JP2012217360A - 播種機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】播種装置14を低位置で支持する低位置支持構造116・145を備えると共に、作条爪15の上部または直上方に、該作条爪15内を通って播種溝に連通する連通孔76b・上部開口15dを設け、該連通孔76b・上部開口15dの直上近接空間に前記播種装置14からの種子93の繰出口91aを配置した。
【選択図】 図6
Description
すなわち、請求項1においては、前後に前輪と後輪を支承した機体フレームに播種装置と作溝具とを設けた播種機において、前記播種装置を低位置で支持する低位置支持構造を備えると共に、前記作溝具の上部または直上方に、該作溝具内を通って播種溝に連通する開口を設け、該開口の直上近接空間に前記播種装置からの種子の繰出口を配置したものである。
請求項2においては、前記低位置支持構造は、前記機体フレームにおいて、前輪支承部と後輪支承部の少なくとも一方から播種装置に向かって下方に傾斜する傾斜部と、該傾斜部に略水平に連設する水平部とを有し、該水平部の少なくとも一部に前記播種装置を支持するものである。
請求項3においては、前記繰出口から開口にかけて、側面カバー部材を設けるものである。
請求項4においては、前記作溝具には、側面視で後ろ斜め下方へ延びる閉塞下縁を設けた正面視V字状の作溝部を設けるものである。
請求項5においては、前記作溝部からは、左右一対の側板部を後方に二股状に開き、該側板部に、下方へ付勢状態にある覆土部材を支持するものである。
すなわち、請求項1により、圃場面近傍に播種装置を支持した上で、該播種装置の繰出口と播種溝との間に作溝具のみを介在させるようにして、前記繰出口から播種溝内までの落下距離を大幅に短縮することができる。これにより、種子が播種溝内に衝突する際の反動を小さくし、該反動による種子の周囲への転動を防止することができ、点播のように高い播種精度が要求される播種作業にも十分に対応できる。更に、この種子転動防止に加え、繰出口と播種溝との間のガイド部材を不要にして、部品コストの低減やメンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項2により、機体フレームの形状を変更するだけで播種装置を圃場面近傍の低位置で支持することができ、低位置支持のための部材を別途に設ける必要がなく、部品コストの低減とメンテナンス性の向上を更に図ることができる。
請求項3により、繰出口から開口まで落下中の種子が、外部から吹き込む横風や泥土などによって飛散するのを防止することができ、所定量の種子が播種溝内に確実に導入され、播種精度が更に向上する。
請求項4により、作溝部を正面視V字状とすることにより、播種溝の底部を狭幅に形成することができる。これにより、該播種溝内での種子の左右方向への転動を確実に防止して、播種精度が更に向上する。また、正面視V字状であることから、作溝部の上部ほど左右外方に張り出しており、しかも、側面視で後ろ斜め下方へ延びることから、閉塞下縁は圃場面に徐々に切り込んでいくため、播種溝からの排出土は、上昇することなく左右外方に向かって円滑に押し出される。これにより、側面視で後ろ斜め上方に延びる閉塞前縁によって作溝する従来の作溝具と比べ、作溝に伴う土の上昇流を抑制することができ、前記繰出部や開口が排出土によって閉塞するのを防止して、播種作業の作業性が向上する。
請求項5により、覆土部材を支持するための支持部材を別途に設ける必要がなく、該支持部材の設置空間を省略することができ、より低位置で前記播種装置を支持し、前記繰出口から播種溝内までの落下距離を一層短縮することができる。更に、覆土部材を下方へ付勢状態とすることにより、覆土効果も高めることができる。
なお、図1の矢印Fで示す方向を播種機1の前進方向とし、後述する播種機1Aの場合も含め、以下で述べる各部材の位置や方向などはこの前進方向を基準とするものである。
該播種機1には、左右一対の機体フレーム2・3が配置され、このうちの左の機体フレーム2では、それを構成する前フレーム2aと後フレーム2bが、連結軸4Lを中心にして上下に屈曲可能に連結され、同様に、右の機体フレーム3でも、それを構成する前フレーム3aと後フレーム3bが、連結軸4Rを中心にして上下に屈曲可能に連結されている。そして、このうちの左右の前フレーム2a・3aの前部間に、駆動ローラ5のローラ軸7が支承される一方、左右の後フレーム2b・3bの後部間に、鎮圧ローラ6のローラ軸8が支承されている。
該播種深さ調節機構64は、前述の如く、屈曲可能な前記機体フレーム2・3と深さ調節具26とにより構成される。
図1、図5に示すように、該播種装置14は、上下が開口した種子ケース73の下部開口に、後斜め下方から繰出ロール74を挿嵌し、その上から、下繰出ケース91を覆設して構成される。
図4、図5に示すように、該繰出ベース13は、後方に開いた平面視U字状の切り欠き76aを後部に有する底板76と、該底板76の左右側縁から立設した左右一対の側板77・78と、左の側板77の左外側面に複数のボルト88によって締結固定されたギアケース79とを有する。
図4、図5に示すように、該作条爪15は、正面視で下方に向かって先細り形状に突出するV字状の作溝部15aと、該作溝部15aから二股状に後方に開いた左右一対の側板部15b・15cとから構成される。ここで、前記作溝部15aは、下縁が閉塞された部分(以下、「閉塞下縁」とする。)が後ろ斜め下方に傾斜配置された前閉塞下縁15a1と、該前閉塞下縁15a1よりも傾斜角の小さい後閉塞下縁15a2とから構成し、該閉塞下縁15a1・15a2が、前記圃場面110に対して徐々に切り込めるようにしている。
図7、図8に示すように、播種機1Aには、前後方向の機体フレーム121・122が左右に並列されると共に、該機体フレーム121・122の前部間に接地ローラ123のローラ軸125が支承される一方、機体フレーム121・122の後部間に鎮圧ローラ124のローラ軸126が支承されている。
図8乃至図10に示すように、前記播種装置着脱構造131は、前記繰出部14a側の第二係止突部14cと、該第二係止突部14cを挟持して機体フレーム121・122に取り付ける挟持体146とを備える。
図7、図8、図11に示すように、該低位置支持構造145においては、左の機体フレーム121は、前記鎮圧ローラ124を支承する支承部121bから後方に略水平に延出される後水平部155と、逆に支承部121bから播種装置14に向かって前斜め下方に傾斜する前傾部156と、該前傾部156の前端から前方に略水平に延出される前水平部157と、前記接地ローラ123を支承する支承部121aから播種装置14に向かって後斜め下方に傾斜する後傾部158とから構成される。
図9、図10に示すように、該作条爪15の前半部の上部は、取付板160によって閉塞されると共に、該取付板160を介して前記支持ロッド153の下端に固設されている。一方、作条爪15の後半部の上部は開口されたままであり、該上部開口15dが作条爪15内を通って播種溝に連通されている。これにより、前記播種装置14から繰り出された種子93は、上部開口15dから最短距離で播種溝内に到達することができる。
2・3・121・122 機体フレーム
2a2・3a2・121a 支承部(前輪支承部)
2b2・3b2・121b 支承部(後輪支承部)
5 駆動ローラ(前輪)
6・124 鎮圧ローラ(後輪)
11 前支持バー(水平部の少なくとも一部)
14 播種装置
15 作条爪(作溝具)
15a 作溝部
15a1・15a2 閉塞下縁
15b・15c 側板部
15d 上部開口(開口)
16 覆土板(覆土部材)
76b 連通孔(開口)
77・78 側板(側面カバー部材)
91a 繰出口
93 種子
111・157 前水平部(水平部)
112・156 前傾部(傾斜部)
116・145 低位置支持構造
123 接地ローラ(前輪)
158 後傾部(傾斜部)
161 フード(側面カバー部材)
Claims (5)
- 前後に前輪と後輪を支承した機体フレームに播種装置と作溝具とを設けた播種機において、前記播種装置を低位置で支持する低位置支持構造を備えると共に、前記作溝具の上部または直上方に、該作溝具内を通って播種溝に連通する開口を設け、該開口の直上近接空間に前記播種装置からの種子の繰出口を配置したことを特徴とする播種機。
- 前記低位置支持構造は、前記機体フレームにおいて、前輪支承部と後輪支承部の少なくとも一方から播種装置に向かって下方に傾斜する傾斜部と、該傾斜部に略水平に連設する水平部とを有し、該水平部の少なくとも一部に前記播種装置を支持することを特徴とする請求項1に記載の播種機。
- 前記繰出口から開口にかけて、側面カバー部材を設けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の播種機。
- 前記作溝具には、側面視で後ろ斜め下方へ延びる閉塞下縁を設けた正面視V字状の作溝部を設けることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の播種機。
- 前記作溝部からは、左右一対の側板部を後方に二股状に開き、該側板部に、下方へ付勢状態にある覆土部材を支持することを特徴とする請求項4に記載の播種機。
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