JP2015187454A - ガスケット - Google Patents

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大地 酒井
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大地 酒井
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Abstract

【課題】ターボチャージャーの吸気口に用いられるガスケットやエキゾーストマニホールドに用いられるガスケットにおいて、熱膨張と収縮とが繰り返されることによるシール漏れを防止して、良好なシール性を長期間維持できるガスケットの提供する。
【解決手段】ガスケット1は、第1シールプレート2〜第4シールプレート5の4枚を積層して構成されている。第1シールプレート2における貫通孔2Aの隣接部分は、第2シールプレート3及び第3シールプレート4の貫通孔3A,4Aを囲んでから外方へ折返されてあり、そこがグロメット7になっている。グロメット7の折り返し部2Cとその外方の端部2Dは、第4シールプレート5によって上方から覆われている。
【選択図】図2

Description

本発明はガスケットに関し、より詳しくは、複数のシールプレートを積層して構成されるとともに圧力流体穴をグロメットによって形成したガスケットに関する。
従来、複数のシールプレートを積層して構成されるとともに、圧力流体穴をグロメットで形成したガスケットは知られている(例えば特許文献1、特許文献2)。
図7に簡略化して示すように、特許文献1のガスケット1は、3枚のシールプレート2〜4を積層して構成されるとともに、圧力流体としての排気ガスGを通過させる圧力流体穴6を備えており、一方のフランジ状部材11と他方のフランジ状部材12との間に介在されて、それらの間のシールを維持するようになっている。そして、特許文献1のガスケット1においては、最下層のシールプレート2における貫通孔2Aの隣接部分を、上層のシールプレート3,4の貫通孔3A、4Aの縁部を囲んでから外方へ折り返してあり、それによってグロメット7を形成している。このグロメット7の貫通孔が圧力流体穴6となっている。
また、特許文献1のガスケット1においては、圧力流体穴6となるグロメット7を囲繞して各シールプレート2〜4にハーフビード2B、3B、4Bを形成してあり、それによりグロメット7を囲繞する位置に上記ハーフビード2B〜4Bによる二次シール部が構成されている。さらに、グロメット7を形成するために折り返された折り返し部2Cの外方の縁部2Dには、板厚による段差が形成されており、その段差によってシールプレート4のハーフビード4Bのへたりを抑制するようになっている。
特開2013−119908号公報 特表平10−508082号公報
ところで、ターボチャージャーの吸気口に用いられるガスケットやエキゾーストマニホールドに用いられるガスケットにおいては、密封すべき排気ガスの温度が500℃以上の高温となることは知られている。
そのため、特許文献1のガスケット1をターボチャージャーの吸気口に装着した場合においては、上記圧力流体穴6となるグロメット7は、熱膨張と収縮とが繰り返されて半径方向において拡縮されることになる。そのため、図8に示すように、グロメット7の折り返し部2Cとその外方の端部2Dは、上方側のフランジ状部材11と他のシールプレート3,4に対して半径方向に相対移動されるとともに、図8に想像線で示すように折り返し部3Cの外方の端部2Dが捲れ上がるという欠点があった。このように捲れた状態の外方の端部2Dがフランジ状部材11と摺動すると該フランジ状部材11の取り付け面11Aが損傷するのでシール漏れの原因になるという問題がある。しかも、上記折り返し部2Cの外方の端部2Dが捲れることにより、該外周端2Cとその下層にあるシールプレート4とに隙間が生じやすくなり、したがって、従来のガスケット1においては、時間の経過に伴ってシール性が低下しやすいという欠点があった。
上述した事情に鑑み、本発明は、それぞれ貫通孔を穿設した少なくとも2枚のシールプレートを備え、一方のシールプレートの上方から他方のシールプレートを積層させるとともに、上記一方のシールプレートにおける貫通孔の隣接部分を、他方のシールプレートの貫通孔の縁部を囲ってから外方へ折返してグロメットを形成し、該グロメットの貫通孔を圧力流体が流通する圧力流体穴として構成したガスケットであって、一方の部材と他方の部材との間に介在されて、それらの間のシールを維持するようにしたガスケットにおいて、
上記圧力流体を通過させる貫通孔を備えて、上記第他方のシールプレートの上方から積層される被覆用シールプレートを設けて、上記グロメットの折り返し部とその外方の縁部を、上記被覆用シールプレートで覆ったことを特徴とするものである。
上述した構成によれば、熱膨張と収縮とによって上記グロメットの折り返し部とその外方の縁部が半径方向に拡縮したとしても、折り返し部とその外方の縁部は被覆用シールプレートによって覆われているので、相手材となる上記一方又は他方の部材が上記折り返し部の外周縁によって損傷することを確実に防止することができ、しかも上記外方の縁部が捲れることを防止できる。したがって、相手材となる上記一方又は他方の部材が損傷するのを防止して、良好なシール性を長期間維持できるガスケットを提供できる。
本発明の一実施例を示す平面図。 図1のII―II線に沿う要部の断面図。 本発明の第2実施例を示す要部の断面図。 本発明の第3実施例を示す要部の断面図。 本発明の第4実施例を示す要部の断面図。 本発明の第5実施例を示す要部の断面図。 従来技術の要部を示す断面図。 従来技術における図8と異なる状態を示す断面図。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において,1はガスケットであり、このガスケット1は、ターボチャージャー12におけるフランジ状の吸気口12Aと、接続パイプ11におけるフランジ部11Aとの間に挟持されて、それらの間のシールを維持するとともに圧力流体としての排気ガスGを流通させるようになっている。
本実施例のガスケット1は、第1シールプレート2、第2シールプレート3、第3シールプレート4及び第4シールプレート5の4枚の金属板から構成されており、これら各シールプレート2〜5は材質及び板厚が同じものが用いられている。これら各シールプレート2〜5は、図示しない適宜の連結手段によって相互に位置ずれしないように一体的に連結されており、各シールプレート2〜5の中央部に、排気ガスGを流通させるための貫通孔2A〜5Aがそれぞれ穿設されている。
最下層として第1シールプレート2が配置されており、その第1シールプレート2上に第2シールプレート3が積層されており、該第2シールプレート3上に第3シールプレート4が積層されており、さらにその第3シールプレート5上に最上層となる第4シールプレート5が積層されている。
4枚の各シールプレート2〜5を一体に連結する前の段階では、最下層の第1シールプレート2の貫通孔2Aは、第2シールプレート3の貫通孔3A及び第3シールプレート4の貫通孔4Aよりも小径に形成されている。そして、この第1シールプレート2の貫通孔Aの隣接外方となる折り返し部2Cを、第2シールプレート3の貫通孔3Aの縁部と第3シールプレート4の貫通孔4Aの縁部とを囲んで外方に向けて折返してから第3シートプレート4の上面に重合させている。つまり、第2シールプレート3の貫通孔3Aの隣接外方となる環状平坦部3E及び第3シールプレート4の貫通孔4Aの隣接外方となる環状平坦部4Eは、折り返し部2Cとその隣接部となる第1シールプレート2の上面とによって挟持されている。
上記折り返し部2Cと、その隣接内方側に位置して上記貫通孔2A,3Aを囲んだ断面C形の部分とによって環状のグロメット7が形成されている。そして、このグロメット7の貫通孔が、排気ガスGを流通させる圧力流体穴6となっている。
前述した従来のガスケット1と同様に、第1シールプレート2、第2シールプレート3、第3シールプレート4には、上記グロメット7を囲繞してハーフビード2B,3B,4Bが形成されている。第1シールプレート2及び第2シールプレート3のハーフビード2B、3Bは、それらの内周縁が外周縁よりも立ち上がるように形成されている。そのため、第2シールプレート3の下面の全域は、第1シールプレート2の上面の全域に自然状態で重合した状態となっている。
他方、第3シールプレート4のハーフビード4Bは、その外方の縁部が内周縁よりも立ち上がる形状となっている。そのため、貫通孔4Aの隣接外方となる第3シールプレート4の環状平坦部4Eは、第2シールプレート3の環状平坦部3Eと重合している。上記各シールプレート2〜4の各ハーフビード2B〜4Bによって、ガスケット1が圧縮される際の圧縮方向におけるばね性が付与されている。ここまで説明した第1シールプレート2、第2シールプレート3及び第3シールプレート4の構成は、図7に示した従来技術のガスケット1における3枚のシールプレート2〜4と同じである。
しかして、本実施例においては、上述したように構成された第1シールプレート2〜第3シールプレート4を備えた構成において、それらの最上層として第4シールプレート5を積層したことが特徴である。第4シールプレート5は全域が平坦な金属板からなり、上記グロメット7と同じ内径の貫通孔5Aを備えている。この被覆用シールプレートとしての第4シールプレート5によって、上記グロメット7における折り返し部2Cとその外方の縁部2Dが上方から覆われた構成となっている。
以上のように構成された本実施例のガスケット1が、ターボチャージャー12の吸気口12Aと、排気パイプ11のフランジ部11Aとの間に介在されて、図示しない連結ボルトによって両部材の間に強く圧縮されるようになっている。それにより、第4シールプレート5の上面がフランジ部11に密着するとともに折り返し部2Cとその外方の端部2Dは被覆用シールプレートとしての第4シールプレート5の下面に密着する。また、第1シールプレート2の下面は、吸気口12Aの取り付け面に密着する。このように、フランジ部11Aと吸気口12Aとの間にガスケット1が挟持されることでそれらの間にシールが維持される。なお、図2に示す断面図は、ガスケット1が、フランジ部11Aと吸気口12Aとの間に挟持される前の状態を示したものである。
このような本実施例のガスケット1によれば、熱膨張と収縮とによってグロメット7とその折り返し部2C及び外方の縁部2Dが半径方向に拡縮したとしても、折り返し部2Cとその外方の縁部2Dは、被覆用シールプレートとしての第4シールプレート5によって覆われている。そのため、ガスケット1が装着された相手材としてのフランジ部11Aが折り返し部2C及びその外方の縁部2Dによって損傷することを確実に防止することができ、しかも上記外方の縁部2Dが捲れ上がることを確実に防止することができる。
そのため、本実施例によれば、上述した従来のガスケットと比較して良好なシール性を長期間維持できるガスケット1を提供することができる。また、折り返し部2Cの外方の縁部2Dの箇所には、第3シールプレート4の環状平坦面4Eの上面との間に、折り返し部2の板厚による段差があるので、第3シールプレート4のハーフビード4Bのへたりを低減することができる。したがって、この点においても良好なシール性を長期間維持することが可能なガスケット1を提供できる。
次に、図3は本発明の第2実施例を示したものである。この第2実施例は、上記第1実施例における第4シールプレートの上面全域にゴムからなるコーティング層10を設けたものである。その他の構成は、図2に示した第1実施例と同じであり、それと対応する各部材には同じ部材番号を付している。このような構成の第2実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
次に、図4は本発明の第3実施例を示したものである。この第3実施例は、上記第1実施例における第4シールプレート5に、グロメット7を囲繞してハーフビード5Bを形成したものである。このハーフビード5Bは、下層となる各ハーフビード2B、3B、4Bの位置に合わせて形成されており、第1シールプレート2、第2シールプレート3のハーフビード2B,3Bと同じく、内周縁が外周縁よりも立ち上がった形状に形成されている。
その他の構成は、前述した第1実施例と同じであり、それと対応する各部材には同じ部材番号を付している。このような構成の第3実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。なお、この第3実施例においても、上記第2実施例と同様に第4シールプレート5の上面全域に上記コーティング層10を設けてよい。
次に、図5は本発明の第4実施例を示したものである。前述した第1実施例から第3実施例においては、中間層となる第2シールプレート3、第3シールプレート4にハーフビード2B〜4Bを形成していたが、この第4実施例においては、ハーフビードの代わりに、第2シールプレート3と第3シールプレート4に相互に重合する位置にフルビード3F,4Fを形成している。
より詳細には、ガスケット1は、第1シールプレート2、第2シールプレート3、第3シールプレート4及び第4シールプレート5から構成されている。
第1シールプレート2上に第2シールプレート3が載置されており、第2シールプレート3に第3シールプレート4が載置されており、最上層として第4シールプレート5が積層されている。第4シールプレート5は、上記第1実施例と同じ構成となっており、被覆用シールプレートを構成している。
第2シールプレート3の貫通孔3Aは、第3シールプレート4の貫通孔4Aよりも大径となっており、第2シールプレート3と第3シールプレート4には相互に重合する位置に膨出方向が逆方向となるフルビード3F、4Fが形成されている。ガスケット1が所要位置に装着される前の状態では、この図5に示すように、第2シールプレート3のフルビード3Fの頂部が第1シールプレート2に接触し、第3シールプレート4のフルビード4Fの頂部が第4シールプレート5に接触している。
第3シールプレート4における貫通孔4Bの隣接外方となる環状平坦部4Eは、第2シールプレート3の貫通孔3Aよりも下方側まで退没させてあり、その環状平ン他面4Eは第1シールプレート2に載置されている。そして、第1シールプレート2における貫通孔2Aの隣接外方部によって、貫通孔4Aの縁部を囲って外方へ折り返してあり、この折り返し部2Cを環状平坦面4Eに重合させている。それによってグロメット7を形成している。この折り返し部2C及びその外方の端部2Dは上記第4シールプレート5によって覆われている。
この第4実施例において上記第1実施例と対応する各部材には同じ部材番号を付している。このような構成の第4実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。なお、この第4実施例においても、上記第2実施例と同様に第4シールプレート5の上面全域にコーティング層を設けてよい。
次に、図6は本発明の第5実施例を示したものであり、この第5実施例においては、グロメット7が設けられる箇所にばね性を有する内方側のシム部材15を設けるとともに、このシム部材15の外方に外方側のシム部材16を設けたことが特徴である。
より詳細には、この第5実施例のガスケット1は、第1シールプレート2、第2シールプレート3及び最上層となるシールプレート5とを備えるとともに、第1シールプレート2と第2シールプレート3との間に、環状をした内方側のシム部材15と外方側のシム部材16とを設けた構成となっている。
内方側のシム15は、下層となる支持部材15Aと、それに載置される段付部材15Bと、それらにわたって取り付けられた内外一対のばね部材15Cとから構成されている。この内方側のシム15は、上記一対のばね部材15Cによって圧縮方向におけるばね性を備えている。段付部材16は、半径方向の内方側の領域と比較して外方側の領域が肉厚となるように形成されている。
第2シールプレート3における環状平坦部3Eとその隣接外方側の領域は、上記段付部材16の断面形状にならった段付形状に形成されている。そして、第2シールプレート3の環状平坦面3Eとその隣接外方部分を上記段付部材16の上面に重合させている。そして、その状態において、第1シールプレート2の貫通孔2Aの隣接部分を、上記シム15の貫通孔の縁部と第3シールプレート3の貫通孔3Aの縁部を囲ってから外方へ折り返して第2シールプレート3の環状平坦部3Eに重合させている。それにより、グロメット7を形成している。また、折り返し部2Cとその外方の縁部2Dは、シールプレート5と第2シールプレート3の環状平坦部3Eとによって挟持されている。つまり、被覆用シールプレートとしてのシールプレート5によって、折り返し部2Cとその外方の縁部2Dは上方から覆われた構成となっている。さらに、この第5実施例においては、外周側のシム16を、内周側のシム15よりも外方において第1シールプレート2と第2シールプレート3との間に介在させている。
本発明の第5実施例は以上のように構成されており、上記第1実施例と対応する各部材には同じ部材番号を付している。このような構成の第5実施例においても上述した各実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、上述した各実施例は本発明をターボチャージャー12の吸気口12Aに装着されるガスケット1に適用した場合を説明しているが、これに限定されるものではなく、例えばエキゾーストマニホールドに用いられるガスケットやエンジンのシリンダヘッドガスケットに本発明を適用することができる。
1‥ガスケット 2‥第1シールプレート
2A‥貫通孔 3‥第2シールプレート
3A‥貫通孔 4‥第3シールプレート
4A‥貫通孔 5‥第4シールプレート
6‥圧力流体穴 7‥グロメット

Claims (6)

  1. それぞれ貫通孔を穿設した少なくとも2枚のシールプレートを備え、一方のシールプレートの上方から他方のシールプレートを積層させるとともに、上記一方のシールプレートにおける貫通孔の隣接部分を、他方のシールプレートの貫通孔の縁部を囲ってから外方へ折返してグロメットを形成し、該グロメットの貫通孔を圧力流体が流通する圧力流体穴として構成したガスケットであって、一方の部材と他方の部材との間に介在されて、それらの間のシールを維持するようにしたガスケットにおいて、
    上記圧力流体を通過させる貫通孔を備えて、上記第他方のシールプレートの上方から積層される被覆用シールプレートを設けて、上記グロメットの折り返し部とその外方の縁部を、上記被覆用シールプレートで覆ったことを特徴とするガスケット。
  2. それぞれ貫通孔を穿設した上記第1シールプレート、第2シールプレート及び第3シールプレートを備え、第1シールプレートに第2シールプレートを積層し、第2シールプレートに第3シールプレートを積層し、
    また、上記第1シールプレートにおける貫通孔の隣接部分を、第2シールプレートの貫通孔及び第3シールプレートの貫通孔の縁部を囲ってから外方へ折返してグロメットを形成し、該グロメットの貫通孔を上記圧力流体穴として構成し、
    さらに、上記第3シールプレートに上記被覆用シールプレートとしての第4シールプレートを積層させて設け、
    上記第1シールプレート、第2シールプレート及び第3シールプレートには、上記グロメットを囲繞してそれぞれハーフビードが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 上記被覆用シールプレートは全域が平坦面となっており、該被覆用シールプレートの表面にコーティング層が形成されていること特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスケット。
  4. 上記被覆用シールプレートは、上記グロメットを囲繞する位置にハーフビードを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスケット。
  5. それぞれ貫通孔を穿設した上記第1シールプレート、第2シールプレート及び第3シールプレートを備え、第1シールプレートに第2シールプレートを積層し、第2シールプレートに第3シールプレートを積層し、
    また、第3シールプレートの貫通孔の隣接外方となる箇所を上記第1シールプレートに重合させた状態において、上記第1シールプレートにおける貫通孔の隣接部分を、上記第3シールプレートの貫通孔を囲ってから外方へ折返してグロメットを形成し、該グロメットの貫通孔を上記圧力流体穴として構成し、さらに、該第3シールプレートに上記被覆用シールプレートとしての第4シールプレートを積層させて設け、
    上記第2シールプレート及び第3シールプレートには、上記グロメットを囲繞し、かつ相互に重合する位置にフルビードが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  6. それぞれ貫通孔を穿設した上記第1シールプレート、第2シールプレート及び弾性を有するシムを備え、
    第1シールプレートと第2シールプレートとの間に上記シムを介在させるとともに、第1シールプレートにおける貫通孔の隣接部分を、上記シムの貫通孔及び第2シールプレートの貫通孔を囲ってから外方へ折返してグロメットを形成し、該グロメットの貫通孔を上記圧力流体穴として構成し、
    上記第2シールプレートに上記被覆用シールプレートを積層させて設けるとともに、上記グロメットの折り返し部とその外方の端部を、上記被覆用シールプレートと第2シールプレートとによって挟持したことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
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