JP2013211727A - 集合住宅用情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集合住宅用情報システムにおいて、精度の高い気象警報情報を提供する。
【解決手段】住宅情報端末13のそれぞれは、インターホン回線12およびゲートウェイ装置17を経由して広域ネットワーク2に接続可能であり、表示部13aと、気象警報の種別のそれぞれに対応して複数の気象警報画面情報が準備されており、ゲートウェイ装置17を通じて広域ネットワーク2上のサーバ装置3から気象警報情報を受信すると、その気象警報情報に対応した気象警報画面情報を読み出して前記表示部13aにポップアップ表示させる制御部13bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムの改良に関する。
近時、上記のような集合住宅用情報システムにおいて、サーバ装置から各住宅の情報端末に地震情報を提供して安全性を向上させる技術が提案されている。
たとえば次の特許文献1には、警報監視盤は、通信ネットワークを通じて送信されてくる地震検知信号を受信したときには、地震警報指令信号を各住宅の住宅情報端末に送信して、各住宅の住宅情報端末は、警報監視盤から地震警報指令信号を受信したときには、所定の地震メッセージを読み出して報知することの記載がある。
特開2008-217435号公報
しかしながら、上記のような集合住宅用情報システムにおいて、サーバ装置から各住宅の情報端末に気象警報情報を提供するようなシステムは、現在まで提案されておらず、精度の高い気象警報情報の提供が要望されていた。本発明は、そのような要望に対応した新規な構成の集合住宅用情報システムを提供することを目的とする。
本発明による集合住宅用情報システムでは、住宅情報端末のそれぞれは、インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、表示部と、気象警報の種別のそれぞれに対応して複数の気象警報画面情報が準備されており、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置から気象警報情報を受信すると、その気象警報情報に対応した気象警報画面情報を読み出して前記表示部にポップアップ表示させる制御部とを備える。
前記住宅情報端末のそれぞれは、複数の言語種別から、前記表示部における表示言語を選択させる言語設定部を更に備え、気象警報画面情報は、前記複数の言語種別のそれぞれに対応して複数セットとして準備されており、前記制御部は、前記言語設定部で選択された表示言語に対応したセットから表示すべき気象警報画面情報を選択してもよい。
前記制御部は、予め設定された時間帯に基づいて、気象警報画面情報をポップアップ表示するか否かを決定してもよい。
気象警報情報は、HTML文書で構成されていてもよい。
本発明では、テレビ等の放送によらずに、インターホン回線を通じた情報サービスによって、正確な気象警報を知ることができる。そのため外出を控えたり予め対処してから外出したりできるので、安全性が向上する
本発明を適用した集合住宅用情報システムの例を示したシステム図である。 住宅情報端末の例の正面図である。 (a)、(b)はそれぞれ気象警報画面の例である。 集合住宅用インターホンシステムの基本動作を示したフロー図である。 (a)〜(f)は、住宅情報端末における各種表示画面の例である。 (a)〜(f)は、住宅情報端末における各種表示画面の他例である。 (a)〜(c)はそれぞれ、住宅情報端末、ゲートウェイ装置、サーバ装置のプロトコルスタックの構成図である。 インターホンプロトコルによる通信データの概略フォーマット図である。
本発明に係る集合住宅管理システムは、インターホンシステムをベースとして、そこに火災等に対するセキュリティサービスや、電子掲示板等の情報サービスを付加したものである。
図1に示すように、実施形態として例示するシステム1は、システム全体を制御する制御装置11より棟内回線(インターホン回線)12が集合住宅棟の各住宅、共用部、管理人室まで敷設され、この回線に、住宅情報端末13等の端末装置が分岐器14を介して接続されている。
棟内回線12は、インターホンシステムにおいて不可欠な通話信号、映像信号、制御信号等がパケット方式で伝送される。この回線に使用されるケーブルの種別に特に制限はなく、必要な通信帯域が確保できるならば、安価なツイストペアのケーブルとしてもよい。
この例では、制御装置11から4系統の棟内回線12を導出させ、それによって住宅情報端末13を接続する回線、管理人室インターホン15を接続する回線、ロビーインターホン16を接続する回線、ゲートウェイ装置17を接続する回線を分離した形態としている。このような形態とすれば、例えばロビーインターホン16のみ棟内回線12より電源を供給することも可能になる。しかしながら制御装置11はルータ機能(ハブ機能)を有するので、特別な要請がなければ、端末装置の種別毎に回線を分離する必要は特にない。また回線の系統数も特に制限されない。
住宅情報端末13は、通信部13a、制御部13b、表示部13c、操作部13d、音声部13e等を備え、ドアホン13hやセキュリティセンサ13iが接続されている。通信部13aは、棟内回線12に対して規定されたインターホンプロトコルに従って信号伝送を行う。制御部13bはブラウザ13fによって、トップ画面、通話画面、セキュリティ画面、情報サービス画面等を表示部13cに表示させ、更に状態ランプも点灯制御する。
図2に示すように、表示部13cは例えばカラータッチパネルであり、各種フォントや映像等が表示できる。音声部13eはスピーカ、マイク等からなる。操作部13dは、物理的なボタンあるいはタッチパネルに適宜表示されるソフト的なボタンからなり、言語設定部13gを構成する。ここでは、物理的なボタンとして、復旧/警報停止ボタン、火災確認ボタン、メニューボタン、終了ボタン、解錠ボタン、通話ボタンが設けられているが、メニューボタンに新着情報を示すランプを内蔵させてもよい。
住宅情報端末13における基本画面、すなわちトップ画面、通話画面、セキュリティ画面については、例えば日本語バージョン、英語バージョンというように、複数言語について住宅情報端末13内にローカル文書として準備されており、画面表示の際には、言語設定部13gによる表記言語の設定に基づいていずれかの言語バージョンの画面が選択される。
ゲートウェイ装置17は、棟内回線12と広域ネットワーク2とを跨いだ信号伝送、具体的には住宅情報端末13とサーバ装置3との間の信号伝送を中継する。そのため棟内回線12に対応した通信部17a、棟内回線12と広域ネットワーク2との間でプロトコルを双方向に変換する中継部17b、広域ネットワーク2に対応した通信部17cを備えている。またゲートウェイ装置17は、システム1のメンテナンス画面を提供するウェブサーバ部17dも備える。
メンテナンス画面は、ゲートウェイ装置17に着脱自在に接続したメンテナンス端末4等によってアクセスされる。なおサーバ装置3のURLは、住宅情報端末13に予め設定されているが、このメンテナンス用ホームページを通じて書換えも可能である。
サーバ装置3は、広域ネットワーク2に対応した通信部3a、ウェブサーバ部3b、記憶部3c等を備えている。記憶部3cには、電子掲示板の記事を構成するHTML文書や、画像ファイル、住宅の識別情報等が格納されている。
ここでシステム1の基本動作を簡単に説明する。すなわちシステム1は、主たる機能の一つとしてインターホン機能を提供する。すなわちロビーインターホン16で部屋番号を指定した呼出操作がなされると、対応した住宅の住宅情報端末13では呼出音が鳴動して来訪者の映像が表示部13cに映される。その住宅情報端末13で応答操作がなされると、ロビーインターホン16との間で相互通話が可能になる。住宅情報端末13で所定操作をすればロビー扉の電気錠18が解錠できる。また住宅情報端末13と管理人室インターホン15との間での呼出通話、住宅情報端末13同士の呼出通話も提供される。これらの相互通話は一方の終了操作または所定時間の経過によって遮断される。
またシステム1は、セキュリティ機能を有する。たとえば住宅情報端末13は、住宅内のセキュリティセンサ13iが作動すれば警報音を鳴動させる。またモード切替操作によってセキュリティセンサ13iをオン、オフすることもできる。管理人室インターホン15は警報監視盤としての機能を有する。すなわち管理人室インターホン15は、棟内共用部および各住宅のセキュリティセンサ13iの作動状態、住宅情報端末13の操作状態等を監視して、異常を検知したときには、棟内共用部に設置された音響装置(図示なし)や、各住宅の住宅情報端末13を作動させて地区鳴動や全棟鳴動等を行う。
またシステム1は、電子掲示板や気象警報情報を配信する情報サービス機能を有する。特に気象警報情報の配信は大きな特徴なので、以下にこの気象警報情報の配信について詳細に説明する。この機能は要約すると、異常気象時には、地方気象台等の発表した気象警報に基づいて、棟外の広域ネットワーク2上のサーバ装置3から住宅情報端末13に向けて、気象警報情報を送信して、住宅情報端末13より、対応した気象警報画面をポップアップ表示させるものである。このように外部からの情報に基づいて各住宅で気象警報を行えば、警報の精度が高いので、有償サービスであっても居住者の利用が期待できる。
住宅情報端末13の制御部13bは、気象警報の種別のそれぞれに対応して複数の気象警報画面が準備されている。気象警報は、大雨、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮等の種別があるので、気象警報画面もそれぞれに対応したものとし、それぞれ天候を示す図案に警報メッセージを組み合わせたものとすればよい。また気象警報画面の替りに気象警報アイコンを準備しておき、そのアイコンをトップ画面に組み込むようにしてもよい。
また気象警報画面は、住宅情報端末13の表記言語として選択可能な言語種別毎に複数バージョンを準備しておき、選択された表記言語に対応したバージョンの気象警報画面を選択すれば、日本語がわからない外国人でも気象警報画面の意味が理解できる。
図3の(a)、(b)はそれぞれ、日本語バージョンおよび英語バージョンの大雨警報画像の例である。図3(a)では、大雨を示す図案に「大雨警報が発表されました!」の警報メッセージが組み合わされ、図3(b)では同様の図案に「Heavy rain warning has been announced!」の警報メッセージが組み合わされている。他の気象警報画面についても同様に構成される。
以下、システム1の気象警報情報の配信と表示に係る基本動作を説明する。
サーバ装置3は、サービス事業者や気象台のセンター装置との情報通信によって、住宅情報端末13に配信すべき気象警報が適宜登録される。当然であるが、サーバ装置3に登録される気象警報は集合住宅の所在地を含む地域を対象としたものである。
サーバ装置3は、気象警報が登録されると、気象警報情報を生成して各住宅情報端末13に配信する。住宅情報端末13は、サーバ装置3から気象警報情報を受信すると、対応した気象警報画面を読み出して表示部13cにポップアップ表示させる。ポップアップ表示のタイミングで警報音を鳴動させてもよい。このようなシステムとすれば、居住者はテレビ等の放送によらずに、その地域に対して発表された正確な気象警報を知ることができる。そのため外出を控えたり、予め対処してから外出したりできるので、安全性が向上する。
気象警報画面はポップアップ表示してから所定時間経過したら自動的に消してもよいし、所定の操作、たとえば気象警報画面中に用意された確認ボタンの操作を受けたときに消してもよい。また気象警報画面のポップアップ表示は、居住者の活動時間帯でのみ行うようにしてもよい。この場合、住宅情報端末13は、現時刻に基づいて気象警報画面をポップアップ表示するか否かを決定する。なお居住者の活動時間帯は、例えば午前6時から夜10時までというように全住宅情報端末13で一律に設定されており変更できなくてもよいし、各住宅情報端末13で居住者の所定の操作によって独自に設定されてもよい。このようにすれば、ポップアップ表示によって安眠が妨げられるという問題が生じない。
また複数言語バージョンの気象警報画面が準備されている構成では、住宅情報端末13の言語設定部13gで選択された表示言語に対応したセットから表示すべき気象警報画面が選択される。そうすれば、居住者が日本語のわからない外国人であっても、気象警報画面を見てその内容が理解できる。
電子掲示板や気象警報情報を配信するような情報サービスでは、住宅情報端末13とサーバ装置3との間で所定のプロトコルによる信号伝送が必要であるが、そのプロトコルとして、HTTPを採用してもよい。ただしHTTPは、クライアントのHTTPリクエストに対して、サーバからHTTPレスポンスが返信されるだけのシンプルなプロトコルであり、サーバから自発的な情報発信はできない。そこでサーバから情報発信するのと実質的に等価な機能を実現するため、クライアントがサーバをポーリングする方法を提案する。すなわち住宅情報端末13はダミーのHTTPリクエストをサーバ装置3に定期的に送信することとし、サーバ装置3が適宜そのHTTPレスポンスに発信したい情報を埋め込むようにする。
具体的には、サーバ装置3は、住宅情報端末13に配信すべき気象警報が登録されると、気象警報情報を生成して、住宅情報端末13からのHTTPリクエストを待つ。そしてサーバ装置3は、住宅情報端末13からダミーのHTTPリクエストが送信されて来ると、気象警報情報を含めたHTTPレスポンスを返信する。また返信すべき気象警報情報がない場合は、空のHTTPレスポンスを返信する。
図4は、気象警報情報の配信に関する住宅情報端末13およびサーバ装置3の基本動作を時系列的に示している。
時刻T1〜T2では、住宅情報端末13はポーリングによって、ダミーのHTTPリクエストを定期的に送信している。しかしこの時点では、サーバ装置3に発信すべき気象警報情報がないので、空のレスポンスが返信されている。
時刻T3では、サーバ装置3に新規の気象警報情報が登録されている。
時刻T4では、サーバ装置3は、住宅情報端末13からのダミーのHTTPリクエストに対して、その気象警報情報を含ませたHTTPレスポンスを返信している。
時刻T5では、住宅情報端末13は、対応した気象警報画面をポップアップ表示している。
時刻T6では、気象警報画面が確認操作によって消されている。
また気象警報の配信を電子掲示板サービスの一部として実装することもできるので、以下、そのような変形例について説明する。
ここに電子掲示板サービスは、ヘッドラインと記事本文とで構成された掲示板の記事を配信するサービスである。気象警報の記事も、一般の記事の体裁に合わせたものにする。すなわち警報の種別情報等をヘッドラインとし、それにより詳細な警報内容を記事本文として追加した構成とする。
サーバ装置3は、管理者等によって、掲示板の新規記事あるいは気象警報の記事が登録されると、新着情報通知を生成する。つまり新着情報通知には、掲示板の記事に関するものと、気象警報に関するものの2種類がある。後者を特に新着気象警報通知と呼ぶことにする。新着情報通知は記事のヘッドラインを含み、新着気象警報通知は、気象警報のヘッドラインを含む。
サーバ装置3は新着情報通知、あるいは新着気象警報通知を住宅情報端末13に自発的に送信し、その新着情通知を受信した住宅情報端末13は、新着情報画面、あるいは気象警報画面をポップアップ表示する。新着情報画面であればそこに記事のヘッドラインが表記され、気象警報画面であればそこに気象警報の種別情報が表記される。たとえば気象警報画面は、「○○市に大雨警報が発表されました。」というようなメッセージ(ヘッドライン)が表記される。すなわち、この気象警報画面は、上記気象警報画面と同様の情報を伝達できる。
そして新着情報画面や新着気象警報画面には詳細ボタンを配置する。住宅情報端末13はそのボタンが操作されると、要求信号をサーバ装置3に送信して、その記事を取得し、記事本文を表示部に表示させる。これにより居住者は、ポップアップ表示された気象警報の詳細な内容を知ることができる。
またサーバ装置3は、蓄積している記事のヘッドラインを並べた記事一覧表を更新、保持している。住宅情報端末13は所定の操作を受けると、要求信号をサーバ装置3に送信して、その記事一覧表を取得し表示部に表示させる。更に、表示した記事一覧表で記事の選択操作を受けると、その記事の識別情報を含ませた要求信号をサーバ装置3に送信して、その記事を取得し、記事本文を表示部に表示させる。ここで、気象警報の記事は、電子掲示板の記事カテゴリに含めて同じ記事一覧表に表示させてもよい。また気象警報の記事は、独立したカテゴリとして、その専用の記事一覧表に表示させてもよい。
図5の(a)〜(f)は、住宅用通信端末13における各種表示画面の例であるが、表示言語の種別としては日本語が設定されている。
図5(a)はトップ画面W1の例である。上段部は、お知らせアイコンが配置されている。中段部は、現在のセキュリティモードを示す状態アイコン(在宅、外出等)と、モード切替ボタンとが配置されている。下段部は、呼出/伝言ボタン、情報ボタン、記録管理ボタンが配置されている。
図5(b)は、情報サービス画面W2の例である。この画面はトップ画面の情報ボタンの操作によって呼び出される。情報サービスのサブカテゴリを呼び出すためのボタンが配置されている。
図5(c)は、電子掲示板カテゴリに限定された記事一覧画面W3の例である。この画面は情報サービス画面のデジタル掲示板ボタンの操作によって呼び出される。記事のヘッドラインが一覧表示されており、そのそれぞれに対応して詳細ボタンが配置されている。
図5(d)は、記事画面W4の例である。この画面は記事一覧表の表示画面での選択操作によって呼び出される。
図5(e)は、新着情報の通知画面W5の例である。この画面は、トップ画面W1の表示中(消灯中を含む)に新着情報が受信されると、所定時間ポップアップ表示される。記事のヘッドラインが表記され、確認ボタンが配置されている。確認ボタンの操作によって、図5(d)に示した記事画面W4が呼び出される。
図5(f)は、気象警報画面W6の例である。この画面は、住宅情報端末13が気象警報情報を受信したときに自動的にポップアップ表示される。
これらの画面の中で、トップ画面W1、新着情報の通知画面W5、および気象警報画面W6は、その画面情報が住宅情報端末13にローカル文書として予め用意されている。それ以外の情報サービス画面W2、記事一覧画面W3、記事画面W4は、サーバ装置3に保存されており、住宅情報端末13のブラウザ13fによって読み出される。
図6の(a)〜(e)は、住宅情報端末13における表示画面の他例であるが、表示言語の種別としては英語が設定されている。これらはそれぞれ、図4の(a)〜(f)の画面に対応しており、表記言語の種別のみが異なっている。
この実施形態では、電子回覧板の記事や気象警報情報等がHTTPによって伝送されているが、以下に、HTTPによる信号伝送の仕組みを詳細に説明する。
図7の(a)〜(c)に示すように、住宅情報端末13、ゲートウェイ装置17、サーバ装置3はそれぞれプロトコルスタックPSを構成している。プロトコルスタックPSは概念的な階層的構造であり、データ送信時には、通信データが上層から下層に向けて順番に流れて棟内回線12に出力される。その際、各階層では適宜必要なヘッダが追加される。一方受信時には棟内回線12から入力された通信データが下層から上層に向けて順番に流れていく。その際、各階層で不要になったヘッダは除去される。
住宅情報端末13のプロトコルスタックPSは、アプリケーション層が最上位に置かれ、その下に順番に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層が置かれている。
アプリケーション層は、住宅情報端末13の制御プログラムと、情報サービス画面を表示させるブラウザプログラムとが置かれている。
インターホンプロトコル層は、アプリケーション層から制御され、通信相手の情報端末のアプリケーション層との間で各種コマンド信号や応答送信を伝送する。
ここにインターホンプロトコルは、棟内回線12に対して規定された独自プロトコルであって、情報端末間で相互に伝送されるコマンド信号、応答信号は、送信元識別情報、送信先識別情報、コマンドコード、コマンドパラメータ等にフィールド区分されたフォーマットを有する。識別情報はローカルIPアドレスでもよいが、独自の識別情報でもよい。住宅情報端末13のブラウザ13fは、HTTPメッセージ(リクエスト、レスポンス)を伝送するので、インターホンプロトコルのコマンド信号および応答信号は、その内部にHTTPメッセージを包含させるための仕組みが必要となる。これは、たとえばインターホンプロトコルのコマンド信号や応答信号において、HTTPメッセージを示すコードを定義し、そのコマンドパラメータに、HTTPメッセージの本体を埋め込む等によって実現できる(図8参照)。
TCP/UDP層は、送信元の情報端末におけるアプリケーションと、送信先の情報端末におけるアプリケーションとの間で規定される信号伝送を制御する。送信時にはこの層においてインターホンプロトコルの通信データに、通信エラーを回復させるための情報や、送信元、送信先のアプリケーションを特定するポート番号等を含んだヘッダが付加される。なお呼出信号等の制御信号は、確実ではあるが若干低速なTCPによって伝送し、音声信号や映像信号は不確実ではあるが高速なUDPによって伝送することが望ましい。音声信号や映像信号は所定のコーデックにより符号化された形態で伝送するとよい。
IP層は、送信元の情報端末と、送信先の情報端末との間で規定される中継可能な信号伝送を制御する。送信時にはここで送信元、送信先のローカルIPアドレス等を含んだヘッダが付加される。
データリンク・物理層は、ケーブルによって物理的に接続された情報端末間での信号伝送を行う。特にシステム1では棟内回線12をツイストペア線で構成しているので、IP層で規定された通信パケット(IPパケット)が、差動シリアル通信によって伝送される。シリアル通信は同期式でも非同期式でもよい。
ゲートウェイ装置17のプロトコルスタックPSは、インターホンプロトコルと広域ネットワークプロトコルとの相互変換のための中継プログラムが最上位に置かれている。そしてその下に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層からなる棟内回線側スタックと、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層からなる広域ネットワーク側スタックとが並列に配置されている。
サーバ装置3のプロトコルスタックPSは、電子掲示板のHTMLファイル等を提供するウェブサーバプログラムが置かれ、その下に、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク・物理層が置かれている。
上記のようなプロトコルスタックPSを構成した場合、住宅情報端末13のブラウザプログラムから発信されたHTTPリクエストは、インターホンプロトコルの通信データに組み込まれた形で、棟内回線12を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのインターホンプロトコルの通信データからHTTPリクエストを抽出して、通常のHTTPリクエストを再構築する。ゲートウェイ装置17で再構築されたHTTPリクエストは、広域ネットワーク2を通じてサーバ装置3まで伝送される。
対して、サーバ装置3から発信されたHTTPレスポンスは、広域ネットワーク2を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのHTTPレスポンスを組み込んだインターホンプロトコルの通信データを生成する。ゲートウェイ装置17で生成された通信データは、棟内回線12を通じて住宅情報端末13まで伝送される。住宅情報端末13の制御プログラムは、その通信データからHTTPレスポンスを抽出してブラウザプログラムに渡す。
このような手順により、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での棟内回線12を通じたHTTPリクエスト、レスポンスの伝送が可能になる。
図8は、インターホンプロトコルによる通信データの概略構造を示すフォーマット図である。このように、このようにHTTPメッセージは、HTTPメッセージを示す識別コード(コマンドコード)に続くマンドパラメータとして、インターホンプロトコルの通信データに収容されている。この通信データ20が、データリンク・物理層によって更に細かいパケットに分割されて棟内回線12によって伝送される。
1 集合住宅用情報システム。
12 インターホン回線
13 住宅情報端末
13a 表示部
13b 制御部
13f ブラウザ
13g 言語設定部
17 ゲートウェイ装置
2 広域ネットワーク
3 サーバ装置

Claims (4)

  1. 各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムにおいて、
    住宅情報端末のそれぞれは、
    インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、表示部と、気象警報の種別のそれぞれに対応して複数の気象警報画面情報が準備されており、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置から気象警報情報を受信すると、その気象警報情報に対応した気象警報画面情報を読み出して前記表示部にポップアップ表示させる制御部とを備えた集合住宅用情報システム。
  2. 請求項1に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記住宅情報端末のそれぞれは、
    複数の言語種別から、前記表示部における表示言語を選択させる言語設定部を更に備え、
    気象警報画面情報は、前記複数の言語種別のそれぞれに対応して複数セットとして準備されており、
    前記制御部は、前記言語設定部で選択された表示言語に対応したセットから表示すべき気象警報画面情報を選択する集合住宅用情報システム。
  3. 請求項1または2に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記制御部は、予め設定された時間帯に基づいて、気象警報画面情報をポップアップ表示するか否かを決定する集合住宅用情報システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    気象警報情報は、HTML文書で構成されている集合住宅用情報システム。
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