JP2013023791A - 下着及び吸水シート - Google Patents

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Masako Shima
昌子 島
Miyuki Tanaka
幸 田中
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Abstract

【課題】吸水性の高い下着を提供する。
【解決手段】 ショーツ1は、吸水シート100の周囲を防水シート110で囲んでおり、周囲に水分が拡散する前に吸水シート100で吸収及び保水するよう構成されている。ショーツ1は、上記の構成により、綿トリコット、フライス、スムースなどの素材を用い、かつ、普段使いのショーツと同等の厚さで構成しても、水分の拡散を抑え、吸水シート100の狭い範囲で吸水し保水できるため、ショーツ本体120への浸み出しや、外衣への汚れ移りを防止できる。また、生理用又は失禁用のナプキン等を用いる場合に比べて、装着感が普段使いのショーツに近く、精神的にも経済的にも負担が少ない。
【選択図】図1

Description

本発明は、下着及び吸水シートに関する。
例えば、特許文献1には、不織繊維層が伸縮性繊維を含む編糸によってステッチ縫合されてなる伸縮性不織布41から構成され、前身頃、後身頃及びこれら両者間に位置する股下部4を有するショーツ本体を具備し、前記股下部4の肌対向面側に、親水性繊維を含有するシート71からなる吸収層7が設けられ、該吸収層7の非肌対向面側に液不透過性で且つ透湿性の防漏層8が設けられているサニタリーショーツが開示されている。
特開2005−154922号公報
本発明は、吸水性の高い下着又は吸水シートを提供する。
本発明に係る下着は、吸水性を有する吸水シートと、前記吸水シートの外周を囲んで設けられ、前記吸水シートよりも防水性の高い防水シートと、前記吸水シート及び前記防水シートの裏面に設けられ、前記防水シートに縫い合わせられた裏面シートとを有する。
本発明に係る吸水シートは、吸水性を有する股布と、装着時において、股布から臀部方向に延伸した複数の保水シートとを有し、それぞれの前記保水シートは、前記股布と連続しており、かつ、他の隣り合う前記保水シートとは接続していない。
好適には、前記股布の内部に設けられ、この股布に流入した液体を前記保水シートの方向に流すための整流手段をさらに有する。
本発明によれば、吸水性の高い下着又は吸水シートを提供できる。
ショーツのクロッチ周辺を例示する図である。 ショーツのクロッチの断面図である。 実施例2の吸水シート20の内部を例示する図である。 吸水シート20が縫合されたショーツ1の装着状態を体側から見た模式図である。 吸水シート20が縫合されたショーツ1の装着状態を背面から見た模式図である。 単純矩形のクロッチ90(比較例)が縫製されたショーツの装着状態を背面から見た模式図である。 吸水シート20の変形例を説明する図である。 整流部材240の固定方法を説明する図である。
図1は、ショーツのクロッチ周辺を例示する図である。
図2(A)及び(B)は、ショーツのクロッチの断面図である。
図1に例示するように、ショーツ1のクロッチ10は、ショーツ本体120に、防水シート110が縫い合わされ、この防水シート110に吸水シート100が縫い合わされている。
ショーツ本体120は、本発明に係る裏面シートの一例であり、例えば、綿トリコット、フライス、又はスムースなどの普段使いのショーツで使用される素材で構成されている。
防水シート110は、ショーツ本体120及び吸水シート100に比べて、高い撥水性を有する。例えば、防水シート110は、通常の生地にラミネート加工が施されたものである。また、防水シート110は、さらに撥水性を有してもよい。
吸水シート100は、ショーツ本体120よりも吸水性の高い素材で構成されている。さらに、吸水シート100は、保水性及び拡散性を有してもよい。
吸水シート100は、図2(A)に例示するように、防水シート110と、端部どうしを縫い合わせてもよいし、図2(B)に例示するように、防水シート110上に配置して縫い合わせてもよい。
また、ショーツ本体120は、吸水シート100の縫合箇所よりも外側で、防水シート110と縫合される。
以上説明したように、本実施形態のショーツ1(下着の一例)は、吸水シート100の周囲を防水シート110で囲んでおり、周囲に水分が拡散する前に吸水シート100で吸収及び保水するよう構成されている。
従来のショーツの股布部は、身体の保護に加えて清潔が求められているにも関わらず、わずか1cc未満の体液をも瞬時に吸収することができず、肌面を清潔に保つことが困難となっている。これは、肌布の素材として、普段使いのショーツには、薄さ、柔らかさ、肌触りなどが優先され、綿トリコット、フライス、スムースが採用されているからである。すなわち、これらの素材による肌布は、水分を瞬時に吸収しにくく、吸収できた頃には水分が肌布表面に大きく広がったり、ショーツ本体へ浸み出したり、伝え漏れを起こし、外衣にも汚れが伝わる可能性があった。
そこで、本実施形態のショーツ1は、上記の構成とすることにより、綿トリコット、フライス、スムースなどの素材を用い、かつ、普段使いのショーツと同等の厚さで構成しても、水分の拡散を抑え、吸水シート100の狭い範囲で吸水し保水できるため、ショーツ本体120への浸み出しや、外衣への汚れ移りを防止できる。また、生理用又は失禁用のナプキン等を用いる場合に比べて、装着感が普段使いのショーツに近く、精神的にも経済的にも負担が少ない。
上記実施例1では、1〜3cc程度の水分を十分に吸水及び保水することを主な目的とするものであったが、実施例2では、より多くの水分を吸水するショーツを説明する。
図3は、実施例2の吸水シート20を例示する。
図3に例示するように、吸水シート20は、通常のクロッチと同程度のサイズからなる股布部200と、股布部200から延伸した複数の保水シート部232とを有する。本例の吸水シート20では、股布部200と複数の保水シート部232が一体で形成されている。吸水シート20は、本発明に係る吸水シートの一例である。
股布部200は、装着者の体の厚みなどを勘案して設計された通常の股布である。ここで、股布とは、ズボンの二重布、又は、パンティー(ショーツ)の股部にある生地を2重に縫製した部分であり、「クロッチ」又は「シック部」と呼ばれることもある。
保水シート部232は、装着時において、股布部200から臀部方向に延伸した複数のシートであり、股布部200と同等以上の吸水性及び保水性を有する。また、それぞれの保水シート部232は、股布部200と連続的に形成されているが、隣り合う他の保水シート部232との間に切欠き230が設けられ、接続していない。
図4は、吸水シート20が縫合されたショーツ1の装着状態を体側から見た模式図である。
図5は、吸水シート20が縫合されたショーツ1の装着状態を背面から見た模式図である。
図6は、単純矩形のクロッチ90(比較例)が縫製されたショーツの装着状態を背面から見た模式図である。
図4に例示するように、本例の吸水シート20は、通常のクロッチより背中方向に長いため、装着者の臀部にまで達する。そのため、装着者の臀部近傍では、吸水シート20が上方に曲がる。その際に、図5に例示するように、吸水シート20のはみ出し部分(保水シート部232に相当する領域)は、それぞれ臀部の曲面に沿って曲がることができる。また、歩行等によって臀部が動いても、複数に分割された保水シート部232はその動きに追従できる。なお、吸水シート20の外側には、吸水シート20よりも一回り大きな防水シートが設けられており、この防水シートとショーツ本体とが縫合される。
一方、図6に例示するように、単純矩形のクロッチ90(すなわち、股布をそのまま延伸させたもの)では、臀部の形状に沿って曲がることができず、装着時のシルエットを悪くしてしまう。
以上説明したように、本実施例のショーツ1では、股布部200及び複数の保水シート部232からなる吸水シート20が設けられているため、より大量の水分を吸収し保持することができる。
次に、上記実施例2の変形例を説明する。
図7は、吸水シート20の変形例を説明する図である。
図7(A)に例示するように、変形例の吸水シート20は、股布部200の内部に、整流部材240が設けられている。すなわち、本変形例の股布部200では、図7(B)に例示するように、撥水性を帯びたメッシュ生地202、吸水シート204、拡散シート205、保水シート206、及び防水シート210が積層されており、吸水シート204と、拡散シート205との間に、整流部材240が挿入されている。
整流部材240は、注入された水分の横方向(体側方向)の拡散、及び、前面方向の拡散を抑制すると共に、背面方向(臀部の方向)への水分の拡散を促進する形状を有する。本例の整流部材240は、略U字形状を有し、前方及び横方向の水分の拡散を制限し、かつ、後方(すなわち、U字の開口方向)に水分の拡散を促す。このような整流手段は、実施例2のように、臀部方向に大きな保水領域を有する吸水シート20において特に効果的である。すなわち、水分の拡散は通常放射状になされるが、吸水シート20の横方向(体側方向)の長さは、前後方向(臀部方向)に比べて短いため、整流手段が無ければ、横漏れの可能性が高くなる。換言すると、臀部方向に設けられた大きな保水領域を活用するために、上記のような整流手段(整流部材240)が設けられている。
図8は、整流部材240の固定方法を説明する図である。
本例の整流部材240は、図8(A)に例示するように、略U字形状にくり抜かれた厚さ1mm程度の生地であり、左右に広げた状態で拡散シート205に縫合される。なお、本図の整流部材240の前端部(すなわち、U字の下端部)は、ゆるやかな曲線状となっているが、実際には、弾性復元バランスなどの観点から、略直線状であることが望ましい。
図8(B)及び(C)は、整流部材240の断面図である。整流部材240は、そのままの状態では図8(B)に例示する状態となるが、これを左右に広げて両端部を縫合すると、図8(C)に例示するように、生地がねじれて端部が立ちあがってくる。これにより、吸水シート204と拡散シート205との間に、より大きな空間が形成され、水分の保水力が向上すると共に、ここに注入された水分は動きやすく、臀部方向への早い拡散が期待できる。
10 クロッチ
100 吸水シート
110 防水シート
120 ショーツ本体
20 吸水シート
200 股布部
232 保水シート部
240 整流部材

Claims (3)

  1. 吸水性を有する吸水シートと、
    前記吸水シートの外周を囲んで設けられ、前記吸水シートよりも防水性の高い防水シートと、
    前記吸水シート及び前記防水シートの裏面に設けられ、前記防水シートに縫い合わせられた裏面シートと
    を有する下着。
  2. 吸水性を有する股布と、
    装着時において、股布から臀部方向に延伸した複数の保水シートと
    を有し、
    それぞれの前記保水シートは、前記股布と連続しており、かつ、他の隣り合う前記保水シートとは接続していない
    吸水シート。
  3. 前記股布の内部に設けられ、この股布に流入した液体を前記保水シートの方向に流すための整流手段
    をさらに有する請求項2に記載の吸水シート。
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