JP2014004238A - つま先機能補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が履物またはくつ下を履いた状態で歩行の回復訓練を行うことができるつま先機能補助具を提供する。
【解決手段】つま先機能補助具1は、使用者が履いた履物S(またはくつ下)の先端部を持ち上げることで使用者の足Fの足首を中心としてつま先を引き上げるために、履物Sに対して着脱可能に取り付ける取り付け部材20と、使用者の下肢Tに着脱可能に装着されて、取り付け部材20とともに履物Sを持ち上げる装着部50を有し、取り付け部材20と装着部50が接続される構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、怪我や障害によって、足のつま先が下がった状態であっても、靴を履いて歩行を行い、あるいはその訓練をするためのつま先機能補助具に関する。
足に対して直接装着する矯正具としては、特許文献1に開示されている。この矯正具は、外反母趾の矯正や転倒防止を図るために用いられる。
特開2010−279512号公報
ところで、従来の矯正具を使用しても、使用者の足のつま先が怪我や障害によって下がってしまっている場合には、靴を履いても靴のトゥ(先芯)が下がったままの状態である。靴のトゥ(先芯)が下がったままの状態であるので、使用者は靴を履いたままで歩行の回復訓練を行うことができない。また、ベルトの両端が開いている状態なので、高齢者や障碍者にとっては、従来の矯正具は装着しにくい。
そこで、本発明は、使用者が履物またはくつ下を履いた状態で歩行もしくは歩行能力回復のための訓練を行うことができるつま先機能補助具を提供することを目的とする。
本発明のつま先機能補助具は、使用者が履いた履物またはくつ下の先端部側を持ち上げることで前記使用者の足首を中心として前記足のつま先を引き上げるつま先機能補助具であって、前記履物に対して着脱可能に取り付ける取り付け部材と、前記使用者の下肢に着脱可能に装着されて、前記取り付け部材とともに前記履物またはくつ下の前記先端部側を持ち上げる装着部とを有し、前記取り付け部材と前記装着部が取り外し可能に接続される構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、取り付け部材が使用者の履いている履物またはくつ下に対して取り付けられ、装着部が使用者の下肢に装着される。そして、この取り付け部材と装着部材とを接続すれば、使用者のつま先が、使用者の下肢の方向へ引き上げられることになる。そして、互いに接続される前記取り付け部材と前記装着部材とを別々に形成して、取り外し可能とすることで、つま先機能補助具の装着をきわめて容易なものとすることができる。これにより、使用者が歩行もしくは歩行能力回復のための訓練を行うことができる。
好ましくは、前記取り付け部が一端部に設けられている第1接続部材と、第2接続部材とを有し、前記第2接続部材の一端部側が前記第1接続部材の他端部に接続され、前記第2接続部材の他端部側に前記装着部が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、第1接続部材と第2接続部材を連結すれば、履物の先端部を持ち上げることができる。
好ましくは、前記取り付け部材は薄い板状の部材であり、前記取り付け部材は、前記履物またはくつ下に形成されている隙間にはめ込まれることを特徴とする。
上記構成によれば、取り付け部材は、薄板なので、履物またはくつ下の上部の構造の一部に挿入もしくは挟み込み易く、履物またはくつ下に対して簡単に取り付けることができる。
好ましくは、前記装着部は、前記下肢の下腿を通すための挿入用の穴部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、使用者の下肢の下腿を装着部の挿入用の穴部に通すことにより、装着部は、簡単に装着して固定でき、下腿側から履物またはくつ下の先端部を持ち上げることができる。
好ましくは、前記第1接続部材と前記第2接続部材の少なくとも一方は、弾性力により収縮する伸縮可能な部材であることを特徴とする。
上記構成によれば、第1接続部材または前記第2接続部材を、収縮力を利用して履物またはくつ下の先端部を任意の引っ張り力で持ち上げて、使用者の足のつま先を引き上げることができる。
好ましくは、前記第1接続部材と前記第2接続部材は弾性力を有する伸縮可能な帯状部材であることを特徴とする。
上記構成によれば、前記第1接続部材と前記第2接続部材について、ベルト状のゴム部材を採用することで、簡単に構成することができる。また、前記第1接続部材と前記第2接続部材の両方を伸縮可能な部材とすることで、つま先の引き上げ作用を確実に発揮させることができる。
本発明のつま先機能補助具は、使用者の足のつま先を挿入するつま先機能補助具であって、前記足の裏に当てる足裏当て部材と、前記足裏当て部材の一端部に接続されて足首の裏側に達する第1接続部材と、前記足裏当て部材の他端部に接続され、前記第1接続部材とは交差しており、前記足首の裏側で前記第1接続部材に対して着脱可能に連結され、伸縮可能な第2接続部材と、を備え、前記足裏当て部材と前記第1接続部材と前記第2接続部材により、前記つま先を通すための挿入口が形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、伸縮可能な第2接続部材を引っ張った状態で、第1接続部材と第2接続部材を足組の裏側で連結することで、第2接続部材が発揮する引っ張り力により足首を中心にしてつま先を回転できるので、足の外反あるいは内反を矯正することができる。このため、使用者が歩行もしくは歩行能力回復のための訓練を行うことができる
好ましくは、前記第2接続部材は、前記第1接続部材の通し穴に通っており、前記第2接続部材が前記第1接続部材の前記通し穴から外れるのを防止する防止部材を有することを特徴とする。
上記構成によれば、第1接続部材と第2接続部材と足裏当て部材が形成しているつま先の挿入口は常に確保できるので、高齢者や障害者であっても、つま先を挿入口に挿入してつま先機能補助具を容易にしかも確実に装着することができる。
好ましくは、前記足裏当て部材には、前記足裏に突き当てる突起部材が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、足の各指から成る指配列が、弓状に反った配列からほぼ水平状態の配列に矯正することができる。この結果、使用者は足の指同士が当たって痛い思いをする不快感を解消できる。
本発明は、使用者が履物またはくつ下を履いた状態で歩行もしくは歩行能力回復のための訓練を行うことができるつま先機能補助具を提供することができる。
本発明のつま先機能補助具の好ましい第1実施形態を、使用者の片足に装着した例を示す斜視図。 図1に示すつま先機能補助具の表面側を示す斜視図。 図2に示すつま先機能補助具の裏面側を示す斜視図。 つま先機能補助具の取り付け部材を使用者が履いている靴に対して着脱可能に取り付ける様子を示す図。 図5(A)は、本発明の第2実施形態のつま先機能補助具を示す斜視図であり、図5(B)は、このつま先機能補助具を用いて足の指の配列を矯正する様子を示す図。 図6(A)は、つま先機能補助具が右足に装着された状態を示し、図6(B)は、つま先機能補助具が左足に装着された状態を示す図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明のつま先機能補助具の好ましい第1実施形態を、使用者の片足に装着した例を示す斜視図である。図2は、図1に示すつま先機能補助具1の表面側を示す斜視図である。図3は、図2に示すつま先機能補助具1の裏面側を示す斜視図である。
つま先が、下がってしまう人は、怪我や先天的、あるいは後天的な障害によって、すねの筋肉の一部である前脛骨筋、あるいは足の甲の筋である(長)短趾伸筋等に損傷があるか、あるいは、これらを適切に機能させることができない。
つま先が下がってしまうと、歩行に際して、つま先がひっかかり、あるいは着地に際して巻き込んで、転んだりする恐れがある。これに外反、内反の症状が複雑に関係すると、立ち上がり、あるいは歩行することに困難が生じる。
以下に説明する本発明の第1実施形態では、このような症状の人のつま先を引き上げて、歩行し、あるいは歩行の困難性を克服するための歩行訓練をすることができる、つま先機能補助具の好適な形態を説明するものである。
図1から図3に示すつま先機能補助具1は、第1接続部材11と、第2接続部材12を有している。図1に示すように、つま先機能補助具1の第1接続部材11と第2接続部材12とは着脱可能に接続できるようになっている。つまり、適宜取り外し、あるいは接続できるようになっている。このつま先機能補助具1は、使用者が右側もしくは左側の足Fに履いている靴Sの先端部であるトゥ(先芯)2を、足首90を中心として、2点鎖線で示すようにトゥ2が下がった状態から、実線で示すようにトゥ2をH方向に持ち上げて水平に保持するために用いられる。
図1に示す靴Sは、使用者が履く履物の一例である。図1に示すように、第1接続部材11は、使用者の靴S側に着脱可能に直接装着される部材である。第2接続部材12は、使用者の下肢Tの例えば下腿Rのふくろはぎの上の位置に、着脱可能に直接装着される部材である。
まず、図2と図3を参照して、つま先機能補助具1の第1接続部材11の構造を説明する。
第1接続部材11は、取り付け部材20と、帯状部材21と、連結部材22と、別の連結部材23を有している。取り付け部材20は、例えば、薄い板であり、好適には、文房具で良く使われる「下敷き」に用いる板程度の厚みと剛性を有する弾性変形可能な透明のプラスチック板である。取り付け部材20は、表面20Aと裏面20Bを有し、例えば正方形あるいは長方形の薄板である。図1に示すように、この取り付け部材20は、靴Sの表面被覆部材(インステップ)Pとタン(舌革)Nの隙間Gに対して、矢印M方向に差し込むことで、靴Sに対して着脱可能に直接取り付けることができる。表面被覆部材Pは靴ひもJを有している部分である。
図2と図3に示す第1接続部材11と第2接続部材12は、ひも状もしくはベルト状等の形態を問わず、一方向に長く強い収縮力を有する伸縮部材を含んでいる。
第1接続部材11における伸縮部材の一例としての帯状部材21は、帯状部材21の長手方向であるX方向に沿って弾性変形可能な部材であり、例えば第1部分21Aと第2部分21Bを有しており、材質としてはともに例えばゴム生地等を用いることができる。第2部分21Bは、表面部46と裏面部47を有する2重構造である。第1部分21Aの一端部は、取り付け部材20の表面20Aに対して、固定ピン部材20Cを用いて固定されている。第1部分21Aの他端部は、第2部分21Bの表面部46と裏面部47の一端部に対して、糸で縫い合わすことで固定されている。第2部分21Bの他端部の端部分には、半円状の連結部材22が固定されている。この連結部材22は、ほとんど伸縮はしないひも状の部材である。また、第2部分21Bの他端部の裏面21C側には、金属製の円形状の別の連結部材23が取り付けられている。
次に、図2と図3を参照して、つま先機能補助具1の第2接続部材12の構造を説明する。
第2接続部材12は、帯状部材31と、連結部材32と、別の連結部材33と、装着部40と、そして連結用の部材50を有している。帯状部材31は、帯状部材31の長手方向であるY方向に沿って弾性変形可能な部材であり、材質としてはともに例えばゴム生地等を用いることができる。帯状部材31の一端部には、半円状の連結部材32が固定されている。連結部材32は、連結部材22と同様のほぼ伸縮はしないひも状の部材である。また、帯状部材31の一端部の裏面31C側には、連結部材23と同様の金属製の円形の連結部材33が取り付けられている。
連結用の部材50は、例えば金属製あるいはプラスチック製の部材であり、連結用の部材50の一端部は連結部材32に固定されている。連結用の部材50の他端部は、第1接続部材11の連結部材22に対して、掛けることにより着脱可能に取り付けることができるようになっている。
図2と図3に示すように、帯状部材31は、表面部36と裏面部37を有している。連結部材32の表面部36と裏面部37の他端部35には、装着部40が設けられている。この装着部40は、好ましくは図1に示す使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して着脱可能に直接装着される部分である。
図2に示すように、装着部40は、2つの延長部41,42と、これらの延長部41,42の各一端部48を接続している連結接続部43を有している。延長部41,42の各他端部49は、表面部36と裏面部37の他端部35に接続されている。
2つの延長部41,42は、例えば足Fのつま先NFを挿入して使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して弾性的に伸びて装着するために、挿入用の穴部55を形成している。連結部材32の表面部36と裏面部37と、延長部41,42と、連結接続部43は、それぞれ長手方向に沿って弾性変形可能な部材であり、材質としてはともに例えばゴム生地等を用いることができる。
上述したように、2つの延長部41,42は互いに一部が重なるようにしてあるので、図1に示すように装着部40を使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置に対して装着すると、2つの延長部41,42は、ふくろはぎの上の位置VCの形状に合わせて分散して配置されるので、1つの延長部を採用するのに比べて、うまくフィットさせることができる。このため、装着部40を使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して余計な負担がかからない。
図2と図3に示すように、帯状部材31の表面部36と裏面部37の他端部35は、延長部41,42の各他端部49に対して糸により縫い合わせることで接続されている。表面部36と裏面部37の間は、通し穴部38となっている。連結接続部43の一部は、この通し穴部38を通っており、裏面部37が連結接続部43の通し穴部43H内を通っている。これにより、装着部40の挿入用の穴部55には、図1に例示するように、足Fのつま先NFを通して、図1に示す装着部40を下腿Rに沿って持ち上げることで、装着部40を下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して着脱可能に直接装着できるようになっている。
次に、図1から図4を参照しながら、つま先機能補助具1を使用することで、使用者が足Fに履いている靴Sの先端部であるトゥ(先芯)2を、2点鎖線で示す下に向いた状態から、実線で示すようにH方向に持ち上げて、例えば水平に保持する例を説明する。図4は、つま先機能補助具1の取り付け部材20を、使用者が履いている靴Sに対して着脱可能に取り付ける様子を示している。
まず、使用者は、図2に例示するように、第2接続部材12の表面部36を上側にする。図1に示すように、第2接続部材12の装着部40の足挿入用の穴部55内に足Fのつま先NFを通して、装着部40を下腿Rのふくろはぎに沿って持ち上げることで、装着部40を下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して着脱可能に直接装着することできる。これにより、2つの延長部41,42は、使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上の位置VCに対して弾性的に伸びて確実に装着することができ、ふくろはぎの上の位置VCに対して掛かる力を広い面積で分散できる。この状態では、連結部材32と連結用の部材50は、使用者のひざ下からすね91に沿って下向きに垂れ下がる。
次に、図1に示すように使用者は靴Sに足Fを入れて履く。図2に示すように、使用者は、つま先機能補助具1の第1接続部材11の取り付け部材20の表面20Aと表面部46を上側にする。
使用者は、図4(A)に示すように、第1接続部材11の取り付け部材20を持って、この取り付け部材20を靴Sの表面被覆部材Pとタン(舌革)Nの隙間Gに対して、矢印M方向に差し込むことで、図4(B)に示すように取り付け部材20を靴Sに対して直接取り付ける。
続いて、使用者は、第1接続部材11の連結部材22をすね91に沿って持ち上げるとともに、第2接続部材12の連結用の部材50を第1接続部材11の連結部材22に引っ掛けて連結することで、第1接続部材11と第2接続部材12を接続することができる。これにより、図1に示すように、つま先機能補助具1を用いることにより、使用者が足Fに履いている靴Sのトゥ(先芯)2を、2点鎖線で示す下に向いた状態から、実線で示すように、H方向に持ち上げた状態を保持することができる。このため、使用者が,麻痺等で足Fのつま先NFが下がった状態になったままの状態であって、つま先機能補助具1を用いることにより、靴Sを履いた状態で、靴Sの先端部であるトゥ2を、足首90を中心としてH方向に持ち上げて、靴Sを履いた足Fを水平に保持することができる。このため、使用者は歩行の回復訓練を行うことができる。
なお、図1の例では、第2接続部材12の連結用の部材50を第1接続部材11の連結部材22に引っ掛けて連結して、第1接続部材11と第2接続部材12を接続しているが、図1に示すリング状の連結部材23と連結部材33とを、連結用の部材50と同様な別の金具で連結しても第1接続部材11と第2接続部材12を連結することができる。この場合には、第1接続部材11と第2接続部材12は、図1に示す状態よりもさらに互いに引っ張れることになるので、より強い力で靴Sを履いた足Fを水平に保持することができる。上述した本発明の第1実施形態では、使用者が履いた履物として、靴を例に説明したが、これに限らず、くつ下であっても良い。
本発明の第1実施形態のつま先機能補助具1は、使用者が履いた履物(またはくつ下)の一例である靴S(またはくつ下)の先端部側を持ち上げることで使用者の足Fのつま先を引き上げるのに用いられる。このつま先機能補助具1は、靴S(またはくつ下)に対して着脱可能に取り付ける取り付け部材20と、使用者の下肢Tに着脱可能に装着されて、取り付け部材20とともに靴S(またはくつ下)を持ち上げる装着部50を有し、取り付け部材20と装着部50が接続される構成である。このため、使用者が靴S(またはくつ下)を履いた状態で歩行の回復訓練を行うことができる。取り付け部材20が使用者の履いている靴Sに対して取り付けられ、装着部50が使用者の下肢Tに装着されることで、使用者が足Fの麻痺等で足Fのつま先が下がってしまった場合であっても、靴S(またはくつ下)の先端部を持ち上げることができ、使用者の足Fのつま先を引き上げるので、使用者が靴S(またはくつ下)を履いた状態で歩行の回復訓練を行うことができる。
取り付け部20が一端部に設けられている第1接続部材11と、第2接続部材12とを有し、第2接続部材12の一端部側が第1接続部材11の他端部に接続され、第2接続部材12の他端部側に装着部50が設けられているので、第1接続部材11と第2接続部材12を連結すれば、靴Sの先端部を持ち上げることができる。
取り付け部材20は板状の部材であり、取り付け部材20は、靴S(またはくつ下)に形成されている隙間Gにはめ込まれるので、取り付け部材20は、靴S(またはくつ下)に対して簡単に取り付けることができる。
装着部50は、下肢Tの下腿Rを通すための挿入用の穴部55を有するので、使用者の下肢Tの下腿Rを装着部50の挿入用の穴部55に通すことにより、装着部50は、簡単に装着して固定でき、下腿R側から靴S(またはくつ下)の先端部を持ち上げることができる。
第1接続部材11と第2接続部材12は、弾性変形して伸縮可能な帯状部材であるので、第1接続部材11と第2接続部材12を伸縮させることにより、靴S(またはくつ下)の先端部を任意の引っ張り力で持ち上げて、使用者の足のつま先を引き上げることができる。
ところで、本発明は上記第1実施形態に限定されず、本発明は様々な修正と変更が可能であり、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形が可能である。
図示した本発明の第1実施形態のつま先機能補助具1では、第1接続部材11と第2接続部材12との2部材から構成されているが、第1接続部材11と第2接続部材12とを一体化して1部材としても良い。
図1と図4において使用している履物の例である靴Sは、ウォーキングシューズであるが、これに限らずスポーツシューズや革靴、あるいは足に対して固定するための固定部材を有するサンダル等であっても良い。いずれにしても、本発明のつま先機能補助具1が適用できる履物としては、第1接続部材11の取り付け部材20が、着脱可能に装着できる部分を有する履物であれば、特に履物の種類は限定されない。
装着部50は、図1の例では、使用者の下肢Tの下腿Rのふくろはぎの上に装着されているが、これに限らず、下肢Tの大腿Eの膝Vの近くの位置Qに装着する構造を採用しても良い。第1接続部材11と第2接続部材12の材質は、任意に選択することができる。
なお、つま先機能補助具1をくつ下(不図示)に適用する場合には、使用するくつ下としては、好ましくは高齢者や身体の不自由な人であり、このくつ下は、使用者の足全体と足首を覆う編地からなり、例えば好ましくは、表側は、530デニール程度の繊維径の綿製、裏側(肌側)は、160デニール程度の繊維径で、弾性糸として機能する、ナイロンカバーがされたポリウレタン製である。また、足甲覆い部(不図示)は、足底覆い部(不図示)のあぜ編みに比べて伸びにくく引張力が強くなるように、好ましくは、例えばタック(重ね)編みにより編成されている。すなわち、足甲覆い部の編成部分の引張力は、足底覆い部の編成部分の引張力に比べて大きく(強く)なるように設定されている。
また、足甲覆い部のトウ及び取り付け部材に面ファスナ(一方がフック型で他方がループ型)を設けることで、くつ下に対して取り付け部材を着脱自在にすることができる。
(第2実施形態)
次に、図5と図6を参照して、本発明のつま先機能補助具の第2実施形態について説明する。
図5(A)は、本発明の第2実施形態のつま先機能補助具100を示す斜視図であり、図5(B)は、このつま先機能補助具100を用いて足の指の配列を矯正する様子を示す図である。図6(A)は、つま先機能補助具100が右足200に装着された状態を示し、図6(B)は、つま先機能補助具100が左足201に装着された状態を示している。
障害により先天的に、あるいは脳梗塞等の病気により、右足あるいは左足の足首から下の部分が外反に垂れたり、内反に垂れたりする。このように足首から下の部分が外反に垂れたり内反に垂れたりすると、歩行に際して立ち上がったり、歩行することに困難が生じる。
そこで、図5(A)と図6に示す、つま先機能補助具100は、使用者の足に対して着脱可能に装着することで、足首から下の部分が外反に垂れたりあるいは内反に垂れたりする状態を矯正することで、使用者が例えば靴を履いたりくつ下(不図示)を履いた状態であっても、歩行するのを補助することができるようにする役割を有する。
図5(A)に示すつま先機能補助具100は、第1接続部材101と、第2接続部材102と、足裏当て部材103を有している。足裏当て部材103と第1接続部材101と第2接続部材102は、ともに帯状部材である。第1接続部材101と第2接続部材102と足裏当て部材103は、つま先を挿入してつま先機能補助具100を容易にしかも確実に装着できるようにするために、ほぼ三角形状の挿入口180を形成している。
まず、図5(A)に示す第1接続部材101の構造を説明する。
第1接続部材101は、伸縮方向(長手方向)D1に沿って伸縮可能な部材であり、第1接続部材101は、第1積層部111と第2積層部112を有している。このように、第1接続部材101が伸縮方向(長手方向)D1に沿って伸縮可能になっているのは、図6に例示するように、つま先機能補助具100を右足200あるいは左足201に装着した場合には、第1接続部材101の伸長に伴って発生する引っ張り力により、右足200あるいは左足201に密着して装着できるようにするためである。第1積層部111と第2積層部112の第1端部101Aには、リング状の引っ掛け部113と、面ファスナのオス(フック型)部材114を有している。面ファスナのオス部材114は、第2積層部112の裏面に固定されている。
次に、図5(A)に示す第2接続部材102の構造について説明する。
第2接続部材102は、伸縮方向(長手方向)D2に沿って伸縮可能な部材である。ただし、第2接続部材102が伸縮方向D2に沿って伸縮する度合いは、第1接続部材101が伸縮方向D1に沿って伸縮する度合いに比べて大きく設定されている。すなわち、第2接続部材102は、第1接続部材101に比べて、さらに伸縮できるので、第2接続部材102は第1接続部材101に比べて、より強く引っ張って足首の下部分に対して強い引っ張り力を発揮しながら密着して装着することができる。
これにより、図6に例示するように、つま先機能補助具100を右足200あるいは左足201に装着した場合には、第1接続部材101と第2接続部材102は、ともに右足200あるいは左足201に密着して装着できる。しかも、第2接続部材102の伸長に伴って発生する引っ張り力が、第1接続部材101の伸長に伴って発生する引っ張り力よりも大きく発揮できるので、右足200の足首より下の部分の向き(姿勢)あるいは左足201の足首の下の部分の向き(姿勢)を、強制的に変えることができる。
図5(A)に戻ると、第2接続部材102の第1端部102Aには、リング状の引っ掛け部123が設けられている。第2接続部材102の表面には、面ファスナのメス(ループ型)部材124が設けられている。第1接続部材101の引っ掛け部113と第2接続部材102の引っ掛け部123は、使用者がつま先機能補助具100を、図6に例示するように、右足200あるいは左足201に装着する際に、指で掴んで、第1接続部材101と第2接続部材102を足首の後方に引っ張るためである。これにより、つま先機能補助具100を右足200あるいは左足201に装着する際に、使用者は、第1接続部材101と第2接続部材102を引っ張った状態を保持しながら、第1接続部材101の面ファスナのオス部材114と第2接続部材102の面ファスナのメス部材124を、着脱可能に容易に連結できるようになっている。
図5(A)に示すように、第2接続部材102は、第1接続部材101の第1積層部111と第2積層部112の間の通し穴190に通してある。しかも、第2接続部材102は、ひも状の取り付け部材130を備えており、この取り付け部材130は、第1接続部材101に対して貫通して保持されている。この取り付け部材130があるので、第2接続部材102が第1接続部材101の第1積層部111と第2積層部112の間の通し穴190から外れない。これにより、第1接続部材101と第2接続部材102と足裏当て部材103は、挿入口180を常に確保することができる。これにより、高齢者や障碍者等の使用者は、つま先をこの挿入口180に簡単にしかも確実に挿入できるので、つま先機能補助具100の装着作業が容易になる。
次に、図5(A)に示す足裏当て部材103の構造について説明する。
すでに説明したように、第1接続部材101と第2接続部材102は、共に図6に示すように、右足200あるいは左足201の表面側に密着され、しかも足首の後ろ側にまで密着される。
これに対して、足裏当て部材103は、帯状部材である内側当て部141と、帯状部材である外側当て部142と、突起部材143を有している。足裏当て部材103の内側当て部141と外側当て部142は、重なっており、足裏に当てる部材である。内側当て部141と外側当て部142の一端部151は、第1積層部111と第2積層部112の第2端部101Bに縫合されている。一方、内側当て部141と外側当て部142の他端部152は、第2接続部材102の第2端部102Bに縫合されている。
第1接続部材101と第2接続部材102が伸縮可能であるのに対して、足裏当て部材103の内側当て部141と外側当て部142は、伸びない材質により作られている。内側当て部141の内面には、足裏に直接当たる部分に突起部材143が固定されている。この突起部材143の配置位置は、一端部151と他端部152の中間位置ではあるが、好ましくはやや他端部152側寄りの位置に固定されている。図6に示すように、つま先機能補助具100を右足200あるいは左足201に装着をすると、突起部材143は足裏に突き当てることで、図5(B)に示すように、足の各指FG1からFG5から成る指配列が、弓状に反った配列MKからほぼ水平状態の配列MLに矯正する役割を有している。
次に、図6を参照して、上述したつま先機能補助具100の使用例を説明する。
図5(A)に示すつま先機能補助具100は、図6(A)に示すように右足200に装着された場合には、右足200が内反している状態を矯正方向KTに矯正して、右足200のつま先を正しい方向に向ける機能を有する。また、図5(A)に示すつま先機能補助具100は、図6(B)に示すように左足201に装着された場合には、左足201が外反している状態を矯正方向KSに矯正して、左足201のつま先を正しい方向に向ける機能を有する。
図6(A)に示す例では、つま先機能補助具100が、右足200に対して着脱可能に装着されている。図5(A)に示す第1接続部材101と第2接続部材102と足裏当て部材103が、つま先を挿入する挿入口180を形成しているので、使用者は右足200のつま先をこの挿入口180に挿入する。使用者は、第1接続部材101のリング状の引っ掛け部113を指で掛けて引っ張ることで、足首の裏側に廻すとともに、第2接続部材102のリング状の引っ掛け部123を指で掛けて引っ張ることで、足首の裏側に廻す。そして、使用者は、第1接続部材101の面ファスナのオス部材114を、第2接続部材102の面ファスナのメス部材124に貼り付ける。これにより、つま先機能補助具100の第1接続部材101と第2接続部材102は、第1接続部材101と第2接続部材102の伸長に伴う引っ張り力を用いて、足の表面と足首に密着されるとともに、つま先機能補助具100の足裏当て部材103は右足200の足裏に密着される。これにより、突起部材143が右足200の足裏に突き当てられる。
図6(A)に例示する第2接続部材102は、第1接続部材101に比べて、より強い引っ張ることで、第2接続部材102は第1接続部材101に比べて、より強い引っ張り力を発揮できる。このため、図6(A)に例示するように、右足200が内反状態P1であった場合には、第2接続部材102の伸長に伴って発生する引っ張り力が、第1接続部材101の伸長に伴って発生する引っ張り力よりも大きく、第2接続部材102が発揮する引っ張り力により右足200の足首より下の部分の方向(姿勢)を、矯正方向KTに強制的に変える。
従って、右足200が内反している状態を矯正方向KTに矯正して、つま先を正しい方向に向けることができることから、右足200の内反を防止できる。このように、第2接続部材102の伸長により発揮できる引っ張り力が、第1接続部材101の伸長により発揮できる引っ張り力に比べて大きくでき、第2接続部材102を足首の外側に位置させ第1接続部材101を足首の内側に位置させることで、右足200では内反を矯正して右足200のつま先を前方に向けることができる。このため、つま先機能補助具100は、足首から下の部分(つま先)が内反に垂れるのを矯正して補助し、使用者が例えば靴あるいはくつ下を履いた状態で歩行するのを補助することができる。
これに対して、図6(B)に示す例では、つま先機能補助具100は、左足201に対して着脱可能に装着されている。使用者は左足201のつま先をこの挿入口18に挿入する。使用者は、第1接続部材101のリング状の引っ掛け部113を指で掛けて引っ張ることで、足首の裏側に廻すとともに、第2接続部材102のリング状の引っ掛け部123を指で掛けて引っ張ることで、足首の裏側に廻す。そして、使用者は、第1接続部材101の面ファスナのオス部材114を、第2接続部材102の面ファスナのメス部材124に貼り付ける。これにより、つま先機能補助具100の第1接続部材101と第2接続部材102は、第1接続部材101と第2接続部材102の伸長に伴う引っ張り力を用いて、足の表面と足首に密着されるとともに、つま先機能補助具100の足裏当て部材103は左足201の足裏に密着される。これにより、突起部材143が左足201の足裏に突き当てられる。
第2接続部材102は第2接続部材101に比べて、より伸縮できるので、第2接続部材102は第1接続部材101に比べて、より強く引っ張って強い引っ張り力を発揮できる。このため、図6(B)に例示するように、左足201が外反状態P2であった場合には、第2接続部材102の伸長に伴って発生する引っ張り力が、第1接続部材101の伸長に伴って発生する引っ張り力よりも大きく、第2接続部材102が発揮する引っ張り力により左足201の足首より下の部分の方向を、矯正方向KSに強制的に変える。従って、左足201が外反状態P2を矯正方向KSに矯正して、つま先を正しい方向に向けることができることから、左足201の外反を防止できる。
このように、第2接続部材102の伸長により発揮できる引っ張り力が、第1接続部材101の伸長により発揮できる引っ張り力に比べて大きくでき、第2接続部材102を、足首の内側に位置させることで、左足201では外反を矯正して左足201のつま先を前方に向けることができる。このため、つま先機能補助具100は、足首から下の部分(つま先)が外反に垂れるのを矯正して補助し、使用者が歩行するのを補助することができる。
ところで、図6(A)の場合には突起部材143が右足200の足裏の指の付け根付近であるが、足の指の付け根よりも内側(かかと側寄りの位置)に突き当てられ、図6(B)の場合では突起部材143が左足201の足裏の指の付け根付近であるが、足の指の付け根よりも内側(かかと側寄りの位置)に突き当てられる。このように突起部材143が右足200の足裏あるいは左足201の足裏に突き当てられると、足裏当て部材103は伸びない材質であるので、突起部材143を足裏に対して押し上げるようにして確実に突き当てることができる。
これにより、図5(B)に例示するように、足の各指FG1からFG5から成る指配列が、弓状に反った配列MKからほぼ水平状態の配列MLに矯正することができる。この結果、使用者は足の指同士が当たって痛い思いをする不快感を解消できる。
上述したように、図6(A)に示すように、つま先機能補助具100は、第2接続部材102が発揮する引っ張り力により右足200では内反を矯正して右足200のつま先を前方に向けることができる。また、図6(B)に示すように、第2接続部材102が発揮する引っ張り力により左足201では外反を矯正して左足201のつま先を前方に向けることができる。
ところで、図5(A)と図6に示すつま先機能補助具100の構造とは左右勝手を変えたつま先機能補助具を用意すれば、この左右勝手を変えたつま先機能補助具は、右足200に装着することで、右足200の外反を矯正して右足200のつま先を前方に向けることができ、左足201に装着すれば左足201の内反を矯正して左足201のつま先を前方に向けることができる。
ところで、本発明は上記第2実施形態に限定されず、本発明は様々な修正と変更が可能であり、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形が可能である。
図6に示す第1接続部材101と第2接続部材102は、面ファスナにより着脱可能に連結することができるが、これに限らず凸部材と凹部材とを着脱可能に噛み合わせる係合部材を採用しても良い。
つま先機能補助具100を、使用者が履いたくつ下(不図示)に適用する場合には、使用するくつ下としては、好ましくは高齢者や身体の不自由な人であり、このくつ下は、使用者の足全体と足首を覆う編地からなり、例えば好ましくは、表側は、530デニール程度の繊維径の綿製、裏側(肌側)は、160デニール程度の繊維径で、弾性糸として機能する、ナイロンカバーがされたポリウレタン製である。また、足甲覆い部(不図示)は、足底覆い部(不図示)のあぜ編みに比べて伸びにくく引張力が強くなるように、好ましくは、例えばタック(重ね)編みにより編成されている。すなわち、足甲覆い部の編成部分の引張力は、足底覆い部の編成部分の引張力に比べて大きく(強く)なるように設定されている。
また、足底覆い部の帯状部材である内側当て部141があたる部分と帯状部材である内側当て部141に面ファスナ(一方がフック型で他方がループ型)を設けることで、くつ下に対して取り付け部材を着脱自在にすることができる。
1・・・つま先機能補助具、2・・・靴Sの先端部であるトゥ(先芯)、11・・・第1接続部材、12・・・第2接続部材、20・・・取り付け部材、21・・・帯状部材、22・・・連結部材、23・・・別の連結部材、31・・・帯状部材、32・・・連結部材、33・・・別の連結部材、40・・・装着部、50・・・取り付け部材、S・・・履物の一例である靴、T・・・下肢、NF・・・足Fのつま先、R・・・下腿、VC・・・ふくろはぎの上の位置、100・・・つま先機能補助具、101・・・第1接続部材、102・・・第2接続部材、103・・・足裏当て部材、143・・・突起部材、180・・・挿入口

Claims (9)

  1. 使用者が履いた履物またはくつ下の先端部側を持ち上げることで前記使用者の足首を中心として前記足のつま先を引き上げるつま先機能補助具であって、
    前記履物に対して着脱可能に取り付ける取り付け部材と、
    前記使用者の下肢に着脱可能に装着されて、前記取り付け部材とともに前記履物またはくつ下の前記先端部側を持ち上げる装着部とを有し、
    前記取り付け部材と前記装着部が取り外し可能に接続される構成とした
    ことを特徴とするつま先機能補助具。
  2. 前記取り付け部が一端部に設けられている第1接続部材と、第2接続部材とを有し、前記第2接続部材の一端部側が前記第1接続部材の他端部に接続され、前記第2接続部材の他端部側に前記装着部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のつま先機能補助具。
  3. 前記取り付け部材は薄い板状の部材であり、前記取り付け部材は、前記履物またはくつ下に形成されている隙間にはめ込まれることを特徴とする請求項1または2に記載のつま先機能補助具。
  4. 前記装着部は、前記下肢の下腿を通すための挿入用の穴部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のつま先機能補助具。
  5. 前記第1接続部材と前記第2接続部材の少なくとも一方は、弾性力により収縮する伸縮可能な部材であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のつま先機能補助具。
  6. 前記第1接続部材と前記第2接続部材は弾性力を有する伸縮可能な帯状部材であることを特徴とする請求項5に記載のつま先機能補助具。
  7. 使用者の足のつま先を挿入するつま先機能補助具であって、
    前記足の裏に当てる足裏当て部材と、
    前記足裏当て部材の一端部に接続されて足首の裏側に達する第1接続部材と、
    前記足裏当て部材の他端部に接続され、前記第1接続部材とは交差しており、前記足首の裏側で前記第1接続部材に対して着脱可能に連結され、伸縮可能な第2接続部材と、を備え、
    前記足裏当て部材と前記第1接続部材と前記第2接続部材により、前記つま先を通すための挿入口が形成されていることを特徴とするつま先機能補助具。
  8. 前記第2接続部材は、前記第1接続部材の通し穴に通っていることを特徴とする請求項7に記載のつま先機能補助具。
  9. 前記足裏当て部材には、前記足裏に突き当てる突起部材が設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載のつま先機能補助具。
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