JP2015144995A - ガラス粉砕方法 - Google Patents

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翼 加賀井
近藤 真史
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Tetsuhiro Uno
哲広 宇野
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Abstract

【課題】ガラスフィルムを粉砕して所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、高い生産性をもって、所望の粒度のガラス粉末を得ることが可能なガラス粉砕方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ガラス融液Gmより成形されたガラスフィルムGfを粉砕して、所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、ガラスフィルムGfを粗粉砕してガラス片Gcを得る粗粉砕工程と、ケージミルによって前記ガラス片Gcを粉砕し、所望の粒度のガラス粉末を得る仕上げ粉砕工程と、を備え、前記粗粉砕工程と前記仕上げ粉砕工程との間に、前記ガラス片Gcを冷却しながら搬送する冷却搬送工程を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラスフィルムを粉砕して所望の粒度のガラス粉末を得る際の、ガラス粉砕方法の技術に関する。
従来から、例えば点火プラグなどの分野においては、ガラス粉末が利用されている。
ガラス粉末は、一般的に以下の手順によって作製される。
先ず始めに、フィルム状に成形したガラス(以下、「ガラスフィルム」と記載する)をインペラクラッシャーなどを備える粗粉砕装置(例えば、特許文献1参照。)を用いて、長さが約50〜100[mm]程度になるまで粗粉砕し、ガラス片を得る。次に、得られたガラス片を、ドラム缶などに貯溜して一旦放置し、所定の温度にまで自然冷却する。そして、ケージミルなどを備える仕上げ粉砕装置を用いて、自然冷却後のガラス片をさらに細かく仕上げ粉砕することにより、所望の粒度のガラス粉末を作製していた。
ところで、近年、ガラス粉末の利用分野は益々広がり、ガラス粉末の生産性の向上を図るための技術が求められている。
このような状況下において、ガラス粉末の生産性の向上を図るための一手段として、例えば、粗粉砕を行う粗粉砕装置の排出口と、仕上げ粉砕を行う仕上げ粉砕装置の投入口とを直接的に接続することが考えられる。
特開平10−230178号公報
前述したように、前記粗粉砕装置および仕上げ粉砕装置を直接的に接続することとすれば、例えば、ガラス融液から成形された400[℃]程度のガラスフィルムを、粗粉砕装置によって粗粉砕した後、ドラム缶などの容器に一旦集めて仕上げ粉砕装置まで運搬して投入する手間が省けるため、ガラス粉末の生産性を大幅に向上させることが可能となる。
しかしながら、ケージミルを備える仕上げ粉砕装置の耐熱温度は80[℃]程度と低いため、粗粉砕装置によって粗破砕された直後のガラス片を、直ちに仕上げ粉砕装置に投入すると、ガラス片の熱の影響によって目詰まり等が生じたり、仕上げ粉砕装置が破損したり、所望の粒度のガラス粉末が得られなかったり、または所望の粒度のガラス粉末を得るのに長時間かかったりするなどの問題があった。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであり、ガラスフィルムを粉砕して所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、高い生産性をもって、所望の粒度のガラス粉末を得ることが可能なガラス粉砕方法を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明の請求項1に係るガラス粉砕方法は、ガラス融液より成形されたガラスフィルムを粉砕して、所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、ガラスフィルムを粗粉砕してガラス片を得る粗粉砕工程と、ケージミルによって前記ガラス片を粉砕し、所望の粒度のガラス粉末を得る仕上げ粉砕工程と、を備え、前記粗粉砕工程と前記仕上げ粉砕工程との間に、前記ガラス片を冷却しながら搬送する冷却搬送工程を有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係るガラス粉砕方法は、前記冷却搬送工程において、前記ガラス片は、冷却水を熱媒体にして冷却されることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るガラス粉砕方法は、前記冷却搬送工程において、前記ガラス片は、さらに冷却空気を熱媒体にして冷却されることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るガラス粉砕方法は、前記冷却搬送工程において、前記ガラス片は、一定の振動を付加されることにより搬送されることを特徴とする。
本発明の請求項5に係るガラス粉砕方法は、前記粗粉砕工程は、ガラスフィルムを粗粉砕して任意の大きさのガラス片を得る第一粗粉砕工程と、該第一粗粉砕工程によって得たガラス片をさらに粗粉砕して、前記第一粗粉砕工程にて得られたガラス片よりも小さいガラス片を形成する第二粗粉砕工程と、により構成されることを特徴とする。
本発明の請求項6に係るガラス粉砕方法は、前記粗粉砕工程において、前記第一粗粉砕工程は、インペラクラッシャーによって行われ、且つ前記第二粗粉砕工程は、二軸破砕刃によって行われ、前記二軸破砕刃は、複数の粉砕刃およびカラーが交互に貫装された二本の回転軸を平行に並設して構成され、一方の回転軸上の粉砕刃およびカラーは、他方の回転軸上のカラーおよび粉砕刃と、それぞれ対向して配置されることを特徴とする。
本発明の請求項7に係るガラス粉砕方法は、前記粗粉砕工程の上流側において、前記ガラスフィルムに水を噴霧することを特徴とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明の請求項1に係るガラス粉砕方法によれば、粗粉砕工程によって形成された高温のガラス片を、冷却搬送工程によって、仕上げ粉砕工程へと搬送しながら、該仕上げ粉砕工程のケージミルの耐熱温度以下にまで冷却することができる。
従って、従来のように、例えば、粗粉砕工程によって形成された高温のガラス片を、ドラム缶などに貯溜して一旦放置して所定の温度にまで自然冷却した後、改めて仕上げ粉砕工程へと搬送するような必要はなく、直ちに、粗粉砕工程から仕上げ粉砕工程へとガラス片を連続的に投入することができるため、高い生産性をもって、所望の粒度のガラス粉末を得ることができる。
本発明の請求項2に係るガラス粉砕方法によれば、例えば空気等に比べて比熱の大きな冷却水を熱媒体として用いることで、より効率的にガラス片を冷却することができる。
本発明の請求項3に係るガラス粉砕方法によれば、さらに冷却空気を熱媒体として追加的に用いることで、より効率的にガラス片を冷却することができる。
本発明の請求項4に係るガラス粉砕方法によれば、ガラス片の一つ一つに対して振動を付加させ、効率的にこれらのガラス片を冷却搬送することができる。
本発明の請求項5に係るガラス粉砕方法によれば、第一粗粉砕工程および第二粗粉砕工程によって、ガラスフィルムを徐々に細かく粗粉砕することから、各工程において粉砕作業に要する負荷を少なくすることができ、粗粉砕作業全体における粉砕能力の向上を図ることができる。
本発明の請求項6に係るガラス粉砕方法によれば、第二粗粉砕工程において、一方の回転軸上の粉砕刃と、他方の回転軸上において該粉砕刃と対向するカラーと(または、一方の回転軸上のカラーと、他方の回転軸上において該カラーと対向する粉砕刃と)の間に噛み込むことによって、さらに細かくガラス片を粗粉砕することができる。
本発明の請求項7に係るガラス粉砕方法によれば、ガラス融液より成形された直後のガラスフィルムに対して、粗粉砕工程に供給される以前に、予め噴霧された水によって熱衝撃を加えることが可能となり、第一粉砕工程においては、高出力な運転を伴うことなく、より容易にインペラクラッシャーによってガラスフィルムの粗粉砕を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るガラス粉砕装置の全体的な構成を示した一部断面正面図。 第一粉砕装置の構成を示した断面正面図。 第一粉砕装置の構成を示した断面側面図。 第一粉砕装置の構成を示した図であって、図3中の矢視Cの方向から見た断面平面図。 冷却搬送装置の構成を示した正面図。 冷却搬送装置の構成を示した図であって、(a)は搬送方向上流側から見た側面図、(b)は図5中の矢視Dの方向から見た断面側面図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
[ガラス粉砕方法]
先ず、本実施形態によって具現化されるガラス粉砕方法について、図1を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1の上下方向をガラス粉砕装置1の上下方向と規定して記述する。
本発明に係るガラス粉砕方法は、ガラス融液Gmより成形された直後のガラスフィルムGfを粉砕して、所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、ガラスフィルムGfを粗粉砕してガラス片Gcを形成する粗粉砕工程と、前記ガラス片Gcを所望の粒度にまで仕上げ粉砕する仕上げ粉砕工程と、を連続的且つ順に行うことで、ガラスフィルムGfを徐々に細かなガラス片Gcへと粉砕していき、所望の粒度のガラス粉末を得るための方法である。
ここで、本発明に係るガラス粉砕方法は、後述するガラス粉砕装置1によって具現化される。
そして、ガラス粉砕装置1は、粗粉砕工程を行う第一粉砕装置10と、仕上げ粉砕工程を行う第二粉砕装置20とが、前記粗粉砕工程から前記仕上げ粉砕工程に向かってガラス片Gcを冷却しながら搬送する冷却搬送工程を行う冷却搬送装置30を介して、互いに連結された構成となっている。
つまり、本実施形態におけるガラス粉砕装置1においては、第一粉砕装置10によって粗粉砕された高温状態のガラス片Gcを、冷却搬送装置30によって、第二粉砕装置20の耐熱温度以下にまで冷却することによって、ガラス片Gcを、第一粉砕装置10、第二粉砕装置20と連続的且つ順に投入していくことを可能とし、ひいては、高い生産性をもって、所望の粒度のガラス粉末を得ることを可能としている。
[ガラス粉砕装置1]
次に、ガラス粉砕装置1の全体的な構成について、図1を用いて説明する。
ガラス粉砕装置1は、主に、ガラス溶融炉40、ロール成形機50、第一シュート60、第一粉砕装置10、第二シュート70、冷却搬送装置30、および第二粉砕装置20などにより構成される。
ガラス溶融炉40は、ガラス原料を溶融してガラス融液Gmを生成するためのものである。
ガラス溶融炉40によって生成されたガラス融液Gmは、ロール成形機50へと供給される。
次に、ロール成形機50について説明する。
ロール成形機50は、ガラス溶融炉40から供給されるガラス融液Gmより、ガラスフィルムGfを成形するための装置である。
ロール成形機50は、ガラス溶融炉40において、ガラス融液Gmの搬送方向(図1中における矢印Aの方向)下流側に配置される。
また、ロール成形機50には、互いに平行に配設される一対の圧延ロール51・51が備えられる。
そして、ガラス溶融炉40より供給されたガラス融液Gmが、これらの圧延ロール51・51の間隙を通過しながら圧延されることにより、ガラスフィルムGfが成形される。
次に、第一シュート60について説明する。
第一シュート60は、ロール成形機50によって成形されたガラスフィルムGfを、第一粉砕装置10へと搬送するためのものである。
第一シュート60の入口部61は、ロール成形機50の排出口(図示せず)と連通される。また、第一シュート60の出口部62は、第一粉砕装置10の投入口(より具体的には、上段粉砕部10Aの投入口13a1)と連通される。
そして、ロール成形機50によって成形されたガラスフィルムGfは、直ちに第一シュート60内へと導かれ、第一粉砕装置10へと搬送される。
次に、第一粉砕装置10について説明する。
第一粉砕装置10は、第一シュート60によって搬送されてきたガラスフィルムGfを粗粉砕して粒状のガラス片Gcを形成する、粗粉砕工程を行うための装置である。
第一粉砕装置10は、ガラスフィルムGfを粗粉砕して任意の大きさのガラス片Gc(以下、適宜「一次ガラス片Gc1」と記載)を形成する第一粗粉砕工程を行う上段粉砕部10Aと、上段粉砕部10Aの直下に設けられ、上段粉砕部10Aによって形成された一次ガラス片Gc1をさらに粗粉砕して、一次ガラス片Gc1よりも小さいガラス片(以下、適宜「二次ガラス片Gc2」と記載)を形成する第二粗粉砕工程を行う下段粉砕部10Bと、の二段構造によって構成される。
また、上段粉砕部10Aにはインペラクラッシャー11が備えられるとともに、下段粉砕部10Bには二軸破砕刃12が備えられ、これらのインペラクラッシャー11および二軸破砕刃12は、互いに上下方向に並設される。
そして、第一粉砕装置10に投入されたガラスフィルムGfは、先ず、インペラクラッシャー11によって、一次ガラス片Gc1に粗粉砕され、その後、二軸破砕刃12によって、一次ガラス片Gc1に比べてさらに小さい二次ガラス片Gc2へと粗粉砕される。
ところで、前述したロール成形機50における一対の圧延ロール51・51の下流側(ガラス融液Gmの搬送方向の下流側)には、水噴霧ノズル52が配設されている。
そして、一対の圧延ロール51・51より繰り出された直後の、高温状態にあるガラスフィルムGfに対して、水噴霧ノズル52より水が噴霧される。
換言すると、粗粉砕工程を行う第一粉砕装置10の上流側において、圧延ロール51・51によって成形された直後のガラスフィルムGfに対して、水噴霧ノズル52より水が噴霧される。
このように、ガラスフィルムGfは、インペラクラッシャー11に供給される以前に、予め噴霧された水によって熱衝撃を加えられクラックが入ることから、第一粉砕装置10においては、高出力な運転を伴うことなく、より容易にガラスフィルムGfの粗粉砕を行うことができる。
なお、水噴霧ノズル52によって噴霧される水の噴霧水量は、0.1[L/h]以上であって、ガラスフィルムGfに付着した水滴が全て蒸発し、且つガラスフィルムGfの温度が500[℃]以下にまで冷却されることが好ましい。
また、本実施形態においては、第一シュート60の内部においても、図示せぬ複数の水噴霧ノズルが配設されており、第一シュート60内を通過するガラスフィルムGfに対して常に水が噴霧され、より確実にガラスフィルムGfに熱衝撃が加えられクラックが入るとともに、ガラスフィルムGfの冷却が行われる構成となっている。
次に、第二シュート70について説明する。
第二シュート70は、第一粉砕装置10によって粗粉砕されたガラス片Gcを、冷却搬送装置30へと搬送するためのものである。
第二シュート70の入口部71は、第一粉砕装置10の排出口(より具体的には、下段粉砕部10Bの排出口13b2)と連通される。また、第二シュート70の出口部72は、冷却搬送装置30の投入口31aと連通される。
そして、第一粉砕装置10によって粗粉砕されたガラス塊Gcは、直ちに第二シュート70内へと導かれ、冷却搬送装置30へと搬送される。
次に、冷却搬送装置30について説明する。
冷却搬送装置30は、第二シュート70によって搬送されてきたガラス片Gcを、第二粉砕装置20の耐熱温度(約80[℃])以下にまで冷却しながら、第二粉砕装置20へと搬送する、冷却搬送工程を行うための装置である。
冷却搬送装置30は、蓋体31や、蓋体31によって開口された上面を塞がれるとともに、ガラス片Gcの搬送方向(図1中における矢印Bの方向)に沿って延出するトラフ32や、トラフ32に微振動を与える複数の振動発生装置33・33・33などにより構成される。
トラフ32の両側面および底面には、水冷式の冷却構造(水冷ジャケット)が構成される。
また、蓋体31には、複数のエアノズル34・34・・・が、トラフ32の内部に向けて貫設される。
そして、第二シュート70によって搬送されてきたガラス片Gcは、トラフ32の両側面および底面を介して冷却され、また、複数のエアノズル34・34・・・より噴出される冷却エアによって冷却されながら、微振動するトラフ32によって、第二粉砕装置20へと搬送される。
次に、第二粉砕装置20について説明する。
第二粉砕装置20は、冷却搬送装置30によって搬送されてきたガラス片Gcを仕上げ粉砕して所望の粒度のガラス粉末を形成する、仕上げ粉砕工程を行うための装置である。
第二粉砕装置20は、所謂既知のケージミルとして構成される。
具体的には、第二粉砕装置20には、軸心方向を水平方向とする第一粉砕ケージ21と、第一粉砕ケージ21と同軸上且つ第一粉砕ケージ21と対向して配設される第二粉砕ケージ22とが備えられる。
第一粉砕ケージ21は、軸心方向を水平方向とする円形状の第一側板21aや、第一側板21aの周縁に沿って、一定間隔を有しつつ第二粉砕ケージ22側に向かって垂設される複数の第一粉砕ピン21b・21b・・・などにより構成される。
一方、第二粉砕ケージ22は、第一側板21aと同軸上、且つ対向して配置される円形状の第二側板22aや、第二側板22aの周縁に沿って、一定間隔を有しつつ第一粉砕ケージ21側に向かって垂設される複数の第二粉砕ピン22b・22b・・・などにより構成される。
なお、第二側板22aの半径寸法は、第一側板21aの半径寸法に比べて、少なくとも第二粉砕ピン22bの直径寸法分だけ大きくなるように設定されている。
そして、これらの第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22には、軸心を中心とする回転駆動を行うための駆動機構部が各々連結されており、該駆動機構部によって、第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22は、互いに反転する方向に回転駆動される。
また、第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22の上方には、ガラス片Gcを投入するための投入口23が設けられ、投入口23に投入されたガラス片Gcは、第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22の間隙に導かれるようになっている。
このような構成からなる第二粉砕装置20において、冷却搬送装置30によって搬送されてきたガラス片Gcは、投入口23を介して、互いに反転する方向に回転駆動される第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22の間隙に投入される。
その結果、ガラス片Gcは、第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22の間で掻き混ぜられながら徐々に第一粉砕ピン21bおよび第二粉砕ピン22bによって粉砕され、所望の粒度のガラス粉末に成形される。
ところで、第一粉砕ケージ21および第二粉砕ケージ22において、第一粉砕ピン21bおよび第二粉砕ピン72aは、アルミナ(酸化アルミニウム)によって成形されている。
また、これらの第一粉砕ピン21bおよび第二粉砕ピン22bの、第一側板21aおよび第二側板22aへの各々の固設手段としては、主に樹脂製の接着剤が用いられる。
そのため、樹脂製の接着剤は、略80[℃]以上の高温状態になると軟化してしまうことから、これらの第一粉砕ピン21bおよび第二粉砕ピン22bの脱落等を避けるためにも、第二粉砕装置20の耐熱温度は、約80[℃]に規定されている。
以上のように、ガラス粉砕装置1において、ガラス溶融炉40によって溶融されたガラス融液Gmが、ロール成形機50によってガラスフィルムGfに成形され、その後、ガラスフィルムGfが、第一粉砕装置10、第二粉砕装置20と順に送られながら、徐々に細かく粉砕されることにより、所望の粒度のガラス粉末は成形される。
[第一粉砕装置10]
次に、第一粉砕装置10の構成について、図2乃至図4を用いて詳述する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図2および図3の上下方向を第一粉砕装置10の上下方向と規定して記述する。
第一粉砕装置10は、図2に示すように、上段側に配設される上段粉砕部10Aと、上段粉砕部10Aの下段側に配設される下段粉砕部10Bとにより構成される。
上段粉砕部10Aは上部筐体13Aを備え、上部筐体13Aの内部にはインペラクラッシャー11が配設される。
インペラクラッシャー11は、図3に示すように、水平方向に延出する回転軸11aや、回転軸11aによって貫設される複数のハンマー11b・11b・・・などにより構成される。
各ハンマー11bは、例えば、ボス部11cや、ボス部11cの外周面において放射状に延設される複数のアーム部11d・11dや、各アーム部11dの延出端部に固設されるブロック状の当接部11eなどにより構成される。
なお、本実施形態においては、例えば、二本のアーム部11d・11dが、ボス部11cの外周面において一直線状に延設されている。
そして、複数のハンマー11b・11b・・・は、各々同軸上且つ水平方向に並設されるとともに、ボス部11c・11c・・・を介して、回転軸11aに貫設されている。
この際、これら複数のハンマー11b・11b・・・の配置姿勢については、少なくとも互いに隣り合うハンマー11b・11bが、軸心を中心にして角度を幾分か(本実施形態においては、90°)ずらした姿勢で配置される。
回転軸11aの両端部は、上部筐体13Aの外部へと突出され、上部筐体13Aの外側面に固設される軸受14A・14Aによって、回転可能に支持される。
また、回転軸11aの一端部は、駆動モータ15Aと連結される。
そして、駆動モータ15Aによって、回転軸11aが軸心を中心にして回転されることにより、複数のハンマー11b・11b・・・は、回転軸11aの軸心を中心にして回転される。
ところで、上部筐体13Aの上面において、インペラクラッシャー11の上方には、ガラスフィルムGf(図1を参照)を投入するための投入口13a1が開口されている。
また、上部筐体13Aの下面において、インペラクラッシャー11の下方には、一次ガラス片Gc1(図1を参照)を排出するための排出口13a2が開口されている。
このような構成からなる上段粉砕部10Aにおいて、ロール成形機50(図1を参照)によって成形されたガラスフィルムGfが、投入口13a1を介して上部筐体13Aの内部に投入されると、ガラスフィルムGfは、回転軸11aとともに回転する複数のハンマー11b・11b・・・によって直ちに叩き割られて、一次ガラス片Gc1に粗粉砕される。
そして、粗粉砕された一次ガラス片Gc1は、落下しながら排出口13a2を介して、下段粉砕部10Bへと搬送される。
なお、ガラスフィルムGfを粗粉砕する際の、複数のハンマー11b・11b・・・の回転速度は、400[rpm]以上であることが好ましく、形成される一次ガラス片Gc1の大きさは、100[mm]以下であることが好ましい。
また、本実施形態においては、上部筐体13Aの内側面を、耐火物16によって被覆することとしており、高温状態にあるガラスフィルムGfに対する防火対策が施されている。
次に、下段粉砕部10Bについて説明する。
下段粉砕部10Bは下部筐体13Bを備え、下部筐体13Bの内部には二軸破砕刃12が配設される。
二軸破砕刃12は、図4に示すように、水平方向に延出しつつ互いに平行に配設される一対の回転軸12a・12aや、各回転軸12aによって貫設される複数の粉砕刃12b・12b・・・およびカラー12c・12c・・・などにより構成される。
各粉砕刃12bは、例えば、図2に示すように、円盤形状のボス部12dや、ボス部12dの外周面に沿って設けられる複数の山形刃12e・12e・・・などにより構成される。
また、カラー12cは、中空状の円盤形状に形成され、その厚み寸法は、粉砕刃12b(より具体的には、山形刃12e)の厚み寸法と略同程度に設定されている。
そして、図4に示すように、複数の粉砕刃12b・12b・・・およびカラー12c・12c・・・は、交互に回転軸12aに貫装されており、複数の粉砕刃12b・12b・・・およびカラー12c・12c・・・が貫装された二本の回転軸12a・12aを、水平方向に平行に並設することにより、二軸破砕刃12が構成されている。
つまり、互いに平行に配設される一対の回転軸12a・12aにおいて、各回転軸12aには、粉砕刃12b、カラー12c、粉砕刃12b、カラー12c、粉砕刃12b、・・・が、交互に同軸上に配設される。
ここで、一方の回転軸12aに貫設される複数の粉砕刃12b・12b・・・は、他方の回転軸12aに貫設される複数のカラー12c・12c・・・と対向するようにして配置される。
また、一方の回転軸12aに貫設される複数のカラー12c・12c・・・は、他方の回転軸12aに貫設される複数の粉砕刃12b・12b・・・と対向するようにして配置される。
そして、一方の回転軸12a上に配置される、互いに隣り合う粉砕刃12b・12bの間に、他方の回転軸12a上の粉砕刃12bの山形刃12e(図2を参照)が、入り込むように配置されている。
また、他方の回転軸12a上に配置される、互いに隣り合う粉砕刃12b・12bの間に、一方の回転軸12a上の粉砕刃12bの山形刃12eが、入り込むように配置されている。
各回転軸12aの両端部は、下部筐体13Bの外部へと突出され、下部筐体13Bの外側面に固設される軸受14B・14Bによって、回転可能に支持される。
また、回転軸12aの一端部は、駆動モータ15Bと連結される。
そして、駆動モータ15Bによって、回転軸12aが軸心を中心にして回転されることにより、複数の粉砕刃12b・12b・・・は、回転軸12aの軸心を中心にして回転される。
この際、図2に示すように、各々の回転軸12a・12aは、互いに相反する方向に回転される。
具体的には、本実施形態においては、軸心方向からみて右側に配設される回転軸12a(図2における回転軸12a1)は、反時計回り方向(図2における矢印X2の方向)に回転される一方、軸心方向からみて左側に配設される回転軸12a(図2における回転軸12a2)は、時計回り方向(図2における矢印X1の方向)に回転される。
つまり、一対の回転軸12a・12aの間隙において、各回転軸12aは、上方から下方に向かって各々回転される。
ところで、下部筐体13Bの上面において、二軸破砕刃12の上方には、一次ガラス片Gc1(図1を参照)を投入するための投入口13b1が開口されている。
また、下部筐体13Bの下面において、二軸破砕刃12の下方には、二次ガラス片Gc2(図1を参照)を排出するための排出口13b2が開口されている。
なお、投入口13b1は、上部筐体13A下面の排出口13a2と略同一の形状からなり、これらの投入口13b1と排出口13a2とが合致することによって、上部筐体13Aの内部と下部筐体13Bの内部とが連通される。
そして、上段粉砕部10Aにおいて粗粉砕された一次ガラス片Gc1は、排出口13a2、投入口13b1と順に通過して、下部筐体13B内の二軸破砕刃12の上部に落下する。
この際、前述したように、一対の回転軸12a・12aは、その間隙において、上方から下方に向かって各々回転されており、これらの回転軸12a・12a上に配設される複数の粉砕刃12b・12b・・・の回転に伴って、落下してきた一次ガラス片Gc1が、下方に向かって巻き込まれる。
これにより、一次ガラス片Gc1は、各粉砕刃12bの山形刃12eと、該粉砕刃12bと対向するカラー12cの外周面との間において噛み込まれ、さらに細かな二次ガラス片Gc2に粗粉砕される。
そして、粗粉砕された二次ガラス片Gc2は、落下しながら排出口13b2を通じて、冷却搬送装置30へと搬送される。
なお、一次ガラス片Gc1を粗粉砕する際の、複数の粉砕刃12b・12b・・・を貫設する一対の回転軸12a・12aの回転速度は、1200[rpm]以上であることが好ましく、形成される二次ガラス片Gc2の大きさは、20[mm]以下であることが好ましい。
[冷却搬送装置30]
次に、冷却搬送装置30の構成について、図1、図5および図6を用いて詳述する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図5および図6の上下方向を冷却搬送装置30の上下方向と規定して記述する。
冷却搬送装置30は、図5に示すように、トラフ32や蓋体31などにより構成される。
トラフ32は、冷却搬送装置30の躯体となるものである。
トラフ32は、例えば、上面が開口された直方体状の箱体形状に形成され、水平方向に延出して配設される。
具体的には、図1に示すように、例えば、トラフ32は、その延出方向の一方側(図1中における矢印Bとの対向方向側)の端部が、第一粉砕装置10の下方に位置するとともに、その延出方向の他方側(図1中における矢印Bの方向側)の端部が、第二粉砕装置20の上方に位置するようにして配設される。
そして、トラフ32の一方側の端部においては、後述する蓋体31の投入口31aが配置されており、投入口31aが第二シュート70と連結されることにより、冷却搬送装置30は、第二シュート70を介して第一粉砕装置10と連結される。
また、トラフ32の他方側の端部においては、トラフ32の内部と連通する排出口32aが底面より垂設されており、排出口32aが投入口23と連結されることにより、冷却搬送装置30は、第二粉砕装置20と連結される。
なお、トラフ32の下面には、トラフ32に微振動を与える複数(本実施形態においては三基)の振動発生装置33・33・33が配設されており、前記微振動によって、トラフ32内への投入物(本実施形態においては、ガラス片Gc)が、所定の方向に搬送されるようになっている。つまり、冷却搬送工程を行う冷却搬送装置30において、ガラス片Gcは、一定の振動を付与されることにより、粗粉砕工程を行う第一粉砕装置10から、仕上げ粉砕工程を行う第二粉砕装置20に向かって搬送される。
トラフ32の両側面および底面には、水冷ジャケットが構成されている。
具体的には、図6(b)に示すように、例えば、本実施形態におけるトラフ32においては、断面視にて垂直方向に延出する矩形状の中空部材によって、一対の側面部32b・32bが各々形成される。
また、断面視にて水平方向に延出する矩形状の中空部材によって、一対の底面部32c・32cが各々形成される。
さらに、断面視において、各側面部32bの下端部と、各底面部32cの一側端部とが固設されるとともに、一対の底面部32c・32cが各々の他側端部を介して突き合わされて固設される。
なお、側面部32bと、該側面部32bの下端部と固設される底面部32cとは、図示せぬ開口部等を介して、互いに連通されている。
そして、互いに連通される側面部32bおよび底面部32cの内部には、連続する長尺の冷却水管路32dが埋設される。
なお、冷却水管路32dの一端部は、図5および図6(a)に示す、トラフ32の一方側の延出端面32eに貫設される給水口32fと連通される。また、冷却水管路32dの他端部は、トラフ32の側面部32bに貫設される排水口32gと連通される。
以上のような構成からなるトラフ32において、給水口32fには、常に冷却水が供給され、供給された冷却水は、冷却水管路32dを循環した後、排水口32gを介してトラフ32の外部に排出される。
これにより、トラフ32の側面部32bおよび底面部32cを介して、トラフ32の内部が冷却される。つまり、冷却搬送工程を行う冷却搬送装置30において、ガラス片Gcは、トラフ32に内装される冷却水管路32dを循環する冷却水を熱媒体にして冷却される。
なお、トラフ32の側面部32bおよび底面部32cを介してガラス片Gcを冷却する際の、給水口32fに供給される冷却水の温度は、40[℃]以下であることが好ましく、また、排水口32gより排出される冷却水の温度も、40[℃]以下であることが好ましい。
蓋体31は、トラフ32の開口された上面を閉塞するためのものであり、トラフ32の上面に着脱可能に載置されている。
蓋体31の一方側の端部には、中空部材からなる投入口31aが貫設される。また、図5に示すように、蓋体31によってトラフ32が閉塞された状態において、投入口31aは、トラフ32の内部と連通される。
一方、蓋体31の他方側の端部には、ダクト31bが貫設される。また、投入口31aと同様に、蓋体31によってトラフ32が閉塞された状態において、ダクト31bは、トラフ32の内部と連通される。
さらに、蓋体31において、投入口31aおよびダクト31bの間には、複数のエアノズル34・34・・・が、蓋体31の延出方向に沿って配置され、且つ貫設される。また、蓋体31によってトラフ32が閉塞された状態において、これらのエアノズル34・34・・・の噴出口は、トラフ32の内部に向けられる。
以上のような構成からなる蓋体31を備えた冷却搬送装置30において、複数のエアノズル34・34・・・からは、常に圧縮エアがトラフ32の内部に向かって噴出されるとともに、トラフ32の内部に滞留する空気が、ダクト31bを介してトラフ32の外部に排気される。
これにより、各エアノズル34より噴出された低温の圧縮エアが、トラフ32の内部において循環され、トラフ32の内部が冷却される。つまり、冷却搬送工程を行う冷却搬送装置30において、ガラス片Gcは、前述した冷却水管路32dを循環する冷却水に加えてさらに、蓋体31に貫設されるエアノズル34より噴出される圧縮エア(冷却空気)を熱媒体にして冷却される。
以上のような構成からなる冷却搬送装置30において、投入口31aを介して、第二シュート70よりトラフ32の内部に投入されたガラス片Gc(より具体的には、二次ガラス片Gc2)は、トラフ32の微振動によって、排出口32aに向かって搬送される。
この際、ガラス片Gcは、水冷ジャケットからなる冷却構造を有したトラフ32の側面部32bおよび底面部32c、およびエアノズル34より噴出される圧縮エアによって、強制的に冷却される。
そして、ガラス片Gcは、排出口32aに到達するまでに、所定の温度(即ち、第二粉砕装置20の耐熱温度)以下にまで冷却され、排出口32aを介して、第二粉砕装置20へと供給される。
10 第一粉砕装置
10A 上段粉砕部
10B 下段粉砕部
12 二軸破砕刃
12a 回転軸
12b 粉砕刃
12c カラー
20 第二粉砕装置
30 冷却搬送装置
32 トラフ
32d 冷却水管路
31 蓋体
34 エアノズル
51 圧延ロール
52 水噴霧ノズル
Gc ガラス片
Gc1 一次ガラス片
Gc2 二次ガラス片
Gf ガラスフィルム
Gm ガラス融液

Claims (7)

  1. ガラス融液より成形されたガラスフィルムを粉砕して、所望の粒度のガラス粉末を得る際のガラス粉砕方法であって、
    ガラスフィルムを粗粉砕してガラス片を得る粗粉砕工程と、
    ケージミルによって前記ガラス片を粉砕し、所望の粒度のガラス粉末を得る仕上げ粉砕工程と、
    を備え、
    前記粗粉砕工程と前記仕上げ粉砕工程との間に、前記ガラス片を冷却しながら搬送する冷却搬送工程を有する、
    ことを特徴とするガラス粉砕方法。
  2. 前記冷却搬送工程において、
    前記ガラス片は、冷却水を熱媒体にして冷却される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のガラス粉砕方法。
  3. 前記冷却搬送工程において、
    前記ガラス片は、さらに冷却空気を熱媒体にして冷却される、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のガラス粉砕方法。
  4. 前記冷却搬送工程において、
    前記ガラス片は、一定の振動を付加されることにより搬送される、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のガラス粉砕方法。
  5. 前記粗粉砕工程は、
    ガラスフィルムを粗粉砕して任意の大きさのガラス片を得る第一粗粉砕工程と、
    該第一粗粉砕工程によって得たガラス片をさらに粗粉砕して、前記第一粗粉砕工程にて得られたガラス片よりも小さいガラス片を得る第二粗粉砕工程と、
    により構成される、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のガラス粉砕方法。
  6. 前記粗粉砕工程において、
    前記第一粗粉砕工程は、インペラクラッシャーによって行われ、且つ
    前記第二粗粉砕工程は、二軸破砕刃によって行われ、
    前記二軸破砕刃は、複数の粉砕刃およびカラーが交互に貫装された二本の回転軸を平行に並設して構成され、
    一方の回転軸上の粉砕刃およびカラーは、他方の回転軸上のカラーおよび粉砕刃と、それぞれ対向して配置される、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のガラス粉砕方法。
  7. 前記粗粉砕工程の上流側において、
    前記ガラスフィルムに水を噴霧する、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のガラス粉砕方法。
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