JP2011257075A - ラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システム - Google Patents

ラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システム Download PDF

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Abstract

【課題】機器収容用ラック間の間隙を確実に閉塞することができるとともに、地震時における機器収容用ラックや構造物の挙動による破損を防止することができ、さらに、地震終了時には再び間隙を閉塞するように自動復帰することが可能なラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システムを提供する。
【解決手段】通路4を挟んで両側に複数並設される機器収容用ラック3と、空気調和装置とを備え、空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、機器収容用ラック3に収容された機器を冷却した後、機器収容用ラック3の上方の空間を流動して空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、通路4を挟んで両側に配された機器収容用ラック3同士の側面3c,3c間に形成された間隙を閉塞する遮蔽構造20を設ける。遮蔽構造20は、遮蔽板21と柔軟材22,23とから構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、機器収容用ラックと空気調和装置とを備えた電算機室用空調システムにおけるラック間遮蔽構造に関する。
従来、ある空間の空気の流れや温度を調整するための種々の空調システムが提案されている。これら空調システムの中の一つとして、高集約化・高発熱化の傾向にあるIT機器や通信装置等が設置される電算機室内において、機器周辺の空気の流れや温度を調整する電算機室用空調システムが知られている。この電算機室用空調システムとしては、通路を挟んだ両側にそれぞれ並設された複数の機器収容用ラックと、機器収容用ラックの側方であって、所定空間に対向配置された空気調和装置とを備えたものがある。
このような構成の電算機室用空調システムにおいては、空気調和装置が、冷却用空気を下方に吹き出すと、その冷却用空気が通路に送られて、機器収容用ラックにその前面から吸い込まれる。そして、冷却用空気は、機器収容用ラックに収容された機器を冷却することにより暖められた後、機器収容用ラックの上面又は背面から排出される。このように暖められて排出された空気(温熱空気)は、電算機室の外部空間を流動して、空気調和装置に吸い込まれて、再び冷却され吹き出される。これにより、電算機室内の空気の流れや温度がコントロールされている。
ところが、暖められて機器収容用ラックから排出された温熱空気の一部は、空気調和装置に送られることなく、外部空間からダイレクトに通路に還流されてしまう場合がある。その場合、通路に還流された温熱空気が、暖められた状態のまま再び機器収容用ラックに吸い込まれてしまうことになる。即ち、通路にて空気調和装置から供給された冷却用空気と機器収容用ラックから排出された温熱空気とが混合してしまい、機器の冷却効率を低下させてしまうという問題があった。これに対応すべく、例えば特許文献1においては、通路の両端や該通路を挟んで対向する機器収容用ラック同士の上面に、板やスクリーン等の遮蔽板を架け渡すことにより、上方又は通路空間から所定空間への空気の流動の防止を図っている。
ところで、機器収容用ラックに収容された機器を効率的に冷却するためには、通路を密閉すべく、隣接する機器収容用ラック同士を密着させて、これらの間に間隙を形成しないことが好ましい。しかしながら、施工誤差や耐震性を考慮した場合、これら機器収容用ラック同士を例えば数mm〜数十mmの間隔をあけて配置する必要がある。また、設置条件によっては、柱等の構造物がある場合や機器収容用ラック等の未設置箇所があるような場合もあり、間隔が数十mm〜数十cm程度になることもある。そこで、これにより形成された間隙が、数mmの場合にはスポンジゴムを用いて、また、数十mm以上と比較的大きい場合には、鉄板加工物等の遮蔽板を用いることで当該間隙を閉塞し、冷却効率の向上を図っている。
特許第3835615号公報
ところで、機器収容用ラック内には必ずしも同様の機器が同一箇所に収容されるとは限らず、この機器の重量やラック内の設置箇所によっては機器収容用ラック同士の重量・重心が互いに異なるものとなる。また、全く異なる種別の機器収容用ラックが隣接することもある。この場合、地震発生時における隣り合う機器収容用ラックの振動又は揺動の挙動が異なるものとなるため、互いに干渉することを避けるべく、これら機器収容用ラック同士の間に例えば50〜100mm程の間隙を形成する必要がある。また、機器収容用ラックの間に柱等の構造物がある場合にも、当該構造物と機器収容用ラックとの地震発生時の挙動の違いから、やはり、上記同様間隙を形成しなければならない。
このような間隙は、スポンジゴムでは該間隙の幅が大き過ぎるため適切に閉塞することができない。そこで、鉄板加工物等の遮蔽板を用いて当該間隙を閉塞することになるが、この場合、地震時の機器収容用ラックの挙動によっては該遮蔽板に過大な負荷がかかってしまう。その結果、遮蔽板や機器収容用ラック、構造物に変形や破損が生じてしまい、冷却効率が低下してしまうおそれがあった。
また、地震が収まった際には、ずれてしまった遮蔽板を初期位置に戻したり、破損箇所を修理・交換等する作業を要するため、復旧に時間がかかり、稼動率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、機器収容用ラック間の間隙を確実に閉塞することができるとともに、地震時における機器収容用ラックや構造物の挙動による破損を防止することができ、さらに、地震終了時には再び間隙を閉塞するように自己復旧することが可能なラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係るラック間遮蔽構造は、床下に内部空間を有する通路を挟んだ両側にそれぞれ複数並設され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気(温熱空気)を排出する機器収容用ラックと、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動して、前記通路に設けられた孔からさらに前記通路の床上に流動し、この冷却用空気が前記機器収容用ラックに収容された機器を冷却した後、前記機器収容用ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、隣り合う前記機器収容用ラックの互いに対向する側面間、あるいは前記機器収容用ラックと構造物との互いに対向する側面間に形成された間隙を閉塞するラック間遮蔽構造であって、前記間隙の上下方向及び幅方向にわたって延在する遮蔽板を有し、該遮蔽板の幅方向の少なくとも一端に柔軟材が設けられていることを特徴とする。
このような特徴のラック間遮蔽構造によれば、隣り合う機器収容用ラックの側面間あるいは機器収容用ラックと構造物との側面間に形成された間隙を、柔軟材を介して該側面に接続された遮蔽板が閉塞する。これによって、機器収容用ラックから排出された温熱空気が通路に還流されて機器収容用ラックに吸い込まれてしまうことを回避できるとともに、この温熱空気を空気調和装置に確実に送ることができ、機器の冷却効率を向上させることができる。
また、地震発生時における機器収容用ラックあるいは構造物の振動や揺動により間隙の幅が変化した場合、柔軟材が伸縮することにより、遮蔽板が機器収容用ラックや構造物の挙動に追従して変位する。これによって、遮蔽構造と機器収容用ラックもしくは構造物とが互いに大きな負荷を及ぼすことはない。したがって、これら遮蔽構造、機器収容用ラック、構造物が変形・破損してしまうことを防止することができ、冷却効率を維持することが可能となる。
また、本発明に係るラック間遮蔽構造においては、前記遮蔽板は、その幅方向両端がそれぞれ前記側面に当接するとともに、一方の前記側面から他方の前記側面に向かうに従って前記通路側又は前記通路の反対側に向かうように漸次傾斜して配置されていることが好ましい。
遮蔽板の幅方向両端がそれぞれ側面に当接することで、間隙をより確実に閉塞することができる。また、遮蔽板が傾斜して配置されていることで、例えば一対の機器収容用ラックや対向する機器収容用ラックが互いに近接する方向に傾倒した場合に、遮蔽板と機器収容用ラックもしくは構造物とが互いに及ぼす負荷を軽減させることができる。即ち、遮蔽板に接続された柔軟材が遮蔽板の相対移動を許容することにより、当該負荷を通路側に向かってあるいは通路の反対側に向かって逃がすことができるため、上記損傷を防止して冷却効率を維持することが可能となる。なお、一対の機器収容用ラックや対向する機器収容用ラックが互いに離間する方向に傾倒した場合にも、柔軟材により遮蔽板の機器収容用ラックに対する相対移動が許容されるため、遮蔽板が損傷することを防止して冷却効率を維持することができる。
このラック間遮蔽構造においては、前記遮蔽板の幅方向両端が前記側面に対して間隔をあけて配置され、該遮蔽板の幅方向両端と前記側面との間を、上下方向に延在する前記柔軟材が閉塞しているものであってもよい。
遮蔽板の幅方向両端と側面との間には、上下方向にわたって延びる柔軟材によって閉塞されているため、これら遮蔽板と柔軟材とによって側面の間の間隙を確実に閉塞することができる。また、遮蔽板が側面と間隔をあけて配置されているため、該遮蔽板と機器収容用ラックもしくは構造物とが干渉することによる損傷をより確実に防止することができる。
さらに、ラック間遮蔽構造においては、それぞれ隣り合う前記機器収容用ラックの上面に一端が固定されるとともに互いに近接する方向に向かって延びる一対のランナー部材が一定の隙間を空けて設けられ、一対の前記遮蔽板の上端が、それぞれ前記ランナー部材に固定されており、該遮蔽板同士の隙間を柔軟材が閉塞しているものであってもよい。これによって、遮蔽板がその上端を支点として揺動可能となるため、機器収容用ラックが傾倒して間隙の寸法が変化しても、該遮蔽板と機器収容用ラックとの間で互いに負荷を及ぼすことを防止できる。
また、ラック間遮蔽構造においては、隣り合う前記機器収容用ラックの間に構造物が配置され、前記遮蔽板における前記通路の反対側を向く面が、該構造物に固定されているものであってもよい。
これによっても、遮蔽板を強固に支持することができるため、遮蔽構造自体をより頑強なものとすることができる。よって、地震時に遮蔽板が外れてしまうような事態を回避することができ、間隙の閉塞状態を確保することができる。
なお、前記柔軟材は、弾性部材、布、馬毛のいずれかであることが好ましい。これにより、遮蔽板を一対の側面に確実に接続しながら、当該柔軟材の伸縮性、弾性を確保して、密閉状態を保つことができるとともに、地震時に機器収容用ラックや構造物が傾倒することによる変位に応じて遮蔽構造を追従させることが可能となる。
本発明に係る電算機室用空調システムは、上記いずれかのラック間遮蔽構造を備えることを特徴とする。
本発明のラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システムによれば、幅方向の少なくとも一端に柔軟材が配され、機器収容用ラックもしくは構造物の側面に接続された遮蔽板によって、機器収容用ラック間の間隙あるいは機器収容用ラックと構造物との間の間隙を確実に閉塞することができる。また、地震により機器収容用ラックが振動、揺動した際であっても、柔軟材が伸縮することにより、遮蔽板が機器収容用ラックや構造物との間で互いに負荷を及ぼすことを防止するため、遮蔽構造、機器収容用ラック及び構造物の破損を防止できる。
第一実施形態の電算機室用空調システムの概略構成を示す斜視図である。 機器収容用ラックを通路側から見た図であって、該機器収容用ラックの挙動を説明する図である。 第一実施形態の電算機室用空調システムのラック群を通路側から見た図である。 第一実施形態の電算機室用空調システムの遮蔽構造の斜視図である。 第一実施形態の電算機室用空調システムの遮蔽構造の水平断面図である。 第二実施形態の電算機室用空調システムの遮蔽構造の斜視図である。 第二実施形態における遮蔽構造の変形例の斜視図である。 第三実施形態の電算機室用空調システムの遮蔽構造の斜視図である。 第四実施形態の電算機室用空調システムの遮蔽構造の斜視図である。 複数の機器収容用ラックの間に柱(構造物)が設置されている場合の遮蔽構造の設置例を説明する図である。 複数の機器収容用ラックの間にラック型空気調和装置を配置した場合の遮蔽構造の設置例を説明する図である。 複数の機器収容用ラックの間に該機器収容用ラックの未設置箇所がある場合の遮蔽構造の設置例を説明する図である。 機器収容用ラックの未設置箇所に、多機能パネルを備えた遮蔽構造を設置した場合を説明する図である。 複数の機器収容用ラックの一つの高さが異なる場合の遮蔽構造の設置例を説明する図である。 複数の機器収容用ラックの一つの高さが異なる場合に形成された間隙を、多機能パネルを備えた遮蔽構造で閉塞した状態を説明する図である。
以下、本発明の実施形態における電算機室用空調システムについて、図面を参照して説明する。
図1に示す電算機室用空調システム100は、箱状に形成された電算機室101において利用されるものである。まず、電算機室101について説明する。電算機室101には、床下に内部空間5を有する二重床2を備えている。この二重床2には、長手方向に延びる通路4が形成されている。
また、二重床2には、その厚さ方向に貫通する矩形状の長孔8が形成されており、該長孔8の縁部全周には、長孔8を覆う矩形板状の孔空きパネル7が嵌め込まれている。この孔空きパネル7には、厚さ方向に貫通する複数の孔が形成されており、これによって、床下の内部空間5と通路4の空間とが、それら複数の孔を介して連通状態とされている。
次に、電算機室101において利用される電算機室用空調システム100について説明する。電算機室用空調システム100は、通路4を挟んで両側にそれぞれ複数が並設されたラック(機器収容用ラック)3と、空気調和装置6とを備えている。
ラック3は、略直方体形の箱状に形成されており、通信装置等の各種機器を収容するものである。これらラック3は、通路4の長手方向に沿って、該通路4の短手方向の両側、即ち、通路幅方向の両側にそれぞれ複数ずつ配列されている。本実施形態においては、通路4のそれぞれ両側にラック3が5つずつ並設されており、これにより通路4両側に5つのラック3からなるラック群9が構成されている。また、ラック3は、通路4を向く前面3bに形成された給気口(不図示)から、通路4の空間の空気を給気し、給気した空気を上面3a又は背面の排出口(図示省略)から上方又は後方に向けて排出するようになっている。
ここで、地震によりラック3に振動又は揺動が生じた場合のラック3の挙動について説明する。本実施形態において、ラック3は、その長手方向を鉛直方向に配して二重床2上に固定されており、例えばその外形寸法は、幅600mm〜700mm、奥行き900mm〜1200mm、高さ2000mm程度に形成されている。このようにラック3が鉛直方向に延在して形成され、比較的高さが高く、かつ、比較的重量のある通信装置等が収容されているため、地震等が生じた場合には、図2に示すように、上方に向かうにつれてラック3の水平方向の変位量が大きくなる挙動を示す。即ち、ラック3の底面は二重床2上に固定された底面が固定端とされる一方、上面3aが自由端とされていることにより、該上面3aでの変位量が大きくなるのである。
また、本実施形態のラック群9においては、図3に示すように、通路4の長手方向の一端側(図1、図3における右側)の4つのラック3Aは、同様の機器が同一箇所に収納されていることにより、重量・重心が等しいものとされている。したがって、これらラック3Aは地震時に同様の挙動を示し、互いに干渉することがないため、側面3c同士を密着させた状態で配列され、その上面3a同士が固定部材3dによって連結されている。
一方、通路4の長手方向の他端側(図1、図3における左側)の1つのラック3Bは、ラック3Aとは収容される機器の種類・配置箇所が異なることによりラック3Bの重量・重心がラック3Aとは異なるものとされている。この場合、隣り合うラック3A,3Bは地震時の挙動も互いに異なるものとなる。したがって、地震時におけるこれらラック3A,3B同士の干渉を回避するため、ラック3Bは隣り合うラック3Aに対して所定距離(例えば50〜100mm)間隔をあけた状態で配置されている。
これによって当該ラック3Aの側面3cとラック3Bの側面3cとの間には上下方向わたって延びる間隙Wが形成されており、該間隙Wによって、通路4と電算機室101内における通路4の外部側とが連通状態とされている。
そして、この間隙Wには、該間隙Wを上下全域にわたって閉塞するための遮蔽構造20が設けられている。この遮蔽構造20の構成については後述する。
空気調和装置6は、図1に示すように、略箱状に形成されており、その配置箇所は、ラック3の側方であって通路4の長手方向の一端側とされている。そして、空気調和装置6は、下面6bの吹出口から冷却用空気を吹き出し、電算機室101の上方空間を流動する空気をその上面6aの吸引口から吸引し、当該空気を冷却した後、再び吹出口から吹き出すように構成されている。
また、通路4の長手方向の一端、即ち、空気調和装置6側の端部には、該通路4の空間と外部空間とを区画する壁体13が設けられている。この壁体13と空気調和装置6とは、互いに間隔を開け配設されている。また、壁体13には、開閉自在の扉13aが設けられている。
このような壁体13により、通路4側の空間と空気調和装置6側の空間とが遮断され、孔空きパネル7から吹き出された冷却用空気が直接的に空気調和装置6の吸込口に吸い込まれる現象であるいわゆるショートサーキット現象の防止が図られている。したがって、内部空間5に充分な量の冷却用空気を供給することができるとともに、空気調和装置6から離間したラック3にも充分に冷却用空気を送ることができ、冷却効率を向上させることができる。さらに、扉13aが設けられていることにより、作業員が扉13aを通って通路4内に出入りすることができる。
また、通路4の長手方向の他端、即ち、空気調和装置6から離間した側の端部にも、開閉自在の扉14aを有する壁体14が設けられている。これにより、ラック3から排出された温熱空気が通路4の他端側で回り込んで通路4内に入り込むことの防止が図られている。したがって、他端側のラック3の上部に収容された機器であっても充分に冷却を行うことができる。また、扉14aが設けられていることにより、作業員が扉14aを通って通路4内に出入りできる。このようにして、通路4の長手方向の両端には、該両端を遮蔽する一対の両端遮蔽部として、壁体13,14が配設されている。
また、通路4を挟んで両側に配されたラック3の上面3a同士の間には、通路4の上側全域を覆うようにして上部遮蔽体11が架け渡されている。これにより、通路4とラック3の上方の空間とが区画され、ラック3の上面3a又は背面から排出された温熱空気が通路4の空間に流動することが規制されることで、通路4の空間が二重床2の床上から上部遮蔽体11にわたって冷却用空気で常に満たされることになる。
次に、本実施形態における上記遮蔽構造20の構成について説明する。この遮蔽構造20は、ラック3A,3B間に形成された間隙Wを閉塞する役割を有しており、図4及び図5に示すように、遮蔽板21と、一対の柔軟材22,23とから構成されている。
遮蔽板21は、間隙Wの上下方向全域にわたって延びる矩形板状の部材であって、その水平方向の一端部21aが、ラック3Bの側面3c(一方の側面3c)に対して間隙Wの上下方向全域にわたって当接しており、水平方向の他端部21bがラック3Aの側面3c(他方の側面3c)に対して間隙Wの上下方向にわたって当接している。
また、遮蔽板21の水平方向の幅寸法、即ち、一端部21aと他端部21bの間隔は、間隙Wの幅寸法よりも大きく形成されている。これによって、遮蔽板21は、ラック3Bの側面3c(一方の側面3c)からラック3Aの側面3c(他方の側面3c)に向かうにしたがって通路4側に向かうように傾斜して配置されている。即ち、遮蔽板21は、その水平断面視において、一対の側面3c,3cの対向方向に対して所定角度θだけ傾斜して配置されているのである。
なお、遮蔽板21は、上記のように配置される他、ラック3Bの側面3c(一方の側面3c)からラック3Aの側面3c(他方の側面3c)に向かうにしたがって通路4とは反対側に向かって傾斜するように配置されていてもよい。
このように配置される遮蔽板21は、その一端部21aが柔軟材22を介してラック3Bの側面3cに接続されており、他端部21bが柔軟材23を介してラック3Aの側面3cに接続されている。
これら柔軟材22,23はともに、例えばゴム等の弾性部材、布等の柔軟性に富んだ材質から形成された矩形片状をなしている。また、柔軟材22,23は、その一部が遮蔽板21の一端部21a又は他端部21b付近に例えばビス等の固定部材22a,23aによって固定され、さらに他の部分がビスや粘着テープや接着剤等を介してラック3A,3Bの側面3c,3cに固定されている。このようにして、遮蔽板21は柔軟材22,23を介して側面3c,3cに接続されている。
以上のような構成の遮蔽構造20においては、遮蔽板21の一端部21a及び他端部21bがそれぞれ側面3c,3cに対して、間隙Wの上下方向全域にわたって当接しているため、間隙Wを確実に閉塞することができる。これによって、ラック3から吹き出された空気が通路に還流されて再びラック3に吸い込まれてしまうことを回避できるとともに、この空気を空気調和装置6に確実に送ることができ、機器の冷却効率を高く維持することができる。
また、地震発生時にラック3A,3Bが振動、揺動して間隙Wの幅が変化した場合には、柔軟材22,23が伸縮することにより、遮蔽板21がラック3の挙動に追従して相対移動する。これによって、遮蔽構造20とラック3A,3Bとが互いに大きな負荷を及ぼすことはない。即ち、遮蔽板21と側面3c,3cが間隙Wの変位に追従して相対移動可能とされているため、遮蔽構造20やラック3A,3Bが変形、破損してしまうことを防止でき、冷却効率を維持することが可能となる。
さらに、遮蔽板21が傾斜して配置されていることで、ラック3A,3Bが互いに対向する方向に傾倒した際には、遮蔽板21とラック3A,3Bとが互いに及ぼす負荷を軽減させることができる。即ち、遮蔽板21に接続された柔軟材22,23が遮蔽板21の相対移動を許容することによって遮蔽板端21部が通路4側に向かってあるいは通路4の反対側に向かって移動しやすくなっていることで、当該負荷をより適切に逃がすことができるため、上記損傷を防止して冷却効率を維持することが可能となる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
この第二実施形態においては、第一実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。第二実施形態は、間隙Wを閉塞する遮蔽構造20の構成について、第一実施形態とは相違する。
第二実施形態の遮蔽構造20は、図6に示すように、特にラック3Aとラック3Bとの間隙Wの幅が大きい場合に適用されるものであり、大型遮蔽板(遮蔽板)31と、柔軟材32,33と、固定部材34,35とから構成されている。
大型遮蔽板31は、間隙Wの上下方向全域にわたって延びる板状の部材であって、その水平方向の幅は間隙Wの幅よりも小さく形成されている。また、大型遮蔽板31は側面3c,3cの対向方向に沿って配置されており、大型遮蔽板31の水平方向の一端部31a及び他端部31bは、ラック3Bの側面3c又はラック3Aの側面3cと間隔をあけて配置されている。
柔軟材32,33は、大型遮蔽板31とラック3A,3Bの側面3c,3cとの間隔を閉塞するようにして、間隙Wの上下方向全域にわたって延在する部材であって、大型遮蔽板31の一端部31a及び他端部31bに直接的に固定されている。これら柔軟材32,33はともに、例えばゴム等の弾性部材、布等の柔軟性に富んだ材質から形成されている。
固定部材34,35は、上記柔軟材32,33をラック3A,3Bの側面3c,3cに固定するための部材であって、例えば金属からなるL字形状をなしている。これら固定部材34,35は、それぞれラック3Bの側面3c又はラック3Aの側面3c、及び、柔軟材32,33対して例えば両面テープやビス等を介して取り付けられており、これによって、大型遮蔽板31の立設状態を保持している。
このような構成の遮蔽構造20においては、大型遮蔽板31及び一対の柔軟材32,33によって間隙Wを閉塞することができるため、ラック3から吹き出された空気が通路に還流されて再びラック3に吸い込まれてしまうことを回避できるとともに、この空気を空気調和装置6に確実に送ることができ、機器の冷却効率を高く維持することができる。
また、地震発生時にラック3A,3Bが振動、揺動して間隙Wの幅が変化した場合には、柔軟材32,33が伸縮することにより、大型遮蔽板31はラック3A,3Bの側面3c,3cと間隔をあけた状態でラック3の挙動によって影響を受けるおそれがない。これによって、遮蔽構造20とラック3A,3Bとが互いに大きな負荷を及ぼすことを確実に回避することができる。
さらに、第二実施形態の変形例として、大型遮蔽板31及びこれに固定された柔軟材32,33が、固定部材34,35を介してラック3A,3Bに支持されているのではなく、例えば図7に示すような構成であってもよい。この変形例においては、大型遮蔽板31は、その下端において水平面に沿って設置される支持板25a,25aと、該支持板25a、25aから斜め上方に傾斜して延びて大型遮蔽板31の裏面に固定される傾斜バー26a,26aとからなる支持構造25によって支持されている。この場合であっても、通常時においては大型遮蔽板31と柔軟材32,33によって間隙Wを確実に閉塞しつつ、地震時には、大型遮蔽板31とラック3A,3Bとの相対移動を許容し、互いに負荷をかけることによる損傷を防止することができる。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。
この第三実施形態においては、第二実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。第三実施形態の遮蔽構造20は、図8に示すように、一対のランナー部材36,36を備えている。このランナー部材36,36は、間隙Wの上端において通路4に沿って延在する部材であって、それぞれ一端がラック3A,3Bに固定されるとともに他端側が互いに近接するように延在している。なお、これらランナー部材36,36の他端は、互いに接触することなく相対移動可能とされている。
各ランナー部材36、36は、間隙Wの幅の2分の1よりも狭い幅を有する矩形状の遮蔽板51、52の上端をそれぞれ支持している。即ち、これら遮蔽板51、52は、ランナー部材36、36にそれぞれ吊り下げられるようにして設置されているのである。遮蔽板51,52は、それぞれの一端51a,52aがラック3B,3Aの側面3cに接触しており、他端51b,52bには、柔軟材53,54が設けられている。
これら柔軟材53,54は、例えばゴム等の弾性部材、布、あるいは馬毛等の柔軟性に富んだ材質から形成されており、遮蔽板51,52との間の隙間を閉塞する役割を有している。
これによって、通常時においては遮蔽板51,52及び柔軟材53,54によって間隙Wを確実に閉塞するとともに、地震の際には、遮蔽板51,52がランナー部材36,36を支点として間隙Wの前後方向に揺動する。即ち、遮蔽板51,52の上端を支点とした通路4側及び通路4の反対側への揺動が許容されるとともに、間隙Wの幅が変位した場合にも相互に干渉するおそれがないため、地震時に遮蔽板51,52とラック3A,3Bとが互いに負荷を及ぼすことを回避することができる。
次に、本発明の第四実施形態について説明する。
この第四実施形態においては、第二実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。第四実施形態の遮蔽構造20は、図9に示すように、ラック3Aとラック3Bとの間隙W内に例えば柱等の構造物15が存在する場合に適用されるものである。
この第四実施形態の遮蔽構造20における大型遮蔽板31の裏面、即ち、通路4の反対側を向く面には、水平方向に延びる棒状をなす支持棒37が上下方向に間隔を空けて複数固定されている。そして、これら支持棒37は、上記構造物15の前面15bに対してそれぞれビス等により固定されている。
これによって、第二実施形態で述べた作用効果に加えて、特に大型遮蔽板31をその立設状態を維持しながら強固に固定することができる。したがって、遮蔽構造20自体を頑強なものとし、強い地震の際であっても遮蔽構造20が倒れてしまうことを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば実施形態においては、重心・重量の異なるラック3A、3B間に間隙Wを形成し、この間隙Wを閉塞するために遮蔽構造20を設けた構成について説明したが、これに限定されることはなく、例えば図10に示すように、ラック群9のラック3、3の間に柱等の構造物15がある場合に、互いに対向するラック3の側面3cと構造物15の側面15aとの間に間隙Wを形成し、この間隙を閉塞するために遮蔽構造20を設けた構成であってもよい。
即ち、柱等の構造物15は、地震時における挙動がラック3と異なるものとなる。したがって、当該挙動によるラック3と構造物15との干渉を回避すべく、ラック3と構造物15との間にも例えば50〜100mmの間隙Wを形成することが好ましい。この間隙Wに遮蔽構造20を適用することで、当該間隙Wを確実に閉塞して冷却効率の向上を図りつつ、地震時におけるラック3や構造物15の変形や破損を防止することができる。
また、例えば図11に示すように、ラック群9のラック3,3の間にラック型空気調和装置16を設け、互いに対向するラック型空気調和装置16の側面16aとラック3の側面3cとの間に間隙Wを形成し、この間隙を閉塞するために遮蔽構造20を設けた構成であってもよい。
上記ラック型空気調和装置16は、ラック3と重心・重量が異なるため地震時の挙動がラック3と異なるものとなり、さらに、空気を冷却するためのコンプレッサー等により常時振動が発生する。よって、地震時におけるラック3とラック型空気調和装置16との干渉の回避し、さらに、ラック型空気調和装置16の振動がラック3に伝達して機器に悪影響を与えることを防止するために、ラック3とラック型空気調和装置16との間にも所定の間隙Wを形成することが好ましい。当該間隙Wを閉塞するために実施形態の遮蔽構造20を適用することにより、当該間隙Wを確実に閉塞しつつ、地震時における破損や振動の伝達による故障を防止することができる。
さらに、例えば図12に示すように、ラック群9におけるラック3とラック3の間にラック等の未設置箇所がある場合に、当該未設置箇所により生じた間隙Wを遮蔽構造20を用いて閉塞してもよい。これによっても、上記同様、冷却効率の向上を図ることができる。
さらに、図13に示すように、遮蔽構造20に種々の機能を付加してもよい。即ち、図12に示す遮蔽構造には、その前面に、通路4内を監視するためのITVカメラ41、通路4内の温度を検出するための温度センサー42、各機器の状態を示すモニター制御盤43、消火器を収容するための消火器収容部44、通路4内の風量を調整する風量調整口45、上下に延びて各高さ位置における温度・湿度・圧力を検出可能な多点センサー46等を設けてもよい。このように、種々の機能を密集させることにより、スペース効率を向上させることができる。
また、例えば図14に示すように、ラック群9のラック3,3間に該ラック3よりも高さの低い低架ラック17がある場合に、当該低架ラック17の側面17aとラック3の側面3cとの間の間隙W、及び、低架ラック17の上方に形成されるラック3,3間の間隙Wを遮蔽構造20を用いて閉塞してもよい。この場合、遮蔽構造20は、各間隙Wのサイズに合わせて複数のパーツに分離して設置される。これによっても、上記同様、冷却効率の向上を図ることができる。さらにこの場合にも、図15に示すように、遮蔽構造20に温度・湿度・圧力を検出可能な多点センサー46等の各種機器を設けてもよい。
2 二重床
3 ラック
3A ラック
3B ラック
3a 上面
3b 前面
3c 側面
3d 固定部材
4 通路
5 内部空間
6 空気調和装置
6a 上面
6b 下面
7 孔空きパネル
8 長孔
9 ラック群
11 上部遮蔽体
13 壁体
13a 扉
14 壁体
14a 扉
15 構造物
15a 側面
15b 前面
16 ラック型空気調和装置
16a 側面
17 低架ラック
17a 側面
20 遮蔽構造(ラック間遮蔽構造)
21 遮蔽板
21a 一端部
21b 他端部
22 柔軟材
22a 固定部材
23 柔軟材
23a 固定部材
23 柔軟材
25 支持構造
31 大型遮蔽板
31a 一端部
31b 他端部
32 柔軟材
33 柔軟材
34 固定部材
35 固定部材
36 ランナー部材
37 支持棒
41 ITVカメラ
42 温度センサー
43 モニター制御盤
44 消火器収容部
45 風量調整口
46 多点センサー
47 耐震用パーツ
51 遮蔽板
52 遮蔽板
53 柔軟材
54 柔軟材
100 電算機室用空調システム
101 電算機室
W 間隙

Claims (7)

  1. 床下に内部空間を有する通路を挟んだ両側にそれぞれ複数並設され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を排出する機器収容用ラックと、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動して、前記通路に設けられた孔からさらに前記通路の床上に流動し、この冷却用空気が前記機器収容用ラックに収容された機器を冷却した後、前記機器収容用ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、隣り合う前記機器収容用ラックの互いに対向する側面間、あるいは前記機器収容用ラックと構造物との互いに対向する側面間に形成された間隙を閉塞するラック間遮蔽構造であって、
    前記間隙の上下方向及び幅方向にわたって延在する遮蔽板を有し、
    該遮蔽板の幅方向の少なくとも一端に柔軟材が設けられていることを特徴とするラック間遮蔽構造。
  2. 前記遮蔽板は、その幅方向両端がそれぞれ前記側面に当接するとともに、一方の前記側面から他方の前記側面に向かうに従って前記通路側又は前記通路の反対側に向かうように漸次傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラック間遮蔽構造。
  3. 前記遮蔽板の幅方向両端が前記側面に対して間隔をあけて配置され、
    該遮蔽板の幅方向両端と前記側面との間を、上下方向に延在する前記柔軟材が閉塞していることを特徴とする請求項1に記載のラック間遮蔽構造。
  4. 前記間隙の上方に、それぞれ隣り合う前記機器収容用ラックの上面に一端が固定されるとともに互いに近接する方向に向かって延びる一対のランナー部材が設けられ、
    一対の前記遮蔽板の上端が、それぞれ前記ランナー部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のラック間遮蔽構造。
  5. 隣り合う前記機器収容用ラックの間に構造物が配置され、
    前記遮蔽板における前記通路の反対側を向く面が、該構造物に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のラック間遮蔽構造。
  6. 前記柔軟材は、弾性部材、布、馬毛のいずれかであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のラック間遮蔽構造。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のラック間遮蔽構造を備えることを特徴とする電算機室用空調システム。



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