JP2015184603A - 露光装置 - Google Patents

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豊和 高木
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輝宣 船津
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智博 井上
秀勝 小沢
Hidekatsu Ozawa
秀勝 小沢
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勝久 池
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稚明 齋藤
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Abstract

【課題】分割露光方式において複数回走査する際に、データ変換処理の時間が長くなるという問題を解決する。
【解決手段】プリント基板(118)に配線設計パターンを露光するための露光部(115,116)をX方向に一定の間隔を空けて配置し、露光用のラスタデータを各露光部の露光領域(501)に合わせて生成し、プリント基板(118)をY方向に移動して、露光データ生成部(102)からの露光指令に基づき各露光部の露光領域(501)にパターンを露光することを繰り返し、プリント基板の全面を露光する分割露光方式の露光装置において、配線設計パターンからピースデータ(202)を抽出し、該ピースデータ(202)を最適な分割数に分割(401〜404)して格納し、露光用のラスタデータを各露光領域(501)に合わせて生成する時には、各露光部の露光に必要最小限の数の分割されたピースデータ(401〜404)を用いて生成すると良い。
【選択図】図6

Description

本発明は例えば、CAD等で設計されたプリント基板の配線設計パターンを、露光パターンに変換する露光装置とそのデータ処理に関する。
露光装置の一つである直接露光装置はマスクフィルムを用いずにプリント基板に配線設計パターンを直接露光する装置である。露光方式として、プリント基板に配線設計パターンを露光するためのデバイス(以下、露光部)の走査方向に対して垂直な水平方向に隙間なく配置する方式と、露光部を一定の間隔を空けて配置する方式などがある(特許文献1)。露光部の各露光エリア(以下、各「露光領域」という)を(実質的に)隙間なく配置した方式は、露光パターンのデータ(以下、「ラスタデータ」と呼ぶ)を一括して生成して広いエリアを露光するため、一括露光方式と呼ばれる。一方、露光部の各露光領域に隙間を設けて配置する方式は、ラスタデータを露光部に合わせて分割して生成する必要があるため、分割露光方式と呼ばれる。
図1は本発明に係わる分割露光方式の露光装置の構成図である。図1において、露光装置は、露光部の走査方向(Y方向)に対して垂直な水平方向(X方向)に隙間を開けて配置された露光部A115と露光部B116を有し、プリント基板118が載置されたプリント基板搬送手段117(以下、「ステージ」ともいう)を露光部の走査方向に移動することに同期させて、露光データ生成部102からの露光指令に基づき各露光部の露光領域にパターンを露光する(以下、「一回目の走査」という)。プリント基板の端部までの露光が完了すると、プリント基板搬送手段117をX方向に一露光領域分だけ送って、再度露光部の走査を行い(以下、「二回目の走査」という)、これをプリント基板の全面の露光が終了するまで繰り返す。尚、露光部の数は、露光部A115と露光部B116の2つの露光部が記載されているが、露光部の台数はこれに限るものではない。
一括露光方式は一回の走査でプリント基板の広い面積を露光することができるが、基板のサイズが大きく、一括露光のエリアより広いために二回の走査が必要な場合には、少なくとも基板の半分のサイズのステージ移動が必要である。一方、分割露光方式では、露光部の間隔を空けて配置しているため、露光部の一回目の走査で露光できない部分を二回目以降の走査で露光する必要があるが、ステージの移動距離は露光部の露光領域の幅のステージ移動で良いという利点がある。
特開2006−238322
分割露光方式では、ステージの移動距離を短くできるため、装置の小型化が実現できる反面、ラスタデータの生成が複雑になる。特に、通常、露光パターンは複雑な図形の基本的な集合体(以下、「ピースデータ」という)をいくつか並べたものとなっているものであるが、ある露光部についての一回目の走査による露光領域に、二つ目のピースデータの一部が入る場合(以下、その二つ目のようなピースデータを「露光領域を跨いだピースデータ」という)、その二つ目のピースデータも全てラスタデータに変換し、一回目の走査による露光領域に入る二つ目のピースデータの当該部分のみを選び出して露光する必要がある。この場合、二つ目のピースデータの内の露光部の一回目の走査時に露光されない領域で、二回目の走査時の露光される領域に含まれる部分も変換することとなり、データ変換処理に要する時間が長くなるという問題がある。またこの問題は二回目以降の走査時においても同じである。
本発明の目的は、分割露光方式において複数回走査する際に、それぞれの露光領域を跨いだピースデータの変換処理を最小限に抑えることで、分割露光方式における上記課題を解決する露光機を提供することにある。
上記課題を解決するために、プリント基板(118)に配線設計パターンを露光するための露光部(115,116)を走査方向(Y方向)に対して垂直な水平方向(X方向)に一定の間隔を空けて配置し、露光用のラスタデータを各露光部の露光領域(501)に合わせて分割して生成し、プリント基板(118)が載置されたプリント基板搬送手段(117)をY方向に移動することに同期させて、露光データ生成部(102)からの露光指令に基づき各露光部の露光領域(501)にパターンを露光することを繰り返し、プリント基板の全面を露光する分割露光方式の露光装置において、前記配線設計パターンを解析して、基本的な繰り返しパターンのベクタデータであるピースデータ(202)を抽出し、該ピースデータ(202)を、前記ラスタデータへの変換処理時間を低減するために最適な分割数に分割(401〜404)して格納し、露光用のラスタデータを各露光部の露光領域(501)に合わせて生成する時には、各露光部の露光に必要最小限の数の分割されたピースデータ(401〜404)を用いて生成すると良い。
本発明は、分割露光方式において複数回走査する際に、それぞれの露光領域を跨いだピースデータを分割して変換処理を最小限に抑えることができるので、データ変換処理に要する時間を短くできる。
本発明に係わる露光装置の構成図である。 本発明に係わる露光データ生成部の詳細構成である。 本発明におけるピースデータを4分割する例である。 本発明に係わる1回目の走査、2回目の走査の露光領域を示す図である。 本発明の分割処理を実施しない場合の1回目の走査に生成するデータを示す図である(従来例)。 本発明における分割処理を実施する場合の1回目の走査に生成するデータを示す図である。 本発明における図6のピースデータの分割処理を拡大した図である。 本発明における分割処理のフローチャートである。 本発明における分割数を決定するためのフローチャートである。
以下、本発明の形態を図面に従い説明する。
図2に露光データ生成部102の詳細構成を示す。露光データ生成部102は、配線設計パターン格納部103、ベクタデータ生成部105、ラスタデータ生成部106、グラフィカルユーザインタフェース104から構成される。ベクタデータ生成部105は、ベクタデータ変換処理部107、第一のベクタデータ格納部108、ベクタデータ分割処理部109、第二のベクタデータ格納部110、分割数決定部119から構成される。配線設計パターン格納部103は、CAD等で設計された配線設計パターンを格納する。ベクタデータ変換処理部107は、配線設計パターン格納部103から配線設計パターンを受け取り、第一のベクタデータに変換し、第一のベクタデータ格納部108へ第一のベクタデータを転送する。ここで、配線設計パターンは単純な図形データの集合(以下、「ベクタデータ」という)に変換され、かつその基本的な繰り返しパターンであるピースデータを抽出する。第一のベクタデータは、ピースデータとそのピースデータを何処に置くかという情報(以下、「ピースデータ配置情報」という)からなる。ベクタデータ分割処理部109は、第一のベクタデータ格納部108に格納された第一のベクタデータの内のピースデータを分割数決定部119で決定された分割数に分割して第二のベクタデータ(分割されたピースデータとピースデータ配置情報)を生成し、第二の格納部110に転送する。分割数決定部119での分割数の決定方法については後述する。
ラスタデータ生成部106は、ラスタ変換処理部111、処理時間計測部112、ラスタデータ格納部113、ラスタデータ転送部114から構成される。ラスタデ一タ生成部106は、ベクタデータ生成部105で生成されたベクタデータを受け取り、露光パターン(ラスタデータ)に変換する(以下、この変換を「ラスタ変換」という)。ラスタ変換処理部111は、第二のベクタデータ格納部110から受け取った第二のベクタデータをラスタ変換し、ラスタデータを生成し、そのラスタデータをラスタデータ格納部113に転送する。処理時間計測部112は、ラスタ変換処理部111でラスタ変換処理時間を計測し、その計測結果を分割数決定部119に転送する。ラスタデータ格納部113は、ラスタ変換処理部111で変換したラスタデータを格納する。ラスタデータ格納部113は、ベクタデータをラスタデータに変換した後に、格納されたラスタデータをラスタデータ転送部114へ転送する。ラスタデータ転送部114は、ラスタデータ格納部113から受け取ったラスタデータを図1の露光部A115、露光部B116に転送する。露光部A115、露光部B116は、ラスタデータ生成部106で生成されたラスタデータを受け取り、プリント基板118に露光する。露光の際には、プリント基板搬送手段117がプリント基板118を図1記載のY方向に移動させることで、露光部A115と露光部B116がラスタデータ生成部106から受け取ったラスタデータをプリント基板118に露光する。
図3を用いて、ベクタデータ分割処理部109で分割処理されるピースデータ202について説明する。ピースデータ202はプリント配線板の電気的な接続に使用されるパッケージ基板等のチップデータとも呼ばれ、主に円図形301、四角図形302、線分図形303等から構成される図形の集合体のデータであり、配線設計パターンの基本的な繰り返しパターンのデータである。ピースデータ202のラスタ変換処理時間は構成図形が多くなるほど処理時間が長くなる。次に、ピースデータ202を四分割する例を説明する。ピースデータ202を四分割すると、第一のピースデーダ401と第二のピースデータ402と第三のピースデータ403と第四のピースデータ404に分割される。ここで、ピースデータ202が第一のベクタデータであり、第一のピースデータ401と第二のピースデータ402と第三のピースデータ403と第四のピースデータ404が第二のベクタデータである。
図4に示すように、プリント基板118に露光されるデータが、四角形図形302で構成されたフレームデータと四つの同一ピースデータ(202A〜202D)で構成されている場合を例にとり、説明する。分割露光方式において、露光部A115がプリント基板上に露光する露光領域を示す。一回目の走査で露光するラスタデータの範囲のことを1走査目の露光領域501と呼び、二回目の走査で露光するラスタデータの範囲のことを2走査目の露光領域502と呼ぶことにする。このように、1走査目の露光領域501に、露光領域を跨いだピースデータ202C及び202Dの一部が入る場合を示す。図4は露光部A115がプリント基板上を二回Y方向に走査することで、プリント基板一枚を露光する例であるが、走査回数はこれに限定するものではない。例えば、三回以上走査することで、プリント基板一枚を露光しても良い。
図5に、従来の分割露光方式を用いた1回目の走査に生成するラスタ変換の例を示す。図5に点線で示す領域501が、露光部Aの1走査目の露光領域であり、点線で示す領域502が、露光部Aの2走査目の露光領域である。図5に示したフレームデータとピースデータ(202A〜202D)は、露光部A115の1回目の走査のために生成するデータである。領域502に含まれる点線で示す四角図形302は、1走査目の露光領域501に全く含まれていないため、データを生成する必要はないが、それ以外の図形は全てラスタ変換する必要がある。通常、ピースデータ202のラスタ変換処理時間が処理時間の大半を占める。従って、ピースデータ202Cとピースデータ202Dは、領域501にピースデータ202C、ピースデータ202Dの一部しか含まれていないため、そのピースデータ202C、ピースデータ202Dの不要な部分(図5中の領域502に含まれるピースデータの一部)を事前に削除し、領域501に含まれるピースデータ202C、ピースデータ202Dの部分のみをラスタ変換することができるならば、ラスタ変換効率を向上させることができる。しかし、ピースデータ202A〜202Dは元となる1個のピースデータ202とピースデータ配置情報として管理されているため、一個でもすべてのデータが必要な配置位置がある場合は、他の配置位置で不要な部分がある場合でも、削除することができない。例えば、図5では、ピースデータ202Aとピースデータ203Bはすべて領域501に含まれているため、ピースデータ202Cとピースデータ202Dに削除したい不要な部分がある場合でも、元の一個のピースデータ202の情報は削除することができない。そのため、ピースデータ202C及びピースデータ202Dでは、1回目の走査に必要のない領域もラスタ変換する必要があり、ラスタ変換効率を低下させる要因となっていた。
図6に、本発明の特徴であるベクタデータ分割部109を用いた際に、1回目の走査に生成するラスタデータの例を示す。元になる1個のピースデータ202を四分割し、新たに第一のピースデータ401、第二のピースデータ402、第三のピースデータ403、第四のピースデータ404をそれぞれ一個ずつ生成した例である。これにより、領域501に含まれる図形データはラスタ変換され、領域502の点線で示す分割されたピースデータ403’と404’はラスタ変換されなくなる。
図7に、図6の一部領域(ピースデータ202Cの領域)を拡大した例を示す。この場合、領域501には第一のピースデータ401と第二のピースデータ402が含まれているためラスタデータは生成される。一方、第三のピースデータ403と第四のピースデータ404は完全に領域501に含まれなくなるので、ラスタデータは生成されなくなる(図7中の領域403’と404’)。
このようにピースデータ202を分割することで、1回目の走査、2回目の走査の露光領域にピースデータ202が跨る場合でも、各露光部の露光領域501に必要最小限の数の分割されたピースデータ401〜404を用いて、ピースデータ配置情報のみを変更することでラスタデータを生成するため、露光に必要のないラスタデータの変換を最小限に抑えることができ、ラスタ変換効率を向上させることができる。
図8は、ベクタデータ分割処理部109でピースデータ202を分割する例である。初めに、最大最小座標計算処理S601で、ピースデータ202に含まれる図形の最大のx、y座凛と最小のx、y座標を算出する。分割領域決定処理S602で、分割数に従って、最少のx、yを起点として分割後のピースデータの分割領域を決定する。図形振り分け処理S603で、手順S602で決定した分割領域に含まれる図形を調べる。ピースデータ生成処理S604で、分割領域に含まれる図形を分割したピースデータとして生成する。全ての分割した領域において、分割したピースデータを生成していれば終了し、生成していなければ手順S602に戻る(S605)。
プリント基板118に配線設計パターンの種類に依存してピースデータ202の種類は大小様々であるため、配線パターン毎に最適な分割数を決定する必要がある。本実施例では、ベクタデータ分割処理部109で全体の妙理時間を最少する分割数を決定するために、露光データ生成部102にグラフィカルユーザインタフェース104とベクタデータ生成部105に分割数決定部119とラスタデータ生成部106に処理時間測定部112を持つ。
図9に全体の処理時間を最少にする分割数を決定するための処理フローチャートを示す。まず、ピースデータ転送処理S701で、第2のベクタデータ格納部108は、1個のピースデータ202をベクダデータ分割処理部109に転送する。分割数初期値計算処理S702で、ベクタデータ分割処理部109は、後述する方法に従って分割数の初期値を計算する。次に、ピースデータ分割処理S703で、分割数の初期値を基準に、1個のピースデータ202を様々な分割数に分割する。例えば、分割数の初期値を10とすると、7、8、9、10、11、12、13分割の様に±3分割する。ラスタデータ転送処理S704で、様々な分割数に分割されたピースデータは第二のベクタデータ格納部110に格納され、ラスタ変換処理部111へ転送される。ラスタ変換処理S705で、ラスタ、変換処理部111は分割されたピースデータをラスタ変換する。ラスタ変換処理時間計測処理S706で、処理時間計測部112は、分割されたピースデータにおいてそれぞれラスタ変換処理時間を計測する。分割した全てのピースデータのラスタ変換処理が未終了の場合、手順S705に戻る(S707)。分割した全てのピースデータのラスタ変換処理が終了した場合(S707)、計測時間転送処理S708で、処理時間計測部112は、計測した全てのラスタ変換処理時間を分割数決定部119に転送する。最終分割数決定処理S709で、分割数決定部119は、例えば、全体の処理時間が最少となるように分割数を決定する。もしくは、ピースデータ202を分割後に使用するメモリ使用容量なども評価項目として含め、分割数を決定する。この処理を行うことで、メモリを効率的に使用することが可能となる。また、最終分割数を決定した段階で、グラフィカルユーザインタフェースにラスタ変換処理性能を提示する。例えば、分割処理前に、ラスタ変換性能がボトルネックになっており露光速度を上げることができない場合、ラスタ変換性能を提示することで、露光機の露光速度をラスタ変換性能に従い変更することが可能となる。
本実施例では、一般的にラスタ変換処理時間の大半を占めるピースデータ202が1個だけの例を挙げているが、例えば、そのピースデータ202が複数ある場合においても、それぞれのピースデータ202に図9に示す処理フローを行うことで、ラスタ変換の効率を向上させることができる。
図4を用い、分割数の初期値を決定する方法を説明する。図4に示すように、露光部の走査方向と水平な軸をY軸、垂直な軸をX軸と置く。また、図4に示すように露光領域のX方向の幅をX1と置き、ピースデータ202のX方向の幅をX2と置き、分割数の初期値をAと置く。X1は露光機の構成から決定する変数であり、X2はピースデータ202に含まれる図形の最大のX座標値から最少のX座標値を引くことで算出する。その場合、分割数の初期値を以下の数式で決定する。Aの小数点以下は切り上げとする。
分割数の初期値A=(X2/X1)×10・・・数式(1)
露光領域に対して、大きいピースデータ202ほど露光領域からピースデータ202がはみ出し、無駄なデータが多くなる。上記数式(1)を用いることで、大きいピースデータ202ほど多く分割され、露光領域外の無駄なラスタデータの生成を削減でき、ラスタ変換効率を向上させることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
102 露光データ生成部
103 配線パターン格納部
104 グラフィカルユーザインタフェース
105 ペクタデータ生成部
106 ラスタデータ生成部
107 ベクタデータ変換処理部
108 第一のベクタデータ格納部
109 ベクタデータ分割処理部
110 第二のベクタデータ格納部
111 ラスタ変換処理部
112 処理時間計測部
113 ラスタデータ格納部
114 ラスタデータ転送部
115 露光部A
116 露光部B
L17 プリント基板搬送手段
118 プリント基板
119 分割数決定部
201 フレーム
202 ピースデータ
401 第一のピースデータ
402 第二のピースデータ
403 第三のピースデータ
404 第四のピースデータ
403’ 変換されない第三のピースデータ
404’ 変換されない第四のピースデータ
501 1走査目の露光領域
502 2走査目の露光領域

Claims (1)

  1. プリント基板に配線設計パターンを露光するための露光部を走査方向(Y方向)に対して垂直な水平方向(X方向)に一定の間隔を空けて配置し、露光用のラスタデータを各露光部の露光領域に合わせて分割して生成し、プリント基板が載置されたプリント基板搬送手段をY方向に移動することに同期させて、露光データ生成部からの露光指令に基づき各露光部の露光領域にパターンを露光することを繰り返し、プリント基板の全面を露光する分割露光方式の露光装置において、
    前記配線設計パターンを解析して、基本的な繰り返しパターンのベクタデータであるピースデータを抽出し、
    該ピースデータを、前記ラスタデータへの変換処理時間を低減するために最適な分割数に分割して格納し、
    露光用のラスタデータを各露光部の露光領域に合わせて生成する時には、各露光部の露光に必要最小限の数の分割されたピースデータを用いて生成する
    ことを特徴とする露光装置。
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