JP2014520233A5 - - Google Patents

Description

特に内燃機関の排ガスラインに流体を噴射するための本発明の装置は、噴射されるべき流体を蓄えるためのリザーバと、流体を排ガスラインに噴射するために構成された噴射および調量モジュールと、作動時に流体をリザーバから噴射および調量モジュールへ送出するために構成されたポンプとを有している。リターン配管も設けられており、これを通じて余剰の流体を噴射および調量モジュールから運び出し可能である。リターン配管には、スロットルバルブがポンプとして機能して流体を噴射および調量モジュールから送り出すポンプモードで作動可能である、切換可能なスロットルバルブが配置されている。

Claims (9)

1. 内燃機関の排ガスラインに流体（２）を噴射する装置であって、
   噴射されるべき流体（２）を蓄えるためのリザーバ（４）と、
   噴射および調量モジュール（１０）と、
   作動時に流体（２）を前記リザーバ（４）から前記噴射および調量モジュール（１０）へ送出するために構成されたポンプ（８）と、
   前記噴射および調量モジュール（１０）から前記ポンプ（８）の入力部または前記リザーバ（４）への流体（２）の流出を可能にするリターン配管（１６）とを有しており、前記リターン配管（１６）には切換可能なスロットルバルブ（１４）が配置されている、そのような装置において、
   前記スロットルバルブ（１４）は、
   前記スロットルバルブがポンプとして機能することにより前記噴射および調量モジュール（１０）から前記ポンプ（８）の入力部または前記リザーバ（４）へ流体を送り出すポンプモード、
   完全に閉じる、
   完全に開く、
   部分的に開く、
   の各動作状態のうちの少なくとも１つへと切換可能であることを特徴とする、流体を噴射する装置
2. 前記スロットルバルブ（１４）は、少なくとも１つの第１の接続部（２４）および少なくとも１つの第２の接続部（２６）を備えるバルブ室（２８）と、前記バルブ室（２８）の中で可動のバルブボディ（３２）とを有している、請求項１に記載の装置。
3. 前記スロットルバルブ（１４）は前記第１および前記第２の接続部（２４，２６）にそれぞれ逆止め弁（４０，４２）を有している、請求項２に記載の装置。
4. 前記バルブ室（２８）は少なくとも１つの側で柔軟なダイヤフラム（３７）により液密に閉鎖されており、前記ダイヤフラム（３７）は前記バルブ室（２８）の容積を変えるために駆動装置（３８）によって可動である、請求項２または３に記載の装置。
5. 前記スロットルバルブ（１４）は前記バルブボディ（３２）を閉じた位置へと押圧するために構成された少なくとも１つのばね部材（３０，３６）を有しており、および／または前記バルブボディ（３２）を閉じた位置から開いた位置へ動かすために構成されたリニアマグネット（３８）を有している、請求項２から４のいずれか１項に記載の装置。
6. 請求項１から５のいずれか１項に記載の装置を作動させる方法において、前記方法は、前記スロットルバルブ（１４）の適当な制御によって流体（２）を送り出すことを含んでいる方法。
7. 前記方法は、前記スロットルバルブ（１４）の部分的な開放によって前記噴射および調量モジュール（１０）の圧力を調整することを追加的に含んでいる、請求項６に記載の装置を作動させる方法。
8. 前記方法は、前記ポンプ（８）の停止と前記スロットルバルブ（１４）の完全な開放によって前記噴射および調量モジュール（１０）に空気を吸い込ませることを追加的に含んでいる、請求項６または７に記載の装置を作動させる方法。
9. 前記方法は、前記噴射および調量モジュール（１０）をエア抜きするために前記スロットルバルブ（１４）を完全に閉じることを含んでいる、請求項６から８のいずれか１項に記載の装置を作動させる方法。