JP2015172501A - 燃料搬送装置及び燃料搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料貯蔵プール等に保存された燃料を搬送するための燃料搬送装置及び燃料搬送方法を提供する。
【解決手段】原子炉建屋70の屋上スラブ711に可動蓋32を設置する。支持用フレーム41は鉄骨によって構成されており、クレーン用レール42を設ける。このクレーン用レール42には、門形クレーン43が載置される。門形クレーン43のトロリホイスト43cには、ワイヤによって、吊荷旋回制御装置20が吊り下げられる。吊荷旋回制御装置20において、ジンバル及びフライホイルによるトルクにより旋回を制御する。そして、吊荷旋回制御装置20のカメラで、燃料貯蔵プール720内の状態を確認しながら、燃料集合体F1を把持し、キャスク750に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料貯蔵プール等に保存された燃料を搬送するための燃料搬送装置及び燃料搬送方法に関する。
原子力発電所では、原子炉の停止中に、原子炉内の燃料(燃料集合体)の交換を行なう。その燃料交換作業では、使用済燃料集合体を原子炉から取り出して燃料貯蔵プールに移動させる。そして、新しい燃料集合体を原子炉に装荷する。また、炉心内において均等に燃料集合体が燃焼するように、シャッフルと呼ばれる燃料集合体の配置換えの作業が行われることもある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、原子炉建屋70の構造の概略図である。内部のほぼ中央に、原子炉700を設置した原子炉格納容器701が配置されており、その上部には原子炉ウェル702が形成されている。更に、原子炉建屋70の上部には、燃料(燃料集合体F1)の移動作業等を行なうためのオペレーションフロア710が設けられている。
原子炉700の炉心で使用された後の燃料集合体F1(使用済燃料)は、炉心から取り出され、原子炉建屋内に設けられた燃料貯蔵プール720内の燃料ラックに収納されて保存される。
こうした燃料交換作業は、オペレーションフロア710に設置された燃料交換機730を用いて行なわれる。
更に、使用済燃料を原子炉建屋70の屋外に搬出する場合には、使用済燃料を収納するためのキャスク750が用いられる。このキャスク750は、原子炉建屋の天井に設けられたレール740を走行する天井クレーン741を使用して移動される。具体的には、天井クレーン741を用いて、キャスク吊下装置745により吊り下げられた状態で、原子炉建屋70の燃料貯蔵プール720から、外部に通じる開閉ゲートが設置されたグランドレベルまで降ろす。この開閉ゲートは、キャスクの搬入時または搬出時以外は閉めておく。そして、キャスク750は、原子炉建屋70から外に持ち出され、トレーラV1に載置されて輸送される。
図6に示すように、燃料交換機730は、レール731を走行する走行台車732と、この走行台車732上に橋渡しされたブリッジ733とを備える。このブリッジ733上には、走行台車732の走行方向と直交する方向に走行するトロリ734(台車)が設置される。このトロリ734には、燃料を把持するための主ホイスト735が設けられている。この主ホイスト735は、伸縮管、把持機(グラップル)、昇降装置を備えている。伸縮管は、グラップルで把持した燃料集合体F1を原子炉ウェル702や燃料貯蔵プール720の水中で移動させる場合の水の抵抗に耐えることができるように構成されている。具体的には、径の異なる複数のマスト(金属管)を、テレスコピック式に組み合わせることで伸縮自在に形成されている。
グラップルは、燃料集合体を把持したり、その把持を開放したりする構造になっており、伸縮管の先端に取り付けられている。
昇降装置は、ワイヤロープの伸縮を行なう巻き上げ装置を備え、このワイヤロープでトロリからグラップルを懸垂支持している。この巻き上げ装置による巻取りや繰出しで、グラップルの昇降、この昇降に伴う伸縮管の伸縮を行なう。
図7を用いて、原子炉に用いられる燃料集合体F1の構造を説明する。この燃料集合体F1は、軸方向に配置されたスペーサによって複数本の燃料棒が正方格子状に束ねられている。これらの燃料集合体F1は、吊り下げ用の把手(ハンドルF11)が設けられた上部タイプレートF12と、炉心下部からの冷却水の流入経路を形成する下部タイプレートF13とによって保持される。そして、この燃料集合体F1は、外筐をなすチャンネルボックスF14によって覆われており、上部タイプレートF12にチャンネルボックスが固定されて構成されている。
燃料貯蔵プール720内に貯蔵されている燃料集合体F1の頂部に取り付けられた上部タイプレートF12のハンドルF11は、上面に対して対角線上にあり、燃料貯蔵プール720の燃料ラック内で、向きにも多少のずれが生じている。このため、燃料集合体F1を把持して引き上げるために、主ホイスト735の伸縮管の先端に取り付けられたグラップルの向きを、燃料集合体F1のハンドルF11の向きに合わせて伸縮管の鉛直軸周りに回転、調整する必要がある。
また、ワイヤで吊られた吊荷の旋回方向の位置決めを行なうための吊荷旋回制御装置が検討されている(例えば、特許文献2参照)。この吊荷旋回制御装置においては、所定箇所から吊り下げられた吊荷の旋回を制御する。この吊荷旋回制御装置は、ほぼ垂直面内で回転するフライホイルと、このフライホイルを軸支し、フライホイルを支持する軸に直交する支持軸を有する枠状のジンバルと、このジンバルを支持軸まわりに傾動させる駆動手段を備える。そして、この駆動手段による傾動を制御することで、吊荷を旋回させるとともにその旋回を停止させる。
特開平10−148697号公報 特開平9−315761号公報
上述のような燃料交換機による燃料集合体の交換作業は、燃料交換機730の動作を遠隔的に制御する自動運転で行なわれる。そして、この自動運転では、走行台車732とトロリ734の位置に基づいて、伸縮管の先端におけるグラップルの位置を、高い精度で特定する。この高い精度の位置合わせのためには、燃料把持部の伸縮管には、十分な剛性と精度を確保することが求められる。
特に、伸縮管が長い場合、グラップルの垂直方向での位置決めにも関与し、伸縮管において、高い真直性(伸縮管の中心線が鉛直線に一致する状態)を安定的に維持することが求められる。このため、燃料交換機730のコスト面で大きな負担となっている。
また、自然災害等により、原子炉建屋70が被災した場合、既存の燃料交換機730と天井クレーン741は故障し、使用することができなくなることがある。この場合、燃料貯蔵プール720内に保管された燃料集合体F1の取り出しのため、故障した燃料交換機730、天井クレーン741の修理が必要である。また、修理が不可能な場合には、新たに機材の製作、故障品の撤去、新規機材の交換工事等が必要となる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、燃料貯蔵プール等に保存された燃料を効率的に搬送するための燃料搬送装置及び燃料搬送方法を提供することにある。
(1)上記課題を解決する燃料搬送装置においては、燃料保存場所の上方に設置されるクレーンと、前記クレーンに吊り下げられ、外部に耐放射線シールドを設け、燃料集合体を把持する把持部を備え、ジンバルを支持軸まわりに傾動させることにより、旋回を制御する吊荷旋回制御装置と、前記吊荷旋回制御装置に通信ネットワークを介して接続され、前記把持部を制御する制御装置とを備える。これにより、クレーンから燃料集合体までの距離が長い場合であっても、把持部の旋回を制御することができるので、燃料集合体を的確に把持することができる。また、耐放射線シールドにより、放射線量が多い環境においても、的確に旋回を制御することができる。
(2)上記燃料搬送装置においては、前記吊荷旋回制御装置は、前記把持部を撮影するカメラを備えており、前記カメラにより撮影した画像を前記制御装置に転送することが好ましい。これにより、カメラで撮影した画像を参考にしながら作業を行なうことができる。
(3)上記燃料搬送装置においては、前記制御装置は、前記燃料保存場所において、輸送対象の燃料集合体の設置位置に応じて、前記クレーンの位置、前記吊荷旋回制御装置の位置を制御することが好ましい。これにより、遠隔操作により、把持部の位置合わせを行なうことができる。
(4)上記燃料搬送装置においては、前記吊荷旋回制御装置は、可視光通信を行なう通信部を備え、前記制御装置は、前記可視光通信により前記把持部を制御することが好ましい。これにより、吊荷旋回制御装置の動きの自由度を確保しながら、環境に左右されず通信を行なうことができる。
(5)上記燃料搬送装置においては、前記燃料保存場所の上方に設けられた開口部において、開閉を制御する可動蓋を設け、移動対象の燃料の位置に応じて、前記可動蓋による開口領域を制御することが好ましい。これにより、開口面積を抑制し、可能な範囲で密閉された空間で、燃料の移動作業を行なうことができる。
本発明によれば、燃料貯蔵プール等に保存された燃料を効率的に搬送することができる。
本実施形態の燃料搬送装置を適用した構造物の外観図。 本実施形態の制御装置及び吊荷旋回制御装置についての説明図。 本実施形態の吊荷旋回制御装置内のジンバルユニット、フライホイルユニットの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 従来の原子炉建屋の屋内構造の説明図。 従来の燃料交換機の説明図。 従来の燃料集合体の説明図。
以下、図1〜図4に従って、本発明を具体化した実施形態を説明する。本実施形態では、原子炉建屋の燃料を移動させるための常設設備を使用できない場合を想定する。
図1に示すように、原子炉建屋70には、オペレーションフロア710が設けられている。このオペレーションフロア710が放射能汚染等により、使用できない場合を想定する。そこで、原子炉建屋70の屋上に、支持用フレーム41、仮設カバー45を設ける。仮設カバー45は、原子炉建屋70内から外部に汚染物質の飛散を抑制するために用いる。
そして、原子炉建屋70の屋上スラブ711に、仮開口部(31a、31b)を設ける。この仮開口部(31a、31b)の開口時には、スラブコンクリートの斫り作業や鉄筋、鉄骨の切断作業において生じる粉塵が下方に落下する場合がある。この場合、オペレーションフロア710や燃料貯蔵プール720に落下して貯蔵されている使用済燃料に当たらないように、燃料貯蔵プールの上に防護カバーを敷いて行なう。
そして、原子炉建屋70の屋上スラブ711の上に可動蓋32を設置する。この可動蓋32は、板状の上蓋部と、この上蓋部を載置した台車からなる。そして、可動蓋32の台車を移動させることにより、上蓋部の位置関係より、仮開口部31aを閉鎖したり、仮開口部31aの開口領域を変更したりする。
また、仮開口部31bの上方には、仮開口部31bを開閉するための折り畳み蓋35が設けられている。この仮開口部31bの下方には、各フロアからグランドレベルに到達する貫通孔が設けられている。なお、グランドレベルには緩衝材を設け、オペレーションフロア710等の上層階からキャスクが落下した場合の衝撃を緩和する。
この折り畳み蓋35は、貫通孔を通じて、キャスク750を吊り下ろす場合に開放される。更に、貫通孔の下のグランドレベルには、仮設除染ピット55を設置する。この仮設除染ピット55において、キャスク750の除染を行なう。なお、可動蓋32および折り畳み蓋35は、仮開口部31a,31bの開放による原子炉建屋70の内部からの放射性物質の飛散を抑制するために、必要時以外は閉鎖する。
更に、支持用フレーム41は鉄骨によって構成されており、クレーン用レール42を設ける。このクレーン用レール42には、門形クレーン43が移動可能に載置される。
門形クレーン43は、クレーン台車43a、上部レール43b、トロリホイスト43cを備えている。クレーン台車43aは、クレーン用レール42上を移動する。上部レール43bは、クレーン用レール42の配置方向に対して直交方向に設けられている。トロリホイスト43cは上部レール43b上を走行する。クレーン台車43a、トロリホイスト43cの移動により、屋上スラブ711上の面内移動を行なうことができる。そして、トロリホイスト43cは、ワイヤの吊り下げ装置を備え、ワイヤの巻き取り動作により、吊り下げた荷物を引き上げ下げさせる。
この門形クレーン43のトロリホイスト43cには、ワイヤによって、吊荷旋回制御装置20が吊り下げられる。
また、門形クレーン43を用いて、キャスク750を移動させることもできる。この場合には、トロリホイスト43cにキャスク吊下装置745を接続し、キャスク750を吊り下げる。
図2に示すように、可動蓋32、門形クレーン43、吊荷旋回制御装置20の各制御部には、通信ネットワークを介して、制御装置10に接続される。
制御装置10は、通信ネットワークを介して、可動蓋32、門形クレーン43、基地局通信部15に接続される。
制御装置10は、ポインティングデバイスやキーボードからなる入力部や、ディスプレイからなる出力部を備える。
この制御装置10は、可動蓋32の台車、門形クレーン43の動作を制御する。更に、制御装置10は、基地局通信部15を介して、吊荷旋回制御装置20と通信を行なう。この基地局通信部15は、後述するように、水中でも無線通信可能な通信方式(ここでは、可視光通信方式)を用いる。
この制御装置10は、燃料貯蔵プール720内の燃料集合体F1やキャスク750の配置(座標)を記録したマップに関するデータを保持している。
そして、輸送対象の燃料集合体F1が特定された場合、この燃料集合体F1の貯蔵位置からキャスク750までの搬送に適した開口領域を確保できるように、可動蓋32の台車を移動させる。
また、制御装置10は、門形クレーン43を、輸送対象の燃料集合体F1の位置やキャスク750の位置に移動させる。更に、制御装置10は、門形クレーン43のトロリホイスト43cを制御して、吊荷旋回制御装置20の吊り下げ位置を調節する。
更に、制御装置10は、後述するように、吊荷旋回制御装置20から受信した映像を、ディスプレイに出力する。
吊荷旋回制御装置20は、門形クレーン43のトロリホイスト43cに、ワイヤで吊り下げられる。そして、吊荷旋回制御装置20は、吊荷の鉛直軸周りの旋回角度を調整する。なお、吊荷旋回制御装置20の容器外壁には耐放射線シールドが施されている。
吊荷旋回制御装置20は、制御部21、電源部22、ジンバルユニット23及びフライホイルユニット24を備えている。更に、吊荷旋回制御装置20は、通信部25、カメラ26、把持駆動部27、把持部としてのグラップル271、窓28a、28b、掛止部29を備えている。
制御部21は、ジンバルユニット23、フライホイルユニット24、通信部25、カメラ26、把持駆動部27を制御する。
電源部22は、制御部21、ジンバルユニット23、フライホイルユニット24、通信部25、カメラ26、把持駆動部27を駆動するための電力を供給する。
ジンバルユニット23、フライホイルユニット24は、後述するように、吊荷旋回制御装置20の旋回を制御する。
通信部25は、窓28aを介して、可視光通信方式により、基地局通信部15と通信を行なう。
カメラ26は、窓28bを介して、吊荷旋回制御装置20の下方を撮影した映像データを生成する。
把持駆動部27は、グラップル271を駆動して、燃料集合体F1のハンドルF11を把持する。
掛止部29は、門形クレーン43のトロリホイスト43cからのワイヤを固定する。
次に、図3を用いて、吊荷旋回制御装置20内のジンバルユニット23及びフライホイルユニット24を説明する。ジンバルユニット23は、ジンバル231とジンバル用モータ232とを備える。ジンバル231は、長方形状のフレームであり、水平に設定された回転軸の周りに回転可能にフレームに支持されている。また、ジンバル用モータ232は、フレームに支持され、ジンバル231を回転軸a1の周りに回転させる。
また、フライホイルユニット24は、フライホイル241とフライホイル用モータ242とを備える。フライホイル241は、ジンバル231を回転軸a1と直交するように設定された回転軸a2の周りに回転可能にジンバル231に支持されている。また、フライホイル用モータ242は、ジンバル231に支持され、フライホイル241を回転軸a2の周りに高速で回転させる。
吊荷旋回制御装置20は、ジンバル231が、回転軸a2と直交する回転軸a1を支点としてフライホイル241を傾動させることにより、回転軸a1及び回転軸a2と直交するモーメント軸の周りにジャイロモーメントを発生させる。吊荷旋回制御装置20は、フライホイル241とジンバル231とにより発生されたジャイロモーメントを受けて鉛直軸の周りに回転し、吊荷を鉛直軸の周りに旋回させる。
そして、吊荷旋回制御装置20は、ジンバル231を回転させて、フライホイル241の回転軸a2を鉛直、モーメント軸を水平にすることにより、吊荷に作用する鉛直軸の周りのトルクを消失させる。これにより、旋回していた吊荷が停止する。
ここで、吊荷を旋回させるトルクTは、フライホイル241の慣性モーメントIf、フライホイル241の角速度ωf、ジンバル231の角速度ωgに比例する。このトルクTは、下記(1)式で表される。なお、θは、フライホイル241の傾斜角度である。
T=If×ωf×ωg×cosθ…(1)
図1に示す燃料貯蔵プール720には、燃料集合体F1を格納するキャスク750が設置される。キャスク750は、使用済み核燃料を収納する金属製容器である。キャスク750は、容器内のバスケットに燃料集合体F1を収納後、シールド蓋により封入し、両端にショックアブソーバを接続する。
(燃料移動処理)
次に、図4を用いて、燃料集合体F1をキャスク750内に搬送する処理を説明する。
ここでは、まず、制御装置10は、輸送対象の特定処理を実行する(ステップS01)。具体的には、制御装置10は、ディスプレイに燃料集合体F1のマップを出力する。そして、作業担当者は、マップを用いて、輸送対象の燃料集合体F1の配置(座標)を特定する。
次に、制御装置10は、開口蓋の制御処理を実行する(ステップS02)。具体的には、制御装置10は、輸送対象の燃料集合体F1の配置位置と、燃料集合体F1を格納するキャスク750の設置位置に基づいて、必要な開口領域を特定する。そして、制御装置10は、可動蓋32の台車を移動させて、仮開口部31aにおいて開口領域を設ける。
次に、制御装置10は、クレーン位置制御処理を実行する(ステップS03)。具体的には、制御装置10は、クレーン用レール42上で、門形クレーン43のクレーン台車43aを走行させて、輸送対象の燃料集合体F1の座標に対応した位置に移動させる。この場合、制御装置10は、トロリホイスト43cを、輸送対象の燃料集合体F1の真上になるように上部レール43bを移動させる。
次に、制御装置10は、映像監視処理を実行する(ステップS04)。具体的には、制御装置10は、吊荷旋回制御装置20に対して、映像転送指示を送信する。この映像転送指示は、基地局通信部15において、可視光通信により送信される。この場合、吊荷旋回制御装置20の制御部21は、窓28aを介して、通信部25において、可視光通信により映像転送指示を受信する。そして、制御部21は、カメラ26を用いて、窓28bを介してグラップル271近傍を撮影する。制御部21は、撮影した映像データを、通信部25を用いて送信する。ここでも、通信部25は、可視光通信により、窓28aを介して、基地局通信部15に送信する。基地局通信部15は、可視光通信により受信した映像データを、通信ネットワークを介して制御装置10に転送する。そして、制御装置10は、吊荷旋回制御装置20のカメラ26で撮影した映像を、ディスプレイに出力する。この場合、作業担当者は、映像により、輸送対象の燃料集合体F1の状態を確認する。以下の処理において、映像監視処理(ステップS04)を継続する。
次に、制御装置10は、把持部の降下処理を実行する(ステップS05)。具体的には、映像を用いて輸送対象の燃料集合体F1を確認した作業担当者は、制御装置10に、降下指示を入力する。この場合、制御装置10は、門形クレーン43のトロリホイスト43cを駆動して、ワイヤで吊り下げられた吊荷旋回制御装置20を降下させる。
次に、吊荷旋回制御装置20は、旋回制御処理を実行する(ステップS06)。具体的には、吊荷旋回制御装置20の制御部21は、ジンバルユニット23及びフライホイルユニット24を用いて、吊荷旋回制御装置20の旋回を制御する。ここでは、制御部21は、輸送対象の燃料集合体F1のハンドルF11の配置に対して、グラップル271が把持できる方向に旋回制御する。
次に、制御装置10は、把持制御処理を実行する(ステップS07)。具体的には、作業担当者は、制御装置10のディスプレイにおいて、カメラ26で撮影した映像により、輸送対象の燃料集合体F1のハンドルF11とグラップル271との位置関係を確認する。そして、ハンドルF11を、グラップル271により把持可能な位置にある場合、作業担当者は、制御装置10において、把持指示を入力する。この場合、制御装置10は、基地局通信部15を介して、吊荷旋回制御装置20に把持指示を送信する。通信部25を介して把持指示を受信した吊荷旋回制御装置20の制御部21は、把持駆動部27を駆動して、グラップル271により、ハンドルF11を把持する。
次に、制御装置10は、キャスク格納処理を実行する(ステップS08)。具体的には、燃料集合体F1のハンドルF11をグラップル271によって把持した場合、キャスク750に格納する作業を行なう。この作業は、燃料集合体F1を燃料貯蔵プール720に水没させた状態で行なわれる。具体的には、作業担当者は、制御装置10のディスプレイにおいて、カメラ26で撮影した映像を確認しながら、制御装置10において、上昇指示を入力する。この場合、制御装置10は、門形クレーン43のトロリホイスト43cを用いて、吊荷旋回制御装置20のグラップル271により把持された燃料集合体F1を上昇させる。
次に、作業担当者は、制御装置10のディスプレイにおいて、カメラ26で撮影した映像を確認しながら、制御装置10において、搬送指示を入力する。この場合、制御装置10は、門形クレーン43のクレーン台車43aを走行させて、燃料集合体F1をキャスク750の上方まで移動させる。
次に、作業担当者は、制御装置10のディスプレイにおいて、カメラ26で撮影した映像により、燃料集合体F1とキャスク750内のバスケットとの位置関係を確認する。燃料集合体F1がバスケットに収納可能な位置にある場合、作業担当者は、制御装置10において、降下指示を入力する。この場合、制御装置10は、門形クレーン43のトロリホイスト43cを用いて、吊荷旋回制御装置20のグラップル271により把持された燃料集合体F1を降下させてキャスク750に格納する。
そして、キャスク750内の所定位置に燃料集合体F1が格納された場合、作業担当者は、制御装置10において、把持解放指示を入力する。この場合、制御装置10は、基地局通信部15を介して、吊荷旋回制御装置20に把持解放指示を送信する。通信部25を介して把持解放指示を受信した吊荷旋回制御装置20の制御部21は、把持駆動部27を駆動して、グラップル271において把持されたハンドルF11を解放する。
以上の処理を、すべての輸送対象の燃料集合体F1について繰り返す。
そして、燃料集合体F1を格納した場合、門形クレーン43のトロリホイスト43cに吊り下げられた吊荷旋回制御装置20を、原子炉建屋70の屋上まで引き上げ、キャスク吊下装置745に付け替える。次に、制御装置10を操作して、門形クレーン43を制御し、キャスク吊下装置745にキャスク750を固定する。
更に、制御装置10を操作して、燃料集合体F1を格納したキャスク750を、原子炉建屋70の屋上まで引き上げる。
次に、制御装置10を操作して、門形クレーン43を動作させて、キャスク750を仮開口部31bまで移動させる。そして、折り畳み蓋35を開放する。
次に、制御装置10を用いて、門形クレーン43のトロリホイスト43cを動作させて、キャスク750を、貫通孔を介して、仮設除染ピット55まで降下させる。
次に、キャスク750をキャスク吊下装置745から取り外し、仮設除染ピット55において、キャスク750を除染する。そして、キャスク750をトレーラV1に載置して輸送する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、原子炉建屋70の屋上に設置された門形クレーン43により吊り下げた吊荷旋回制御装置20を用いて、燃料集合体F1を把持する。これにより、原子炉建屋70の屋内を使用できない場合にも、キャスク750への格納作業等を行なうことができる。
(2)本実施形態では、吊荷旋回制御装置20は、ジンバルユニット23及びフライホイルユニット24を備える。燃料交換機の代わりにクレーンのワイヤで把握機を吊り下げるだけでは、燃料集合体を把持するために把握部の向きを回転させることができないため、クレーンを用いて燃料集合体を吊り上げることはできない。吊荷旋回制御装置20を用いることにより、旋回を制御し、目的物の位置や姿勢を合わせて、目的物を把持することができる。特に、目的物までの距離が長い場合であっても、伸縮管を用いることなく、目的物まで到達し、効率的に把持することができる。
(3)本実施形態では、吊荷旋回制御装置20の外壁は耐放射線シールドが施されている。これにより、放射線エリアにおいても、吊荷旋回制御装置20を動作させることができる。
(4)本実施形態では、吊荷旋回制御装置20は、通信部25、カメラ26を備えている。そして、通信部25は、窓28aを介して、可視光通信方式により、基地局通信部15と通信を行なう。これにより、カメラ26を用いて撮影された映像により、状態を確認しながら、作業を行なうことができる。また、可視光通信方式を用いることにより、水中や放射線エリアにおいても、環境の影響を抑制しながら通信を行なうことができる。また、無線通信であるため、吊荷旋回制御装置20の動きの自由度を確保することができる。
(5)本実施形態では、制御装置10は、通信ネットワークを介して、可動蓋32、門形クレーン43の各制御部、基地局通信部15に接続される。そして、制御装置10は、可動蓋32の台車の移動、門形クレーン43の動作を制御する。これにより、遠隔操作により、作業を行なうことができる。
また、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態においては、制御装置10は、可動蓋32、門形クレーン43の動作を制御する。遠隔操作は、これらに限定されるものではない。これらの一部や、他の機器(例えば、折り畳み蓋35)について制御できるようにしてもよい。
・上記実施形態においては、原子炉建屋の燃料を移動させるための常設設備を使用できない場合を想定する。利用場面はこれに限定されるものではなく、燃料搬送装置を常設設備として、通常の燃料交換時等に用いることも可能である。
・上記実施形態においては、吊荷旋回制御装置20の通信部25は、窓28aを介して、可視光通信方式により、基地局通信部15と通信を行なう。吊荷旋回制御装置20と基地局通信部15との通信方式は、これに限定されるものではない。例えば、光ファイバ等の有線通信を利用することも可能である。
・上記実施形態においては、開口蓋の制御処理(ステップS02)において、制御装置10は、可動蓋32を移動させて、仮開口部31aにおいて開口領域を設ける。ここで、門形クレーン43のクレーン台車43aの走行に対応させて、可動蓋32を移動させるようにしてもよい。この場合には、トロリホイスト43cと吊荷旋回制御装置20との間のワイヤが通過できる隙間のみを開口する。これにより、開口面積を小さくすることができる。
10…制御装置、15…基地局通信部、20…吊荷旋回制御装置、21…制御部、22…電源部、23…ジンバルユニット、231…ジンバル、24…フライホイルユニット、25…通信部、26…カメラ、27…把持駆動部、271…グラップル、28a,28b…窓、29…掛止部、31a…仮開口部、32…可動蓋、41…支持用フレーム、42…クレーン用レール、43…門形クレーン、43a…クレーン台車、43b…上部レール、43c…トロリホイスト、70…原子炉建屋、710…オペレーションフロア、750…キャスク、711…屋上スラブ、F1…燃料集合体。

Claims (6)

  1. 燃料保存場所の上方に設置されるクレーンと、
    前記クレーンに吊り下げられ、外部に耐放射線シールドを設け、燃料集合体を把持する把持部を備え、ジンバルを支持軸まわりに傾動させることにより、旋回を制御する吊荷旋回制御装置と、
    前記吊荷旋回制御装置に通信ネットワークを介して接続され、前記把持部を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする燃料搬送装置。
  2. 前記吊荷旋回制御装置は、前記把持部を撮影するカメラを備えており、
    前記カメラにより撮影した画像を前記制御装置に転送することを特徴とする請求項1に記載の燃料搬送装置。
  3. 前記制御装置は、前記燃料保存場所において、輸送対象の燃料集合体の設置位置に応じて、前記クレーンの位置、前記吊荷旋回制御装置の位置を制御して、前記把持部の位置を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料搬送装置。
  4. 前記吊荷旋回制御装置は、可視光通信を行なう通信部を備え、
    前記制御装置は、前記可視光通信により前記把持部を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料搬送装置。
  5. 前記燃料保存場所の上方に設けられた開口部において、開閉を制御する可動蓋を設け、
    移動対象の燃料の位置に応じて、前記可動蓋による開口領域を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料搬送装置。
  6. 燃料保存場所の上方にクレーンを設置し、
    外部に耐放射線シールドを設け、燃料集合体を把持する把持部を備え、ジンバルを支持軸まわりに傾動させることにより、旋回を制御する吊荷旋回制御装置を、前記クレーンに吊り下げ、
    前記吊荷旋回制御装置に通信ネットワークを介して接続された制御装置を用いて、前記把持部を制御することを特徴とする燃料搬送方法。
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