JP2010137730A - 建設機械の盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータがセキュリティ煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる建設機械の盗難防止装置を提供する
【解決手段】盗難防止コントローラ33の禁止解除時間計測部51は、解除有効時間を禁止解除時間として設定すると、カウントダウンを開始する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除され始動可能となる。一方、禁止解除時間計測部51がカウントダウンをし、禁止解除時間が経過して0になると、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は油圧ショベルなどの建設機械の盗難防止装置に関する。
油圧ショベルなどの建設機械は一般的に、機械の非動作時において機械の動作を禁止状態とし、機械の始動時に禁止状態を解除する盗難防止装置を備えている。例えば、特許文献1に記載の盗難防止装置はテンキー入力装置を設け、このテンキー入力装置より暗証番号を入力し、暗証番号による照合が一致すると、建設機械の動作の禁止状態が解除されてエンジンの始動が可能になる。特許文献2に記載の盗難防止装置は通信装置を設け、この通信装置を介して暗証番号を入力し、暗証番号による照合が一致すると、建設機械の動作の禁止状態が解除されてエンジンの始動が可能になる。
ところで、近年、油圧ショベルなどの建設機械の稼動実態は、レンタル業者が大量購入して、必要に応じ土木工事等を行う顧客に貸し出す形態が主流になっている。この場合レンタル業者は、管理者として一元的に複数の建設機械のセキュリティ管理をしたいと考え、一方、顧客であるオペレータは、作業開始の度に暗証番号を入力するセキュリティ管理の煩わしさから逃れたいと考える。このような背景の下、盗難防止装置に通信装置を設け、管理者が管理者用端末にてロック開始時刻およびロック解除時刻を設定し、盗難防止装置に設けられた通信装置に設定指令を送信すると、設定指令を受信して特定の時間帯(設定されたロック開始時刻からロック解除時刻まで)において建設機械の動作を禁止するロック状態(禁止状態)とする盗難防止装置が特許文献3に記載されている。
また特許文献3には、更に、作業状況に応じて臨機応変に対応すべく、管理者側で始動ロック時間とロック解除時刻を設定し、盗難防止装置に設けられた通信装置に設定指令を送信すると、設定指令を受信して建設機械をロック状態とするとともに、更に始動ロック時間経過直前に設定指令の受信をロック解除時刻まで繰り返す盗難防止装置が提案されている。
特開平9-50584号公報 特開2005-255094号公報 特開2003-34232号公報
しかし、特許文献3に記載の2つの盗難防止装置はともに、機械の動作が禁止状態となる時間帯(開始時刻から解除時刻まで)を設定するものであるため、工事において作業が予定通り進まない場合、下記の問題が生じる。例えば、作業が予定より早めに終了した場合、設定されたロック開始時刻までの間、ロックが行われずセキュリティが低下する。管理者側でロックの開始時期を変更するには、管理者がオペレータから作業終了の連絡を受けてから設定指令を送信するため、作業終了から設定指令送信の間にタイムラグがあり、この間ロック解除状態となりセキュリティが低下するという問題は解消されない。さらに、作業終了の度にオペレータが管理者に作業終了の連絡を必要とすると、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じる。また、オペレータから管理者への作業終了の連絡が適切に伝達されない場合もロック解除状態が継続し、セキュリティが低下するという上述した問題が生じる。
また、ロック解除時刻において自動的にロック解除状態になり、オペレータが作業を開始する予定であったが、天候等の状況の変化で作業が中止になった場合や遅延する場合、ロック解除状態が継続し、セキュリティが低下するという上述した問題が生じる。さらに、作業中止の度にオペレータが管理者に作業中止の連絡を必要とすると、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じる。
一方、工事において昼休みなどの小休止ごとに建設機械を停止する。特許文献1または特許文献2に記載盗難防止装置は、建設機械を停止し電源をOFFとすると、暗証番号の識別状態がクリアされ、小休止終了後に作業再開し建設機械を再始動させるには暗証番号の入力を再度必要とし、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じる。前述した特許文献3に記載の盗難防止装置は、一度ロック解除がなされるとロック解除状態が維持されるため、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることはない。しかし、小休止が予定以上に長くなったり、状況の変化で小休止後の作業が中止になった場合、ロック解除状態が継続し、セキュリティが低下するという上述した問題が生じる。
本発明の第1の目的は、オペレータが煩わしさを感じることなく作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる建設機械の盗難防止装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、さらに管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる建設機械の盗難防止装置を提供することである。
(1)上記第1の目的を達成するために、本発明は、機械が非動作状態にあるときに機械の動作を禁止状態として機械の始動を禁止する建設機械の盗難防止装置において、外部から前記機械の動作の禁止状態を解除するための情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段により入力された情報に基づいて、前記機械の動作の禁止状態を解除するための禁止解除時間を設定し、その後前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とし、一旦機械が始動されると、前記禁止状態の解除を維持する機械動作制御手段とを備える。
このように構成した本発明においては、情報入力手段と機械動作制御手段とを設け、入力された情報に基づいて、前記機械の動作の禁止状態を解除するための禁止解除時間を設定し、禁止解除時間が経過するまでの間だけ、機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とする。すなわち、外部から機械の動作の禁止状態を解除するための情報を入力するまでは、機械の動作を禁止状態とし、これにより、作業開始前において、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。
また、禁止解除時間が経過するまでの間だけ、機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とし、これにより、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、機械の始動をすることができる。
さらに、一旦機械が始動されると、禁止状態の解除を維持し、これにより、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、機械の動作を継続することができる。
一方、禁止解除時間が経過すると、自動的に機械の動作を禁止状態とする。これにより、作業が中止や遅延になった場合や、作業が予定より早めに終了した場合でも、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。
このように本発明は、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記機械動作制御手段は、一旦機械が始動され、前記禁止状態の解除が維持された場合は、その後機械の動作が停止したときに前記禁止解除時間を再設定し、前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記禁止状態の解除を維持して機械の始動を可能とし、前記禁止解除時間が経過すると、機械の動作を禁止状態とする。
これにより、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、機械を再び始動することができる。また、禁止解除時間が経過すると、自動的に機械の動作を禁止状態とするので、機械の動作が停止した後において小休止が予定以上に長くなったり小休止後の作業が中止になった場合でも、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記情報入力手段は、前記機械の動作が停止したときに、禁止解除時間クリア画面を表示する表示装置を有し、前記機械動作制御手段は、前記禁止解除時間クリア画面が操作されると、前記禁止解除時間が経過するまでの間であっても、再び機械の動作を禁止状態とする。
これにより、禁止解除時間が経過する前であっても、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、より確実にセキュリティを確保できる。
(4)上記(1)または(2)において、好ましくは、前記情報入力手段は、照合情報と解除有効時間とを対応付けて記憶する記憶部と、外部から入力された照合情報(暗証番号又は識別情報(電話番号))と前記記憶部に記憶された照合情報とを比較する照合手段とを有し、前記機械動作制御手段は、前記照合手段で比較した照合情報が一致するとき、前記記憶部に記憶され、前記照合情報に対応する前記解除有効時間を前記禁止解除時間として設定する。
これにより、機械の動作の禁止状態を解除するための禁止解除時間を設定することができる。
(5)上記(4)において、好ましくは、前記機械動作制御手段は、前記照合手段で比較した照合情報が一致するとき、前記記憶部に記憶され、前記照合情報に対応する前記解除有効時間を前記禁止解除時間として設定し、前記禁止解除時間の経過を計測する禁止解除時間計測手段と、前記禁止解除時間が経過する前は機械の動作の禁止状態を解除し、前記禁止解除時間が経過すると再び機械の動作を禁止状態とする機械動作許可・禁止制御手段とを有する。
これにより、禁止解除時間が経過するまでの間だけ、機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とすることができる。
(6)上記第2の目的を達成するために、上記(4)において、好ましくは、前記情報入力手段は、無線通信網を介して照合情報及び解除有効時間を入力し、この入力した照合情報と解除有効時間とを対応付けて前記記憶部に記憶させるとともに、前記記憶部に照合情報と解除有効時間とが記憶されている場合は、その照合情報及び解除有効時間を更新する管理者用入力設定手段を更に有する。
これにより、管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
(7)上記(4)において、好ましくは、前記情報入力手段は、建設機械の運転室に設けられた表示装置と、前記禁止解除時間が設定されていないときに、前記入力情報として暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を前記表示装置に表示させる暗証番号入力画面表示手段とを有する。
これにより、暗証番号が一致するとき、暗証番号に対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定することができる。
(8)上記(4)または(7)において、好ましくは、前記情報入力手段は、前記入力情報として携帯電話から送信される識別情報を入力するための携帯電話受信部を更に有する。
これにより、識別情報が一致するとき、識別情報に対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定することができる。また、管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
(9)上記(8)において、好ましくは、前記入力情報として携帯電話から送信される識別情報はメール情報であり、前記情報入力手段は、前記メール情報に添付され携帯電話から送信されるときの送信日付情報と内部日付情報とを比較し、日付情報が異なる場合は、送信された識別情報を無視する。
これにより、機械が携帯電話の通じない場所にあっても、その後、誤って機械の動作の禁止状態が解除されることを防止できる。
(10)上記目的を達成するために、本発明は、機械が非動作状態にあるときに機械の動作を禁止状態として機械の始動を禁止する建設機械の盗難防止装置において、外部から前記機械の動作の禁止状態を解除するための情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段により入力された情報に基づいて、前記機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とし、一旦機械が始動された場合は、その後機械の動作が停止したときに禁止解除時間を設定し、前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記禁止状態の解除を維持して機械の始動を可能とし、前記禁止解除時間が経過すると、機械の動作を禁止状態とする機械動作制御手段とを備える。
これにより、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、小休止後、機械を再び始動することができる。また、禁止解除時間が経過すると、自動的に機械の動作を禁止状態とするので、機械の動作が停止した後において小休止が予定以上に長くなったり小休止後の作業が中止になった場合でも、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。
本発明によれば、オペレータが煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。さらに管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
〜構成〜
図1は本発明の第1の実施の形態における建設機械の盗難防止装置が適用される全体システム構成を示す図である。
図1において、本実施の形態における建設機械の盗難防止装置は、建設機械の代表例である油圧ショベル1の運転席に設置されている。盗難防止装置3は、通信装置(後述)を有しており、公衆回線網4を介して、油圧ショベルの管理者であるレンタル業者の携帯電話5からのメールを受信できるとともに、油圧ショベルを使用するオペレータの携帯電話6からのメールを受信できる。
図2は油圧ショベル1の要部構成を示す図である。油圧ショベル1は、エンジン制御系と車体制御系を備えている。
エンジン制御系においてエンジンコントローラ11は、キースイッチ12の指令信号を入力し、所定の演算をし、演算結果を電子ガバナ13aやスタータ13bに出力し、これにより、エンジン13の始動及び停止を制御する。また、エンジンコントローラ11は、エンジンコントロールダイヤル14の指令信号とエンジン回転数センサ15の検出信号を入力し、所定の演算をし、演算結果を電子ガバナ13aに出力し、これにより、エンジン13の回転数とトルクを制御する。
車体制御系において、車体コントローラ21は油圧ショベルの油圧システムを電子制御するものであり、油圧システムはエンジン13により駆動される油圧ポンプ(図示せず)からの吐出油により油圧ショベルのフロント装置等を駆動制御するものである。また、車体コントローラ21はゲートロックスイッチ22のON/OFF信号を入力し、所定の演算をし、制御信号をゲートロック弁23に出力する。油圧ショベル1の運転席には運転席の入口を制限する位置(ロック解除位置)と開放する位置(ロック位置)とに選択的に操作されるゲートロックレバー(図示せず)が設けられ、ゲートロックレバーがロック位置にあるとゲートロックスイッチ22はOFF信号を出力し、車体コントローラ21はゲートロック弁23をパイロット圧の連通を遮断するよう作動させ、これによりフロント装置等への操作を無効とする。ゲートロックレバーがロック解除位置にあるとゲートロックスイッチ22はON信号を出力し、車体コントローラ21はゲートロック弁23をパイロット圧が連通するよう作動させ、これによりフロント装置等への操作が可能となる。
盗難防止装置3は、油圧ショベル1の運転席に設置され、入力端末(テンキー)31と、通信装置32と、盗難防止コントローラ33と、ブザー34と、表示装置35を有している。盗難防止コントローラ33は、入力端末31、通信装置32やキースイッチ12からの情報を入力し、所定の演算をし、機械動作許可信号又は機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力する。
図3(a)はエンジンコントローラ11の一部であるスタータ制御部11aの制御機能の概要を示す図である。スタータ制御部11aは、機械動作許可・禁止判断部11bと増幅器11cを有している。機械動作許可・禁止判断部11bは、盗難防止コントローラ33(図2参照)からの機械動作許可信号を入力すると閉じて、キースイッチ12の指令信号(スタート信号)を入力して増幅器11cを介してスタータ13bに出力し、機械動作禁止信号を入力すると開き、キースイッチ12の指令信号を遮断する。すなわち、盗難防止装置3が油圧ショベル1の動作を禁止状態とするときは、キースイッチ12を操作してもスタータ13bは始動しない。
図3(b)は車体コントローラ21の一部であるゲートロック制御部21aの制御機能の概要を示す図である。ゲートロック制御部21aは、機械動作許可・禁止判断部21bと増幅器21cを有している。機械動作許可・禁止判断部21bは、盗難防止コントローラ33(図2参照)からの機械動作許可信号を入力すると閉じて、ゲートロックスイッチ22の信号を入力して増幅器21cを介してゲートロック弁23に出力し、機械動作禁止信号を入力すると開き、ゲートロックスイッチ22の信号を遮断する。すなわち、盗難防止装置3が油圧ショベル1の動作を禁止状態とするときは、ゲートロックレバーをロック解除位置に操作してもフロント装置等への操作はできない。
図4は盗難防止コントローラ33の制御機能の概要を示す図であり、図5は制御機能の要部を示す図である。
盗難防止コントローラ33は、受信部41、管理者判定部42、識別情報照合部43、暗証番号入力部44、暗証番号照合部45、記憶部46、画面表示部47、キー信号判定部48の情報入力手段と、禁止解除時間計測部51、機械動作許可・禁止制御部52、禁止解除時間クリア部53の機械動作制御手段と、内部日付情報を取得するための時刻計測部56と、ブザー34に警報信号を出力する警報出力部57の制御機能を有している。
受信部41は、管理者の携帯電話5やオペレータの携帯電話6からのメールを通信装置32を介して受信し入力する。
管理者判定部42は、受信したメールが管理者の携帯電話5からのメールであるか否かを判定し、管理者の携帯電話5と判定すると、メールに携帯電話5又は携帯電話6に関する照合情報(携帯電話の電話番号及びメールに記載された入力番号)及び解除有効時間が記載されていた場合はこの照合情報及び解除有効時間を入力し、この入力した照合情報と解除有効時間とを対応付けて記憶部46に記憶させるとともに、記憶部46に照合情報と解除有効時間とが記憶されている場合は、その照合情報及び解除有効時間を更新する。
識別情報照合部43は、携帯電話5、携帯電話6から送信される識別情報(携帯電話の電話番号及びメールに記載された入力番号)と記憶部46に記憶された識別情報とを比較し、識別情報が一致するとき、記憶部46に記憶され識別情報に対応する解除有効時間を記憶部46から入力し、禁止解除時間計測部51に出力する。
暗証番号入力部44は、入力端末31を介して暗証番号に係る信号を入力する。
暗証番号照合部45は、暗証番号入力部44から入力された暗証番号と記憶部46に記憶された暗証番号(携帯電話の電話番号及び対応する入力番号)とを比較し、暗証番号が一致するとき、記憶部46に記憶され暗証番号に対応する解除有効時間を記憶部46から入力し、禁止解除時間計測部51に出力する。なお、照合に3回失敗すると、警報出力部57に指令信号を出力する。
記憶部46は、携帯電話5及び複数の携帯電話6の電話番号、入力番号、解除有効時間とを対応付けて記憶する。これらの情報は、管理者判定部42が管理者の携帯電話5と判定したときに限り、記憶及び更新される。
画面表示部47は、禁止解除時間(後述)が設定されていないときに、暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を表示装置35に表示し、油圧ショベルの動作が停止してキー信号判定部48を介してキーOFF信号を入力すると、禁止解除時間クリア画面を表示装置35に表示する。
キー信号判定部48は、キースイッチ12の指令信号を入力し、電源供給及びエンジンの停止を指令するキーOFF信号、電源供給の始動を指令するキーON信号、エンジンの始動を指令するスタート信号の何れであるかを判定し、判断結果を出力する。
禁止解除時間計測部51は、記憶部46に記憶されている対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定し、禁止解除時間の経過を計測する。禁止解除時間とは、油圧ショベルの動作の禁止状態を解除するために与えられる時間である。
識別情報照合部43で比較した識別情報が一致するとき、暗証番号照合部45で比較した暗証番号が一致するとき、一旦油圧ショベルが始動された後に油圧ショベルの動作が停止したとき、いずれの場合も禁止解除時間を設定し、禁止解除時間の経過を計測する。識別情報照合部43で比較した識別情報が一致するときは、識別情報照合部43からの信号を入力し、禁止解除時間が解除有効時間から0になるまでカウントダウンする。暗証番号照合部45で比較した暗証番号が一致するときは、暗証番号照合部45からの信号を入力し、禁止解除時間が解除有効時間から0になるまでカウントダウンする。一旦油圧ショベルが始動された後に油圧ショベルの動作が停止するときは、キー信号判定部48からキーOFF信号を入力し、禁止解除時間が解除有効時間から0になるまでカウントダウンする。
そして、禁止解除時間が経過したとき、禁止解除時間クリア画面(後述)が操作されたとき、いずれの場合も禁止解除時間が0になったと判断し、判断結果を機械動作許可・禁止制御部52に出力する。
機械動作許可・禁止制御部52は、禁止解除時間計測部51から禁止解除時間が0になったか否かの判断結果を入力し、禁止解除時間が0でないときに油圧ショベルの動作の禁止状態を解除する機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力する。一方、禁止解除時間が0のときに油圧ショベルの動作を禁止状態とする機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力する。
禁止解除時間クリア部53は、禁止解除時間クリア画面が操作されたとき、禁止解除時間が経過するまでの間であっても、禁止解除時間を0にする指令信号を禁止解除時間計測部51に出力する。
以上において、入力端末31と、通信装置32と、盗難防止コントローラ33の制御機能のうち受信部41、管理者判定部42、識別情報照合部43、暗証番号入力部44、暗証番号照合部45、記憶部46、画面表示部47、キー信号判定部48は、外部から油圧ショベルの動作の禁止状態を解除するための情報を入力する情報入力手段を構成し、盗難防止コントローラ33の制御機能のうち禁止解除時間計測部51、機械動作許可・禁止制御部52、禁止解除時間クリア部53は、情報入力手段により入力された情報に基づいて、油圧ショベルの動作の禁止状態を解除するための禁止解除時間を設定し、その後禁止解除時間が経過するまでの間だけ、油圧ショベルの動作の禁止状態を解除して油圧ショベルの始動を可能とし、一旦油圧ショベルが始動されると、禁止状態の解除を維持する機械動作制御手段を構成する。
識別情報照合部43又は暗証番号照合部45は、外部から入力された照合情報(暗証番号又は識別情報)と記憶部46に記憶された照合情報とを比較する照合手段を構成する。
禁止解除時間計測部51は、照合手段で比較した照合情報が一致するとき、記憶部46に記憶され、照合情報に対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定し、禁止解除時間の経過を計測する禁止解除時間計測手段を構成し、機械動作許可・禁止制御部52は、禁止解除時間が経過する前は油圧ショベルの動作の禁止状態を解除し、禁止解除時間が経過すると再び油圧ショベルの動作を禁止状態とする機械動作許可・禁止制御手段を構成する。
〜動作〜
本実施の形態において禁止解除時間を設定する方法として、管理者の携帯電話5を介する場合、オペレータの携帯電話6を介する場合、盗難防止装置3に備えられた入力端末31を使用する場合がある。
まず、管理者の携帯電話5を介して、禁止解除時間を設定する場合の動作について説明する。
油圧ショベルを始動し、使用し、停止するまでの動作を説明する。
作業開始前には、盗難防止装置3が携帯電話5からのメールを受信するまでは、禁止解除時間計測部51は禁止解除時間を設定せず禁止解除時間は0であり、機械動作許可・禁止制御部52は機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態を維持する。
この状態において、作業予定の変更があり、作業開始時刻の遅延や作業中止となった場合は、盗難防止装置3は油圧ショベル1の動作の禁止状態を維持し、これにより、作業予定の変更に影響されることなく、セキュリティを確保できる。また、オペレータは特に何もする必要はなく、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
作業開始時には、管理者は、前もってオペレータからの連絡をうけ、作業開始前に携帯電話5から盗難防止装置3に携帯電話5に対応する入力番号が記載されたメールを送信する。
通信装置32を介して受信部41がメールを受信すると、管理者判定部42は、管理者の携帯電話5であるが記憶や更新のための情報でないと判定し、携帯電話5の電話番号と記載されたメール入力番号を識別情報として識別情報照合部43に出力する。識別情報照合部43は、入力された識別情報と記憶部46に記憶された識別情報とを比較し、識別情報が一致すると、対応する解除有効時間を禁止解除時間計測部51に出力する。禁止解除時間計測部51は、この解除有効時間を禁止解除時間として設定すると、カウントダウンを開始する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除され始動可能となる。
禁止状態が解除されているとき、オペレータがキースイッチ12をON位置に操作すると電源供給がされ、更にキースイッチ12をスタート位置に操作するとエンジン13が始動する。また、オペレータがゲートロックレバーをロック解除位置に操作すると、ゲートロック弁23はパイロット圧が連通するよう作動し、フロント装置等への操作が可能となる。一旦油圧ショベル1が始動されると、禁止状態の解除は維持される。なお、油圧ショベル1の始動の一連の動作において、オペレータが識別情報等の入力をする必要はない。
これにより、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、油圧ショベル1を始動することができ、その後も継続的に使用できる。管理者は遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
一方、上記のように油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除されたが、天候等の状況の変化で作業がその後中止になった場合、禁止解除時間計測部51がカウントダウンをして、禁止解除時間が経過して0になると、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。禁止解除時間として設定された解除有効時間は、盗難者が油圧ショベルの盗難を企図するには短い時間(例えば60分)である。
すなわち作業予定外の場合、例えば予定していた作業がその後中止になった場合でも、自動的に油圧ショベル1の動作は禁止状態となり、これにより、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。また、このときに、オペレータは管理者に作業中止の連絡を必要としないので、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
作業終了時に、オペレータがキースイッチ12をOFF位置に操作して、電源供給及びエンジンを停止すると、キー信号判定部48はキーOFF信号と判定し、禁止解除時間計測部51は、キーOFF信号を入力し、カウントダウンを開始して、禁止解除時間の経過を計測する。禁止解除時間が経過して0になると、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。
このとき作業が予定より早めに終了した場合でも、作業終了後、自動的に油圧ショベル1の動作は禁止状態となり、これにより、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。また、このときに、オペレータは管理者に作業終了の連絡を必要としないので、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
また、作業終了時には、画面表示部47は、キースイッチ12のキーOFF信号を入力し、禁止解除時間クリア画面を表示装置35に表示する表示信号を出力する。オペレータが禁止解除時間クリア画面を操作すると、禁止解除時間クリア部53は、禁止解除時間が経過するまでの間であっても、禁止解除時間を0にする指令信号を禁止解除時間計測部51に出力する。禁止解除時間が0になると、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。
すなわち作業終了後に禁止解除時間クリア画面を操作すると、直ちに油圧ショベル1の動作は禁止状態となり、これにより、作業予定の変更に影響されることなくより確実にセキュリティを確保できる。また、このときに、オペレータは管理者に作業終了の連絡を必要としないので、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
一旦始動した油圧ショベルを停止した後、再び始動するときの動作について説明する。
昼休みなどの小休止時には、オペレータがキースイッチ12をOFF位置に操作して、電源供給及びエンジンを停止すると、キー信号判定部48はキーOFF信号と判定し、禁止解除時間計測部51はこのキーOFF信号を入力すると、解除有効時間を禁止解除時間として再設定しカウントダウンを開始して、禁止解除時間の経過を計測する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、禁止状態の解除は維持される。
このとき、オペレータがキースイッチ12をON位置に操作すると電源供給がされ、更にキースイッチ12をスタート位置に操作するとエンジン13が再び始動する。また、オペレータがゲートロックレバーをロック解除位置に操作すると、ゲートロック弁23はパイロット圧が連通するよう作動し、フロント装置等への操作が再び可能となる。なお、油圧ショベル1の再始動の一連の動作において、オペレータが照合情報(暗証番号や識別情報)の入力をする必要はない。
これにより、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、油圧ショベル1を再び始動することができる。
一方、小休止が予定以上に長くなったり、状況の変化で小休止後の作業が中止になった場合、禁止解除時間計測部51がカウントダウンをして、禁止解除時間が経過して0になると、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作禁止信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。
すなわち作業予定外の場合、例えば小休止が予定以上に長くなったり、小休止後の作業が中止になった場合でも、自動的に油圧ショベル1の動作は禁止状態となり、これにより、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。また、このときに、オペレータは管理者に作業中止の連絡を必要としないので、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
次に、オペレータの携帯電話6を介して、禁止解除時間を設定する場合の動作について説明する。
上述の様に管理者の携帯電話5を介して禁止解除時間を設定する場合、管理者は前もってオペレータからの連絡をうける必要があるが、管理者とオペレータとの連絡が不徹底の場合もある。
この場合、オペレータは、作業開始前に携帯電話6から盗難防止装置3に入力番号が記載されたメールを送信する。
通信装置32を介して受信部41がメールを受信すると、管理者判定部42は、管理者の携帯電話5でないと判定し、携帯電話6の電話番号と記載されたメール入力番号を識別情報として識別情報照合部43に出力する。識別情報照合部43は、入力された識別情報と記憶部46に記憶された識別情報とを比較し、識別情報が一致するので、対応する解除有効時間を禁止解除時間計測部51に出力する。禁止解除時間計測部51は、この解除有効時間を禁止解除時間として設定すると、カウントダウンを開始する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除され始動可能となる。
禁止状態が解除されているとき、オペレータがキースイッチ12をON位置に操作すると電源供給がされ、更にキースイッチ12をスタート位置に操作するとエンジン13が始動する。また、オペレータがゲートロックレバーをロック解除位置に操作すると、ゲートロック弁23はパイロット圧が連通するよう作動し、フロント装置等への操作が可能となる。すなわち、オペレータは携帯電話6からメールを送信するだけで、油圧ショベル1は始動可能となる。
これにより、管理者の携帯電話5を介さなくても、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、油圧ショベル1を始動することができる。
それ以外の動作は、管理者の携帯電話5を介して禁止解除時間を設定する場合と同様である。
次に、盗難防止装置3に備えられた入力端末31からの暗証番号を入力して、禁止解除時間を設定する場合の動作について説明する。
油圧ショベルは、携帯電話の通じない山間部で作業を行う場合もあり、この場合は盗難防止装置3は携帯電話5、携帯電話6からのメールを受信できず、油圧ショベル1の動作は禁止状態にある。
禁止状態にあるとき、オペレータがキースイッチ12をON位置に操作すると電源供給がされ、表示装置35が起動する。禁止解除時間計測部51は、禁止解除時間は0であり禁止解除時間が設定されていないと判断して判断結果を画面表示部47に出力し、画面表示部47は暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を表示装置35に表示する。
オペレータは、入力端末31を介して暗証番号を入力する。ここで暗証番号は例えばオペレータの携帯電話6の電話番号と携帯電話6に割当てられた入力番号である。
暗証番号入力部44は、暗証番号を暗証番号照合部45に出力する。暗証番号照合部45は、暗証番号入力部44から入力された暗証番号と記憶部46に記憶された暗証番号(携帯電話の電話番号及び対応する入力番号)とを比較し、暗証番号が一致すると、暗証番号に対応する解除有効時間を記憶部46から入力し、禁止解除時間計測部51に出力する。禁止解除時間計測部51は、この解除有効時間を禁止解除時間として設定すると、カウントダウンを開始する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除され始動可能となる。
これにより、オペレータは携帯電話の通じない場所に油圧ショベルがあっても、油圧ショベル1を始動することができる。
油圧ショベル1が携帯電話の通じない場所にあるとき、携帯電話5又は携帯電話6からメールを送信した場合、盗難防止装置3の受信部41は、油圧ショベル1が携帯電話の通じる場所に移動した後にメールを受信する。識別情報照合部43は、メールに添付された送信日付情報と時刻計測部56から取得した内部日付情報とを比較し、日付情報が異なるので、送信された識別情報を無視し、識別情報が一致しても、対応する解除有効時間の禁止解除時間計測部51への出力を行わない。
これにより、携帯電話の通じない場所に油圧ショベルがあっても、その後、誤って油圧ショベル1の動作の禁止状態が解除されることを防止できる。
それ以外の動作は、携帯電話5、携帯電話6を介して禁止解除時間を設定する場合と同様である。
最後に、管理者の携帯電話5を介して、照合情報(携帯電話の電話番号、入力番号)及び解除有効時間を記憶部46に記憶させ、更新するときの動作について説明する。
管理者は、携帯電話5から盗難防止装置3に記憶や更新の対象となる携帯電話5または携帯電話6の電話番号、入力番号、解除有効時間が記載されたメールを送信する。
通信装置32を介して受信部41がメールを受信すると、管理者判定部42は、管理者の携帯電話5であり、記憶や更新のための情報であると判定し、対象となる携帯電話の照合情報と解除有効時間とが記憶部46に記憶されていない場合は、照合情報と解除有効時間とを対応付けて記憶部46に記憶させるとともに、照合情報と解除有効時間とが記憶されている場合は、その照合情報及び解除有効時間を更新する。
これにより、管理者は遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
従って、本実施の形態によれば、オペレータが煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。さらに管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図6を用いて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における建設機械の盗難防止装置の盗難防止コントローラ33Aの制御機能を示す図である。第1の実施の形態と同等の構成には同じ符号を付している。第1の実施の形態と第2の実施の形態との相違点は、管理者判定部42、識別情報照合部43、暗証番号入力部44、暗証番号照合部45、記憶部46がなくなり、画面表示部47Aと、禁止解除時間計測部51Aが変更されている点である。すなわち、盗難防止装置3Aは照合手段と記憶部がなく、照合情報の一致を判断することなく、携帯電話5からの入力情報(解除有効時間が記載されたメール)に基づいて直接、禁止解除時間を設定するものである。
管理者は、前もってオペレータからの連絡をうけ、作業開始前に携帯電話5から盗難防止装置3Aに携帯電話5に解除有効時間が記載されたメールを送信する。
通信装置32を介して受信部41がメールを受信すると、メールに記載された解除有効時間を、禁止解除時間計測部51Aに出力する。禁止解除時間計測部51Aは、この解除有効時間を禁止解除時間として設定すると、カウントダウンを開始する。禁止解除時間が経過するまでの間、禁止解除時間が0でないとして、機械動作許可・禁止制御部52は、機械動作許可信号をエンジンコントローラ11及び車体コントローラ21に出力し、油圧ショベル1の動作の禁止状態は解除され始動可能となる。それ以外の動作は第1の実施の形態と同様である。
従って、本実施の形態においても、オペレータが煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。さらに管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
<その他の実施の形態>
以上に本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に制限されず、本発明の精神の範囲内で種々の変形が可能である。
第1の実施の形態においては、盗難防止コントローラ33は、入力番号が記載されたメールを受信すると、識別情報を照合し、識別情報が一致すると、対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定したが、入力番号及び開始時刻が記載されたメールを受信すると、識別情報を照合し、識別情報が一致すると、時刻計測部56から取得した内部日付情報とメールに記載された開始時刻とが一致したときに、対応する解除有効時間を禁止解除時間として設定してもよい。
本実施の形態では、メールに記載された開始時刻になると、油圧ショベル1の動作の禁止状態が解除される。予定していた作業がその後中止になった場合でも、禁止解除時間が経過して0になると、自動的に油圧ショベル1の動作は禁止状態となる。
第2の実施の形態においては、盗難防止コントローラ33Aは、解除有効時間が記載されたメールを受信すると、メールに記載された解除有効時間を禁止解除時間として設定したが、解除有効時間及び開始時刻が記載されたメールを受信すると、時刻計測部56から取得した内部日付情報とメールに記載された開始時刻とが一致したときに、メールに記載された解除有効時間を禁止解除時間として設定してもよい。
第1の実施の形態においては、通信装置32は携帯電話5、携帯電話6からのメールを受信し、識別情報として携帯電話の電話番号及びメールに記載された入力番号を用いたが、メールを用いず、携帯電話の電話番号のみを識別情報として用いてもよい。
第1の実施の形態においては、暗証番号として携帯電話の電話番号及び対応する入力番号を用いたが、入力番号のみを暗証番号として用いてもよい。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態においては、解除時間計測部51,51Aは、禁止解除時間を解除有効時間から0までカウントダウンをし、禁止解除時間が0になると禁止解除時間が経過したと判断したが、禁止解除時間を0から解除有効時間までカウントし、禁止解除時間が解除有効時間になると禁止解除時間が経過したと判断してもよい。
以上のように構成した実施の形態においても、オペレータが煩わしさを感じることなく、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。さらに管理者が遠隔操作によりセキュリティ管理できる。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態においては、油圧ショベルを始動するとき、禁止解除時間を設定し、一旦油圧ショベルを始動しその後停止したとき、禁止解除時間を再設定したが、一旦油圧ショベルを始動しその後停止したときのみ、禁止解除時間を設定してもよい。
オペレータが照合情報の入力をする必要はなく、これにより、オペレータはセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、油圧ショベル1を再び始動することができる。
また作業予定外の場合、例えば小休止が予定以上に長くなったり、小休止後の作業が中止になった場合でも、自動的に油圧ショベル1の動作は禁止状態となり、これにより、作業予定の変更に影響されることなくセキュリティを確保できる。また、このときに、オペレータは管理者に作業中止の連絡を必要としないので、オペレータがセキュリティ管理の煩わしさを感じることなく、セキュリティを確保できる。
本発明の第1の実施の形態における建設機械の盗難防止装置が適用される全体システム構成を示す図である。 油圧ショベルの要部構成を示す図である。 エンジンコントローラの一部であるスタータ制御部の制御機能の概要を示す図及び車体コントローラの一部であるゲートロック制御部の制御機能の概要を示す図である。 盗難防止コントローラの制御機能の概要を示す図である。 盗難防止コントローラの制御機能の要部を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における建設機械の盗難防止装置の盗難防止コントローラの制御機能を示す図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
3 盗難防止装置
4 公衆回線網
5 管理者の携帯電話
6 オペレータの携帯電話
11 エンジンコントローラ
11a スタータ制御部
11b 機械動作許可・禁止判断部
11c 増幅器
12 キースイッチ
13 エンジン
13a 電子ガバナ
13b スタータ
14 エンジンコントロールダイヤル
15 エンジン回転数センサ
21 車体コントローラ
21a ゲートロック制御部
21b 機械動作許可・禁止判断部
21c 増幅器
22 ゲートロックスイッチ
23 ゲートロック弁
31 入力端末(テンキー)
32 通信装置
33,33A 盗難防止コントローラ
34 ブザー
35 表示装置
41 受信部、
42 管理者判定部
43 識別情報照合部
44 暗証番号入力部、
45 暗証番号照合部
46 記憶部
47,47A 画面表示部
48 キー信号判定部
51,51A 禁止解除時間計測部
52 機械動作許可・禁止制御部
53 禁止解除時間クリア部
56 時刻計測部
57 警報出力部

Claims (10)

  1. 機械が非動作状態にあるときに機械の動作を禁止状態として機械の始動を禁止する建設機械の盗難防止装置において、
    外部から前記機械の動作の禁止状態を解除するための情報を入力する情報入力手段と、
    前記情報入力手段により入力された情報に基づいて、前記機械の動作の禁止状態を解除するための禁止解除時間を設定し、その後前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とし、一旦機械が始動されると、前記禁止状態の解除を維持する機械動作制御手段とを備えることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  2. 請求項1記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記機械動作制御手段は、一旦機械が始動され、前記禁止状態の解除が維持された場合は、その後機械の動作が停止したときに前記禁止解除時間を再設定し、前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記禁止状態の解除を維持して機械の始動を可能とし、前記禁止解除時間が経過すると、機械の動作を禁止状態とすることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  3. 請求項2記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記情報入力手段は、前記機械の動作が停止したときに、禁止解除時間クリア画面を表示する表示装置を有し、
    前記機械動作制御手段は、前記禁止解除時間クリア画面が操作されると、前記禁止解除時間が経過するまでの間であっても、再び機械の動作を禁止状態とすることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記情報入力手段は、
    照合情報と解除有効時間とを対応付けて記憶する記憶部と、
    外部から入力された照合情報(暗証番号又は識別情報)と前記記憶部に記憶された照合情報とを比較する照合手段とを有し、
    前記機械動作制御手段は、
    前記照合手段で比較した照合情報が一致するとき、前記記憶部に記憶され、前記照合情報に対応する前記解除有効時間を前記禁止解除時間として設定することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  5. 請求項4記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記機械動作制御手段は、
    前記照合手段で比較した照合情報が一致するとき、前記記憶部に記憶され、前記照合情報に対応する前記解除有効時間を前記禁止解除時間として設定し、前記禁止解除時間の経過を計測する禁止解除時間計測手段と、
    前記禁止解除時間が経過する前は機械の動作の禁止状態を解除し、前記禁止解除時間が経過すると再び機械の動作を禁止状態とする機械動作許可・禁止制御手段とを有することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  6. 請求項4記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記情報入力手段は、
    無線通信網を介して照合情報及び解除有効時間を入力し、この入力した照合情報と解除有効時間とを対応付けて前記記憶部に記憶させるとともに、前記記憶部に照合情報と解除有効時間とが記憶されている場合は、その照合情報及び解除有効時間を更新する管理者用入力設定手段を更に有することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  7. 請求項4記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記情報入力手段は、
    建設機械の運転室に設けられた表示装置と、
    前記禁止解除時間が設定されていないときに、前記入力情報として暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を前記表示装置に表示させる暗証番号入力画面表示手段とを有することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  8. 請求項4又は7記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記情報入力手段は、
    前記入力情報として携帯電話から送信される識別情報を入力するための携帯電話受信部を更に有することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  9. 請求項8記載の建設機械の盗難防止装置において、
    前記入力情報として携帯電話から送信される識別情報はメール情報であり、
    前記情報入力手段は、前記メール情報に添付され携帯電話から送信されるときの送信日付情報と内部日付情報とを比較し、日付情報が異なる場合は、送信された識別情報を無視することを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  10. 機械が非動作状態にあるときに機械の動作を禁止状態として機械の始動を禁止する建設機械の盗難防止装置において、
    外部から前記機械の動作の禁止状態を解除するための情報を入力する情報入力手段と、
    前記情報入力手段により入力された情報に基づいて、前記機械の動作の禁止状態を解除して機械の始動を可能とし、一旦機械が始動された場合は、その後機械の動作が停止したときに禁止解除時間を設定し、前記禁止解除時間が経過するまでの間だけ、前記禁止状態の解除を維持して機械の始動を可能とし、前記禁止解除時間が経過すると、機械の動作を禁止状態とする機械動作制御手段とを備えることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
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