブロックの割り当て方法は、基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信することと、移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用することと、を含み、前記測定場所で前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい。クレームされた本発明によれば、高速鉄道通信の混信は改善でき、スペクトル効率が改良される。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、概して3GPP(the 3rd Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)技術を含む無線通信技術に関する。特に、本発明の実施形態はリソースブロックの割り当て方法及び装置に関する。
明細書及び/又は図面に表記される様々な略語は、以下のように定義される。
BS Base Station(基地局)
BCH Broadcast Channel(放送チャンネル)
BRB Bad Resource Block(不適当なリソースブロック)
DL Downlink(ダウンリンク)
DSP Digital Signal Processor(デジタル信号プロセッサ)
eNB evolved Node B(発展型Node B)
FDD Frequency Division Duplex(周波数分割デュプレックス)
HST High Speed Train(高速列車)
HSR High Speed Railway(高速鉄道)
HUE HSR User Equipment(高速鉄道の利用者機器)
MUE Macro User Equipment(一般的な利用者機器)
MeNB Macro evolved Node B(一般的な発展型Node B)
MR Mobile Relay(移動中継)
PDA Personal Digital Assistance(電子手帳)
QoS Quality of Service(サービスの質)
RB Resource Block(リソースブロック)
RNTI Radio Network Temporary Identifier(無線ネットワーク一時識別子)
PRM Radio Resource Management(無線リソース管理)
TD Time Division(時分割)
TDD Time Division Duplex(時分割二重通信)
現在のHSR車両(例:HST)の急速な発達により、HSR内及び周辺での無線通信を効率的に実行する方法の研究が盛んになっている。HSR車両を含む通信の概要を示すために、図1と図2に、考えられる代表的な通信の構成を図示した。以下で説明する。
図1に示したように、多数のHUE(例えば、ハンドセットやモバイルコンピュータ)とMR(ノード)が内部に存在する高速列車が、線路上を走っている。当該線路は、各部分が、1以上のBS(即ちMeNB)にカバーされている。図では2つのBSにカバーされている。HSTがMeNBのカバー領域内に入ったとき、DL通信では、矢印で示したように、HUEがMRから送られる信号を受信する可能性がある一方、MUEはMeNBから送られる信号を受信する可能性がある。しかし、DL方向にMeNBから送られた信号が、HUEとMRが存在するHSTの車両内に入ると、HUEに混信が起こるかもしれない。換言すれば、HSTの近くのMeNBが、DL通信でHUEに混信する可能性がある。同様に、MRが、DL通信で、HST近辺の列車外のMUEに混信する可能性もある。
図2には、図1と逆方向の通信、つまり、UL方向であることを除けば、図1と全く同じ構成要素が示されている。UL通信では、HUEからMRへ送信された信号がMeNBと混信する可能性がある一方、MUEからMeNBに送信された信号がMRと混信する可能性もある。
図示され、図1と図2に関して述べられた混信は、HSRでの通信に悪影響を与え、更に、システム全体のパフォーマンスを下げる。例えば、もしHSTがTD―LTEシステムと同じ周波数を使っていたら、TD―LTE MeNBが大規模に設置されている場合、混信が複雑に又は激しくなりうる。
上記観点から、既存の通信設備に大幅な変更を加えることなく、上記混信を緩和又は更に除去することが望ましい。
それゆえ、より良いスペクトル効率で上記混信が抑制されるように、MeNBとMRで管理され利用されるRBを効果的に割り当てる方法を提供することが前記技術分野では必要とされている。
本発明の代表的な実施形態では、BSから少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を受信することを含むリソースブロックの割り当て方法を提供する。当該方法は、MRノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信に前記少なくとも1つの特定のRBを使用することも含み、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
1つの実施形態では、前記使用することは、前記MRノードの現在地と前記測定場所との距離が所定値以内である場合に、前記少なくとも1つの特定のRBを使用することを含む。
他の実施形態では、前記MRノードと、当該MRノードに接続した前記少なくとも1つのUEとは、HSR車両内に存在し、前記測定場所は、前記BSにカバーされ前記HSR車両が走る線路に近い。
追加の実施形態では、前記方法は、前記受信に先立って、前記MRノードに接続した前記少なくとも1つのUEへのQoSに基づいて前記MRノードが決定した前記RBの必要数のリクエストを前記BSに送信することを含む。
更なる実施形態では、前記少なくとも1つの特定のRBは、UL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用され、又は、DL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用される。
本発明の他の代表的な実施形態では、BSで、少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を取得することを含む通信方法を提供する。当該方法は、MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信のため、前記MRノードに情報を送信することも含み、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
他の実施形態では、前記情報を取得することは、前記BSに接続した前記少なくとも1つのUEか、又は、前記BSにカバーされHSR車両が走る線路近くに配置された少なくとも1つのセンサから情報を受信することを含み、前記MRノードと、当該MRノードに接続した前記少なくとも1つのUEとは、前記HSR車両内に存在する。
追加の実施形態では、前記情報を取得することは、照合信号と、前記BSにカバーされ前記HSR車両が走る線路に近く、前記BSに接続した前記少なくとも1つのUEの位置情報とを前記BSで受信することと、受信した照合信号に基づいて、ULシステム帯域幅全体にわたってチャンネル測定を実行することと、前記チャンネル測定に基づいて、所定の閾値より小さい前記少なくとも1つの特定のRBを決定することと、そして、前記MRノードと、当該MRノードに接続した前記少なくとも1つのUEとのアップリンク通信のために、前記MRノードに前記情報を送信することとを含む。
更なる実施形態では、前記RBの数は予め決められているか、或いは、前記MRノードからのリクエストに従って決定される。
更に他の実施形態では、前記方法は、前記MRノードにリクエストされた数より前記RBの数が少ない場合は、前記MRノードに、前記BSと直交する1以上のRBを割り当てることを更に含む。
更なる実施形態では、前記少なくとも1つの特定のRBは、UL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用され、又は、DL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用される。
本発明の追加の代表的な実施形態では、BSから少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を受信する手段を含むリソースブロックの割り当て装置を提供する。当該装置は、MRノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信に前記少なくとも1つの特定のRBを使用する手段も含み、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つのRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
本発明の更なる代表的な実施形態では、BSで、少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を取得する手段を含むリソースブロックの割り当て装置を提供する。当該装置は、MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信のため、前記MRノードに情報を送信する手段も含み、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
本発明の1つの代表的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含むリソースブロックの割り当て装置を提供する。前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、BSから少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を受信するように構築されている。また、前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、MRノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信に前記少なくとも1つの特定のRBを使用するようにも構築されており、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
本発明の他の代表的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含む通信装置を提供する。前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、BSで、少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を取得するように構築されている。また、前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信のため、前記MRノードに情報を送信するように構築されており、前記測定場所において前記BSに接続した少なくとも1つのUEと前記BSとの通信には前記少なくとも1つの特定のRBは使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
本発明のある実施形態によれば、RBを適切に割り当てることにより、混信は効果的に避けられ、システムパフォーマンスは改良されうる。更に、LTE技術のような従来技術により、全部のシステム帯域幅についてチャンネル状態の検出結果が与えられるので、現在のシステムに、他の利用できない又は追加の機能を要求することを課する必要がない。
そのうえ、MRから遠くにあるMUEは、MRとHUEと共にBRBを再利用できるので、本発明の実施形態により提案された割り当ては、絶対的な直交のリソース割り当てではなく、それにより、スペクトル資源の利用の柔軟性と効率性が改善される。
また、本発明の実施形態の他の特徴及び利点は、以下に示す特定の実施形態の説明を、本発明に係る実施形態を例示する添付図面を参照しつつ読めば明らかになる。
本発明の実施形態は例示的な位置づけであり、これらの利点については、以下の図面と共に以下の実施形態で詳細に説明する。
本発明の実施形態が実行される通信構成でのDL通信を図示する。 本発明の実施形態が実行される通信構成でのUL通信を図示する。 本発明の実施形態に関して、MRノード側からのRBの割り当て方法を模式的に図示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態に関して、BS(又はMeNB)側からのRBの割り当て方法を模式的に図示したフローチャートである。 本発明の実施形態に関して、DL通信のためのRBの割り当て手順を模式的に図示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態に関して、UL通信のためのRBの割り当て手順を模式的に図示したフローチャートである。 本発明の代表的な実施形態を実行する際の使用に適したBSとUEの模式的なブロック図である。
以下では、本発明の様々な実施形態の構成や使用が述べられるが、本発明は、広く様々な具体的状況に応じて具現化されうる多くの適切な発明思想を提供するものと認識されるべきである。ここで述べられる特定の実施形態は、単に発明の構成や使用の特定の方法を示すもので、発明の範囲を制限するものではない。
発明の理解を容易にするために、いくつかの用語は以下のように定義する。ここで定義される用語は、本発明に関する技術分野の通常のスキルを有する者に通常理解されるような意味を有する。「a」や「an」や「the」のような言葉は、実在する単体のみ指すことを意図しているのではなく、特定の例が実例として使用される一般的な種類も含むことを意図している。ここでは用語は発明の特定の実施形態を述べるために使用されるが、それらの使用は発明を制限するものではない。例えば、本発明のBSは、NBやeNBや、トランシーバ基地局や、ラジオ基地局等の1つを指すものとしても良く、このように、それらは明細書や特許請求の範囲を通して適宜入れ替えて使用されるものとしても良い。
本発明の実施形態は、HST内でMeNBとHUEとの間のデータの中継にMRが使用されるHSR環境でのDLとULの混信を避ける効果的な手法を提案する。どのRBがBRBであるか決定するのにHSRに近いMUEの助けを借りることにより、MeNBは、通信に、これらのBRBを使用しないようにスケジューリングし、これらのBRBはMRで使用されるように残しておく。MeNBとMUEがMRとHUEとは異なるRBを利用するので、MeNBとHUE間、そして、MRとMUE間で起きる可能性のある混信を避けることができる。
本発明の実施形態は、以下で図と共に詳細に説明する。
図1と図2は、本発明の実施形態が実行される通信構成でのDL通信とUL通信を図示する。図1と図2に関しては、共に先述したので、ここでは簡単のために、それらの更なる記述は省略する。
図3は、本発明の実施形態に関して、MRノード側からのRBの割り当て方法300を模式的に図示したフローチャートである。図3に示されるように、方法300は、ステップS301を開始し、ステップS302に進み、BSから少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報を受信する。前記特定のRBは、LTEやLTE−AdvancedシステムでRB1,RB2,・・・等のように番号が付けられた物理的なRBとして具現化されるものとしても良い。BSから情報を受け取ると、方法300はステップS303に進み、MRノードの現在地と前記測定場所に基づいて、前記MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの通信に、前記少なくとも1つの特定のRBを使用する。最終的に、方法300はステップS304で終わる。図示されていないが、前記少なくとも1つの特定のRBは、前記BSと、前記測定場所で前記BSに接続した少なくとも1つのUEとの通信には使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は、所定の閾値より小さい。
上記測定は、前記HSTに近い、好ましくはアイドル状態のMUEにより、上記BS(即ちMeNB)からの指示に基づいて実行されうる。前記HSRは、固定されているので、その位置情報(例えば、線路の各セクションの座標)は、予め前記MeNBに提供されうる。その時、前記MeNBは、BCH信号方式によって、全てのMUEに前記位置情報を知らせるものとしても良い。当該位置情報によって、前記MUEは、MUE自身の現在地を鑑みて、MUE自身が前記HSRに近いか否か決定するものとしても良い。今やGPS可能なUEが非常に一般的であるという事実を鑑みると、前記UEが自身の現在地を測定し、自身が前記HSRにじゅうぶん近いか否かに関して判断することは容易である。例えば、もしMUEが、非常に近い将来MRノードが通る線路から所定である20メートル範囲内に自身がいるとわかった場合は、当該MUEが、その位置で、前記全部のシステム帯域幅のチャンネル状態を測定する。前記チャンネル状態は、例えば、あるRBで受信した信号の実測出力により特徴づけられるものとしても良い。もし、RBの実測出力が所定の閾値より小さい場合は、当該RBはMUEによりBRBとみなされ、BRBが測定された場所にMRノードが到着するとき、当該RBはMRノードによってのみ使用されるべきとなる。
いくつかの実施形態では、ステップS303に図示された使用には、前記MRノードの現在地と前記測定位置との距離が所定値以内であれば、前記少なくとも1つの特定のRBを使用することを含む。前記HST内の前記MRは線路上を移動しており、その位置は変わり続けているので、前記MRは自身が前記BRBの位置にほぼ到着しているか近いかを絶えず判定すべきである。一旦、前記MRと前記BRBのいくつかとの距離が所定範囲内になると、前記MRはこれらのBRBを前記HUEとの通信に用いる。
いくつかの実施形態では、ステップS302に図示された受信に先立って、方法300は、前記少なくとも1つのHUEのQoSに基づいて前記MRノードによって決定される前記BRBの必要数のリクエストを前記BSに送信する。この手順では、前記MeNBは、前記BRBの必要数に関する情報を前記MRノードに伝達するのみであっても良いし、例えば、他のBRBに比べ前記MRノードから距離があるなど、前記MRによる使用に適さないBRBを放棄するものとしても良い。
図4は、本発明の他の実施形態に関して、BS(又はMeNB)側からのRBの割り当て方法400を模式的に図示したフローチャートである。図4に示されるように、方法400はステップS401から始まり、ステップS402に進む。ステップS402では、方法400は、少なくとも1つの特定のRBが測定された測定場所に関する情報をBSで取得する。前記測定場所に関する情報の取得に続いて、方法400はステップS403に進む。ステップS403では、方法400は、MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUE(即ちHUE)との通信のために前記MRノードに情報を送る。最後に、方法400はステップS404で終わる。先述したように、前記少なくとも1つの特定のRBは、前記測定場所において、前記BSに接続した少なくとも1つのUE(即ちMUE)と前記BS(即ち前記MeNB)との通信に使用されず、前記少なくとも1つの特定のRBの測定値は所定の閾値より小さい(即ち前記BRB)。
図4では示されていないが、ステップS402に示された取得は、前記BSに接続した前記少なくとも1つのUE、又は前記BSにカバーされHSR車両が走る線路近くに配置された少なくとも1つのセンサから情報を受信することを含むものとしても良い。前記MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとは、当該HSR車両(例えばHST)内に存在する。いくつかの実施形態では、前記MeNBからの指示に基づいて、前記MUE、とりわけアイドル状態で前記HSRから所定範囲内に存在するMUEは、全部のシステム帯域幅でチャンネル状態を測定し、測定値が所定値より小さいBRBを探索する。この手順では、前記HSRから離れたアイドル状態のMUEは、測定を実行せず、それゆえその電力を消耗しないようにすることが可能である。
一般的に言って、これらの実施形態は、TDD―LTEシステムを含むシステムに有利に適用されうる。なぜなら、これらのシステムのMUEはULとDLの両方向で測定とBRBの検出が可能だからである。しかし、FDD―LTEシステムでは少し事情が異なる。なぜなら、FDD−LTEシステムのMUEは、UL方向で測定とBRBの検出が不可能だからである。この観点では、いくつかの実施形態で、ステップS402で示された取得することにおいて、方法400は、前記BSで、照合信号と、前記BSにカバーされHSR車両が走行する線路に近い位置にある前記BSに接続した少なくとも1つのUEの位置情報とを受信する。前記照合信号と前記位置情報とを受信して、方法400は、受信した照合信号に基づいて、ULシステム帯域幅全体にわたってチャンネル測定を実行し、前記チャンネル測定に基づいて、所定の閾値より小さい少なくとも1つの特定のRB(即ちBRB)を決定し、それから、MRノードと、当該MRノードに接続した少なくとも1つのUEとの間のUL通信のために、前記MRノードに当該情報を送信する。
いくつかの実施形態では、RBの数が、予め決められているか又は前記MRノードからの要求に従って決定される。更にいくつかの実施形態では、方法400は、前記MRノードによって要求されたよりRBが少なければ、前記BSに直交する1以上のRBを前記MRノードに割り当てる。換言すれば、BRBが前記MRノードによる使用に十分でないとき、MeNBは混信が起きないよう保証するために、更に、追加のRBを前記MRノードに割り当てる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの特定のRBが、UL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用されるか、又は、DL通信のために前記BS以外の前記MRノードによって使用される。前記MeNBと前記MRノードとが、UL又はDL通信で、分離した或いは異なるRBを使用するので、これらのRB間で起きうる混信を効率よく避け、除去できる。
上述では、図3と図4を参照して、MeNBとMRノード側から、本発明の代表的な実施形態を示した。本発明をより理解するために、図5を参照する。図5は、本発明の実施形態に関して、DL通信のためのRBの割り当て手順500を模式的に図示するフローチャートを示す。
図5で示したように、手順500はステップS501で始まる。ステップS501では、MeNBがそのカバー範囲内のHSRの位置又は場所情報を、接続した1以上のMUEに送信する。なお、簡単のために、図では1のMUEのみ示した。例えば、前記MeNBは、信号と前記HSRの位置情報とを、BCHにより全てのMUEに送信し、前記HSRに近い(アイドル状態の)MUEに1以上のRBについて測定を実行するように指示する。先に述べたように、例えば組み込まれたGPSデバイスにより自身の現在地を測定することは容易なので、前記MUEは、自身が前記HSRに近いかどうか確定できる。一旦、前記MUEが自身が前記HSRに近いと確定すると、全部のシステム帯域幅内で全てのRBに関してステップS502の測定手順が開始され、所定の閾値より小さいBRBがあぶり出される。付加的に又は代替的に、もし、どのMUEもRBを測定できる状態でなければ、1以上のセンサが前記HSRの線路に沿って設置されており、当該センサが測定を実行するものとしても良い。
ステップS502の測定とBRBの確定に続いて、前記MUEは、ステップS503で測定レポートを前記MeNBに送信する。測定レポートは、以下の表に示される形式であっても良い。
Figure 2015505179
上の表からは、MUE1が前記HSRに近く、3つのBRBS(即ちRB1とRB2とRB3)が座標(X1,Y1)の位置であぶり出されたとわかり、これら3つのRBで受信した信号は、とても低いパワーで、大きな減衰を被ったことを暗示する。同様に、MUE3に関しては、2つのBRB(即ちRB5とRB6)が座標(X3,Y3)の位置であぶり出されている。
いくつのBRBが必要であるか決定するために、いくつかの実施形態では、前記MRが前記HUEのQoSに従ってBRBの必要数を見積もり、前記MeNBに、この必要数を通知するものとしても良い。それから、前記MeNBが、前記MUEに、BRBの明確な数を通知するよう指示するものとしても良い。更に他の実施形態では、信号のオーバーヘッドを制御するために、各MUEは、限定数のBRBだけ前記MeNBに通知する。もし前記MRが更にBRBを必要とするなら、当該MRは、前記MeNBに、当該MeNBに使用されるRBと直交する特定のRBを割り当てるよう要求することができる。いつ前記HSRが到着するかに関する情報が入手できるので、これらの直交するRBは、限定期間だけ使用され、よってスペクトル効率を低くすることはない。
いくつかの実施形態では、前記MeNBは、前記測定レポートを受信して、前記MUEのシャドウイングフェージングによる誤り検出を回避するために、前記特定したBRBにデータ融合技術を適用する。前記データ融合技術は、例えば、ANDルール,ORルール及び多数決原理を含む。例としてANDルールを取り上げると、RBは、前記HSRに近くに存在する全てのMUEsが、当該RBを前記MeNBに報告した場合にだけ、BRBと見なされる。
全ての条件が同じならば、前記MUEは、ステップS504で、前記BRBに関する情報を前記MRノードに送る。当該情報を受信すると、前記MRノードは、どのBRB同士が関連付けられるかをステップS505で決定する。前記関連付けられるBRBは、前記MRノードまで同じかそれに近い距離を有するBRBである。例えば、上述したRB1−3は、前記MRノードまで同じ距離を有するので関連付けられたRBと考えられる。関連付けられたBRBの決定に続き、ステップS507で、前記MRノードは、DL方向に当該BRBで前記HUEにデータを送るように前記RRMを実行する。同様に、ステップS506で、前記MeNBは、DL方向に、前記BRBを除くRBで前記MUEにデータを送信する。
図6は、本発明の他の実施形態に関して、UL通信のためのRBの割り当て手順600を模式的に図示するフローチャートである。ステップS601−S605は、手順500で図示されたステップS501−S505と同一であるので、簡単のために、ここではこれらのステップに関する直接的な説明は省略する。DL通信と異なり、前記MeNBは、ステップS606で、前記MUEにUL認可情報を送り、その後、前記MUEはステップS607でUL認可情報に基づいてBRBを除くRBでデータを送信するものとしても良い。同様に、前記MRノードもまたステップS608で前記HUEにUL認可情報を送信しても良いし、その後、前記HUEがステップS609でUL認可情報に基づいてBRBでデータを送信するものとしても良い。
手順500と手順600に関する上述の記載は、代表的なもののみであって、本発明の範囲をこれにより限定するものではない、と特に言及しておかなければならない。更に、手順500と手順600は、更に補助的な細部を含んだり、他の変形を有するものとしても良い。例えば、先述したように、FDD LTEシステムでは、図5で示したように前記MUEから前記測定レポートを受信する代わりに、前記MeNBが測定し、自身で、どのRBがBRBであるか決定するものとしても良い。更に、図5と図6で示されたステップと実行順序は、単なる例であって本発明を制限するものではないと、ここで特に言及しておかなければならない。当業者は、本明細書を読んだ後、異なるアプリケーション要求に適合するように、例えば、省略、結合、又はあるステップの追加、あるステップの実行順序の変更をすることにより、これらのステップを変更することが可能である。例えば、ステップS506とステップS507とは、順番に行なうように示されているが、これらのステップは同時に実行されうる。
図7は、本発明の代表的な実施形態を実行する際の使用に適したBS701とUE702の単純化したブロック図を示す。図7では、無線ネットワークはBS(MeNB又はMRノード)701経由でのUE702との通信に適切である。UE702は、MUE又はHUEに具現化されても良い。前記UE702は、データプロセッサ(DP)703と、前記DP703に接続されたメモリ(MEM)704と、前記DP703に接続された適切なRF送信機TXと受信機RX705とを含む。前記MEM704は、プログラム(PROG)706を記憶する。前記TX/RX705はBS701との双方向無線通信のためにある。前記TX/RX705は、通信を容易にするために、少なくとも1つのアンテナを有し、前記UE702が複数のTX及び/又はRXを有する場合には、マルチインプット・マルチアウトプットMIMO通信のためにマルチアンテナを採用するものとしても良いと言及しておく。
前記BS701は、データプロセッサ(DP)707と、前記DP707に接続されたメモリ(MEM)708と、前記DP707に接続された適切なRF送信機TXと受信機RX709とを含む。前記MEM708は、プログラム(PROG)710を記憶する。前記TX/RX709は前記UE702との双方向無線通信のためにある。前記TX/RX709は、通信を容易にするために、少なくとも1つのアンテナを有すると言及しておくが、実際問題として、BSは一般的にいくつかのアンテナを有するであろう。前記BS701は、例えばインターネットのような、1以上の外部ネットワークやシステムにデータパスを経由で接続されているものとしても良い。
前記PROG706と前記PROG710の少なくとも1つは、接続されたDP703、707により実行されるとき、図1と図2に示される無線通信環境下において前記方法300、400や前記手段500、600としてここで述べられたように、本発明の代表的な実施形態のとおりに、前記UE702と前記BS701とが動作することを可能とするプログラム指示を含むことを前提とする。
前記MEM704、708は、ローカル技術環境に適した如何なるタイプのものであっても良く、例としてはこれらに限ったものではないが、半導体ベースのメモリデバイス、磁気記憶装置及びシステム、光学メモリデバイス及びシステム、固定記憶装置や取り外し可能な記憶装置のような、どのような適したデータ記憶技術を用いて実現するものとしても良い。前記BS701やUE702の内部にはMEMが1つだけ存在するように見えるが、前記BS701やUE702の内部には、物理的に分離したいくつかのメモリユニットが存在するものとしても良い。
前記DP703、707は、ローカル技術環境に適した如何なるタイプのものであっても良く、例としてはこれらに限ったものではないが、汎用計算機、専用計算機、マイクロプロセッサ、DSPと、マルチコアプロセッサ技術に基づいたプロセッサのうち1以上を含むものであっても良い。前記UE702と前記BS701のどちらか一方又は両方は、例えば、メインプロセッサと同期をとるクロックの時刻に従う特定用途向け集積回路チップのようなマルチプロセッサを有するものとしても良い。
一般に、前記UE702の様々な実施形態は、これらに限定されないが、携帯電話、無線通信機能を有するPDA、無線通信機能を有するポータブルコンピュータ、無線通信機能を有するデジタルカメラのような画像取込装置、無線通信機能を有するゲーミングデバイスと、そのような機能の組み合わせを取り入れたポータブル装置又は端末を含みうる。
本発明の実施形態は、前記UE702と前記BS701の1以上のDP703、707により実行可能なコンピュータソフトウェアによって、又は、ハードウェア、又は、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されるものとしても良い。
本発明の代表的な実施形態は、方法や装置(即ちシステム)のブロック図やフローチャート図を参照して上述してきた。ブロック図やフローチャート図の各ブロック、及びブロック図やフローチャート図の中のブロックの結合は、コンピュータプログラム指示を含む様々な手段により実現されうることは理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム指示は、汎用計算機、専用計算機、機械を製造するための他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされても良い。これによりコンピュータや他のプログラム可能なデータ処理装置上で実行されるコンピュータプログラム指示は、フローチャートのブロック又はブロック群に明記された機能を実現する手段を生成する。
先述のコンピュータプログラム指示は、例えば、サブルーチン and/or 関数でも良い。発明の1つの実施形態におけるコンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含み、当該記録媒体には先述のコンピュータプログラム指示が記憶される。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、光コンパクトディスク、又はRAM(random access memory)又はROM(read only memory)のような電子記憶装置であっても良い。
本発明のこれらの実施形態が属する技術分野の当業者であって、上述の説明及びこれに関連する図面の示唆する利益を得る当業者には、ここで発表された発明の多くの変形例や他の実施形態が思い浮かぶだろう。それゆえ、本発明の実施形態は、開示された特定の実施形態に限定されず、かつ、変形例や他の実施形態が添付の請求項の範囲内に含まれると意図されていると理解されるべきである。ここでは特定の用語が使用されているが、それらは一般的かつ記述的な意味でのみ使用されるものであり限定する目的で使用されるものではない。
(付記1)
基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信することと、
移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用することと、
を含み、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て方法。
(付記2)
前記使用することは、前記移動中継ノードの現在地と前記測定場所との距離が所定値以内である場合に、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用することを含む
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とは高速鉄道車両内に存在し、前記測定場所は、前記基地局にカバーされ前記高速鉄道車両が走る線路に近い
付記2に記載の方法。
(付記4)
前記受信に先立って、前記移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器へのサービスの質に基づいて前記移動中継ノードが決定した前記リソースブロックの必要数のリクエストを前記基地局に送信することを
更に含む付記1に記載の方法。
(付記5)
前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは、アップリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用され、又は、ダウンリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用される
付記1に記載の方法。
(付記6)
基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得することと、
移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信することと、
を含み、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て方法。
(付記7)
前記情報を取得することは、
前記基地局に接続した前記少なくとも1つの利用者機器か、又は、前記基地局にカバーされ高速鉄道車両が走る線路近くに配置された少なくとも1つのセンサから情報を受信すること
を含み、
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とは、前記高速鉄道車両内に存在する
付記6に記載の方法。
(付記8)
前記情報を取得することは、
照合信号と、前記基地局にカバーされ高速鉄道車両が走る線路に近く、前記基地局に接続した前記少なくとも1つの利用者機器の位置情報とを前記基地局で受信することと、
受信した照合信号に基づいて、アップリンクシステム帯域幅全体にわたってチャンネル測定を実行することと、
前記チャンネル測定に基づいて、所定の閾値より小さい前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを決定することと、そして、
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とのアップリンク通信のために、前記移動中継ノードに前記情報を送信することと
を含む付記6に記載の方法。
(付記9)
前記リソースブロックの数は、予め決められているか、或いは、前記移動中継ノードからのリクエストに従って決定される
付記6に記載の方法。
(付記10)
前記移動中継ノードにリクエストされた数より前記リソースブロックの数が少ない場合は、前記移動中継ノードに、前記基地局と直交する1以上のリソースブロックを割り当てること
を更に含む付記9に記載の方法。
(付記11)
前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは、アップリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用され、又は、ダウンリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用される
付記6に記載の方法。
(付記12)
基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信する手段と、
移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用する手段と、
を含み、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て装置。
(付記13)
前記使用する手段は、前記移動中継ノードの現在地と前記測定場所との距離が所定値以内である場合に、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用する手段を含む
付記12に記載の装置。
(付記14)
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とは高速鉄道車両内に存在し、前記測定場所は、前記基地局にカバーされ前記高速鉄道車両が走る線路に近い
付記12に記載の装置。
(付記15)
前記受信に先立って、前記移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器へのサービスの質に基づいて前記移動中継ノードが決定した前記リソースブロックの必要数のリクエストを前記基地局に送信する手段を
更に含む付記12に記載の装置。
(付記16)
前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは、アップリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用され、又は、ダウンリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用される
付記12に記載の装置。
(付記17)
基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得する手段と、
移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信する手段と、
を含み、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て装置。
(付記18)
前記情報を取得する手段は、
前記基地局に接続した前記少なくとも1つの利用者機器か、又は、前記基地局にカバーされ高速鉄道車両が走る線路近くに配置された少なくとも1つのセンサから情報を受信する手段
を含み、
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とは、前記高速鉄道車両内に存在する
付記17に記載の装置。
(付記19)
前記情報を取得する手段は、
照合信号と、前記基地局にカバーされ高速鉄道車両が走る線路に近く、前記基地局に接続した前記少なくとも1つの利用者機器の位置情報とを前記基地局で受信する手段と、
受信した照合信号に基づいて、アップリンクシステム帯域幅全体にわたってチャンネル測定を実行する手段と、
前記チャンネル測定に基づいて、所定の閾値より小さい前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを決定する手段と、そして、
前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とのアップリンク通信のために、前記移動中継ノードに前記情報を送信する手段と
を含む付記17に記載の装置。
(付記20)
前記リソースブロックの数は、予め決められているか、或いは、前記移動中継ノードからのリクエストに従って決定される
付記17に記載の装置。
(付記21)
前記移動中継ノードにリクエストされた数より前記リソースブロックの数が少ない場合は、前記移動中継ノードに、前記基地局と直交する1以上のリソースブロックを割り当てる手段
を更に含む付記20に記載の装置。
(付記22)
前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは、アップリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用され、又は、ダウンリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードに使用される
付記17に記載の装置。
(付記23)
リソースブロックの割り当て装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含み、
前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、
基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信するように、そして、
移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用するように
構築されており、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て装置。
(付記24)
リソースブロックの割り当て装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含み、
前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、
基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得するように、そして、
移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信するように
構築されており、
前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
リソースブロックの割り当て装置。

Claims (10)

  1. 基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信する手段と、
    移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用する手段と、
    を含み、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て装置。
  2. 前記使用する手段は、前記移動中継ノードの現在地と前記測定場所との距離が所定値以内である場合に、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用する手段を含む
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器とは高速鉄道車両内に存在し、前記測定場所は、前記基地局にカバーされ前記高速鉄道車両が走る線路に近い
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記受信に先立って、前記移動中継ノードに接続した前記少なくとも1つの利用者機器へのサービスの質に基づいて前記移動中継ノードが決定した前記リソースブロックの必要数のリクエストを前記基地局に送信する手段を
    更に含む請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは、アップリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用され、又は、ダウンリンク通信のために前記基地局以外の前記移動中継ノードによって使用される
    請求項1に記載の装置。
  6. 基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得する手段と、
    移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信する手段と、
    を含み、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て装置。
  7. リソースブロックの割り当て装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含み、
    前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、
    基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信するように、そして、
    移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用するように
    構築されており、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て装置。
  8. リソースブロックの割り当て装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムのコードを記憶した少なくとも1つのメモリとを含み、
    前記メモリと前記コンピュータプログラムのコードは、前記装置が、少なくとも、
    基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得するように、そして、
    移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信するように
    構築されており、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て装置。
  9. 基地局から少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を受信することと、
    移動中継ノードの現在地と前記測定場所とに基づいて、前記移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信に前記少なくとも1つの特定のリソースブロックを使用することと、
    を含み、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て方法。
  10. 基地局で、少なくとも1つの特定のリソースブロックが測定された測定場所に関する情報を取得することと、
    移動中継ノードと、当該移動中継ノードに接続した少なくとも1つの利用者機器との通信のため、前記移動中継ノードに情報を送信することと、
    を含み、
    前記測定場所において前記基地局に接続した少なくとも1つの利用者機器と前記基地局との通信には前記少なくとも1つの特定のリソースブロックは使用されず、前記少なくとも1つの特定のリソースブロックの測定値は、所定の閾値より小さい
    リソースブロックの割り当て方法。
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