JP2014211831A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チェックアウト端末から送信された各種の情報を、店員が適切に対応することができるように報知する。【解決手段】会計処理を行う会計装置30の状態を表示する表示装置は、会計装置30から送信された各種の情報を取得する取得手段と、取得した情報に応じたメッセージと、対応すべき優先度とを記憶する記憶手段と、会計装置30を識別容易に表示部に表示するとともに、取得した情報に応じたメッセージを記憶手段より読み出し、識別容易に表示した会計装置30に対応させて表示する表示手段と、表示手段が表示するメッセージの対応すべき優先度に従い、識別容易に表示した会計装置30の表示態様を変更する表示態様変更手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に関する。
セルフチェックアウト端末を操作する客を案内する案内係(アテンダント)の店員が使用し、セルフチェックアウト端末から送信された各種の情報をモニタ表示する表示装置(アテンダント端末)が存在する(例えば、特許文献1及び2参照)。このアテンダント端末では、セルフチェックアウト端末の状態を表示部にメッセージ等で表示を行い案内係の店員に報知する方式を採用している。
特開2007−095026号公報 特開2012−014740号公報
セルフチェックアウト端末においては、アテンダント端末で報知しなければならない問題が複数生じる場合が想定される。その例として、レシートが無くなりかけてきたのでその補充要求、客の操作による店員呼び出し、客の会計時間が所定時間を超えている旨の報知、釣銭釣札の残置枚数が所定量を下回ってしまった旨の報知など様々なことが考えられる。
前述の通り、セルフチェックアウト端末において複数の問題が生じた場合、案内係の店員がアテンダント端末の表示部を見たとしても、複数のメッセージからどのメッセージを優先すべきかを瞬時に特定することは難しい。このため、優先度の高いメッセージを見落としてしまい、店員は適切な対応ができない可能性がある。
また、アテンダント端末は、複数のセルフチェックアウト端末をモニタリングする場合があり、複数のセルフチェックアウト端末において複数のメッセージが生じる場合も想定される。その様な状態が生じると、どのセルフチェックアウト端末を優先して対応すれば良いかの判断は、店員の判断にゆだねてしまうことになる。このため、店員が優先順位を間違えた対応をしてしまう可能性があり、また、優先度の高いメッセージを見落としてしまうと客に多大な迷惑を掛けてしまう可能性もある。
すなわち、特許文献1及び2に記載されたアテンダント端末では、店員が適切に対応することができるようにメッセージを表示することができない、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、チェックアウト端末から取得した各種の情報を、店員が適切に対応することができるように報知することができる表示装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、会計処理を行うチェックアウト端末の状態を表示する表示装置であって、前記チェックアウト端末の各種の情報を取得する取得手段と、前記取得した情報に応じたメッセージと、対応すべき優先度とを記憶する記憶手段と、前記チェックアウト端末を識別容易に表示部に表示するとともに、前記取得した情報に応じたメッセージを前記記憶手段より読み出し、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて表示する表示手段と、前記表示手段が表示するメッセージの対応すべき優先度に従い、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を変更する表示態様変更手段と、を備えることを特徴とする表示装置である。
この発明によれば、チェックアウト端末の状態に応じて、識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させてメッセージを表示させるとともに、対応すべき優先度に応じて表示態様を変更するので、複数のメッセージから優先すべきメッセージを瞬時に特定することができ、メッセージを見落とすことがないので、店員の判断にゆだねることなく適切な対応ができる。すなわち、チェックアウト端末から送信された各種の情報を、店員が適切に対応することができるように報知することができる。
また、本発明は、上記の表示装置において、前記記憶手段は、優先度に応じた表示色を更に記憶し、前記表示態様変更手段は、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を前記対応すべき優先度に応じた表示色で表示することを特徴とする。
この発明によれば、複数のチェックアウト端末において複数のメッセージが生じる場合であっても、対応すべき優先度に応じた表示色でチェックアウト端末の表示態様を識別容易に表示するので、どのチェックアウト端末を優先して対応すれば良いかが一目瞭然である。これにより、店員が優先順位を間違えた対応をとることを防ぐことができる。また、店員が優先度の高いメッセージを送信したチェックアウト端末を見落としてしまい、客に多大な迷惑を掛けてしまうことを防ぐことができる。
また、本発明は、上記の表示装置において、前記表示態様変更手段は、前記チェックアウト端末における対応が完了した旨の情報を前記取得手段が取得すると、次に表示すべき情報があるか否かを判定し、次に表示すべき情報があると判定した場合、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて次に表示すべき情報に対応するメッセージを表示するとともに表示態様を前記対応すべき優先度に応じて変更することを特徴とする。
この発明によれば、チェックアウト端末における対応が完了した旨の情報を取得手段が取得すると、次に表示すべき情報があるか否かを判定し、次に表示すべき情報があると判定した場合、識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて次に表示すべき情報に対応するメッセージを表示するとともに表示態様を対応すべき優先度に応じた表示色で表示するので、店員は、優先度の順に応じた表示態様の順で客の対応を行うことができ、優先度の高いメッセージを見落としてしまい客に多大な迷惑を掛けてしまうことが無くなる。
本発明によれば、チェックアウト端末の状態に応じて、識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させてメッセージを表示させるとともに、対応すべき優先度に応じて表示態様を変更するので、複数のメッセージから優先すべきメッセージを瞬時に特定することができ、メッセージを見落とすことがないので、店員の判断にゆだねることなく適切な対応ができる。すなわち、チェックアウト端末から送信された各種の情報を、店員が適切に対応することができるように報知することができる。
本発明の実施形態におけるPOSシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態における登録装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態における会計装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)の構成を示すブロック図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)が記憶するメッセージテーブルの一例を示す概略図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)が記憶する優先度テーブルの一例を示す概略図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)が記憶する待ち人数テーブルの一例を示す概略図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)が表示する精算状況確認画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)が表示する精算状況確認画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における会計装置の動作手順を表すフローチャートである。 本実施形態における会計装置が実行する会計処理の動作手順を表すフローチャートである。 本実施形態における表示装置(アシストモニタ)の動作手順を表すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明によるPOSシステム1の一実施形態の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態において、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、登録装置20と、3台の会計装置30(チェックアウト端末)と、表示装置40(アシストモニタ40)とを含んで構成されている。ストアコントローラ10と、登録装置20と、3台の会計装置30と、表示装置40(アシストモニタ40)とは、有線又は無線接続のLAN(Local Area Network)11で相互に接続されている。
なお、図1に示したPOSシステム1の構成は一例であって、例えば、登録装置20及び表示装置40(アシストモニタ40)を複数設けたり、会計装置30の数をさらに増やしたり、あるいは会計装置30の数を減らして、2台としたりすることができる。また、ストアコントローラ10と、登録装置20や会計装置30、表示装置40(アシストモニタ40)とは、必ずしもLAN11で接続しておく必要はない。その場合に、データのやりとりは、電気配線を活用して高速通信を実現する電力線通信などを用いて行うことができる。また、ストアコントローラ10の機能を、登録装置20が有するようにして、ストアコントローラ10を省略することも可能である。
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタなどの種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、登録装置20及び各会計装置30に、最新の商品マスタを適宜送信する。ここで、商品マスタとは、各商品の商品識別情報、商品名称、及び販売価格などの商品情報を格納したファイルであって、適宜更新される。
登録装置20は、客が購入しようとする商品のデータを登録する処理を行う。データの登録は、例えば、商品に付されているバーコードを読み取ることで行う。そのため、登録装置20には、例えば、客が購入する商品に付されたバーコード(商品コード)を店員の操作により読み取るスキャナが設けられている。本願においては、登録装置20によって登録され、精算処理において用いられる商品に関するデータを、取引情報と呼ぶこととする。取引情報は、購入しようとする商品すべての金額すなわち合計金額や、個々の商品の単価や個数の情報を含んでいる。また、登録装置20は、各会計装置30からステータス情報を取得して管理する。
さらに、登録装置20は、ステータス情報に応じて、取引情報の送信先となる会計装置30を選択する。その際、登録装置20は、ステータス情報に基づいて、できるだけ待ち時間を少なくできるように、現在商品登録作業中の客がどの会計装置30で精算を行えばよいのかを判定する。すなわち、登録装置20は、複数の会計装置30から最適な1つを選択する。登録装置20は、例えば、空いている会計装置30を選択する。あるいは、全ての会計装置30が客で埋まっている場合には、登録装置20は、一番早く空きそうな精算装置を選択する。そして、登録装置20は、選択した会計装置30に対して、取引情報を送信する。その取引情報が示す商品を購入しようとする客は、当該取引情報が送信された会計装置30を操作して、自分で精算処理を行うことができる。精算処理とは、購入しようとする商品の代金を、現金、電子マネー、クレジットカードなどを選択的に用いて支払い、決済する処理である。
上記のステータス情報とは、会計装置30における精算処理の進捗状況を表す情報である。進捗状況は、待機状態、決済中、レシート発行中、空き状態、会計保留、トラブル発生中などの状況に分けられている。この進捗状況に基づき、登録装置20は、どの会計装置30を選択するのかという判定処理を行う。例えば、登録装置20は、空き状態の会計装置30を優先して選択する。また、空き状態の会計装置30が無ければ、レシート発行中のものを選択する。上記の待機状態、決済中、レシート発行中という3つの進捗状況は、精算処理中の段階を示すものであり、待機状態から決済中、決済中からレシート発行中へと進捗状況は移行する。よって、決済中よりもレシート発行中の方が進捗は進んでいることになり、空き状態のものが無ければ、レシート発行中のものを選択することで、一番早く空きそうな会計装置30を選択することができる。
また、登録装置20は、上記のようにして選択した会計装置30へ、現在商品登録作業中の取引情報を送信した際には、該当する会計装置30を案内する精算用レシート(例えば、会計装置30の番号と、取引情報を識別する取引番号を示すバーコードとが印字された番号札レシート等)を発行する。店員は、発行された精算用レシートを客に手渡す。また、登録装置20は、どの会計装置30へ取引情報を送信したかを店員又は客に分かるよう表示してもよい。例えば、店員に対し表示した場合には、店員が客へ口頭で伝えることなどができる。この場合の表示方法は任意である。例えば、登録装置20において店員に向けて設置されているタッチパネルなどに、各会計装置30のステータス情報を表示するとともに、送信した会計装置30に対応するステータス情報を強調表示することで行うようにすることができる。また、登録装置20が有する客側に向けられた表示部に、送信先の会計装置30を示す案内を表示するようにしてもよい。
なお、会計装置30の選択は、店員が手動で行ってもよい。例えば、ステータス情報を見て店員が判断し、タッチパネル上で選んだ会計装置30ボタンを押下することで会計装置30を選択するようにしてもよい。また、店員の判断を助けるために、ステータス情報の表示において、空いている(あるいは空きそうな)会計装置30を強調して表示してもよい。
また、登録装置20は、客が購入する商品の全ての買上内容を印刷するようにしてもよい。この場合、客は、会計装置30を操作して精算処理を行う前に、登録装置20を用いた登録内容を、印刷結果を見ることで確認することができる。
一方、会計装置30は、客が自ら操作して精算処理を行うための装置であって、自動釣銭釣札機やカードリーダ(例えばクレジットカードやポイントカード用)、RF(Radio Frequency)リーダ(例えば電子マネー用)などの決済用の機器を備えている。また、会計装置30は、ステータス情報を登録装置20へ随時送信する。
会計装置30は、登録装置20から上記の取引情報を取得すると、客が当該会計装置30のところへ来ればよいことが分かるように、報知(つまり客への案内)する。報知の例としては、例えば、会計装置30が有する表示部の画面全体に所定の番号等の文字情報等を表示することである。この番号等の文字情報は、登録装置20が(あるいは登録装置20を操作している店員が)客に別途報知しておいた情報である。客は例えば知らされた自分の番号を表示している会計装置30のところへ行けばよいことになる。また、他の報知例としては、会計装置30が有する所定のランプを点灯することで案内することなどがある。例えば、特定の色で点灯し、客は指定された色の会計装置30のところへ行くようにする。また、点滅などであってもよい。また、別の報知例としては、会員カードNoを会計装置30の画面に表示することがある。この会員カードNoは、例えば登録装置20で読み取っておく。客は自分の会員カードNoを報知している会計装置30へ行くことになる。
また、会計装置30は、報知の後、待機状態になる。すなわち、会計装置30は、報知を行った後、取得した取引情報に対応する精算処理の開始の指示などを待機する状態となる。待機状態の解除の例としては、例えば、客が精算用レシートに印刷されたバーコードを会計装置30のスキャナにかざすと、精算処理を開始する。バーコードがスキャナにかざされるまでは画面に何も表示しないか、上記の報知例のように例えば番号のみ表示しておく。或いは、客が会計装置30の表示画面をタッチ(あるいは何らかのボタン押下)すると、精算処理を開始してもよい。或いは、会計装置30は、人感知センサを用いて客が近づいたか否かを検知して、精算処理を開始してもよい。この場合にも、検知するまでは、画面を無表示としたり、番号表示としたりすることができる。会計装置30は、人感知センサで人の接近を検知したら精算処理を開始する。あるいは、人感知センサの代わりにカメラを使用することもできる。例えば、会計装置30と登録装置20にカメラを設置し、顔認識で同一人物が近づいた場合のみ精算処理を開始するようにしてもよい。
また、待機状態にある会計装置30に対する精算処理の流れは例えば次のように行うことができる。(1)まず、決済方法を選択する。現金、クレジットカード、電子マネー等のいずれかまたは併用する旨を客の操作に応じて選択する。(2)次に、決済を実行する。会計装置30が有する紙幣や硬貨の投入排出口への現金投入や釣り銭の支払い、カード読み取り機でのカード読み取り等によって決済を実行する。(3)次に、会計装置30が有する印刷部を用いて、レシートを発行する。レシートには、例えば、購入した商品の一覧、購入合計金額、受領金額、釣り金額等が印字される。(4)そして、会計装置30は、精算処理を終了し、空き状態となる。
なお、会計装置30における決済方法は、登録装置20で申告してもよい。この場合は登録装置20から決済方法の情報を会計装置30へ送り、会計装置30は上記(2)の操作から処理を開始する。
また、会計装置30は、自装置の状態に応じて、自装置の状態を示すアラート(各種の情報)を表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。アラートの例として、レシートが無くなりかけてきたのでその補充要求、客の操作による店員呼び出し、客の会計時間が所定時間を超えている旨の報知、釣銭釣札の残置枚数が所定量を下回ってしまった旨の報知等がある。
表示装置40(アシストモニタ40)は、会計装置30を操作する客を案内する案内係の店員が使用する端末であって、サービスカウンターや登録装置20付近等に設置され、各会計装置30の状態を表示する装置である。アシストモニタ0は、その画面に各会計装置30を識別容易に表示し、会計装置30から取得したアラート情報に対応するメッセージを各会計装置30に対応させて表示する。このとき、表示装置40(アシストモニタ40)は、表示するメッセージに対応する優先度に従い、各会計装置30の表示態様を変更する。例えば、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージの優先度に応じた表示色で各会計装置30を表示する。
なお、表示装置40(アシストモニタ40)が会計装置30からアラート情報を取得する方法として、表示装置40(アシストモニタ40)が会計装置30から送信されてくるアラート情報を取得する方法の他に、表示装置40(アシストモニタ40)から会計装置30に対してアラート情報を受取に行く方法等さまざまな方法が考えられるが、会計装置30の状態を遅滞なく表示できる方法であれば何れの方法であってもよい。
次に、図2〜図4を参照して、図1の登録装置20、会計装置30及び表示装置40(アシストモニタ40)の構成例について説明する。図2は、本実施形態における登録装置20の構成を示すブロック図である。登録装置20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、スキャナ部204と、表示部(店員用)205と、表示部(客用)205aと、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムを予め記憶する。CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録装置20の動作を制御する。スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、スキャナ部204によって読み取られたバーコードに基づく商品情報、会計装置30から取得したステータス情報などを記憶する。また、例えば、RAM203は、操作ボタンが操作された履歴を記憶してもよい。
表示部(店員用)205及び表示部(客用)205aは、種々の情報を表示する。例えば、表示部(店員用)205及び表示部(客用)205aは、商品マスタから取得した情報(例えば、商品の名称、価格等)を表示する。また、表示部(店員用)205は、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であり、店員に対する種々の情報を表示する。さらに、表示部(店員用)205は、画面内の領域に表示された操作ボタン(プリセットボタン)が操作されることにより、予め設定登録された商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。
操作部206は、登録装置20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー、品券キー、及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部206は、操作ボタン(プリセットキー)が操作されることにより、そのプリセットキーに予め設定登録されている商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。
通信部207は、LAN11を介して、他の装置と通信する。ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。印刷部209は、取引情報などを示す情報を必要に応じて印刷する。例えば、印刷部209は、取引番号を示すバーコードと取引情報の送信先となる会計装置30を案内する情報とを精算用レシート(印刷媒体)に印刷する。
図3は、本実施形態における会計装置30の構成を示すブロック図である。会計装置30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、印刷部309と、決済部310と、サインポール311と、人感知センサ312とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
ROM302は、プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、会計装置30の動作を制御する。例えば、CPU301は、通信部307を介して、自装置の状態に応じて、自装置の状態を示すアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。また、CPU301は、登録装置20から取得した取引情報のうち精算が完了していない取引情報の数に基づいて、当該会計装置30に並んでいる客の人数(待ち人数)を算出し、通信部307を介して、算出した待ち人数を表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。
RAM303は、種々の情報を記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。例えば、RAM303は、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ、及び登録装置20から取得した取引情報などを記憶する。スキャナ部304は、例えば精算用レシートに印字されたバーコード(取引番号)や会員カード等に付されているバーコード(会員コード)を光学的に読み取る。表示部305は、CPU301からの制御に応じて、種々の情報を画面に表示する。また、表示部305は、画面に表示した操作ボタンが操作された履歴(例えば、操作回数、操作順など)を、操作ボタン毎にRAM303に記憶させる。
操作部306は、会計装置30を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部306は、操作ボタン(訂正キー)が操作されることにより、操作入力の訂正を受け付ける。通信部307は、LAN11を介して、他の装置と通信する。例えば、通信部307は、ストアコントローラ10と接続して、ストアコントローラ10から最新の商品マスタを取得する。ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。印刷部309は、精算処理(すなわち商品の買上金額の決済)が終了した場合、客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
決済部310は、釣銭釣札機、クレジットカードリーダ、電子マネーリーダ等と、それらの制御部とを備えて構成されていて、決済部310を用いて、現金、クレジット、電子マネーにより決済処理が行われる。決済部310は、釣銭釣札機によって、現金により決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)を、バスを介してCPU301に出力する。釣銭釣札機は、紙幣の投入及び排出をする紙幣投入口、硬貨を投入するための硬貨投入口、釣銭を排出する釣銭排出口を備えている。また、決済部310は、クレジットにより決済を実行し、決済を実行した結果を、ポート及びバスを介してCPU301に出力する。また、決済部310は、電子マネーにより決済を実行し、決済を実行した結果を、バスを介してCPU301に出力する。
サインポール311は、複数色の表示灯を有し、それらの表示灯を点灯や点滅させることで、会計装置30が選択された装置であることを示す情報を報知したり、操作可能である旨を報知したりする。人感知センサ312(人感センサ)は、会計装置30の正面の所定圏内に人物(客)がいることを検知するセンサである。
図4は、表示装置40(アシストモニタ40)の構成を示すブロック図である。表示装置40(アシストモニタ40)は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、表示部404と、操作部405と、通信部406とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
ROM402は、プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。CPU401は、中央演算処理装置であり、ROM402に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、表示装置40(アシストモニタ40)の動作を制御する。例えば、CPU401(表示手段)は、会計装置30を識別容易に表示部404に表示するとともに、会計装置30から取得したアラートに応じたメッセージを、識別容易に表示した会計装置30に対応させて表示部404に表示する。また、CPU401(表示態様変更手段)は、表示するメッセージに対応する優先度に従い、会計装置30の表示態様を変更する。例えば、CPU401(表示態様変更手段)は、識別容易に表示した会計装置30の表示態様を対応すべき優先度に応じた表示色で表示する。
また、CPU401(表示態様変更手段)は、会計装置30における対応が完了した旨の情報を取得すると、次に表示すべき情報があるか否かを判定し、次に表示すべき情報があると判定した場合、識別容易に表示した会計装置30に対応させて次に表示すべき情報に対応するメッセージを表示するとともに表示態様を対応すべき優先度に応じた表示色で表示する。
RAM403は、種々の情報を記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。例えば、RAM403(記憶手段)は、アラートと、メッセージと、優先度とを対応付けるメッセージテーブルや、優先度に表示色を対応付ける優先度テーブル、待ち人数に表示色を対応付ける待ち人数テーブル等を記憶する。表示部404は、CPU301からの制御に応じて、種々の情報を画面に表示する。操作部405は、表示装置40(アシストモニタ40)を動作させるための各種の操作ボタンを備える。通信部406は、LAN11を介して、他の装置と通信する。
次に、図5及び図6を参照して、表示装置40(アシストモニタ40)が記憶する情報について説明する。図5は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)が記憶するメッセージテーブルの一例を示す概略図である。メッセージテーブルには、メッセージコード毎に、メッセージと、優先度とが記憶されている。メッセージコードは、メッセージの識別情報であり、会計装置30から送信されるアラートに含まれる情報である。メッセージは、画面に表示するためのメッセージである。優先度は、対応すべき優先度であり、その値が小さいほど優先度が高く、値が大きいほど優先度が低い。
図示する例では、メッセージコード「001」は、会計装置30において客が店員を呼び出すための操作をしたことを示し、そのメッセージは「お客様がお呼びです」であり、優先度は「1」である。また、メッセージコード「002」は、会計装置30の印刷部309にエラーが発生したことを示し、そのメッセージは「プリンタエラー」であり、優先度は「1」である。また、メッセージコード「003」は、会計装置30においてレシート発行のための用紙がなくなったことを示し、そのメッセージは「レシート切れです交換してください」であり、優先度は「1」である。
また、メッセージコード「004」は、会計装置30においてレシート発行のための用紙が残り少なくなったことを示し、そのメッセージは「レシートが残り少なくなりました」であり、優先度は「2」である。また、メッセージコード「005」は、会計装置30の釣銭釣札機における紙幣または硬貨の残置枚数が所定値以下になったことを示し、そのメッセージは「ニアエンド」であり、優先度は「2」である。また、メッセージコード「006」は、会計装置30の釣銭釣札機における紙幣または硬貨の残置枚数が所定値以上になったことを示し、そのメッセージは「ニアフル」であり、優先度は「2」である。また、メッセージコード「007」は、会計装置30において客が会計を開始してから所定時間以上経過したことを示し、そのメッセージは「お会計時間超過」であり、優先度は「3」である。
図6は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)が記憶する優先度テーブルの一例を示す概略図である。優先度テーブルには、優先度毎に表示色が記憶されている。優先度はメッセージの優先度である。表示色は、優先度に対応する表示色である。図示する例では、優先度「1」に対応する表示色は「赤色」であり、優先度「2」に対応する表示色は「黄色」であり、優先度「3」に対応する表示色は「緑色」であり、優先度「4」に対応する表示色は「白色」である。
図7は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)が記憶する待ち人数テーブルの一例を示す概略図である。待ち人数テーブルには、待ち人数毎に表示色が記憶されている。待ち人数は、会計装置30に並んでいる人数である。表示色は、待ち人数に対応する表示色である。図示する例では、待ち人数「10人以上」に対応する表示色は「赤色」であり、待ち人数「6人以上9人以下」に対応する表示色は「黄色」であり、待ち人数「3人以上5人以下」に対応する表示色は「緑色」であり、待ち人数「0人以上2人以下」に対応する表示色は「白色」である。
次に、図8及び図9を参照して、表示装置40(アシストモニタ40)が表示する画面について説明する。図8は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)が表示する精算状況確認画面の一例を示すイメージ図である。図示するように、精算状況確認画面には、会計装置30それぞれに対応する表示エリアA1〜A10が設けられ、各会計装置30が識別容易に表示されている。各表示エリアA1〜A10には、対応する会計装置30の外観と、会計装置30の識別情報(精算機1、精算機2、精算機3、精算機4、精算機11、精算機13、精算機14、サービスカウンター横、精算機99本館入口横)とが対応付けて表示されている。また、精算状況確認画面には、会計装置30が正常に稼働していない場合に、会計装置30の状態701(休止中、オフライン、メンテナンス中等)がその会計装置30の表示エリアA1〜A10に表示される。
また、精算状況確認画面には、各会計装置30から取得したアラートに対応するメッセージ702がそのアラートの発生時刻とともに、該当する会計装置30の表示エリアA1〜A10に表示される。なお、表示装置40(アシストモニタ40)は、1つの会計装置30に複数のメッセージ702がある場合には、その発生時刻の順にメッセージ702を並べて表示する。また、精算状況確認画面には、会計装置30に並んでいる人数(待ち人数)703がその会計装置30の表示エリアA1〜A10に表示される。
図示する例では、精算機1の表示エリアA1には、状態701もメッセージ702も表示されていない。これにより、店員は、精算機1が正常に稼働していることを知ることができる。また、精算機2の表示エリアA2には、状態701「休止中」とメッセージ702「17:30 ニアフル」とが表示されている。このため、店員は、精算機2が休止中であり、釣銭釣札機における紙幣または硬貨の残置枚数が多いことを知ることができる。また、精算機3の表示エリアA3には、メッセージ702「17:32 お会計時間超過」が表示されている。このため、店員は、精算機3において客の精算に時間がかかっていることを知ることができる。
また、精算機4の表示エリアA4には、メッセージ702「17:31 お客様がお呼びです」が表示されている。このため、店員は、精算機4において客が店員を呼んでいることを知ることができる。また、精算機11の表示エリアA5には、メッセージ702「17:33 ニアエンド」が表示されている。このため、店員は、精算機11の釣銭釣札機における紙幣または硬貨の残置枚数が少ないことを知ることができる。また、精算機12の表示エリアA6には、状態701「オフライン」とメッセージ702「17:34 お客様がお呼びです」とが表示されている。このため、店員は、精算機12がオフライン(ネットワークに接続していない)であり、精算機12において客が店員を呼んでいることを知ることができる。
また、精算機13の表示エリアA7には、状態701「メンテナンス中」とメッセージ702「15:32 プリンタエラー」とが表示されている。このため、店員は、精算機13がメンテナンス中であり、印刷部309にエラーが発生していることを知ることができる。また、精算機14の表示エリアA8には、メッセージ702「17:32 レシートが残り少なくなりました」が表示されている。これにより、店員は、精算機14にレシートを補充する必要があることを知ることができる。
また、サービスカウンター横の表示エリアA9には、状態701「メンテナンス中」とメッセージ702「16:40 レシートが残り少なくなりました」「17:33 お会計時間超過」「17:35 お客様がお呼びです」「17:40 ニアエンド/ニアフル」と待ち人数703「10」が表示されている。これにより、店員は、サービスカウンター横がメンテナンス中であり、レシートを補充する必要があり、客の精算に時間がかかっており、客が店員を呼んでおり、残置枚数の多い紙幣または硬貨と残置枚数の少ない紙幣または硬貨とがあることを知ることができる。また、店員は、サービスカウンター横の待ち人数が10人であり、多いことを知ることができため、サービスカウンター横に並んでいる客を他の会計装置30に誘導するなどの対応をして待ち行列を解消することができる。
ここで、メッセージ702は、その優先度に対応する表示色で表示される。本図においては、赤色は斜線で示し、黄色はドットで示し、緑色は格子で示している。例えば、優先度が「1」である(優先度の最も高い)メッセージ702「お客様がお呼びです」及び「プリンタエラー」は、赤色で表示される。また、優先度が「2」である(次に優先度の高い)メッセージ702「ニアフル」、「ニアエンド」及び「ニアエンド/ニアフル」は、黄色で表示される。また、優先度が「3」である(優先度の低い)メッセージ702「お会計時間超過」は、緑色で表示される。このように、メッセージ702の優先度に応じてその表示色を変更しているため、店員は、複数のメッセージ702が精算状況確認画面に表示されている場合であっても、どのメッセージ702の優先度が高く、対応すべきものかをすぐに判断することができる。
また、各会計装置30の表示エリアの背景色は、その表示エリアに表示しているメッセージ702のうち最も高い優先度に対応する表示色で表示される。例えば、メッセージ702の表示されていない精算機1の表示エリアA1の背景色は初期値(白色)である。また、精算機2の表示エリアA2の背景色は、メッセージ702「ニアフル」の優先度「2」に対応する表示色「黄色」である。また、精算機3の表示エリアA3の背景色は、メッセージ702「お会計時間超過」の優先度「3」に対応する表示色「緑色」である。また、精算機4の表示エリアA4の背景色は、メッセージ「お客様がお呼びです」の優先度「1」に対応する表示色「赤色」である。
また、精算機11の表示エリアA5の背景色は、メッセージ702「ニアエンド」の優先度「2」に対応する表示色「黄色」である。また、精算機12の表示エリアA6の背景色は、メッセージ702「お客様がお呼びです」の優先度「1」に対応する表示色「赤色」である。また、精算機13の表示エリアA7の背景色は、メッセージ「プリンタエラー」の優先度「1」に対応する表示色「赤色」である。また、精算機14の表示エリアA8の背景色は、メッセージ「レシートが残り少なくなりました」の優先度「2」に対応する表示色「黄色」である。また、サービスカウンター横の表示エリアA9の表示エリアの背景色は、複数あるメッセージのうち最も優先度の高い「お客様がお呼びです」の優先度「1」に対応する表示色「赤色」である。これにより、店員は、各表示エリアの背景色を確認することによりどの会計装置30の対応をすべきか瞬時に判断することができる。
また、各会計装置30の表示エリアA1〜A10に表示される待ち人数703は、対応する表示色で表示される。例えば、サービスカウンター横の表示エリアに表示されている待ち人数「10」は、赤色で表示されている。
なお、表示装置40(アシストモニタ40)の表示部404にはタッチパネルが設置されており、精算状況確認画面上を操作可能である。例えば、各メッセージ702を押下すると、そのメッセージ702に関する詳細が画面に表示される。具体的には、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージ702「お会計時間超過」が押下されると、該当する会計装置30付近に設置されたカメラの映像を表示する。当該カメラは、該当する会計装置30で精算している客を撮像する。これにより、店員は、客が精算している様子を確認することができる。また、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージ702「ニアフル」が押下されると、残置枚数の多い硬貨または紙幣を表示する。また、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージ702「ニアエンド」が押下されると、残置枚数の少ない硬貨または紙幣を表示する。
図9は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)が表示する精算状況確認画面の画面遷移の一例を示すイメージ図である。本図に示す画面は、図8に示す精算状況確認画面における精算機14の表示エリアA8である。精算機14の会計装置30は、レシートの残量が所定値以下になると、自装置の識別情報とメッセージコード「004」とを含むアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。
表示装置40(アシストモニタ40)は、当該アラートを取得すると、メッセージコード「004」に対応するメッセージ801「レシートが残り少なくなりました」をアラートの発生時刻(またはアラートを取得した時刻)「17:40」とともに精算機14の表示エリアA8に表示する(図9(a)参照)。このとき、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージコード「004」の優先度「2」に対応する表示色「黄色」でメッセージ801を表示とともに、精算機14表示エリアの背景色を表示色「黄色」に変更する。
そして、精算機14の会計装置30は、レシートがなくなると、自装置の識別情報とメッセージコード「003」とを含むアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。表示装置40(アシストモニタ40)は、当該アラートを取得すると、メッセージ801「レシートが残り少なくなりました」を消去し、メッセージコード「003」に対応するメッセージ802「レシート切れです交換してください」をアラートの発生時刻(またはアラートを取得した時刻)「18:00」とともに精算機14の表示エリアA8に表示する(図9(b)参照)。このとき、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージコード「003」の優先度「1」に対応する表示色「赤色」でメッセージ802を表示するとともに、精算機14の表示エリアの背景色を表示色「赤色」に変更する。
次に、図10及び図11を参照して、POSシステム1の会計装置30の動作手順を説明する。図10は、本実施形態における会計装置30の動作手順を表すフローチャートである。まず、CPU301は、処理を選択させるための選択画面を表示部305に表示する。選択画面には、休止モードへ移行するための休止ボタンと、メンテナンスモードへ移行するためのメンテナンスボタンと、会計処理へ移行するための会計ボタンとが選択可能に表示されている。店員は、選択画面に表示されているボタンを押下することにより次の処理を選択する。CPU301は、押下されたボタンに応じてどの処理が選択されたかを判定する(ステップS101)。
CPU301は、選択画面において休止ボタンが押下された場合(ステップS101:休止)、休止中であることを通知する休止モード画面を表示部305に表示する(ステップS102)。続いて、CPU301は、通信部307を介して、休止モードに移行したことを通知する休止アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS103)。続いて、CPU301は、休止モードが解除されたか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、CPU301は、休止モード画面に表示されている解除ボタンが押下されると休止モードが解除されたと判定する。CPU301は、休止モードが解除されていない場合はステップS104の処理に戻る。一方、CPU301は、休止モードが解除されると、通信部307を介して、休止モードが解除されたことを示す休止解除アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS105)。そして、当該処理を終了する(或いは、ステップS101の処理に戻ってもよい。)。
他方、CPU301は、選択画面においてメンテナンスボタンが押下された場合(ステップS101:メンテナンス)、メンテナンスをするためのメンテナンス画面を表示部305に表示する(ステップS111)。続いて、CPU301は、通信部307を介して、メンテナンスモードに移行したことを通知するメンテナンスアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS112)。続いて、CPU301は、メンテナンスモードが解除されたか否かを判定する(ステップS113)。具体的には、CPU301は、メンテナンス画面に表示されている解除ボタンが押下されるとメンテナンスモードが解除されたと判定する。CPU301は、メンテナンスモードが解除されていない場合はステップS113の処理に戻る。一方、CPU301は、メンテナンスモードが解除されると、通信部307を介して、メンテナンスモードが解除されたことを示すメンテナンス解除アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS114)。そして、当該処理を終了する(或いは、ステップS101の処理に戻ってもよい。)。
他方、CPU301は、選択画面において会計ボタンが押下された場合(ステップS101:会計)、会計処理を実行する(ステップS121)。そして、当該処理を終了する(或いは、ステップS101の処理に戻ってもよい。)。
図11は、本実施形態における会計装置30が実行する会計処理の動作手順を表すフローチャートである。本図に示す処理は、図10に示すステップS121の処理に対応する。客が会計装置30に到着し、精算用レシートに印字されたバーコードがスキャナ部304にかざされると、スキャナ部304は、バーコードから取引番号を読み出す。そして、CPU301は、スキャナ部304が読み出した取引番号に対応する取引情報をRAM303から読み出す(ステップS201)。RAM303には、登録装置20から取得した取引情報が記憶されている。
続いて、CPU301は、決済方法(現金、クレジットカード、電子マネー等のいずれかまたは併用する)を客の操作に応じて選択する(ステップS202)。決済方法を選択すると、CPU301は、選択した決済方法により精算処理を実行する(ステップS203)。精算処理では、表示部305に操作方法などが示され、客の操作に応じて、選択された決済方法による決済が行われる。
続いて、CPU301は、精算処理が終了したか否かを判定する(ステップS204)。会計装置30で所定の決済方法による精算処理が終了すると(ステップS204:Yes)、CPU301は、日時や取引番号、買上げた商品、個数、単価、合計金額、預かり金額などが印刷された紙媒体を印刷部309から排出させることで、レシートを発行する(ステップS205)。
レシートを発行すると、CPU301は、レシートの残りを判定する(ステップS206)。レシートの残りとは、レシートを発行するための用紙(例えば、ロール紙)の残りの長さである。CPU301は、例えば、レシートの用紙の長さをRAM303に予め記憶しており、レシート発行毎に、発行したレシートの長さを記憶している用紙の長さから減算することにより、レシートの残りを算出する。CPU301は、レシートの残りが所定の閾値α未満である場合、通信部307を介して、レシート切れであることを示すレシート補充アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS207)。レシート補充アラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「003」とが含まれる。他方、CPU301は、レシートの残りが閾値α以上かつ所定の閾値β(>α)未満である場合、通信部307を介して、レシートの残りが少ないことを示すレシート残少アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS208)。レシート残少アラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「004」とが含まれる。
他方、CPU301は、レシートの残りが閾値β以上である場合、釣銭釣札機から釣銭を払い出す(ステップS209)。続いて、CPU301は、釣銭釣札機に収納してある各金種の硬貨または紙幣の残置枚数が所定の範囲内か否かを判定する(ステップS210)。各金種に対応する範囲は、予めRAM303に記憶されている。CPU301は、金種毎に、範囲をRAM303から読み出し、釣銭釣札機における残置枚数と比較する。CPU301は、残置枚数が所定の範囲内でない金種がある場合(ステップS210:No)、当該金種の残置枚数が少ないことを示すニアエンドアラートまたは当該金種の残置枚数が多いことを示すニアフルアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS211)。例えば、CPU301は、残置枚数が所定の範囲の下限より少ない場合、ニアエンドアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。ニアエンドアラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「005」と、該当する金種とが含まれる。また、CPU301は、残置枚数が所定の範囲の上限より多い場合、ニアフルアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。ニアフルアラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「006」と、該当する金種とが含まれる。
一方、CPU301は、全ての金種の残置枚数が所定の範囲内である場合(ステップS210:Yes)、待ち人数を算出し、通信部307を介して、算出した待ち人数を表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS212)。具体的には、CPU301は、登録装置20から取得した取引情報のうち精算が完了していない取引情報の数に基づいて、待ち人数を算出する。そして、当該処理を終了する(或いは、ステップS201の処理に戻ってもよい。)。
一方、精算が終了していない場合(ステップS204:No)、CPU301は、精算を開始してからの経過時間が所定時間を超過したか否かを判定する(ステップS221)。CPU301は、時間超過している場合(ステップS221:Yes)、通信部307を介して、精算時間が超過していることを示す時間超過アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信し(ステップS222)、その後、ステップS204の処理に戻る。時間超過アラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「007」とが含まれる。一方、CPU301は、時間超過していない場合(ステップS221:No)、店員呼び出しボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS223)。CPU301は、店員呼び出しボタンが押下されていない場合(ステップS223:No)、ステップS204の処理に戻る。
一方、CPU301は、店員呼び出しボタンが押下された場合(ステップS223:Yes)、通信部307を介して、店員を呼び出すための呼び出しアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する(ステップS224)。呼び出しアラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「001」とが含まれる。続いて、CPU301は、店員を呼び出していることを示す店員呼び出し中メッセージを表示部305に表示する(ステップS225)。そして、CPU301は、店員による処理が完了したか否かを判定する(ステップS226)。例えば、CPU301は、所定のボタンが押下されると、店員による処理が完了したと判定する。CPU301は、店員による処理が完了していない場合(ステップS226:No)、ステップS225の処理に戻る。一方、CPU301は、店員による処理が完了した場合(ステップS226:Yes)、通信部307を介して、店員の呼び出しが完了したことを示す呼び出し完了アラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信し(ステップS227)、その後、ステップS204の処理に戻る。
なお、上述した動作には示していないが、会計装置30は、自装置にエラーが発生した場合、エラーに応じたアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。例えば、会計装置30のCPU301は、印刷部309にエラーが発生すると、通信部307を介して、プリンタエラーアラートを表示装置40(アシストモニタ40)に送信する。プリンタエラーアラートには、自装置の識別情報と、メッセージコード「002」とが含まれる。
また、上述した動作では、会計装置30は、精算処理が完了した後に、待ち人数を表示装置40(アシストモニタ40)に送信しているが、これに限らず、例えば、所定時間毎や取引情報を会計装置20から取得したとき等に待ち人数を表示装置40(アシストモニタ40)に送信してもよい。
次に、図12を参照して、POSシステム1の表示装置40(アシストモニタ40)の動作手順を説明する。図12は、本実施形態における表示装置40(アシストモニタ40)の動作手順を表すフローチャートである。まず、CPU401は、通信部406を介して、メッセージに関するアラートを取得したか否かを判定する(ステップS301)。メッセージに関するアラートとは、精算状況確認画面にメッセージ702を表示するアラートであり、会計装置30の識別情報とメッセージコードとを含む情報である。例えば、レシート補充アラートやレシート残少アラート、ニアエンドアラート、ニアフルアラート、時間超過アラート、呼び出しアラート、プリンタエラーアラート等がメッセージに関するアラートである。
CPU401は、メッセージに関するアラートを取得していない場合(ステップS301:No)、ステップS307の処理に進む。一方、CPU401は、メッセージに関するアラートを取得した場合(ステップS301:Yes)、アラートに含まれる会計装置30の識別情報に基づいて、どの会計装置30のアラートか判定する(ステップS302)。続いて、CPU401は、取得したアラートに対応するメッセージをRAM403に記憶されているメッセージテーブルから読み出す(ステップS303)。具体的には、CPU401は、取得したアラートに含まれるメッセージコードに対応するメッセージと優先度とをメッセージテーブルから読み出す。
続いて、CPU401は、メッセージテーブルから読み出した優先度に基づいて、メッセージの優先度を判定する(ステップS304)。そして、CPU401は、取得したアラートに対応するメッセージの表示態様を判定する(ステップS305)。具体的には、CPU401は、精算状況確認画面において、ステップS310において判定した会計装置30の表示エリアに、ステップS311において読み出したメッセージをその発生時刻とともに、ステップS312において判定した優先度に対応する表示色により表示することを決定する。また、CPU401は、当該表示エリアの背景色を、当該表示エリアに表示しているメッセージのうち最も優先度の高いメッセージの優先度に対応する表示色にすることを決定する。そして、CPU401は、決定した表示態様によりメッセージを精算状況確認画面に表示する(ステップS306)。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、メッセージに関する解除アラートを取得したか否かを判定する(ステップS307)。メッセージに関する解除アラートとは、会計装置30においてメッセージに関するアラートの対応が完了した旨を通知するアラートであり、会計装置30の識別情報とメッセージコードとを含む情報である。CPU401は、メッセージに関する解除アラートを取得していない場合(ステップS307:No)、ステップS321の処理に進む。
一方、CPU401は、メッセージに関する解除アラートを取得した場合(ステップS307:Yes)、解除アラートに対応するメッセージを精算状況確認画面から削除する(ステップS308)。具体的には、CPU401は、解除アラートに含まれる会計装置30の識別情報に対応する表示エリアから、解除アラートに含まれるメッセージコードに対応するメッセージを削除する。続いて、CPU401は、メッセージを削除した表示エリアに、他のメッセージが表示されている否かを判定する(ステップS309)。CPU401は、他のメッセージが表示されている場合(ステップS309:Yes)、他のメッセージのうち最も優先度の高いメッセージの優先度に応じて当該表示エリアの表示態様を変更する(ステップS310)。具体的には、CPU401は、当該表示エリアの背景色を、当該表示エリアに表示されているメッセージのうち最も優先度の高いメッセージの優先度に対応する表示色に変更する。
一方、CPU401は、他のメッセージが表示されていない場合(ステップS309:No)、当該表示エリアの表示態様を初期化する(ステップS311)。具体的には、CPU401は、当該表示エリアの背景色を白色に戻す。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、休止アラートを取得したか否かを判定する(ステップS321)。CPU401は、休止アラートを取得していない場合(ステップS321:No)、ステップS323の処理に進む。一方、CPU401は、休止アラートを取得した場合(ステップS321:Yes)、精算状況確認画面において、休止アラートに含まれる会計装置30の識別情報に対応する表示エリアに休止中の状態701を表示する(ステップS322)。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、休止解除アラートを取得したか否かを判定する(ステップS323)。CPU401は、休止解除アラートを取得していない場合(ステップS323:No)、ステップS325の処理に進む。一方、CPU401は、休止解除アラートを取得した場合(ステップS323:Yes)、精算状況確認画面において、休止解除アラートに含まれる会計装置30の識別情報に対応する表示エリアに表示している休止中の状態701を削除する(ステップS324)。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、メンテナンスアラートを取得したか否かを判定する(ステップS325)。CPU401は、メンテナンスアラートを取得していない場合(ステップS325:No)、ステップS327の処理に進む。一方、CPU401は、メンテナンスアラートを取得した場合(ステップS325:Yes)、メンテナンスアラートに含まれる会計装置30の識別情報に対応する表示エリアにメンテナンス中の状態701を表示する(ステップS326)。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、メンテナンス解除アラートを取得したか否かを判定する(ステップS327)。CPU401は、メンテナンスアラートを取得していない場合(ステップS327:No)、ステップS329の処理に進む。一方、CPU401は、メンテナンス解除アラートを取得した場合(ステップS327:Yes)、精算状況確認画面において、メンテナンス解除アラートに含まれる会計装置30の識別情報に対応する表示エリアに表示しているメンテナンス中の状態701を削除する(ステップS328)。
続いて、CPU401は、オフラインである会計装置30があるか否かを判定する(ステップS329)。具体的には、CPU401は、会計装置30がネットワークに接続しているか否かを確認するための確認コマンドを各会計装置30に送信し、確認コマンドに対する応答のない会計装置30をオフラインと判定する。CPU401は、オフラインの会計装置30がない場合(ステップS329:No)、ステップS331の処理に進む。
一方、CPU401は、オフラインの会計装置30がある場合(ステップS329:Yes)、精算状況確認画面において、オフラインの会計装置30の表示エリアに、オフラインの状態701を表示する(ステップS330)。続いて、CPU401は、オフラインから復帰した会計装置30があるか否かを判定する(ステップS331)。CPU401は、オフラインから復帰した会計装置30がない場合(ステップS331:No)、ステップS333の処理に進む。一方、CPU401は、オフラインから復帰した会計装置30がある場合(ステップS331:Yes)、精算状況確認画面において、オフラインから復帰した会計装置30の表示エリアに表示されているオフラインの状態701を削除する(ステップS332)。
続いて、CPU401は、通信部406を介して、会計装置30から待ち人数を取得したか否かを判定する(ステップS333)。CPU401は、待ち人数を取得していない場合(ステップS333:No)、当該処理を終了する(或いは、ステップS301の処理に戻ってもよい。)。一方、CPU401は、待ち人数を取得した場合(ステップS333:Yes)、待ち人数の送信元の会計装置30に対応する表示エリアに取得した待ち人数を表示する(ステップS334)。このとき、CPU401は、取得した待ち人数に対応する表示色をRAM403に記憶されている待ち人数テーブルから読み出し、読み出した表示色で待ち人数を表示する。そして、本当該処理を終了する(或いは、ステップS301の処理に戻ってもよい。)。
このように、本実施形態によれば、表示装置40(アシストモニタ40)は、会計装置30の状態に応じて、識別容易に表示した会計装置30に対応させてメッセージを表示させるとともに、対応すべき優先度に応じてその表示態様(表示色)を変更する。これにより、店員は、複数のメッセージから優先すべきメッセージを瞬時に特定することができ、店員の判断にゆだねることなく適切な対応ができる。
また、表示装置40(アシストモニタ40)は、各会計装置30の表示エリアの背景色を、表示しているメッセージの優先度に対応する表示色で表示するため、複数の会計装置30において複数のメッセージが生じた場合であっても、どの会計装置30を優先して対応すれば良いか一目瞭然であり、店員は優先順位に応じた対応をすることができる。また、優先度の高いメッセージを見落としてしまい、客に多大な迷惑を掛けてしまうことを防ぐことができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、表示装置40(アシストモニタ40)は会計装置30の状態を表示しているが、これに限らず、例えば、登録装置と会計装置が一体となったセルフチェックアウト端末等、客が操作する装置、または、店員が操作する登録装置20であてもよい。
また、上述した実施形態では、表示装置40(アシストモニタ40)は、メッセージの優先度に応じた表示色でその表示態様を変化させているが、これに限らず、例えば、優先度に応じた記号(例えば、優先度「1」であれば「○」、優先度「2」であれば「△」、優先度「3」であれば「×」等)を表示する等、他の方法で表示態様を変化させてもよい。
なお、上記に説明したPOSレジスタ(登録装置又は会計装置)、アシストモニタ及びPOSシステムを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
(付記1)会計処理を行うチェックアウト端末の状態を表示する表示装置であって、前記チェックアウト端末から送信された各種の情報を取得する取得手段と、前記取得した情報に応じたメッセージと、対応すべき優先度とを記憶する記憶手段と、前記チェックアウト端末を識別容易に表示部に表示するとともに、前記取得した情報に応じたメッセージを前記記憶手段より読み出し、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて表示する表示手段と、前記表示手段が表示するメッセージの対応すべき優先度に従い、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を変更する表示態様変更手段と、を備えることを特徴とする表示装置。
(付記2)前記記憶手段は、優先度に応じた表示色を更に記憶し、前記表示態様変更手段は、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を前記対応すべき優先度に応じた表示色で表示することを特徴とする付記1に記載の表示装置。
(付記3)前記表示態様変更手段は、前記チェックアウト端末における対応が完了した旨の情報を前記取得手段が取得すると、次に表示すべき情報があるか否かを判定し、次に表示すべき情報があると判定した場合、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて次に表示すべき情報に対応するメッセージを表示するとともに表示態様を前記対応すべき優先度に応じて変更することを特徴とする付記1または2に記載の表示装置。
(付記4)前記表示手段は、前記チェックアウト端末における待ち人数を、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて表示することを特徴とする付記1から3いずれか1項に記載の表示装置。
10…ストアコントローラ、11…LAN、20…登録用POSレジスタ、30…精算用POSレジスタ、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…スキャナ部、205…表示部(店員用)、205a…表示部(客用)、206…操作部、207…通信部、208…ブザー、209…印刷部、301…CPU、302…ROM、303…RAM、304…スキャナ部、305…表示部、306…操作部、307…通信部、308…ブザー、309…印刷部、310…決済部、311…サインポール、312…人感知センサ、401…CPU、402…ROM、403…RAM、404…表示部、405…操作部、406…通信部

Claims (3)

  1. 会計処理を行うチェックアウト端末の状態を表示する表示装置であって、
    前記チェックアウト端末の各種の情報を取得する取得手段と、
    前記取得した情報に応じたメッセージと、対応すべき優先度とを記憶する記憶手段と、
    前記チェックアウト端末を識別容易に表示部に表示するとともに、前記取得した情報に応じたメッセージを前記記憶手段より読み出し、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示するメッセージの対応すべき優先度に従い、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を変更する表示態様変更手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記記憶手段は、優先度に応じた表示色を更に記憶し、
    前記表示態様変更手段は、前記識別容易に表示したチェックアウト端末の表示態様を前記対応すべき優先度に応じた表示色で表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示態様変更手段は、前記チェックアウト端末における対応が完了した旨の情報を前記取得手段が取得すると、次に表示すべき情報があるか否かを判定し、次に表示すべき情報があると判定した場合、前記識別容易に表示したチェックアウト端末に対応させて次に表示すべき情報に対応するメッセージを表示するとともに表示態様を前記対応すべき優先度に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
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