JP2010156087A - 2x2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法 - Google Patents

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学 由井
Keishi Noborio
佳史 登尾
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Abstract

【課題】編目が詰んでしっかりした2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】前後針床の各6針の計12針からなる針群を基本ユニットとし、一方の針床で第1針〜3針と第6針に、他方の針床で第1針と第4〜6針に編目を係止させた基本パターンにおいて、一方の針床より第2針と3針の編針に係止する編目を他方に目移しし、一方の針床の第1針と6針と他方の針床の第2針と3針の編針に給糸して編目を形成し、続けて他方の針床の第2針と3針の編針に係止する編目を一方の針床の第2針と3針の編針に目移しする工程と、他方の針床より第4針と5針の編針に係止する編目を一方の針床に目移しを行い、他方の針床の第1針と6針と一方の針床の第4針と5針の編針に給糸して編目を形成し、続けて一方の針床の第4針と5針の編針に係止する編目を他方の針床の第4針と5針の編針に目移しする工程とを交互に繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、表目と裏目が2目置きに並ぶ2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法である。
前後一対の針床を有して前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて筒状編地を編成する際に、リンクス柄や1X1リブ編地等の表目と裏目を含む組織の編成可能な方法が文献1に記載されている。従来、無縫製のセーターを編む場合など、裾にリブ組織を形成する場合が多い。特に最近ではリブ組織として伸縮度が高い1X1リブではなく、デザイン的な理由も含め、2X2リブの使用が多くなってきている。2X2リブの編成を文献1に記載の技術を適応して編成したものを図3に示す。前後編地は、全て対向する針床への目移しが可能となるように空針を備えて1本置きの編目からなる筒状編地となっており、編成された編目は大きくなり詰んでいない。基本ユニットとしては、前後の編針各8針の16針(編針a〜h,A〜H)となっている。リブ部分の編目が詰んでしっかりした2X2リブが要望されている。
特公平3−75656 号公報
本発明では、編目が詰んでしっかりした2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法を提供することを目的とする。
本発明の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法は、前後針床の各6針の計12針からなる針群を基本ユニットとして割り当て、
一方の針床で第1針〜3針と第6針に編目を係止させ、他方の針床で第1針と第4〜6針に編目を係止させた基本パターンにおいて、
一方の針床より第2針と3針の編針に係止する編目を他方の針床に目移しを行い、一方の針床の第1針と6針と他方の針床の第2針と3針の編針に編糸を給糸して編目を形成し、続けて他方の針床の第2針と3針の編針に係止する編目を一方の針床の第2針と3針の編針に目移しする工程と、
他方の針床より第4針と5針の編針に係止する編目を一方の針床に目移しを行い、他方の針床の第1針と6針と一方の針床の第4針と5針の編針に編糸を給糸して編目を形成し、続けて一方の針床の第4針と5針の編針に係止する編目を他方の針床の第4針と5針の編針に目移しする工程とを交互に繰り返すことを特徴とする。
また、本発明の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法は、前記編糸を給糸して編成を行う工程において、編成前後の目移しは前後の針床がずれていない位置で行い、編成時には後の針床が前の針床に対して右側に針2本分ずれた位置で行うことを特徴とする。
本発明の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法によれば、前後の各編地を形成する際に、表面に現れる編目を隣り合う編針で形成でき、間に空針を備えて形成した編目に比べ、より詰んだ編目を形成できる。
また、本発明の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法によれば、編成時に後の針床が前の針床に対して右側に針2本分ずれた位置で行うことで、その前後に行われる目移し(左側に針2本分ずれた位置)から編糸が動き、左右均等の渡り糸が形成されて見栄えが良い。
以下、本発明の好適な実施例としてセーターの裾にこの編成方法を適用した場合を説明する。この実施例では、左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しとラッキングが可能な2枚ベッドの横編機を用いて説明する。以降、この横編機に備わる前針床をFB、後針床をBBとする。
上述した横編機を使用して編成するセーターの裾部分に適応する内容を図1の編成工程図を用いて説明する。図2は、筒状に編成される2X2リブ組織を示し、基本型F/Bの針立てと前後編地の編成時の各針立てとを示す。なお、図1、図2では、説明の便宜上、編針の数を実際の編成に使用する数よりも少なくしている。
図1〜図3において小文字アルファベットで示す編針に係止される編目はセーターの前身頃Fの編目の一部であり、大文字アルファベットで示す編針に係止される編目は後身頃Bの編目の一部である。
図1では、図面左のSは工程を示し、図中の黒三角は給糸口を、太線は新たな編目と渡り糸を示し、細線は係止する旧編目、矢印は編目の移動(目移し)を示す。また図面右の矢印は編成時の給糸口の移動方向を示している。S1では、前後針床の編針a〜fと編針A〜Fの12針を基本ユニット1としているが、その基本ユニット1の繰り返しで編針l,Lまで繋がっている。セーターの裾部分を筒状に編出した後に、S1になるように編目の移動が行われるが、ここではその移動の工程を省略する。
S2では、前針床FBの編針b,c,h,iに係止する編目を後針床BBの編針B,C,H,Iに目移しを行う。この場合、後針床BBに移した編目とその編目に繋がる前針床FB間の編目との渡り糸は、左側に針2本分シフトしたような状態となる。S3では、後針床BBを右に針2本分ラッキングを行い、紙面左方向の向きに給糸口を移動して、FBとBBの編針l,I,H,g,f,C,B,aに給糸してニット編成を行う。この場合、形成される裏目2,3は右に2針分寄った状態で編成され、渡り糸30は渡り糸31に対し長くなる。
S4では、後針床BBを左方向に振り戻し、S2と同じ位置関係で後針床BBの編針B,C,H,Iに係止する編目を前針床FBの編針b,c,h,iに目移しする。S2〜S4の工程にて、前針床FBに係止する前編地に対し2X2リブ組織が形成される。S5では、後針床BBの編針D,E,J,Kに係止する編目を前針床FBの編針d,e,j,kに目移しする。
S6では、後針床BBを右に針2本分ラッキングを行い、紙面右方向の向きに給糸口を移動して、前後の針床FBとBBの編針A,d,e,F,Gに給糸してニット編成を行う。この場合、後編地の編成となるが、裏目4,5を左に2針分寄った状態で編成される。S7では、後針床BBを左方向に振り戻し、前針床FBの編針d,e,j,kに係止する編目を後針床BBの編針D,E,J,Kに目移しを行い、2X2リブ組織で形成される筒状編地の1編成コースが完了する。S2〜S7の編成を所望するリブ丈になるように繰り返せばよい。
図2は、本発明での針立てを示す。編針A,aなどの裏目を必要としない編目は対向する編針に空針を準備せず、編針を詰めた位置としており、前後の編針各6針の12針(編針a〜f,A〜F)を基本ユニット1として編目間に空針を出来るだけ置かないようにしており、渡り糸が短くでき、詰んだ編目の形成が可能となっている。
なお、図1では編目の編成を行う際、S3,S6では右に針2本分ラッキングするようにしているが、これに代えて右に針1本分のラッキングとしても良い。但し、右に針2本分としたほうが高品質の編地を得ることができる。
また、所望する丈の2X2リブ組織を形成後、今回は工程を示していないが、図3に示すような針立てに戻し、2X2リブ組織の裾に続く編地を編成すればよい。各編針に対し自由に裏目の形成が可能となる。
実施例に記載される編地の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成工程図である。 針床に係止する編目の位置を示す図である。 文献1に記載の技術を適応して形成する2X2リブ組織の編目の位置を示す図である。
符号の説明
1 基本ユニット
2,3,4,5 裏目
30,31 渡り糸

Claims (2)

  1. 前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しとラッキングが可能な横編機を用い、2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法であって、
    前後針床の各6針の計12針からなる針群を基本ユニットとして割り当て、
    一方の針床で第1針〜3針と第6針に編目を係止させ、他方の針床で第1針と第4〜6針に編目を係止させた基本パターンにおいて、
    一方の針床より第2針と3針の編針に係止する編目を他方の針床に目移しを行い、一方の針床の第1針と6針と他方の針床の第2針と3針の編針に編糸を給糸して編目を形成し、続けて他方の針床の第2針と3針の編針に係止する編目を一方の針床の第2針と3針の編針に目移しする工程と、
    他方の針床より第4針と5針の編針に係止する編目を一方の針床に目移しを行い、他方の針床の第1針と6針と一方の針床の第4針と5針の編針に編糸を給糸して編目を形成し、続けて一方の針床の第4針と5針の編針に係止する編目を他方の針床の第4針と5針の編針に目移しする工程とを交互に繰り返すことを特徴とする2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法。
  2. 前記編糸を給糸して編成を行う工程において、編成前後の目移しは前後の針床がずれていない位置で行い、編成時には後の針床が前の針床に対して右側に針2本分ずれた位置で行うことを特徴とする請求項1に記載の2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法。







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