JP2015226632A - シートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法 - Google Patents

シートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発泡型への配風ダクトのセットで、作業負担を少なくして導管先端部の浮き上がり防止を図り、品質安定,歩留まり向上に貢献できるシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法を提供する。【解決手段】裏面2b側にエア導入口26eが在る基部26から導管21が延在して、表面2a側の該導管21にエア噴出口25aが設けられる合成樹脂製のシートパッド用配風ダクト2であって、前記エア噴出口25aに対向する前記導管21の裏面側管壁21fに透孔21cが設けられてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用座席シートを構成するシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載される座席シートの座部や背もたれを構成するシートクッションやシートバックがある。シートクッションやシートバックのシートパッドは、乗員が座った時に接する部分であり、暑い季節になると乗員はその箇所が汗ばむ一方、冬の季節を向かえると冷たく感じることがある。こうしたことから、特開2005-95343号公報等で、配風用ダクトをインサートしてシートパッドが一体発泡成形される発明が提案されている。さらに、シートパッドの発泡成形時に、配風ダクトのエア導入口やエア噴出口から発泡原料がダクト内へ侵入する問題を解消する改良発明が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2012−105816号公報
特許文献1は、その請求項1に記載のごとく「…型面で、前記エア導入口又はエア噴出口に対応する部位に半球状の突部が設けられ、両分割型の型閉じにより、型内にセットされた前記ダクトに係るエア導入口内又はエア噴出口内へ該突部が入り込んで、そのエア導入口又はエア噴出口を塞ぐ」発明になっている。
しかるに、最近の配風ダクトを構成する導管は、図2のごとく筒外径dが表裏方向長さd1よりも車幅方向となる筒幅方向の長さd2の方が長く、扁平化する傾向にあるため、四方に延びる導管の先端部で反りが発生し、発泡型へのセットで型面から浮き上がってしまう問題が出てきた。特にバックパッドはパッド厚みが薄いことから、配風ダクトで違和感を与えぬよう、該配風ダクトを裏面側に配し、さらに扁平化を推し進めようとすると、浮き上がりが顕著になった。エア導入口の基部から遠く離れた先端部付近にあるエア噴出口が型面から浮き上がり、発泡原料の注入で支障をきたした。型閉じ工程に進み、特許文献1に記載の突部がエア噴出口内へ入り込み塞いでしまえばよいが、導管の先端部が反って型面から浮き上がった状態下では、発泡原料の注入から型閉じまで作業工程中に、先端部周りのエア噴出口から導管内へ発泡原料が侵入してしまう問題が出てきた。
本発明は、上記問題を解決するもので、発泡型への配風ダクトのセットで、作業負担を少なくして導管先端部の浮き上がり防止を図り、品質安定,歩留まり向上に貢献できるシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製のシートパッド用配風ダクト(2)であって、前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に透孔(21c)が設けられてなることを特徴とするシートパッド用配風ダクトにある。請求項2の発明たるシートパッド用配風ダクトは、請求項1で、基部(26)から前記導管(21)が略同一平面上になるよう四方に分岐し、四方へ延びた導管(21)の先端部(211)に前記透孔(21c)が設けられてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明の要旨は、裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製配風ダクト(2)と、該配風ダクト(2)をインサート成形して一体化されるシートパッド(1)と、を具備する配風ダクト入りシートパッドであって、前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に貫通形成される透孔(21c)と、該透孔(21c)を塞いで、透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)を含めたシートパッド裏面(1b)を被覆した裏当て材(3)と、をさらに具備することを特徴とする。請求項4の発明たる配風ダクト入りシートパッドは、請求項3で、基部(26)から前記導管(21)が略同一平面上になるよう四方に分岐し、四方へ延びた導管(21)の先端部(211)に前記透孔(21c)が設けられてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明の要旨は、裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製の配風ダクト(2)を、発泡型(6)にセットし、その後、発泡原料(g)の注入及び型閉じを経て、該配風ダクト(2)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形し、シートパッド表面(1a)に発泡成形された複数の空気吹出口(10)に前記各エア噴出口(25a)が合致し、且つ該シートパッド(1)の裏面(1b)側に前記エア導入口(26e)が露出する配風ダクト入りシートパッドの製造方法であって、前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に透孔(21c)を設ける一方、前記発泡型(6)を分割型にして、シートパッド表面(1a)側を形成する一の分割型(61)で、セットされる配風ダクト(2)の前記透孔(21c)に対応する部位に、該透孔(21c)の孔径よりも頭部(641)の径が大きいピン部材(64)を立設させて、前記透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)が有する可撓性によって、該透孔(21c)に該ピン部材(64)の頭部(641)を貫通させた後、該裏面側管壁(21f)に頭部(641)を係止させて、配風ダクト(2)を一の前記分割型(61)にセットする一方、他の分割型(62)に裏当て材(3)をセットし、次に、型閉じして裏当て材(3)で透孔(21c)を覆い、その後、シートパッド(1)の発泡成形で、該透孔(21c)を塞ぐようにして透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)と共にシートパッド裏面(1b)に、裏当て材(3)を被覆させることを特徴とする配風ダクト入りシートパッドの製造方法にある。
本発明のシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法は、発泡型への配風ダクトのセットで簡単にエア噴出口を封止でき、配風ダクトを埋設一体化するシートパッドの発泡成形工程で、エア噴出口からの発泡原料の侵入が起こらず、品質安定,歩留まり向上等を果たすことができ優れた効果を発揮する
本発明に係るシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法の一形態で、配風ダクトの表面側から見た斜視図である。 図1のII-II線矢視図である。 配風ダクトを組み込んだ配風ダクト入りシートパッドの表面側斜視図である。 配風ダクトを組み込んだ配風ダクト入りシートパッドの裏面側斜視図である。 図4のV-V線矢視図である。 配風ダクトのセット後、型開状態で発泡原料を注入している発泡型の説明断面図である。 図6の発泡原料注入後に型閉じした様子を示す説明断面図である。 図7に続いて発泡成形する様子を示す説明断面図である。 図6の導管先端部周りの要部拡大図である。 図7の導管先端部周りの要部拡大図である。 図8の状態から脱型をした後の配風ダクト入りシートパッドを導管先端部周りの要部拡大図である。
以下、本発明に係るシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法について詳述する。
本シートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法は、シートパッドが乗員の背もたれを構成するバックパッドに適用される。図1〜図11は本発明のシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法の一形態で、図1は配風ダクトの表面側から見た斜視図、図2は図1のII-II線矢視図、図3,図4は図1の配風ダクトを組み込んだ配風ダクト入りシートパッドの表面側斜視図,裏面側斜視図、図5は図4のV-V線矢視図、図6は配風ダクトのセット後、型開状態で発泡原料を注入している発泡型の説明断面図、図7は図6の発泡原料注入後に型閉じした様子を示す説明断面図、図8は図7に続いて発泡成形する様子を示す説明断面図、図9は図6の導管先端部周りの要部拡大図、図10は図7の導管先端部周りの要部拡大図,図11は脱型後の配風ダクト入りシートパッドを導管先端部周りの要部拡大図を示す。尚、図面を判りやすくするため、図5は各空気吹出口10,エア噴出口25aを通る断面図にする。
(1)シートパッド用配風ダクト
シートパッド用配風ダクト2は、裏面2b側にエア導入口26eが在る基部26から導管21が分岐して延在し、表面2a側にエア噴出口25aが設けられる合成樹脂製管部材である。基部26から導管21が分岐延在し、表面2a側にエア噴出口25aが導管21の箇所を含めて複数設けられるバックパッド用の配風ダクト2とする。本発明の「表面側」とは乗員が座部に腰掛ける時に当接する面の側をいい、図5では紙面左方になる。
ダクト入りバックパッド1Aが完成した段階で、表面側に形成される複数の空気吹出口10に各エア噴出口25aが導通する一方、バックパッド裏面1bのほぼ中央から、先端口がエア導入口26eになるエア導入部261が露出する。配風ダクト2は、バックパッド裏面1b寄りに配され、配風ダクト2の略中央に位置する基部26の裏面側にエア導入部261を形成して、該エア導入部261が相手部材と接続される。
ここでの配風ダクト2は、図2のごとく導管21の筒外径dが表裏方向長さd1よりも車幅方向となる筒幅方向の長さd2の方が長い扁平管で、且つブロー成形により導管21と前記基部26とが一体成形されるポリプロピレン樹脂等からなる合成樹脂製管状部材である。図1で、基部26につながる案内部22を経て横筒部23の導管21が車幅方向に延び、その両端から一対の縦筒部24の導管21が紙面上方(バックパッド上方)に延びる。一方、案内部22から一対の縦筒部24の導管21が紙面斜め下方(バックパッド斜め下方)に広がるように延びる。バックパッド上方とは、バックパッド1Aが車両に搭載され、乗員が座って、背もたれが可能な図5の正規状態下でのバックパッド1Aの紙面上方をいう。略中央に配される中空ボックス状の基部26から、平面視略X字状に四方に延びる導管21を備えたブロー成形ダクトになっている。
分岐した四つの各導管21の先端部211で、ブロー成形でできた先端口210を塞ぐ袋部28はそのままにする。バックパッド1Aの空気吹出口10に合致させて、着座した乗員に快適エアを吹き出す所のエア噴出口25aが、図1のごとく平面視略X字状に四方へ延びた導管先端部211に在る四個の他、そこに至る導管21途中,案内部22に計六個設けられる。そして、略X字状に四方へ延びた先端部211に在る四箇所のエア噴出口25aで、該エア噴出口に対向する導管21の裏面側管壁21fに透孔21cが貫通形成される(図2)。
具体的には、図1〜図8のごとく導管21が、エア導入口26eの在る前記基部26から略同一平面上になるよう四方に分岐延在する。四つの導管21の先端を、ブロー成形による袋部28で閉じたままにし、且つ袋部28周りの導管先端部211の表面2a側にエア噴出口25aが設けられる。そして、基部26から四方に遠ざかる四箇所の各導管21の先端部211で、エア噴出口25aに対向する裏面側管壁21fに透孔21cがそれぞれ設けられている。透孔21cの孔径はエア噴出口25aの口径よりも小さくする。図2のごとく導管先端部211で円形エア噴出口25aに対向する裏面側管壁21fに円形透孔21cが設けられる。双方の円形中心を通る中心軸が裏面側管壁21fの平坦面に対し略垂直になるようにしている。裏面側管壁21fを貫通する透孔21cが設けられることによって、バックパッドの発泡成形時に、エア噴出口25aから導管21内へ発泡原料が進入するのを簡便阻止できる(詳細後述)。
尚、図示を省略するが、特許文献1のごとくエア導入口26eを形成する前記エア導入部261を短筒部とし、ここにフランジ27を設けてもよい。
(2)配風ダクト入りシートパッド
配風ダクト入りシートパッドは、前記配風ダクト2と、これをインサート成形して一体化されるシートパッド1と、シートパッド裏面1bに配される裏当て材3と、を具備する(図3〜図5)。裏面2b側にエア導入口26eが在る基部26から導管21が延在して、表面2a側の該導管21にエア噴出口25aが設けられる合成樹脂製配風ダクト2と、該配風ダクトをインサート成形して一体化されるバックパッド1Aと、を具備する配風ダクト2入りバックパッドとする。
配風ダクト2は、前記エア噴出口25aに対向する前記導管21の裏面側管壁21fに、図9ごとくの透孔21cが設けられた(1)の配風ダクトと同じであり、詳細説明を省く。
シートパッド1は、その発泡成形で、表面1aにエア噴出口25aと合致する空気吹出口10が一定深さで設けられるようにして(図3,図5)、配風ダクト2をインサート成形して一体化された発泡体である。空気吹出口10の方がエア噴出口25aの口径よりも大きい。シートパッドの発泡成形では、その裏面1b側にエア導入口26eが覗くようにして、図5のごとくシートパッド1の裏面1b寄りに配風ダクト2が埋設一体化される。配風ダクト2をシートパッド1の裏面寄りに配設するのは、シートパッド表面1aから配風ダクト2までの距離をできるだけ大きくとって、シートパッド1によるクッション性,快適性を得るためである。
本実施形態のシートパッド1は、座席シートの背もたれを構成するバックパッド形状の発泡体で、その厚みtがシートクッションに比べて薄い(図3〜図5)。そのため、図2のような導管21の筒外径dが表裏方向長さd1よりも車幅方向となる筒幅方向の長さd2の方が長い扁平管となる配風ダクト2を用いる。バックパッド厚みtが薄くても、所望のクッション性,快適性が得られる。エア導入口26e側に、空調機器から快適エアが管内に送り込まれる管状相手部材を接続することにより、快適エアが基部26内,案内部22内,導管21内の流路uを通り、エア噴出口25aを通過して各空気吹出口10から乗員へと配風される配風ダクト2入りバックパッド1Aになっている。
裏当て材3はバックパッド裏面1bの大きさに合わせた不織布等からなるシート状布地材である。裏面側に露出するエア導入部261の部位は、くり抜いてくり抜き開口30とする(図4)。バックパッド1Aの発泡成形で、該透孔21cを塞ぐようにして透孔21c周りの導管21に係る裏面側管壁21fと共に、バックパッド裏面1bに、裏当て材3が被覆される(図11)。本バックパッド1の発泡成形で、バックパッド表面1a側を形成する分割型61たる下型に配風ダクト2をセットすることになるが(詳細後述)、エア噴出口25aから発泡原料gが導管21内へ入り込まぬようにする前記透孔21cが設けられる。バックパッドの発泡成形で、裏当て材3と透孔21c周りの裏面側管壁21fの裏面2bとの間には、ピン部材64の頭部641がつくる抜け穴190が形成される。
次に述べる配風ダクト2入りシートパッドの製造方法のごとく、バックパッド1Aの発泡成形で、その裏面1b側にあたる型面630に裏当て材3をセットして、配風ダクト2を覆ってバックパッド裏面1bに、該裏当て材3が被着一体化される。尚、図中、符号11は主部で、符号12がメイン部,符号13がサイド部、符号14は吊溝で、符号14aが縦溝,符号14bが横溝を示す。
(3)配風ダクト入りシートパッドの製造方法
シートパッド1(バックパッド1A)の製造は、これに先立ち、配風ダクト2と裏当て材3を準備する。配風ダクト2,裏当て材3は(1),(2)で述べたものと同じであり、詳細説明を省く。
配風ダクト2入りバックパッド1Aの製造に用いる発泡型6は、図6,図7ごとくの分割型で、下型61と上型62と中型63とを備える。ヒンジ69を支点にして図6から図7のごとく型閉じすると、全体的に凹み度合いが大きな下型61(一の分割型)の型面610と、中型63(他の分割型)の型面630と,上型62との型面620とで、パッド本体11に配風ダクト2,裏当て材3が一体化するバックパッド1AのキャビティCをつくる。
下型61には、型面610の各所を柱状に盛り上げて、空気吹出口10形成用の***部611が設けられる。***部上面611bにエア噴出口25aを単に当てて、発泡型に配風ダクト2をセットしてもよい。ここでは、各***部の上面611bに突部611aを設け、***部611への配風ダクト2のセットで、該突部611aがエア噴出口25a内に入り込んでエア噴出口25aの口を閉ざすようにしている。***部上面611bにエア噴出口25aの口径よりも大きくした半球状の突部611aを設けることもできる。型閉じで、エア噴出口25aの口径よりも直径を大きくした突部611aの球帯がエア噴出口25aの内周縁に当接してエア噴出口25aを封じることができるからである。
そして、下型61の型面610でバックパッド1Aの表面1a側を成形し、中型63の型面630でバックパッド1Aの裏面1b側を成形するが、前記***部611上に金属製ピン部材64を立設する。バックパッド表面1a側を形成する一の分割型61たる下型の***部611上に在る突部611aで、セットされる配風ダクト2の透孔21cに対応する部位に、透孔21cの孔径よりも頭部641の径が大きいピン部材64を立設させる。頭部641の最大断面径を透孔21cの孔径よりも大きくする。但し、下型61への配風ダクト2のセットで、出っ張る頭部641に透孔21c周りの裏面側管壁21fが当たるものの、上方から導管先端部211付近に力を加えると、透孔21c周りの合成樹脂の有する可撓性変形で頭部641が透孔21cを潜り抜け、透孔21c周りの裏面側管壁21fの裏面2bに該頭部641を係止させて、配風ダクト2を下型61にセット可能とする。
前記発泡型6,配風ダクト2,裏当て材3を用いて、配風ダクト2入りバックパッド1Aが例えば以下のように製造される。配風ダクト2のエア導入口26eには予めシールテープ4が貼着,封止される。
まず、発泡型6を型開状態とする(図6)。この型開状態下、配風ダクト2を一の分割型たる下型61にセットする。配風ダクト2のセットと相前後して、他の分割型たる中型63に裏当て材3をセットする(配風ダクト,裏当て材のセット工程)。
下型61への配風ダクト2のセットで、エア噴出口25a内へ突部611a,ピン部材64を入れて***部611上に配風ダクト2を載置するが、下型型面610に配風ダクト2を単にセットしようとすると、頭部641が透孔21c周りの裏面側管壁21fに当たってしまう。しかし、該裏面側管壁21fを上から押し付けることによって、配風ダクト2を形成する合成樹脂がもつ可撓性によって頭部641が透孔21cを潜り抜け、下型61に配風ダクト2を位置決めセットできる。
本配風ダクト2の導管21は、図2のような横断面形状で、その筒外径dが表裏方向長さd1よりも車幅方向となる筒幅方向の長さd2の方が長い扁平管にして、図1のように四方に延びる。そのため、四方先端へ延びた導管先端部211領域が、基部26に対し図1の紙面垂直方向に反る傾向にある。下型61への配風ダクト2のセットで、図6,図9の鎖線図示のごとく、***部611の上面611b(及び/又は突部611a)から導管先端部211,エア噴出口25aが浮き上がり離れてしまう不具合が起こる。エア噴出口25aの口を塞ぐための突部611aを設けても、該突部611aは型閉じ工程へ進まないと役立たない。単なる配風ダクト2の載置セットでは、型閉じ前に、エア噴出口25aから該発泡原料gが侵入する不具合が生じる。
本製法は、斯かる不具合を透孔21c及び前記ピン部材64を設けて解消する。頭部641に衝突する透孔21c周りの裏面側管壁21fが、その合成樹脂の有する可撓性によって変形することで乗り越える。乗り越えたピン部材64の頭部641を該裏面側管壁21fの裏面側に係止させて、配風ダクト2を下型61にセットする。かくして、たとえ反り返って突部611aからエア噴出口25aが浮き上がってしまっている配風ダクト2であっても、該エア噴出口25aを塞ぐことができる。頭部641に透孔21c周りの裏面側管壁21fが衝突するが、該裏面側管壁21fを押し付けることによって、合成樹脂の有する可撓性変形で通過させる。頭部641が透孔21c周りの裏面側管壁21fの裏面2b上に達し、配風ダクト2を発泡型6に確実なセット固定を果たす。透孔21cを通過した(潜り抜けた)裏面側管壁21fの裏面に頭部641が係止固定され、今度はこの頭部641が裏面側管壁21fを裏面側から押さえ付ける格好になる。当初は***部,突部611aから浮き上がり離れていたエア噴出口25a周縁の導管部分が、***部611,突部611aに密着する。導管21の四方へ管状に延びた先の四つの先端部211に在る透孔21c周りの裏面側管壁21fが、頭部641によって係止固定されるので、セット前は図6,図9の鎖線図示のごとく弓状に反っていた配風ダクト2であっても、ほぼ同一水平面状に矯正され、エア噴出口25aの口が塞がれる。型閉じ完了前に、発泡原料gの注入でエア噴出口25aから導管21内へ入り込んでしまう不具合が解消される。
ここで、透孔21c,ピン部材64は、四方の導管先端部211の一つに設けるだけでもよいが、図1,図6のごとく配風ダクト2に係る導管21の四方端の先端部211の四箇所全てに設けるとより好ましくなる。弓状に反った配風ダクト2全体の矯正が円滑実施でき、エア噴出口25a周縁を突部611aや***部上面611bへより強く密着させ封止できるからである。
ピン部材64は、図10ごとくのダルマピンで、突部611aを縦通する孔に遊挿した軸部642の先端部分を***部611に螺着させて、下型61の***部611上,突部611a上に立設させている。透孔21cを潜り抜けし易いように頭部641の先端部分に丸みをもたせている。図示を省略するが、頭部641が透孔21cを潜り抜けし易くするために、透孔21cの周縁から裏面側管壁21fの本体へ放射線状の切れ込みを入れたり、透孔21c周縁の裏面側管壁21fの厚みを薄くしたりするとより好ましくなる。
次に、型開状態を保ったまま、下型61のキャビティCを形成する型面610に、図6のごとく注入ノズルNL等を使用してバックパッド成形用ウレタン発泡原液等の発泡原料gを所定量注入する(発泡原料の注入工程)。
続いて、図7のように上型62を作動させ型閉じする(型閉じ工程)。上型62と下型61と中型63との型閉じで、配風ダクト2がインサートセットされたバックパッド用キャビティCができる。型閉じにより裏当て材3が図10のごとく透孔21cを覆う。
前記型閉じの後、バックパッド1Aの発泡成形に移る(発泡成形工程)。図7の型閉じ状態を所定時間維持し、図8,図11ごとく配風ダクト2を埋設一体化し、且つ透孔21cを塞ぐようにして透孔21c周りの裏面側管壁21fと共に、シートパッド裏面1bに、裏当て材3が被着一体化されるバックパッド1Aを発泡成形する。
ここで、図2のごとく扁平化させた導管21にするほど、配風ダクト2自体に反りや変形などが生じ易くなる。下型61に配風ダクト2をセットしても、配風ダクト2が***部611から浮き上がる度合いが増す。エア噴出口25aを塞ぎきれないケースが起こり得る。しかるに、本発明は、下型61にセットされる配風ダクト2のエア噴出口25a周りが、多少浮いてしまう状況にあっても、既述のごとくピン部材64が透孔21c周りの裏面側管壁21fに係止してその口を閉じ、うまくシールする構成になっている。
かくして、発泡型6へ配風ダクト2,裏当て材3がインサートされた状態下で、バックパッド1Aが発泡成形される。ダクト主部たる導管21がバックパッド1Aの裏面1b側に配され、バックパッド裏面1bからはエア導入口26eが露出する(図4)。裏当て材3が透孔21cを塞ぐようにして配風ダクト2の裏面側略全体を被覆する(図11)。そのため、発泡成形過程で、発泡原料gが裏当て材3に含浸して、バックパッド裏面1bに該裏当て材3が被着一体化することはあっても、透孔21cと頭部641の隙間から導管21内へ発泡原料gが入り込むようなことはない。尚、配風ダクト裏面2b側を覆ってバックパッド裏面1bに一体化される裏当て材3は、乗員の背もたれでバックパッド1Aが大きく撓むようになった時、バックパッド1Aから配風ダクト2がもげるのを防ぐ役目も果たす。
バックパッド1Aの発泡成形を終え、脱型(脱型工程)すれば、表面1aに発泡成形された複数の空気吹出口10に各エア噴出口25aが合致し、且つ裏面1b側にエア導入口26eが露出する所望の品質安定したダクト入りバックパッド1Aが得られる。
脱型時に、ピン部材64の頭部641が成形されたバックパッド1A,裏面側管壁21fと干渉するが、バックパッド1Aがクッション性に富む発泡体であるので、該頭部641は簡単に抜き取ることができる。裏面側管壁21fも可撓性を有して抜脱できる。頭部641の抜き取り跡が抜け穴190として残る。ダクト2入りバックパッド1Aに図示しない表皮を被せると、車両用座席シートの背もたれ用シートバックになる。尚、符号639は形合せ面、符号67は支持バー、符号68はアーム、符号68aはフック、符号PNはピンを示す。
(4)効果
このように構成したシートパッド用配風ダクト、配風ダクト入りシートパッド及びその製造方法によれば、四方に延びる配風ダクト2の導管21が反るようなことがあっても、発泡型6へのセットが容易にして且つ確実になる。配風ダクト2を埋設一体化するシートパッド1の発泡成形で、エア噴出口25aからの発泡原料gの侵入が起こらず、品質安定,歩留まり向上を果たす。
特に、背もたれ用バックパッド1Aに組み込む配風ダクト2の場合、座部側クッションパッド1Bと違って、パッド厚みが小さい。座部側クッションパッド1Bにあっても、パッド厚の薄肉化が予想される。配風ダクト2はできるだけバックパッド裏面1b寄りに配し、さらに扁平化させることが必要になっている。斯かる場合、ブロー成形で配風ダクト2を造ると、基部26に対し導管先端部211が反る傾向にある。導管先端部211の表面2a側にはエア噴出口25aが設けられている。反りのない配風ダクト2であれば、下型61に空気吹出口10を形成する***部611、さらに***部上面611bに突部611aを形成する場合は、下型61へのセットが、配風ダクト2を所定位置に載置するだけで足りる。突部611aでエア噴出口25aを塞ぎ、又はエア噴出口25a周りの導管部分が***部上面611bに当接して、配風ダクトのセットが完了する。しかし、導管先端部211等が反った状態となると、該導管先端部211のエア噴出口25aが図6,図9の鎖線のごとく突部611a,***部上面611bから浮き上がり、このままでは発泡原料gの注入後、型閉じまでの作業工程中に、発泡原料gが該エア噴出口25aから導管21内へ侵入してしまう。
これに対し、本発明は、導管先端部211に在るエア噴出口25aに対向する裏面側管壁21fに透孔21cを設けているので、下型61にピン部材64を立設させて、透孔21cに該ピン部材64の頭部641を貫通させた後、該裏面側管壁21fに頭部641を係止させることによって、導管先端部211の反りを解消できる。透孔21c周りで合成樹脂成形導管21が有する可撓性変形によって、頭部641が該透孔21cを潜り抜け、裏面側管壁21fの裏面2bにピン部材64の頭部641が係止し、図6の鎖線状態にある反った導管先端部211の矯正が可能になる。
図6の下型61への配風ダクト2のセットでは、型面610上方からエア噴出口25aを突部611a,***部611上に合わせるようにして、該配風ダクト2を下ろし、頭部641と干渉する透孔21c周りの裏面側管壁21f部位を下方へ押し付けるだけで、口が開いた状態になっていたエア噴出口25a周縁の導管部分を***部上面611bに当接させ、簡単にエア噴出口25aを塞いでセットできる。***部上面611bに半球状突部611aを設ければ、この突部611aをエア噴出口25a内へ入り込ませてより確実にその口を塞ぐことができる。導管21内に入り込んだ発泡原料gは後加工で取り除くにしても、製品化されたシートパッド1の成形後であり、製品品質を確保しながらの後加工作業に苦労する。取り除くことができなければ製品不良となり、歩留まり低下を招くが、本発明は斯かる不具合を難なく解消する。
さらに、透孔21c,ピン部材64,突部611aで配風ダクト2を位置決め固定しており、配風ダクト2のセットを終えれば、発泡原料gの注入から型閉じが完了するまでの作業工程中に不用意な外力が加わっても、セットされた配風ダクト2が位置ズレすることがない。透孔21cの形成によって、透孔21cとピン部材64との隙間から発泡原料gが導管21内へ侵入することが考えられるが、型閉じにより、裏当て材3が透孔21cを覆うので、裏当て材3に発泡原料gが含浸することはあっても、導管21内への侵入までは至らず、特に問題にならない。
このように、本発明は配風ダクト2のセットで作業負担を少なくして生産性を落とすことなく、導管先端部211の浮き上がりを防止でき、配風ダクト2入りシートパッド1の品質維持を図って歩留まり向上を図ることができるなど優れた効果を発揮する。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。シートパッド1,配風ダクト2,透孔21c,裏当て材3等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。実施形態はシートパッド1をバックパッド1Aに適用したが、座部用クッションパッド1Bにも勿論適用できる。
1 シートパッド
1a 表面(シートパッド表面)
10 空気吹出口
2 配風ダクト
2a 表面(配風ダクト表面)
2b 裏面(配風ダクト裏面)
21 導管
21c 透孔
21f 裏面側管壁
211 導管先端部(先端部)
25a エア噴出口
26 基部
26e エア導入口
6 発泡型
61 下型(一の分割型)
64 ピン部材
641 頭部
g 発泡原料

Claims (5)

  1. 裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製のシートパッド用配風ダクト(2)であって、
    前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に透孔(21c)が設けられてなることを特徴とするシートパッド用配風ダクト。
  2. 前記基部(26)から前記導管(21)が略同一平面上になるよう四方に分岐し、四方へ延びた導管(21)の先端部(211)に前記透孔(21c)が設けられてなる請求項1記載のシートパッド用配風ダクト。
  3. 裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製配風ダクト(2)と、該配風ダクト(2)をインサート成形して一体化されるシートパッド(1)と、を具備する配風ダクト入りシートパッドであって、
    前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に貫通形成される透孔(21c)と、
    該透孔(21c)を塞いで、透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)を含めたシートパッド裏面(1b)を被覆した裏当て材(3)と、をさらに具備することを特徴とする配風ダクト入りシートパッド。
  4. 前記基部(26)から前記導管(21)が略同一平面上になるよう四方に分岐し、四方へ延びた導管(21)の先端部(211)に前記透孔(21c)が設けられてなる請求項3記載の配風ダクト入りシートパッド。
  5. 裏面(2b)側にエア導入口(26e)が在る基部(26)から導管(21)が延在して、表面(2a)側の該導管(21)にエア噴出口(25a)が設けられる合成樹脂製の配風ダクト(2)を、発泡型(6)にセットし、その後、発泡原料(g)の注入及び型閉じを経て、該配風ダクト(2)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形し、シートパッド表面(1a)に発泡成形された複数の空気吹出口(10)に前記各エア噴出口(25a)が合致し、且つ該シートパッド(1)の裏面(1b)側に前記エア導入口(26e)が露出する配風ダクト入りシートパッドの製造方法であって、
    前記エア噴出口(25a)に対向する前記導管(21)の裏面側管壁(21f)に透孔(21c)を設ける一方、前記発泡型(6)を分割型にして、シートパッド表面(1a)側を形成する一の分割型(61)で、セットされる配風ダクト(2)の前記透孔(21c)に対応する部位に、該透孔(21c)の孔径よりも頭部(641)の径が大きいピン部材(64)を立設させて、
    前記透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)が有する可撓性によって、該透孔(21c)に該ピン部材(64)の頭部(641)を貫通させた後、該裏面側管壁(21f)に頭部(641)を係止させて、配風ダクト(2)を一の前記分割型(61)にセットする一方、他の分割型(62)に裏当て材(3)をセットし、次に、型閉じして裏当て材(3)で透孔(21c)を覆い、その後、シートパッド(1)の発泡成形で、該透孔(21c)を塞ぐようにして透孔(21c)周りの裏面側管壁(21f)と共にシートパッド裏面(1b)に、裏当て材(3)を被覆させることを特徴とする配風ダクト入りシートパッドの製造方法。
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