JP2014144408A - 一酸化炭素酸化触媒及びその製造方法並びにガス中の一酸化炭素の除去方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二酸化チタン担体に銀元素が担持され、さらに、二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素を少なくとも1種含むことを特徴とする一酸化炭素酸化触媒である。また、この触媒を用いて、ガス中の一酸化炭素を除去する手法である。
【選択図】なし
Description
(2) 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素が、鉄、アルミニウム、コバルト、クロム、銅、マンガン、ニッケルのうちの1種または2種以上であることを特徴とする(1)に記載の一酸化炭素酸化触媒。
(3) 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素が、鉄及び/又はアルミニウムであることを特徴とする(1)に記載の一酸化炭素酸化触媒。
(4) 銀元素の含有率が金属銀換算の質量比で0.5%以上50%以下であり、前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素の含有率が該元素の酸化物換算の質量比の和として0.5%以上50%以下であり、残部が二酸化チタン及び不可避不純物であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
(5) 前記二酸化チタンからなる担体が、粉末エックス線回折測定のピーク強度から計算した質量比で、50%以上のルチル型構造を有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
(6) さらに、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、イットリウムからなる群から選ばれる遷移元素の1種または2種以上を担持させたことを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
(7) (1)〜(6)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒を用いて、ガス中から一酸化炭素を除去することを特徴とするガス中の一酸化炭素の除去方法。
(8) 前記ガスの温度が、前記一酸化炭素酸化触媒の接触時に150℃以上350℃以下であることを特徴とする(7)に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
(9) 前記ガスが、水蒸気を含むことを特徴とする(7)又は(8)に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
(10) 前記ガス中の前記水蒸気の含有量が、体積流量比で0.5%以上30%以下であることを特徴とする(9)に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
(11) 二酸化チタンに、二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素を少なくとも1種以上含有させた後に、前記二酸化チタンに銀元素を担持させることを特徴とする一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(12) 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素として、鉄、アルミニウム、コバルト、クロム、銅、マンガン、ニッケルのうちの1種または2種以上の元素を用いることを特徴とする(11)に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(13) 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素として、鉄及び/又はアルミニウムを用いることを特徴とする(11)に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(14) 二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素の含有率が該元素の酸化物換算の質量比の和として0.5%以上50%以下となり、銀元素の含有率が金属銀換算の質量比で0.5%以上50%以下となり、残部が二酸化チタン及び不可避不純物となるように調整することを特徴とする(11)〜(13)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(15) 前記二酸化チタンに、二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素を1種または2種以上含有させる方法が、該元素の硝酸塩溶液を含浸させた後に焼成する方法であることを特徴とする(11)〜(14)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(16) 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンに硝酸銀溶液を含浸させた後に焼成する方法であることを特徴とする(11)〜(15)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(17) 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンの担体細孔容積の0.5倍以上2倍以下の体積の溶媒に硝酸銀を溶解させた溶液を用いることを特徴とする(16)に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(18) 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンの担体細孔容積の1倍以上1.2倍以下の体積の溶媒に硝酸銀を溶解させた溶液を用いることを特徴とする(16)に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(19) 前記二酸化チタンが、粉末エックス線回折測定のピーク強度から計算した質量比で、50%以上がルチル型構造で構成されることを特徴とする(11)〜(18)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
(20) さらに、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、イットリウムからなる群から選ばれる遷移元素を少なくとも1種または2種以上を担持させることを特徴とする(11)〜(19)のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
また、二酸化チタンからなる担体として、50%以上のルチル型構造を有するものを選択することで、銀の担持量が比較的低い場合であっても、一酸化炭素の転化率を高めることができる。
更に、金、白金、パラジウム等の遷移元素を担持させることで、一酸化炭素の転化率をより高めることができる。
(中間体1) Fe0.7wt%TIO−6
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6(比表面積:107m2/g、細孔容積:0.54cm3/g)を1.0g測り取った。硝酸鉄(III)九水和物(関東化学社製:特級)を0.034g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸鉄水溶液を、二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら60℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉にて100℃で12時間乾燥し、400℃にて5時間焼成し、黄色い粉末を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。得られた鉄含有二酸化チタン(中間体1)の鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約0.7%であった。
硝酸鉄九水和物の量を0.069gとした以外は、中間体1と同様の方法で鉄含有二酸化チタン(中間体2)を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約1.4%であった。
硝酸鉄九水和物の量を0.103gとした以外は、中間体1と同様の方法で鉄含有二酸化チタン(中間体3)を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約2%であった。
硝酸鉄九水和物の量を0.259gとし、触媒学会参照触媒JRC−TIO−6の量を0.95gとした点以外は、中間体1と同様の方法で鉄含有二酸化チタン(中間体4)を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約5%であった。
硝酸鉄九水和物の量を1.03gとし、純水1.0mLに溶解させた点と、触媒学会参照触媒JRC−TIO−6の量を0.80gとした点以外は、中間体1と同様の方法で鉄含有二酸化チタン(中間体5)を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄(III)のピークも観測された。鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約20%であった。
硝酸鉄九水和物の量を2.53gとし、純水2.0mLに溶解させた点と、触媒学会参照触媒JRC−TIO−6の量を0.50gとした点以外は、中間体1と同様の方法で鉄含有二酸化チタン(中間体6)を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄(III)のピークも観測された。鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約50%であった。
二酸化チタンとしてSTS−01(石原産業製、比表面積:285m2/g、細孔容積:0.42cm3/g)を1.0g測り取った。硝酸鉄九水和物を0.069g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸鉄水溶液を、二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら60℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉にて100℃で12時間乾燥し、400℃にて5時間焼成し、黄色い粉末を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはアナターゼ型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。得られた鉄含有二酸化チタン(中間体7)の鉄含有量は、酸化鉄(III)換算の質量%で約1.4%であった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6を0.95g測り取った。硝酸アルミニウム(関東化学社製:特級)を0.36g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸アルミニウム水溶液を、二酸化チタンに攪拌を行いながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら60℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉にて110℃で12時間乾燥し、600℃にて6時間焼成し、白色粉末を得た。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化アルミニウムのピークは観測されなかった。得られたアルミニウム含有二酸化チタン(中間体8)のアルミニウム含有量は、酸化アルミニウム(III)換算の質量%で約5%であった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6を0.99g測り取った。硝酸コバルト(II)六水和物(関東化学社製:特級)を0.035g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸コバルト水溶液を、二酸化チタンに攪拌を行いながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら60℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉にて120℃で16時間乾燥し、400℃にて6時間焼成した。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化コバルトのピークは観測されなかった。得られたコバルト含有二酸化チタン(中間体9)のコバルト含有量は、酸化コバルト(III)換算の質量%で約1%であった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6を0.99g測り取った。硝酸クロム(III)九水和物(関東化学社製:鹿特級)を0.053g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸クロム水溶液を、二酸化チタンに攪拌を行いながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら80℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉を用いて600℃にて3時間焼成した。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化クロムのピークは観測されなかった。得られたクロム含有二酸化チタン(中間体10)のクロム含有量は、酸化クロム(III)換算の質量%で約1%であった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6を0.99g測り取った。硝酸銅(II)三水和物(関東化学社製:鹿特級)を0.030g測り取り、1.0mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銅水溶液を、二酸化チタンに攪拌を行いながら滴下した。得られた懸濁液を、磁気回転子を用いて攪拌しながら70℃にて大気下1時間乾燥させた。その後、電気炉を用いて500℃にて3時間焼成した。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化銅のピークは観測されなかった。得られた銅含有二酸化チタン(中間体11)の銅含有量は、酸化銅(II)換算の質量%で約1%であった。
[一酸化炭素酸化触媒の作製]
中間体1〜6で得られた鉄含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、中間体1〜6それぞれ、0.38cm3/g、0.39cm3/g、0.42cm3/g、0.44cm3/g、0.34cm3/g、0.30cm3/gであった。中間体1〜6で得られた鉄含有二酸化チタンをそれぞれ、0.99g量り取り、硝酸銀0.016gを各細孔容積の1.2倍程度の純水で溶解させた。得られた硝酸銀溶液を、各鉄含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下し、大気下で6時間乾燥させた。乾燥完了後、電気炉に入れ、110℃にて一晩乾燥し、450℃にて3時間焼成を行った。冷却後得られた触媒を、中間体1〜6を前駆体としたものを、それぞれ実施例1〜6とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンは全てルチル型構造として存在していることが確かめられた。また、実施例5、6についてのみ酸化鉄(III)のピークも観測された。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体7で得られた鉄含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.43cm3/gであった。中間体7で得られた鉄含有二酸化チタンを0.614g量り取り、硝酸銀0.010gを細孔容積の1.2倍程度に対応する0.3mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀溶液を、各鉄含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下し、大気下で6時間乾燥させた。乾燥完了後、電気炉に入れ、110℃にて一晩乾燥し、450℃にて3時間焼成を行った。冷却後得られた触媒を実施例7とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはアナターゼ型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体7で得られた鉄含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.43cm3/gであった。中間体7で得られた鉄含有二酸化チタンを0.6275g量り取り、硝酸銀0.030gを、細孔容積の1.2倍程度に対応する0.3mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀溶液を、各鉄含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下し、大気下で6時間乾燥させた。乾燥完了後、電気炉に入れ、110℃にて一晩乾燥し、450℃にて3時間焼成を行った。冷却後得られた触媒を実施例8とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはアナターゼ型構造として存在していることが確かめられ、酸化鉄のピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約3質量%であった。
中間体8で得られたアルミニウム含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.40cm3/gであった。中間体8で得られたアルミニウム含有二酸化チタン0.7gを量り取った。硝酸銀0.012gを量り取り、細孔容積の1.2倍程度に対応する0.3mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、アルミニウム含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を実施例9とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化アルミニウムのピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体9で得られたコバルト含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.42cm3/gであった。中間体9で得られたコバルト含有二酸化チタン0.7gを量り取った。硝酸銀0.012gを量り取り、細孔容積の1.2倍程度に対応する0.3mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、コバルト含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を実施例10とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化コバルトのピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体10で得られたクロム含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.27cm3/gであった。中間体10で得られたクロム含有二酸化チタン0.7gを量り取った。硝酸銀0.012gを量り取り、細孔容積の1.2倍程度に対応する0.23mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、クロム含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を実施例11とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化クロムのピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体11で得られた銅含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.41cm3/gであった。中間体11で得られた銅含有二酸化チタン0.7gを量り取った。硝酸銀0.012gを量り取り、細孔容積の1.2倍程度に対応する0.35mLの純水に溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、銅含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を実施例12とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられ、酸化銅のピークは観測されなかった。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
実施例2で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンのBET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.37cm3/gであった。実施例2で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンを1.0g量り取った。硝酸パラジウム(II)二水和物を0.0008g量り取り、細孔容積の1.1倍程度に対応する0.4mLの純水に溶解させた。完全に溶解したことを確認した後に、得られた硝酸パラジウム水溶液を、銀担持鉄含有二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。電気炉で、110℃にて一晩乾燥し、300℃にて3時間焼成した。冷却後、パラジウム銀共担持鉄含有二酸化チタン(実施例13)を得た。得られた触媒のパラジウム担持量は金属状態のパラジウム換算で約0.03質量%であった。
酸化アルミニウム担体として触媒学会参照触媒JRC−ALO−1を選択し、1.0g量り取った。塩化白金酸(IV)六水和物を0.0008g量り取り、0.8mLの純水に溶解させた。得られた塩化白金酸水溶液を、酸化アルミニウムを十分に攪拌しながら滴下した。電気炉で、110℃にて一晩乾燥し、500℃にて3時間焼成した。冷却後、白金担持酸化アルミニウム(参考例1)を得た。得られた触媒は、白金担持量が金属状態の白金換算で約0.03質量%であり、実施例1〜6、7、9の触媒と比べ、単位質量当りの貴金属コストが1.5倍程度となった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−6を選択し、電気炉中で500℃にて3時間焼成した。焼成後の二酸化チタンを1.0g量り取った。焼成後の二酸化チタンのBET比表面積は約45m2/gであり、結晶構造はルチル型である。硝酸銀0.0158gを量り取り、純水0.5mLに溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を比較例1とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはルチル型構造として存在していることが確かめられた。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
二酸化チタンとしてSTS01(石原産業製)を選択し、電気炉中で500℃にて3時間焼成した。焼成後の二酸化チタンを1.0g量り取った。焼成後の二酸化チタンのBET比表面積は約80m2/gであり、結晶構造はアナターゼ型である。硝酸銀0.0158gを量り取り、純水0.5mLに溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を比較例2とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはアナターゼ型構造として存在していることが確かめられた。銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
二酸化チタンとして触媒学会参照触媒JRC−TIO−4を選択し、電気炉中で500℃にて3時間焼成した。焼成後の二酸化チタンを1.0g量り取った。焼成後の二酸化チタンのBET比表面積は約45m2/gであり、結晶構造は、エックス線回折のピーク強度から求めた質量比で88%がアナターゼ構造、残部がルチル型構造である。BET比表面積測定を行い、窒素の相対分圧が0.99における窒素吸着量から、細孔容積を求めた。細孔容積は、0.31cm3/gであった。硝酸銀0.0158gを量り取り、純水0.5mLに溶解させた。得られた硝酸銀水溶液を、二酸化チタンを十分に攪拌しながら滴下した。大気下にて6時間乾燥させた後に、110℃にて10時間乾燥させ、450℃にて3時間焼成させた。冷却後得られた触媒を比較例3とした。エックス線回折測定の結果、得られた粉末中の二酸化チタンはアナターゼ型構造とルチル型構造との混合物として存在していることが確かめられ、回折のピーク強度から求めた質量比で88%がアナターゼ構造、残部がルチル型構造であった。なお、各構造の存在比率の計算は、面指数(101)のアナターゼ型構造のピークと、面指数(110)のルチル型構造のピークとの強度比から、以下の式1を用いて、アナターゼ型構造とルチル型構造の比率を求めた。なお、ピーク強度は各ピークの面積値を用いた。その結果、アナターゼ型構造の比率は質量比で90%程度であると分かり、アナターゼ型構造が主たる構造であることが分かった。なお、銀の担持量は金属状態のAg換算で約1質量%であった。
中間体2で得られた鉄含有二酸化チタンを比較例4とした。比較例4は鉄含有量が酸化鉄(III)換算の質量%で約1.4%の鉄含有二酸化チタンであり、エックス線回折の結果、比較例4中の二酸化チタンは、ルチル型構造であり、酸化鉄のピークは観察されないことが確かめられている。
(試験例1)
比較例4の鉄含有二酸化チタンと、実施例2で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンと、参考例1で得られた白金担持酸化アルミニウムと、比較例1で得られた銀担持二酸化チタンを触媒として、一酸化炭素酸化反応試験を行った。
触媒量を30mgとし、石英ガラス管に充填した。ガス流量は毎分100mL、ガス組成は体積流量比で一酸化炭素1%、酸素10%、窒素89%である。相対的なガス流量を示す空間速度は、大凡200,000cm3時間(hour)−1触媒質量(g)−1である。流量及び組成の調整はマスフローコントローラーを用いて行い、ガス源となるガスボンベは、一酸化炭素5%+窒素95%、酸素(純度99.9999以上)、窒素(純度99.9999%以上)の三種類を利用した。
得られた測定値を用いて一酸化炭素の転化率を計算した。表1及び図1に測定結果を示す。実施例2の触媒が比較例4の触媒よりも高い一酸化炭素転化率を示しており、鉄含有二酸化チタンに銀を担持することで、通常の二酸化チタンに銀を担持した場合よりも高い活性が得られることが分かる。また、実施例2と参考例1とを比較すると、参考例1は275℃以下の温度域において実施例2よりもCO転化率が低くなっており、比較的高い温度のガスの処理に限られるという不利がある。また、参考例1では白金を用いるため、コストが実施例2の1.5倍程度となり、この点でも不利である。実施例2の触媒は、275℃以下の温度領域において高い活性を示していることが分かる。
実施例1〜6で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンと、比較例1で得られた銀担持二酸化チタンとを触媒として、一酸化炭素酸化反応試験を行った。反応条件及び測定法は、試験例1と同様とした。
実施例2、7、8で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンと、比較例1〜3で得られた銀担持二酸化チタンとを触媒として、一酸化炭素酸化反応試験を行った。反応条件及び測定法は、試験例1と同様とした。
実施例2で得られた銀担持鉄含有二酸化チタンと、参考例1で得られた白金担持酸化アルミニウムと、比較例1で得られた銀担持二酸化チタンとを触媒として、一酸化炭素酸化反応試験を行った。試験例1と同様の反応条件及び測定を行い、また、水蒸気含有条件での測定として、送水ポンプを用いてガス中に水蒸気を導入した条件にて測定を行った。この時、ガス流量は毎分100mL、ガス組成は体積流量比で一酸化炭素1%、酸素10%、水蒸気20%、窒素69%である。いずれの測定でも相対的なガス流量を示す空間速度は、大凡200,000cm3時間(hour)−1触媒質量(g)−1である。
実施例9〜12で得られた触媒と、比較例1で得られた銀担持二酸化チタンとを触媒として、一酸化炭素酸化反応試験を行った。反応条件及び測定法は、試験例1と同様とした。
表6及び図5に測定結果を示す。実施例9〜12と比較例1との比較から、アルミニウム、コバルト、クロム、銅を添加することによって、一酸化炭素酸化触媒の活性が増大することが分かる。
実施例2、13で得られた触媒を利用して、一酸化炭素酸化反応試験を行った。反応条件及び測定法は試験例4と同様とし、水蒸気を含むガスを利用する条件で測定を行った。
表7及び図6に測定結果を示す。実験例2、13の比較から、パラジウムをさらに添加することによって、200℃以上の温度における一酸化炭素転化率が大きく向上していることが分かる。
Claims (20)
- 二酸化チタンからなる担体に銀元素が担持され、さらに、前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素が少なくとも1種以上含まれていることを特徴とする一酸化炭素酸化触媒。
- 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素が、鉄、アルミニウム、コバルト、クロム、銅、マンガン、ニッケルのうちの1種または2種以上であることを特徴とする請求項1に記載の一酸化炭素酸化触媒。
- 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素が、鉄及び/又はアルミニウムであることを特徴とする請求項1に記載の一酸化炭素酸化触媒。
- 銀元素の含有率が金属銀換算の質量比で0.5%以上50%以下であり、前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素の含有率が該元素の酸化物換算の質量比の和として0.5%以上50%以下であり、残部が二酸化チタン及び不可避不純物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
- 前記二酸化チタンからなる担体が、粉末エックス線回折測定のピーク強度から計算した質量比で、50%以上のルチル型構造を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
- さらに、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、イットリウムからなる群から選ばれる遷移元素の1種または2種以上を担持させたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒を用いて、ガス中から一酸化炭素を除去することを特徴とするガス中の一酸化炭素の除去方法。
- 前記ガスの温度が、前記一酸化炭素酸化触媒の接触時に150℃以上350℃以下であることを特徴とする請求項7に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
- 前記ガスが、水蒸気を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
- 前記ガス中の前記水蒸気の含有量が、体積流量比で0.5%以上30%以下であることを特徴とする請求項9に記載のガス中の一酸化炭素の除去方法。
- 二酸化チタンに、二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素を少なくとも1種以上含有させた後に、前記二酸化チタンに銀元素を担持させることを特徴とする一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素として、鉄、アルミニウム、コバルト、クロム、銅、マンガン、ニッケルのうちの1種または2種以上の元素を用いることを特徴とする請求項11に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素として、鉄及び/又はアルミニウムを用いることを特徴とする請求項11に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素の含有率が該元素の酸化物換算の質量比の和として0.5%以上50%以下となり、銀元素の含有率が金属銀換算の質量比で0.5%以上50%以下となり、残部が二酸化チタン及び不可避不純物となるように調整することを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記二酸化チタンに、二酸化チタンに酸素欠損構造を生じる元素を1種または2種以上含有させる方法が、該元素の硝酸塩溶液を含浸させた後に焼成する方法であることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンに硝酸銀溶液を含浸させた後に焼成する方法であることを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンの担体細孔容積の0.5倍以上2倍以下の体積の溶媒に硝酸銀を溶解させた溶液を用いることを特徴とする請求項16に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記銀元素を担持させる方法が、前記二酸化チタンの担体細孔容積の1倍以上1.2倍以下の体積の溶媒に硝酸銀を溶解させた溶液を用いることを特徴とする請求項16に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- 前記二酸化チタンが、粉末エックス線回折測定のピーク強度から計算した質量比で、50%以上がルチル型構造で構成されることを特徴とする請求項11〜18のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
- さらに、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、イットリウムからなる群から選ばれる遷移元素を少なくとも1種または2種以上を担持させることを特徴とする請求項11〜19のいずれか1項に記載の一酸化炭素酸化触媒の製造方法。
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