JP2014193044A - 電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切替可能な電源制御装置であって、直並列切替時の電動機のトルク変動を抑制できる電源制御装置を提供する。
【解決手段】車両の駆動源である電動機107と、電動機107に電力を供給する、接続形態が直列又は並列に切り替えられる複数のバッテリを有する蓄電器と、前記複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切り替える直並列切替部120と、を備えた前記車両の電源制御装置では、電動機107に流れる電流値と電流目標値との差分に基づいたフィードバック制御によって電動機107に供給する電流を制御する電動機電流制御部を有する。前記電動機電流制御部は、直並列切替動作中に前記フィードバック制御のゲインを変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切替可能な電源制御装置に関する。
図7は、特許文献1に開示された電動車両用電源装置の構成図である。図7に示す電動車両用電源装置1では、電動機(M)2の負荷が小さく、電動機(M)2で必要とされる駆動電圧が小さい場合には、第1スイッチ(SW1)14をオフ(開)かつ第2スイッチ(SW2)15をオン(閉)として、電動機(M)2の駆動用インバータ3に対して第1バッテリ11と第2バッテリ12とを並列に接続する。一方、電動機(M)2の負荷が大きく、電動機(M)2で必要とされる駆動電圧が大きい場合には、第1スイッチ(SW1)14をオンかつ第2スイッチ(SW2)15をオフとして、電動機(M)2の駆動用インバータ3に対して第1バッテリ11と第2バッテリ12とを直列に接続する。このように、電動機(M)2の負荷が大きい場合には、電動機(M)2の駆動電圧を増大させて所望の動力性能を確保することができ、電動機(M)2の負荷が小さい場合には、電動機(M)2の駆動電圧が過大になることを防止して電動機(M)2および駆動用インバータ3の運転効率を増大させることができる。
また、電動車両用電源装置1において、電動機(M)2の負荷の増大に応じて、第1バッテリ11と第2バッテリ12との接続を並列から直列に切り替える場合には、第1スイッチ(SW1)14及び第2スイッチ(SW2)15をオフとして第2バッテリ12を電動機(M)2から切り離し、第1バッテリ11のみによって電動機(M)2に電力を供給する。そして、第1スイッチ(SW1)14に接続された第2ノードBの電位VBが、第1スイッチ(SW1)14に接続された第3ノードCの電位VCに等しくなるまで、DC−DCコンバータ13の昇圧動作を行い、この後、DC−DCコンバータ13の昇圧動作を停止すると共に第1スイッチ(SW1)14をオンとする。このように、電動機(M)2に対する電力供給を維持した状態で、電動機(M)2の負荷の大きさに応じて、電動機(M)2に対する第1バッテリ11と第2バッテリ12との接続を並列と直列との間で切り替える。DC−DCコンバータ13を第1バッテリ11と第2バッテリ12との接続の切り替え時にのみ動作させることにより、DC−DCコンバータ3を常時動作させる場合に比べて、DC−DCコンバータ13でのスイッチング損失の増大を抑制することができる。
特開2012−152079号公報 特開2012−152080号公報 特開2010−057288号公報 特開2008−131830号公報 特開2012−060838号公報 特開2012−070514号公報
上記説明した特許文献1の電動車両用電源装置1を搭載した車両において、直列接続と並列接続の切替動作中には、短時間での電圧が大きく変化することにより電動機のトルクも変動してしまう。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切替可能な電源制御装置であって、直並列切替動作中に電動機のトルク変動を抑制することができる電源制御装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両の駆動源である電動機(例えば、実施の形態での電動機107)と、前記電動機に電力を供給する、接続形態が直列又は並列に切り替えられる複数のバッテリ(例えば、実施の形態での第1バッテリ103a及び第2バッテリ103b)を有する蓄電器(例えば、実施の形態での蓄電器101)と、前記複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切り替える直並列切替部(例えば、実施の形態での直並列切替部120)と、を備えた前記車両の電源制御装置であって、前記電動機に流れる電流値と電流目標値との差分に基づいたフィードバック制御によって前記電動機に供給する電流を制御する電動機電流制御部(例えば、実施の形態での直マネジメントECU119)を有し、前記電動機電流制御部は、直並列切替動作中に前記フィードバック制御のゲインを変更することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電源制御装置において、前記電動機電流制御部が、前記直並列切替動作中に、前記電動機のトルク指令値に応じて、前記フィードバック制御のゲインを変更することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の電源制御装置において、前記電動機電流制御部が、前記直並列切替動作中に、前記電動機のトルク指令値が大きい程、前記フィードバック制御のゲインを大きくすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、直並列切替動作中にフィードバック制御のゲインを変更して電動機の電流値を目標値へと早く到達させるように制御することにより、電動機のトルクの変動を抑制することができる。
請求項2、3の発明によれば、前記電動機のトルク指令値に応じてゲインを設定することによって、電動機のトルクの変動をより適切に抑制することができる。
シリーズ方式のHEVの内部構成を示すブロック図 図1に示した車両の駆動系の概略構成及び当該駆動系を制御する第1の実施形態のマネジメントECU119の内部構成を示す図 直並列切替時の電動機のトルクの変動を示すタイムチャート 第1の実施形態のマネジメントECU119の動作を示すフローチャート 電動機のトルク指示値に応じたゲインの一例を示す図 本実施形態の制御を行った場合の電動機のトルクの変動を示すタイムチャート 特許文献1に開示された電動車両用電源装置の構成図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明に係る電源制御装置を搭載するHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)は、電動機及び内燃機関を備え、車両の走行状態に応じて電動機及び/又は内燃機関の駆動力によって走行する。HEVには、大きく分けてシリーズ方式とパラレル方式の2種類がある。シリーズ方式のHEVは、電動機の動力によって走行する。内燃機関は発電のために用いられ、内燃機関の動力によって発電機で発電された電力は蓄電器に充電されるか、電動機に供給される。パラレル方式のHEVは、電動機及び内燃機関のいずれか一方又は双方の駆動力によって走行する。上記両方式を複合したシリーズ/パラレル方式のHEVも知られている。当該方式では、車両の走行状態に応じてクラッチを開放又は締結する(断接する)ことによって、駆動力の伝達系統をシリーズ方式及びパラレル方式のいずれかの構成に切り替える。上記HEVでは、エンジンブレーキ相当の制動力を得るために、減速時に電動機を発電機として動作させる回生制動が利用される。
(第1の実施形態)
図1は、シリーズ方式のHEVの内部構成を示すブロック図である。図1に示すように、シリーズ方式のHEV(以下、単に「車両」という)は、蓄電器(BATT)101と、コンバータ(CONV)103と、第1インバータ(第1INV)105と、電動機(Mot)107と、内燃機関(ENG)109と、発電機(GEN)111と、第2インバータ(第2INV)113と、ギアボックス(以下、単に「ギア」という。)115と、車速センサ117と、マネジメントECU(MG ECU)119と、直並列切替部120とを備える。なお、図1中の実線の矢印は値データを示し、点線は指示内容を含む制御信号を示す。
蓄電器101は、直列又は並列に接続される2つのバッテリ103a,103bを有する。各バッテリ103a,103bは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の複数の蓄電セルを含む。コンバータ103は、蓄電器101の直流出力電圧を直流のまま昇圧する。第1インバータ105は、直流電圧を交流電圧に変換して3相電流を電動機107に供給する。また、第1インバータ105は、電動機107の回生動作時に入力される交流電圧を直流電圧に変換する。
電動機107は、車両が走行するための動力を発生する。電動機107で発生したトルクは、ギア115及び駆動軸121を介して駆動輪123に伝達される。なお、電動機107の回転子はギア115に直結されている。また、電動機107は、回生制動時には発電機として動作する。
内燃機関109は、発電機111を駆動するために用いられる。発電機111は、内燃機関109の動力によって駆動され、電力を発生する。発電機111が発電した電力は、蓄電器101に充電されるか、第2インバータ113及び第1インバータ105を介して電動機107に供給される。第2インバータ113は、発電機111が発生した交流電圧を直流電圧に変換する。第2インバータ113によって変換された電力は、蓄電器101に充電されるか、第1インバータ105を介して電動機107に供給される。
ギア115は、例えば5速相当の1段の固定ギアである。したがって、ギア115は、電動機107からの駆動力を、特定の変速比での回転数及びトルクに変換して、駆動軸121に伝達する。車速センサ117は、車両の走行速度(車速VP)を検出する。車速センサ117によって検出された車速VPを示す信号は、マネジメントECU119に送られる。なお、車速VPの代わりに、電動機107の回転数が用いられても良い。
マネジメントECU119は、車速VP及び車両の運転者のアクセル操作に応じたアクセルペダル開度(AP開度)を示す各情報の取得、電動機107を流れる電流値の取得、蓄電器101を構成する2つのバッテリの接続形態の切替制御、コンバータ103、第1インバータ105及び第2インバータ113の各々を構成するスイッチング素子のスイッチング制御、並びに、電動機107、内燃機関109及び発電機111の各制御等を行う。また、マネジメントECU119は、車両の減速時に、当該車両の制動力を得るために電動機107を回生制御する。
直並列切替部120は、マネジメントECU119からの指示に応じて、蓄電器101が有する2つのバッテリの接続形態を直列又は並列に切り替える。
図2は、図1に示した車両の駆動系の概略構成及び当該駆動系を制御する第1の実施形態のマネジメントECU119の内部構成を示す図である。図2に示すように、蓄電器101は、第1バッテリ103a及び第2バッテリ103bを有する。第1バッテリ103aは、第1ノードAと第2ノードBの間に設けられ、第2バッテリ103bは、第3ノードCと第4ノードDの間に設けられている。
コンバータ103は、例えばチョッパ型のDC−DCコンバータである。図2に示すように、コンバータ103は、直列接続された2つのスイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)131H,131Lと、チョークコイル133と、平滑コンデンサ135,137とを有する。スイッチング素子131Hのコレクタは高電圧側端子13Hに接続され、スイッチング素子131Lのエミッタは共通端子13Cに接続されている。また、スイッチング素子131Hのエミッタはスイッチング素子131Lのコレクタに接続されている。
スイッチング素子131H,131Lの各ゲートには、マネジメントECU119からのパルス幅変調(PWM)信号が入力される。スイッチング素子131Hがオンかつスイッチング素子131Lがオフになる状態と、スイッチング素子131Hがオフかつスイッチング素子131Lがオンになる状態とが交互に切り替えられることによって、コンバータ103は、蓄電器101の出力電圧を昇圧し、又は、電動機107が回生制御された際に得られた電圧を降圧する。
直並列切替部120は、図2に示すように、IGBT等のスイッチング素子である第1スイッチ(SW1)151及び第2スイッチ(SW2)153を有する。第1スイッチ(SW1)151は、第2ノードBと第3ノードCの間に設けられ、第2スイッチ(SW2)153は、第1ノードAと第3ノードCの間に設けられている。直並列切替部120は、第1スイッチ(SW1)151及び第2スイッチ(SW2)153の各ゲートに入力されるマネジメントECU119からの信号に応じて、第1バッテリ103aと第2バッテリ103bの接続形態を直列又は並列に切り替える。なお、第1バッテリ103aと第2バッテリ103bの接続形態を並列から直列に切り替える場合、直並列切替部120は、第1スイッチ(SW1)151及び第2スイッチ(SW2)153の双方ともオフして第2バッテリ103bを電動機107から切り離し、コンバータ103は、電動機107に対する電圧が徐々に上昇するよう昇圧動作を行う。逆に、第1バッテリ103aと第2バッテリ103bの接続形態を直列から並列に切り替える場合、直並列切替部120は、第1スイッチ(SW1)151及び第2スイッチ(SW2)153の双方ともオフして第2バッテリ103bを電動機107から切り離し、コンバータ103は、電動機107に対する電圧が徐々に低下するよう降圧動作を行う。
マネジメントECU119は、図2に示すように、制御部161I1と、制御部161I2と、制御部161Cと、接続形態切替制御部163とを有する。制御部161I1は、第1インバータ105を構成する各スイッチング素子のスイッチング動作を2相変調方式でPWM制御する。制御部161I2は、第2インバータ113を構成する各スイッチング素子のスイッチング動作を2相変調方式でPWM制御する。制御部161Cは、コンバータ103を構成するスイッチング素子131H,131Lのスイッチング動作を2相変調方式でPWM制御する。接続形態切替制御部163は、直並列切替部120を構成する第1スイッチ(SW1)151及び第2スイッチ(SW2)153のオンオフ切替を制御する。
また、マネジメントECU119は、アクセルペダル開度や車速VPに基づいて算出される車両の要求駆動力に基づき、電動機107のトルク指示値および目標電流値(Itarget)を導出する。また、前述したように、マネジメントECU119には、電動機107に実際に流れる電流を検知するために、電流センサ143により検出される実電流値Iactが入力されている。マネジメントECU119は、目標電流値Itargetと実電流値Iactとの差分を算出し、これに所定のゲイン(電流F/Bゲイン)を乗算することによって、電圧指示値を算出する。この電圧指示値に基づき、制御部161I1は第1インバータ105を制御する。このように、マネジメントECU119は、電動機107の電流のフィードバック制御を行っている。
ところで、前述した蓄電器101の直並列切替動作は極めて短時間で行われる。そのため、直並列切替動作中に第1インバータ105に供給される電圧、ひいては電動機107に供給される電圧も高速で変化する。例えば図3に示すように、時点t0で並列接続だった蓄電器101を直列接続へと切り替える場合には、直並列切替動作が行われる時点t1〜t2において電動機107へと供給される電圧が昇圧されることに応じて、電動機107のトルクも大きく変動している。これは、直列接続から並列接続への切替動作中(時点t3〜t4)に、電動機107へと供給される電圧を降圧する場合にも同様である。このように電動機107のトルクが大きく変動したときには、車両の挙動に影響が生じる場合がある。特に、電動機107のトルクが大きいときにはトルク変動も大きくなり、ドライバビリティを低下させてしまうおそれがある。
この、直並列切替動作中の電動機107のトルクの変動の原因は、直並列切替動作中の電動機107の電圧変化による電流変化にあると考えられる。そこで、本実施形態においては、蓄電器101の直並列切替動作中には、電動機107の電流のフィードバック制御におけるゲインを通常時より大きな値へと持ち替えることにより、電流値を目標値へと早く到達させるように制御する。
図4は、電流のフィードバック制御においてゲインを持ち替える際のマネジメントECU119の動作を説明するためのフローチャートである。まず、マネジメントECU119は、蓄電器101が現在、直並列切替動作中であるかどうかを判断する(ステップS1)。直並列切替動作中でない場合には、マネジメントECU119は、フィードバック制御におけるゲインとして通常時の値を設定する(ステップS2)。
ステップS1で、蓄電器101が直並列切替動作中であると判断された場合、マネジメントECU119は、フィードバック制御におけるゲインとして、電動機107のトルク指示値に基づいて決定される値を設定する(ステップS3)。
図5は、電動機107のトルク指示値に応じたゲインの一例を示す図である。前述したように、電動機107のトルク指示値が大きいとき、すなわち電動機107のトルクが大きいときには、直並列切替動作中のトルク変動も大きくなる傾向がある。そこで、本実施形態においては、電動機107のトルク指示値が大きい時程、フィードバック制御におけるゲインを大きく設定し、電動機107の電流値を目標値へと早く到達させるように制御する。これにより、電動機107のトルク変動を抑制することができる。尚、ステップS3における直並列切替動作中のゲインの設定は、不図示のメモリに格納されたマップを検索することにより、トルク指示値に応じたゲインを設定することができる。マネジメントECU119は、このようにして設定したゲインを用いて電動機107の電流値のフィードバック制御を行う(ステップS4)。
図6は、本実施形態の制御を行った場合の電動機107のトルクの変動の一例を示すタイムチャートである。この例において、蓄電器101は並列接続である時点t0〜t1や、蓄電器101が直列接続である時点t2〜t3においては、フィードバック制御におけるゲインとして、通常時の値が設定されている。これに対し、直並列切替動作が行われる時点t1〜t2においては、ゲインとしては切替時の値が設定される。これにより、時点t1〜t2における電動機107の電圧上昇に関わらず、電動機107のトルク変動が抑制されている。同様に、直並列切替動作が行われる時点t3〜t4においても、ゲインとしては切替時の値が設定される。これにより、時点t3〜t4における電動機107の電圧降下に関わらず、電動機107のトルク変動が抑制されている。このように、本実施形態の制御を行った場合には、図3に示す例と比較して、電動機107のトルク変動が抑制されていることがわかる。
このように、本実施形態の電源制御装置によれば、直並列切替動作中にフィードバック制御のゲインを変更して電動機107の電流値を目標値へと早く到達させるように制御することにより、電動機107のトルクの変動を抑制することができる。また、電動機107のトルク指令値に応じてゲインを設定することによって、電動機107のトルクの変動をより適切に抑制することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。上記実施形態では、シリーズ方式のHEVを例について説明したが、シリーズ/パラレル方式のHEVにも適用可能である。また、HEVに限らず、内燃機関109を含まないEV(Electric Vehicle:電気自動車)であっても良い。さらに、蓄電器101を構成する直並列切替可能なバッテリの数は2つに限らず、3つ以上であっても良い。また、直並列切替中のフィードバック制御におけるゲインの設定は、トルク指示値に基づいて適切なゲインをその都度算出するものであってもよい。
101 蓄電器(BATT)
103 コンバータ(CONV)
105 第1インバータ(第1INV)
107 電動機(Mot)
109 内燃機関(ENG)
111 発電機(GEN)
113 第2インバータ(第2INV)
115 ギアボックス(ギア)
117 車速センサ
119,219 マネジメントECU(MG ECU)
120 直並列切替部
103a 第1バッテリ
103b 第2バッテリ
131H,131L スイッチング素子
133 チョークコイル
135,137 平滑コンデンサ
143 電流センサ
151 第1スイッチ(SW1)
153 第2スイッチ(SW2)
161I1 制御部
161I2 制御部
161C 制御部
163 接続形態切替制御部

Claims (3)

  1. 車両の駆動源である電動機と、
    前記電動機に電力を供給する、接続形態が直列又は並列に切り替えられる複数のバッテリを有する蓄電器と、
    前記複数のバッテリの接続形態を直列又は並列に切り替える直並列切替部と、を備えた前記車両の電源制御装置であって、
    前記電動機に流れる電流値と電流目標値との差分に基づいたフィードバック制御によって前記電動機に供給する電流を制御する電動機電流制御部を有し、
    前記電動機電流制御部は、直並列切替動作中に前記フィードバック制御のゲインを変更することを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記電動機電流制御部が、前記直並列切替動作中に、前記電動機のトルク指令値に応じて、前記フィードバック制御のゲインを変更することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  3. 前記電動機電流制御部が、前記直並列切替動作中に、前記電動機のトルク指令値が大きい程、前記フィードバック制御のゲインを大きくすることを特徴とする請求項2記載の電源制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2019148305A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 住友理工株式会社 自動車用冷却システム用チューブおよびその製造方法

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