JP2013138833A - ベクトルドップラを用いてパーティクルの動きを推定する超音波システムおよび方法 - Google Patents

ベクトルドップラを用いてパーティクルの動きを推定する超音波システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ベクトルドップラを用いて少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する超音波システムおよび方法を提供する。
【解決手段】本発明における超音波システムは、対象体に対応する超音波データを用いて前記対象体のベクトル情報を形成し、前記ベクトル情報を用いてドップラモード映像を形成し、ユーザの入力情報に基づいて前記ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクルを設定し、前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの動きを推定するプロセッサを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波システムに関し、特に、ベクトルドップラ(vector Doppler)を用いて少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する超音波システムおよび方法に関する。
超音波システムは、無侵襲および非破壊特性を有しており、生体内部の情報を得るために医療分野で広く用いられている。超音波システムは、生体を直接切開して観察する外科手術の必要がなく、生体の内部組織を高解像度の映像で医師に提供することができるため、医療分野で非常に重要なものとして用いられている。
超音波システムは、生体の対象体から反射される超音波信号(超音波エコー信号)を2次元映像で示すBモード(brightness mode)映像、ドップラ効果(doppler effect)を用いて動いている対象体(特に、血流)の速度をドップラスペクトルで示すDモード(doppler mode)映像、ドップラ効果を用いて動いている対象体の速度をカラーで示すCモード(color mode)映像、圧力(compression)を加えた時と加えない時の反応差を映像で示す弾性モード映像などを提供してくれる。
カラードップラ映像は、血流の流れの程度をカラーとして表示するものであって、血管、心臓などの疾患を検証するのに有用である。しかし、カラードップラ映像における各カラーは、超音波信号が送信される方向に血流が近づいたり遠くなったりする程度を示すため、正確な血流の動きを表現するのに限界がある。
このような問題を解決するために、血流の速度だけでなく方向まで得ることができるベクトルドップラ方式が用いられている。ベクトルドップラ方式のうちの一つである交差ビーム(cross beam-based)方式は、2つ以上の異なる方向から速度成分を取得し、これらを組み合わせて、2次元または3次元の方向に対する血流のベクトル情報を検出することができる。
特開2000−201931号公報 特開2003−190167号公報
本発明は、ベクトルドップラを用いて少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する超音波システムおよび方法を提供することにある。
本発明における超音波システムは、対象体に対応する超音波データを用いて前記対象体のベクトル情報を形成し、前記ベクトル情報を用いてドップラモード映像を形成し、ユーザの入力情報に基づいて前記ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクルを設定し、前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの動きを推定するプロセッサを備える。
また、本発明におけるパーティクル動き推定方法は、a)対象体に対応する超音波データを用いて前記対象体のベクトル情報を形成する段階と、b)前記ベクトル情報を用いてドップラモード映像を形成する段階と、c)ユーザの入力情報に基づいて前記ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクルを設定する段階と、d)前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する段階とを備える。
本発明によれば、対象体(例えば、血流、血管、心臓等)の動きを少なくとも1つのパーティクルの動きとして提供することができ、ユーザが対象体の渦流を観測できるだけでなく血管や心臓などの疾患を予測することができる。
本発明の実施例における超音波システムの構成を示すブロック図である。 Bモード映像および関心領域を示す例示図である。 本発明の実施例における超音波データ取得部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における送信方向および受信方向を示す例示図である。 本発明の実施例における送信方向および受信方向を示す例示図である。 本発明の実施例における送信方向および受信方向を示す例示図である。 本発明の実施例における送信方向および受信方向を示す例示図である。 本発明の実施例におけるサンプリングデータおよび超音波映像のピクセルを示す例示図である。 本発明の実施例における受信ビームフォーミングを行う例を示す例示図である。 本発明の実施例における受信ビームフォーミングを行う例を示す例示図である。 本発明の実施例における受信ビームフォーミングを行う例を示す例示図である。 本発明の実施例における受信ビームフォーミングを行う例を示す例示図である。 本発明の実施例によって、加重値を設定する例を示す例示図である。 本発明の実施例によって、サンプリングデータセットを設定する例を示す例示図である。 本発明の実施例によって、少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する順序を示すフローチャートである。 本発明の実施例における送信方向、受信方向、ベクトル情報および過剰決定問題(over-determined problem)を示す例示図である。 本発明の実施例によって、少なくとも1つのパーティクルを設定する例を示す例示図である。 本発明の実施例によって、ストリームラインを推定する例を示す例示図である。 本発明の実施例によって、パーティクルを移動させる例を示す例示図である。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例による超音波システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、超音波システム100は、ユーザ入力部110を備える。
ユーザ入力部110は、ユーザの入力情報を受信する。本実施例において、入力情報は、図2に示すように、Bモード(brightness mode)映像BIに関心領域ROIを設定するための第1入力情報を含む。関心領域ROIは、ドップラモード映像を得るためのカラーボックス(color box)を含む。ドップラモード映像は、ベクトルドップラ映像またはカラードップラ映像を含む。しかし、ドップラモード映像は、必ずしもこれに限定されない。図2において、図面符号BVは、血管を示す。また、入力情報は、ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクル(particle)を設定するための第2入力情報を含む。即ち、第2入力情報は、パーティクルの数、位置、大きさ、色、形状、パーティクル間の整列位置などを設定するための情報を含む。ユーザ入力部110は、コントロールパネル(control panel)、トラックボール(track ball)、マウス(mouse)、キーボード(keyboard)などを備える。
超音波システム100は、超音波データ取得部120をさらに備える。超音波データ取得部120は、超音波信号を生体に送信する。生体は、動く対象体(例えば、血管、心臓、血流等)を含む。また、超音波データ取得部120は、生体から反射される超音波信号(即ち、超音波エコー信号)を受信して超音波映像に対応する超音波データを取得する。
図3は、本発明の実施例における超音波データ取得部の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、超音波データ取得部120は、超音波プローブ310を備えている。
超音波プローブ310は、電気的信号と超音波信号を相互変換する複数の電気音響変換素子(transducer element:以下単に変換素子と呼ぶ)311(図4参照)を備える。超音波プローブ310は、超音波信号を生体に送信する。超音波プローブ310から送信された超音波信号は、超音波信号を集束点に集束させない平面波(plane wave)信号であっても超音波信号を集束点に集束させる集束(focused)信号であってもよい。しかし、超音波信号は、必ずしもこれに限定されない。超音波プローブ310は、生体から反射される超音波エコー信号を受信して電気的信号(以下、受信信号という)を形成する。受信信号は、アナログ信号である。超音波プローブ310は、コンベックスプローブ(convex probe)、リニアプローブ(linear probe)などを含む。
超音波データ取得部120は、送信部320をさらに備える。送信部320は、超音波信号の送信を制御する。また、送信部320は、変換素子311を考慮して、超音波映像を得るための電気的信号(以下、送信信号という)を形成する。
一実施例において、送信部320は、変換素子311を考慮して、Bモード映像BIを得るための送信信号(以下、Bモード送信信号という)を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるBモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して受信信号(以下、Bモード受信信号という)を形成する。
また、送信部320は、変換素子311および超音波信号(即ち、送信ビーム)の少なくとも1つの送信方向を考慮して、平均化回数(ensemble number)に対応する送信信号(以下、ドップラモード送信信号という)を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を少なくとも1つの送信方向で生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して受信信号(以下、ドップラモード受信信号という)を形成する。平均化回数は、超音波信号を送受信する回数を示す。
一例として、送信部320は、図4に示すように、送信方向Txおよび変換素子311を考慮して、平均化回数に対応するドップラモード送信信号を形成する。送信方向Txは、変換素子311の長手方向(配列方向)と垂直の方向(0゜)ないし送信ビームを最大にステアリングできる方向のうちのいずれか1つの方向である。
他の例として、送信部320は、図5に示すように、第1の送信方向Txおよび変換素子311を考慮して、平均化回数に対応する第1のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第1のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、その変換された超音波信号を生体の第1の送信方向Txに送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して第1のドップラモード受信信号を形成する。また、送信部320は、図5に示すように、第2の送信方向Txおよび変換素子311を考慮して、平均化回数に対応する第2のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第2のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体の第2の送信方向Txに送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して第2ドップラモード受信信号を形成する。図5において、図面符号PRIは、パルス反復間隔(pulse repeat interval)を示す。
他の実施例において、送信部320は、変換素子311を考慮して、Bモード映像BIを得るためのBモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるBモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信してBモード受信信号を形成する。
また、送信部320は、少なくとも1つの送信方向および変換素子311を考慮して、平均化回数に対応するドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信してドップラモード受信信号を形成する。このとき、超音波信号は、インターリーブ送信(inter leaved Tx)方式で送信される。インターリーブ送信方式は、以下で詳細に説明する。
例えば、送信部320は、図6に示すように、第1の送信方向Txおよび変換素子311を考慮して、第1のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第1のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、その変換された超音波信号を生体の第1送信方向Txに送信する。続いて、送信部320は、図6に示すように、第2の送信方向Txおよび変換素子311を考慮して、第2のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第2のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、その変換された超音波信号を生体の第2の送信方向Txに送信する。超音波プローブ310は、生体から反射される超音波エコー信号(即ち、第1のドップラモード送信信号に対応する超音波エコー信号)を受信して第1のドップラモード受信信号を形成する。また、超音波プローブ310は、生体から反射される超音波エコー信号(即ち、第2のドップラモード送信信号に対応する超音波エコー信号)を受信して第2のドップラモード受信信号を形成する。
続いて、送信部320は、図6に示すように、PRIに基づいて第1のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第1のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体の第1送信方向Txに送信する。送信部320は、図6に示すように、PRIに基づいて第2のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第2のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、その変換された超音波信号を生体の第2の送信方向Txに送信する。超音波プローブ310は、生体から反射される超音波エコー信号(即ち、第1のドップラモード送信信号に対応する超音波エコー信号)を受信して第1のドップラモード受信信号を形成する。また、超音波プローブ310は、生体から反射される超音波エコー信号(即ち、第2のドップラモード送信信号に対応する超音波エコー信号)を受信して第2のドップラモード受信信号を形成する。
送信部320は、前述のような過程を行って、平均化回数に対応する第1のドップラモード送信信号および第2のドップラモード送信信号を形成する。
他の実施例において、送信部320は、変換素子311を考慮して、Bモード映像BIを得るためのBモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるBモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信してBモード受信信号を形成する。
また、送信部320は、少なくとも1つの送信方向および変換素子311を考慮して、平均化回数に対応するドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供されるドップラモード送信信号を超音波信号に変換して生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信してドップラモード受信信号を形成する。このとき、超音波信号は、PRIによって送信される。
例えば、送信部320は、図7に示すようにPRIに基づいて、第1の送信方向Tx1および変換素子311を考慮して、第1のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第1のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、変換された超音波信号を生体の第1の送信方向Tx1に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して第1のドップラモード受信信号を形成する。送信部320は、図7に示すようにPRIに基づいて、第2の送信方向Tx2および変換素子311を考慮して、第2のドップラモード送信信号を形成する。従って、超音波プローブ310は、送信部320から提供される第2のドップラモード送信信号を超音波信号に変換し、その変換された超音波信号を生体の第2の送信方向Tx2に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信して第2のドップラモード受信信号を形成する。
送信部320、は前述のように、PRIに基づいて平均化回数に対応する第1のドップラモード送信信号および第2のドップラモード送信信号を形成する。
再び図3を参照すると、超音波データ取得部120は、受信部330をさらに備える。受信部330は、超音波プローブ310から提供される受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータを形成する。また、受信部330は、変換素子311を考慮して、サンプリングデータに受信ビームフォーミング(receiving beam forming)を行って受信集束データを形成する。受信ビームフォーミングは、以下で詳細に説明する。
本実施例において、受信部330は、超音波プローブ310からBモード受信信号が提供されると、Bモード受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータ(以下、Bモードサンプリングデータという)を形成する。受信部330は、Bモードサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って受信集束データ(以下、Bモード受信集束データという)を形成する。
また、受信部330は、超音波プローブ310からドップラモード受信信号が提供されると、ドップラモード受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータ(以下、ドップラモードサンプリングデータという)を形成する。受信部330は、ドップラモードサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って、超音波エコー信号(即ち、超音波ビーム)の少なくとも1つの受信方向に対応する受信集束データ(以下、ドップラモード受信集束データという)を形成する。
一例として、受信部330は、超音波プローブ310からドップラモード受信信号が提供されると、ドップラモード受信信号をアナログデジタル変換してドップラモードサンプリングデータを形成する。受信部330は、ドップラモードサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って、図4に示すように、第1の受信方向Rx1に対応する第1のドップラモード受信集束データおよび第2受信方向Rx2に対応する第2のドップラモード受信集束データを形成する。
他の例として、受信部330は、図5に示すように、超音波プローブ310から提供される第1のドップラモード受信信号をアナログデジタル変換して第1の送信方向Tx1に対応する第1のドップラモードサンプリングデータを形成する。受信部330は、第1のドップラモードサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って第1の受信方向Rx1に対応する第1のドップラモード受信集束データを形成する。受信部330は、図5に示すように、超音波プローブ310から提供される第2のドップラモード受信信号をアナログデジタル変換して第2の送信方向Tx2に対応する第2のドップラモードサンプリングデータを形成する。受信部330は、第2のドップラモードサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って第2の受信方向Rx2に対応する第2のドップラモード受信集束データを形成する。このとき、受信方向を超音波プローブ310の変換素子311と垂直にすれば、最大口径サイズ(aperture size)を用いることができる。
以下、添付した図面を参照して受信ビームフォーミングについて説明することにする。
一実施例において、受信部330は、図8に示すように、超音波プローブ310から複数のチャネルCH(1≦k≦N)を通じて受信される受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータSi,j(i、jは、整数)を形成する。サンプリングデータSi,jは、格納部140に格納される。受信部330は、変換素子311の位置と、超音波映像UIのピクセルの方位(orientation)に基づいて、各サンプリングデータに対応するピクセルを検出する。即ち、受信部330は、変換素子311の位置と、超音波映像のピクセルの方位に基づいて、各サンプリングデータが受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを選択する。受信部330は、選択されたピクセルに該当サンプリングデータを累積割当する。
例えば、受信部330は、図9に示すように、変換素子311の位置と超音波映像UIのピクセルの方位に基づいて、サンプリングデータS6,3に対応するピクセル、即ちサンプリングデータS6,3が受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを検出するための曲線(以下、受信ビームフォーミング曲線という)CV6,3を設定する。受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,b(1≦a≦M、1≦b≦N))から受信ビームフォーミング曲線CV6,3に対応するピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,Nを検出する。即ち、受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bから受信ビームフォーミング曲線CV6,3が通るピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,Nを選択する。受信部330は、図10に示すように、選択されたピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,NにサンプリングデータS6、3を割り当てる。
続いて、受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像UIのピクセルの方位に基づいて、図11に示すように、サンプリングデータS6,4に対応するピクセル、即ちサンプリングデータS6,4が受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを検出するための受信ビームフォーミング曲線CV6,4を設定する。受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,b(1≦a≦M、1≦b≦M)から受信ビームフォーミング曲線CV6,4に対応するピクセルP2,1、P3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P5,4、P5,5、P5,6、P5,7、P5,8、P4,9、P5,9、・・・P4,N、P3,Nを検出する。即ち、受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bから受信ビームフォーミング曲線CV6,4が通るピクセルP2,1、P3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P5,4、P5,5、P5,6、P5,7、P5,8、P4,9、P5,9、・・・P4,N、P3,Nを選択する。受信部330は、図12に示すように、選択されたピクセルP2,1、P3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P5,4、P5,5、P5,6、P5,7、P5,8、P4,9、P5,9、・・・P4,N、P3,NにサンプリングデータS6,4を累積割当する。
受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bそれぞれに累積割当されたサンプリングデータに受信ビームフォーミング(即ち、加算(summing))を行って受信集束データを形成する。
他の実施例において、受信部330は、図8に示すように、超音波プローブ310から複数のチャネルCHkを通じて提供される受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータSi,jを形成する。サンプリングデータSi,jは、格納部140に格納される。受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像UIのピクセルの方位に基づいて、各サンプリングデータに対応するピクセルを検出する。即ち、受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像UIのピクセルの方位に基づいて、各サンプリングデータが受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを選択する。受信部330は、検出されたピクセルに該当サンプリングデータを累積割当する。受信部330は、検出されたピクセルの中から同一列(column)に存在するピクセルを検出する。受信部330は、同一の列に存在するピクセルに対応する加重値を設定する。受信部330は、設定された加重値を各ピクセルのサンプリングデータに加える。
例えば、受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像のピクセルの方位に基づいて、図9に示すようにサンプリングデータS6,3に対応するピクセル、即ちサンプリングデータS6,3が受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを検出するための受信ビームフォーミング曲線CV6,3を設定する。受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bから受信ビームフォーミング曲線CV6,3に対応するピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,Nを検出する。即ち、受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bから受信ビームフォーミング曲線CV6,3が通るピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,N を選択する。受信部330は、図10に示すように、検出されたピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,N にサンプリングデータS6,3を割り当てる。受信部330は、検出されたピクセルP3,1、P3,2、P4,2、P4,3、P4,4、P4,5、P4,6、P4,7、P4,8、P4,9、・・・、P3,N の中から同一の列に存在するピクセルP3,2、P4,2を検出する。受信部330は、図13に示すように、同一の列に存在するピクセルP3,2と受信ビームフォーミング曲線CV6,3との間の距離W1および同一の列に存在するピクセルP4,2と受信ビームフォーミング曲線CV6,3との間の距離W2を算出する。受信部330は、算出された距離W1、2に基づいて、ピクセルP3,2に対する第1の加重値αおよびピクセルP4,2に対する第2の加重値αを設定する。第1の加重値αおよび第2の加重値αは、算出された距離に比例または反比例するように設定することができる。受信部330は、第1の加重値αをピクセルP3,2に割り当てられたサンプリングデータS6,3に加え、第2の加重値αをピクセルP4,2に割り当てられたサンプリングデータS6,3に加える。受信部330は、残りのサンプリングデータに対しても前述のように行う。
受信部330は、超音波映像UIのピクセルPa,bそれぞれに累積割当されたサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って受信集束データを形成する。
他の実施例において、受信部330は、図8に示すように、超音波プローブ310から複数のチャネルCHkを通じて提供される受信信号をアナログデジタル変換してサンプリングデータSi,jを形成する。サンプリングデータSi,jは、格納部(140)に格納される。受信部330は、サンプリングデータSi,jの中から受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを検出するためのサンプリングデータセットを設定する。
例えば、受信部330は、図14に示すように、サンプリングデータSi,jの中から受信ビームフォーミングに関与するピクセルを検出するためのサンプリングデータセットS1,1、1,4 ・・・S1,t、2,1、2,4・・・S2,t・・・Sp,t(ボックスで表示)を設定する。
受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像のピクセルの方位に基づいて、サンプリングデータセットの各サンプリングデータに対応するピクセルを検出する。即ち、受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像のピクセルの方位に基づいて、サンプリングデータセットの各サンプリングデータが受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを選択する。受信部330は、選択されたピクセルに該当サンプリングデータを前述した実施例のように累積割当する。受信部330は、超音波映像のピクセルそれぞれに累積割当されたサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って受信集束データを形成する。
他の実施例において、受信部330は、超音波プローブ310から複数のチャネルCHkを通じて提供される受信信号をダウンサンプリングしてダウンサンプリングされたデータを形成する。受信部330は、前述のように、変換素子311の位置と超音波映像のピクセルの方位に基づいて、各サンプリングデータに対応するピクセルを検出する。即ち、受信部330は、変換素子311の位置と超音波映像のピクセルの方位に基づいて、各サンプリングデータが受信ビームフォーミングに用いられるピクセルを選択する。受信部330は、選択されたピクセルに該当サンプリングデータを前述の実施例のように累積割当する。受信部330は、超音波映像のピクセルそれぞれに累積割当されたサンプリングデータに受信ビームフォーミングを行って受信集束データを形成する。
しかし、受信ビームフォーミングは、必ずしもこれに限定されず、多様な受信ビームフォーミングを用いることができる。
再び図3を参照すると、超音波データ取得部120は、超音波データ形成部340をさらに備える。超音波データ形成部340は、受信部330から提供される受信集束データを用いて超音波映像に対応する超音波データを形成する。また、超音波データ形成部340は、超音波データを形成するのに必要な多様なデータ処理(例えば、利得(gain)調節等)を受信集束データに行うことができる。
本実施例において、超音波データ形成部340は、受信部330からBモード受信集束データが提供されると、Bモード受信集束データを用いてBモード映像に対応する超音波データ(以下、Bモード超音波データという)を形成する。Bモード超音波データは、RF(radio frequency)データを含む。
また、超音波データ形成部340は、受信部330からドップラモード受信集束データが提供されると、ドップラモード受信集束データを用いて関心領域ROIに対応する超音波データ(以下、ドップラモード超音波データという)を形成する。ドップラモード超音波データは、IQ(in-phase/quadradure)データを含む。しかし、ドップラモード超音波データは、必ずしもこれに限定されない。
例えば、超音波データ形成部340は、受信部330から第1のドップラモード受信集束データが提供されると、第1のドップラモード受信集束データを用いて第1のドップラモード超音波データを形成する。また、超音波データ形成部340は、受信部330から第2のドップラモード受信集束データが提供されると、第2のドップラモード受信集束データを用いて第2のドップラモード超音波データを形成する。
再び図1を参照すると、超音波システム100は、プロセッサ130をさらに備える。プロセッサ130は、ユーザ入力部110および超音波データ取得部120に連結される。プロセッサ130は、CPU(central processing unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、GPU(graphic processing unit)などを含む。
図15は、本発明の実施例によって、少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する順序を示すフローチャートである。図15を参照すると、プロセッサ130は、超音波データ取得部120から提供されるBモード超音波データを用いてBモード映像BIを形成する(S1502)。Bモード映像BIは、ディスプレイ部150に表示される。従って、ユーザはユーザ入力部110を用いてディスプレイ部150に表示されたBモード映像BIに関心領域ROIを設定することができる。
プロセッサ130は、ユーザ入力部110から提供される入力情報(即ち、第1の入力情報に基づいて、Bモード映像BIに関心領域ROIを設定する(S1504)。従って、超音波データ取得部120は、関心領域ROIを考慮して、超音波信号を生体に送信し、生体から反射される超音波エコー信号を受信してドップラモード超音波データを取得する。
プロセッサ130は、超音波データ取得部120から提供されるドップラモード超音波データを用いてベクトル情報を形成する(S1506)。即ち、プロセッサ130は、ドップラモード超音波データを用いて対象体の動き(即ち、速度および方向)に対応するベクトル情報を形成する。
一般に、超音波信号の送信方向が超音波エコー信号の受信方向と同一で、ドップラ角度がθの場合、次のような関係が成立する。
Figure 2013138833
式1において、Xは反射体速度(即ち、血流の速度)を示し、C0は生体内超音波音速を示し、fはドップラシフト周波数(Doppler shift frequency)を示し、fは超音波周波数を示す。
ドップラシフト周波数fは、超音波信号(即ち、送信ビーム)の周波数と超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)の周波数との差により算出することができる。また、送信方向に投射された速度成分Xcosθは、式1により算出することができる。
一方、超音波信号(即ち、送信ビーム)の送信方向が超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)の受信方向と相違すると、次のような関係が成立する。
Figure 2013138833
式2において、θは超音波信号(即ち、送信ビーム)と血流がなす角度を示し、θは超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)と血流がなす角度を示す。
図16は、本発明の実施例における送信および受信方向、ベクトル情報および過剰決定問題(over-determined problem)を示す例示図である。図16を参照すると、超音波信号(即ち、送信ビーム)が第1の方向D1に送信され、超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)が第1の方向D1に受信されると、次のような関係が成立する。
Figure 2013138833
一方、超音波信号(即ち、送信ビーム)が第2の方向D2に送信され、超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)が第3の方向D3に受信されると、次のような関係が成立する。
Figure 2013138833
式3および式4は、2次元環境を仮定したものであって、3次元環境に拡張することができる。即ち、式3および数式4を3次元環境に拡張すると、次のような関係が成立する。
Figure 2013138833
2次元環境(即ち、2次元ベクトル)の場合、変数(x1、x2)を算出するために少なくとも2つの数式が必要である。例えば、図16において、超音波信号(即ち、送信ビーム)が第3の方向D3に送信され、超音波エコー信号(即ち、受信ビーム)が第2の方向D2および第4の方向D4に受信されると、次のような2つの数式が得られる。
Figure 2013138833
一方、受信ビームフォーミングが少なくとも2つの角度(即ち、受信方向)に行われると、図16に示すように、2つ以上の数式が得られ、2つ以上の数式を過剰決定問題として定義することができる。過剰決定問題は、公知であるので、本実施例では詳細に説明しない。過剰決定問題は、ドップラシフト周波数に追加されたノイズ特性に基づいて擬似逆行列方法(Pseudo inverse method)、加重最小自乗法(weighted least square method)などにより解くことができる。即ち、M個の送信方向と、各送信ごとのN個の受信方向の受信ビームフォーミングによりM×N個の式を得ることができる。
再び図15を参照すると、プロセッサ130は、ベクトル情報を用いてドップラモード映像DMIk(kは1以上の整数)を形成する(S1508)。ドップラモード映像DMIkは、ディスプレイ部150に表示される。従って、ユーザは、ユーザ入力部110を用いてディスプレイ部150に表示されたドップラモード映像DMIkに少なくとも1つのパーティクルを設定できる。
プロセッサ130は、ユーザ入力部110から提供される入力情報(即ち、第2の入力情報)に基づいて、ドップラモード映像DMIkに少なくとも1つのパーティクルを設定する(S1510)。即ち、プロセッサ130は、パーティクルの数、位置、大きさ、色、形状、パーティクル間の整列位置などを設定するための第2の入力情報に基づいて、ドップラモード映像DMIkに少なくとも1つのパーティクルを設定する。例えば、プロセッサ130は、ユーザ入力部110から提供される第2の入力情報に基づいて、図17に示すように、ドップラモード映像DMIにパーティクルPT1、PT2を設定する。
プロセッサ130は、ベクトル情報を用いて少なくとも1つのパーティクルの動きに対応する少なくとも1つのストリームライン(streamline)を推定する(S1512)。例えば、プロセッサ130は、図18に示すように、第iのドップラモード映像DMIi(iは正の整数)に対して、第1のパーティクルPT1の1番目の位置p1に隣接するベクトル情報v1、v2、v3およびv4を補間(interpolation)して、1番目の位置p1におけるストリーム方向を推定する。プロセッサ130は、1番目の位置p1を基準にストリーム方向および予め設定された移動変位Sに基づいて、第1のパーティクルPT1の2番目の位置p2を推定する。プロセッサ130は、第1のパーティクルPT1の2番目の位置p2に隣接するベクトル情報を補間して、2番目の位置p2におけるストリーム方向を推定する。プロセッサ130は、2番目の位置p2を基準にストリーム方向および予め設定された移動変位Sに基づいて、第1のパーティクルPT1の3番目の位置p3を推定する。プロセッサ130は、前述の過程を行って、第iのドップラモード映像DMIiに対して第1のパーティクルPT1に対応する第1のストリームラインSL1と、第2のパーティクルPT2に対応する第2のストリームラインSL2を推定する。続いて、プロセッサ130は、図19に示すように、第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1に対して、第1のパーティクルPT1に対応する第1のストリームラインSL1と、第2のパーティクルPT2に対応する第2のストリームラインSL2を推定する。
再び図15を参照すると、プロセッサ130は、隣接するドップラモード映像間の時間間隔およびベクトル情報(即ち、少なくとも1つのパーティクルの現在速度)に基づいて少なくとも1つのパーティクルの移動変位を算出する(S1514)。例えば、プロセッサ130は、第iのドップラモード映像DMIiと第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1と間の時間間隔dtと、パーティクルPT1、PT2の現在位置における速度vに基づいて、パーティクルPT1、PT2の移動変位(s=v×dt)を算出する。
選択的に、プロセッサ130は、少なくとも1つのパーティクルに対応する加重値に反比例して、少なくとも1つのパーティクルの移動変位を算出することができる。加重値は、ユーザにより設定される。
プロセッサ130は、少なくとも1つのパーティクルを、算出された移動変位に対応する距離だけドップラモード映像DMIkに設定されたストリームラインに沿って移動させる(S1516)。例えば、プロセッサ130は、図19に示すように、第1のパーティクルPT1に対応する移動変位に基づいて、ドップラモード映像DMIi+1に対して第1のストリームラインSL1に沿ってパーティクルPT1を移動させる。また、プロセッサ130は、図19に示すように、第2のパーティクルPT2に対応する移動変位に基づいて、ドップラモード映像DMIi+1に対して第2のストリームラインSL2に沿って第2のパーティクルPT2を移動させる。
他の実施例において、プロセッサ130は、ドップラモード映像CMIkごとにパーティクルの数および位置を再調整することができる。例えば、プロセッサ130は、第iのドップラモード映像DMIiにN(Nは2以上の整数)個のパーティクルを設定する。プロセッサ130は、第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1から移動しない(即ち、移動変位が0の)少なくとも1つのパーティクルを検出し、検出されたパーティクルを除去する。続いて、プロセッサ130は、除去されたパーティクルの数に該当する新たなパーティクルを第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1に設定する。従って、N個のパーティクルをドップラモード映像DMIkに設定することができる。
他の実施例において、プロセッサ130は、一定のフレーム(即ち、ドップラモード映像)ごとに少なくとも1つのパーティクルの位置を1つのラインに再配置することができる。このように、少なくとも1つのパーティクルの位置を1つのラインに再配置することによって、血流に対応するプロファイルパターンを提供することができる。
他の実施例において、プロセッサ130は、ECG(electrocardiogram)信号に同期化してドップラモード映像DMIに少なくとも1つのパーティクルを設定することもできる。このようにECG信号に同期化して少なくとも1つのパーティクルを設定することによって、ECG信号に合わせて少なくとも1つのパーティクルの動きを提供することができる。
他の実施例において、プロセッサ130は、少なくとも1つのパーティクルに対応するストリームラインを第iのドップラモード映像DMIiと第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1の間で推定することもできる。即ち、プロセッサ130は、第iのドップラモード映像DMIiのベクトルフィールド(即ち、ベクトル情報)と第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1のベクトルフィールドを補間してストリームラインを推定できる。
他の実施例において、プロセッサ130は、フレーム(即ち、ドップラモード映像)ごとにまたは第iのドップラモード映像DMIiと第(i+1)のドップラモード映像DMIi+1の間に少なくとも1つのパーティクルの動きを推定できる。
再び図1を参照すると、超音波システム100は、格納部140をさらに備える。格納部140は、超音波データ取得部120で取得された超音波データ(Bモード超音波データおよびドップラモード超音波データ)を格納する。また、格納部140は、プロセッサ130で形成されたベクトル情報を格納する。
超音波システム100は、ディスプレイ部150をさらに備える。ディスプレイ部150は、プロセッサ130で形成されたBモード映像BIを表示する。また、ディスプレイ部150は、プロセッサ130で形成されたドップラモード映像を表示する。また、ディスプレイ部150は、少なくとも1つのパーティクルを表示する。
本発明は、望ましい実施例によって説明および例示をしたが、当業者であれば添付した特許請求の範囲の事項および範疇を逸脱することなく、様々な変形および変更が可能である。
100 超音波システム
110 ユーザ入力部
120 超音波データ取得部
130 プロセッサ
140 格納部
150 ディスプレイ部
310 超音波プローブ
311 電気音響変換素子
320 送信部
330 受信部
340 超音波データ形成部
BI Bモード映像
BV 血管
ROI 関心領域
UI 超音波映像
i、j サンプリングデータ
a、b ピクセル
CH チャネル
PT 第1のパーティクル
PT 第2のパーティクル
SL 第1のストリームライン
SL 第2のストリームライン
S 変位

Claims (38)

  1. 対象体に対応する超音波データを用いて前記対象体のベクトル情報を形成し、前記ベクトル情報を用いてドップラモード映像を形成し、ユーザの入力情報に基づいて前記ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクルを設定し、前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの動きを推定するプロセッサ
    を備えることを特徴とする超音波システム。
  2. 前記プロセッサは、少なくとも1つの送信方向と、前記少なくとも1つの送信方向に対応する少なくとも1つの受信方向を用いて前記ベクトル情報を形成することを特徴とする請求項1に記載の超音波システム。
  3. 前記プロセッサは、前記対象体の速度および方向を示す前記ベクトル情報を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の超音波システム。
  4. 前記プロセッサは、
    前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの前記動きに対応するストリームラインを推定し、
    前記ベクトル情報および隣接するドップラモード映像間の時間間隔に基づいて前記少なくとも1つのパーティクルの移動変位を算出し、
    前記少なくとも1つのパーティクルを前記ストリームラインに沿って前記移動変位に対応する距離だけ移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の超音波システム。
  5. 前記プロセッサは、
    前記少なくとも1つのパーティクルのi(iは1以上の整数)番目の位置に隣接するベクトル情報を補間して前記i番目の位置におけるストリーム方向を推定し、
    前記i番目の位置を基準に前記ストリーム方向および予め設定された移動変位に基づいて前記少なくとも1つのパーティクルの(i+1)番目の位置を推定して前記ストリームラインを推定することを特徴とする請求項4に記載の超音波システム。
  6. 前記プロセッサは、第iのドップラモード映像と第(i+1)のドップラモード映像との間の前記時間間隔と前記少なくとも1つのパーティクルの現在位置における速度に基づいて前記移動変位を算出することを特徴とする請求項5に記載の超音波システム。
  7. 前記プロセッサは、前記少なくとも1つのパーティクルに対応する加重値に反比例して前記移動変位を算出することを特徴とする請求項6に記載の超音波システム。
  8. 前記プロセッサは、前記ドップラモード映像に前記少なくとも1つのパーティクルの数および位置を再調整することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の超音波システム。
  9. 前記プロセッサは、
    第iのドップラモード映像から移動しないパーティクルを検出して、
    第(i+1)のドップラモード映像から前記検出されたパーティクルを除去し、
    前記第(i+1)のドップラモード映像から前記除去されたパーティクルに該当する数の新たなパーティクルを設定することを特徴とする請求項8に記載の超音波システム。
  10. 前記プロセッサは、予め設定されたドップラモード映像ごとに前記少なくとも1つのパーティクルの位置を1つのラインにさらに再配置することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の超音波システム。
  11. 前記プロセッサは、ECG(electrocardiogram)信号に同期して前記ドップラモード映像に前記少なくとも1つのパーティクルを設定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の超音波システム。
  12. 前記プロセッサは、第iのドップラモード映像と第(i+1)のドップラモード映像との間で前記少なくとも1つのパーティクルに対応する前記ストリームラインを推定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の超音波システム。
  13. 前記プロセッサは、前記ドップラモード映像ごとにまたは第iのドップラ映像と第(i+1)のドップラモード映像との間で前記少なくとも1つのパーティクルの前記動きをさらに推定することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の超音波システム。
  14. 前記対象体を含む生体に超音波信号を少なくとも1つの送信方向に送信し、前記生体から反射される超音波ビームを少なくとも1つの受信方向に受信して前記超音波データを取得する超音波データ取得部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の超音波システム。
  15. 前記超音波データ取得部は、前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向に送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向および第2の受信方向に受信して、前記第1の受信方向および前記第2の受信方向それぞれに対応する前記超音波データを取得することを特徴とする請求項14に記載の超音波システム。
  16. 前記超音波データ取得部は、前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向および第2の送信方向それぞれに送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向に受信して、前記第1の送信方向および前記第2の送信方向それぞれの前記第1の受信方向に対応する前記超音波データを取得することを特徴とする請求項14に記載の超音波システム。
  17. 前記超音波データ取得部は、前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向および第2の送信方向それぞれに送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向および第2の受信方向それぞれに受信して、前記第1の受信方向および前記第2の受信方向それぞれに対応する前記超音波データを取得することを特徴とする請求項14に記載の超音波システム。
  18. 前記超音波データ取得部は、前記超音波信号をインターリーブ送信方式で送信することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一項に記載の超音波システム。
  19. 前記超音波信号は、平面波信号または集束信号を含むことを特徴とする請求項14乃至18のいずれか一項に記載の超音波システム。
  20. a)対象体に対応する超音波データを用いて前記対象体のベクトル情報を形成する段階と、
    b)前記ベクトル情報を用いてドップラモード映像を形成する段階と、
    c)ユーザの入力情報に基づいて前記ドップラモード映像に少なくとも1つのパーティクルを設定する段階と、
    d)前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの動きを推定する段階と
    を備えることを特徴とするパーティクル動き推定方法。
  21. 前記段階a)は、
    少なくとも1つの送信方向と、前記少なくとも1つの送信方向に対応する少なくとも1つの受信方向を用いて前記ベクトル情報を形成する段階
    を備えることを特徴とする請求項20に記載のパーティクル動き推定方法。
  22. 前記段階a)は、
    前記対象体の速度および方向を示す前記ベクトル情報を形成する段階
    を備えることを特徴とする請求項20または21に記載のパーティクル動き推定方法。
  23. 前記段階d)は、
    d1)前記ベクトル情報を用いて前記少なくとも1つのパーティクルの前記動きに対応するストリームラインを推定する段階と、
    d2)前記ベクトル情報および隣接するドップラモード映像間の時間間隔に基づいて前記少なくとも1つのパーティクルの移動変位を算出する段階と、
    d3)前記少なくとも1つのパーティクルを前記ストリームラインに沿って前記移動変位に対応する距離だけ移動させる段階と
    を備えることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  24. 前記段階d1)は、
    前記少なくとも1つのパーティクルのi(iは1以上の整数)番目の位置に隣接するベクトル情報を補間して前記i番目の位置におけるストリーム方向を推定する段階と、
    前記i番目の位置を基準に前記ストリーム方向および予め設定された移動変位に基づいて前記少なくとも1つのパーティクルの(i+1)番目の位置を推定して前記ストリームラインを推定する段階と
    を備えることを特徴とする請求項23に記載のパーティクル動き推定方法。
  25. 前記段階d2)は、
    第iのドップラモード映像と第(i+1)のドップラモード映像との間の前記時間間隔と前記少なくとも1つのパーティクルの現在位置における速度に基づいて前記移動変位を算出する段階
    を備えることを特徴とする請求項24に記載のパーティクル動き推定方法。
  26. 前記段階d2)は、
    前記少なくとも1つのパーティクルに対応する加重値に反比例して前記移動変位を算出する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載のパーティクル動き推定方法。
  27. e)前記ドップラモード映像で前記少なくとも1つのパーティクルの数および位置を再調整する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  28. 前記段階e)は、
    第iのドップラモード映像から移動しないパーティクルを検出する段階と、
    第(i+1)のドップラモード映像から前記検出されたパーティクルを除去する段階と、
    前記第(i+1)ドップラモード映像から前記除去されたパーティクルに該当する数の新たなパーティクルを設定する段階と
    を備えることを特徴とする請求項27に記載のパーティクル動き推定方法。
  29. e)予め設定されたドップラモード映像ごとに前記少なくとも1つのパーティクルの位置を1つのラインに再配置する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  30. 前記段階c)は、
    ECG(electrocardiogram)信号に同期して前記ドップラモード映像に前記少なくとも1つのパーティクルを設定する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至29のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  31. 前記段階d)は、
    第iのドップラモード映像と第(i+1)のドップラモード映像との間で前記少なくとも1つのパーティクルに対応する前記ストリームラインを推定する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至30のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  32. 前記段階d)は、
    前記ドップラモード映像ごとにまたは第iのドップラ映像と第(i+1)のドップラモード映像との間で前記少なくとも1つのパーティクルの前記動きを推定する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至31のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  33. 前記段階a)の遂行前に、
    前記対象体を含む生体に少なくとも1つの送信方向に超音波信号を送信し、前記生体から反射される超音波ビームを少なくとも1つの受信方向に受信して前記超音波データを取得する段階
    をさらに備えることを特徴とする請求項20乃至32のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  34. 前記超音波データを取得する段階は、
    前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向に送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向および第2の受信方向に受信して、前記第1の受信方向および前記第2の受信方向それぞれに対応する前記超音波データを取得する段階
    を備えることを特徴とする請求項33に記載のパーティクル動き推定方法。
  35. 前記超音波データを取得する段階は、
    前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向および第2の送信方向それぞれに送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向に受信して、前記第1の送信方向および前記第2の送信方向それぞれの前記第1の受信方向に対応する前記超音波データを取得する段階
    を備えることを特徴とする請求項33に記載のパーティクル動き推定方法。
  36. 前記超音波データを取得する段階は、
    前記生体に前記超音波信号を第1の送信方向および第2の送信方向それぞれに送信し、前記生体から反射される超音波エコー信号を第1の受信方向および第2の受信方向それぞれに受信して、前記第1の受信方向および前記第2の受信方向それぞれに対応する前記超音波データを取得する段階
    を備えることを特徴とする請求項33に記載のパーティクル動き推定方法。
  37. 前記超音波信号は、インターリーブ送信方式で送信されることを特徴とする請求項33乃至36のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
  38. 前記超音波信号は、平面波信号または集束信号を含むことを特徴とする請求項33乃至37のいずれか一項に記載のパーティクル動き推定方法。
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