JP2013244877A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】膨出部が形成されていても、乗員に泥や水がかかり難くなる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】アンダーカバー(36)は、膨出部(46)を備える。膨出部は、第1壁部(48)と、第2壁部(50)と、凹部(54)とを備える。第1壁部は、車両の側面視において、スイッチ(42)と重なる。第2壁部は、車両の前後方向に延びる稜線52を第1壁部とともに形成し、車両の底面視において、スイッチと重なる。凹部は、第2壁部の表面50bに形成される。凹部は、誘導面54aと、排出面54bとを備える。誘導面は、アンダーカバーの表面(36a)のうち、凹部よりも前方に位置する領域に連続して形成され、車両の前後方向に延びる。排出面は、誘導面の後端に形成される。排出面は、車幅方向に広がる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。詳しくは、鞍乗型車両が備えるアンダーカバーに関する。
鞍乗型車両には、例えば、自動二輪車がある。自動二輪車には、例えば、特開2003−63469号公報に記載されているように、サイドスタンドの状態を検出するスイッチを備えるものがある。
上記公報において、スイッチは、アンダーカバーの内側に配置される。そのため、アンダーカバーは、スイッチを覆う膨出部を備える。
特開2003−63469号公報
自動二輪車の走行時には、前輪が泥水を後方に跳ね上げることがある。前輪が跳ね上げた泥水は、アンダーカバーに付着する。アンダーカバーに付着した泥水は、後方に向かって流れる。
アンダーカバーの表面を流れる泥水は、膨出部の表面を流れる場合がある。膨出部の表面を流れる泥水は、車両走行時の空気の流れにより、膨出部の後端から後方へ飛び出し、サイドスタンドにかかるおそれがある。
本発明の目的は、膨出部が形成されていても、泥水がサイドスタンドにかかり難くなる鞍乗型車両を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の鞍乗型車両は、フットボードと、アンダーカバーと、スイッチとを備える。アンダーカバーは、フットボードの下方に配置される。アンダーカバーには、サイドスタンドを露出させる開口が形成される。スイッチは、アンダーカバーの内側に配置され、サイドスタンドの状態を検出する。アンダーカバーは、膨出部を備える。膨出部は、開口よりも前方において、アンダーカバーの表面から突出して形成される。膨出部は、第1壁部と、第2壁部と、凹部とを備える。第1壁部は、車両の側面視において、スイッチと重なる。第2壁部は、車両の前後方向に延びる稜線を第1壁部とともに形成し、車両の底面視において、スイッチと重なる。凹部は、第2壁部の表面に形成される。凹部は、誘導面と、排出面とを備える。誘導面は、アンダーカバーの表面のうち、凹部よりも前方に位置する領域に連続して形成され、車両の前後方向に延びる。排出面は、誘導面の後端に形成される。排出面は、車幅方向に広がる。
本発明の鞍乗型車両は、膨出部が形成されていても、サイドスタンドに泥水がかかり難くなる。
本発明の実施の形態による自動二輪車の全体構成を示す左側面図である。 サイドスタンドの非使用状態を示す左側面図である。 サイドスタンドの非使用状態を示す底面図である。 サイドスタンドの使用状態を示す左側面図である。 図2におけるV−V断面図である。 凹部の応用例1を示す左側面図である。 凹部の応用例2を示す左側面図である。
サイドスタンドの状態を検出するためには、スイッチを設ける必要がある。スイッチは、泥水から保護するために、アンダーカバー内に配置される。この場合、アンダーカバーには、スイッチと対応する位置に、膨出部が形成される。そのため、車両走行時にアンダーカバーの表面を流れる泥水は、膨出部の表面を流れる場合がある。膨出部の表面を流れる泥水は、車両走行時の空気の流れにより、膨出部の後端から後方へ飛び出す。ここで、膨出部は、アンダーカバーの表面から突出して形成される。そのため、車両走行時、膨出部の後方には、渦が発生することがある。また、膨出部の後方には、負圧が発生することがある。その結果、膨出部の後方へ飛び出した泥水は、膨出部の後方に配置されるサイドスタンドにかかるおそれがある。サイドスタンドに泥水がかかると、スイッチがサイドスタンドの状態を正確に検出できないおそれがある。また、サイドスタンドにかかった泥水が飛び散ることにより、乗員に泥水がかかるおそれがある。
サイドスタンドは、乗員が足で操作することにより、使用状態と非使用状態とを切り替える。そのため、サイドスタンドに泥水がかかることを抑制するために、アンダーカバー内にサイドスタンドを配置すると、サイドスタンドの操作性が低下する。そこで、サイドスタンドの操作性を維持しながら、サイドスタンドに泥水がかかり難い構造を検討する必要がある。
泥水がサイドスタンドにかかり難くするために、例えば、膨出部のアンダーカバー表面からの突出量を小さくすることが考えられる。そのための方策としては、例えば、スイッチをさらに内側へ移動させて配置する方法がある。しかしながら、スイッチは、サイドスタンドの状態を検出するものであるから、スイッチをさらに内側へ移動させて配置する場合には、サイドスタンドの配置も変更する必要がある。
このような状況下、本発明者は、膨出部の形状を変更する点に着目した。具体的には、膨出部に凹部を形成し、凹部内に入ってきた泥水を車両の側方へ排出することを考えた。このような膨出部においては、泥水が、膨出部の後端から後方へ飛び出し難くなる。その結果、泥水がサイドスタンドにかかり難くなる。
[実施の形態]
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態に係る鞍乗型車両について説明する。本実施形態では、鞍乗型車両として、スクーター型式の自動二輪車を例に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその部材についての説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態による自動二輪車10の左側面図である。なお、以下の説明において、前後左右とは、自動二輪車10のシート26に着座した乗員から見た前後左右を意味する。図1において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。
自動二輪車10は、車体フレーム12を備える。車体フレーム12の前端部には、ヘッドパイプ14が設けられている。
ヘッドパイプ14には、ステアリングシャフト16が左右方向に回転可能に挿入されている。ステアリングシャフト16の上端には、ハンドル18が取り付けられている。ハンドル18を操作することにより、ステアリングシャフト16が回転する。
ステアリングシャフト16の下端には、ブラケット20が取り付けられている。ブラケット20には、一対のフロントフォーク22,22の上端部が取り付けられている。一対のフロントフォーク22,22は、前輪24を回転可能に支持する。
車体フレーム12の後側の上方には、シート26が配置されている。シート26の下方には、収納スペースが形成されている。収納スペースには、例えば、ヘルメット等が収納される。
車体フレーム12の後側の下方には、パワーユニット28が配置されている。車体フレーム12は、パワーユニット28を上下方向に揺動可能に支持する。
パワーユニット28の後端には、後輪30が回転可能に取り付けられている。パワーユニット28の動力が後輪30に伝達されることにより、後輪30が回転する。
車体フレーム12は、車体カバー32によって覆われている。車体カバー32は、フットボード34と、アンダーカバー36とを含む。
フットボード34は、シート26に座った乗員が足を乗せる部位である。フットボード34は、車体フレーム12の一部を上方から覆う。フットボード34は、車両の側面視において、ハンドル18とシート26との間に位置する。フットボード34の後部は、車両の側面視において、シート26の下方に位置する。
[アンダーカバー]
アンダーカバー36は、フットボード34の下方に配置される。アンダーカバー36は、車体フレーム12の一部を下方から覆う。
アンダーカバー36は、開口38を有する。開口38は、サイドスタンド40を露出させる。
サイドスタンド40よりも前方には、スイッチ42が配置される。スイッチ42は、サイドスタンド40の状態を検出する。
[スイッチの動作]
ここで、図2〜図4を参照しながら、スイッチ42によるサイドスタンド40の状態検出について説明する。図2は、サイドスタンド40の非使用状態を示す左側面図である。図3は、サイドスタンド40の非使用状態を示す底面図である。図4は、サイドスタンド40の使用状態を示す左側面図である。
サイドスタンド40は、ブラケット44に対して、回転可能に取り付けられる。ブラケット44は、例えば、車体フレーム12に固定される。
サイドスタンド40は、接触部40aを備える。接触部40aは、サイドスタンド40の回転中心Cの周りに配置される。
図2に示すように、接触部40aは、車両の側面視において、開口38内に位置する。図3に示すように、接触部40aは、車両の底面視において、開口38内に位置する。
スイッチ42は、ブラケットに固定される。ブラケットは、例えば、車体フレーム12に固定される。スイッチ42が固定されるブラケットは、例えば、ブラケット44に一体形成されていてもよいし、ブラケット44とは別部材であってもよい。
スイッチ42は、本体42aと、ロッド42bとを備える。ロッド42bは、本体42aに対して、相対変位可能に配置される。
図2及び図3に示すサイドスタンド40の非使用状態において、接触部40aは、スイッチ42が備えるロッド42bよりも後方に位置する。接触部40aとロッド42bとの間には、隙間が形成されている。このとき、スイッチ42は、サイドスタンド40が非使用状態であることを検出する。
図4に示すサイドスタンド40の使用状態において、接触部40aは、ロッド42bに接触し、ロッド42bを本体42aに向けて押し込む。このとき、スイッチ42は、サイドスタンド40が使用状態であることを検出する。
スイッチ42は、アンダーカバー36の内側に配置される。アンダーカバー36は、図2及び図3に示すように、車両の側面視及び底面視において、スイッチ42と重なる位置に、膨出部46を備える。
[膨出部]
図2及び図3を参照しながら、膨出部46について説明する。膨出部46は、開口38よりも前方において、アンダーカバー36の表面36aから突出して形成される。
膨出部46は、車両の前側よりも後側において、アンダーカバー36の表面36aからの突出高さが大きくなる。本実施形態では、スイッチ42が有する本体42aの後端付近で、アンダーカバー36の表面36aからの突出高さが最大になる。
車両の側面から見ると、膨出部46は、前側よりも後側において、上下方向の寸法が大きくなる(図2参照)。つまり、車両の側面から見ると、第1壁部48の上縁48aは、前側よりも後側が上方に位置する。また、車両の側面から見ると、第2壁部50の下縁50aは、前側よりも後側が下方に位置する。車両の側面から見ると、膨出部46の下端(下縁50aの後端)は、サイドスタンド40よりも下方に位置する(図2参照)。
車両の底面から見ると、膨出部46は、前側よりも後側において、左右方向の寸法が大きくなる(図3参照)。車両の底面視において、膨出部46の一部は、アンダーカバー36の端縁よりも車幅方向で外側に位置する。
膨出部46は、第1壁部48と、第2壁部50とを備える。第1壁部48は、車両の側面視において、第2壁部50よりも上方に位置する。第1壁部48は、車両の側面視において、スイッチ42と重なる。第2壁部50は、車両の底面視において、スイッチ42と重なる。第2壁部50は、車両の前後方向に延びる稜線52を第1壁部48とともに形成する。第2壁部50は、凹部54を備える。
[凹部]
図2、図3及び図5を参照しながら、凹部54について説明する。図5は、図2におけるV−V断面図である。
凹部54は、第2壁部50の表面に形成される。凹部54は、誘導面54aと、排出面54bと、補助面54c,54dとを備える。
誘導面54aは、アンダーカバー36の表面36aのうち、凹部54よりも前方に位置する領域に連続して形成され、車両の前後方向に延びる。誘導面54aの後端は、誘導面54aの前端よりも車幅方向の外側に位置する(図5参照)。
排出面54bは、誘導面54aの後端に形成される。排出面54bは、車幅方向に広がる(図3参照)。排出面54bは、接触部40aよりも下方に位置する(図2参照)。排出面54bの下端は、排出面54bの上端よりも後方に位置する(図3参照)。排出面54bの車幅方向外側の端縁54bLは、内側の端縁54bRよりも後方に位置する(図2参照)。排出面54bは、車両の前側よりも後側のほうが幅広である(図3参照)。
排出面54bの後端は、第2壁部50の表面50bに接続されている。ここで、図5に示すように、第2壁部50の表面50bのうち、排出面54bよりも後方に位置する領域の車両前後方向の長さL1は、誘導面54aの車両前後方向の長さL2よりも短い。
補助面54cは、誘導面54a及び排出面54bの上側に形成され、誘導面54a及び排出面54bに接続される。補助面54cは、水平方向に略平行である(図2参照)。本実施形態では、補助面54cが第1補助面に該当する。
補助面54dは、誘導面54a及び排出面54bの下側に形成され、誘導面54a及び排出面54bに接続される。補助面54dは、垂直方向に略平行である(図3参照)。本実施形態では、補助面54dが第2補助面に該当する。
自動二輪車10は、フットボード34と、アンダーカバー36と、スイッチ42とを備える。アンダーカバー36は、フットボード34の下方に配置される。アンダーカバー36には、サイドスタンド40を露出させる開口38が形成される。スイッチ42は、アンダーカバー36の内側に配置され、サイドスタンド40の状態を検出する。アンダーカバー36は、膨出部46を備える。膨出部46は、開口38よりも前方において、アンダーカバー36の表面36aから突出して形成される。膨出部46は、第1壁部48と、第2壁部50と、凹部54とを備える。第1壁部48は、車両の側面視において、スイッチ42と重なる。第2壁部50は、車両の前後方向に延びる稜線52を第1壁部48とともに形成し、車両の底面視において、スイッチ42と重なる。凹部54は、第2壁部50の表面50bに形成される。凹部54は、誘導面54aと、排出面54bとを備える。誘導面54aは、アンダーカバー36の表面36aのうち、凹部54よりも前方に位置する領域に連続して形成され、車両の前後方向に延びる。排出面54bは、誘導面54aの後端に形成される。排出面54bは、車幅方向に広がる。
車両走行時、アンダーカバー36の表面36aに付着した泥水は、アンダーカバー36の表面36aを後方に向かって流れる。このとき、泥水は凹部54に入る。凹部54に入ってきた泥水は、誘導面54aを後方に向かって流れる。誘導面54aの後端まで流れた泥水は、排出面54bを流れた後、車両の側方に排出される。そのため、泥水がサイドスタンド40にかかり難くなる。また、接触部40aに泥水がかかり難くなるので、スイッチ42がサイドスタンド40の状態を検出する精度を確保できる。また、サイドスタンド40に泥水がかかり難くなるため、サイドスタンド40にかかった泥水が飛び散ることにより、乗員に泥水がかかるのを抑えることもできる。
自動二輪車10において、凹部54は、誘導面54a及び排出面54bの側方に位置する補助面54c、54dをさらに備える。この場合、第2壁部50の剛性が向上する。
自動二輪車10において、補助面54c、54dは、誘導面54aよりも車両の上側に位置する第1補助面54cと、誘導面54aよりも車両の下側に位置する第2補助面54dとを含む。この場合、第2壁部50の剛性がさらに向上する。
自動二輪車10において、第1補助面54cは、水平方向に略平行である。この場合、誘導面54aを流れる泥水は、第1補助面54cよりも上方に移動し難くなる。
自動二輪車10において、第2補助面54dは、垂直方向に略平行である。この場合、誘導面54aを流れる泥水は、第2補助面54dを通過して、下方に排出される。
自動二輪車10において、排出面54bは、車両の前側よりも後側のほうが幅広である。この場合、泥水が排出し易くなる。
自動二輪車10において、排出面54bの後端が、第2壁部50の表面50bに接続されている。この場合、第2壁部50の剛性がさらに向上する。
自動二輪車10において、膨出部46は、車両の前側よりも後側において、アンダーカバー36の表面36aからの突出高さが大きくなる。この場合、空気抵抗を減らすことができる。
自動二輪車10において、膨出部46は、車両を側面から見ると、車両の前側よりも後側で、上下方向の長さが大きくなる。この場合、膨出部46の剛性を確保できる。
自動二輪車10において、第2壁部50の表面50bのうち、排出面54bよりも後方に位置する領域の車両前後方向の長さL1は、誘導面54aの車両前後方向の長さL2よりも短い。
この場合、排出面54bは、膨出部46の後部に形成される。そのため、排出面54bを車幅方向に広げ易くなる。
また、排出面54bを流れる泥水が、第2壁部50の表面50bのうち、排出面54bよりも後方に位置する領域上を流れ難くなる。
自動二輪車10において、排出面54bは、車幅方向内側の端縁54bRよりも、外側の端縁54bLのほうが、後方に位置する。この場合、空気抵抗を減らすことができる。
自動二輪車10において、排出面54bの下端は、排出面54bの上端よりも後方に位置する。この場合、排出面54b上の泥水は、下方へ流れやすい。そのため、泥水をサイドスタンド40から遠ざけることができる。
自動二輪車10において、サイドスタンド40は、車両を支持するときに、スイッチ42と接触する接触部40aを含む。接触部40aは、車両の側面視において、開口38内に位置する。この場合、接触部40aに泥水がかかり難くなる。
自動二輪車10において、サイドスタンド40は、車両の側面視において、膨出部46の下端よりも上方に位置する。この場合、サイドスタンド40に泥水がかかり難くなる。
[凹部の応用例1]
上記の実施形態において、凹部は、第1補助面と第2補助面とを備えている必要はない。例えば、図6に示す凹部54Aのように、補助面として、第1補助面54cだけを備えていてもよい。つまり、凹部は、図6に示すように、誘導面54a、排出面54b及び第1補助面54cによって構成される凹部54Aであってもよい。
[凹部の応用例2]
また、排出面54bは、車幅方向の外側端部が内側端部よりも後方に位置している必要はない。例えば、図7に示す凹部54Bのように、排出面54bが車幅方向に略平行であってもよい。つまり、凹部は、図7に示すように、誘導面54a、排出面54b及び第1補助面54cによって構成され、且つ、排出面54bが車幅方向に略平行な凹部54Bであってもよい。
上記の実施形態では、自動二輪車について説明したが、本発明はこれに限らず、フットボードを備えた3又は4輪のリーニング車両等であっても適用できる。また、上記実施形態では、フラットなフットボードが採用されていたが、フットボードは、フラットなフットボードに限定されない。例えば、車幅方向で仕切られた構造のフットボード(左右のフットボードがこれらの間に配置された凸部で仕切られた構造のフットボード)であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
10 自動二輪車
34 フットボード
36 アンダーカバー
36a 表面
38 開口
40 サイドスタンド
40a 接触部
42 スイッチ
46 膨出部
48 第1壁部
50 第2壁部
50b 表面
54 凹部
54a 誘導面
54b 排出面
54c 補助面
54d 補助面

Claims (14)

  1. フットボードと、
    前記フットボードの下方に配置され、サイドスタンドを露出させる開口が形成されたアンダーカバーと、
    前記アンダーカバーの内側に配置され、前記サイドスタンドの状態を検出するスイッチとを備え、
    前記アンダーカバーは、
    前記開口よりも前方において、前記アンダーカバーの表面から突出して形成される膨出部を備え、
    前記膨出部は、
    車両の側面視において、前記スイッチと重なる第1壁部と、
    車両の前後方向に延びる稜線を前記第1壁部とともに形成し、車両の底面視において、前記スイッチと重なる第2壁部と、
    前記第2壁部の表面に形成される凹部とを備え、
    前記凹部は、
    前記アンダーカバーの表面のうち、前記凹部よりも前方に位置する領域に連続して形成され、車両の前後方向に延びる誘導面と、
    前記誘導面の後端に形成され、車幅方向に広がる排出面とを備える、鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記凹部は、前記誘導面及び前記排出面の側方に位置する補助面をさらに備える、鞍乗型車両。
  3. 請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記補助面は、
    前記誘導面よりも車両の上側に位置する第1補助面と、
    前記誘導面よりも車両の下側に位置する第2補助面とを含む、鞍乗型車両。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第1補助面は、水平方向に略平行である、鞍乗型車両。
  5. 請求項3又は4に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第2補助面は、垂直方向に略平行である、鞍乗型車両。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記排出面は、車両の前側よりも後側のほうが幅広である、鞍乗型車両。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記排出面の後端が、前記第2壁部の表面に接続されている、鞍乗型車両。
  8. 請求項7に記載の鞍乗型車両であって、
    前記膨出部は、車両の前側よりも後側において、前記アンダーカバーの表面からの突出高さが大きくなる、鞍乗型車両。
  9. 請求項8に記載の鞍乗型車両であって、
    前記膨出部は、車両を側面から見ると、車両の前側よりも後側で、上下方向の長さが大きくなる、鞍乗型車両。
  10. 請求項8又は9に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第2壁部の表面のうち、前記排出面よりも後方に位置する領域の車両前後方向の長さは、前記誘導面の車両前後方向の長さよりも短い、鞍乗型車両。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記排出面は、車幅方向内側の端縁よりも、外側の端縁のほうが、後方に位置する、鞍乗型車両。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記排出面の下端は、前記排出面の上端よりも後方に位置する、鞍乗型車両。
  13. 請求項1〜12の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記サイドスタンドは、車両を支持するときに、前記スイッチと接触する接触部を含み、
    前記接触部は、車両の側面視において、前記開口内に位置する、鞍乗型車両。
  14. 請求項1〜13の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記サイドスタンドは、車両の側面視において、前記膨出部の下端よりも上方に位置する、鞍乗型車両。
JP2012120765A 2012-05-28 2012-05-28 鞍乗型車両 Pending JP2013244877A (ja)

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