JP2013177047A - ハイブリッド式作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業車両の小型化、低コスト化を図る。
【解決手段】ハイブリッド式作業車両は、前部車体と、後部車体とが連結軸を回転軸として左右に屈曲されるアーティキュレート式のハイブリッド式作業車両であって、エンジン1と、エンジン1により駆動されて電力を発生するモータ/ジェネレータ5と、モータ/ジェネレータ5の電力により駆動され、走行駆動装置100Dを駆動する低速型のリアモータ4および高速型のフロントモータ3と、リアモータ4とフロントモータ3のロータ4r,3rのそれぞれを一体的に回転させるように、ロータ4r,3rのそれぞれを連結する連結手段とを備える。連結手段は、両端のそれぞれに自在継手を有するプロペラシャフト64を有し、プロペラシャフト64の一端の第1自在継手74にリアモータ4のロータのシャフトが接続され、プロペラシャフト64の他端の第2自在継手73にフロントモータ3のロータのシャフトが接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド式作業車両に関する。
従来、エンジンおよび電動機を備えたハイブリッド式の作業車両であって、前部車体と後部車体とが連結軸を回転軸として左右に屈曲されるアーティキュレート式の作業車両が知られている(特許文献1参照)。
特開2011−218920号公報
ところで、ホイールローダなどの作業車両は、掘削作業時には停止した状態あるいはごく低速域で大きな駆動力を必要とし、一方、作業をしないで走行する時には、30〜40km/h程度の車速で走行する。このため、作業車両は、広い動作範囲の走行駆動性能が要求される。
しかしながら、特許文献1に記載の作業車両のように、単一の走行電動機を搭載する場合には、低速域で大きなトルクを発生させ、かつ、高速走行ができる特性を有する大型の走行電動機を採用する必要がある。大型の走行電動機を採用すると、コストが増加し、走行電動機の配置スペースを確保するために作業車両が大型化するおそれがある。
請求項1に係る発明は、前部車体と、後部車体とが連結軸を回転軸として左右に屈曲されるアーティキュレート式のハイブリッド式作業車両であって、エンジンと、エンジンにより駆動されて電力を発生する発電機と、それぞれがロータとステータとを有し、発電機の電力により駆動される複数の走行電動機と、複数の走行電動機で発生した回転トルクを車輪に伝達する走行駆動装置と、複数の走行電動機のロータのそれぞれを一体的に回転させるように、複数の走行電動機のロータのそれぞれを連結する連結手段とを備え、複数の走行電動機は、少なくとも、第1走行電動機と、第1の走行電動機とは特性が異なる第2走行電動機とを有し、連結手段は、両端のそれぞれに自在継手を有したプロペラシャフトを有し、プロペラシャフトの一端の第1自在継手に第1走行電動機のロータのシャフトを接続し、プロペラシャフトの他端の第2自在継手に第2走行電動機のロータのシャフトを接続したことを特徴とするハイブリッド式作業車両である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のハイブリッド式作業車両において、第1走行電動機は、低速域では第2走行電動機よりもトルクが大きく、高速域では第2走行電動機よりもトルクが小さい特性を有し、第1走行電動機を後部車体に搭載し、第2走行電動機を前部車体に搭載したことを特徴とする。
本発明によれば、作業車両が必要とする広範囲の走行駆動性能を、特性の異なる複数の走行電動機により得ながら、プロペラシャフトの両端のそれぞれに自在継手を有したことにより、操舵操作に追従して後部車体に対し前部車体を左右に屈折させることができる。結果として、作業車両の小型化、低コスト化を図ることができる。
本発明によるシリーズハイブリッド式作業車両の一例であるホイールローダの側面図。 本発明の実施の形態に係るホイールローダの構成の一例を示す図。 モータ要求トルクマップ(モータ特性)を示す図。 リアモータとフロントモータのトルクの決定方法を説明するための機能ブロック図。 図5(a)はフロントモータを示す断面模式図、図5(b)はリアモータを示す断面模式図。 ホイールローダに搭載されたリアモータおよびフロントモータを簡略的に示した図。 ホイールローダの平面図。
以下、本発明によるハイブリッド式作業車両の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるシリーズハイブリッド式作業車両の一例であるホイールローダ100の側面図である。ホイールローダ100は、アーム111、バケット112、前輪113等を有する前部車体110と、運転室121、エンジン室140、後輪123等を有する後部車体120とで構成される。
本実施の形態のホイールローダ100は、前部車体110と、後部車体120とが連結軸101U,101Lを回転軸として左右に屈曲されるアーティキュレート式のホイールローダ100である。前部車体110と後部車体120とは連結軸101U,101Lにより互いに回動自在に連結され、ステアリングシリンダ116の伸縮により後部車体120に対し前部車体110が左右に屈折して操舵される。
前部車体110には、上下方向に回動可能にアーム111が連結されており、アーム111はアームシリンダ117の駆動により上下方向に回動(俯仰動)する。アーム111の先端にはバケット112が上下方向に回動可能に連結されており、バケット112はバケットシリンダ115の駆動により上下方向に回動(クラウドまたはダンプ)する。
図2は、ホイールローダ100の構成の一例を示す図である。ホイールローダ100は、メインコントローラ20と、エンジン1と、エンジンコントローラ21と、走行電動装置100Eと、作業油圧装置(以下、単に作業装置と称す)100Hと、走行駆動装置100Dとを備えている。
作業装置100Hは、アーム111およびバケット112(図1参照)と、アームシリンダ117およびバケットシリンダ115とを含んで構成され、エンジン1により駆動される作業用油圧ポンプ10から吐出される圧油により駆動される。作業用油圧ポンプ10から吐出される圧油は、制御弁11を介して、アームシリンダ117およびバケットシリンダ115へと供給される。運転室121内のアーム操作レバー57およびバケット操作レバー58を操作することにより、制御弁11が動作し、アームシリンダ117およびバケットシリンダ115へ作動油が適宜分配され、アーム111およびバケット112に所定の動作を行わせることができるようになっている。
走行電動装置100Eは、モータ/ジェネレータ5と、M/Gインバータ25と、フロントモータ3と、フロントインバータ23と、リアモータ4と、リアインバータ24と、蓄電素子(たとえば、キャパシタ)7と、コンバータ27とを含んで構成される。
走行駆動装置100Dは、アクスル60F,60Rと、デファレンシャル装置70F,70Rと、プロペラシャフト64とを含んで構成され、フロントモータ3およびリアモータ4によって駆動される。
図2および図6、図7を参照して、フロントモータ3とリアモータ4との連結構造について説明する。フロントモータ3のロータ3rおよびリアモータ4のロータ4rは、両端のそれぞれに自在継手73,74を有するプロペラシャフト64を介して接続されている。プロペラシャフト64の一端の第1自在継手74にリアモータ4のロータ4rのロータシャフト65が接続され、プロペラシャフト64の他端の第2自在継手73にフロントモータ3のロータ3rのロータシャフト63が接続されている。これにより、フロントモータ3のロータ3rとリアモータ4のロータ4rとは、プロペラシャフト64および一対の自在継手73,74により連結され、一体的に回転する。
一対の前輪113は、それぞれ、前輪側アクスル60Fに連結されている。前輪側アクスル60Fは、デファレンシャル装置70Fに接続され、デファレンシャル装置70Fは一対の自在継手からなる連結部72を介してフロントモータ3のロータシャフト63に連結されている。一対の後輪123は、それぞれ、後輪側アクスル60Rに連結されている。後輪側アクスル60Rは、デファレンシャル装置70Rに接続され、デファレンシャル装置70Rは、一対の自在継手からなる連結部75を介してリアモータ4のロータシャフト65に連結されている。
図2に示すように、モータ/ジェネレータ5は、エンジン1の出力軸に連結され、エンジン1により駆動されて3相交流電力を発生する発電機として機能する。この3相交流電力は、M/Gインバータ25により直流電力に変換されてフロントインバータ23およびリアインバータ24に供給される。なお、充電率が所定値まで低下している場合には、M/Gインバータ25により変換された直流電力はコンバータ27を介して蓄電素子7にも供給され、蓄電素子7が充電される。
M/Gインバータ25、フロントインバータ23およびリアインバータ24は、直流電力を交流電力に、または、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置である。M/Gインバータ25、フロントインバータ23およびリアインバータ24は、コンバータ27を介して蓄電素子7に接続されている。コンバータ27は、蓄電素子7の充放電電圧を昇圧または降圧する。
蓄電素子7は、ある程度の電気的仕事(たとえば数10kW、数秒程度の仕事)で発生する電力を蓄電し、所望の時期に蓄電された電荷を放電することが可能な電気二重層キャパシタである。蓄電素子7は、フロントインバータ23およびリアインバータ24やM/Gインバータ25で変換された直流電力により充電される。
M/Gインバータ25で変換された直流電力、および/または、蓄電素子7から出力された直流電力は、フロントインバータ23およびリアインバータ24により3相交流電力に変換される。フロントモータ3およびリアモータ4は、それぞれフロントインバータ23およびリアインバータ24で変換された3相交流電力により駆動されて回転トルクを発生する。フロントモータ3およびリアモータ4で発生した回転トルクは、デファレンシャル装置70F,70Rおよびアクスル60F,60Rを介して、前輪113および後輪123に伝達される。
一方、回生制動の運転時には、前輪113および後輪123から伝達される回転トルクによりフロントモータ3およびリアモータ4が回転して、3相交流電力が発生する。フロントモータ3およびリアモータ4で発生した3相交流電力は、それぞれフロントインバータ23およびリアインバータ24により直流電力に変換され、コンバータ27を介して蓄電素子7に供給され、蓄電素子7はフロントインバータ23およびリアインバータ24で変換された直流電力により充電される。
メインコントローラ20およびエンジンコントローラ21は、CPUや記憶装置であるROMおよびRAM、その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成されている。メインコントローラ20は、ホイールローダ100の走行系および油圧作業系を含むシステム全体の制御を行っており、システム全体が最高のパフォーマンスを発揮するように各部を制御する。
メインコントローラ20には、前後進切換スイッチ51、アクセルペダルセンサ52、車速センサ53、ブレーキペダルセンサ54、エンジン回転数センサ50、ならびに、走行モータ回転数センサ59からの信号がそれぞれ入力される。
前後進切換スイッチ51は、車両の前進/後進を指令する前後進スイッチ信号をメインコントローラ20に出力する。アクセルペダルセンサ52は、アクセルペダル(不図示)のペダル操作量を検出してアクセル信号をメインコントローラ20に出力する。車速センサ53はホイールローダ100の車両走行速度(車速)を検出して、車速信号をメインコントローラ20に出力する。ブレーキペダルセンサ54は、ブレーキペダル(不図示)のペダル操作量を検出してスブレーキ信号をメインコントローラ20に出力する。
エンジン回転数センサ50はエンジン1の実回転数を検出して、実回転数信号をメインコントローラ20に出力する。走行モータ回転数センサ59はフロントモータ3およびリアモータ4の回転数を検出して、モータ回転数信号をメインコントローラ20に出力する。なお、走行モータ回転数センサ59および車速センサ53のうち、いずれかを省略してもよい。たとえば、車速センサ53を省略し、走行モータ回転数センサ59により検出されたモータ回転数に基づいて車速を演算してもよい。
メインコントローラ20は、アクセルペダル(不図示)のペダル操作量を含む車両情報に応じた要求トルクをフロントモータ3およびリアモータ4が出力するように、エンジン1、フロントインバータ23およびリアインバータ24を制御する。フロントモータ3とリアモータ4の要求トルクの演算方法については後述する。
メインコントローラ20は、演算したモータ要求トルクに基づいてフロントモータ3およびリアモータ4に必要な発電量を演算する。メインコントローラ20は、モータ/ジェネレータ5で所定の発電量を得るためのエンジン目標回転数を演算し、演算したエンジン目標回転数に基づいてエンジン駆動制御信号をエンジンコントローラ21に出力するとともに、モータ/ジェネレータ5で発電した3相交流電力を直流電力に変換するための駆動信号をM/Gインバータ25に出力する。
エンジンコントローラ21は、エンジン回転数センサ50で検出されたエンジン1の実回転数Naと、メインコントローラ20からのエンジン目標回転数Ntとを比較して、エンジン1の実回転数Naをエンジン目標回転数Ntに近づけるために燃料噴射装置(不図示)を制御する。
メインコントローラ20は、蓄電素子7の充電率(SOC:State Of Charge)が所定の下限値を下回らないように、かつ、所定の上限値を上回らないように、車両の運転状況、すなわち車速情報やアクセルペダルのペダル操作量、充電率等に応じて、エンジン1、M/Gインバータ25、フロントインバータ23およびリアインバータ24、コンバータ27等を制御する。
上記したように、メインコントローラ20は、走行時にフロントモータ3およびリアモータ4に要求されるトルクであるモータ要求トルクを演算する。図3は、モータ要求トルクマップ(モータ特性)を示す図である。モータ要求トルクマップは、フロントモータ3のトルクカーブ(特性M2)と、リアモータ4のトルクカーブ(特性M1)とを表すマップである。
図3に示すように、フロントモータ3とリアモータ4とでは特性が異なっている。フロントモータ3は、低速域で大きなトルクを出すことはできないが高速回転まで駆動可能な特性を有する高速型モータ(特性M2)であり、リアモータ4は、高速回転までトルクを出すことはできないが、低速域で大きなトルクを出すことが可能な低速型モータ(特性M1)である。フロントモータ3とリアモータ4とでは、高効率で駆動できる動作領域が異なるため、車両に要求される動力性能の広い範囲で高効率な電動機駆動が可能となる。
特性M1および特性M2のそれぞれは、モータ要求トルクが、アクセル信号に比例しつつリアモータ4およびフロントモータ3の回転数に反比例するように設定されており、メインコントローラ20内の記憶装置に記憶されている。
つまり、メインコントローラ20には、アクセルペダルセンサ52から入力されるアクセル信号の増減に応じてフロントモータ3およびリアモータ4のそれぞれの出力が増減するようアクセル信号とフロントモータ3およびリアモータ4の出力との関係が設定されている。メインコントローラ20は、アクセル信号に応じたトルクカーブを決定し、そのトルクカーブにそのときのフロントモータ3およびリアモータ4の回転数を参照し、モータ要求トルクを決定する。フロントモータ3とリアモータ4のそれぞれの要求トルクを決定し、このトルクに基づいて周知の方法によりモータ駆動信号を生成し、モータ駆動信号をフロントインバータ23およびリアインバータ24に出力する。
本実施の形態では、最高の電動機効率となるように、リアモータ4およびフロントモータ3のそれぞれの要求トルクを決定する。図4は、リアモータ4とフロントモータ3のトルクの決定方法を説明するための機能ブロック図である。図4に示すように、メインコントローラ20は、車両走行出力演算部91と、走行用電動機トルク演算部92と、リミッタ93とを機能的に備えている。
運転者からの操作指令に相当するアクセル信号、ブレーキ信号、前後進スイッチ信号、ならびに現在の車両走行速度(車速)等が車両走行出力演算部91に入力されると、車両走行出力演算部91において、車両から要求される走行出力指令が演算される。
演算された走行出力指令が走行用電動機トルク演算部92に入力されると、走行用電動機トルク演算部92は、リアモータ4およびフロントモータ3のそれぞれに要求されるトルクを演算する。このとき、リアモータ4の要求トルク、および、フロントモータ3の要求トルクを合計すると、上記した車両が要求する走行出力指令に相当するトルク値となっている。
走行用電動機トルク演算部92では内部にリアモータ4およびフロントモータ3の効率データテーブルを有しており、その効率データテーブルに基づいて、走行出力指令に対し最高の電動機効率となるようなトルクの分配を決定する。リアインバータ24、および、フロントインバータ23のそれぞれが有する制御装置(不図示)に対し、トルク指令として出力する際には、リミッタ93においてハイブリッドシステムおよび車両の制限事項に基づくトルク制限処理を施して、RMトルク指令、FMトルク指令とする。リアインバータ24およびフロントインバータ23は、RMトルク指令、FMトルク指令に基づいて、リアモータ4およびフロントモータ3のそれぞれの電機子巻線(固定子巻線)に3相交流電力を供給し、ロータ3r,4rを回転させて車両の走行動作を行う。
以上のように、本実施形態では特性の異なる2つの走行電動機を用いて、電動機の効率が最高となるように車両要求に対してトルクの配分を行うので、各走行電動機を最適の容量とすることができ、駆動装置の小型化、および高効率化を実現することが可能となる。
本実施の形態に係るフロントモータ3およびリアモータ4は、ハイブリッド式車両の走行に使用するのが好適な走行電動機であって、かご型ロータを備える誘導電動機や永久磁石を有するロータを備える同期電動機である。以下、誘導電動機を例に説明する。
図5は、本実施の形態に係るフロントモータ3およびリアモータ4の断面模式図である。図5(a)に示すように、フロントモータ3は、ハウジング30と、ハウジング30の内部に保持されたステータ3sとを有し、ステータ3sは円筒形状のステータコア(固定子鉄心)32と固定子巻線33とを備えている。ステータコア32の内側には、ロータ(回転子)3rが隙間を介して回転可能に保持されている。ロータ3rは、円筒形状のロータコア35と、導体バー(不図示)と、エンドリング(短絡環)36とを備えており、ロータコア35の中空部には円柱状のロータシャフト(回転軸体)63が圧入され、ロータコア35がロータシャフト63に固定されている。
ハウジング30は、円筒状のセンターブラケット30aと、軸受38a,38bが設けられた一対のエンドブラケット30b,30cとを有している。センターブラケット30aとステータコア32との間には冷却ジャケット31が介装されている。ロータシャフト63は、エンドブラケット30b,30cのそれぞれに設けられた軸受38a,38bにより回転自在に保持されている。
図5(b)に示すように、リアモータ4は、ハウジング40と、ハウジング40の内部に保持されたステータ4sとを有し、ステータ4sは円筒形状のステータコア(固定子鉄心)42と固定子巻線43とを備えている。ステータコア42の内側には、ロータ(回転子)4rが隙間を介して回転可能に保持されている。ロータ4rは、円筒形状のロータコア45と、導体バー(不図示)と、エンドリング(短絡環)46とを備えており、ロータコア45の中空部には円柱状のロータシャフト(回転軸体)65が圧入され、ロータコア45がロータシャフト65に固定されている。
ハウジング40は、円筒状のセンターブラケット40aと、軸受48a,48bが設けられた一対のエンドブラケット40b,40cとを有している。センターブラケット40aとステータコア42との間には冷却ジャケット41が介装されている。ロータシャフト65は、エンドブラケット40b,40cのそれぞれに設けられた軸受48a,48bにより回転自在に保持されている。
リアモータ4は、上記したように、低速域ではフロントモータ3よりもトルクが大きく、高速域ではフロントモータ3よりもトルクが小さい特性を有する低速型モータである。このため、リアモータ4は、高速型モータであるフロントモータ3に対してサイズ(径方向長さ)、質量が大きい。
図6は、ホイールローダ100に搭載されたリアモータ4およびフロントモータ3を簡略的に示した図である。図7は、ホイールローダ100の平面図である。図6では、ホイールローダ100の外形を二点鎖線で示している。図7では、運転室121やエンジン室140、アーム111やバケット112等の図示を省略している。
ホイールローダ100では、車両前方に設置されたバケット112等の作業装置で重量物搬送等の各種作業を実施する関係上、車両後方にバランスをとるためのカウンタウエイト124が搭載されている(図1参照)。よって、作業装置の反対方向、すなわち車両の後方に重量物となる低速型モータを搭載することが好ましい。
前部車体110は、上板119U、下板119L、および、一対の側板119Sを有する略箱状に形成された前フレーム119を有しており、この前フレーム119内にフロントモータ3が配設されている。後部車体120は、運転室121およびエンジン室140が取り付けられる後フレーム129を有しており、この後フレーム129内にリアモータ4が配設されている。リアモータ4の側方には後フレーム129の側板129Sが設けられている。
フロントモータ3は、上板119U、下板119L、および、一対の側板119Sによって囲まれているため、掘削作業時に土砂等から保護される。リアモータ4は、運転室121の下方に位置し、運転室121および側板129Sによって囲まれているため、掘削作業時に土砂等から保護される。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)低速型のリアモータ4のロータ4rのロータシャフト65および高速型のフロントモータ3のロータ3rのロータシャフト63のそれぞれを、自在継手74,73を介してプロペラシャフト64により接続し、リアモータ4とフロントモータ3のロータ4r,3rのそれぞれを一体的に回転させるようにした。
これにより、作業車両が必要とする広範囲の走行駆動性能を、特性の異なる2つの走行電動機により得ながら、自在継手74,73を有したことによりステアリングシリンダ116による操舵操作に追従して後部車体120に対し前部車体110を左右に屈折させることができる。結果として、作業車両の小型化、低コスト化を図ることができる。
これに対して、単一の走行電動機を搭載する場合には、低速域で大きなトルクを発生させ、かつ、高速走行ができる特性を有する大型の走行電動機を採用する必要がある。その結果、コストが増加し、走行電動機の配置スペースを確保するために作業車両が大型化するおそれがある。
(2)後部車体120に低速型モータであるリアモータ4を搭載した。これにより、リアモータ4にカウンタウエイトとしての機能の一部を担わせることができるので、カウンタウエイト124の重量の軽減を図ることができる。
(3)後フレーム129内にリアモータ4を配設し、前フレーム119内にフロントモータ3を配設したので、掘削作業時に飛散した土砂等からリアモータ4およびフロントモータ3を保護できる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
[変形例]
(1)上記実施の形態では、2つの走行電動機(フロントモータ3およびリアモータ4)を備えたホイールローダ100について説明したが、本発明はこれに限定されない。3つ以上の走行電動機のロータのそれぞれを一体的に回転させるように、複数の走行電動機のロータのそれぞれを連結してもよい。
(2)作業車両としてホイールローダ100を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、フォークリフト、テレハンドラー、リフトトラック等、他の作業車両であってもよい。
(3)上記実施の形態では、搭載スペース、コスト、充放電の応答速度等を考慮して、大容量の電気二重層キャパシタを蓄電素子7として使用した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。繰り返し充放電が可能なニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池を含んで構成される蓄電素子を採用してもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 エンジン、3 フロントモータ、3r ロータ、3s ステータ、4 リアモータ、4r ロータ、4s ステータ、5 モータ/ジェネレータ、7 蓄電素子、10 作業用油圧ポンプ、11 制御弁、20 メインコントローラ、21 エンジンコントローラ、23 フロントインバータ、24 リアインバータ、25 M/Gインバータ、27 コンバータ、30 ハウジング、30a センターブラケット、30b エンドブラケット、31 冷却ジャケット、32 ステータコア、33 固定子巻線、35 ロータコア、36 エンドリング、38a,38b 軸受、40 ハウジング、40a センターブラケット、40b エンドブラケット、41 冷却ジャケット、42 ステータコア、43 固定子巻線、45 ロータコア、46 エンドリング、48a,48b 軸受、50 エンジン回転数センサ、51 前後進切換スイッチ、52 アクセルペダルセンサ、53 車速センサ、54 ブレーキペダルセンサ、57 アーム操作レバー、58 バケット操作レバー、59 走行モータ回転数センサ、60F,60R アクスル、63 ロータシャフト、64 プロペラシャフト、65 ロータシャフト、70F,70R デファレンシャル装置、72 連結部、73 第2自在継手、74 第1自在継手、75 連結部、91 車両走行出力演算部、92 走行用電動機トルク演算部、93 リミッタ、100 ホイールローダ、100D 走行駆動装置、100E 走行電動装置、100H 作業装置、101U,101L 連結軸、110 前部車体、111 アーム、112 バケット、113 前輪、115 バケットシリンダ、116 ステアリングシリンダ、117 アームシリンダ、119 前フレーム、119L 下板、119S 側板、119U 上板、120 後部車体、121 運転室、123 後輪、124 カウンタウエイト、129 後フレーム、129S 側板、140 エンジン室

Claims (2)

  1. 前部車体と、後部車体とが連結軸を回転軸として左右に屈曲されるアーティキュレート式のハイブリッド式作業車両であって、
    エンジンと、
    前記エンジンにより駆動されて電力を発生する発電機と、
    それぞれがロータとステータとを有し、前記発電機の電力により駆動される複数の走行電動機と、
    前記複数の走行電動機で発生した回転トルクを車輪に伝達する走行駆動装置と、
    前記複数の走行電動機のロータのそれぞれを一体的に回転させるように、前記複数の走行電動機のロータのそれぞれを連結する連結手段とを備え、
    前記複数の走行電動機は、少なくとも、第1走行電動機と、前記第1の走行電動機とは特性が異なる第2走行電動機とを有し、
    前記連結手段は、両端のそれぞれに自在継手を有したプロペラシャフトを有し、
    前記プロペラシャフトの一端の第1自在継手に前記第1走行電動機のロータのシャフトを接続し、前記プロペラシャフトの他端の第2自在継手に前記第2走行電動機のロータのシャフトを接続したことを特徴とするハイブリッド式作業車両。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド式作業車両において、
    前記第1走行電動機は、低速域では第2走行電動機よりもトルクが大きく、高速域では第2走行電動機よりもトルクが小さい特性を有し、
    前記第1走行電動機を前記後部車体に搭載し、前記第2走行電動機を前記前部車体に搭載したことを特徴とするハイブリッド式作業車両。



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