JP2015138511A - 作図装置及び作図方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の設計において、設計変更に伴う図面の変更を容易にする。
【解決手段】作図装置は、図面寸法対応データベース12と、寸法計算部2と、自動作図部3とを具備する。図面寸法対応データベース12は、複数の図面に関する情報と、複数の寸法に関する情報とを関連付けて記憶する。寸法計算部2は、複数の寸法のうちの一部の寸法を示す入力値23に基づいて、図面寸法対応データベース12に含まれる寸法同士の関係を参照して、複数の寸法のうちの残りの寸法を算出する。自動作図部3は、入力値23と残りの寸法とに基づいて、寸法の変更された複数の図面を生成する。入力値23と前の入力値21とに基づいて、図面寸法対応データベース12を参照して、寸法の変更された箇所を抽出する検図管理部4を更に具備して、検図を容易にしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、作図装置及び作図方法に関し、特に複数の図面を取り扱う作図装置及び作図方法に関する。
蒸気タービンのような多数の部品を用いる装置の設計では、設計に関する計算を実施し、その計算結果を反映した寸法値に基づいて、部位ごと、部品ごとに図面を作成する。このような装置では、装置ごとに要求される仕様が異なる。そのため、基本構造が既存の装置と同じであっても、装置ごとに寸法値を決定し、図面を作成している。
関連する技術として特開2005−310061号公報に、自動設計システム、自動設計方法、および自動設計プログラムが開示されている。この自動設計システムは、自動設計手段と、作図情報作成手段と、画像表示手段と、属性変更手段とを備えている。自動設計手段は、製品の自動設計に要求される入力値情報に基づいて、計算式を含む出力値算出情報に従い出力値情報を算出する。作図情報作成手段は、前記入力値情報、前記出力値情報、および前記入力値情報と前記出力値情報に基づく形状を示す図面を表示するための作図情報を作成する。画像表示手段は、前記作図情報に基づいて図面を表示する。属性変更手段は、前記画像表示手段により表示される図面における前記入力値情報の表示態様を他の情報の表示態様と異ならせて識別可能となるように表示属性を変更する。
また、特開2012−48354号公報に作図装置、作図方法およびプログラムが開示されている。この作図装置は、パラメータ値取得部と、部品決定部と、組み合わせ図面データ生成部とを具備している。パラメータ値取得部は、値を入力可能なパラメータを含むテンプレート図形データの前記パラメータに入力されるパラメータ値を取得する。部品決定部は、前記テンプレート図形データの示すテンプレート図形に組み合わせる部品図形の種類および個数と各部品図形の寸法とを、前記パラメータ値を用いて求め、求めた前記部品図形の種類及び個数に基づいて各部品図形を示す部品図形データを選択し、選択した部品図形データに前記部品図形の寸法を当てはめて各部品図形を確定させる。組み合わせ図面データ生成部は、前記テンプレート図形に前記確定させた部品図形を組み合わせた組み合わせ図面のデータを生成する。
特開2005−310061号公報 特開2012−48354号公報
上記のような装置の設計では、要求される機能(例:蒸気タービンの場合、蒸気量、温度条件など)に対応して、仕様が変更される場合がある。その場合、装置の設計変更を行う必要がある。そのため、設計変更の範囲の管理作業や、図面の変更作業や、図面の検図作業が膨大に発生する。例えば、複数の部品に共通する寸法値があるなど、一つの部品の寸法値の変更が、他の部品の寸法値の変更に関連している場合がある。その場合、設計変更で新たに算出した寸法値を、関連する複数の部品の寸法に正しく反映させる必要がある。加えて、複数の部品の寸法に設計変更後の寸法値を正しく反映できているかを、複数の部品の関連性を考慮しながら検図する必要がある。更に、検図のときに寸法値の修正が発生した場合、修正を必要とする図面の把握や再度の検図にかかる手間も膨大となる。このように、寸法値の変更や検図において、複数の部品間の関連性を正しく認識して作業をする必要があり、設計変更や検図が煩雑になる。そのため、これらの作業の実行に関しては、作業の熟練が必要となる。また、引き合い時に要求される機能に合わせた図面の変更箇所が多数ある場合、図面修正に時間がかかり、商談対応が停滞する場合も考えらえる。
本発明の目的は、装置の設計において、設計変更に伴う図面の変更を容易にする作図装置及び作図方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、装置の設計において、設計変更に伴う図面の検図を容易にする作図装置及び作図方法を提供することにある。
この発明のこれらの目的とそれ以外の目的と利益とは以下の説明と添付図面とによって容易に確認することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の1つの観点において、作図装置は、図面寸法対応データベース(12)と、寸法計算部(2)と、自動作図部(3)とを具備している。図面寸法対応データベース(12)は、複数の図面に関する情報と、複数の寸法に関する情報とを関連付けて記憶している。寸法計算部(2)は、複数の寸法のうちの一部の寸法を示す入力値(23)に基づいて、図面寸法対応データベース(12)の複数の寸法に関する情報に含まれる寸法同士の関係を参照して、複数の寸法のうちの残りの寸法を算出する。自動作図部(3)は、入力値(23)と残りの寸法とに基づいて、寸法の変更された複数の図面を生成する。
上記の作図装置において、入力値(23)と、入力値(23)より前の入力値(21)とに基づいて、図面寸法対応データベース(12)を参照して、寸法の変更された複数の図面における変更箇所を抽出する検図管理部(4)を更に具備していてもよい。
上記の作図装置において、寸法の変更された複数の図面と寸法の変更される前の複数の図面とに基づいて、変更後の複数の図面における変更箇所を抽出する検図管理部(4)を更に具備していてもよい。
上記の作図装置において、検図管理部(4)は、図面寸法対応データベース(12)を参照して、変更箇所の寸法を、当該寸法を共有する他の寸法及び他の図面と関連付けて出力してもよい。
上記の作図装置において、寸法同士の関係は、入力値(23)に含まれる寸法から、入力値(23)に含まれない寸法を導き出す計算式を含んでいてもよい。
上記の作図装置において、図面寸法対応データベース(12)は、複数の図面に関する情報として、図面を特定する情報と、当該図面に含まれる寸法を特定する情報とを含んでいる。複数の寸法に関する情報として、寸法の描画を特定する情報と、寸法同士の関係とを含んでいる。
本発明の他の1つの観点では、複数の図面に関する情報と、複数の寸法に関する情報とを関連付けて記憶する図面寸法対応データベース(12)を備える作図装置を用いた作図方法である。この作図方法は、ステップ(S02)と、ステップ(S03)とを具備している。ステップ(S02)は、複数の寸法のうちの一部の寸法を示す入力値(23)に基づいて、図面寸法対応データベース(12)の複数の寸法に関する情報に含まれる寸法同士の関係を参照して、複数の寸法のうちの残りの寸法を算出する。ステップ(S03)は、入力値(23)と残りの寸法とに基づいて、寸法の変更された複数の図面を生成する。
上記の作図方法において、入力値(23)と、入力値(23)より前の入力値(21)とに基づいて、図面寸法対応データベース(12)を参照して、寸法の変更された複数の図面における変更箇所を抽出するステップ(S04)を更に具備していてもよい。
上記の作図方法において、寸法の変更された複数の図面と寸法の変更される前の複数の図面とに基づいて、変更後の複数の図面における変更箇所を抽出するステップ(S04)を更に具備していてもよい。
上記の作図方法において、変更箇所を抽出するステップ(S04)は、図面寸法対応データベース(12)を参照して、変更箇所の寸法を、当該寸法を共有する他の寸法及び他の図面と関連付けて出力するステップを備えていてもよい。
上記の作図方法において、寸法同士の関係は、入力値(23)に含まれる寸法から、入力値(23)に含まれない寸法を導き出す計算式を含んでいてもよい。
本発明の更に他の1つの観点において、プログラムは、上記各段落のいずれかに記載の作図方法をコンピュータに実行させる。
本発明により、装置の設計において、設計変更に伴う図面の変更を容易にする作図装置及び作図方法を提供することができる。また、本発明により、装置の設計において、設計変更に伴う図面の検図を容易にする作図装置及び作図方法を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る作図装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2Aは、図面と図面に用いる情報との関係の例を示す模式図である。 図2Bは、図面と図面に用いる情報との関係の例を示す模式図である。 図3は、図面寸法対応DBの構成の一例を示す表である。 図4は、入力値DBの構成の一例を示す表である。 図5Aは、自動作図部が生成する図面群の例を示す模式図である。 図5Bは、自動作図部が生成する図面群の例を示す模式図である。 図6は、検図管理部が抽出する検図箇所の例を示す模式図である。 図7は、実施の形態に係る作図装置の動作を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態に係る作図装置及び作図方法について、添付図面を参照して説明する。
本実施の形態に係る作図装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る作図装置の構成を示す機能ブロック図である。作図装置1は、入力値に基づいて、複数の図面を生成して表示し、複数の図面を変更・改訂して表示し、検図作業用に検図画面を表示する。
作図装置1は、コンピュータに例示される情報処理装置であり、図示されていないCPU(Central Processing Unit)と、記憶装置と、入力装置と、出力装置と、インターフェースとを備えている。CPU、記憶装置、入力装置、出力装置、およびインターフェースは、バスやケーブルにより互いに情報の送受信が可能に接続されている。記憶装置は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、記憶媒体を含んだ記憶媒体読取装置に例示される。入力装置は、タッチパネル、キーボード、およびマウスに例示される。出力装置は、ディスプレイやプリンタに例示される。インターフェースは、外部のコンピュータや記憶装置や記憶媒体読取装置などと有線や無線のネットワークを介して双方向通信可能に接続され、又は、接続可能である。
CPUは、例えば記憶媒体からHDDにインストールされたコンピュータプログラムをRAMに展開する。そして、展開されたコンピュータプログラムを実行して、必要に応じて記憶装置や入力装置や出力装置のようなハードウェアを制御しながら、当該コンピュータプログラムの情報処理を実現する。記憶装置は、コンピュータプログラムを記録し、CPUが利用する情報や生成する情報を記録する。入力装置は、ユーザに操作されることにより生成される情報をCPUや記憶装置に出力する。出力装置は、CPUにより生成された情報や記憶装置の情報をユーザに認識可能に出力する。
作図装置1は、寸法計算部2と、自動作図部3と、検図管理部4と、入力値データベース(DB)11と、図面寸法対応データベース(DB)12と、形状寸法対応データベース(DB)13と、図面データベース(DB)14と、検図データベース(DB)15とを具備している。これらの各構成は、コンピュータプログラム(ソフトウェア)、ハードウェア、又はコンピュータプログラムとハードウェアとの協働で実現される。
入力値データベース(DB)11は、ユーザが入力する、設計変更(改訂)された部品等の図面における寸法に関する情報(入力値)を、変更(改訂)ごとに、格納している。言い換えると、入力値DB11は、入力値として部品等の図面の変更(改訂)に関する情報と、寸法に関する情報とを関連付けて記憶している。例えば、入力値DB11は、入力値(Rev.1)21、入力値(Rev.1)22、入力値(Rev.2)23のような情報を記憶している。入力値(Rev.1)21は、部品等の図面1のリビジョン(改訂)番号1と、その寸法に関する情報とを関連付けている。入力値(Rev.1)22は、部品等の図面2のリビジョン番号1と、その寸法に関する情報とを関連付けている。入力値(Rev.2)23は、図面1のリビジョン番号2と、その寸法に関する情報とを関連付けている。
図面寸法対応データベース(DB)12は、機器や部品に関する図面(図面データ)における寸法間の関係を示す情報(図面寸法対応情報)を格納している。言い換えると、図面寸法対応DB12は、図面寸法対応情報として、機器や部品に関する図面に関する情報と、寸法同士の関係を含む寸法に関する情報とを関連付けて記憶している。例えば、図面寸法対応DB12は、使用寸法ID群31、使用寸法ID群32のような情報を記憶している。使用寸法ID群31は、図面1の図面に関する情報と、その寸法に関する情報とを関連付けている。使用寸法ID群32は、図面2の図面に関する情報と、その寸法に関する情報とを関連付けている。
寸法計算部2は、入力値DB11に入力された図面の寸法の値を変更する変更入力(入力値)に基づいて、図面寸法対応DB12の図面寸法対応情報を参照して、各図面における変更後の寸法を算出する。そして、各図面ごとに算出された寸法を自動作図部3へ出力する。例えば、寸法計算部2は、リビジョン番号1(Rev.1)の入力値(例:入力値21、22)に基づいて、図面寸法対応情報を参照して、各図面における変更後の寸法(Rev.1)を算出する。また、寸法計算部2は、リビジョン番号2(Rev.2)の入力値(例:入力値23)に基づいて、図面寸法対応情報を参照して、各図面における変更後の寸法(Rev.2)を算出する。
自動作図部3は、予め、部品等に関する図面(図面データ)における図形と寸法との関係を示す情報(形状寸法対応情報)を有している。自動作図部3は、図面ごとに算出された変更後の寸法に基づいて、形状寸法対応情報を参照して、変更を反映した各図面(図面データ)を生成する。そして、変更を反映した各図面(図面データ)を検図管理部4へ出力する。図面データベース(DB)14に格納してもよい。例えば、寸法計算部2が算出した変更後の寸法(Rev.1)に基づいて、形状寸法対応情報を参照して、図面群(Rev.1)51を生成する。また、寸法計算部2が算出した変更後の寸法(Rev.2)に基づいて、形状寸法対応情報を参照して、図面群(Rev.2)52を生成する。
また、自動作図部3は、形状寸法対応情報(図面1:形状寸法対応データ41、図面2:形状寸法対応データ42)を格納する形状寸法対応データベース(DB)13を有していてもよい。形状寸法対応DB13は、例えば、図面(図面データ)内に記載される図形と、その図形の複数の部分の寸法との関係を示す情報を格納している。ただし、自動作図部3は、形状寸法対応情報を、作図装置の他の構成や作図装置の外部の構成から受け取ってもよい。なお、自動作図部3は、同様の入力で同様の出力を行う機能を有していれば、この例に限定されず、従来知られた自動作図ソフトウェアを用いることができる。
検図管理部4は、入力値DB11に格納された今回の変更(改訂)の入力値と前回の変更(改訂)の入力値との比較に基づいて、図面寸法対応DB12を参照して、各図面での変更された箇所(検図箇所)を抽出する。そして、変更された箇所に関する情報(検図箇所情報)を、ユーザが確認可能となるように、出力装置に表示する。検図データベース(DB)15に格納してもよい。例えば、検図管理部4は、入力値DB11の入力値(Rev.2)と前回の変更(改訂)の入力値(Rev.1)との比較に基づいて、図面寸法対応DB12を参照して、各図面での検図箇所(Rev.1とRev.2との差分)を抽出する。なお、検図管理部4は、変更前の各図面(Rev.1)と変更後の各図面(Rev.2)とに基づいて、各図面での検図箇所を抽出してもよい。
図面データベース(DB)14は、自動作図部3が生成した、変更を反映した各図面(図面データ:図面群(Rev.1)51、図面群(Rev.2)52)を格納している。検図データベース(DB)15は、検図管理部4が抽出した、各図面での変更された箇所に関する情報(検図箇所情報61:Rev.1とRev.2との差分)を格納している。
図2A及び図2Bは、図面と図面に用いる情報との関係の例を示す模式図である。ただし、図2A及び図2Bは、1つの装置のために作成された異なる図面を示している。図面に用いる情報(図面に関連付けられる情報)は、図面ID、寸法ID、描画ID、計算式を含んでいる。
図面IDは、図面ごとに一意に割り当てられた識別情報である。1つの装置には複数の図面が存在しているが、図面中に描かれている部品等が同じものであっても、図面が異なれば、異なる識別番号が付与されている。図2Aは図面IDが図面1の図面を示し、図2Bは図面IDが図面2の図面を示している。
寸法IDは、図面に定義する寸法ごとに一意に割り当てられた識別情報である。1つの装置には複数の図面が存在するが、図面間(部品間)で寸法を共有する場合、同一の寸法IDを割り当てる。図2A及び図2Bでいえば、図面1の寸法ID:0003と、図面2の寸法ID:0003とは、寸法IDが同じなので、寸法を共有すること(同一の寸法を有すること)を示している。それは、例えば、図面1がある部品の正面図であり、図面2がその部品の側面図であり、図面1の寸法ID:0003と、図面2の寸法ID:0003とが同一箇所の寸法である場合が考えらえる。あるいは、例えば、図面1がある部品の図であり、図面2が他の部品の図であり、図面1の寸法ID:0003に対応する部分と、図面2の寸法ID:0003に対応する部分とが結合する場合が考えられる。
描画IDは、図面中の寸法と関連付けられた形状(図形)を示す識別情報である。例えば、2次元図であれば、線分、円弧などである。図2Aの図面1では、描画ID:直線1〜直線3を有している。図2Bの図面2では、描画ID:直線1〜直線3を有している。
計算式は、図示されていないが、寸法値が別の寸法値を基に計算される場合、計算式の定義を寸法IDに関連付けられている。例えば、寸法ID:0003が寸法ID:0001から所定の計算式で計算される場合、当該所定の計算式が寸法ID:0003に関連付けられている。
その他に、図2Aや図2Bについていえば、直線1の一端と直線2の一端とが垂直に交わることや、直線2の他端と直線3の一端とが垂直に交わることや、直線1の他端と、直線2の他端とが線分で接続されていること、などの図形情報が格納されていてもよい。
自動作図部3が利用する形状寸法対応情報は、図2Aや図2Bに図示される内容を示す情報と考えることができる。言い換えると、形状寸法対応DB13における図面1の形状寸法対応データ41は、図2Aの図面1の内容を示す情報に例示され、形状寸法対応DB13における図面2の形状寸法対応データ42は、図2Bの図面2の内容を示す情報に例示される、と考えることができる。このような形状寸法対応情報に対して、図面IDと描画IDと寸法IDを特定して寸法値を与えることで、寸法値を反映した図2Aや図2Bのような図面を作図することができる。
図3は、図面寸法対応DB12の構成の一例を示す表である。図面寸法対応DB12は、上記図2Aや図2B(図面1、図面2)中に定義された図面に関する情報と、寸法に関する情報とを関連付けて記憶している。図面に関する情報は、図面の識別情報を示す図面IDに例示される。寸法に関する情報は、寸法の識別情報を示す寸法ID、寸法を入れる描画の識別情報を示す描画ID、及び、描画の寸法同士の関連性情報を示す計算式に例示される。すなわち、図面寸法対応DB12は、図面IDと、寸法IDと、描画ID及び計算式とを関連付けて記憶している。
この図3の例では、図面1に関しては、使用寸法ID群31が対応し、図面2に関しては、使用寸法ID群32が対応している。使用寸法ID群31において、以下が示されている。図面1おいて、寸法ID:0001は、図面1の直線1であり、未定義、すなわち他の寸法から計算される寸法値ではない。寸法ID:0002は、図面1の直線2であり、未定義、すなわち他の寸法から計算される寸法値ではない。寸法ID:0003は、図面1の直線3であり、寸法ID:0001+25mmで計算される寸法値である。使用寸法ID群32において、以下が示されている。図面2おいて、寸法ID:0003は、図面2の直線1であり、寸法ID:0001+25mmで計算される寸法値である。寸法ID:0004は、図面2の直線2であり、未定義、すなわち他の寸法から計算される寸法値ではない。寸法ID:0005は、図面2の直線3であり、未定義、すなわち他の寸法から計算される寸法値ではない。計算式が未定義のものは、ユーザが寸法値を入力する対象となる。
このように、図面寸法対応DB12は、1枚の図面(例:図面1)内に存在する複数の部分の寸法(例:寸法ID:0001〜0003)において、ある部分の寸法(例:寸法ID:0001)と、他の部分の寸法(例:寸法ID:0003)との関係を示す情報(例:[寸法ID:0001]+25mm)を格納している。加えて、図面寸法対応DB12は、複数の図面(例:図面1と図面2)に存在する複数の部分の寸法(例:図面1の寸法ID:0001〜0003、図面2の寸法ID:0003〜0005)において、ある図面(図面1)のある部分の寸法(例:寸法ID:0001)と、他の図面(図面2)の他の部分の寸法(例:寸法ID:0003)との関係を示す情報(例:[寸法ID:0001]+25mm)を格納している。なお、部分間の寸法の関係を示す情報は、計算式に限定されるものではなく、条件式などの他の情報であってもよい。
このように、本実施の形態では、図面寸法対応DB12が機器や部品に関する図面(図面データ)における寸法間の関係を示す情報(図面寸法対応情報)を格納している。そのため、寸法計算部2は、その図面寸法対応情報を用いることで、ある寸法を変更(改訂)するとき、1枚の図面内に存在する関連する寸法や、複数の図面にわたって存在する関連する寸法を自動的に変更(改訂)することが可能となる。すなわち、複数の箇所に存在する関連する寸法の変更(改訂)のし忘れが無くなり、寸法の変更(改訂)を効率的に的確に行うことができる。
図4は、入力値DBの構成の一例を示す表である。入力値DB11は、図面を描画する際に入力された寸法IDに対する寸法値を変更(改訂)するとき、変更(改訂)ごと(リビジョン別)に、変更(改訂)後の寸法値を格納している。すなわち、入力値DB11は、部品等の図面の変更(改訂)に関する情報と、寸法に関する情報とを関連付けて記憶している。図面の変更(改訂)に関する情報は、図面の識別情報を示す図面ID、及び、図面の改訂情報を示すリビジョン番号(RevNo)に例示される。寸法に関する情報は、寸法の識別情報を示す寸法ID、及び、変更(改訂)後の寸法の値を示す寸法値に例示される。すなわち、入力値DB11は、図面ID及びリビジョン番号(RevNo)と、寸法ID及び寸法値とを関連付けて記憶している。
これら図1や図4の例では、ユーザは、図面1に関して、最初の改訂(Rev.1)において、入力値21を入力し、2回目の改訂(Rev.2)において、入力値23を入力している。ただし、入力値21は、図面1の最初の改訂において、寸法ID:0001/0002の寸法を50mm/140mmとする、ことを意味している。入力値23は、図面1の2回目の改訂において、寸法ID:0001/0002の寸法を55mm/140mmとする、ことを意味している。なお、図面1では、寸法ID:0003は寸法ID:0001から算出されるため、ユーザが入力する寸法は寸法ID:0001、0002の2種類となる。一方、ユーザは、図面2に関して、最初の改訂(Rev.1)において、入力値22を入力している。
入力値DB11に入力される変更(改訂)後の入力値(例:図面1の場合、入力値(Rev.2)23)は、計算式で算出される寸法(例:同、寸法ID:0003)を除いて、作図に必要な寸法(例:同、寸法ID:0001、0002)を全て含んでいるものとする。言い換えると、変更(改訂)後の入力値(入力値(Rev.2)23)は、図面の作図に必要な複数の寸法(寸法ID:0001〜0003)のうち、計算式で算出される寸法(寸法ID:0003)を除いた一部分であり(寸法ID:0001〜0002)、残りの部分(寸法ID:0003)は計算式で算出される寸法である。ユーザは、例えば、変更(改訂)前の入力値(初期値の場合を含む)を読み出し、変更(改訂)が必要なところだけ寸法値を変更することで、変更(改訂)後の入力値を生成し、入力値DB11へ格納する。
なお、ユーザが図面IDや寸法IDを特定した上で変更(改訂)が必要な寸法値のみを入力し、作図装置(又は寸法計算部2)が変更(改訂)前の入力値(又は変更前の図面群(図面データ))を読み出し、変更(改訂)が必要なところだけユーザ入力の寸法値を用いて寸法値を変更して、変更(改訂)後の入力値を生成してもよい。また、この変更(改訂)後の入力値を生成するプロセスは、寸法計算部2が寸法計算を行う直前に行ってもよい。
図5A及び図5Bは、自動作図部が生成する(図面DBに格納される)図面群の例を示す模式図である。自動作図部3が生成する(図面DB14に格納される)図面群のデータは、図2Aや図2Bにおいて、寸法IDで示す各寸法に、寸法値が入った図面を示すデータと考えることができる。ただし、図5A及び図5Bは、それぞれ図2A及び図2Bに対応し、図面群(Rev.2)52を示している。言い換えると、図5Aは、図面1:入力値(Rev.2)23を反映した図面1であり、図5Bは、図面2:入力値(Rev.2)(図示されず)を反映した図面2である。したがって、図面群(Rev.2)52のデータは、図5Aや図5Bで図示される内容を示すデータと考えることができる。他の図面群も同様である。
本実施の形態では、図面寸法対応DB12及び寸法計算部2により、複数の図面、複数の箇所にわたって存在する関連する寸法を自動的に確実に変更(改訂)することが可能である。そのため、変更(改訂)された寸法を用いて、自動的に確実に変更(改訂)後の図面を作成することが可能である。すなわち、複数の図面における寸法の変更(改訂)のし忘れが無くなり、図面の変更(改訂)を効率的に的確に行うことができる。
図6は、検図管理部が抽出する(検図DBに格納される)検図箇所の例を示す模式図である。検図管理部4が抽出する(検図DB15に格納される)検図箇所のデータは、変更(改訂)前の図面と、変更(改訂)後の図面との差分を図面の寸法と関連付けたデータと考えることができる。ただし、この図6は、図5Aに対応している。そして、この図6は、入力値(Rev.1)21と入力値(Rev.2)23との差分(あるいは図面群(Rev.1)51の図面1と図面群(Rev.2)52の図面1との差分)を、出力装置の1つであるディスプレイ上に表示した検図画面70を示している。検図画面70上には、検図箇所情報61として、領域71に図面1を示し、領域72に検図チェックリストが示されている。
領域71の図面1には、変更(改訂)箇所(差分)が太線で示されている。このように、寸法値が変動した箇所を図中に分かり易く表示することで、ユーザの検図チェックを容易にすることができる。また、このとき、変更(改訂)箇所を描く描画レイヤーを、図面そのものを描く描画レイヤーとは別にすることが好ましい。それにより、変更(改訂)箇所の表示/非表示を切り替え容易にすることができ、ユーザの見易さや嗜好に配慮することができる。ただし、太線に限定されるものではなく、他の種類の線や他の色の線で示してもよい。ここでは、寸法ID:0001、0003の寸法が変更されていることがわかる。
領域72の検図チェックリストは、領域71に表示された変更箇所と関連付けられている。更に、検図チェックリストでは、変動寸法ID、変更後寸法値、変更前寸法値、算出方法、検図チェック、寸法共有図面が関連付けられて表示されている。
変動寸法IDは、寸法値が変更(改訂)される(差分が発生する)箇所の寸法IDを示している。変更後寸法値及び変更前寸法値は、変更(改訂)後の寸法値及び変更(改訂)前の寸法値をそれぞれ示している。寸法の算出方法は、入力値がそのまま用いられる場合には「入力値」が表示され、入力値に基づいて算出される場合には「計算式」が表示される。検図チェックは、ユーザによる検図が済か(○印)否か(×印)を示している。寸法共有図面は、同じ寸法IDを有する他の図面があれば、当該他の図面が表示され、その図面へリンクされる。
この図面1の例では、変更(改訂)は寸法ID:0001、0003で発生する。変更後の寸法値は、それぞれ55mm、80mmである。変更前の寸法値は、それぞれ50mm、75mmである。算出方法は、それぞれ、入力値、[寸法ID:0001]+25mm、である。検図チェックは、それぞれ、○印、×印(図面2をチェックしていないため)、である。寸法供給図面は、寸法ID:0003について、図面2(Rev.2)が存在している。この表示は図面2にリンクしているので、例えばクリックすると図面2の検図画面に移行できる。
このように、本実施の形態では、変更箇所を示す図面と、変更箇所に関連付けられた検図チェックリストとを用いることにより、変更箇所(変動箇所)を見える化することができる。それにより、検図チェックの漏れを防止することができる。また、寸法を共有する他の図面の情報も併せて表示(リンク)されるので、変更することになった寸法を共有する図面の検図も確実に行うことができる。すなわち、装置に関わる複数の図面の検図を互いに関連付けて一元的に改訂・管理を行うことができる。
次に、本実施の形態に係る作図装置の動作(作図方法)について説明する。
図7は、本実施の形態に係る作図装置の動作(作図方法)を示すフロー図である。ここでは、一例として、図面が図面1及び図面2であり、Rev.1(1回目の改訂の寸法値)からRev.2(2回目の改訂の寸法値)へ改訂する場合について説明する。
ユーザは、図面1の入力値(Rev.2)23(図4)及び図面2の入力値(Rev.2)(図示されず)を作図装置1へ入力する。図面1の入力値(Rev.2)23及び図面2の入力値(Rev.2)は、入力値DB11へ格納される。寸法計算部2は、入力値DB11のリビジョン番号(RevNo)を参照して、最新の入力値(最大のリビジョン番号の入力値)である図面1の入力値(Rev.2)23及び図面2の入力値(Rev.2)を取得する(ステップS01)。
寸法計算部2は、図面1の入力値(Rev.2)23及び図面2の入力値(Rev.2)(図示されず)に基づいて、図面寸法対応DB12の図面1の使用寸法ID群31(図3)を参照して、図面1における変更後の寸法値を算出し、図面寸法対応DB12の図面2の使用寸法ID群32(図3)を参照して、図面2における変更後の寸法値を算出する(ステップS02)。そして、図面ごとに算出された寸法値を自動作図部3へ出力する。
例えば、図面1については、寸法計算部2は、図面1の入力値(Rev.2)23における寸法ID:0001、0002の寸法値「55mm」、「140mm」に基づいて、使用寸法ID群31の寸法ID:0001、0002の「未定義」を参照して、図面1における変更後の寸法ID:0001、0002の寸法値を「55mm」、「140mm」と算出する。また、寸法計算部2は、入力値(Rev.2)23における寸法ID:0001の寸法値「55mm」に基づいて、使用寸法ID群31の寸法ID:0003の「[寸法ID:0001]+25mm」を参照して、図面1における変更後の寸法ID:0003の寸法値を「80mm」と算出する。
例えば、図面2については、寸法計算部2は、入力値(Rev.2)23における寸法ID:0001の寸法値「55mm」に基づいて、使用寸法ID群32の寸法ID:0003の「[寸法ID:0001]+25mm」を参照して、図面2における変更後の寸法ID:0003の寸法値を「80mm」と算出する。また、寸法計算部2は、図面2の入力値(Rev.2)(図示されず)における寸法ID:0004、0005の寸法値「150mm」、「110mm」に基づいて、使用寸法ID群32の寸法ID:0004、0005の「未定義」を参照して、図面2における変更後の寸法ID:0004、0005の寸法値を「150mm」、「110mm」と算出する。
これにより、少なくとも図面IDと、寸法IDと、変更後の寸法値とを対応させた寸法表が生成される。
自動作図部3は、各図面について算出された変更後の寸法値(寸法表)に基づいて、形状寸法対応情報を参照して、変更を反映した各図面(図面データ)を生成する(ステップS03)。そして、変更を反映した各図面(図面データ)を検図管理部4へ出力する。
例えば、自動作図部3は、図面1について算出された変更後の寸法値に基づいて、図面1の形状寸法対応データ41(図2A)を参照して、変更を反映した図面1(図面群(Rev.2)52の図面1の図5A)を生成する。また、自動作図部3は、図面2について算出された変更後の寸法値に基づいて、図面2の形状寸法対応データ42(図2B)を参照して、変更を反映した図面2(図面群(Rev.2)52の図面2の図5B)を生成する。
検図管理部4は、入力値DB11に格納された今回の変更(改訂)の入力値と前回の変更(改訂)の入力値とに基づいて、図面寸法対応DB12を参照して、各図面での変更された箇所を抽出する。そして、変更された箇所(検図箇所情報61)を、ユーザが確認可能となるように、出力装置に表示する(ステップS04)。図6に図示される内容を示す検図箇所情報61を、検図DB15に格納してもよい。
例えば、検図管理部4は、以下のようにして、寸法が変動する箇所(検図箇所:Rev.1とRev.2との差分)を特定する。例えば、入力値DB11に格納された今回の変更(改訂)の入力値(Rev.2)23と、前回の変更(改訂)の入力値(Rev.1)21とを比較する。それにより、寸法ID:0001の寸法値が50mmから55mmへ変動することがわかる。また、図面寸法対応DB12における計算式の欄を参照すると、寸法ID:0001の寸法値の変動により、寸法ID:0003の寸法値が75mmから80mmへ変動することがわかる。更に、図面寸法対応DB12における計算式の欄を参照すると、寸法ID:0003の寸法値が、図面2にも適用されていることがわかる。すなわち、図面2の改訂も必要であることがユーザへ通知可能となる。これらにより、図6に記載されるような、検図画面70の表示が可能となる。
本実施の形態では、図面内及び複数の図面間で共通する寸法の関連性を、図面寸法対応DB12で担保している。そのため、寸法の変更(改訂)時の作図及び検図を漏れなく確実に行うことができる。また、検図で不具合が確認された場合には、その不具合が影響する図面を容易に見出すことができ、その不具合に対する修正を容易にその影響する図面に反映することができる。このように、本実施の形態では、装置の全体の寸法(装置の複数の図面の寸法)を、一元的に管理することができる。それにより、図面の変更(改訂)の作業や、検図の作業を効率的に行うことが可能となる。
なお、作図装置1の各構成(寸法計算部2、自動作図部3、検図管理部4、入力値DB11、図面寸法対応DB12、形状寸法対応DB13、図面DB14、検図DB15)は、必ずしも一つの装置内に収まっている必要はなく、例えば、ネットワークで双方向通信可能に接続された複数の装置で構成されていてもよい。
本発明のプログラム、データ構造は、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録され、その記憶媒体から情報処理装置に読み込まれても良い。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。
1:作図装置
2:寸法計算部
3:自動作図部
4:検図管理部
11:入力値DB
12:図面寸法対応DB
13:形状寸法対応DB
14:図面DB
15:検図DB
21、22、23:入力値
31、32:使用寸法ID群
41、42:形状寸法対応データ
51、52:図面群
61:検図箇所情報
70:検図画面
71、72:領域

Claims (12)

  1. 複数の図面に関する情報と、複数の寸法に関する情報とを関連付けて記憶する図面寸法対応データベースと、
    前記複数の寸法のうちの一部の寸法を示す入力値に基づいて、前記図面寸法対応データベースの前記複数の寸法に関する情報に含まれる寸法同士の関係を参照して、前記複数の寸法のうちの残りの寸法を算出する寸法計算部と、
    前記入力値と前記残りの寸法とに基づいて、寸法の変更された前記複数の図面を生成する自動作図部と
    を具備する
    作図装置。
  2. 請求項1に記載の作図装置において、
    前記入力値と、前記入力値より前の入力値とに基づいて、前記図面寸法対応データベースを参照して、前記寸法の変更された複数の図面における変更箇所を抽出する検図管理部を更に具備する
    作図装置。
  3. 請求項1に記載の作図装置において、
    前記寸法の変更された複数の図面と前記寸法の変更される前の複数の図面とに基づいて、前記変更後の複数の図面における変更箇所を抽出する検図管理部を更に具備する
    作図装置。
  4. 請求項2又は3に記載の作図装置において、
    前記検図管理部は、前記図面寸法対応データベースを参照して、前記変更箇所の寸法を、当該寸法を共有する他の寸法及び他の図面と関連付けて出力する
    作図装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の作図装置において、
    前記寸法同士の関係は、前記入力値に含まれる寸法から、前記入力値に含まれない寸法を導き出す計算式を含む
    作図装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の作図装置において、
    前記図面寸法対応データベースは、
    前記複数の図面に関する情報として、図面を特定する情報と、当該図面に含まれる寸法を特定する情報とを含み、
    前記複数の寸法に関する情報として、寸法の描画を特定する情報と、前記寸法同士の関係とを含んでいる
    作図装置。
  7. 複数の図面に関する情報と、複数の寸法に関する情報とを関連付けて記憶する図面寸法対応データベースを備える作図装置を用いた作図方法であって、
    前記複数の寸法のうちの一部の寸法を示す入力値に基づいて、前記図面寸法対応データベースの前記複数の寸法に関する情報に含まれる寸法同士の関係を参照して、前記複数の寸法のうちの残りの寸法を算出するステップと、
    前記入力値と前記残りの寸法とに基づいて、寸法の変更された前記複数の図面を生成するステップと
    を具備する
    作図方法。
  8. 請求項7に記載の作図方法において、
    前記入力値と、前記入力値より前の入力値とに基づいて、前記図面寸法対応データベースを参照して、前記寸法の変更された複数の図面における変更箇所を抽出するステップを更に具備する
    作図方法。
  9. 請求項7に記載の作図方法において、
    前記寸法の変更された複数の図面と前記寸法の変更される前の複数の図面とに基づいて、前記変更後の複数の図面における変更箇所を抽出するステップを更に具備する
    作図方法。
  10. 請求項8又は9に記載の作図方法において、
    前記変更箇所を抽出するステップは、前記図面寸法対応データベースを参照して、前記変更箇所の寸法を、当該寸法を共有する他の寸法及び他の図面と関連付けて出力するステップを備える
    作図方法。
  11. 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の作図方法において、
    前記寸法同士の関係は、前記入力値に含まれる寸法から、前記入力値に含まれない寸法を導き出す計算式を含む
    作図方法。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の作図方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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