JP2015504819A - ワンピース型背もたれ構造体の製造方法 - Google Patents

ワンピース型背もたれ構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

単一材料片を用いた背もたれ構造体の製造方法であって、複数のスタンピングプロセスによって単一材料片を屈曲させて、背もたれ構造体を形成する。背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブ(26)と、中央開口部に隣接するウェブの内周まわりに延在する内側フランジ(38)と、ウェブの外周まわりに延在する外側フランジ(40)とを備える。内側フランジは、第1のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成され、外側フランジは、第2のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成される。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2012年1月26日出願の米国仮出願番号61/591,071、「METHOD FOR MANUFACTURING A ONE-PIECE SEAT BACK STRUCTURE(ワンピース型背もたれ構造体の製造方法)」による優先権と利益を主張するものであり、この仮出願を本願にて参照することにより援用する。
本発明は、一般に車両のシート設備に関し、特にワンピース型背もたれ構造体の製造方法に関する。
車両のシート設備は、一般に、運転者や乗客を支える座部と背もたれとにより構成される。いくつかのシート設備の構成では、座部と背もたれが、いずれも、剛性のある構造体と、クッションと、布製カバーとを有する構造組立体により構成される。各構造組立体が、例えば、リクライニング機構やヘッドレスト支持部等、種々の付属構造体を含む場合もある。構造組立体は、通常の車両動作時に乗客の体重を支えるとともに、衝撃時にシートに伝わる負荷に対処するように構成される。
背もたれ構造体としては、金属成形部品により構成されるものがある。例えば、それぞれ、金属成形プロセスを介して構成される左サイド部材と、右サイド部材と、上クロス部材と、下クロス部材とを備える背もたれ構造体がある。これらの部材は、例えば、ボルト留めや溶接によって互いに連結されて、背もたれ構造体全体を形成する。また、背もたれ構造体は、単一の金属板により形成される場合もある。例えば、複数の引き抜き(drawing)プロセスを行って単一の金属板を成形し、背もたれ構造体を形成する場合もある。ところが、引き抜きプロセスによって背もたれ構造体を形成した場合、大量の材料が無駄になり、製造コストが高くなることがある。さらに、引き抜きプロセスの精度が不十分で、背もたれ構造体の特徴部について所望の許容誤差を設定できない場合もある。その結果、これらの特徴部は、車両シート組立体の他の部分に対して位置が適切に合わなくなることもある。
本発明は、背もたれ構造体の製造方法に関する。本方法は、複数のスタンピングプロセスによって単一材料片を屈曲させて、背もたれ構造体を形成することを特徴とする。背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブと、中央開口部に隣接するウェブの内周まわりに延在する内側フランジと、ウェブの外周まわりに延在する外側フランジとを備える。内側フランジは、第1のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成され、外側フランジは、第2のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成される。
また、本発明は、単一材料片により形成される背もたれ構造体に関する。背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブと、中央開口部に隣接するウェブの内周まわりに延在する内側フランジとを備える。内側フランジは、単一材料片をスタンピングすることにより形成される。また、背もたれ構造体は、ウェブの外周まわりに延在する外側フランジを備える。外側フランジは、単一材料片をスタンピングすることにより形成される。内側フランジと外側フランジとウェブが、背もたれ構造体のまわりに延在するチャネルを形成する。
さらに、本発明は、背もたれ構造体の製造方法に関する。本方法は、単一材料片を所望形状に切削することを特徴とする。また、本方法では、単一材料片に1以上の穴を打ち抜いて、背もたれ構造体の取り付け部を形成する。また、本方法では、単一材料片をスタンピングして、背もたれ構造体を形成する。背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブと、中央開口部に隣接するウェブの内周まわりに延在する内側フランジと、ウェブの外周まわりに延在する外側フランジとを備える。内側フランジと外側フランジとウェブが、背もたれ構造体のまわりに延在するチャネルを形成する。
スタンピングプロセスによる屈曲によって製造される、ワンピース型背もたれ構造体を用いることができるシートを備えた例示的な車両の斜視図である。 図1に示すシートの1つを示す斜視図である。 図2のシートにおいて用いることができるワンピース型背もたれ構造体の一実施形態の背面斜視図である。 図3の背もたれ構造体の前面斜視図である。 図4の背もたれ構造体を線5−5に沿って示す断面図である。 ワンピース型背もたれ構造体の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部の一実施形態を示す斜視図である。 ワンピース型背もたれ構造体の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部の他の実施形態を示す斜視図である。 ワンピース型背もたれ構造体の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部のさらに他の実施形態を示す斜視図である。 プログレッシブダイ(順送金型)を用いた、ワンピース型背もたれ構造体の製造方法の一実施形態を示すプロセスフロー図である。
2011年2月18日出願の国際出願番号PCT/US11/25531、「ONE PIECE SEAT BACK STRUCTURE(ワンピース型背もたれ構造体)」に記載されるように、背もたれ構造体には、単一の金属板により形成されるものがある。ここでは、この国際出願を参照することにより援用する。図1は、ワンピース型背もたれ構造体を用いることができるシートを備えた例示的な車両の斜視図である。図示のように、車両10は、シート14を備えた室内12を有している。以下に詳細に説明するが、各シート14は、単一材料片により形成される背もたれ構造体を備えている。例えば、複数のスタンピングプロセスにより単一材料片を屈曲させることにより、背もたれ構造体を形成してもよい。このような構成によれば、引き抜きプロセス等、他のプロセスで形成される背もたれと比較して、シート製造コストが大幅に低減される。例えば、引き抜きプロセスにより形成される背もたれの場合、ブランク(半加工品)の引き抜きを行う際に所望の特徴部を容易に形成できるように、十分な材料を備えたブランクを使用する。そのため、ブランクの大きさは、完成した背もたれ構造体よりもかなり大きくなる。さらに、引き抜きプロセスでは高荷重プレス機および/またはトランスファー型を用いることから、背もたれ構造体の形成に関わるコストが大幅に高くなる。また、引き抜きプロセスの精度が不十分で、背もたれ構造体特徴部について所望の許容誤差を設定できない場合もある。その結果、これらの特徴部は、車両シート組立体の他の部分に対して位置が適切に合わなくなることもある。
これに対し、本実施形態では、プログレッシブダイを用いて、複数のスタンピングプロセスにより材料片を屈曲させて所望の構成とすることにより、単一材料片(例えば、金属板)から背もたれ構造体を形成する。その結果、ブランクとしては、引き抜きプロセスで使用するブランクよりもはるかに小さいもので済み、低荷重のプレス機を用いて材料を所望形状に屈曲させることができる。ブランクの大きさが小さいことから、材料コストが大幅に低減されるとともに、材料の重量が少ないことにより、プレス機の摩耗が少なくなる。さらに、プログレッシブダイでは、トランスファー型と比較してストローク率(例えば、1分当たりのストローク数)が高くなるので、スタンピングプロセスの効率が引き抜きプロセスの効率よりもかなり高くなる。また、スタンピングプロセスにより屈曲を行うことで、引き抜きプロセスの場合よりも高い許容誤差を持つワンピース型背もたれ構造体を製造することができる。なお、構造体の各部の平坦度や位置に誤差が検出された場合は、その誤差を低減するように容易に作り直しができる。したがって、屈曲により形成されるワンピース型背もたれ構造体は、引き抜きプロセスにより形成される背もたれ構造体よりも製造が安価であるとともに、寸法精度が高い。
図2は、図1に示すシート14のうちの1つを示す斜視図である。図示のように、シート15は、座部16と背もたれ18とを備えている。本実施形態において、座部16と背もたれ18は、剛性のある構造体と、1以上のクッションと、布製カバーにより構成されている。剛性のある構造体は、通常の車両動作時および車両衝撃時(例えば、急な加速や減速、等)に乗客の体重を支えるように機能する。さらに、座部構造体は、座部16を車両10の床部に固定し、背もたれ18のための取り付け面を設けている。なお、説明からわかるように、図1の各シート14はいずれも、図2のシート15と同様にして構成することができる。さらに、以下に詳細に説明するが、複数のスタンピングプロセスにより単一材料片を屈曲させて背もたれ構造体を形成することにより、引き抜きプロセスで形成される構造体と比較して、製造コストを低減することができる。
図3は、図2のシート15において用いることができるワンピース型背もたれ構造体24の一実施形態を示す背面斜視図である。説明からわかるように、各シート14のいずれにおいても同様の背もたれ構造体を用いることができる。図示のように、背もたれ構造体24は、中央開口部28のまわりに延在する図示形状のウェブ26のようなウェブを備えている。図示の実施形態では、ウェブ26は、左サイド部材30と、右サイド部材32と、上クロス部材34と、下クロス部材36とを備え、ほぼ矩形の構造体を形成している。また、背もたれ構造体24は、中央開口部28に隣接するウェブ26の内周まわりに延在する内側フランジ38を備えている。具体的には、内側フランジは、左サイド部材30、右サイド部材32、上クロス部材34、下クロス部材36のそれぞれの内側に沿って延在している。また、背もたれ構造体24は、左サイド部材30、右サイド部材32、上クロス部材34、下クロス部材36のそれぞれの外側に沿って、ウェブ26の外周まわりに延在する外側フランジ40を備えている。以下に詳細に説明するが、内側フランジ38と外側フランジ40とウェブ26とが、背もたれ構造体24のまわりに延在するチャネルを形成する。このチャネルは、背もたれ構造体24の強度を高めることから、内側フランジまたは外側フランジがウェブの一部のまわりにしか延在しない構造体と比較して、軽量および/または強度の高い構造体を提供する。また、チャネルによって、背もたれ構造体に対して好適なクッション取り付け領域が得られる。
図示の実施形態において、左右のサイド部材30および32から延びる外側フランジ40は、第1領域42と第2領域44とを有している。第2領域44は、ウェブ26に対してほぼ直角の方向であり、これによって、付属構造体を容易に精密に取り付けることができる面が得られる。例えば、背もたれ構造体24の対向する両側に配置された取り付け用突出リング45を用いて、背もたれ構造体のクッションを第2領域に取り付けてもよい。さらに、下クロス部材36に隣接する第2領域44にリクライニング機構を取り付けてもよい。リクライニング機構を、種々の取り付け方法によって外側フランジ40の第2領域44に連結することで、背もたれ構造体24がシート底部シャーシに対してリクライニング可能となる。一方、第1領域42は、第2領域44の上方に位置するが、ウェブから横方向外側に90度より大きい角度で傾斜している。
左サイド部材30と右サイド部材32は、それぞれ、背もたれ構造体24に対する各デバイスの取り付け、および/または、背もたれ構造体24の取り付けを容易にするための開口部を有している。例えば、背もたれ構造体24は、開口部46、48、50を有してもよい。具体的には、開口部50を用いて、リクライニング機構を背もたれ構造体24に取り付けてもよい。
また、背もたれ構造体24は、重量を大きくせずに構造体の構造剛性を高めるように構成された種々のビードを備えてもよい。図示のように、左サイド部材30、右サイド部材32、上クロス部材34、下クロス部材36に沿って、ビード52が延在する。なお、図示の実施形態では、各サイド部材に沿って単一のビードが延在しているが、他の実施形態では、ビードの数はそれより多くても少なくてもよい。例えば、各サイド部材、上部材、下部材が、1本、2本、3本、4本、あるいは、5本以上のビードを有して、背もたれ構造体24の長手方向の剛性を高めるようにしてもよい。説明からわかるように、各ビードの長さ、幅、形状は、背もたれ構造体24の所望の構造剛性が得られるように個々に構成すればよい。
図示のように、ウェブ26の上クロス部材34から延びる内側フランジ38は、ヘッドレスト組立体を受け入れて支持するように構成された2つの開口部54を有している。以下に詳細に説明するが、背もたれ構造体24は、ヘッドレスト組立体を支持するように種々の構成により形成することができる。例えば、上クロス部材34が開口部およびタブを備えて、操作者または自動化システムが、上クロス部材34にヘッドレスト組立体を連結できるようにしてもよい。なお、図示の実施形態では2つの開口部54を備えているが、他の実施形態では、開口部の数はそれより多くても少なくてもよい(例えば、1個、2個、3個、4個、あるいは、5個以上)。
図示の実施形態において、背もたれ構造体24は、単一材料片から形成される。具体的には、背もたれ構造体24の各特徴部(例えば、ウェブ26、内側フランジ38、外側フランジ42、ビード52等)は、プログレッシブダイを用いるなどして、対応するスタンピングプロセスで得られた単一の屈曲部または一連の屈曲部により形成される。このようにして、背もたれ構造体の構成に関わる製造コストは、トランスファー型等を用いた引き抜きプロセスの場合と比較して大幅に低減することができる。また、図示のワンピース型背もたれ構造体は、対応するスタンピングプロセスによる屈曲によって形成されることから、引き抜きプロセスを用いる製造方法と比較して、材料の無駄を大幅に削減できる。
図4は、図3の背もたれ構造体24の前面斜視図である。図示の実施形態において、内側フランジ38は、フランジ38の一部のまわりに延在する縁部56を有している。具体的に、縁部56は、左サイド部材30、右サイド部材32、上クロス部材34、下クロス部材36に隣接して形成されている。縁部56により、重量をそれほど大きくすることなく、背もたれ構造体24の構造剛性をさらに高めることができる。また、外側フランジ40は、左サイド部材30、右サイド部材32、上クロス部材34、下クロス部材36に隣接して、フランジ40の一部のまわりに延在する縁部58を有している。内側の縁部56と同様に、外側の縁部58も背もたれ構造体24の剛性を高める。これにより、構造体は、車両衝撃(例えば、急な加速や減速)に関連する負荷に耐えることができる。左サイド部材30と右サイド部材32は、背もたれ構造体24に対するシート15部分の取り付けを容易にするサイドタブ60を有している。このため、新たな耐負荷用構造部材が不要となる。さらに、上クロス部材34は上タブ62を備えることにより、ヘッドレスト組立体に対する構造的支持が得られるとともに、新たな構造部材を用いることなく背もたれ構造体24にヘッドレスト組立体を容易に取り付けることができる。
いくつかの実施形態において、テーラー溶接ブランクから背もたれ構造体24を形成してもよい。テーラー溶接ブランクは、複数層のスチールおよび/または他の材料(例えば、アルミニウム等)を溶接して、所望の構造特性を有するブランクを形成したものである。例えば、ブランクの特定の領域では厚みを厚くして(例えば、さらなる材料層をブランクに溶接することによる)、構造剛性を高めてもよい。また、ブランクの他の領域では延性および/または展性を大きくして、複雑な形状を容易に形成できるようにしてもよい。その結果、所望形状のテーラー溶接ブランクを(例えば、スタンピングプロセスによって)形成すれば、それにより得られる構造体(例えば、背もたれ構造体24)は、所望の強度と構造剛性を備えつつ、複雑な配置形状を有することができる。
図5は、図4の背もたれ構造体を線5−5に沿って示す断面図である。図示のように、内側フランジ38と外側フランジ40とウェブ32とが、背もたれ構造体24のまわりに延在するチャネル66を形成する。上述のように、チャネル66によって背もたれ構造体24の構造剛性が高くなることから、内側フランジまたは外側フランジがウェブの一部のまわりにしか延在しない構造体と比較して、軽量および/または強度の高い構造体が得られる。図示の実施形態において、内側フランジ38は、角度68にてウェブ26から横方向内側を向いている。なお、図示の実施形態では、角度68は約90度であるが、他の実施形態ではそれより大きい角度や小さい角度であってもよい。また、外側フランジ40の第1領域42は、角度70にて90度より大きい角度でウェブ26から横方向外側に向いている。これにより、垂直な外側フランジよりも剛性の高い構造体が得られる。説明からわかるように、角度68および70は、所望の剛性および/または強度が得られるように個々に選択すればよい。同様に、ウェブ26の幅、内側フランジ38の長さ、および/または、外側フランジ40の長さも、所望の構造特性を有する背もたれ構造体24が得られるように選択すればよい。
図6は、ワンピース型背もたれ構造体24の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部の一実施形態を示す斜視図である。図示は背もたれ構造体24の上部である。ヘッドレスト組立体取り付け特徴部は、上述の開口部54と縁部56とにより構成される。本実施形態では、開口部54は、正方形または矩形であり、正方形または矩形の支持ロッドによりヘッドレスト組立体の取り付けが容易にできる。さらに、サイドタブ60によって、ヘッドレスト組立体に対する支持がさらに得られる。図示のように、サイドタブ60はチャネル66側に屈曲しており、一般にチャネル66と平行に延在するフラットエンド部71を備えている。また、ヘッドレスト組立体取り付け特徴部は、スロット74に隣接する上タブ72を備えている。上タブ72とガイドタブ76とがスロット74を形成し、スロット74は、ヘッドレストのロッドを開口部54側にガイドするのに用いられる。図示のように、上タブ72とガイドタブ76は、外側フランジ40と平行に、チャネル66側に延在している。さらに、スロット74は一般に直角になるように形成されている。なお、他の実施形態では、スロット74および/または開口部54は、円形、三角形、台形等、好適な形状であれば、どのような形状であってもよい。開口部54、スロット74、タブ72、76、60といった特徴部により、背もたれ構造体24は、新たな取り付け部材を用いることなく、ヘッドレスト組立体に対する構造的な支持や取り付け位置が得られる。このため、背もたれ構造体24の製造にかかる時間と材料量が大幅に低減され、その結果、製造コストが低減される。
図7は、ワンピース型背もたれ構造体24の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部の他の実施形態を示す斜視図である。図示の取り付け特徴部は、図6に示して説明したものと同様、開口部54と、縁部56と、サイドタブ60とを備えている。図示の実施形態では、タブ62および76によりスロット74が形成される。図6で説明した実施形態と異なり、タブ62および76は、ある角度で外側フランジ40から内側フランジ38側に延在している。また、上タブ62は、一般にチャネル66と平行に延在するフラットエンド部77を備えている。これらの取り付け特徴部により、背もたれ構造体24は、新たな取り付け部材を用いることなく、ヘッドレスト組立体に対する構造的な支持や取り付け位置が得られる。
図8は、ワンピース型背もたれ構造体24の一部として形成されるヘッドレスト組立体取り付け特徴部のさらに他の実施形態を示す斜視図である。図示の取り付け特徴部は、開口部80を有する延長上面78を備えている。また、ヘッドレスト組立体取り付け特徴部は、サイドタブ60と開口部54とを備えている。図示のように、開口部54および80は一般に円形である。なお、他の実施形態では、開口部54および80は他の好適な形状であってもよい。図6および図7で説明した実施形態と同様、背もたれ構造体24は、新たな取り付け部材を用いることなく、ヘッドレスト組立体に対する構造的な支持や取り付け位置が得られる。
図9は、プログレッシブダイを用いて、ワンピース型背もたれ構造体を製造する方法86の一実施形態のプロセスフローを示す図である。説明からわかるように、プログレッシブダイは、スタンピング、切削、屈曲、打ち抜き等、一連の複数動作を備えてもよい。図示のプロセスフローは、プログレッシブダイを用いて、背もたれ構造体24の所定部分を形成する様子を示す一般的な図である。例えば、動作88、90、92、94、96は、プログレッシブダイの一部として行ってもよい。いくつかの実施形態において、動作88、90、92、94、96は、それぞれ、1以上のスタンピング動作を含んでもよい。
動作88において、単一材料片98(例えば、金属板)をプログレッシブダイに投入する。そして、動作90において、材料98を切削して、背もたれ構造体24の種々の特徴部を形成することができる。例えば、材料98に中央開口部28を切り欠くこともできる。図示のように、種々の切削動作を行った後、材料98の各部分99が中央開口部28内に延在してもよい。説明からわかるように、これらの部分99は、後段で屈曲されて、内側フランジ38を形成するようにしてもよい。さらに、材料98の周囲を切削して、背もたれ構造体24の他の特徴部を形成することができる。例えば、材料98の各角部からタブ100が延出するとともに、材料98の部分101が各端部に沿って延在するように、材料98を切削してもよい。タブ100および部分101は、このプロセスにおける後段で外側フランジ40を形成するのに用いられてもよい。また、図示のように、材料98を切削して上タブ62を形成する。なお、上述の切削段階は、プログレッシブダイにおける1以上のスタンピングプロセスを用いて行うこともできる。
次に、動作92において、材料98は打ち抜き段階に入り、材料98全体に各開口部が打ち抜かれる。例えば、開口部46、48、50、54、80は、この段階で打ち抜くことができる。ここでも、スタンピングプロセスを用いて材料98に打ち抜きを行ってもよい。また、屈曲可能位置102も図示されており、動作94において、この屈曲可能位置102に沿って、各部分99を屈曲させてもよい。具体的に、動作94において、各部分99を屈曲させて内側フランジを形成するとともに、各部分101を屈曲させて外側フランジ40を形成してもよい。動作94の終了後、タブ100は材料98の各角部に外側に延出したままである。他の動作と同様、動作94は、スタンピングプロセスを用いて所望の屈曲部を形成してもよい。
動作96において、材料98をさらに屈曲させて、縁部56および58、サイドタブ60、上タブ62を形成してもよい。また、外側フランジ40まわりの位置へタブ100を屈曲させてもよい。いくつかの実施形態において、タブ100を外側フランジ40に溶接して、タブ100を定位置に保持してもよい。説明からわかるように、タブ100を外側フランジ40に溶接する前に、背もたれ構造体24の幅を所望の許容誤差に基づいて調整してもよい。また、屈曲段階でもスタンピングプロセスを用いてもよい。このように、背もたれ構造体24は、種々の動作を備えるプログレッシブダイを用いて形成することができる。このような製造方法を用いることにより、背もたれ構造体24は、引き抜きプロセス等、他の製造方法と比較して、材料の無駄を抑えつつ、迅速に形成することができる。説明からわかるように、上述の製造方法は、プログレッシブダイのいくつかの特徴部が動作する様子を単純化した例である。実際の動作時には、上述の各動作を組み合わせて動作の数を少なくしたり、動作を拡張して追加動作を入れたりしてもよい。例えば、動作の数は、実施する動作の複雑性によって異なる。
本発明のいくつかの特徴部と実施形態について図示および説明したが、当該分野の技術者であれば、請求の範囲に記載される主題の新規な教示内容や利点から実質的に逸脱することなく、多くの変形例や変更を想起できるであろう(例えば、種々の構成要素の大きさ、寸法、構造、形状、比率や、パラメータの値(例えば、温度、圧力等)、取り付け構成、用いる材料、色、方向等)。いずれのプロセスや方法ステップについても、その順序は実施形態によって変更や並べ替えができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのような変形例や変更はすべて本発明の趣旨の範囲内であるとして含むものとする。さらに、例示的な実施形態を簡潔に説明するために、実際の実施段階における特徴についてすべて説明したわけではない(すなわち、本発明を実施するために現在考えられる最良の形態とは無関係の部分や、特許請求の範囲に記載される発明を可能にすることに無関係の部分については説明していない)。なお、このような実際の実施段階の開発にあたり、いずれの工学または設計プロジェクトと同じように、多数の実施上の具体的決定が行われる。このような開発努力は複雑で時間がかかることもあるが、不適当な実験を行うことなく本開示内容の利点を得られる通常の技術者にとっては、その開発努力は通常の設計、作成、製造手順であろう。

Claims (20)

  1. 背もたれ構造体の製造方法であって、複数のスタンピングプロセスによって単一材料片を屈曲させて背もたれ構造体を形成し、前記背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブと、前記中央開口部に隣接する前記ウェブの内周まわりに延在する内側フランジと、前記ウェブの外周まわりに延在する外側フランジとを備え、前記内側フランジは、第1のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成され、前記外側フランジは、第2のスタンピングプロセスによる屈曲によって形成されることを特徴とする方法。
  2. 前記単一材料片の屈曲は、前記第1のスタンピングプロセスにより前記内側フランジの少なくとも一部に沿った第1の縁部を屈曲させること、または、前記第2のスタンピングプロセスにより前記外側フランジの少なくとも一部に沿った第2の縁部を屈曲させること、または、それらの組み合わせにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記単一材料片の屈曲は、前記第2のスタンピングプロセスにより前記ウェブに対してほぼ直角である前記外側フランジの少なくとも一部を屈曲させて、前記背もたれ構造体に対するリクライニング機構の取り付けを容易にすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記単一材料片の屈曲は、プログレッシブダイを用いて前記単一材料片を屈曲させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記単一材料片の屈曲は、第3のスタンピングプロセスによりヘッドレスト支持タブを屈曲させて、前記背もたれ構造体に対するヘッドレストの取り付けを可能にすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記単一材料片の屈曲の前に、前記単一材料片を所望形状に切削することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記単一材料片の切削は、前記単一材料片を切削して前記中央開口部を形成することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記単一材料片に1以上の穴を打ち抜いて、前記背もたれ構造体の取り付け部を形成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記単一材料片のタブを溶接して前記背もたれ構造体の角部を形成し、前記単一材料片のタブの溶接は、所望の許容誤差に基づいて前記背もたれ構造体の幅を調整することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 単一材料片により形成される背もたれ構造体であって、
    中央開口部のまわりに延在するウェブと、
    前記中央開口部に隣接する前記ウェブの内周まわりに延在する内側フランジであって、前記単一材料片をスタンピングすることにより形成される内側フランジと、
    前記ウェブの外周まわりに延在する外側フランジであって、前記単一材料片をスタンピングすることにより形成される外側フランジと、を備え、
    前記内側フランジと前記外側フランジと前記ウェブとが、前記背もたれ構造体のまわりに延在するチャネルを形成することを特徴とする背もたれ構造体。
  11. 前記外側フランジは、前記ウェブから90度より大きい角度で横方向外側を向く第1の部分を有し、前記第1の部分は、第1のスタンピングプロセスにより前記単一材料片を屈曲させることにより形成されることを特徴とする請求項10に記載の背もたれ構造体。
  12. 前記外側フランジは、前記ウェブに対してほぼ直角の向きの第2の部分を有することで、前記背もたれ構造体に対するリクライニング機構の取り付けを容易にし、前記第2の部分は、第2のスタンピングプロセスにより前記単一材料片を屈曲させることにより形成されることを特徴とする請求項11に記載の背もたれ構造体。
  13. 第1のスタンピングプロセスにより前記単一材料片を屈曲させることにより形成される、前記内側フランジの少なくとも一部に沿って延在する第1の縁部、または、第2のスタンピングプロセスにより前記単一材料片を屈曲させることにより形成される、前記外側フランジの少なくとも一部に沿って延在する第2の縁部、または、それらの組み合わせを備えることを特徴とする請求項10に記載の背もたれ構造体。
  14. 前記内側フランジ、または、前記外側フランジ、または、それらの組み合わせは、ヘッドレストを受け入れるように構成された開口部を有することを特徴とする請求項10に記載の背もたれ構造体。
  15. 前記外側フランジから前記チャネル側に延在し、前記ヘッドレストを支持するように構成されたタブ付き部分を備えることを特徴とする請求項14に記載の背もたれ構造体。
  16. 背もたれ構造体の製造方法であって、
    単一材料片を所望形状に切削し、
    前記単一材料片に1以上の穴を打ち抜いて、前記背もたれ構造体の取り付け部を形成し、
    前記単一材料片をスタンピングして、前記背もたれ構造体を形成し、
    前記背もたれ構造体は、中央開口部のまわりに延在するウェブと、前記中央開口部に隣接する前記ウェブの内周まわりに延在する内側フランジと、前記ウェブの外周まわりに延在する外側フランジとを備え、前記内側フランジと前記外側フランジと前記ウェブとが、前記背もたれ構造体のまわりに延在するチャネルを形成することを特徴とする方法。
  17. 前記単一材料片のスタンピングは、前記内側フランジの少なくとも一部に沿った第1の縁部を屈曲させること、または、前記外側フランジの少なくとも一部に沿った第2の縁部を屈曲させること、または、それらの組み合わせにより構成されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記単一材料片のスタンピングは、前記ウェブに対してほぼ直角である前記外側フランジの少なくとも一部を屈曲させて、前記背もたれ構造体に対するリクライニング機構の取り付けを容易にすることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記単一材料片のスタンピングは、ヘッドレスト支持タブを屈曲させて、前記背もたれ構造体に対するヘッドレストの取り付けを可能にすることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記単一材料片のタブを溶接して前記背もたれ構造体の角部を形成することを特徴とする請求項16に記載の方法。
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