JP2011087021A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置を適切なタイミングで効率よく冷却する。
【解決手段】内部に形成された対流路を大気に連通させる通気口を有する筐体と、筐体に収容された撮像素子と、撮像素子に熱的に結合されており、対流路において昇温する昇温部と、対流路に対流を発生させる送風機と、通気口を開放した開放状態と、通気口を閉鎖した閉鎖状態とに切換可能な蓋部と、撮像素子の稼働期間に関する稼動状態に基づいて、蓋部および送風機の動作を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
下記の特許文献1には、内部温度センサを備え、内部温度が上昇した場合にペルチェ素子、ファン等の冷却機構を動作させる撮像装置が記載される。また、下記の特許文献2には、ボディから繰り出される放熱部材を備えた撮影装置において、設定された撮影モードに応じて放熱部材のボディからの繰り出し量を変化させることが記載される。
特開2008−11233号公報 特開2008−92066号公報
しかしながら、ファンを備えた撮像装置は、ボディの内外を連通して通気させる開口部を有する。このため、通気口を通じて塵芥等が撮像装置の内部に入り込む問題があった。また、動画撮影、ライブビュー等のようにイメージセンサを連続的に動作させた場合に、放射熱に依存する冷却機構は冷却性能が不十分になる場合がある。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の態様として、内部に形成された対流路を大気に連通させる通気口(146、148)を有する筐体(110)と、筐体に収容された撮像素子(166)と、撮像素子に熱的に結合されており、対流路において昇温する昇温部(166、186)と、対流路に対流を発生させる送風機(176)と、通気口を開放した開放状態と、通気口を閉鎖した閉鎖状態とに切換可能な蓋(178)部と、撮像素子の稼働期間に関する稼動状態に基づいて、蓋部および送風機の動作を制御する制御部(184)とを備えることを特徴とする撮像装置が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
デジタルカメラ100を前方から見た様子を示す斜視図である。 デジタルカメラ100を背面から見た様子を示す斜視図である。 デジタルカメラ100の水平断面図である。 デジタルカメラ100の垂直断面図である。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100を前方から見た様子を示す斜視図である。 デジタルカメラ100の垂直断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、デジタルカメラ100を前方から見た様子を示す斜視図である。デジタルカメラ100は、筐体110と、筐体110の前面に配されたレンズ鏡筒120およびフラッシュ部124と、筐体110の上面112に配されたモードダイヤル131、電源ボタン132、レリーズボタン133等を備える。
筐体110前面の一部は、前方に向かって突出してグリップ部114を形成する。ユーザは、グリップ部114を把持することにより、デジタルカメラ100を安定に保持できる。レンズ鏡筒120は複数のレンズを組み合わせた光学系を有して、撮影対象(被写体)の像を筐体内部のイメージセンサ上に結ばせる。
筐体110前面に配されたファインダ122の入射窓は、レンズ鏡筒120による撮影範囲の目安をユーザに示す。フラッシュ部124は、撮影光量が足りない場合に発光して被写体を照明して鮮明な画像を撮影させる。
更に、筐体110の側面と、グリップ部114の側面とには、複数の通気口142、144、146、148が配される。通気口142、144、146、148の各々は、筐体の内部と外部とを連通させる。
通気口142、144は、筐体110前面に対するグリップ部114の付け根付近に配される。また、通気口146、148は、筐体110におけるグリップ部114とは反対側の側端面に配される。このような配置により、通気口142、144、146、148は、デジタルカメラ100を用いるユーザの手により塞がれ難い。
また、通気口142、144、146、148は、デジタルカメラ100を横位置(正位置)に構えた場合の上部および下部に分散して配される。これにより、通気口142、144、146、148は、筐体110の内部を煙突効果により効率よく換気できる。
モードダイヤル131は、回転させることによりデジタルカメラ100の動作モードを選択できる。また、撮影モードで動作している場合の詳細な動作モードを選択する場合にも用いられる。
電源ボタン132は、押される毎に、デジタルカメラ100の電源を投入または遮断する。レリーズボタン133は、撮影モードにおいて押し下げることにより、画像を撮影するタイミングを指示する。
図2は、デジタルカメラ100を背面から見た様子を示す斜視図である。図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。筐体110の背面には、ズームレバー134、十字キー135、メニューボタン136および消去ボタン137と、ファインダ122の接眼部および液晶表示部150とが配される。
ズームレバー134はシーソー式に操作でき、これを操作することによりレンズ鏡筒120の倍率を変化させる。十字キー135は、4つのスイッチを操作でき、デジタルカメラ100の動作モードに応じて異なる機能が割り当てられる。
メニューボタン136は、後述する液晶表示部150に設定メニューを表示させる。メニューボタン136が表示させる設定メニューも、デジタルカメラ100の動作モードに応じて異なる場合がある。消去ボタン137は、デジタルカメラ100の動作モードが再生モードに設定されている場合に、指定した画像を消去する。
液晶表示部150は、デジタルカメラ100の動作モードが撮影モードに設定されている場合に、レンズ鏡筒120の光学系によりイメージセンサに結ばれた像を表示する。また、設定に応じて、撮影画像のヒストグラム、フラッシュの動作モード、撮影条件、グリッド等を併せて表示する場合もある。更に、電池の残り容量、光量不足の警告、フラッシュ部124の充電状態等も示す。
また、液晶表示部150は、デジタルカメラ100の動作モードが再生モードに設定されている場合に、デジタルカメラ100が格納している画像のサムネイルを表示する。また、十字キー135によりサムネイルから選択された画像を、画面いっぱいに表示する場合もある。更に、表示する画像の撮影条件等を併せて示す場合もある。
更に、液晶表示部150は、デジタルカメラ100を操作する場合のインターフェイスの一部としても機能する。即ち、メニューボタン136により動作モードに応じた設定メニュー等を表示して、選択項目を列挙すると共に、既に選択されている選択項目を表示する。このようなレイアウトにより、ユーザは、レンズ鏡筒120を被写体に向けた状態で、デジタルカメラ100を操作できる。
以上のような外観を有するデジタルカメラ100は、例えば、以下のように操作される。電源ボタン132が投入された後、モードダイヤル131により動作モードが選択される。選択された動作モードが撮影モードである場合は、更に、静止画モード、動作モード等の撮影形態の他、逆光、夜景等、撮影対象に応じた撮影プログラムが選択される場合もある。その後、ユーザがレリーズボタン133を押し下げたタイミングで画像が撮影される。
図3は、デジタルカメラ100の水平断面図であり、図1および図2に示す矢印Aの位置における断面を示す。図1および図2と共通の要素には同じ参照番号を付す。
レンズ鏡筒120は、筐体110に対して脱着できる。筐体110に装着されたレンズ鏡筒120の後方では、それぞれがレンズ鏡筒120の光学系の光軸Xに対して直角に、防塵フィルタ162、ローパスフィルタ164およびイメージセンサ166が、この順に筐体110の内部に配される。イメージセンサ166としては、例えば、CCD(電化結合素子)、C−MOS(相補的金属酸化物半導体)センサ等の光電気変換素子を用いることができる。
防塵フィルタ162は、イメージセンサ166の前方に配され、レンズ鏡筒120が取り外された場合の開口から侵入した塵芥を受け止める。圧電素子等のアクチュエータにより超音波振動を与えて、防塵フィルタ162に付着した塵芥を払い落とす機構を備える場合もある。これにより、撮像する場合に、イメージセンサ166とレンズ鏡筒120との間に塵芥等が介在することが防止される。
ローパスフィルタ164は、レンズ鏡筒120の光学系からの入射画像から高周波成分を遮断して、イメージセンサ166により生成した記録画像における干渉縞の発生を抑制する。また、ローパスフィルタ164とイメージセンサ166との間には、シール材165が配される。これにより、イメージセンサ166の受光面に塵芥が付着することが防止される。
イメージセンサ166の更に後方には、例えばアルミニウム等の金属材料熱伝導率の高い素材で形成されたイメージセンサ保持(固定)部材172が配される。イメージセンサ保持部材172は、イメージセンサ166の背面に一部を密着させると共に、筐体110の通気口146に近い側の一端に結合されたヒートシンク174を有する。ヒートシンク174の更に側方には、送風ファン176および通気口シャッタ178が配される。送風ファン176は、筐体110内部の空気を通気口146に向かって圧送する。
イメージセンサ保持部材172に対してヒートシンク174と反対側の側方には、基板188および電池ホルダ189が筐体110の内部に重ねて配される。基板188は、コネクタ185に結合されたフィルムケーブル181、183等により、イメージセンサ166、温度センサ182等と接続される。
また、基板188は、制御部チップ184、ASICチップ186、カードホルダ187等を実装される。制御部チップ184は、後述する制御手順を実行して、このデジタルカメラ100全体の動作を制御する。
ASICチップ186(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)は、デジタルカメラ100の内部における画像処理等、負荷の高い処理を高速に実行する回路を有する。このため、ASICチップ186は他の回路に比較すると発熱量が大きく、グリップ部114の内部に一端を露出させたヒートシンク171に密着している。
これにより、ASICチップ186で発生した熱は、グリップ部114の内側に放散される。加熱されたグリップ部114内部の空気は、通気口142から排出される。また、通気口144からは新しい空気が供給される。これにより、ヒートシンク171は効率よく冷却され、ASICチップ186の温度上昇を抑制する。
なお、ヒートシンク171は、比較的伝熱性が低い樹脂により形成されたグリップ部114により覆われている。これにより、筐体110の表面に局所的な高温部が生じることが防止される。
カードホルダ187は、デジタルカメラ100が撮影した画像を格納するフラッシュメモリーカード等の記憶媒体を着脱自在に保持する。電池ホルダ189は、デジタルカメラ100の電源となる電池を着脱自在に保持する。
図4は、デジタルカメラ100を示す断面図であり、図3に矢印Bで示す位置の断面を示す。図1、図2および図3と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
通気口シャッタ178は、筐体110の側端面(図中の左側)に沿って配され、当該側端面に沿って上下に変位する。また、通気口シャッタ178は、筐体110の通気口146、148と同じ配置の開口175を有する。これにより、図示のように、通気口シャッタ178が上昇して通気口146、148と開口175とがずれた位置にある場合は、通気口146、148が通気口シャッタ178により閉鎖される。
通気口シャッタ178が降下して、通気口146、148と開口175とが同じ位置にある場合は、通気口146、148および開口175が連通する。これにより、筐体110の内部と外部とがつながる。
なお、デジタルカメラ100は、通気口シャッタ178を昇降させるアクチュエータ177を、筐体110の内部に更に備える。アクチュエータ177は、フィルムケーブル179により基板188に接続され、制御部チップ184から受けた指示に応じて動作する。同様に、送風ファン176も、フィルムケーブル173により基板188に接続され、制御部チップ184から受けた指示に応じて動作または停止する。
また、通気口シャッタ178は、通気口146、148を閉鎖した状態をデフォルトとして、制御部チップ184からの指示に従って、通気口146、148を開放する。これにより、筐体110内部が外部に連通する期間を縮め、筐体110内部に塵芥等が侵入することを抑制できる。
上記のようなデジタルカメラ100において、イメージセンサ166は、受光した画像を電気信号に変換する場合に、不可避に熱を発生する。このため、動画撮影モードあるいはライブビューモードのようにイメージセンサ166が連続的に稼働する場合は、イメージセンサ166の温度が上昇する。
また、静止画撮影モードであっても、バルブモードでは、イメージセンサ166が長時間にわたって連続的に露光されるので温度が上昇する。更に、ブラケットモードあるいは連写モードのように、撮影頻度が高い場合も、イメージセンサ166の温度は上昇しがちになる。
また更に、イメージセンサ166により電気信号として取り込まれた画像は、ASICチップ186により処理された後に、カードホルダ187に装填された記録媒体等に記録される。このため、撮影頻度が高い場合、あるいは、動画等の連続的な撮影モードで動作した場合は、ASICチップ186の温度も上昇する。
一方、筐体110の内部には、イメージセンサ166およびイメージセンサ保持部材172の周囲に環状の空間がある。この環状の空間は、筐体110の内部において矢印Cで示すような自然対流を生じる対流路となる。これにより、イメージセンサ166で発生した熱は、筐体110の内部で拡散され、局部的に昇温することが防止される。
なお、筐体110内部の熱は、筐体110全体から外部に放射される。このような機能に鑑みて、筐体110は、アルミ合金、マグネシウム合金等の熱伝導率の高い材料で形成することが好ましい。
また、イメージセンサ166等の発熱量が更に増加した場合、制御部チップ184は、送風ファン176を起動させる。これにより、筐体110の内部には強い対流が生じ、熱の拡散が高速化される。
更に、より高い冷却性能が求められる場合、制御部チップ184は、アクチュエータ177を動作させて、通気口146、148を開口させる。これにより、筐体110の内部で温められた空気は筐体110の外部に排出され、換わって外部の室温の空気が導入される。これにより、ヒートシンク174を介して、イメージセンサ166は高効率に冷却される。
このように、イメージセンサ保持部材172、ヒートシンク174、送風ファン176および通気口シャッタ178が形成する冷却機構170は、段階的に冷却性能を変化させることができる。また、冷却機構170の動作は、制御部チップ184に制御される。ここで、制御部チップ184は、例えば、デジタルカメラ100に設定された動作モードを参照して、以下のように冷却機構170を制御する。
図5は、制御部チップ184が実行する、デジタルカメラ100における冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態を監視する。
なお、デジタルカメラ100は、イメージセンサ166の発熱量が大きくなる第1稼働状態と、イメージセンサ166の発熱量が小さい第2稼働状態の他に、イメージセンサ166の発熱量が、第1稼働状態および第2稼働状態の中間になる第3稼働状態を有するものとする。
デジタルカメラ100が動作を開始すると、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が、イメージセンサ166の稼働時間が長い第1稼働状態であるか否かを調べる(S101)。第1稼働状態は、イメージセンサ166が連続的に動作する動画撮影モードあるいは静止画撮影モードにおけるライブビューモード、バルブモード等にデジタルカメラ100の動作モードが設定されている状態である。また、静止画撮影モードにおける連写枚数が多い場合も第1稼働状態とみなす。
制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第1稼働状態であることを検出した場合(S101:YES)、まず、通気口シャッタ178を開く(S102)。更に、送風ファン176を動作させる(S103)。これにより、ヒートシンク174が積極的に冷却され、イメージセンサ保持部材172に形成される温度勾配が大きくなるので、冷却機構170の冷却性能が最大に発揮される。その後、制御部チップ184は、再びデジタルカメラ100の稼働状態を監視する(S101)。
また、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第1稼働状態ではないことを検出した場合(S101:NO)、通気口シャッタ178を閉じる(S104)。なお、通気口シャッタ178が既に閉じていた場合は、その状態を維持する。これにより、矢印Cにより示される対流路Cは筐体110の外部と連通が絶たれる。
続いて、デジタルカメラ100の稼働状態が第3稼働状態であるか否かを調べる(S105)。第3稼働状態は、デジタルカメラ100の動作モードが静止画撮影モードであっても、例えば撮影条件を変化させながら、比較的少ない枚数(例えば3枚〜9枚)の複数の画像を連続撮影するブラッケト撮影モードが選択された場合である。
更に、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第3稼働状態であることを検出した場合(S105:YES)に、送風ファン176を動作させる(S106)。送風ファン176が既に動作していた場合は、その状態を維持する。
これにより、筐体110内部の対流で空気が循環して均熱化されるので、発熱源となるイメージセンサ166、制御部チップ184、ASICチップ186等の周囲が局所的に高温になることが防止される。なお、筐体110を、熱伝導率の高い金属等により形成して、デジタルカメラ100全体から放熱させてもよい。
また、通気口146、148が閉鎖されているので、外部から筐体110の内部に塵芥等が侵入することが防止される。その後、制御部チップ184は、再びデジタルカメラ100の稼働状態を監視する(S101)。
また更に、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第3稼働状態ではないことを検出した場合(S105:NO)に、デジタルカメラ100の稼働状態が第2稼働状態であるか否かを調べる(S107)。第2稼働状態は、イメージセンサ166の稼働時間が比較的短い静止画撮影モードにおいて、静止画像を1枚ずつ撮影する場合(いわゆる単写撮影)である。また、デジタルカメラ100が再生モードに設定された場合も、デジタルカメラ100は第2稼働状態となる。
制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第2稼働状態であることを検出した場合(S107:YES)に、送風ファン176の動作を停止させる(S108)。これにより、冷却機構170の冷却性能は抑制されるが、イメージセンサ166の発熱量が限定的なので、イメージセンサ166の温度が上昇することはない。また、冷却機構170の消費電力が抑制される。
その後、制御部チップ184は、再びデジタルカメラ100の稼働状態を監視する(S101)。また、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の稼働状態が第2稼働状態ではないことを検出した場合(S107:NO)にも、再びデジタルカメラ100の稼働状態を監視する(S101)。
図6は、制御部チップ184による他の制御手順を示すフローチャートである。以下に説明する制御手順は、デジタルカメラ100の稼働状態が遷移する過渡状態における、制御部チップ184による制御手順を示す。このため、デジタルカメラ100が起動した直後には実行できないが、何れかの稼働状態から他の稼働状態に遷移した場合に実行できる。
デジタルカメラ100の動作モードが遷移した場合、イメージセンサ166およびその周辺回路は、遷移直前の稼働状態における温度となっている。このため、第1稼動状態から第2稼動状態または第3稼働状態に遷移した場合、あるいは、第3稼働状態から第2稼働状態に遷移した場合、遷移直後は冷却機構170が前の稼働状態に対応した冷却性能を維持することが好ましい。
そこで、デジタルカメラ100の稼働状態が遷移した場合、制御部チップ184は、まず、遷移前の稼働状態が第1稼働状態であったか否かを調べる(S201)。遷移直前の稼働状態が第1稼働状態であった場合(S201:YES)、制御部チップ184は、遷移後の稼働状態が第2稼働状態であるか否かを調べる(S202)。
遷移前が第1稼働状態であり、遷移後が第2稼働状態であることが判った場合(S202:YES)、制御部チップ184は、通気口シャッタ178を開いたまま維持すると共に、送風ファン176の動作を継続する(S203)。更に、ある設定時間が経過した後に通気口シャッタ178を閉じて送風ファン176を停止させる(S204)。これにより、冷却機構170の冷却性能は第2稼働状態の発熱に対応したものとなる一方、遷移前の第1稼働状態において発生した熱は十分に冷却される。
なお、通気口シャッタ178を開き続け、送風ファン176の動作を継続する上記設定時間は、制御部チップ184に予め設定してもよい。また、温度センサ182の測定結果を参照して算出してもよい。更に、イメージセンサ166の稼働時間、ASICチップ186に実行させた処理の内容等に基づいて発熱量を算出して、発熱量の多寡に応じて期間の長さを増減してもよい。
遷移前が第1稼働状態であり、遷移後が第3稼働状態であることが判った場合(S202:YES)、制御部チップ184は、通気口シャッタ178を開いたまま維持すると共に、送風ファン176の動作を継続する(S205)。更に、ある設定時間が経過した後に通気口シャッタ178を閉じる(S206)。これにより、冷却機構170の冷却性能は、第3稼働状態の発熱に対応したものとなる一方で、遷移前の第1稼働状態において発生した熱は十分に冷却される。
この場合も、送風ファン176の動作を継続する上記設定時間は、制御部チップ184に予め設定してもよい。また、温度センサ182の測定結果を参照して算出してもよい。更に、イメージセンサ166の稼働時間、ASICチップ186に実行させた処理の内容等に基づいて発熱量を算出して、発熱量の多寡に応じて期間の長さを増減してもよい。
また、デジタルカメラ100の稼働状態が遷移した場合に、遷移前の稼働状態が第1稼働状態ではなかった場合(S201:NO)、制御部チップ184は、遷移直前の稼働状態が第3稼働状態であったか否かを調べる(S207)。遷移前の稼働状態が第3稼働状態であった場合(S207:YES)は、制御部チップ184は、遷移後の稼働状態が第2稼働状態であるか否かを調べる(S208)。
遷移前が第3稼働状態であり、遷移後が第2稼働状態であることが判った場合(S208:YES)、制御部チップ184は、送風ファン176の動作を継続する(S209)。更に、ある設定時間が経過した後に送風ファン176を停止させる(S210)。これにより、冷却機構170の冷却性能は第2稼働状態の発熱に対応したものとなる一方、遷移前の第3稼働状態において発生した熱は十分に冷却される。
この場合も、送風ファン176の動作を継続する上記設定時間は、制御部チップ184に予め設定してもよい。また、温度センサ182の測定結果を参照して算出してもよい。更に、イメージセンサ166の稼働時間、ASICチップ186に実行させた処理の内容等に基づいて発熱量を算出して、発熱量の多寡に応じて期間の長さを増減してもよい。
なお、遷移前の動作状態が第3稼働状態ではなかった場合(S207:NO)は、遷移前の動作状態が第2稼働状態であったことが判明するので、継続すべき冷却機構170の動作は無かったことが判る。また、第3稼働状態からの遷移後の稼働状態が第2稼働状態ではなかった場合(S208:NO)は稼働状態の遷移が生じないので、稼働状態の遷移に係る過渡制御は終了する。
図7は、デジタルカメラ100に動画モードが設定された場合に、制御部チップ184が実行する付加的な制御手順を示すフローチャートである。デジタルカメラ100が第1稼働状態となる動作モードのうち、特に動画撮影モードが設定された場合、制御部チップ184は、図5を参照して説明したように発熱量の増加を予測して送風ファン176を起動すると共に、通気口シャッタ178を開く指示を発生する(図5、S103)。
更に、制御部チップ184は、送風ファン176が実際に起動すると共に、通気口シャッタ178が開き終わったことを確認した後、動画撮影モードに伴う録音を開始する(S301)。
このような制御を実行することにより、送風ファン176の動作音、通気口シャッタ178が開く動作に伴って生じる音が、デジタルカメラ100に録音されてしまうことが避けられる。また、送風ファン176の回転が定常状態になった場合は発生するファンノイズが一定になるので、録音された情報から電気的な処理によりファンノイズを容易に取り除くことができる。
更に、録音が開始されると、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の動画撮影モードがユーザにより解除されるか否かを監視し続ける(S302:NO)。動画撮影モードが解除された場合(S302:YES)、制御部チップ184は、まず、録音を停止する(S303)。
続いて、通気口シャッタ178を閉じ、送風ファンを停止する指示を発生する(S304)。このような一連の制御により、通気口シャッタ178を閉じる動作に伴って生じる音、送風ファン176が停止する過程で変化するファンノイズを録音してしまうことが防止される。
図8は、電源を遮断する操作がなされた場合の、制御部チップ184によるデジタルカメラ100の制御手順を示すフローチャートである。より具体的には、稼働しているデジタルカメラ100の電源スイッチが操作された場合における制御部チップ184による冷却機構170の制御手順を示すフローチャートである。
制御部チップ184は、電源ボタン132が遮断操作されたことを検出した場合(S401)に、まず、遮断操作直前のデジタルカメラ100の稼働状態が第1稼働状態であったか否かを調べる(S402)。その結果、直前の稼働状態が第1稼働状態であった場合(S402:YES)は、デジタルカメラ100の電池の残り容量を調べる(S403)。
制御部チップ184は、以下に説明する冷却機構170の動作を完遂するに足る十分な残り容量を電池が有することを検出した場合(S403:YES)、通気口シャッタ178を開いたまま、送風ファン176の動作を継続する(S404)。その後、予め設定された時間が経過した後に、通気口シャッタ178を閉じ、送風ファン176を停止し、更に、デジタルカメラ100の電源を遮断する。
これにより、デジタルカメラ100の稼働中に生じた熱を十分に冷却した状態で、デジタルカメラ100の動作を停止することができる。なお、通気口シャッタ178を開き続ける時間、および、送風ファン176の動作を継続する時間は、制御部チップ184に予め設定しておいてもよい。また、デジタルカメラ100に設けた温度センサ182の検出温度を参照して決定してもよい。
更に、制御部チップ184は、遮断操作直前のデジタルカメラ100の稼働状態が第1稼働状態ではなかった場合(S402:NO)に、当該稼働状態が第3稼働状態であったか否かを調べる(S406)。その結果、直前の稼働状態が第3稼働状態であった場合(S406:YES)は、デジタルカメラ100の電池の残り容量を調べる(S403)。
制御部チップ184は、以下に説明する冷却機構170の動作を完遂するに足る十分な残り容量を電池が有することを検出した場合(S403:YES)、送風ファン176の動作を継続する(S404)。その後、予め設定された時間が経過した後に、送風ファン176を停止して、デジタルカメラ100の電源を遮断する(S405)。
これにより、デジタルカメラ100の稼働中に生じた熱を十分に冷却した状態で、デジタルカメラ100の動作を停止することができる。なお、通気口シャッタ178を開き続ける時間、および、送風ファン176の動作を継続する時間は、制御部チップ184に予め設定しておいてもよい。また、デジタルカメラ100に設けた温度センサ182の検出温度を参照して決定してもよい。
更に、イメージセンサ166の稼働時間、ASICチップ186に実行させた処理の内容等に応じた発熱量を算出して、発熱量の多寡に応じて期間の長さを増減してもよい。更に、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の電池の残り容量を調べて、電池の残り容量の多寡に応じて、送風ファン176の継続動作時間を増減してもよい。
一方、ステップS406でYES判定の後、ステップ403を経てステップS407に至った場合、送風ファン176の動作を予め設定された時間継続し(S407)、その設定時間後に送風ファン176を停止して、デジタルカメラ100の電源を遮断する(S408)。この場合の上記設定時間も、ステップS404、S405において説明した通りなので、ここでは説明を省略する。
また、制御部チップ184は、冷却機構170の動作を完遂するに足る十分な残り容量を電池が有していないことを検出した場合(S403:NO)も、直ちに電源を遮断して、デジタルカメラ100の動作を停止する。これにより、電池の過放電を防止することができる。
また、制御部チップ184は、遮断操作直前のデジタルカメラ100の稼働状態が第1稼働状態でも第3稼働状態でもなかった場合(S406:NO)には、冷却すべき熱は発生していないものとして直ちに電源を遮断して、デジタルカメラ100の動作を停止する。これにより、冷却機構170による電力消費を抑制できる。
図9は、一眼レフシステムのように、レンズ鏡筒を取り外すことができるデジタルカメラ100において制御部チップ184が実行する付加的な制御手順を示すフローチャートである。なお、以下に説明する制御手順は、既に説明した他の制御手順と並行して実行される。
制御部チップ184は、デジタルカメラ100の筐体110から、レンズ鏡筒120が取り外されたか否かを監視し続ける(S501:NO)。レンズ鏡筒120が筐体110から取り外されたことが検出された場合(S501:YES)、制御部チップ184は、レンズ鏡筒120が取り外された時点のデジタルカメラ100の稼働状態を記録する(S502)。
続いて、送風ファン176の回転を停止する指示(S503)と、通気口シャッタ178を閉鎖する指示(S504)とを順次発生する。なお、送風ファン176が既に停止している場合、通気口シャッタ178が既に閉じている場合は、それらの状態を維持する。
このような制御により、レンズ鏡筒120を取り外した跡の筐体110の開口から塵芥を含む雰囲気が吸い込まれることが防止される。なお、レンズ鏡筒120が取り外された状態でイメージセンサ166が継続的に動作することはないので、冷却機構170の機能を停止しても、レンズ鏡筒120を取り外した時点の温度を超えてデジタルカメラ100の温度が上昇することはない。
更に、レンズ鏡筒120が取り外されたデジタルカメラ100において、制御部チップ184は、レンズ鏡筒120が筐体110に取り付けられるか否かを継続的に監視する(S505:NO)。レンズ鏡筒120が装着されたことが検出された場合(S505:YES)は、前の段階(S502)において記録した稼働状態を参照して、レンズ鏡筒120を取り外す直前の稼働状態に応じて、送風ファン176を起動させ(S506)、通気口シャッタ178を開く(S507)。これにより、デジタルカメラ100は、レンズ鏡筒120を取り外す直前の状態に、迅速に復帰する。
図10は、制御部チップ184によるデジタルカメラ100の他の制御手順を示すフローチャートである。制御部チップ184は、デジタルカメラ100に設けられた加速センサ、姿勢センサ等を参照して、筐体110が、横位置に構えられているか、縦位置に構えられているかを継続的に監視する(S601:NO、S603:NO)。なお、この実施形態の場合は、図1および図2に示す状態が、横位置のデジタルカメラ100の姿勢になる。
デジタルカメラ100の姿勢が縦位置になったことが検出された場合(S601:YES)、制御部チップ184は、通気口シャッタ178を閉じる指示を発生する(S602)。これにより、上方に向かって開口した通気口146、148が閉鎖され、上方から落下してくる塵芥、雨滴等が筐体110の内部に入り込むことを防止する。
また、デジタルカメラ100の姿勢が横位置になったことが検出された場合(S603:YES)、制御部チップ184は、通気口シャッタ178を開く指示を発生する(S604)。これにより、通気口146、148が開き、冷却機構170の冷却性能が高くなる。
なお、上記の制御手順は、既に説明した他の制御手順と並行して実行される。従って、デジタルカメラ100の姿勢が縦位置になったことが検出された場合(S601:YES)に、通気口シャッタ178が既に閉じている場合もある。そのような場合は、通気口シャッタ178が閉じた状態を維持する。また、デジタルカメラ100の姿勢が横位置になったことが検出された場合(S603:YES)でも、通気口シャッタ178を開かなくてもよい稼働状態でデジタルカメラ100が使用されている場合は、通気口シャッタ178が閉じた状態が維持される。
図11は、デジタルカメラ100の他の構造を示す斜視図である。他の形態と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
デジタルカメラ100は、モードダイヤル131に換えて、スライドノブ138を有する。その他の点では、図1に示したデジタルカメラ100と共通の構造を有する。スライドノブ138は、筐体110の上面を水平に移動させることにより、デジタルカメラ100の動作モードを切り換える。
図12は、デジタルカメラ100の内部構造を示す縦断面図である。図示のように、スライドノブ138は、筐体110の上面112に形成された長穴118に案内されて、紙面と平行に、上面112に沿って移動する。また、スライドノブ138は、筐体110の内部において、切り換えスイッチ192および伝達レバー196の一端に結合される。
切り換えスイッチ192は、スライドノブ138の変位に応じて電気信号を発生して、デジタルカメラ100の動作モードを切り替えるべき旨を制御部チップ184に通知する。これにより、制御部チップ184は、デジタルカメラ100の動作モードを切り換える。この実施形態においては、スライドノブ138が図中で右側に位置している場合に静止画撮影モードが、スライドノブ138が左側に位置している場合に動画撮影モードがそれぞれ設定されるものとする。
伝達レバー196の一端は、スライドノブ138と一体的に移動する連結部194に連結される。伝達レバー196の他端は、通気口シャッタ178と一体的に上下に移動する連結部198に結合される。更に、伝達レバー196は、筐体110に対して固定された軸支部116により回動自在に支持される。
これにより、スライドノブ138が移動した場合、伝達レバー196は、軸支部116の回りを回動しつつ、スライドノブ138の変位を通気口シャッタ178に伝達する。図示の例では、スライドノブ138が右側に向かって移動して、デジタルカメラ100の動作モードが静止画撮影モードになった場合に、通気口シャッタ178が持ち上げられて通気口146、148が閉鎖される。
一方、スライドノブ138が左方へ移動した場合は、切り換えスイッチ192によりデジタルカメラの動作モードが動画撮影モードに切り換えられると共に、通気口シャッタ178が降下して、通気口146、148が開かれる。これにより、筐体110の内部と外部が連通するので、筐体110内部の熱気 を放出することにより、デジタルカメラ100を効率よく冷却できる。このように、デジタルカメラ100の動作モードを切り換えるスライドノブ138と、冷却機構170における通気口シャッタ178の動作とを機械的に連動させることもできる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書および図面に示した装置、システム、プログラムおよび方法における動作、手順、ステップおよび段階等の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 デジタルカメラ、110 筐体、120 レンズ鏡筒、112 上面、114 グリップ部、116 軸支部、118 長穴、122 ファインダ、124 フラッシュ部、131 モードダイヤル、132 電源ボタン、133 レリーズボタン、134 ズームレバー、135 十字キー、136 メニューボタン、137 消去ボタン、138 スライドノブ、142、144、146、148 通気口、150 液晶表示部、162 防塵フィルタ、164 ローパスフィルタ、165 シール材、166 イメージセンサ、170 冷却機構、171 ヒートシンク、172 イメージセンサ保持部材、173、179、181、183 フィルムケーブル、174 ヒートシンク、175 開口、176 送風ファン、177 アクチュエータ、178 通気口シャッタ、182 温度センサ、184 制御部チップ、185 コネクタ、186 ASICチップ、187 カードホルダ、188 基板、189 電池ホルダ、192 切り換えスイッチ、194、198 連結部、196 伝達レバー

Claims (12)

  1. 内部に形成された対流路を大気に連通させる通気口を有する筐体と、
    前記筐体に収容された撮像素子と、
    前記撮像素子に熱的に結合されており、前記対流路において昇温する昇温部と、
    前記対流路に対流を発生させる送風機と、
    前記通気口を開放した開放状態と、前記通気口を閉鎖した閉鎖状態とに切換可能な蓋部と、
    前記撮像素子の稼働期間に関する稼動状態に基づいて、前記蓋部および前記送風機の動作を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、
    前記稼動状態として、前記稼働期間が相対的に長時間に亘ることを示す第1稼動状態が示される場合には、前記蓋部を開いて前記開放状態にすると共に前記送風機を動作させ、
    前記稼動状態として、前記撮像素子の稼働時間が前記第1稼動状態の場合に比して相対的に短い稼働時間であることを示す第2稼動状態が示される場合には、前記蓋部を閉じて前記閉鎖状態にすると共に前記送風機を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、静止画の撮像間隔が所定間隔よりも短く設定されている場合に、前記第1稼動状態に設定されていると判断することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記撮像素子が連続的に露光されるモードが設定された場合には、前記第1稼動状態に設定されていると判断する請求項2または請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、逐次撮像を繰り返すライブビューモード又は動画を撮像する動画撮像モードが設定された場合には、前記第1稼動状態に設定されていると判断する請求項2または請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記動画撮像モードが設定された場合には、前記蓋部の開放動作が行なわれ且つ前記送風機の送風動作が開始された後に、前記動画の記録動作に伴う録音動作を開始することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記蓋部の開放動作が完了し、且つ前記送風機が定常回転状態になった後に、前記録音動作を開示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記録音動作を停止した後で、ファン動作の停止動作および蓋部材の閉鎖動作を実行することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御部は、前記第1稼動状態から前記第2稼動状態に遷移した場合において、その遷移後一定時間は、前記蓋部を開いたまま前記送風機の動作を継続させることを特徴とする請求項2から請求項8までのいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記制御部は、前記第1稼動状態から前記第2稼動状態に遷移した場合において、その遷移直後から、前記第1稼動状態の継続時間に応じた経過時間が経過するまでは、前記蓋部を開いたまま前記送風機の動作を継続させることを特徴とする請求項2から請求項8までのいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記制御部は、
    前記撮像素子が前記第1稼動状態で稼動した後で、前記撮像装置の主電源スイッチがオフ操作された場合には、前記蓋部を開いたまま前記送風機の動作を所定時間継続させた後で、前記送風機を停止させ且つ前記蓋部を閉じて前記撮像装置の動作を終了させ、
    前記撮像素子が前記第2稼動状態で稼動した後で、前記撮像装置の主電源スイッチがオフ操作された場合には、直ちに前記送風機を停止して前記蓋部を閉じた後、前記撮像装置の動作を終了させる、
    ことを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれかに記載の撮像装置。
  12. 前記制御部は、前記主電源の残量に応じて前記所定時間を決定することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
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