JP2015184142A - 電流検出装置 - Google Patents

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【課題】スピードの遅い汎用オペアンプを使用した電流検出装置において、検出した電流信号の遅延を低減するため、オペアンプの外部回路によってオペアンプ内部の位相補償量を調節することを目的とする。【解決手段】電流検出装置5は、瞬時電流を電圧信号である検出電流信号に変換するシャント抵抗11と、検出電流信号に重畳したサージノイズを低減させる第1フィルタ12と、検出電流信号を増幅するオペアンプ17と、オペアンプ17で増幅された検出電流信号のサージノイズによるリンギング信号を低減させてA/Dコンバータ6aへ出力する第3フィルタ19と、第1フィルタ12から入力された検出電流信号のリンギング状の波形となったサージノイズを低減させてオペアンプ17へ出力する第2フィルタ13とを備え、第2フィルタ13の時定数は第3フィルタ19の時定数より小さく、また、コンデンサ13bの容量はコンデンサ19bよりも大きくする。【選択図】図1

Description

本発明は、電流検出装置に係わり、より詳細には、モータを駆動するインバータ装置に供給される直流電源に流れる電流を検出する電流検出回路に関する。
従来、モータを駆動するインバータ装置に供給される直流電源に流れる電流を検出する電流検出装置としては、図4に示す電流検出回路が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
図4において電流検出回路は、シャント抵抗R1の両端の電位差に基づいて演算部50が電流値を計測する。この演算部50は中央処理装置(CPU)、メモリなどで構成されるマイクロコンピュータである。
シャント抵抗R1は図示しないインバータ回路へ供給する直流電源のマイナス側の電流Idcを検出するものである。シャント抵抗R1の一端を点P1、他端を点P2とした時、点P1が抵抗R2を介してオペアンプ12の+入力端13に、点P2が抵抗R4を介してオペアンプ12の−入力端14にそれぞれ接続されており、オペアンプ12でシャント抵抗R1の両端電圧を増幅するようになっている。また、オペアンプ12の出力と−入力端14との間には帰還抵抗R5が接続されている。また、オペアンプ12には、抵抗R3を介してオフセット電圧(5V)が印加されている。
オペアンプ12は、シャント抵抗R1を流れる電流Idcによるシャント抵抗R1の両端電圧を増幅する。オペアンプ12で増幅されて出力される出力電圧は、抵抗R8およびコンデンサ17からなるローパスフィルタ18で高周波ノイズが除去され、平均電圧算出用の信号が出力される。この信号が演算部50に入力される。演算部50は入力された信号をA/D変換することで電流値を算出する。この電流値がシャント抵抗R1を流れる電流Idcとなる。
また、電流検出回路は、オペアンプ12と演算部50との間においてローパスフィルタ18と並列に接続された分圧部33をさらに備えている。この分圧部33は、抵抗R6、抵抗R7、抵抗R9およびコンデンサ31を含む。抵抗R6および抵抗R7は、A点とグランドとの間に直列に配設されている。抵抗R9は、抵抗R6と抵抗R7の接続点から直列に演算部50に接続されている。この抵抗R9と演算部50との接続点であるC点とグランドとの間にコンデンサ31が設けられている。この分圧部33は、オペアンプ12からの出力電圧を分圧してこの出力電圧のピーク値を演算部50の電源電圧(5V)よりも小さくする。このようにしてシャント抵抗R1を流れる瞬時電流の検出信号として演算部50へ出力する。
シャント抵抗R1を流れる電流Idcはインバータ回路に流れる電流であるため、インバータ回路内でスイッチングされた電流のノイズを多く含んでいる。このため、電流Idcを正確な瞬時電流として検出するためには、オペアンプ12で増幅したノイズが存在する高周波領域をカットするローパスフィルタが必要があり、この結果、電流信号波形が遅延して正確な電流制御ができないという問題があった。さらに、オペアンプ12を安価でスピードの遅い汎用オペアンプ(補償型オペアンプ)を使用した場合、このオペアンプの信号遅延により、さらに、電流信号波形が遅れる問題もあった。
一方、オペアンプ12で電流Idcと対応するシャント抵抗R1の両端電圧を増幅する前にローパスフィルタでノイズを低減させる方法も考えられるが、このローパスフィルタによる信号遅延をさらに遅延させないために高速な非補償型オペアンプが必要となる問題があった。
また、このようにインバータ回路に流れる電流を検出する電流検出回路はモータの正弦波駆動方式で使用される場合が多く、信号遅延が少なくて正確な電流検出ができないとモータの正確な回転制御ができなくなり、モータの回転が不安定になってしまう問題もあった。
特開2010−249751号公報(第5−6頁、図3)
本発明は以上述べた問題点を解決し、スピードの遅い汎用オペアンプ(補償型オペアンプ)を使用した電流検出装置において、検出した電流信号の遅延を低減するため、オペアンプの外部回路によってオペアンプ内部の位相補償量を調節することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、モータを駆動するインバータに供給される直流電源の負荷電流変化における瞬時電流を検出し、検出した前記瞬時電流をデジタル化するA/Dコンバータへ出力する電流検出装置であって、
前記電流検出装置は、
前記瞬時電流を電圧信号である検出電流信号に変換するシャント抵抗と、
入力された前記検出電流信号に重畳したサージノイズを低減させてリンギング状の波形にする第1フィルタと、
前記第1フィルタから入力された前記検出電流信号のリンギング状の波形となった前記サージノイズをさらに低減させて出力する第2フィルタと、
前記第2フィルタから入力された前記検出電流信号を増幅するオペアンプと、
前記オペアンプで増幅された前記検出電流信号が入力され、リンギング信号を低減させて前記A/Dコンバータへ出力する第3フィルタとを備えており、
前記オペアンプは、位相補償用のコンデンサが内部に設けられ、前記オペアンプの+入力端と前記位相補償用コンデンサとは、前記オペアンプの+入力端と前記位相補償用コンデンサとの間に存在する寄生容量のコンデンサで直列に接続され、
前記第2フィルタは、前記寄生容量のコンデンサに抵抗を介して接続されると共に前記第2フィルタの時定数を決定するコンデンサを備え
前記第3フィルタは、前記位相補償用のコンデンサに抵抗を介して接続されると共に前記第3フィルタの時定数を決定するコンデンサを備え、
前記第2フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量は、前記第3フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、前記第2フィルタの時定数は前記第3フィルタの時定数より小さいことを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による電流検出装置によれば、インバータを駆動する電流を電圧に変換した検出電流信号を瞬時電流として検出する補償型オペアンプを用いた電流検出装置において、補償型オペアンプの前段に第2フィルタと、補償型オペアンプの後段に第3フィルタとを設け、第2フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量を第3フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量よりも大きくしたので、オペアンプの外部回路から内部の位相補償量を調節することが可能になり、補償型オペアンプを用いた構成で検出電流信号の遅延を低減させることができる。
本発明による電流検出装置を搭載した空気調和機の実施例を示すブロック図である。 汎用オペアンプの内部構成を説明する概念図である。 本発明による電流検出装置の動作を説明する説明図である。 従来の電流検出回路を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による電流検出装置5を搭載した空気調和機40の実施例を示すブロック図である。この空気調和機40は交流電源1が接続された室外機10と、この室外機10と通信接続された室内機30とを備えている。なお空気調和機40はこのブロックに記載されている他に、熱交換器、冷媒回路、送風ファンなどを備えているが図示と説明とを省略する。
室外機10は、入力端に接続された交流電源1を直流電源に変換して+出力端と−出力端とから出力するコンバータ2と、このコンバータ2から出力される直流電源が接続されたインバータ3と、このインバータ3で駆動されるモータ4と、コンバータ2とインバータ3との間の電流を検出する電流検出装置5と、インバータ3に駆動信号を出力するインバータ制御手段6と、インバータ制御手段6にモータ4の指令回転数を指示し、また、室内機30と通信すると共に、室外機10全体を制御する室外機制御手段7とを備えている。
なお、コンバータ2の内部には、+出力端と−出力端との間に接続された平滑コンデンサ2aが備えられており、インバータ制御手段6の内部にはA/Dコンバータ6aが備えられている。
電流検出装置5は、インバータ3に流れる電流Idcを電圧として検出するシャント抵抗11と、インバータ3内の図示しないスイッチング素子のオンオフによるサージノイズをこの検出電流信号から除去する第1フィルタ12と第2フィルタ13と、ノイズを除去した検出電流信号を増幅するオペアンプ17と、増幅された検出電流信号のサージノイズによるリンギング信号を低減させる第3フィルタ19と、オペアンプ17に基準電圧Vrefを供給する基準電圧発生器20とを備えている。なお、スイッチング素子のオンオフによるサージノイズについては後で詳細に説明する。
シャント抵抗11は、コンバータ2の−出力端とインバータ3との間に直列に配置されており、コンバータ2の−出力端と接続されているシャント抵抗11の一端はグランドAに接続されており、インバータ3で発生するノイズがインバータ制御手段6や室外機制御手段7などの制御関連回路に影響を与えないように制御関連回路用のグランドBと区別されている。
また、シャント抵抗11に流れる電流は、シャント抵抗11の両端電圧である検出電流信号として検出され、この検出電流信号は第1フィルタ12へ出力される。
第1フィルタ12はローパスフィルタを構成しており、検出電流信号が入力される入力端12c、接地端12dと、出力端12eとをそれぞれ備えている。入力端12cと出力端12eとの間には抵抗12aが直列に接続され、さらに、出力端12eと接地端12dとの間にはコンデンサ12bが接続されている。そして接地端12dはグランドAに接続されている。また、出力端12eから出力される検出電流信号は第2フィルタ13へ出力される。
第2フィルタ13はローパスフィルタを構成しており、検出電流信号が入力される入力端13c、接地端13dと、出力端13eとをそれぞれ備えている。入力端13cと出力端13eとの間には抵抗13aが直列に接続され、さらに、出力端13eと接地端13dとの間にはコンデンサ13bが接続されている。また、出力端13eから出力される検出電流信号は抵抗14を介してオペアンプ17の+入力端へ出力される。そして、オペアンプ17の出力から出力される検出電流信号は第3フィルタ19へ出力される。また、接地端13dはグランドBへ接続されている。
第3フィルタ19はローパスフィルタを構成しており、検出電流信号が入力される入力端19c、接地端19dと、出力端19eとをそれぞれ備えている。入力端19cと出力端19eとの間には抵抗19aが直列に接続され、さらに、出力端19eと接地端19dとの間にはコンデンサ19bが接続されている。また、接地端19dはグランドBへ接続されている。
そして第3フィルタ19から出力された検出電流信号は、インバータ制御手段6内のA/Dコンバータ6aへ出力されている。インバータ制御手段6は、モータ4の回転数が室外機制御手段7から出力されるモータ4の指令回転数に近づくようにこの検出電流信号を用いてインバータ3を制御する。
基準電圧発生器20は、入力された+5ボルトの電源から0〜5ボルト間の基準電圧Vrefを発生させる。そして、この基準電圧Vrefは抵抗16を介してオペアンプ17の+入力端へ印加される。基準電圧Vrefは検出電流信号をオフセットする電圧であり、この電圧を0〜5ボルト間の所定電圧にすることでインバータ3に流れる正方向と負方向との電流Idcをインバータ制御手段6が検出できるようになっている。
オペアンプ17は補償型の汎用オペアンプであり、オペアンプ17の+電源端子はインバータ制御手段6の+電源端子と共に+5ボルトへ接続されている。一方、オペアンプ17の−電源端子は、インバータ制御手段6の−電源端子と共に、グランドBに接続されている。なお、グランドAとグランドBとは直流的に接続されている。
また、オペアンプ17の−入力端は抵抗18を介してオペアンプ17の出力端へ接続されている。また、オペアンプ17の−入力端は抵抗15を介して 第1フィルタ12の接地端12dと共にグランドAに接続されている。
なお、第1フィルタ12の入力端12cをA点、第1フィルタ12の出力端12eをB点、第2フィルタ13の出力端13eをC点、第3フィルタ19の入力端19cをD点、第3フィルタ19の出力端19eをE点、とそれぞれ呼称する。
以上の構成により、シャント抵抗11に流れるインバータ3の電流はシャント抵抗11の両端電圧からなる検出電流信号として第1フィルタ12へ出力される。第1フィルタ12で比較的大きなサージノイズが低減されてリンギング状の波形となった検出電流信号は、第2フィルタ13へ出力される。第2フィルタ13ではリンギング状の波形となったサージノイズをさらに低減させた検出電流信号をオペアンプ17の+入力端へ出力する。
オペアンプ17では帰還抵抗である抵抗18がオペアンプ17の出力端から−入力端に接続され、さらに抵抗15によって基準電位(グランド)に接続されているため、オペアンプ17は非反転アンプとして動作する。そして、増幅された検出電流信号は、第3フィルタ19でリンギング状の波形が除去されてA/Dコンバータ6aに出力される。インバータ制御手段6では検出電流信号をA/D変換して瞬時電流として周期的に取り込む。
次に図2に示す汎用オペアンプを説明する概念図を用いてオペアンプ17の構成を説明する。このオペアンプ17は、低いゲインで安定動作する補償型のオペアンプであり広く汎用的に用いられる。このため、スピードが早い非補償型のオペアンプよりも周波数特性が悪いがローコストである。
このオペアンプ17は、差動回路171とカレントミラー回路172と出力増幅回路173とを備えている。また、オペアンプ17は、正極の電源が接続される+電源端子17iと、負極の電源が接続される−電源端子17jと、信号が入力される+入力端17aと−入力端17bと出力端17cとが備えられている。
差動回路171は、ゲート端子にバイアス電圧が印加されソース端子が+電源端子17iに接続され定電流源として機能するPチャネル型のFET17pと、このFET17pのドレイン端子にソース端子がそれぞれ接続されたPチャネル型のFET17eとFET17dが備えられており、FET17eのゲート端子は−入力端17bに、FET17dのゲート端子は+入力端17aに、それぞれ接続されている。
カレントミラー回路172は、2つのNチャネル型のFETであるFET17fとFET17gが備えられており、FET17eのドレイン端子にはFET17fのドレイン端子が、FET17dのドレイン端子にはFET17gのドレイン端子が、それぞれ接続されている。また、FET17fとFET17gの各ソース端子は、−電源端子17jにそれぞれ接続されている。また、FET17fのドレイン端子は、FET17fとFET17gの各ゲート端子にそれぞれ接続されている。
一方、出力増幅回路173は、ゲート端子にバイアス電圧が印加されソース端子が+電源端子17iに接続され定電流源として機能するPチャネル型のFET17mと、このFET17mのドレイン端子にドレイン端子が接続されたNチャネル型のFETであるFET17nが備えられている。そしてFET17nのドレイン端子は出力端17cに、また、FET17nのソース端子は−電源端子17jに、それぞれ接続されている。
そしてFET17gのドレイン端子は、コンデンサ17kを介してFET17nのドレイン端子に接続され、さらに、FET17gのドレイン端子は、FET17nのゲート端子に接続されている。なお、コンデンサ17kは、オペアンプ17に入力される信号に対してオペアンプ17から出力される信号の遅れを低減させる位相補償容量である。また、FET17dのゲート端子とドレイン端子間には寄生容量であるコンデンサ17hが形成されている。
以上の構成に基づいてオペアンプ17の動作を説明する。+入力端17aと−入力端17bとに入力された信号は差動回路171とカレントミラー回路172とで構成される差動増幅部で増幅され、増幅された信号は出力増幅回路173のFET17nのゲート端子へ出力され、さらにFET17nで増幅された信号は出力端17cから出力される。
図1のオペアンプ17において、オペアンプ17の出力端の信号は抵抗18を介してオペアンプ17の−入力端へ帰還信号として入力されている。従ってこの帰還信号はオペアンプ17の+入力端に入力される信号よりも位相が遅れる。このため、コンデンサ17k(容量は0.4〜1.5ピコファラッド程度)によってこの位相遅れを補償する構成になっている。
通常、オペアンプは負帰還をかけて増幅しているが、帰還する信号の位相が180度遅れ、かつ、利得が1倍以上あると発振してしまう。このため、補償型オペアンプは、この位相遅れが180度未満になるように位相を進めて安定した動作を可能にしている。しかしながら、この安定動作と引き換えに周波数特性が悪化し、例えば信号の立ち上がりが遅くなってしまう。なお、この位相補償用のコンデンサ17kの動作については周知であるため説明を省略する。
一方、FET17dのゲート端子とドレイン端子との間には寄生容量からなるコンデンサ17h(容量は0.5ピコファラッド程度)が存在することが知られている。本発明はこの寄生容量からなるコンデンサ17hが+入力端17aから見た場合、位相補償容量であるコンデンサ17kに直列に接続されていることを利用している。
位相補償の量は位相補償用のコンデンサ17kを中点として、オペアンプ17の出力側の負荷容量(第3フィルタ19のコンデンサ19b)と、第2フィルタ13のコンデンサ13bの容量とのバランスで決定される。このため、オペアンプ17の+入力端17a(オペアンプ17の外部)からこのコンデンサ17kへ流れる電流によって、オペアンプ17の出力端17cからコンデンサ17kに流れる電流を制御することで位相補償用のコンデンサ17kによる位相補償レベル(進角)を制御し、オペアンプ17の+入力端17aから入力される信号の位相(立ち上がり)を早めるようにしている。
具体的には第2フィルタ13のコンデンサ13bから供給される電流を寄生容量からなるコンデンサ17hを介してコンデンサ17kに供給し、第3フィルタ19のコンデンサ19bからコンデンサ17kに流れ込む電流を調整することでオペアンプ17の出力端から出力される信号の位相を調整する。
このため、本発明では一般的に用いられる入力信号用の第1フィルタ12と出力信号用の第3フィルタ19の他に、第1フィルタ12とオペアンプ17の入力端との間に第2フィルタ13を新たに設けている。この第2フィルタ13のコンデンサ13bによって検出電流信号の位相を進めることにより、結果的にオペアンプ17から出力される検出電流信号の立ち上がりを早める。
図3は本発明による電流検出装置の動作を説明する説明図である。
図3(1)はシャント抵抗11に流れる電流Idcを、図3(2)は第1フィルタ12の入力電圧(A点の電圧)を、図3(3)は第1フィルタ12の出力電圧(B点の電圧)を、図3(4)は第2フィルタ13の出力電圧(C点の電圧)を、図3(5)は第3フィルタ19の入力電圧(D点の電圧)を、図3(6)は第3フィルタ19の出力電圧(E点の電圧)を、それぞれ示している。なお、各図形において点線は第1フィルタ12と第3フィルタ19のみを備えた従来の回路による電圧波形である。
図3の説明の前にシャント抵抗11に流れる電流Idcのサージノイズの発生原理について説明する。モータ4の内部には図示しない三相の巻線(インダクタンス素子)を備えたステータが備えられており、モータ4内の図示しないロータを回転させるために、インバータ3からこの三相の巻線にPWM制御されたパルス電圧が印加される構成になっている。
インバータ3は内部に図示しない上アームのスイッチング素子と、下アームのスイッチング素子とがトーテムポール型に接続されており、この上下のアームを1組として3相分備えられている。そして各上下アームの接続点がステータの各相の巻線にそれぞれ接続されている。また、各スイッチング素子には還流ダイオードが備えられている。
そしてPWM制御されたインバータ3において、上下アームの各スイッチング素子が共にオフとなるデッドタイムのタイミングの時、下アームの還流ダイオードからモータ4の巻線に向かって電流が流れており、この時、次の駆動タイミングとなって上アームのスイッチング素子がオンとなる。この時、下アームの還流ダイオードの逆回復時間が間に合わずに、上アームから下アームの還流ダイオードを通して瞬間的な短絡電流が流れ、この電流がシャント抵抗11に流れる急激なサージノイズとなる。なお、デッドタイムのタイミングとなった後、次の駆動タイミングとなって下アームのスイッチング素子がオンとなった場合も同様に瞬間的な短絡電流が流れる。このサージノイズを含む電流Idcを図3(1)に示す。
図3(2)に示すようにシャント抵抗11に流れる電流Idcと、この電流Idcが流れる電流経路の寄生インダクタンスの影響によってシャント抵抗11の両端電圧(A点)、つまり検出電流信号は激しいリンギングを伴う波形となる。特に電流が流れ始める時に瞬間的な短絡電流によって発生するサージノイズに続いて大きく上下にリンギングする波形となる。この瞬間的な短絡電流はモータ4の制御とは全く無関係であるため、従来はこの急激なサージノイズを除去するため、比較的大きい時定数(1マイクロセカンド程度)を備えたフィルタを用いていた。
図3(3)の点線で示すように、B点における検出電流信号の波形は従来のフィルタでは、ほぼサージノイズとリンギングとが無くなるように時定数を決定していた。本発明では図3(3)の実線で示すように第1フィルタ12の時定数を従来の半分程度(0.56マイクロセカンド)にしている。
そして本発明では時定数が0.07マイクロセカンド程度である第2フィルタ13を設けている。この第2フィルタ13ではサージノイズを低減させる機能もあるが、フィルタの機能よりも第2フィルタ13のコンデンサ13bによって前述したオペアンプ17内のコンデンサ17kによる位相補償量を調整することが主な機能である。この第2フィルタ13を通過した地点であるC点の検出電流信号の波形を図3(4)に示す。
そしてこの第2フィルタ13を通過した検出電流信号をオペアンプ17で増幅する。この増幅したD点での検出電流信号の波形を図3(5)に示す。C点での波形よりも少し遅延し、また、リンギングも残っているが、点線で示す従来の波形よりも信号の立ち上がりが早くなっている。
そして、この増幅した検出電流信号を第3フィルタ19を通すことにより、ほぼリンギングを除去した波形となる。なお、第3フィルタ19は小さなリンギング波形を除去するだけなので、時定数は0.1マイクロセカンド程度としている。
第3フィルタ19を通したE点での信号を図3(6)に示す。実線で示す本発明による信号の立ち上がり時間は0.8マイクロセカンド程度であり、点線で示す従来の信号では40マイクロセカンド程度であった。このため従来の信号よりも50倍程度立ち上がり時間を短縮することができる。
次に本発明による各フィルタの時定数の決定方法を説明する。
各フィルタを通過した検出電流信号の波形を最終的にデジタル化するためにA/Dコンバータ6aを用いる。一般的にマイコンに内蔵されているA/Dコンバータは、サンプル&ホールド回路付きRC型逐次比較変換方式であり、最小サンプリング時間が規定されている。この時間は各マイコンによって異なるが一般的には数マイクロセカンド程度のものが多い。本実施例ではサンプリング時間が2マイクロセカンドであるため、電流検出装置5全体の検出電流信号の遅延時間を2マイクロセカンド以内にしなければならない。これはサンプリング時間が経過して実際にA/Dコンバータ6a内で変換処理が開始される前に、検出電流信号がローレベルからハイレベルになって安定していなければ正確な変換処理ができないためである。
一般的にA/Dコンバータは入力端子に接続される外部インピーダンスRextが規定される。そしてこの実施例では第3フィルタ19は小さなリンギング波形を除去するだけなので、カットオフ周波数を約1.6メガヘルツとするため、第3フィルタ19の時定数Tcr19を0.1マイクロセカンドとしている。このため、外部インピーダンスRext=抵抗19aとなり、コンデンサ19bの容量は時定数Tcr19/抵抗19aとなる。
出願人の実験結果では第3フィルタ19の時定数よりも第2フィルタ13の時定数が大きいと検出電流信号の波形が緩やかになりすぎて本発明によるコンデンサ17kによる位相補償量の調整ができなくなるため、第2フィルタ13の時定数を第3フィルタ19の時定数の0.9倍を限度としている。このため、リンギング除去効果を考慮して第2フィルタ13の時定数Tcr13を0.07±0.02マイクロセカンド程度とする。なお、前述したように、検出電流信号の位相はコンデンサ13bとコンデンサ19bとの容量の兼ね合いで決定されるため、おおよそこれらのコンデンサの容量を同じ程度に考える。
第3フィルタ19のコンデンサ19bと第2フィルタ13のコンデンサ13bとはオペアンプ17の内部で位相補償用のコンデンサ17kに直列に接続されているが、第2フィルタ13のコンデンサ13bからの経路はオペアンプ17の内部のFET17dの寄生容量のコンデンサ17hが直列接続されている。このため、コンデンサ13bとコンデンサ17hとの合成容量が第3フィルタ19のコンデンサ19bの容量より小さくなるため、これを補うように、コンデンサ13bの容量は、コンデンサ19bの容量もよりも大きくする。なお、コンデンサ13bの容量は、抵抗12a、抵抗13a、抵抗14との兼ね合いも含めて最終的に決定する。実験結果によりコンデンサ13bはコンデンサ19bの1.5倍程度とする。
本発明による第2フィルタ13が設けられていない従来の場合、第1フィルタ12の時定数Tcr12は、一般的に第3フィルタ19の時定数Tcr19の10倍程度(時定数が1マイクロセカンドでカットオフ周波数は160キロヘルツ)である。本発明では第2フィルタ13が設けられているため、第1フィルタ12の時定数Tcr12は、第3フィルタ19の時定数Tcr19の5倍程度としている。
なお、第1フィルタ12と第2フィルタ13とに設けられている抵抗12aと抵抗13aとの値は、オペアンプ17の+入力端17aで意図した分圧電圧となるように抵抗16との兼ね合いで決定する。また、抵抗12aと抵抗13aとの値が決定されれば、前述した各フィルタの時定数から各フィルタのコンデンサの値を求めることができる。ただし、前述したように、コンデンサ13bはコンデンサ19bの1.5倍程度であるため、先に抵抗13aの値を決定してから抵抗12aを決定する。
上記の内容から第3フィルタ19と、第2フィルタ13との関係を整理すると以下のようになる。
要求されるA/Dコンバータ6aのサンプリング時間を考慮して第3フィルタ19の時定数Tcr19を決定し、次にコンデンサ19bの容量を決定する。なお、抵抗19aはA/Dコンバータ6aで規定されている外部インピーダンスRextである。

コンデンサ19bの容量=時定数Tcr19/抵抗19a・・・・式1
コンデンサ13bの容量=定数a×コンデンサ19b・・・・・・式2
ただし、定数a=1.5である。
第2フィルタ13の時定数Tcr13=定数b×時定数Tcr19・・式3
ただし、定数b=0.7±0.2である。
以上説明したように、インバータ3を駆動する電流を電圧に変換した検出電流信号を瞬時電流として検出する補償型オペアンプ17を用いた電流検出装置5において、補償型のオペアンプ17の前段に第2フィルタ13と、オペアンプ17の後段に第3フィルタ19とを設け、第2フィルタ19の時定数を決定するコンデンサ13bの容量は、第3フィルタ19の時定数を決定するコンデンサ19bの容量よりも大きくしているため、オペアンプ17の外部回路からオペアンプ17内部の位相補償量を調節することが可能になり、補償型オペアンプを用いた構成で検出電流信号の遅延を低減させることができる。
また、第2フィルタ19の時定数を第3フィルタ13の時定数より小さくしたので、検出電流信号の遅延を確実に低減させることができる。
1 交流電源
2 コンバータ
2a 平滑コンデンサ
3 インバータ
4 モータ
5 電流検出装置
6 インバータ制御手段
6a A/Dコンバータ
7 室外機制御手段
10 室外機
11 シャント抵抗
12 第1フィルタ
12a 抵抗
12b コンデンサ
12c 入力端
12d 接地端
12e 出力端
13 第2フィルタ
13a 抵抗
13b コンデンサ
13c 入力端
13d 接地端
13e 出力端
14、15、16 抵抗
17 オペアンプ
17a +入力端
17b −入力端
17c 出力端
17d、17e、17f、17g FET
17h コンデンサ
17i +電源端子
17j −電源端子
17k コンデンサ
17m、17n、17p FET
18 抵抗
19 第3フィルタ
19a 抵抗
19b コンデンサ
19c 入力端
19d 接地端
19e 出力端
20 基準電圧発生器
30 室内機
40 空気調和機
171 差動回路
172 カレントミラー回路
173 出力増幅回路

Claims (2)

  1. モータを駆動するインバータに供給される直流電源の負荷電流変化における瞬時電流を検出し、検出した前記瞬時電流をデジタル化するA/Dコンバータへ出力する電流検出装置であって、
    前記電流検出装置は、
    前記瞬時電流を電圧信号である検出電流信号に変換するシャント抵抗と、
    入力された前記検出電流信号に重畳したサージノイズを低減させてリンギング状の波形にする第1フィルタと、
    前記第1フィルタから入力された前記検出電流信号のリンギング状の波形となった前記サージノイズをさらに低減させて出力する第2フィルタと、
    前記第2フィルタから入力された前記検出電流信号を増幅するオペアンプと、
    前記オペアンプで増幅された前記検出電流信号が入力され、リンギング信号を低減させて前記A/Dコンバータへ出力する第3フィルタとを備えており、
    前記オペアンプは、位相補償用のコンデンサが内部に設けられ、前記オペアンプの+入力端と前記位相補償用コンデンサとは、前記オペアンプの+入力端と前記位相補償用コンデンサとの間に存在する寄生容量のコンデンサで直列に接続され、
    前記第2フィルタは、前記寄生容量のコンデンサに抵抗を介して接続されると共に前記第2フィルタの時定数を決定するコンデンサを備え
    前記第3フィルタは、前記位相補償用のコンデンサに抵抗を介して接続されると共に前記第3フィルタの時定数を決定するコンデンサを備え、
    前記第2フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量は、前記第3フィルタの時定数を決定するコンデンサの容量よりも大きいことを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記第2フィルタの時定数は前記第3フィルタの時定数より小さいことを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
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