JP2012242088A - 気象予測システム及び気象予測携帯端末 - Google Patents

気象予測システム及び気象予測携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】現在位置だけでなく別の位置の局地的な気象情報を取得できるとともに、気象予測の精度を向上させるために必要な費用や労力を軽減できる。
【解決手段】a地点近傍の携帯端末からb地点近傍を気象予測地点として指定する操作入力があると、GPS予測基地はb地点の基地局に対して少なくとも携帯端末をサーチさせるためのサーチ要求を送信する。当該基地局はサーチ要求を受信すると電波の届く一定区域内の携帯端末をサーチし、当該サーチされた携帯端末に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信する。当該携帯端末は送信要求を受信するとGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、GPS予測基地へ送信する。GPS予測基地は受信した当該情報に基づいてb地点を含む区域の局地的な気象予測を行い、予測結果をデータベースに記録するとともに、a地点近傍の携帯端末へ配信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、気象予測システム及び気象予測携帯端末に関する。
近年、日本各地で自然災害により甚大な被害が頻繁に発生しており、自然災害による被害への対策が必要となっている。
しかし、近年の予測技術の発展にあっても自然災害の発生を予測するのが困難な場合が多い。例えば、ゲリラ豪雨と呼ばれるような局地的豪雨では、雨雲が局地的に発生し、寿命が短く、正確な予測が難しい。
このような状況を踏まえ、様々な観測データを活用する技術により、気象予測の精度を改善するための技術が多数提案されている。
例えば、特許文献1乃至3には、GPS電波を受信して現在位置における局所的な気象情報を取得することできる技術が記載されている。
特許文献1には、GPS電波を受信して降水予測する技術が記載されている。また、特許文献2には、GPS信号を受信して雲の有無を局所的に測定する技術が記載されている。さらに、特許文献3にはGPS電波を受信して高度による気圧の低下分を補正して低気圧の接近を検出して雨を予測する技術が記載されている。
また、特許文献4には、GPS衛星を利用した単独測位を行うGPS基地局からその付近の局地的な気象情報を移動情報端末からの操作で取得することができる技術が記載されている。
特開2010−60444号公報 特開2007−10460号公報 特開平09−96679号公報 特開2002−112339号公報
しかしながら、上述の特許文献1乃至3に記載の技術では、現在位置における気象情報を取得することはできるものの、現在位置から離れた別の位置の局地的な気象情報を取得することはできないという問題があった。
また、上述の特許文献4に記載の技術では、局地的な気象予測の精度を改善するためには、対象となる地域を絞り込み、局地的にGPS基地局を設置することで、空間スケールの小さい現象に適合した気象予測システムとする可能性は考えられるものの、実現するとなると日本全国の気象予測をするために日本各地に数多くのGPS基地局を設置しなければならず、そのうえ予測精度を向上させるためにはGPS基地局の数をさらに増やしていかなければならず、莫大な費用と労力を費やすことになるという問題があった。
そこで本発明は、現在位置だけでなく別の位置からも局地的な気象情報を取得することができるとともに、気象予測の精度を向上させるために必要な費用や労力を軽減することができる気象予測システム及び気象予測携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の気象予測システムは、
ネットワークに接続された基地局及びGPS予測基地と、前記基地局に接続可能な携帯端末とを備えた気象予測システムであって、
前記GPS予測基地は、
ネットワークと接続して情報の送受信を行う通信部と、
前記基地局に対して少なくとも一定区域内の携帯端末をサーチさせるためのサーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部と、
前記通信部で受信した前記携帯端末の自己測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて局地的な気象予測を行う気象予測処理部とを有し、
前記基地局は、
ネットワークと接続して情報の送受信を行う通信部と、
一定区域内の携帯端末と情報の送受信を行う無線送受信部と、
前記通信部において前記サーチ要求を受信すると、一定区域内の前記携帯端末のサーチを行うサーチ処理部と、
前記サーチ処理部においてサーチされた1以上の携帯端末に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部とを有し、
前記携帯端末は、
前記基地局に接続し、前記GPS予測基地と情報の送受信を行う無線送受信部と、
GPS衛星からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部と、
前記無線送受信部において前記送信要求を受信すると、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出するよう前記GPS部の制御を行うとともに、当該検出された自己測位情報及び気象予測に必要な情報を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う通信情報結果処理部とを有すること
を特徴とする気象予測システムである。
本発明の気象予測携帯端末は、
基地局に接続し、GPS予測基地と情報の送受信を行う無線送受信部と、
GPS衛星からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部と、
前記無線送受信部において自己測位情報及び気象予測に必要な情報に関する送信要求を受信すると、前記GPS部において受信した自己測位情報及び気象予測に必要な情報をGPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う通信情報結果処理部とを有すること
を特徴とする気象予測携帯端末である。
本発明によれば、現在位置だけでなく別の位置からも局地的な気象情報を取得することができるとともに、気象予測の精度を向上させるために必要な費用や労力を軽減することができる。
本発明の基本的構成に係るシステム図である。 携帯端末の構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る構成図である。 気象予測結果情報の確認画面の表示例を示す模式図である。 付記1の構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の基本的構成に係るシステム図、図2は携帯端末101の構成を説明するブロック図である。
図1に示すように、本発明に係る気象予測システムは、基本的構成として、ネットワーク124に通信可能に接続された基地局119及びGPS予測基地121と、基地局119に通信可能に接続可能な携帯端末101とを備える。
ここで、携帯端末101はGPS電波を受信する機能を有する携帯端末装置又はシステムであり、例えば携帯電話機、PHS、携帯情報端末等の携帯機器、カーナビシステム等のナビシステム、その他のGPS電波を受信する機能を有する携帯端末装置及びシステム等が該当する。以下では、携帯端末101として携帯情報端末に適用して説明する。
ネットワーク124は公衆回線網等の広域通信ネットワークであり、複数のネットワークサーバ120を中継点としている。また、有線ネットワークに限らず、無線ネットワークも含まれる。
携帯端末101は、図2に示すように、制御部104、アンテナ102、無線送受信部103、スピーカ105、マイクロホン106、操作部107、表示部108、内部記憶部109、音楽再生処理部110、充電電源制御部111、充電式電池112、非接触通信処理部113、カメラ部114、GPS部115、外部記憶部116、DTV部117等を備える。
制御部104は携帯端末101の本来の動作に必要な各種の制御処理及び演算処理を行う他、気象予測システムの動作に必要な各種の制御処理等を行う装置であり、図示しないが、CPU、RAM及びROM等から構成されている。
CPUは中央処理装置であり、各種のプログラム、データ等を読込み、制御処理及び演算処理を実行する。RAMはランダムアクセスメモリであり、CPUが読み込むプログラム及びデータを一時的に記憶するワーキングメモリとして使用される。ROMはリードオンリメモリであり、各種の制御プログラム及びデータを製造時(又は出荷時)から記憶している。
制御部104には、図2に示すように、処理部104a、通信情報結果処理部104b、要求送出制御部104c等が含まれている。
処理部104aは、後述する無線送受信部103において情報を受信すると、当該情報を各部において処理可能となるように編集、加工、変換等の処理を行い、通信情報結果処理部104bへ送信する処理を行う。例えば、無線送受信部103において自己測位情報及び気象予測に必要な情報に関する送信要求を受信すると、通信情報結果処理部104bにその旨を送信する処理を行う。また、無線送受信部において受信した気象予測結果情報を表示部108において表示可能となるように編集、加工、変換等の各種処理を行う。
通信情報結果処理部104bは、後述するGPS部115において処理した情報、処理部104aにおいて処理した情報を各部において処理させるための制御を行う。例えば、処理部104aから送信要求があった旨を受信すると、GPS電波を受信して自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出するようにGPS部115の制御を行う。また、処理部104aから気象予測結果情報を受信すると、当該気象予測結果情報を表示させるために表示部108の制御を行う。
要求送出制御部104cは、操作部107において気象予測地点を指定する操作入力があると、GPS予測基地121に対して当該地点を含む区域の気象予測結果情報を送信させるための気象予測結果送信要求を送信するように無線送受信部103の制御を行う。
GPS部115はアンテナ102を介してGPS衛星122からのGPS電波を受信し、制御部104で処理可能な情報を検出する処理を行うインタフェースとなる装置である。例えば、GPS衛星122からGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、当該検出した自己測位情報及び気象予測に必要な情報を通信情報結果処理部104bに送信する。
無線送受信部103はアンテナ102を介して電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に接続し、無線による情報の送受信を行うインタフェースとなる装置である。例えば、無線送受信部103はアンテナ102を介して電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に接続し、GPS予測基地121からの情報を受信し、当該情報を処理部104aに送信する。また、アンテナ102を介して電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に接続し、GPS部115において受信したGPS電波から検出された自己測位情報及び気象予測に必要な情報をGPS予測基地121へ送信する。
アンテナ102は携帯端末101が基地局119やGPS衛星122との無線通信を行うためのアンテナであり、外部アンテナに限らず内蔵アンテナも該当する。スピーカ105は音声、着信音、警告音等を出力する出力装置である。マイクロホン106は音声を入力する入力装置である。操作部107は気象予測する地点を指定するための入力等の各種操作に使用する入力装置である。例えば、テンキー、各種ファンクションキー等の他、タッチセンサを有するディスプレイ装置において当該タッチセンサに対応付けられて表示される操作画像も該当する。表示部108は気象予測結果情報や携帯端末101の動作状態等の各種情報を表示するディスプレイ装置である。例えば、液晶、有機EL等の表示パネル、タッチセンサを有する表示パネル等が該当する。内部記憶部109は音楽データ、画像データ等の各種情報を記憶するために内蔵されているメモリ装置である。例えば、フラッシュメモリ等のリードライト可能な不揮発メモリが該当する。音楽再生処理部110は音楽再生に関する各種処理を行う装置である。充電電源制御部111は充電制御及び各部の電源制御処理を行う装置である。充電式電池112は携帯端末101の主電源として電源供給する二次電池であり、充電することにより何度でも電池として使用することができる。非接触通信処理部113は非接触通信システムの信号の送受信を行う装置である。カメラ部114はCMOSイメージセンサ等により画像を撮影し、ディジタル画像処理等の各種処理を行う装置である。外部記憶部116は音楽データ、画像データ等の各種情報を記憶するためのメモリ装置である。例えば、SDカード等の着脱可能な記憶媒体が該当する。DTV部117はワンセグ等のディジタルテレビ放送を視聴するための各種処理を行う装置である。
基地局119は、図示しないが、通信部、無線通信部、サーチ処理部、要求送出制御部等を備える。
通信部はネットワーク124に接続して情報の送受信を行うインタフェースとなる装置である。
無線通信部はアンテナを介して電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101に接続して情報の送受信を行うインタフェースとなる装置である。なお、無線通信部と通信部とは相互接続し、携帯端末101とGPS予測基地121がネットワーク124を通じて情報の送受信を行うことができるようにする。
サーチ処理部は通信部においてGPS予測基地121からサーチ要求を受信すると、携帯端末101の端末識別番号、電話番号等のユーザ情報、携帯端末101の位置登録情報等を管理するデータベース、例えばホームロケーションレジスタに接続して、電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101のサーチを行う装置である。
要求送出制御部はサーチ処理部においてサーチされた携帯端末101に対して測位情報及び気象予測情報を取得させ、GPS予測基地121へ送信させるための送信要求を送信するように無線通信部の制御を行う装置である。
GPS予測基地121は、通信機能を有することにより、複数の観測所からネットワーク124を通じて気象予測に必要な観測データを取得し、当該データに基づいて各種の解析処理やデータ管理等を行う高性能コンピュータシステムであり、図示しないが、通信部、要求送出制御部、気象予測処理部、気象予測記録部、気象予測結果送出制御部等を備える。
気象予測処理部は様々な観測データ等を用いて気象予測処理を行う装置である。例えば、通信部において受信した観測データや、携帯端末101がGPS機能を利用して取得した測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて気象予測処理を行う。
ここで、上述の気象予測処理は数値予測により行われる。一般に、数値予測は大気を小領域の要素に分割する要素分割や格子状に分割する格子分割を行い、大気を3次元の計算空間に適合させ、気象予測モデルとして定式化された微分方程式を、大気の状態を表す物理量(例えば、気温、気圧、風速、水蒸気量等)を初期値として計算する手法により行われており、気象予測処理部において行う気象予測処理もこれと同様である。
上述の数値予測では、初期値として様々な観測所等からネットワーク124を通じて取得した観測データを使用する。ただし、水蒸気量の初期値については、GPS衛星122から地上に到達する電波の伝播速度は大気中に含まれる水蒸気量が多いほど遅くなるという性質に着目し、携帯端末101の鉛直上方の可降水量として算出される水蒸気データを用いる。
上述の水蒸気データは、GPS電波が地上の携帯端末101に到達するまでの時間及び測位情報を携帯端末101で測定し、ネットワーク124を通じて、当該携帯端末101で測定した情報と地殻変動の調査用に全国各地に設置されているGPS受信機のデータとを比較することにより算出される。この水蒸気データを用いることにより、水蒸気量の初期値を詳細にあらわすことができ、気象予測の精度を向上させることができる。
通信部はネットワーク124に接続して情報の送受信を行うインタフェースとなる装置である。
要求送出制御部は、携帯端末101からの気象予測結果送信要求に応じ又は自発的に、基地局119に対して電波の届く一定区域内の携帯端末101をサーチさせるためのサーチ要求を送信するように通信部の制御を行う装置である。なお、この要求送出制御部において、上述のサーチ要求のみではなく、基地局119においてサーチされた1以上の携帯端末101に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を取得させ、GPS予測基地121へ送信させるための送信要求を送信するように通信部の制御を行うようにしても良い。
気象予測記録部は前記気象予測処理部による予測結果を新規の又は更新された気象予測結果情報として記録するデータベースである。
気象予測結果送出制御部は気象予測処理部において予測された気象予測結果情報を気象予測結果送信要求を行った携帯端末101へ送信するように通信部の制御を行う。
図1を参照して、本発明の基本的構成に係るシステムの動作について説明する。
まず、携帯端末のユーザ123が当該携帯端末101の操作部107において現在位置を気象予測地点として指定する気象予測操作を行うと、当該携帯端末101は電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に接続し、ネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ気象予測結果送信要求を送信する。
次いで、GPS予測基地121は携帯端末101から現在位置を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を受信すると、データベースに当該携帯端末101の現在位置を含む区域の気象予測結果情報の記録があるか否かを確認する。
当該携帯端末101の現在位置を含む区域の気象予測結果情報の記録があり、かつ、当該気象予測結果情報の記録時からの保持時間が一定時間を経過していない場合には、当該気象予測結果情報を当該携帯端末101へ配信する。
当該携帯端末101の現在位置を含む区域の気象予測結果情報の記録がない場合又は記録はあるが気象予測結果情報の記録時からの保持時間が所定時間を経過している場合には、GPS予測基地121は、当該携帯端末101の電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に対して携帯端末101をサーチさせるためのサーチ要求を送信する。
なお、上述のように、GPS予測基地121はサーチ要求のみではなく、当該サーチされた携帯端末101に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信することとしても良い。
次いで、基地局119は少なくともサーチ要求を受信すると、電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101をサーチし、当該サーチされた携帯端末101に接続し、送信要求を送信する。
次いで、携帯端末101は送信要求を受信すると、GPS衛星122からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、当該検出した自己測位情報及び気象予測に必要な情報を電波の届く一定区域内にある基地局119からネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ送信する。
次いで、GPS予測基地121は携帯端末101から電波の届く一定区域内にある基地局119、ネットワーク124を経由して受信した当該携帯端末101の測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて気象予測処理を行う。次いで、指定された気象予測地点を含む区域の気象予測結果である気象予測結果情報をデータベースに新規に又は更新して記録するとともに、気象予測結果送信要求をした携帯端末101へ当該気象予測結果情報を配信する。
次いで、携帯端末101は、受信した気象予測結果情報の編集、加工、変換等の各種処理を行い、例えば図5に示すように、当該処理後の気象予測結果情報を表示部108において表示する。これにより、携帯端末のユーザ123は現在位置を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。なお、表示部108において気象予測結果情報を表示する以外に、スピーカ105から当該気象予測結果情報を音声で知らせても良い。
このように、携帯端末101は、上述の構成により、電波の届く一定区域内にある基地局119に接続し、ネットワーク124を経由して、GPS予測基地121、他の携帯端末101等と通信を行うことができる。また、これとは別にGPS衛星122と通信を行うことができる。
また、携帯端末101は、上述の構成により、送信要求を受信すると、GPS衛星122からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、当該検出した自己測位情報及び気象予測に必要な情報を電波の届く一定区域内にある基地局119、ネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ送信することができる。
また、携帯端末101は、上述の構成により、操作部107において気象予測地点を指定する気象予測操作が行われると、当該携帯端末101は電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119に接続し、ネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ気象予測結果送信要求を送信することができる。
また、携帯端末101は、上述の構成により、GPS予測基地121からの気象予測結果情報を受信すると、当該気象予測結果情報の編集、加工、変換等の各種処理を行い、当該処理後の気象予測結果情報を表示部108において表示することができる。なお、表示部108において気象予測結果情報を表示する以外に、スピーカ105で当該気象予測結果情報を音声出力しても良い。また、設定により、例えば雨が降りだす前にスピーカ105を鳴らし、振動させ、又は表示して知らせるようにしても良い。
また、基地局119は、上述の構成により、ネットワーク124に接続するとともに、電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101に接続し、携帯端末101とネットワーク124の通信を中継することができる。
また、基地局119は、上述の構成により、サーチ要求を受信すると、電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101をサーチし、送信要求を当該サーチされた携帯端末101へ送信することができる。
また、GPS予測基地121は、上述の構成により、携帯端末101からの気象予測結果送信要求に応じ又は自発的に、基地局119に対して電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある携帯端末101をサーチさせることができる。
さらに、GPS予測基地121は、上述の構成により、当該サーチされた携帯端末101から、基地局119、ネットワーク124を経由して送信された当該携帯端末101の自己測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて局地的な気象予測を行うことができる。
すなわち、GPS予測基地121は携帯端末101のGPS機能を利用した遠隔操作により測位情報及び気象予測に必要な情報を受信収集して局地的な気象予測を行うことができる。
また、GPS予測基地121は、上述の構成により、局地的な気象予測を行い、予測結果を新規の又は更新された気象予測結果情報として記録しておくことができる。
また、GPS予測基地121は、上述の構成により、局地的な気象予測を行い、予測結果である気象予測結果情報を携帯端末101に配信することができる。
なお、GPS予測基地121は、上述の構成において、サーチ要求のみではなく、サーチ要求を受信した基地局119においてサーチされた携帯端末101に対して送信要求を送信することとしても良い。また、この場合には、当該サーチされた複数の携帯端末101a、101b、101c、101d等に対して送信要求を送信しても良い。これにより、気象予測の精度を向上させることができる。
また、GPS予測基地121は、上述の構成において、定期的に基地局119に対してサーチ要求を送信しても良い。これにより、気象予測の精度を向上させることができる。
また、GPS予測基地121は、上述の構成において、予測結果である気象予測結果情報を更新履歴としてデータベースに記録しても良い。これにより、気象予測の精度を向上させることができる。
したがって、本発明の基本的構成によれば、携帯端末のユーザ123は携帯端末101において現在位置を気象予測地点として指定する操作入力を行うことにより、現在位置を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。すなわち、携帯端末のユーザ123は現在位置の局地的な気象予測結果情報を取得することができる。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る構成図であり、図1で説明した基本的構成を拡張したものである。
この第1の実施形態では、日本全国の気象予測をするために基地局119a、基地局119b、基地局119c及び基地局119dが複数配置されており、具体的には、各基地局119a、119b、119c、119dは相当距離を置いて、例えば博多駅(筑紫口)交差点、名古屋駅交差点、大阪駅前交差点及び東京駅中央***差点に配置されている。
これらの配置場所は、図3ではそれぞれa地点、b地点、c地点及びd地点で示している。
また、これらの基地局119a、基地局119b、基地局119c及び基地局119dは、図1で示した基本的構成と同様に構成されているものであり、ここでは便宜上、同種の符号として分かりやすくするために119(ただし、abcdで区分している。)を付して表している。
図3に示すように、第1の実施形態に係る気象予測システムは、大概すると、ネットワーク124に通信可能に接続されたGPS予測基地121並びにa地点、b地点、c地点及びd地点の各地点に設置された基地局119a、119b、119c、119dと、各基地局119a、119b、119c、119dから電波の届く一定区域内にある携帯端末101a、101b、101c、101dとを備える。
なお、各携帯端末101a、101b、101c、101dは電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある基地局119に無線により接続可能であり、携帯端末101が通信しながら移動している場合には最も受信感度の高い基地局119a、119b、119c、119dに接続先を自動的に切り替えることにより通信を続けることができる。
第1の実施形態に係る気象予測システムでは、上述の構成により、携帯端末101の操作部107において現在位置から相当距離を置いた別の地点を気象予測地点として指定する気象予測操作を行うと、当該携帯端末101へGPS予測基地121から当該別の地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報が配信される。
図3を参照して、第1の実施形態に係る動作について説明する。
まず、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aが当該携帯端末101aの操作部107においてb地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測操作を行うと、当該携帯端末101aは電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119aに接続し、ネットワーク124を経由してGPS予測基地121へb地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を送信する。
次いで、GPS予測基地121はa地点近傍の携帯端末101aからb地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を受信すると、データベースにb地点を含む区域の気象予測結果情報の記録があるか否かを確認する。
b地点を含む区域の気象予測結果情報の記録があり、かつ、当該気象予測結果情報の記録時からの保持時間が一定時間を経過していない場合には、当該気象予測結果情報をa地点近傍の携帯端末101aへ配信する。
b地点を含む区域の気象予測結果情報の記録がない場合又は記録はあるが気象予測結果情報の記録時からの保持時間が所定時間を経過している場合には、GPS予測基地121は、b地点の基地局119bに対して電波の届く一定区域内にある携帯端末101bをサーチさせるためのサーチ要求を送信する。
なお、GPS予測基地121はサーチ要求のみでなく、当該サーチされた携帯端末101bに対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信することとしても良い。
次いで、基地局119bは少なくともサーチ要求を受信すると、電波の届く一定区域内にある携帯端末101bをサーチし、当該サーチされた携帯端末101bに接続し、送信要求を送信する。
なお、上述の送信要求については、サーチ要求を受信した基地局119bが単独で送信することとしても良い。また、GPS予測基地121が送信することとしても良い。
次いで、携帯端末101bは送信要求を受信すると、GPS衛星122からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、当該検出した自己測位情報及び気象予測に必要な情報をb地点の基地局119bからネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ送信する。
次いで、GPS予測基地121は携帯端末101bからb地点の基地局119b、ネットワーク124を経由して受信した当該携帯端末101bの自己測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいてb地点を含む区域の気象予測処理を行う。次いで、予測結果であるb地点を含む区域の気象予測結果情報をデータベースに記録するとともに、当該気象予測結果情報をa地点の携帯端末101aへ配信する。
次いで、a地点近傍の携帯端末101aは、受信したb地点を含む区域の気象予測結果情報の編集、加工、変換等の各種処理を行い、例えば図5に示すように、当該処理後の気象予測結果情報を表示部108において表示する。これにより、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aはb地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。なお、表示部108においてb地点を含む区域の気象予測結果情報を表示する以外に、スピーカ105で当該気象予測結果情報を音声で知らせても良い。
このように、第1の実施形態によれば、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aは当該携帯端末101aにおいてb地点近傍を気象予測地点として指定する操作入力を行うことにより、b地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。すなわち、携帯端末のユーザ123は現在位置から距離を置いた別の地点の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。
また、第1の実施形態によれば、GPS予測基地121はa地点近傍の携帯端末101aからb地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を受信すると遠隔操作を行い、b地点の基地局119bから電波の届く一定区域内にある携帯端末101bのGPS機能を利用して当該携帯端末101bの測位情報及び気象予測に必要な情報を受信収集することができる。これにより、気象予測の精度を向上させるために数多くのGPS基地局121を新たに配置せずに済むので、費用や労力を軽減することができる。
なお、第1の実施形態において、基地局119はa地点、b地点、c地点及びd地点に設置されたもののみに限らず、例えば、日本各地のe地点、f地点、g地点、h地点等にも増設しても良い。これにより、局地的な気象予測の精度を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照して説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る構成図である。
第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に、日本全国の気象予測をするために基地局119a、基地局119b、基地局119c及び基地局119dが複数配置されている。
これらの配置場所は、図4でもそれぞれa地点、b地点、c地点及びd地点で示している。
また、これらの基地局119a、基地局119b、基地局119c及び基地局119dは、第1の実施形態と同様に、便宜上、同種の符号として分かりやすくするために119(ただし、abcdで区分している。)を付して表している。
ただし、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、c地点の基地局119cから電波の届く一定区域内に携帯端末101c−1と携帯端末101c−2の複数がある。
また、携帯端末101c−1と携帯端末101c−2は、便宜上、同種の符号として分かりやすくするために101(ただし、c−1、c−2で区分している。)を付して表している。
図4に示すように、第2の実施形態に係る気象予測システムは、大概すると、ネットワーク124に通信可能に接続されたGPS予測基地121並びにa地点、b地点、c地点及びd地点の各地点に設置された基地局119a、119b、119c、119dと、各基地局119a、119b、119c、119dから電波の届く一定区域内にある携帯端末101a、101b、101c−1、101c−2、101dとを備える。
なお、各携帯端末101a、101b、101c−1、101c−2、101dは電波の届く一定区域内、例えば半径100メートル以内にある基地局119に接続可能であり、携帯端末101が通信しながら移動している場合には最も受信感度の高い基地局119a、119b、119c、119dに接続先を自動的に切り替えることにより通信を続けることができる。
第2の実施形態に係る気象予測システムでは、上述の構成により、携帯端末101の操作部107において現在位置から相当距離を置いた別の地点を気象予測地点として指定する気象予測操作を行うと、当該携帯端末101へGPS予測基地121から当該別の地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報が配信される。
また、第2の実施形態に係る気象予測システムでは、上述の構成により、GPS予測基地121はc地点の基地局119cから電波の届く一定区域内にある携帯端末101c−1と携帯端末101c−2の複数に対して遠隔操作を行い、各携帯端末101c−1、101c−2から測位情報及び気象予測に必要な情報を受信収集し、当該情報に基づいて気象予測を行うことができる。
図4を参照して、第2の実施形態に係る動作について説明する。
まず、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aが当該携帯端末101aの操作部107においてc地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測操作を行うと、当該携帯端末101aは電波の届く一定区域内にある最も受信感度の高い基地局119aに接続し、ネットワーク124を経由してGPS予測基地121へc地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を送信する。
次いで、GPS予測基地121はa地点近傍の携帯端末101aからc地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を受信すると、データベースにc地点を含む区域の気象予測結果情報の記録があるか否かを確認する。
c地点を含む区域の気象予測結果情報の記録があり、かつ、当該気象予測結果情報の記録時からの保持時間が一定時間を経過していない場合には、当該気象予測結果情報をa地点近傍の携帯端末101aへ配信する。
c地点を含む区域の気象予測結果情報の記録がない場合又は記録はあるが気象予測結果情報の記録時からの保持時間が一定時間を経過している場合には、GPS予測基地121は、c地点の基地局119cに対して電波の届く一定区域内にある1以上の携帯端末をサーチさせるためのサーチ要求を送信する。
なお、上述のように、GPS予測基地121はサーチ要求のみではなく、当該サーチされた複数の携帯端末、例えば携帯端末101c−1と携帯端末101c−2の各々に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信することとしても良い。
次いで、c地点の基地局119cは少なくともサーチ要求を受信すると、電波の届く一定区域内にある1以上の携帯端末をサーチする。サーチした結果、携帯端末101c−1と携帯端末101c−2の複数を検出した場合には、各携帯端末101c−1、101c−2に接続し、送信要求を送信する。
なお、上述の送信要求については、サーチ要求を受信した基地局119cが単独で送信することとしても良い。また、GPS予測基地121が送信することとしても良い。
次いで、各携帯端末101c−1、101c−2は送信要求を受信すると、GPS衛星122からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出し、当該検出した自己測位情報及び気象予測に必要な情報をc地点の基地局119cからネットワーク124を経由してGPS予測基地121へ送信する。
次いで、GPS予測基地121は、各携帯端末101c−1、101c−2から基地局119c、ネットワーク124を経由して受信した当該情報に基づいて気象予測処理を行い、予測結果である気象予測結果情報をデータベースに記録するとともに、当該気象予測結果情報をa地点近傍の携帯端末101aへ配信する。
次いで、a地点近傍の携帯端末101aは、受信したc地点を含む区域の気象予測結果情報の編集、加工、変換等の各種処理を行い、例えば図5に示すように、当該処理後の気象予測結果情報を表示部108において表示する。これにより、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aはc地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。なお、表示部108においてc地点を含む区域の気象予測結果情報を表示する以外に、スピーカ105で当該気象予測結果情報を音声で知らせても良い。
このように、第2の実施形態によれば、a地点近傍の携帯端末のユーザ123aは当該携帯端末101aにおいてc地点近傍を気象予測地点として指定する操作入力を行うことにより、c地点を含む区域の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。すなわち、携帯端末のユーザ123は現在位置から距離を置いた別の地点の局地的な気象予測結果情報を確認することができる。
また、第2の実施形態によれば、GPS予測基地121はa地点近傍の携帯端末101aからc地点近傍を気象予測地点として指定する気象予測結果送信要求を受信すると遠隔操作を行い、c地点の基地局119cから電波の届く一定区域内にある携帯端末101c−1と携帯端末101c−2のGPS機能を利用してこれらから測位情報及び気象予測に必要な情報を受信収集することができる。これにより、気象予測の精度を向上させるために数多くのGPS基地局121を新たに配置せずに済むので、費用や労力を軽減することができる。
また、第2の実施形態によれば、c地点の基地局119cにおいて携帯端末101c−1と携帯端末101c−2の複数がサーチされた場合には、GPS予測基地121は各携帯端末101c−1、101c−2から受信した測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて気象予測処理を行うので、局地的な気象予測の精度を向上させることができる。
なお、第2の実施形態において、基地局119はa地点、b地点、c地点及びd地点に設置されたもののみに限らず、例えば、日本各地のe地点、f地点、g地点、h地点等にも増設しても良い。これにより、局地的な気象予測の精度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、携帯端末101として携帯情報端末に適用した例であるが、携帯電話機、PHS等の携帯機器、カーナビシステム等のナビシステム、その他のGPS電波を受信する機能を有する携帯端末機器及びシステム等にも幅広く適用することができる。
以下、本発明の特徴を付記する。
なお、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図6は、付記1の構成図である。この図に示すように、付記1記載の発明は、
ネットワーク124に接続された基地局119及びGPS予測基地121と、前記基地局119に接続可能な携帯端末101とを備えた気象予測システムであって、
前記GPS予測基地121は、
ネットワーク124と接続して情報の送受信を行う通信部201と、
前記基地局119に対して少なくとも一定区域内の携帯端末101をサーチさせるためのサーチ要求を送信するように前記通信部201の制御を行う要求送出制御部202と、
前記通信部201で受信した前記携帯端末101の自己測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて局地的な気象予測を行う気象予測処理部203とを有し、
前記基地局119は、
ネットワーク124と接続して情報の送受信を行う通信部301と、
一定区域内の携帯端末101との情報の送受信を行う無線送受信部302と、
前記通信部301において前記サーチ要求を受信すると、一定区域内の前記携帯端末101のサーチを行うサーチ処理部303と、
前記サーチ処理部303においてサーチされた1以上の携帯端末101に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信するように前記無線送受信部302の制御を行う要求送出制御部304とを有し、
前記携帯端末101は、
前記基地局119に接続し、前記GPS予測基地121との情報の送受信を行う無線送受信部401と、
GPS衛星122からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部402と、
前記無線送受信部401において前記送信要求を受信すると、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出するよう前記GPS部402の制御を行うとともに、当該検出された自己測位情報及び気象予測に必要な情報を前記GPS予測基地121へ送信するように前記無線送受信部401の制御を行う通信情報結果処理部403とを有すること
を特徴とする気象予測システムである。
(付記2)
前記携帯端末は、
気象予測地点を指定する操作入力が可能な操作部と、
前記操作部において気象予測地点を指定する操作入力があると、前記GPS予測基地に対して当該指定地点の気象予測結果情報を送信させるための気象予測送信要求を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部と、
前記無線送受信部において受信した前記気象予測結果情報の表示を行う表示部とを更に有するとともに、
前記通信情報結果処理部は更に前記気象予測結果情報を表示するように前記表示部の制御を行い、
前記GPS予測基地は、
前記気象予測結果情報を記録するための気象予測記録部と、
前記気象予測結果情報を前記気象予測送信要求を行った携帯端末へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う気象予測結果送出制御部とを有するとともに、
前記要求送出制御部は更に前記気象予測送信要求を受信した場合に、前記気象予測記録部に記録された気象予測結果情報の記録時からの保持時間が所定時間を経過していると判断した場合には、前記基地局に対して少なくともサーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行うこと
を特徴とする請求項1に記載の気象予測システムである。
(付記3)
前記GPS予測基地は、
前記気象予測記録部が前記気象予測結果情報を更新履歴として記録を行うこと
を特徴とする付記1又は付記2のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記4)
前記GPS予測基地は、
定期的に、前記基地局に対して少なくとも前記サーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部を有すること
を特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記5)
前記GPS予測基地は、
1以上の基地局に対して少なくとも前記サーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部を有すること
を特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記6)
前記基地局は、
日本各地に複数設けられていること
を特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記7)
前記携帯端末は、
前記表示部がタッチセンサを有するディスプレイ装置であり、前記タッチセンサに対応付けられた操作画像の表示を行うとともに、
前記操作部が前記操作画像であること
を特徴とする付記1乃至付記6のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記8)
前記携帯端末は、
前記気象予測結果情報の音声出力を行うスピーカを更に有すること
を特徴とする付記1乃至付記7のいずれかに記載の気象予測システムである。
(付記9)
基地局に接続し、GPS予測基地と情報の送受信を行う無線送受信部と、
GPS衛星からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部と、
前記無線送受信部において自己測位情報及び気象予測に必要な情報に関する送信要求を受信すると、前記GPS部において受信した自己測位情報及び気象予測に必要な情報をGPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う通信情報結果処理部とを有すること
を特徴とする気象予測携帯端末である。
(付記10)
気象予測位置を指定する操作入力が可能な操作部と、
前記操作部において気象予測地点を指定する操作入力があると、前記GPS予測基地に対して当該指定地点の気象予測結果情報を送信させるための気象予測送信要求を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部と、
前記無線送受信部において受信した前記気象予測結果情報の表示を行う表示部とを更に有するとともに、
前記通信情報結果処理部は更に前記気象予測結果情報を表示するように前記表示部の制御を行うこと
を特徴とする付記9に記載の気象予測携帯端末である。
101、101a、101b、101c、101c−1、101c−2、101d 携帯端末(無線送受信部、GPS部、通信情報結果処理部)
102 アンテナ
103 無線送受信部
104 制御部
104a 処理部
104b 通信情報結果処理部
104c 要求送出制御部
105 スピーカ
107 操作部
108 表示部
115 GPS部
119、119a、119b、119c、119d 基地局(通信部、無線送受信部、サーチ処理部、要求送出制御部)
120 ネットワークサーバ
121 GPS予測基地(通信部、要求送出制御部、気象予測処理部)
122 GPS衛星
123、123a 携帯端末のユーザ
124 ネットワーク

Claims (10)

  1. ネットワークに接続された基地局及びGPS予測基地と、前記基地局に接続可能な携帯端末とを備えた気象予測システムであって、
    前記GPS予測基地は、
    ネットワークと接続して情報の送受信を行う通信部と、
    前記基地局に対して少なくとも一定区域内の携帯端末をサーチさせるためのサーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部と、
    前記通信部で受信した前記携帯端末の自己測位情報及び気象予測に必要な情報に基づいて局地的な気象予測を行う気象予測処理部とを有し、
    前記基地局は、
    ネットワークと接続して情報の送受信を行う通信部と、
    一定区域内の携帯端末と情報の送受信を行う無線送受信部と、
    前記通信部において前記サーチ要求を受信すると、一定区域内の前記携帯端末のサーチを行うサーチ処理部と、
    前記サーチ処理部においてサーチされた1以上の携帯端末に対して測位情報及び気象予測に必要な情報を送信させるための送信要求を送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部とを有し、
    前記携帯端末は、
    前記基地局に接続し、前記GPS予測基地と情報の送受信を行う無線送受信部と、
    GPS衛星からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部と、
    前記無線送受信部において前記送信要求を受信すると、自己測位情報及び気象予測に必要な情報を検出するよう前記GPS部の制御を行うとともに、当該検出された自己測位情報及び気象予測に必要な情報を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う通信情報結果処理部とを有すること
    を特徴とする気象予測システム。
  2. 前記携帯端末は、
    気象予測地点を指定する操作入力が可能な操作部と、
    前記操作部において気象予測地点を指定する操作入力があると、前記GPS予測基地に対して当該指定地点の気象予測結果情報を送信させるための気象予測送信要求を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部と、
    前記無線送受信部において受信した前記気象予測結果情報の表示を行う表示部とを更に有するとともに、
    前記通信情報結果処理部は更に前記気象予測結果情報を表示するように前記表示部の制御を行い、
    前記GPS予測基地は、
    前記気象予測結果情報を記録するための気象予測記録部と、
    前記気象予測結果情報を前記気象予測送信要求を行った携帯端末へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う気象予測結果送出制御部とを有するとともに、
    前記要求送出制御部は更に前記気象予測送信要求を受信した場合に、前記気象予測記録部に記録された気象予測結果情報の記録時からの保持時間が所定時間を経過していると判断した場合には、前記基地局に対して少なくともサーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の気象予測システム。
  3. 前記GPS予測基地は、
    前記気象予測記録部が前記気象予測結果情報を更新履歴として記録を行うこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の気象予測システム。
  4. 前記GPS予測基地は、
    定期的に、前記基地局に対して少なくとも前記サーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の気象予測システム。
  5. 前記GPS予測基地は、
    1以上の基地局に対して少なくとも前記サーチ要求を送信するように前記通信部の制御を行う要求送出制御部を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の気象予測システム。
  6. 前記基地局は、
    日本各地に複数設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の気象予測システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記表示部がタッチセンサを有するディスプレイ装置であり、前記タッチセンサに対応付けられた操作画像の表示を行うとともに、
    前記操作部が前記操作画像であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の気象予測システム。
  8. 前記携帯端末は、
    前記気象予測結果情報の音声出力を行うスピーカを更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の気象予測システム。
  9. 基地局に接続し、GPS予測基地と情報の送受信を行う無線送受信部と、
    GPS衛星からのGPS電波を受信し、自己測位情報及び気象予測に必要な情報の検出を行うGPS部と、
    前記無線送受信部において自己測位情報及び気象予測に必要な情報に関する送信要求を受信すると、前記GPS部において受信した自己測位情報及び気象予測に必要な情報をGPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う通信情報結果処理部とを有すること
    を特徴とする気象予測携帯端末。
  10. 気象予測位置を指定する操作入力が可能な操作部と、
    前記操作部において気象予測地点を指定する操作入力があると、前記GPS予測基地に対して当該指定地点の気象予測結果情報を送信させるための気象予測送信要求を前記GPS予測基地へ送信するように前記無線送受信部の制御を行う要求送出制御部と、
    前記無線送受信部において受信した前記気象予測結果情報の表示を行う表示部とを更に有するとともに、
    前記通信情報結果処理部は更に前記気象予測結果情報を表示するように前記表示部の制御を行うこと
    を特徴とする請求項9に記載の気象予測携帯端末。
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