JP2010517566A - 魚釣用リール - Google Patents

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Abstract

【課題】クランクの移動方向によらず、プルオフブレーキの力を増大させる。
【解決手段】魚釣用リール(100)は、クランク(110)と、前記クランク(110)が接続されたスプール(120)と、プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)と、筺体(130)と、を備えている。前記プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)及び前記筺体(130)は相互に接続され、これにより、巻き取り方向に前記クランク(110)が移動するに連れて、前記プルオフブレーキ機構のプリテンションが増大する。更に、前記巻き取り方向と逆方向に前記クランク(110)が移動するに連れてもまた、前記プルオフブレーキ機構のプリテンションが増大する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クランクと、前記クランクに接続されたスプールと、プルオフ(pull−off)ブレーキ機構と、筺体と、を備えた魚釣用リールに関する。プルオフブレーキ機構及びクランクは、釣糸の巻き取り(reeling−in)方向にクランクが動くに連れてプルオフブレーキ機構のプリテンション(pretension)が増大するように、相互に接続されている。
釣竿及びリールを用いた魚釣の技術において、リールの非常に重要な特徴は、釣糸用のプルオフブレーキを設けていることである。魚が暴れた場合、換言すると、魚が、恐慌状態に陥り、釣人が意図する方向とは反対方向に激しく泳ごうとすることで自己の運命から逃れようとする場合、プルオフブレーキは、釣糸の断線を防止する。
プルオフブレーキは、また、魚がその活動領域である水から釣り上げられるのを抗わない程度に、釣人が魚を疲れさせる手段として役立つ。
標準的な魚釣用リールにおいては、釣糸の巻き取り又は繰り出しのための魚釣り用リールの操作に用いられるクランクと、釣糸を収容するスプールとの間に、プルオフブレーキは機械的に位置している。このことは、釣糸を巻き取る力として、プルオフブレーキの設定により許容される力よりも大きな力を加えることは不可能であることを意味している。プルオフブレーキの設定が非常に低い場合、このことにより、釣り上げ可能な状態の魚を釣糸で巻き取る際に問題を引き起こす可能性がある。勿論、釣り糸を巻き取る前にプルオフブレーキの設定を調整することは可能であるが、しばしば手間が掛かる。
フライフィッシング用リールにとって、プルオフブレーキの設定に伴う問題は、他の魚釣用リールにとってよりも、更に一段と悪化する。換言すると、フライフィッシング用リールは、釣糸の繰り出しを可能にする解除機構を通常有していない。その代わりに、釣人が、通常、プルオフブレーキの力に抗して、手動で釣糸を繰り出す。したがって、釣人は、プルオフブレーキを可能な限り低く設定してしまう可能性がある。これにより、プルオフブレーキが実際に必要になるときに問題を引き起こす可能性がある。
特許文献1は、巻き取り方向へのクランクの動きによって、プルオフブレーキの力が調整可能となる魚釣用リールを開示している。その調整は、小ボールの供給によって実現される。その小ボールは、クランクに接続されたディスクの斜面と、リールのプルオフブレーキに接続された2枚のディスク上の斜面との間に嵌めこまれて、配置される。クランクに接続されたディスクに対してトルク(巻き取り方向のトルク)が加えられているときは常に、ボールは、斜面上を移動して、これらのディスクを引き離す。このディスクを引き離す力は、プルオフブレーキに伝達され、これにより、プルオフブレーキは、滑らずに、より大きなトルクを伝達するように調整される。
米国特許6,095,311号明細書
しかしながら、特許文献1に開示されている魚釣用リールに関して、多数の不利な点が存在する。
第1に、特許文献1の魚釣用リールで提供されるディスクを引き離す力には、大きさの制限が無い。このことは、ディスク又はプルオフブレーキが容易に過負荷となってしまうことを意味する。
第2に、クランクが反対方向に(すなわち巻き取り方向と逆方向に)動いてしまうと、プルオフブレーキの効果を奏することができない。
第3に、特許文献1の魚釣用リールのプルオフブレーキ自体、及び、そのプルオフブレーキの力を制御するディスクは、クランクの近くに配置されるため、クランクは不必要に「巨大」に設計される。
本発明は、クランクの移動方向によらずプルオフブレーキの力を増大させるという機能を有する魚釣用リールを提供することによって、これらの課題及び他の課題を解決する。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付の図面を参照して、詳細に説明する。
本発明に係る魚釣用リールの平面図である。 本発明に係る魚釣用リールの、図1のA−A’線の断面図である。 本発明に係る魚釣用リールの分解図である。 本発明に係るプルオフブレーキを設けることが可能な、従来技術の魚釣用リールの斜視図である。
図1を参照するに、本発明に係る魚釣用リール100は、クランク110を備えている。クランク110は、動作可能なようにスプール120に接続されている。スプールの目的は、魚釣の間、釣糸を収納することであり、そして、大きくて力強い魚を陸揚げするために、釣糸の巻き取りを援助することである。スプールは、筺体130内に収納されている。筺体130には、好適には、釣竿(図示せず)を取り付けるための締結器具140が設けられる。好適な実施形態では、その筺体には、開口部155が設けられる。開口部は、釣糸を乾燥させ、更に、魚釣用リール100の重量軽減を可能にする手段を提供する。
図2及び図3には、本発明に係る魚釣用リール100の必要な機能を提供する機構が示されている。リールの適切な機能を得るために、スプール120と共に常に回転する幾つかの構成要素、及び、筺体130に対して固定される幾つかの構成要素が存在する。他の構成要素は、スプールが一方の回転方向に回転している状態ではスプールと共に回転して、スプールが他方の回転方向に回転している状態では筺体に対して固定される。本発明の理解を容易なものとすべく、両方向共にスプールと共に回転する構成要素の全てについて、最初に説明する。
スプール120は、イヤ(ears)170(図2)によって、ハブ160に接続されている。イヤ170は、締め付けリング180と、ハブ160上に配置される面との間に締結される。締め付けリング180は、そのイヤを締結するために、カバー190によって付勢される。カバー190には、内側ネジ200が設けられている。内側ネジ200は、ハブ160上に設けられている、対応する外側ネジ210と協働する。
ハブ160の内周面には、軸の溝220が設けられている(図3)。溝220はブレーキプレート230,230’と協働し、これにより、ブレーキプレート230,230’がスプール120の回転に常に追従する。ハブ120は、第1のボールベアリング240及び第2のボールベアリング250に軸支される。第1のボールベアリング240及び第2のボールベアリング250のそれぞれの外周面は、そのスプールの回転に常に追従する。
上記構成要素は、回転方向に依存せずに、スプールの回転に常に追従する。以下においては、一方向へのスプールの回転に追従する構成要素について説明する。これらの構成要素は、クランク110の回転に常に追従する。
図2の右方から開始して、クランク110の一方の端には、ピン270に軸支されるハンドル260が設けられている。クランクの他方の端は、クランク用ハブ280に取り付けられる。次に、クランク用ハブ280は、例えば円錐接続によって、長手の軸290に固定される。軸は、クランク用ハブ280からトルクコンバータ300まで延在している。その機能については後述する。
また、筺体130に対して固定又略固定されている構成要素も、幾つか存在する。これらの構成要素こそが、本発明に係る魚釣用リール100の機能の核心である。図2の右方及び図3から開始して、プルオフブレーキ調整ノブ310が示されている。プルオフブレーキ調整ノブ310は、プルオフブレーキ調整機器320に固締される。これら調整ノブ及びプルオフブレーキ用調整機器の両者は、軸290と同軸に配置される。プルオフブレーキ調整機器320は、中空軸340の端330に装着される。その中空軸は、筺体130の開口部内に装着され、プルオフブレーキ調整機器320からトルクコンバータ300まで延在している。
スリーブ形のブレーキプリテンショナ350(brake pretensioner350)は、長手の軸290の端に装着され、第3のボールベアリング370に対して2枚のスプリングワッシャ360,365(図3)を付勢する。第3のボールベアリングは、プルオフブレーキ調整機器320と連係して、長手の軸290を、スリーブ形のブレーキプリテンショナ350を介して軸支する。
更に、一方向ベアリング380が存在する。すなわち、一方向ベアリング380とは、一方向への回転を可能にし、他方向の回転を止めるベアリングであって、中空軸330の外側に設けられるベアリングである。このベアリングは、ブレーキリング390を軸支する。ブレーキリング390には、外側の突起部395(図3のみ)が設けられている。突起部395は、3つのブレーキパッド400,400’,400”の内面に設ける溝のうち、対応する溝と協働して動作する。
トルクコンバータ300は、長手の軸290に固定されるクラウン410と、制御スリーブ420と、3つのボール430(図2には1つのボールのみ図示)と、を備えている。クラウン410は、制御スリーブ420と対向する3つの突起部415を備えている。制御スリーブは、クラウンと対向する、同一かつ等間隔に配置された3つの突起部425,425’,425”を備えている。突起部の放射状の伸長は、クラウンと制御スリーブとの間の一定量の角変位を可能にするものである。クラウンの各突起部のそれぞれにおいて、制御スリーブと対向する面には溝がそれぞれ設けられており(図示せず)、これらの溝は、中央域において最深となっている。そして、制御スリーブの各突起部の間の面には、同一の溝427が設けられている。操作位置において、クラウン430の突起部の溝と、制御スリーブ420の各突起部の間に設けられる溝との間に、ボール430が配置される。
以下、本発明に係る魚釣用リール100の機能について、上記構成要素を参照して説明する。
“魚釣りの準備”の設定では、ブレーキプリテンショナ350は、プルオフブレーキの最低設定力を確保できるように十分に大きな力で、長手の軸290に装着される。釣りの当業者にとって周知なように、このようなプルオフブレーキの力は、釣糸の巻き取りに抗して魚がもがいている場合に釣糸が断線してしまうのを防止できる程度に十分に小さいと好適である。一方で、プルオフブレーキの力は、釣糸の巻き取りが可能になる程度に十分に魚を疲れさせるべく、魚が釣糸を繰り出して抵抗できる程度に十分に大きいと好適である。
本発明に係る魚釣用リールのプルオフブレーキの力は、ブレーキパッド400,400’,400”と、ブレーキプレート230,230’との間の摩擦から生ずる。上述したように、ブレーキプレートはスプール120に接続する。ブレーキパッド230,230‘はブレーキリング390に接続する。ブレーキリング390は、一方向ベアリング380によって中空軸340に軸支される。それ故、一方向ベアリング380によって許可されていない方向に回転するように、例えば釣糸を引っ張る魚によってスプールが動かされると、ブレーキプレートとブレーキパッドとの間に動きが生ずる。この動きが、ブレーキプレートとブレーキパッドとの間に制動摩擦を生じさせる。
ブレーキプレートとブレーキパッドとの間の摩擦を変化させるために、プレート及びパッドの双方による押圧力が変更される。この力は、ブレーキプリテンショナ350から、スプリングワッシャ360,365、プルオフブレーキ調整機器320、長手の軸290、クラウン41、ボール430、及び、制御スリーブ420を介して、ブレーキパッド及びブレーキプレートの組立部に対して伝達される。それ故、ブレーキパッド及びブレーキプレートの組立部に対する押圧力は、スプリングワッシャ360,365に対する押圧力に等しくなる。ブレーキプリテンショナは、極めて小さな押圧力を与えるように設定されると好適である。
その力を調整するために、すなわち、ブレーキパッドとブレーキプレートとの間の摩擦を調整するために、3つの異なる手法を採用することができる。
第1の手法は、プルオフブレーキ調整機器320の回転によって、その力を制御するという手法である。この制御によって、プルオフブレーキ調整機器320を筺体130に取り付けているねじ込み部が締められるか又は緩められることで、プルオフブレーキの力が、それぞれ、減少又は増大する。
プルオフブレーキの力を増大させる第2の手法は、巻き取り方向にクランク110を動かすという手法である。この種の運きは、トルクをトルクコンバータ300に伝達し、そのトルクは、クラウン410と制御スリーブ420との間の回転運動を生じさせる。クラウン410と制御スリーブ420との間の回転運動は、クラウン410の突起部の最上部に設けられる溝と、制御スリーブの各突起部の間の面の溝との間の相対的な位置決めの位置を、変化させる。上述のごとく、溝は中央域においてより深く、ボール430は、相対して位置する2つの溝に対して接触して配置される。したがって、クラウン410の突起部の最上部に設けられる溝と、制御スリープの各突起部の間の面の溝との位置がずれる場合には、ボールのスペースが減少するので、回転運動は、クラウン410及び制御スリーブ420を相互に引き離す。クラウンと制御スリーブとの間の距離が開くと、ブレーキプリテンショナ350の機能を説明する際に上述した力の伝達によって、プルオフブレーキの力が増大する。
プルオフブレーキの力を調整する第3の手法は、巻き取り方向とは反対方向にクランク110を動かすことである。これにより、巻き取り方向にクランク110を動かす場合と全く同様の効果を奏することが可能になる。すなわち、ボール430がクラウン及び制御スリーブを相互に引き離すことによって、プルオフブレーキの力が増大するという効果である。
プルオフブレーキの力を調整する第3の手法は、釣糸の巻き取りに抵抗している魚を疲れさせる時に、有益であることが証明されるであろう。すなわち、魚が疲れている間には、巻き取り方向にクランクを動かすことによって、プルオフブレーキを調整することは可能であるけど、そのことは、魚が活発な場合に適切かつ均一なブレーキ力を保持するためには邪魔になることが従来から時折証明されていた。このことに対して、第3の手法は有益であることが証明されるであろう。
釣糸を乾燥できるように、スプール120は、開口部150を設けるようにしてもよい。開口部は、魚釣用リール100の重量を軽減させる手段としても役立つ。
本発明の一実施形態において、第1の信号手段440は、プルオフブレーキの力と反対方向に回転スプールが回転していることを通知する音声信号を発生する用途として、設けられてもよい。
第1の信号手段は、ボール442を備えてもよい。ボール442は、コイルスプリング444によってカバー190の内部表面から吊着され、ボール442及びコイルスプリング444は、クラウンのギザギザの表面446に対してそのボールを保持するように調整される。
本発明の他の実施形態において、更なる第2の信号手段450は、プルオフブレーキ調整ノブ310を操作していることを通知する用途として、設けられてもよい。その信号手段は、プルオフブレーキ調整ノブ310のギザギザの表面456に対して圧接するボール452を備えてもよい。プルオフブレーキ調整ノブの過度の締まり又は過度の緩みを防止するために、壁460(図3)は、そのギザギザの表面上に付加されてもよい。壁460は、ボール452と協働して、プルオフブレーキ調整ノブが1回転以上回転することを防止する。
本発明の更なる別の実施形態において、制御可能なプルオフブレーキの力を提供する上述の機構は、ベイトキャスト用リールのために用いられる。
従来のベイトキャスト用リール500が、図4に示されている。ベイトキャスト用リール500は、クランク510を備えている。クランク510は、ギアボックス(図示せず)を介してスプール520に接続される。制御ノブ530は、操作時にスプールが解除されるように、スプールと有効に接続している。いくつかのベイトキャスト用リールにおいて、制御ノブは、スプールが押下されているときにそのスプールをロックする機能を更に有しており、ロックが解除されるときにスプールが解除される。この特徴は、餌投げをより簡単にする。すなわち、制御ノブのこの種の機能を有していないベイトキャスト用リーリでは、コントロールノブが動かされた後に、ユーザは親指を使用してスプールをロックしなければならないところ、この必要が無くなる。
本発明によれば、従来のベイトキャスト用リールに、同様の特徴を提供する機構、すなわち、前方向又は後方向にクランク510を動かすことによりブレーキの力を調整可能にする機構を設けるようにしてもよい。すなわち、ベイトキャスト用リールにおいて、本発明に係るブレーキ装置を、2つの異なる位置に取り付けることが可能である。
本発明のリール100の利点は、巻き取り方向を一の側から他の側へ容易に変更することができるという点である。すなわち、変更のために取らなければならない唯一の手段は、リールを分解して、中空軸340から一方向ベアリング380を取り外して、一方向ベアリング380を180度回転させて、それを中空軸340に取り付けるという手段である。一方向ベアリングの180度の回転によって、ベアリングが反対方向に回転することが可能になる。それ故、リールを「右ハンドル」から「左ハンドル」に変化させることが可能になる。
もちろん、従属項で定めたような本発明の範囲内において、可能な限り多くの変更形態が存在する。
100 魚釣用リール
110 クランク
120 スプール
130 筺体
230 ブレーキプレート
230’ ブレーキプレート
290 軸
300 トルクコンバータ
310 プルオフブレーキ調整ノブ
320 プルオフブレーキ調整機器
400 ブレーキパッド
400’ ブレーキパッド
400” ブレーキパッド
410 クラウン
415 突起部
420 制御スリーブ
425 突起部
425’ 突起部
425” 突起部
430 ボール
437 溝

Claims (5)

  1. クランク(110)と、
    前記クランク(110)に接続されたスプール(120)と、
    プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)と、
    筺体(130)と、を備えた魚釣用リール(100)であって、
    前記プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)及び前記クランク(110)は相互に接続され、
    これにより、巻き取り方向に前記クランク(110)が移動するに連れて、前記プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)のプリテンションが増大し、
    前記巻き取り方向と逆方向に前記クランク(110)が移動するに連れてもまた、前記プルオフブレーキ機構(230,230’,400,400’,400”)のプリテンションが増大する
    魚釣用リール。
  2. 前記プルオフブレーキ機構は、クラウン(410)と、制御スリーブ(420)と、を備えたトルクコンバータ(300)を備え、
    前記クラウン(410)及び前記制御スリーブには、協働する突起部(425,425’,425”;415)がそれぞれ設けられており、
    前記制御スリーブの前記突起部の間の面には、溝(427)が設けられており、前記クラウンの前記突起部の最上部の面には、同一の溝が設けられており、
    ボール(430)が、前記クラウンの前記溝と前記制御スリーブの前記溝との間に配置されている
    請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 前記溝(427)は、前記突起部(425,425’,425”;415)の縁端部の間の中心に位置する部分において、より深くなる
    請求項2に記載の魚釣用リール。
  4. 前記クラウン(410)と前記制御スリーブ(420)との間の相対的な回転により、前記溝及び前記ボールが協働し、前記クラウン及び前記制御スリーブは離れるように押圧される
    請求項2又は3に記載の魚釣用リール。
  5. ブレーキ調整ノブ(280)に接続されたプルオフブレーキ調整機器(320)を更に備え、
    前記プルオフブレーキ調整機器(320)は、前記クランク(110)及び前記プルオフブレーキ調整機器から回転運動及び軸方向の力の両方をそれぞれ伝達する主軸(290)によって、前記トルクコンバータ(300)に接続されている
    請求項2乃至4の何れか1項に記載の魚釣用リール。
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