JP2015070585A - 通信端末及びプログラム - Google Patents

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Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
塚本 武雄
Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
啓佑 小西
Keisuke Konishi
啓佑 小西
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Abstract

【課題】移動中において信頼性の高い電波強度値を得られるようにすることを目的とする。【解決手段】電波を受信可能な通信端末であって、受信した電波の強度を表す電波強度値を計測する計測部と、当該通信端末の移動速度を取得する取得部と、計測された前記電波強度値及び取得された前記移動速度を用いて前記電波強度値を補正する補正部と、を有する、通信端末を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末及びプログラムに関する。
従来、電波強度を表す値として、RSSI(Received Signal Strength Indication)が広く用いられている。RSSIは、数値が大きいほど電波強度が強く、数値が小さいほど電波強度が弱いことを表し、無線システムにおいて、様々な用途に利用されている。
第一に、通信品質を高める用途が挙げられる。例えば、特許文献1は、携帯電話が、通話開始時に、複数の基地局から発せられる電波の電波強度を計測し、基地局毎のRSSIの移動平均値を比較して、その変化が緩やかな基地局に優先的に接続する技術を提案している。また、特許文献2は、携帯電話が、通話中、接続先の基地局から発せられる電波強度を計測し、RSSIの移動平均値が閾値未満となった場合に、別の基地局へ接続を切り替える技術を提案している。これらの特許文献に記載されたいずれの発明も、通話品質を安定させる効果をもたらす。
第二に、移動端末の現在地を特定する用途が挙げられる。例えば、特許文献3は、移動端末から一定強度の電波が定期的に発信され、近隣に置かれた複数の基地局が、その電波強度を逐次計測し、基地局ごとのRSSIの移動平均値の比率から、移動端末の現在地を推定する方法を提案している。
上述した特許文献に記載の技術は、何れも、一回の計測結果により得られたRSSIではなく、複数回の計測結果であるRSSIの移動平均を用いている。これは、マルチパスフェージングに起因する、RSSIの時間変動を取り除くためである。
従来の技術では、移動速度によらず、予め定められた移動平均の算出式を用いて、RSSIを求めている。しかしながら、移動端末が移動している場合、RSSIの時間変動は、マルチパスフェージングの影響より、電波発信源との距離が変わった事による影響が大きい。よって、従来のように、主にマルチパスフェージングの影響のみを考慮し、画一的にRSSIを算出していては、移動速度によっては、正確でないRSSIの移動平均値が得られてしまう可能性があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、移動中において信頼性の高い電波強度値を得られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における通信端末は、
電波を受信可能な通信端末であって、
受信した電波の強度を表す電波強度値を計測する計測部と、
当該通信端末の移動速度を計測する取得部と、
計測された前記電波強度値及び計測した前記移動速度を用いて前記電波強度値を補正する補正部と、
を有する。
本発明によれば、移動中において信頼性の高い電波強度値を得られるようになる。
本発明の一実施形態に係る通信端末のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブロック図。 係数情報を格納するテーブルの例を表す図。 電波強度値を算出する処理を示すフローチャート。 電波強度値を算出する処理を示すシーケンス図。 本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブロック図。 係数情報を格納するテーブルの例を表す図。 電波強度値を算出する処理を示すシーケンス図。 本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブロック図。 アルゴリズム情報を格納するテーブルの例を表す図。 電波強度値を算出する処理を示すフローチャート。 電波強度値を算出する処理を示すシーケンス図。 電波発信源と電波受信地点の位置関係を表す図。 理論上の距離と受信電波強度の関係を表す図。 実際の距離と受信電波強度の関係を表す図。 受信電波強度値の推移を表す図。 受信電波強度値の移動平均の推移を表す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.概要
2.ハードウェア構成
3.機能
4.動作例
5.変形例
≪ 1. 概要 ≫
まず、本発明の概要を、図13−図17を用いて説明する。
障害物が全くない空間では、点源から発せられた電波は、距離の二乗に反比例して弱まる事が知られている(逆二乗の法則)。図13には、電波発信源と、その電波発信源から一定の距離離れた地点A、B、C、Dとが示されている。図14は、地点A、B、C、Dを結ぶ直線上で、電波発信源から発信される電波を受信して計測される電波強度の値(以下、「受信電波強度値」と呼ぶ)を表している。
しかしながら、空間中には様々な障害物が散在しているため、あらゆる場所で電波の反射が起こり、それらが干渉しあう。その結果、受信電波強度値には、揺れるような時間変動(これをマルチパスフェージングと呼ぶ)が加わることとなり、実際の受信電波強度値の計測結果は、図15のようになる。図15に示される受信電波強度値の特性上、逆二乗の法則が影響していることは確認できるが、マルチパスフェージングによって、受信電波強度値に分布が生じていることが分かる。つまり、ある場所における受信電波強度値は、逆二乗の法則とマルチパスフェージングの両者によって決まる。
このようなマルチパスフェージングに起因する受信電波強度値の時間変動を取り除くために、以下のような式により、受信電波強度値の移動平均(以下、「移動平均電波強度値」と呼ぶ)を求める。

Out(t)=W×ln(t)+W×ln(t−1)+W×ln(t−2)
+・・・
・・・式(1)

ここで、Out(t)は、現在時刻における移動平均電波強度値を表し、ln(t)は、現在時刻における計測によって得られた受信電波強度値を表す。また、ln(t−n)は、n回前に測定した受信電波強度値を表し(nは0以上の整数)、Wは右辺第n項の重み係数である(nは0以上の整数)。例えば、図16に示されるような受信電波強度値が得られた場合、上記の式(1)を用いて移動平均電波強度値を求めると、図17に示されるようになる。
本発明の一実施形態における通信端末は、移動速度に応じた重み係数の組を予め用意しておき、計測された移動速度に応じた重み係数を使用して、移動速度に応じた適切な移動平均電波強度値を求める。ここで、一般的に、通信端末の移動速度が上昇するにつれて、受信電波強度値の時間変動は、マルチパスフェージングの影響よりも、電波発信源との距離が変わった事による影響が大きくなる。従って、通信端末の移動速度が大きい場合には、過去に計測した受信電波強度値の、移動平均電波強度値に加味する比率を低下させる。すなわち、移動速度が大きければ大きいほど、古い受信電波強度値の重み係数を小さくし、新しい受信電波強度値の重み係数を大きくする。これによって、本発明の一実施形態における通信端末は、移動中であっても、信頼性の高い移動平均電波強度値を取得することが可能となる。
≪ 2. ハードウェア構成 ≫
図1は、本発明の一実施形態における通信端末10のハードウェア構成の一例である。図1に例示される通信端末10は、例えば、スマートフォン、携帯電話、ラップトップ、タブレット又は携帯用ゲーム機のようなデバイスである。また、別の実施形態において、通信端末10は、自動車や鉄道等の輸送手段や、テレビやラジオ等の電子機器等に、内蔵されて提供されてもよい。
通信端末10は、CPU100と、ROM102と、RAM104と、無線通信装置106と、アンテナ108と、速度センサ110と、有線通信装置112と、表示装置114と、入力装置116と、これらの装置を接続するバス118とを有する。
CPU100は、通信端末10の動作を制御する演算装置である。ROM102は、CPU100によって実行されるプログラムや、プログラムの動作に必要なデータや、プログラムによって出力されたデータを記憶するメモリである。ROM102は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のように、書き換え可能なメモリであってもよい。RAM104は、CPU100のワークエリアとして使用されるメモリである。
無線通信装置106は、アンテナ108を通じて、基地局、アクセスポイント、衛星、その他の通信装置等から送信された電波を受信可能な通信装置である。無線通信装置106は、3G又は4Gネットワークの基地局と通信可能な通信モジュールであってもよいし、無線LANのアクセスポイントと通信可能な無線LANモジュールであってもよい。また、無線通信装置106は、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)等の無線通信規格に従って通信を行う通信モジュールであってもよい。また、無線通信装置106は、地上波デジタル放送や衛星放送のように、放送用電波を受信する受信機であってもよい。無線通信装置106は、任意の周波数帯の電波を受信可能な、任意の通信モジュールであってもよい。
速度センサ110は、通信端末10の移動速度を計測することのできるセンサである。例えば、速度センサ110は、加速度センサ、角速度センサ又は車速センサのように、通信端末10の速度を測定することが可能な、任意のセンサである。
有線通信装置112は、例えば専用のケーブル又はLANケーブルを通じて、外部の装置と通信する通信装置である。表示装置114は、例えば液晶ディスプレイのような、ユーザに情報を提示する表示装置である。入力装置116は、例えばタッチパネルやボタンのような、ユーザからの入力を受け付ける入力装置である。
なお、通信端末10は、有線通信装置112、表示装置114、入力装置116を、それぞれ備えていなくてもよい。例えば、他の実施形態において、通信端末10が、輸送手段や電子機器等に内蔵されて提供される場合には、通信端末10は、表示装置114及び入力装置116を備えていなくてもよい。また、このような実施形態において、速度センサ110は、当該通信端末10の外部に設けられてもよい。この場合には、通信端末10は、外部に設けられた速度センサ110から、例えば有線通信装置112を介して、速度の情報を受信するよう構成されてもよい。
≪ 3. 機能 ≫
図2は、本発明の一実施形態における通信端末10の機能ブロック図である。図2は、通信端末10が備える様々な要素のうち、本実施形態の説明に特に関連する要素を示している。通信端末10は、記憶部200と、受信部202と、電波強度値計測部204と、時刻取得部206と、格納部208と、移動速度取得部210と、選択部212と、算出部214と、出力部216とを有する。
記憶部200は、図1に示されるROM102によって実現され、通信端末10の動作に関連するプログラムやデータを記憶する。特に、記憶部200は、係数情報250と、受信電波強度値履歴情報252と、移動平均電波強度値254とを記憶する。
係数情報250は、上述した式(1)で使用される重み係数の組を、移動速度ごとに関連付ける情報である。係数情報250は、例えば、図3に例示されるテーブルに記憶される。図3の係数情報250は、移動速度と、係数の組の項目を有する。移動速度は、計測された通信端末10の移動速度を表し、単位は、メートル毎秒である。図3の例では、移動速度に合わせて、それぞれ10個の重み係数を有する、4つの重み係数の組が規定されている。すなわち、10回の測定によって得られた受信電波強度値を用いて、移動平均受信強度値を算出する。
移動速度が大きくなるにつれて、最近取得された受信電波強度値に乗算される重み係数(W)は、大きな値が設定される。一方で、移動速度が極めて小さい場合(すなわち、移動していないとみなせる場合)は、全ての重み係数は、同じ値が設定される。これは、高速移動時には、逆二乗の法則が受信電波強度値に及ぼす影響が大きいことに鑑み、移動平均電波強度値における、最近取得された受信電波強度値の寄与の比率を高くすることによる。
なお、図3の例では、4種類の重み係数の組と、10個の重み係数とを用いたが、任意の数の組と重み係数を用いても良い。また、重み係数の値は、通信端末10の適用されるシステムに応じて、任意に変更されてもよい。
受信電波強度値履歴情報252は、計測した受信電波強度値を、その取得時刻とともに記憶する情報である。例えば、受信電波強度値履歴情報252は、重み係数の数と対応する数(例えば10個)の受信電波強度値を含む。
移動平均電波強度値254は、式(1)によって求められた移動平均電波強度値である。移動平均電波強度値254は、最新の移動平均電波強度値であってもよいし、最新及び過去の移動平均電波強度値の履歴を含んでもよい。
受信部202は、主に、図1に示される無線通信装置106及びアンテナ108の処理によって実現され、他の基地局又は装置等から送信された電波を電気信号に変換し、必要に応じて電気信号を増幅して、受信電波強度値の計測に必要な周波数成分を抽出する。受信部202は、抽出した周波数成分の電気信号を、電波強度値計測部204に渡す。
電波強度値計測部204は、主に、図1に示される無線通信装置106の処理によって実現され、受信部202から受信した電気信号の電力を計測し、その電力の対数に比例する電圧を生成する。そして、電波強度値計測部204は、生成された電圧を量子化することにより、受信電波強度値(RSSI)を計測する。電波強度値計測部204は、計測によって取得した受信電波強度値を、格納部208に渡す。
時刻取得部206は、主に、図1に示されるCPU100の処理によって実現され、現在時刻を取得する。時刻取得部206は、取得した現在時刻を、格納部208に渡す。
格納部208は、主に、図1に示されるCPU100の処理によって実現される。格納部208は、電波強度値計測部204から受信電波強度値を受け取ると、時刻取得部206から現在時刻を取得し、受信電波強度値と現在時刻の組を、受信電波強度値履歴情報252として、記憶部200に格納する。
移動速度取得部210は、主に、図1に示される速度センサ110及びCPU100の処理によって実現され、通信端末10の現在の移動速度を取得する。例えば、速度センサ110が加速度センサである場合には、加速度センサから取得した加速度を積分し、外部より加わるノイズを除去することにより、移動速度を取得することができる。また、速度センサ110が車速センサである場合には、車軸の回転数に比例したパルス信号を測定することにより、移動速度を取得することができる。種々の速度センサ110を用いた移動速度の算出方法は、既知であるため、ここでの説明は省略する。移動速度取得部210は、取得した移動速度を、選択部212に渡す。
なお、移動速度取得部210は、速度センサ110が当該通信端末10の外部に設けられている場合(例えば、自動車における車速センサ等)には、例えば有線通信装置112を介して外部から得た情報に基づいて、移動速度を取得しても良い。あるいは、移動速度取得部210は、外部に設けられた他の装置から、移動速度の情報そのものを取得してもよい。
選択部212は、主に、図1に示されるCPU100の処理によって実現され、記憶部200に記憶された係数情報250を参照し、移動速度取得部210から受け取った移動速度に対応する重み係数の組を選択する。選択部212は、選択した重み係数の組を、算出部214に渡す。
算出部214は、主に、図1に示されるCPU100の処理によって実現される。算出部214は、記憶部200に記憶された受信電波強度値履歴情報を読出す。そして、算出部214は、式(1)により、読み出した受信電波強度値と、選択部212から受け取った重み係数を用いて、移動平均電波強度値を算出する。算出部214は、算出した移動平均電波強度値を、記憶部200に格納する。また、通信端末10が、算出した移動平均電波強度値を外部に出力するよう構成されている場合には、算出部214は、算出した移動平均電波強度値を、出力部216に渡してもよい。
なお、上述した、選択部212及び算出部214の機能により、受信電波強度値が、通信品質の改善や現在位置の特定に適した移動平均電波強度値に補正されることから、選択部212及び算出部214をまとめて補正部218と呼ぶ。
出力部216は、主に、図1に示される表示装置114又は有線通信装置112の処理によって実現され、算出部214から受け取った移動平均電波強度値を、表示装置114に表示するか、あるいは、外部の装置に送信しても良い。
≪ 4. 動作例 ≫
図4は、本発明の一実施形態における通信端末10の処理フローを表すフローチャートである。
まず、受信部202は、他の基地局又は装置等から送信された電波を受信する(ステップS101)。次に、電波強度値計測部204は、ステップS101で受信された電波の受信電波強度値を計測する(ステップS102)。そして、格納部208は、ステップS102で取得した受信電波強度値を、現在時刻とともに、記憶部200に格納する(ステップS103)。
次いで、移動速度取得部210は、通信端末10の現在の移動速度を取得する(ステップS104)。次に、選択部212は、記憶部200に記憶された係数情報250を参照し、ステップS104で取得された移動速度に対応する重み係数の組を選択する(ステップS105)。そして、算出部214は、受信電波強度値履歴情報に含まれる受信電波強度値と、ステップS105で選択された重み係数とを用いて、移動平均電波強度値を算出する(ステップS106)。さらに、出力部216は、ステップS106で算出された移動平均電波強度値を、例えば表示装置114に出力する(ステップS107)。
図5は、本発明の一実施形態における通信端末10の動作例を表すシーケンス図である。
まず、受信部202は、他の基地局又は装置等から送信された電波を受信する(ステップS201)。次に、受信部202は、受信した電波を変換して得た電気信号を、電波強度値計測部204に渡す(ステップS202)。次に、電波強度値計測部204は、受け取った電気信号を用いて、電波の受信電波強度値を計測する(ステップS203)。そして、電波強度値計測部204は、計測した受信電波強度値を、格納部208に渡す(ステップS204)。
格納部208は、時刻取得部206から、現在の時刻を受け取る(ステップS205)。次に、格納部208は、ステップS204で受け取った受信電波強度値と、ステップS205で受け取った時刻とを、関連付けて、記憶部200に記憶する(ステップS206)。
移動速度取得部210は、通信端末10の現在の移動速度を取得する(ステップS207)。次に、移動速度取得部210は、取得した移動速度を、選択部212に渡す(ステップS208)。選択部212は、記憶部200から、係数情報を読み出す(ステップS209)。そして、選択部212は、ステップS208で受け取った移動速度に応じた、重み係数の組を選択する(ステップS210)。例えば、現在の通信端末10の移動速度が3.0メートル毎秒である場合には、選択部212は、図3の上から二番目のエントリの係数の組(W=0.2、W=W=・・・=0.1、W=0)を選択する。
選択部212は、ステップS210で選択した係数を、算出部214に渡す(ステップS211)。次に、算出部214は、記憶部200から、受信電波強度値履歴情報252を読み出す(ステップS212)。そして、算出部214は、式(1)により、ステップS211で受け取った係数の組と、ステップS212で読み出した受信電波強度値とを用いて、移動平均電波強度値を算出する(ステップS213)。
算出部214は、算出した移動平均電波強度値を、記憶部200に格納する(ステップS214)。また、算出部214は、算出した移動平均電波強度値を、出力部216に渡す(ステップS215)。そして、出力部216は、受け取った移動平均電波強度値を、表示装置114に出力する(ステップS216)
以上の処理により、本実施形態における通信端末10は、移動速度に応じて、過去の受信電波強度値に乗算する重み係数を変化させることにより、移動中であっても信頼性の高い移動平均電波強度値を算出することができる。
≪ 5. 変形例 ≫
上述した実施例における通信端末10は、式(1)に基づき、移動速度に応じて係数を変化させることにより、移動平均電波強度値を算出した。以下では、式(1)と異なる方式によって電波強度値を算出する例(変形例1)と、移動速度に応じて電波強度値を算出する式(アルゴリズム)を変化させる例(変形例2)を説明する。
≪ 変形例1 ≫
まず、式(1)と異なる方式により、電波強度値を算出する通信端末10Aの例を説明する。本変形例における通信端末10Aは、以下の式(2)を用いて、電波強度値(以下、算出電波強度値と呼ぶ)を求める。

Out(t)=W×ln(t)+W×Out(t−1) ・・・式(2)

ここで、Out(t)は、現在時刻における算出電波強度値を表し、ln(t)は、現在時刻における計測によって得られた受信電波強度値を表し、Wは右辺第n項の重み係数(nは0又は1)を表す。ここで、Out(t−1)は、前回算出した算出電波強度値である。すなわち、算出電波強度値は、受信電波強度の時間変動に追従する値となる。また、二つの重み係数は、今回計測した受信電波強度値と、結果前回算出した算出電波強度値との混合比率を表している。従って、両者の混合比率を変えることにより、追従速度が変更され得る。具体的には、Wを高くすれば追従速度が増し、Wを高くすれば追従速度が減ることとなる。
式(2)を用いて算出電波強度値を算出することにより、記憶部200の受信電波強度値履歴情報252が不要となり、ROM102の容量の削減に寄与する。本変形例における通信端末10Aは、ROM102の容量を確保することが困難な状況において、特に有効である。
図6は、本変形例における通信端末10Aの機能ブロック図である。図2の機能ブロックと異なり、記憶部200には、受信電波強度履歴情報252は格納されず、代わりに、受信電波強度値252Aが格納される。また、記憶部200には、移動平均電波強度値254に代わり、算出電波強度値254Aが格納される。
また、本変形例における係数情報250Aは、図7に例示されるように、2つの重み係数の組が、移動速度に応じて、複数定義される。重み係数の値は、通信端末10Aが適用されるシステムに応じて、適宜設定され得る。但し、移動速度が大きくなるにつれて、今回測定した受信電波強度値に乗算される重み係数(W)は、大きな値が設定されている点に留意する。一方で、移動速度が極めて小さい場合(すなわち、移動していないとみなせるとき)は、前回算出した算出電波強度値に乗算される重み係数(W)に、大きな値が設定される。これは、高速移動時には、逆二乗の法則が受信電波強度値に及ぼす影響が大きいことに鑑み、今回取得された受信電波強度値の寄与の比率を高くするためである。
また、本変形例における算出部214Aは、上述したように、式(2)に基づき、移動速度に応じて選択された係数の組と、受信電波強度値252Aと、前回の算出電波強度値254Aとを用いて、算出電波強度値を算出する。
本変形例における通信端末10Aの処理フローは、図4に例示した処理と同様であるため、説明は省略する。
図8は、本変形例における通信端末10Aの動作例を表すシーケンス図である。
まず、通信端末10Aが電波を受信してから受信電波強度を格納するまでのステップS301−S306は、図5のステップS201−S206と同様である。また、通信端末10Aが移動速度を取得してから係数の組を特定するステップS307−S311は、図5のステップS207−S211と同様である。
本変形例における通信端末10Aの算出部214Aは、記憶部200から、前回の算出電波強度値252Aを読み出す(ステップS312)。そして、算出部214は、式(2)により、ステップS311で受け取った係数の組と、ステップS312で読み出した受信電波強度値とを用いて、算出電波強度値を算出する(ステップS313)。
算出部214は、算出した算出電波強度値を、記憶部200に格納する(ステップS314)。また、算出部214は、算出した算出電波強度値を、出力部216に渡す(ステップS315)。そして、出力部216は、受け取った算出電波強度値を、表示装置114に出力する(ステップS316)
以上の処理により、本実施形態における通信端末10Aは、メモリ容量の制約が厳しい場合であっても、移動速度に応じて、信頼性の高い電波強度値を算出することができる。
≪ 変形例2 ≫
次に、移動速度に応じて電波強度値を算出する式を変化させる通信端末10Bの例を説明する。本変形例における通信端末10Bは、上述した通信端末10と同様に、移動速度を取得することができるが、通信端末10と異なり、移動速度に応じて、電波強度値を算出する式(アルゴリズム)を選択することができる。本変形例における通信端末10Bは、式を選択可能とすることにより、より柔軟に、移動速度に応じた電波強度値を算出することが可能になる(算出された電波強度値を算出電波強度値と呼ぶ)。
例えば、以下のような複数の式(アルゴリズム)が選択可能とされ得る。
−上述した式(1)における、右辺の項の数(すなわち、計算に用いる受信電波強度値の数)が異なる式
−上述した式(1)と式(2)
また、計測によって取得した、現在及び過去の受信電波強度値を用いて、通信品質の改善や現在位置の推定に利用する算出電波強度値を算出する、任意の複数の式が、選択可能とされ得る。
図9は、本変形例における通信端末10Bの機能ブロック図である。図2の機能ブロックと異なり、記憶部200には、アルゴリズム情報256がさらに記憶される。
アルゴリズム情報256は、図10に例示されるように、移動速度と、算出電波強度値を算出するために用いるアルゴリズムを特定するアルゴリズム番号とを関連付ける情報である。ここでは、二つのアルゴリズム番号が定義されているが、任意の数のアルゴリズムが定義されても良い。
また、本変形例における係数情報250Bは、図3に例示されるように、移動速度と、受信電波強度値に乗算される重み係数とを関連付ける。ここで、係数情報250Bは、図10に規定された、アルゴリズム番号ごとに用意され得る。
本変形例における選択部212Bは、アルゴリズム情報256を参照し、移動速度取得部210の取得した移動速度に対応するアルゴリズム番号を選択する。さらに、選択部212Bは、係数情報250Bを参照し、移動速度に対応する係数の組を選択する。選択部212Bは、選択したアルゴリズム番号と係数の組を、算出部214Bに渡す。
本変形例における算出部214Bは、選択部212Bから受け取ったアルゴリズム番号と関連付けられたアルゴリズム(式)を特定する。そして、算出部214Bは、特定した式に基づいて、選択部212Bから受け取った係数の組を用いて、算出電波強度値を算出する。算出部214Bは、算出電波強度値を、記憶部200に格納すると共に、出力部216に渡す。
図11は、本変形例における通信端末10Bの処理フローを表すフローチャートである。
まず、通信端末10Bが電波を受信してから、移動速度を取得するまでのステップS401−S404は、図4のステップS101−S104と同様である。
次いで、選択部212Bは、記憶部200に記憶されたアルゴリズム情報256を参照し、ステップS404で取得された移動速度に対応するアルゴリズム番号を選択する(ステップS405)。次に、選択部212Bは、記憶部200に記憶された係数情報250Bを参照し、ステップS404で取得された移動速度に対応する重み係数の組を選択する(ステップS406)。そして、算出部214Bは、選択されたアルゴリズム番号に対応するアルゴリズム(式)に基づき、受信電波強度値履歴情報252に含まれる受信電波強度値と、選択された係数の組を用いて、算出電波強度値を算出する(ステップS407)。さらに、出力部216は、ステップS106で算出された算出電波強度値を、例えば表示装置114に出力する(ステップS408)。
図12は、本変形例における通信端末10Bの動作例を表すシーケンス図である。
まず、通信端末10Bが電波を受信してから受信電波強度を格納するまでのステップS501−S506は、図5のステップS201−S206と同様である。また、通信端末10Bが移動速度を取得するステップS507−S508は、図5のステップS207−S208と同様である。
続いて、選択部212Bは、記憶部200から、アルゴリズム情報256を読み出す(ステップS509)。次に、選択部212Bは、ステップS508で受け取った移動速度に応じた、アルゴリズム番号の組を選択する(ステップS510)。例えば、現在の通信端末10Bの移動速度が3.0メートル毎秒である場合には、選択部212Bは、図10の一番上のエントリのアルゴリズム番号「1」を選択する。さらに、選択部212Bは、記憶部200から、係数情報250Bを読み出す(ステップS511)。そして、選択部212は、ステップS508で受け取った移動速度に応じた、重み係数の組を選択する(ステップS512)。例えば、現在の通信端末10Bの移動速度が3.0メートル毎秒である場合には、選択部212Bは、図3の上から二番目のエントリの係数の組(W=0.2、W=W=・・・=0.1、W=0)を選択する。
選択部212Bは、ステップS510で選択したアルゴリズム番号及びステップS512で選択した係数を、算出部214Bに渡す(ステップS513)。次に、算出部214Bは、記憶部200から、受信電波強度値履歴情報254を読み出す(ステップS514)。そして、算出部214Bは、ステップS513で受け取ったアルゴリズム番号「1」に対応する式に基づき、ステップS513で受け取った係数の組と、ステップS514で読み出した受信電波強度値とを用いて、算出電波強度値を算出する(ステップS515)。ここで、アルゴリズム番号「1」には、式(1)が予め関連付けられている場合には、算出部214Bは、図5を用いて説明した例と同様に、十の受信電波強度値を用いて、現在の移動平均電波強度値を算出する。
次いで、算出部214Bは、算出した算出電波強度値を、記憶部200に格納する(ステップS516)。また、算出部214Bは、算出した算出電波強度値を、出力部216に渡す(ステップS517)。そして、出力部216は、受け取った算出電波強度値を、表示装置114に出力する(ステップS518)
以上の処理により、本実施形態における通信端末10は、移動速度に応じて、電波強度値を算出するアルゴリズム及びその係数を変化させることにより、移動中であっても信頼性の高い電波強度値を算出することができる。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。また、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 通信端末
200 記憶部
202 受信部
204 電波強度値計測部
206 時刻取得部
208 格納部
210 移動速度取得部
212、212B 選択部
214、214A、214B 算出部
216 出力部
218、218A、218B 補正部
250、250B 係数情報
252 受信電波強度値履歴情報
252A 受信電波強度値
254、254B 移動平均電波強度値
254A 算出電波強度値
256 アルゴリズム情報
特開2011−217225号公報 特開平06−205459号公報 特表2000−511369号公報

Claims (10)

  1. 電波を受信可能な通信端末であって、
    受信した電波の強度を表す電波強度値を計測する計測部と、
    当該通信端末の移動速度を取得する取得部と、
    計測された前記電波強度値及び取得された前記移動速度を用いて前記電波強度値を補正する補正部と、
    を有する、通信端末。
  2. 計測された一以上の前記電波強度値を記憶する記憶部を有し、
    前記補正部は、一以上の前記電波強度値の移動平均を求めることにより、前記電波強度値を補正する、
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記補正部は、一以上の前記電波強度値の各々に、一以上の重み係数をそれぞれ乗算することにより、移動平均値を算出する、
    請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記一以上の重み係数の組は、前記移動速度に応じて複数用意され、
    前記補正部は、前記移動速度に応じて、前記一以上の重み係数の組を選択する、
    請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記移動速度が所定の値以上であるとき、現在時刻により近い時刻に取得された前記電波強度値に乗算される前記重み係数は、現在時刻により遠い時刻に取得された前記電波強度値に乗算される前記重み係数より大きな値である、
    請求項4に記載の通信端末。
  6. 前記移動速度が前記所定の値より小さいとき、前記一以上の重み係数は、同一の値である、
    請求項5に記載の通信端末。
  7. 前記補正部は、補正された前記電波強度値及び新たに計測された前記電波強度値に重み係数を乗算することにより、前記電波強度値をさらに補正する、
    請求項1に記載の通信端末。
  8. 前記移動速度が所定の値以上であるとき、新たに計測された前記電波強度値に乗算される前記重み係数は、補正された前記電波強度値に乗算される前記重み係数より大きな値である、
    請求項7に記載の通信端末。
  9. 前記移動速度が所定の値より小さいとき、新たに計測された前記電波強度値に乗算される前記重み係数は、補正された前記電波強度値に乗算される前記重み係数より小さな値である、
    請求項8に記載の通信端末。
  10. コンピュータに、
    受信した電波の強度を表す電波強度値を計測する計測ステップと、
    移動速度を取得する取得ステップと、
    計測された前記電波強度値及び取得された前記移動速度を用いて前記電波強度値を補正する補正ステップと、
    を実行される、プログラム。
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