JP2015113927A - フォイル軸受と、これを有するフォイル軸受ユニット及びターボ機械 - Google Patents

フォイル軸受と、これを有するフォイル軸受ユニット及びターボ機械 Download PDF

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【課題】多円弧型のフォイル軸受による軸の振動減衰効果を高める。【解決手段】筒状をなしたフォイルホルダ31と、ラジアル軸受面S1を有し、フォイルホルダ31の内周面31aに周方向に並べて配された複数のフォイル32とを備え、各フォイル32の周方向両端(凸部32e,凸部32c)がフォイルホルダ31に保持され、内周に挿入された軸6を回転自在に支持するラジアルフォイル軸受30において、複数のフォイル32が、周方向移動可能な状態でフォイルホルダ31に保持された。【選択図】図4

Description

本発明は、内周に挿入された軸を回転自在に支持するフォイル軸受と、これを有するフォイル軸受ユニット及びターボ機械に関する。
ガスタービンやターボチャージャ等のターボ機械の主軸を支持する軸受には、高温・高速回転といった過酷な環境に耐え得ることが要求される。このような条件下での使用に適合する軸受として、フォイル軸受が着目されている。フォイル軸受は、曲げに対して剛性の低い可撓性を有する薄膜(フォイル)で軸受面を構成し、軸受面のたわみを許容することで荷重を支持するものである。軸の回転時には、軸の外周面とフォイルの軸受面との間に流体膜(例えば空気膜)が形成され、軸が非接触支持される。
例えば、下記の特許文献1及び2には、複数のフォイルを周方向に並べて配置し、各フォイルの周方向両端をフォイルホルダ(ハウジング)に取り付けた、いわゆる多円弧型のフォイル軸受が示されている。これらのフォイル軸受では、フォイルホルダの内周面から内径に突出した突出部(特許文献1の偏移抑制部62、特許文献2の峰70)に各フォイルの周方向両端を突き当てることで、各フォイルの周方向両端がフォイルホルダに保持されている。
特開2009−216239号公報 特開2006−57828号公報
フォイル軸受では、フォイルと他部材(バックフォイルやフォイルホルダ)との間の微小摺動の摩擦エネルギーにより、軸の振動を減衰する効果が得られる。しかし、上記特許文献1及び2のフォイル軸受では、フォイルホルダに設けられた突出部により各フォイルが周方向両側から拘束されており、各フォイルの周方向両側への移動がフォイルホルダの突出部で規制される。このため、フォイルと他部材との摺動量が極めて微小となり、軸の振動減衰効果が十分に得られない恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、多円弧型のフォイル軸受による軸の振動減衰効果を高めることにある。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、筒状をなしたフォイルホルダと、軸受面を有し、前記フォイルホルダの内周面に周方向に並べて配された複数のフォイルとを備え、各フォイルの周方向両端が前記フォイルホルダに保持され、内周に挿入された軸を回転自在に支持するフォイル軸受であって、各フォイルが、周方向移動可能な状態でフォイルホルダに保持されたことを特徴とするものである。
このように、本発明のフォイル軸受では、各フォイルが周方向移動可能な状態でフォイルホルダに保持されている。すなわち、各フォイルの周方向両端がフォイルホルダに突き当たっているのではなく、フォイルが周方向移動を許容された状態でフォイルホルダに保持されている。このように、フォイルの周方向移動を許容することで、フォイルとフォイルホルダとの摺動量を増やすことができるため、フォイルの摺動による軸の振動減衰効果を高めることができる。
例えば、各フォイルの回転方向先行側の端部を、前記フォイルホルダの内周面に形成された凹部に周方向移動可能な状態で差し込むと共に、各フォイルの回転方向後方側の端部を、隣接するフォイルとフォイルホルダの内周面との間に配することで、各フォイルの周方向両端をフォイルホルダに保持することができる。この場合、各フォイルの回転方向先行側への移動は、各フォイルの回転方向先行側の端部が凹部に突き当たることで規制されるが、各フォイルの回転方向後方側への移動は規制されない。これにより、各フォイルが、周方向移動可能な状態でフォイルホルダに保持される。尚、「回転方向」とは、フォイル軸受で支持される軸の回転方向のことを言う(以下同様)。
あるいは、各フォイルの周方向両端を、前記フォイルホルダの内周面に形成された凹部に差し込むことで、各フォイルの周方向両端をフォイルホルダの内周面に保持することができる。この場合、各フォイルの周方向両端を凹部と周方向で係合させるのではなく、各フォイルの周方向一端を前記凹部と周方向で係合させた状態で、各フォイルの周方向他端が前記凹部と周方向で係合しないようにすることで、各フォイルのフォイルホルダに対する周方向移動が許容される。
上記のフォイル軸受は、凹部の内壁に、各フォイルの回転方向先行側の端部が突き当たる角部を設けることが好ましい。この角部に、各フォイルの回転方向先行側の端部が突き当たることにより、各フォイルの回転方向先行側の端部を所定の周方向及び半径方向位置に配することができる。これにより、軸が回転した時のフォイルの変形を制御しやすくなり、軸受性能を安定させることができる。
例えば上記特許文献1及び2のフォイル軸受では、各フォイルの周方向両端を、フォイルホルダの内周面に設けた突出部に突っ張らせることで、各フォイルを外径側に張り出させて、フォイルホルダの内周面に沿わせることができる。一方、本発明に係るフォイル軸受では、各フォイルの周方向移動を許容するため、各フォイルの周方向両端をフォイルホルダに突っ張らせることはできない。このため、各フォイルが内径側に大きくせり出し、軸の外周面と過剰に接触して回転トルクを増大させる恐れがある。そこで、隣接するフォイルの周方向端部同士を周方向で突っ張り合わせることにより、各フォイルを外径側に張り出させることが好ましい。これにより、各フォイルをフォイルホルダの内周面に沿わせて、回転トルクの増大を回避できる。
フォイル軸受で支持する軸が鉛直方向と交差する方向(例えば水平方向)に配される場合、軸の起動停止時等の低速回転時に軸が重力で降下することで、フォイル軸受の下方部分に軸が摺接する。この場合、上記特許文献1及び2のように、各フォイルがフォイルホルダに対して周方向に固定されていると、軸の低速回転時に、フォイルの同じ場所に軸が摺接するため、フォイルに局部的な摩耗が生じる恐れがある。そこで、上記のように、フォイルをフォイルホルダに対して周方向移動可能とすれば、フォイルと軸との摺接位置を分散させることができるため、フォイルの局部的な摩耗を抑えることができる。
上記のフォイル軸受と、フォイル軸受の内周に挿入された回転部材とを、フォイル軸受ユニットとしてユニット化すれば、これらを一体的に取り扱うことができるため、ターボ機械等への組み付けが容易化される。
上記のフォイル軸受は、例えばターボ機械に好適に適用することができる。
以上のように、本発明の多円弧型のフォイル軸受では、各フォイルを周方向移動可能とすることで、軸の振動減衰効果を高めることができる。
ガスタービンの構成を概念的に示す図である。 上記ガスタービンにおけるロータの支持構造を示す断面図である。 上記支持構造に組み込まれた、本発明の一実施形態に係るフォイル軸受ユニットの断面図である。 上記フォイル軸受ユニットに組み込まれたラジアルフォイル軸受の断面図である。 上記ラジアルフォイル軸受のフォイルホルダの溝付近の断面図であり、(A)は軸が停止しているとき、(B)は軸が回転したときの様子を示す。 (A)は、上記ラジアルフォイル軸受のフォイルの斜視図であり、(B)は3枚のフォイルを仮組みした状態の斜視図である。 スラストフォイル軸のフォイル及びフォイルホルダの平面図である。 (A)は第1スラストフォイル軸受の平面図であり、(B)は第2スラストフォイル軸受の平面図である。 第1スラストフォイル軸受の断面図である。 ラジアルフォイル軸受の断面図であり、周方向を直線方向に変換して示している。 他の実施形態に係るラジアルフォイル軸受のフォイルホルダの溝付近の断面図であり、(A)は軸が停止しているとき、(B)は軸が回転したときの様子を示す。 さらに他の実施形態に係るラジアルフォイル軸受の断面図である。 図12の拡大図である。
図1に、ターボ機械の一種であるガスタービンの構成を概念的に示す。このガスタービンは、翼列を形成したタービン1および圧縮機2と、発電機3と、燃焼器4と、再生器5とを主に備える。タービン1、圧縮機2、および発電機3には、水平方向に延びる共通の軸6が設けられ、この軸6と、タービン1および圧縮機2とで一体回転可能のロータが構成される。吸気口7から吸入された空気は、圧縮機2で圧縮され、再生器5で加熱された上で燃焼器4に送り込まれる。この圧縮空気に燃料を混合して燃焼させ、高温、高圧のガスでタービン1を回転させる。タービン1の回転力が軸6を介して発電機3に伝達され、発電機3が回転することにより発電し、この電力がインバータ8を介して出力される。タービン1を回転させた後のガスは比較的高温であるため、このガスを再生器5に送り込んで燃焼前の圧縮空気との間で熱交換を行うことで、燃焼後のガスの熱を再利用する。再生器5で熱交換を終えたガスは、排熱回収装置9を通ってから排ガスとして排出される。
図2に、上記ガスタービンにおけるロータの軸6を支持するフォイル軸受ユニット10を示す。フォイル軸受ユニット10は、軸6に固定された回転部材20と、軸6及び回転部材20をラジアル方向に支持するラジアルフォイル軸受30と、軸6及び回転部材20をスラスト方向に支持する第1スラストフォイル軸受40及び第2スラストフォイル軸受50とを備える。
回転部材20は、図3に示すように、スリーブ部21と、スリーブ部21から外径に突出した円盤状のフランジ部22とを備える。フランジ部22は例えば炭素繊維強化複合材で形成され、スリーブ部21は例えば炭素焼結材で形成される。
本発明の一実施形態に係るフォイル軸受としてのラジアルフォイル軸受30は、図4に示すように、筒状(図示例では円筒状)のフォイルホルダ31と、フォイルホルダ31の内周面に取り付けられた複数(図示例では3枚)のフォイル32とを有する。複数のフォイル32は、フォイルホルダ31の内周面に周方向に並べて配置される。
フォイルホルダ31の内周面31aには、凹部としての溝31bが形成される。本実施形態では、フォイルホルダ31の円周方向等間隔の複数箇所(図示例では3箇所)に、軸方向に沿って延びる溝31bが設けられる。溝31bは、少なくとも各フォイル32の回転方向先行側の端部(後述する凸部32e)の軸方向領域に設けられる。本実施形態では、溝31bが、フォイルホルダ31の軸方向全長にわたって形成される。
溝31bは、内部にフォイル32の湾曲を許容する空間を有する。本実施形態では、図5(A)に示すように、溝31bの開口部の回転方向後方側の端部31b2と角部31b1を結ぶ直線よりも外径側に空間31b3が設けられる。溝31bの内壁には、各フォイル32の回転方向先行側の端部(凸部32e)が突き当たる角部31b1が設けられる。角部31b1は、溝31bの開口部の回転方向後方側の端部31b2におけるフォイルホルダ31の内周面31aの接線L上あるいはその近傍に設けられる。具体的に、角部31b1は、接線Lを接点(端部31b2)を中心に外径側に10°(望ましくは5°)回転させた直線L’と、フォイルホルダ31の内周面31aとの間の領域に設けられる。図示例では、角部31b1がほぼ接線L上に設けられる。尚、角部31b1は、接線Lよりもフォイルホルダ31の内周面31a側の領域に設けてもよい。この場合、溝31bの回転方向先行側の端部31b4の角度が図示例よりも小さくなる場合があり、この端部31b4が破損する恐れがあるため、端部31b4が十分な強度を有する範囲で角部31b1の位置を設定する必要がある。
フォイルホルダ31は、溝31bを含めて一体に型成形される。本実施形態のフォイルホルダ31は、焼結金属で一体に型成形される。本実施形態では、溝31bの周方向寸法が比較的大きいため、溝31bを成形するための成形型の周方向の肉厚が厚くなり、成形型の破損を防止できる。尚、フォイル軸受ユニット10が比較的低温環境で使用される場合、フォイルホルダ31を樹脂で型成形してもよい。
各フォイル32は、図6(A)に示すように、周方向一端に設けられた凸部32cと、周方向他端に設けられた凹部32dとを備える。各フォイル32の凸部32cと凹部32dとは、軸方向で同じ位置に設けられる。図6(B)に示すように、各フォイル32の凸部32cを、隣接するフォイル32の凹部32dに嵌め込むことで、3枚のフォイル32を筒状に仮組みすることができる。この場合、図4に示す軸方向視において、各フォイル32の周方向一端(凸部32c)と、隣接するフォイル32の周方向他端(凹部32dの軸方向両側の凸部32e)とが交差した状態となる。この状態で、各フォイル32の周方向両端が、フォイルホルダ31に保持される。具体的には、各フォイル32の周方向他端の凸部32eがフォイルホルダ31の溝31bに差し込まれ、各フォイル32の周方向一端の凸部32cが、隣接するフォイル32の外径面32bとフォイルホルダ31の内周面31aとの間に配される。この場合、複数のフォイル32の回転方向先行側への移動は、各フォイル32の凸部32eが溝31bの角部31b1に突き当たることで規制されるが、複数のフォイル32の回転方向後方側への移動は規制されていない。これにより、複数のフォイル32が、フォイルホルダ31に対して周方向移動可能とされる。
各フォイル32の内径面32aは、ラジアル軸受面S1として機能する(図4参照)。図示例では、3枚のフォイル32で多円弧型のラジアル軸受面S1を形成している。フォイルホルダ31の内周面31aと各フォイル32との間には、フォイル32に弾性を付与するための部材(バックフォイル等)は設けられておらず、フォイル32の外径面32bとフォイルホルダ31の内周面31aとが摺動可能とされる。各フォイル32の凸部32cは、隣接するフォイル32のラジアル軸受面S1の外径側に配され、アンダーフォイル部として機能する。
隣接するフォイル32の端部同士は、周方向で互いに突っ張り合っている。具体的に、交差部P{図5(B)参照}において、一方のフォイル32の凹部32dと他方のフォイル32の凸部32cの根元部とが周方向に係合している{図6(B)参照}。このとき、各フォイル32のラジアル軸受面S1の周方向寸法A{図6(A)参照}を適正に設定することで、仮組みした複数のフォイル32を外径側に張り出させて略円筒状とし、各フォイル32がフォイルホルダ31の内周面31aに沿った状態とされる。
第1スラストフォイル軸受40は、図3に示すように、回転部材20のフランジ部22を軸方向一方側(図中右側)から支持するものであり、円盤状のフォイルホルダ41と、フォイルホルダ41の端面41aに固定された複数のフォイル42とを備える。本実施形態では、第1スラストフォイル軸受40のフォイルホルダ41と、ラジアルフォイル軸受30のフォイルホルダ31とが一体に形成される。
第1スラストフォイル軸受40の各フォイル42は、図7に示すように、本体部42aと、本体部42aよりも外径側に設けられた固定部42bと、本体部42aと固定部42bとを連結する連結部42cとを一体に備える。本体部42aの回転方向先行側の縁42d及び回転方向後方側の縁42eは、何れも中央部を回転方向先行側へ突出した略V字形状を成している。本体部42aの縁42d,42eの中央部は、円弧状に丸まっている。
各フォイル42の固定部42bは、図8(A)に示すように、フォイルホルダ41の端面41aの外径端に固定される。図示例では、複数のフォイル42の固定部42bが同一円周上に配され、リング状の固定部材43とフォイルホルダ41の端面41aとで固定部42bの全域が挟持固定される。複数のフォイル42は、円周方向等ピッチで配され、図示例では、各フォイル42の半分だけ位相をずらして重ね合わせている。図9に示すように、各フォイル42の回転方向先行側の縁42dは、隣接するフォイル42の上(フランジ部22側)に配される。すなわち、各フォイル42の回転方向先行側部分は、隣接するフォイル42の回転方向後方側部分に乗り上げている。各フォイル42の本体部42aの表面のうち、フランジ部22の一方の端面22aと直接対向している部分{図8(A)で見えている部分}は、スラスト軸受面S2として機能する。尚、各フォイル42の固定部42bを、フォイルホルダ41あるいは固定部材43に溶接や接着等により固定してもよい。
第2スラストフォイル軸受50は、図3に示すように、回転部材20のフランジ部22を軸方向他方側(図中左側)から支持するものである。第2スラストフォイル軸受50は、図8(B)に示すように、円盤状のフォイルホルダ51と、フォイルホルダ51の端面51aに固定された複数のフォイル52とを備える。各フォイル52の本体部の表面のうち、フランジ部22の他方の端面22bと直接対向している部分{図8(B)で見えている部分}は、スラスト軸受面S3として機能する。第2スラストフォイル軸受50のその他の構成は、第1スラストフォイル軸受40と同様であるため、重複説明を省略する。
フォイル32,42,52は、ばね性に富み、かつ加工性のよい金属、例えば鋼材料や銅合金からなる厚さ20μm〜200μm程度の金属フォイルにプレス加工を施すことで形成される。本実施形態のように流体膜として空気を用いる空気動圧軸受では、雰囲気に潤滑油が存在しないため、金属フォイルとしてステンレス鋼もしくは青銅製のものを使用するのが好ましい。
上記構成のフォイル軸受ユニット10は、以下のような手順で組み立てられる。まず、ラジアルフォイル軸受30の内周に、回転部材20のスリーブ部21を挿入する。その後、回転部材20のフランジ部22を軸方向両側から挟み込むように、第2スラストフォイル軸受50を第1スラストフォイル軸受に取り付ける。具体的に、第1フォイル軸受40のフォイルホルダ41に取り付けた固定部材43と、第2フォイル軸受50のフォイルホルダ51に取り付けた固定部材53とを軸方向で当接させ、この状態で、図示しないボルト等で両フォイルホルダ41,51を固定する。以上により、図3に示すフォイル軸受ユニット10が完成する。
上記構成のフォイル軸受ユニット10は、回転部材20の内周に軸6を圧入すると共に、フォイル軸受30,40,50のフォイルホルダ31,41,51の一部又は全部をガスタービンのハウジングに固定することにより、ガスタービンに組みつけられる。フォイル軸受ユニット10では、ラジアルフォイル軸受30及びスラストフォイル軸受40,50で構成される軸受部材の内部に回転部材20が収容され、軸受部材と回転部材20との分離が規制された状態でこれらが一体化されているため、ガスタービンへの組み付け時に軸受部材及び回転部材20を一体的に取り扱うことができ、組み付け性が向上する。
軸6が周方向一方(図4及び図8の矢印方向)に回転すると、ラジアルフォイル軸受30のフォイル32のラジアル軸受面S1と回転部材20のスリーブ部21の外周面21aとの間にラジアル軸受隙間が形成され、このラジアル軸受隙間に生じる空気膜の圧力により回転部材20及び軸6がラジアル方向に支持される。これと同時に、第1スラストフォイル軸受40のフォイル42のスラスト軸受面S2と回転部材20のフランジ部22の一方の端面22aとの間、及び、第2スラストフォイル軸受50のフォイル52のスラスト軸受面S3と回転部材20のフランジ部22の他方の端面22bとの間にそれぞれスラスト軸受隙間が形成され、各スラスト軸受隙間に生じる空気膜の圧力により、回転部材20及び軸6が両スラスト方向に支持される。
このとき、フォイル32,42,52が有する可撓性により、各フォイル32,42,52の軸受面S1,S2,S3が、荷重や軸6の回転速度、周囲温度等の運転条件に応じて任意に変形するため、ラジアル軸受隙間及びスラスト軸受隙間は運転条件に応じた適切幅に自動調整される。そのため、高温・高速回転といった過酷な条件下でも、ラジアル軸受隙間及びスラスト軸受隙間を最適幅に管理することができ、回転部材20及び軸6を安定して支持することが可能となる。
また、本実施形態では、軸6の回転に伴って流動する流体(空気)との摩擦により、各フォイル32が回転方向先行側に押し込まれ、図10に示すように、ラジアルフォイル軸受30の各フォイル32の周方向一端がフォイルホルダ31の内周面31aから立ち上がる。一方、各フォイル32の周方向他端は、フォイルホルダ31の内周面31aに沿って配されている。このため、各フォイル32の頂部32f(軸6の外周面に最も近接した領域)が、複数の溝31bの円周方向間領域の中央部よりも回転方向先行側に配される。これにより、フォイル32と軸6の外周面との間に形成されるラジアル軸受隙間のうち、正圧を発生させる領域、すなわち、回転方向先行側(図10の左側)へ向けて徐々に狭くなった領域を広く取ることができ、ラジアル方向の支持力が高められる。
また、フォイルホルダ31に組み込まれた複数のフォイル32は、隣接するフォイル32が交差部で周方向に互いに突っ張り合い、各フォイル32がフォイルホルダ31の内周面31aに沿った状態とされる。このため、フォイル32と回転部材20との摺接が抑えられ、回転トルクを低減することができる。
軸受の運転中は、軸受隙間に形成された空気膜の影響でフォイル32,42,52がフォイルホルダ31,41,51に押し付けられ、これに伴って両者の間で微小摺動が生じる。この微小摺動による摩擦エネルギーにより、軸6の振動を減衰させることができる。本実施形態では、ラジアルフォイル軸受30のフォイル32が、フォイルホルダ31に対して周方向で固定されていないため、フォイル32がフォイルホルダ31に対して周方向移動することで両者の摺動量が大きくなり、軸6の振動を減衰する効果がさらに高められる。図示例では、各フォイル32の回転方向後方側の端部(凸部32c)が、隣接するフォイル32とフォイルホルダ31の内周面31aとの間に配されることで、フォイルホルダ31の内周面31aと面接触した状態で周方向に摺動するため、軸6の振動減衰効果がさらに高められる。
本実施形態では、図5(A)に示すように、フォイルホルダ31の内周面31aに、周方向幅が比較的広い凹部(溝31b)を設けることで、積極的に各フォイル32を周方向に移動させることができる。すなわち、軸6が回転すると、図5(B)に示すように、軸6の回転に伴って流動する流体(空気)との摩擦によりフォイル32が回転方向先行側に押し込まれる。このとき、各フォイル32の周方向一部領域が、溝31bに押し込まれることにより湾曲する。具体的に、軸6の回転に伴い、フォイル32の凸部32eの先端が溝31bの角部31b1に突き当たると共に、凸部32eを含むフォイル32の回転方向先行側の端部が湾曲する。図示例では、各フォイル32の回転方向先行側の端部が外径側に凸をなして湾曲する。各フォイル32の回転方向先行側の端部は、他の領域よりも大きい曲率で湾曲し、例えば、フォイルホルダ31の内周面31aよりも大きい曲率で湾曲する。こうしてフォイル32の端部が湾曲した分だけ、フォイル32のその他の領域(凸部32e以外の周方向領域)が回転方向先行側に移動する。これにより、フォイル32とフォイルホルダ31との摺動量が増大するため、軸6の振動減衰効果がさらに高められる。
尚、軸6の停止直前や起動直後の低速回転時には、各フォイルの軸受面S1〜S3と回転部材20が接触摺動するため、これらの何れか一方または双方に、DLC膜、チタンアルミナイトライド膜、二硫化タングステン膜、あるいは二硫化モリブデン膜等の低摩擦化被膜を形成してもよい。また、フォイル32,42,52とフォイルホルダ31,41,51との間の微小摺動による摩擦力を調整するために、これらの何れか一方または双方に、上記のような低摩擦化被膜を形成してもよい。
本発明は、上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、上記の実施形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付して重複説明を省略する。
例えば、上記の実施形態では、隣接するフォイル32の端部同士を交差部Pにおいて周方向に突っ張り合わせている。このため、図5(B)に示すように、軸6の回転に伴って、各フォイルの回転方向先行側の端部(凸部32e周辺)が溝31bの内部に押し込まれることにより、隣接するフォイル32の回転方向後方側の端部(凸部32c周辺)も溝31bの内部に押し込まれる。これにより、各フォイル32の回転方向後方側の端部付近が湾曲しながら溝31bに入り込むことで、フォイル32の周方向移動(特に凸部32cの周方向移動)が阻害され、軸6の振動減衰効果が小さくなる恐れがある。
そこで、図11(A)に示す実施形態では、隣接するフォイル32の端部同士を周方向で係合させない構成としている。具体的には、各フォイル32の凸部32eの周方向寸法を上記の実施形態よりも長くして、凹部32dを交差部Pよりも回転方向後方側(図中左側)に配している。この場合、図11(B)に示すように、軸6の回転に伴って各フォイル32の回転方向先行側の端部(凸部32e周辺)が溝31bの内部に押し込まれたときでも、各フォイル32の回転方向後方側の端部(凸部32c周辺)は溝31bの内部に押し込まれず、フォイルホルダ31の内周面31aに沿った形状で維持される。これにより、各フォイル32の回転方向後方側の端部付近の周方向移動が阻害されず、優れた振動減衰効果を得ることができる。
図12に示す実施形態では、各フォイル32の周方向両端をフォイルホルダ31の溝31bに差し込んだ点で、上記の実施形態と異なる。本実施形態では、互いに交差する隣接するフォイル32の端部(凸部32e,凸部32c)が、共通の溝31bに差し込まれる。溝31bには、各フォイルの周方向一端(凸部32e)が突き当たる角部31b1と、各フォイルの周方向他端(凸部32c)が突き当たる角部31b5とが設けられる。この場合、各フォイル32の周方向両側への移動を規制することができるため、両方向に回転する軸6を支持することができる。すなわち、軸6が周方向一方(図12の実線矢印方向)に回転すると、各フォイル32の凸部32eが溝31bの角部31b1に突き当たると共に、この凸部32eが溝31bの内部で湾曲する{図5(B)あるいは図11(B)と同様}。一方、軸6が周方向他方(図12の点線矢印方向)に回転すると、各フォイル32の凸部32cが溝31bの角部31b5に突き当たると共に、この凸部32cが溝31bの内部で湾曲する。以上のように、凸部32eあるいは凸部32cが溝31bの内部で湾曲することにより、上記の実施形態と同様にフォイル32とフォイルホルダ31との摺動量が増え、軸6の振動減衰効果が得られる。
この場合、各フォイル32は、フォイルホルダ31に対して周方向移動可能とされる。本実施形態では、図13に示すように、各フォイル32の周方向両端と、溝31bの角部31b1,31b5との間に周方向の隙間が設けられる。これにより、各フォイル32の周方向一方の端部が溝31bの角部31b1に突き当たった状態では、各フォイル32の周方向他方の端部が溝31bの角部31b1に突き当たらない。従って、溝31bの角部31b1,31b5との間に形成される隙間の分だけ、各フォイル32の周方向移動が許容される。このように、各フォイル32が周方向の遊びを有する状態でフォイルホルダ31に保持されることにより、フォイル32とフォイルホルダ31との摺動量が増え、軸6の振動減衰効果を高めることができる。
また、以上の実施形態では、ラジアルフォイル軸受30及びスラストフォイル軸受40,50をフォイル軸受ユニット10として一体化した後、これをガスタービンに取り付ける場合を示したが、これに限らず、各フォイル軸受30,40,50をそれぞれ別々にガスタービンに取り付けてもよい。
本発明にかかるフォイル軸受の適用対象は、上述したガスタービンに限られず、例えば過給機のロータを支持する軸受としても使用することができる。また、本発明にかかるフォイル軸受は、ガスタービンや過給機等のターボ機械に限らず、潤滑油などの液体による潤滑が困難である、エネルギー効率の観点から潤滑油循環系の補機を別途設けることが困難である、あるいは液体のせん断による抵抗が問題になる等の制限下で使用される自動車等の車両用軸受、さらには産業機器用の軸受として広く使用することが可能である。
また、以上に説明した各フォイル軸受は、圧力発生流体として空気を使用した空気動圧軸受であるが、これに限らず、圧力発生流体としてその他のガスを使用することもでき、あるいは水や油などの液体を使用することもできる。
6 軸
10 フォイル軸受ユニット
20 回転部材
30 ラジアルフォイル軸受(フォイル軸受)
31 フォイルホルダ
31b 溝
31b1 角部
32 フォイル
40 スラストフォイル軸受
41 フォイルホルダ
42 フォイル
43 固定部材
50 スラストフォイル軸受
51 フォイルホルダ
52 フォイル
53 固定部材
P 交差部
S1 ラジアル軸受面
S2 スラスト軸受面
S3 スラスト軸受面

Claims (9)

  1. 筒状をなしたフォイルホルダと、軸受面を有し、前記フォイルホルダの内周面に周方向に並べて配された複数のフォイルとを備え、各フォイルの周方向両端が前記フォイルホルダに保持され、内周に挿入された軸を回転自在に支持するフォイル軸受であって、
    前記複数のフォイルが、周方向移動可能な状態でフォイルホルダに保持されたことを特徴とするフォイル軸受。
  2. 各フォイルの回転方向先行側の端部が、前記フォイルホルダの内周面に形成された凹部に周方向移動可能な状態で差し込まれ、各フォイルの回転方向後方側の端部が、隣接するフォイルとフォイルホルダの内周面との間に配された請求項1記載のフォイル軸受。
  3. 各フォイルの周方向両端が、前記フォイルホルダの内周面に形成された凹部に差し込まれ、各フォイルの周方向一端を前記凹部と周方向で係合させた状態で、各フォイルの周方向他端が前記凹部と周方向で係合しないようにした請求項1記載のフォイル軸受。
  4. 前記凹部の内壁に、各フォイルの回転方向先行側の端部が突き当たる角部を設けた請求項2又は3記載のフォイル軸受。
  5. 隣接するフォイルを周方向で突っ張り合わせることにより、各フォイルを外径側に張り出させた請求項1〜4の何れかに記載のフォイル軸受。
  6. 鉛直方向と交差する方向に配された軸を支持する請求項1〜5の何れかに記載のフォイル軸受。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のフォイル軸受と、前記フォイル軸受の内周に挿入された回転部材とを備えたフォイル軸受ユニット。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載のフォイル軸受と、前記フォイル軸受の内周に挿入された軸とを備えたターボ機械。
  9. 請求項7に記載のフォイル軸受ユニットと、前記回転部材の内周に固定された軸とを備え、前記フォイル軸受により、前記回転部材及び前記軸が回転自在に支持されたターボ機械。
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