JP2012047251A - 外力緩衝装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】可変マス要素、ばね要素、ダンパー要素を一体化して軽量コンパクト化した外力緩衝装置を提供する。
【解決手段】作動流体3が充填してあるシリンダー1と、作動流体3の流れを受けて回転する回転羽根4とこの回転羽根4で回転駆動されるフライホィール5から構成され、外力が作用すると作動流体3はシリンダー1内を移動して流れを生じる。この作動流体3の流れがシリンダー1内に設けた回転運動変換手段40の回転羽根4を回転させ、回転羽根4によってフライホィール5が回転駆動され、フライホィール5の慣性力により、作動流体3の移動に対して慣性抵抗として作用する。
【選択図】図1
【解決手段】作動流体3が充填してあるシリンダー1と、作動流体3の流れを受けて回転する回転羽根4とこの回転羽根4で回転駆動されるフライホィール5から構成され、外力が作用すると作動流体3はシリンダー1内を移動して流れを生じる。この作動流体3の流れがシリンダー1内に設けた回転運動変換手段40の回転羽根4を回転させ、回転羽根4によってフライホィール5が回転駆動され、フライホィール5の慣性力により、作動流体3の移動に対して慣性抵抗として作用する。
【選択図】図1
Description
この発明は、振動などの外力の制御装置に関し、外力の影響を緩衝する装置に関する。
一般的な機械システムの動作を考慮する場合、その構成要素を、それぞれ、ばね要素、ダンパー要素、及びマス(質量)要素に分解して考えることができるが、自動車のサスペンション機構に当てはめた場合、ばね要素としてのスプリング、ダンパー要素としては、一例として、オイルとオリフィスを利用したオイルシリンダーが用いられているものの、マス要素に関しては特段の工夫はなされておらず、スプリングの下に配置されている重量そのものをマス要素として扱うのが一般的である。
しかしながら、前記マス要素が必ずしも、車両に最適な値に設定されているとは限らない。このマス要素の最適化は、マス要素を可変にすることで実現することが可能になる。具体的には、マスダンパと呼ばれる機械システムの振動をマスダンパ自体の質量を利用して運動エネルギーに変換して制振効果を得る方式や、回転体の慣性質量を利用して、見かけ上のマス効果(慣性質量効果)を得る方式がある。(特許文献1)
可変マス要素を導入することで、自動車の段差乗り越え、急加減速・急旋回時などにおける車両姿勢を更に安定化する効果がある。
可変マス要素を導入することで、自動車の段差乗り越え、急加減速・急旋回時などにおける車両姿勢を更に安定化する効果がある。
図10に示されるように、従来の回転体の慣性質量を利用してマス効果を得る方式(以下、従来機構と呼ぶ)では、プランジャにラックが形成してあり、このプランジャが直線的に移動してラックに係合しているピニオンを回転させ、更に、このピニオンの回転運動がギアなどを介して質量体のギヤホィールを回転させることによってプランジャに作用した外力を吸収するものである。
図11に示すように、ラックアンドピニオン方式に代えて作動流体とギアポンプを使用した方式も提案されている。この方式では、シリンダーと複動式ピストンとから構成されてシリンダー内には作動流体が充填されている。シリンダーの両端部は、パイプに連結され、パイプはギアポンプ連結されており、外力によってピストンがシリンダー内を移動すると、作動流体はパイプに導かれてフライホィールが連結してあるギアポンプを駆動して外力を吸収するものである。
従来機構は、装置の取付端子の相対運動の伝達にラックアンドピニオンを利用しており、軽量化やコンパクト化が難しいものであった。また、流体シリンダーを使用し、シリンダー内の流体によってギアポンプを駆動し、更にギアポンプの回転運動をフライホィールに伝達するようにしたものは、ギアポンプがシリンダーとは別体に設けてあり、シリンダーからギアポンプまで作動流体を導く管路を必要とするものであり、これまたコンパクト化や軽量化が困難であり、搭載スペースを新たに設けることが困難な自動車や二輪車などに組み込むことは難しいものであった。
また、従来機構は、サスペンションシステムに連結される場合には、従来機構に設定値以上の力が作用した場合に従来機構に連結されたサスペンションシステムが固定された状態となる。そのため、サスペンションシステムに想定外の外力が加わり、破損に至るという問題がある。
また、従来機構は、サスペンションシステムに連結される場合には、従来機構に設定値以上の力が作用した場合に従来機構に連結されたサスペンションシステムが固定された状態となる。そのため、サスペンションシステムに想定外の外力が加わり、破損に至るという問題がある。
以上のように、従来機構を用いた場合、新たな搭載空間を必要とし、また、ばね要素とダンパー要素とが一体化されておらず、システムの大きさが制限される場合には設計の自由度が低下してしまうため、従来機構は、F1マシン等の競技車両の車両姿勢安定化のために用いられるに留まっている。
可変マス要素を用いた機械システム設計の自由度を向上させるためには,既存のばねやダンパー装置などの機械要素とマス要素を一体化可能とし、搭載スペースを新たに要しない構造とすることが必要である。
本発明は、可変マス要素として機能する構成要素を軽量コンパクト化すること、及びこの構成要素を既存のばね要素などと並列に接続できるようにし、ばね要素及びダンパー要素と一体化可能とすることによって装置の搭載空間を新たに設ける必要を無くすることを課題とするものである。
可変マス要素を用いた機械システム設計の自由度を向上させるためには,既存のばねやダンパー装置などの機械要素とマス要素を一体化可能とし、搭載スペースを新たに要しない構造とすることが必要である。
本発明は、可変マス要素として機能する構成要素を軽量コンパクト化すること、及びこの構成要素を既存のばね要素などと並列に接続できるようにし、ばね要素及びダンパー要素と一体化可能とすることによって装置の搭載空間を新たに設ける必要を無くすることを課題とするものである。
外力の影響を緩衝するための外力緩衝装置であって、シリンダーと、前記シリンダー内に充填された作動流体と、外力によって生じる前記シリンダー内の作動流体の移動を回転運動に変換するための回転運動変換手段と、からなり、前記回転運動変換手段は、回転運動変換手段の持つ質量に対応した慣性力により作動流体の移動方向とは反対方向の反力を生じさせることを特徴とする外力緩衝装置であり、当該外力緩衝装置に作用した外力は回転運動変換手段の回転によって吸収される。
シリンダーとピストンと作動流体の流れによって回転する回転運動変換手段及びフライホィールを組み込むことによって機能する可変マス要素で構成されるので、コンパクト化が達成されると共に、新たな搭載空間を必要せず、また、ばね要素とダンパー要素との並列化についても同時に解決することができる。
シリンダー内に設けた回転運動変換手段を回転羽根とすることよって、作動流体の流れによって回転する回転羽根は、設定値以上の力を受けることによって高速移動する作動流体に対してスリップするため、フライホィールがほとんど回転することがない。システムが固定された状態となるのを回避できるので、装置の破損を防止することができる。
シリンダー内に設けた回転運動変換手段を回転羽根とすることよって、作動流体の流れによって回転する回転羽根は、設定値以上の力を受けることによって高速移動する作動流体に対してスリップするため、フライホィールがほとんど回転することがない。システムが固定された状態となるのを回避できるので、装置の破損を防止することができる。
以下、図示の実施例を参照して本発明を更に詳しく説明する。
本発明の外力緩衝装置の第1実施形態を図1に示す。
本発明の外力緩衝装置は、作動流体3が充填してあるシリンダー1とそのシリンダー1の内部を往復動するピストン2、作動流体3の流れを受けて回転する回転運動変換手段40は、回転羽根4とこの回転羽根4で回転駆動されるフライホィール5から構成されており、必要に応じて作動流体3の流れを絞る絞部7が設けてある。ピストン20は、作動流体3を封止するための機能も併せ持っている。
本発明の外力緩衝装置は、作動流体3が充填してあるシリンダー1とそのシリンダー1の内部を往復動するピストン2、作動流体3の流れを受けて回転する回転運動変換手段40は、回転羽根4とこの回転羽根4で回転駆動されるフライホィール5から構成されており、必要に応じて作動流体3の流れを絞る絞部7が設けてある。ピストン20は、作動流体3を封止するための機能も併せ持っている。
ピストン2に外力が作用してシリンダー1の内部を摺動移動すると、作動流体3はピストン2に押されてシリンダー1内を移動して流れを生じる。この作動流体3の流れがシリンダー1内に設けた回転運動変換手段40の回転羽根4を回転させ、回転羽根4と一体化または適宜の手段で連結されたフライホィール5を回転させる。
このとき、フライホィール5の慣性力により、回転する際にピストン2の移動に対して慣性抵抗として作用し、ピストン2に反力が生じピストン2の動きを抑制することになるので、フライホィール5の慣性モーメントの大小に応じた可変マス要素として機能することになる。
このとき、フライホィール5の慣性力により、回転する際にピストン2の移動に対して慣性抵抗として作用し、ピストン2に反力が生じピストン2の動きを抑制することになるので、フライホィール5の慣性モーメントの大小に応じた可変マス要素として機能することになる。
本発明におけるフライホィール5が可変マス要素として機能すること及びフライホィールの慣性モーメントの増加に伴い可変マス要素の反力が増加することを以下の実験によって確認した。
図2の断面図に示す実験用の外力緩衝装置のシリンダー1内に作動流体3として水を充填した。この外力緩衝装置において、表1に示す同一形状で慣性モーメントの異なるフライホィール(A、B、C)を回転羽根4に装着し、シリンダー1を鉛直下向きに固定し、ピストン2と作動流体3を重力によってシリンダー1内を下降させた。
重力で下降するピストン2の位置(x)を下降開始から一定時間間隔で観測して各フライホィール(A、B、C、D)についてグラフとしたものを図3に示す。図3のグラフにおいて、フライホィールAを回転しないように固定したものをフライホィールDとした。
ただし、フライホィールCの慣性モーメントを基準に、A、Bそれぞれのモーメント値を規格化している。また、図3のグラフの横軸は、時間軸であるが、効果が分かりやすいように、所定の経過時間を5等分してプロットしている。
図2の断面図に示す実験用の外力緩衝装置のシリンダー1内に作動流体3として水を充填した。この外力緩衝装置において、表1に示す同一形状で慣性モーメントの異なるフライホィール(A、B、C)を回転羽根4に装着し、シリンダー1を鉛直下向きに固定し、ピストン2と作動流体3を重力によってシリンダー1内を下降させた。
重力で下降するピストン2の位置(x)を下降開始から一定時間間隔で観測して各フライホィール(A、B、C、D)についてグラフとしたものを図3に示す。図3のグラフにおいて、フライホィールAを回転しないように固定したものをフライホィールDとした。
ただし、フライホィールCの慣性モーメントを基準に、A、Bそれぞれのモーメント値を規格化している。また、図3のグラフの横軸は、時間軸であるが、効果が分かりやすいように、所定の経過時間を5等分してプロットしている。
図3のグラフからわかるように、フライホィール5の慣性モーメントが大きくなるに従って、ピストン2の動き出す付近でのピストン2の降下の勾配が小さくなっており、フライホィール5の慣性モーメントを変えることによってピストン2に作用する抵抗力が変わり、本発明の外力緩衝装置が可変マス要素として機能することが確認された。
図4(1)〜(4)に示すものは、本発明の外力緩衝装置の実施例1の変形例である。
図4(1)においては、回転運動変換手段40は回転羽根4、フライホィール5、51で構成され、図4(2)、(3)、(4)においては、回転羽根4及びフライホィール5で構成される。
図4(1)のものは、シリンダー1の外側および内側にそれぞれ、フライホィール5、51を配置して、フライホィール5、51に設けられた磁石(S極、N極)の反発、吸引力を利用して内側のフライホィール51の回転を外側のフライホィール5に伝達するものである。磁石の配置を一例として示すと、回転方向に沿って、(b)に示すように配置すればよい。図面では省略しているが、外側のフライホィール5は、位置を固定するための、固定具にてシリンダー1に回転可能に固定されている。
ばね9は、外力を受けて矢印方向に移動したピストン20を、矢印方向とは逆方向に戻す働きをするものであり、必要に応じて取り付ければよい。
図4(1)においては、回転運動変換手段40は回転羽根4、フライホィール5、51で構成され、図4(2)、(3)、(4)においては、回転羽根4及びフライホィール5で構成される。
図4(1)のものは、シリンダー1の外側および内側にそれぞれ、フライホィール5、51を配置して、フライホィール5、51に設けられた磁石(S極、N極)の反発、吸引力を利用して内側のフライホィール51の回転を外側のフライホィール5に伝達するものである。磁石の配置を一例として示すと、回転方向に沿って、(b)に示すように配置すればよい。図面では省略しているが、外側のフライホィール5は、位置を固定するための、固定具にてシリンダー1に回転可能に固定されている。
ばね9は、外力を受けて矢印方向に移動したピストン20を、矢印方向とは逆方向に戻す働きをするものであり、必要に応じて取り付ければよい。
図4(2)のものは、高粘度の作動流体を用いる場合に有効である。具体的には、回転羽根4とフライホィール5の間にギア41を介在させる。作動流体の粘度が高くなるにつれて、流体の粘性摩擦力が大きくなるため、外力を受けた際のロッド8の移動速度が減少する。移動速度の減少により、回転羽根4の回転速度が低下するので、それに伴い、慣性抵抗値も低下することになる。そこで、回転羽根4とフライホィール5の間にギア41を介在させることで、フライホィール5の回転速度を高めるようにする。そうすることで、高粘度作動流体を使用した場合の慣性抵抗値を高めることができる。
図4(3)のものは、二つのピストン2、20をロッド21で連結し、このロッド21に回転羽根4とフライホィール5を回転可能に同軸支持したものである。慣性抵抗を生じる原理は、実施例1と同様であるので説明は省略する。
図4(4)のものは、ピストン2を省き、ロッド8に、回転羽根4とフライホィール5を固定する構造である。ロッド8に外力が作用すると、ロッド8に連結された回転羽根4とフライホィール5がシリンダー1内を摺動移動して回転羽根4とフライホィール5が回転する。この移動により慣性抵抗が生じるが、慣性抵抗の発生原理は、実施例1と同様であるので説明は省略する。
図5に示すものは、本発明の流体を利用した回転羽根4及びフライホィール5で構成される可変マス要素に、ばね要素とダンパー要素とを組み合わせたものであり、シリンダー1の外周部にコイルバネ6が配設してあり、シリンダー1の内部には作動流体3の流れを絞る絞部7が設けてある点が特徴である。
絞部7を作動流体が通過する際にピストン2の速度に応じた粘性摩擦力が生じるためダンパー要素として機能し、また、ピストン2の位置に応じてコイルバネ6による反力が生じ、ばね要素として機能する。
このように、本実施例の外力緩衝装置10は、流体を利用した可変マス機構にばねとダンパーを組み合わせて一体化したものであり、新たな搭載空間を必要とせずにマス要素を搭載空間の余裕が殆どない自動車や二輪車に装着することが可能である。
絞部7を作動流体が通過する際にピストン2の速度に応じた粘性摩擦力が生じるためダンパー要素として機能し、また、ピストン2の位置に応じてコイルバネ6による反力が生じ、ばね要素として機能する。
このように、本実施例の外力緩衝装置10は、流体を利用した可変マス機構にばねとダンパーを組み合わせて一体化したものであり、新たな搭載空間を必要とせずにマス要素を搭載空間の余裕が殆どない自動車や二輪車に装着することが可能である。
本実施例の外力緩衝装置10を自動車のサスペンションシステムに搭載した一例を図6に、2輪車へ搭載した例を図7に示す。このようにばね要素、ダンパー要素、可変マス要素を一体化して搭載可能であるため、搭載空間の限られている場合に大きな効果を発揮することができる。
なお、可変マス要素に加えて、ばね要素、ダンパー要素の2要素を必ずしも同時に搭載する必要はなく、必要に応じて、前記2要素のうちの1つと可変マス要素との組合せ、あるいは可変マス要素のみで外力緩衝装置を構成することも可能である。
なお、可変マス要素に加えて、ばね要素、ダンパー要素の2要素を必ずしも同時に搭載する必要はなく、必要に応じて、前記2要素のうちの1つと可変マス要素との組合せ、あるいは可変マス要素のみで外力緩衝装置を構成することも可能である。
本実施例は、ダンパー要素、ばね要素、及びマス要素を並列に一体型にしたものであり、この一体型装置の力学モデルは図8に示すものとなる。この力学モデルに質点Mを直列に接続したシステムに周波数ωの強制振動の外力を加えた場合について運動方程式(1)を解き、加振力及び静的変位F/kで除して無次元振幅Anを求めると式(2)を得る。
ただし、質点の変位をx、ばね定数をk、減衰定数をcとおき、マス要素が加速度のb倍の慣性力を生ずるものとする。
ここで、(A)ダンパー要素とマス要素を用いない場合、(B)ダンパー要素のみを用いる場合、(C)ダンパー要素とマス要素を用いる場合のそれぞれの状態を表すように、表2に示すパラメータを採用すると、式(2)より図9の周波数に対する振幅のグラフが得られる。 図9のグラフより、マス要素の反力が増加するに従い、ダンパー要素のみを用いた場合と比べ高周波数領域において振幅が減少することが示されている。
1 シリンダー
2 ピストン
3 作動流体
4 回転羽根
40 回転運動変換手段
5、51 フライホィール
6 ばね
7 絞部
8 ロッド
41 ギア
2 ピストン
3 作動流体
4 回転羽根
40 回転運動変換手段
5、51 フライホィール
6 ばね
7 絞部
8 ロッド
41 ギア
Claims (5)
- 外力の影響を緩衝するための外力緩衝装置であって、
シリンダーと、前記シリンダー内に充填された作動流体と、外力によって生じる前記シリンダー内の作動流体の移動を回転運動に変換するための回転運動変換手段と、からなり、
前記回転運動変換手段は、回転運動変換手段の持つ質量に対応した慣性力により作動流体の移動方向とは反対方向の反力を生じさせることを特徴とする外力緩衝装置。 - 前記回転運動変換手段が回転羽根とフライホィールによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の外力緩衝装置。
- 前記回転運動変換手段と、ばね要素と、ダンパー要素と、からなり、
前記ばね要素は、外力緩衝装置を構成するシリンダーと同軸上に配置され、
前記ダンパー要素は、前記シリンダー内に配置することを特徴とする請求項1または請求項2記載の外力緩衝装置。 - 前記ダンパー要素は、シリンダー内に設けられ、シリンダー内の作動流体の移動を制限するための絞部であることを特徴とする請求項3記載の外力緩衝装置。
- 前記回転運動変換手段を構成する回転羽根とフライホィールの間にギアを介在させることで、回転羽根とフライホィールの回転比率を変換することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の外力緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010189375A JP2012047251A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | 外力緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010189375A JP2012047251A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | 外力緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012047251A true JP2012047251A (ja) | 2012-03-08 |
Family
ID=45902357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010189375A Pending JP2012047251A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | 外力緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012047251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5191579B1 (ja) * | 2012-09-10 | 2013-05-08 | 株式会社免制震ディバイス | 振動抑制装置 |
IT202100002552A1 (it) * | 2021-02-05 | 2022-08-05 | Piaggio & C Spa | Cinematismo di rollio di un veicolo a sella cavalcabile |
-
2010
- 2010-08-26 JP JP2010189375A patent/JP2012047251A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5191579B1 (ja) * | 2012-09-10 | 2013-05-08 | 株式会社免制震ディバイス | 振動抑制装置 |
IT202100002552A1 (it) * | 2021-02-05 | 2022-08-05 | Piaggio & C Spa | Cinematismo di rollio di un veicolo a sella cavalcabile |
WO2022167968A1 (en) * | 2021-02-05 | 2022-08-11 | Piaggio & C. S.P.A. | Rolling mechanism of a straddle-type vehicle |
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