JP2009198552A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第１レンズ群、負の屈折力の第２レンズ群、１以上のレンズ群を含む後群を有し、各レンズ群の間隔を変化させることによりズーミングを行うズームレンズにおいて、開口絞りを有し、前記第２レンズ群を第１フォーカス群とし、前記後群の１つのレンズ群のうちの一部を構成するサブレンズ群を第２フォーカス群とするとき、前記第１フォーカス群と前記第２フォーカス群はどちらも正レンズと負レンズを有しており、前記第１フォーカス群を構成する正レンズと負レンズの材料の平均アッベ数を各々Ｖｍｐ、Ｖｍｎ、前記第２フォーカス群を構成する正レンズと負レンズの材料の平均アッベ数を各々Ｖｓｐ、Ｖｓｎ、無限遠から最至近撮影距離にフォーカシングしたときの前記開口絞りから前記第１フォーカス群の最も物体側の面頂点までの距離の差をΔＸｍ、無限遠から最至近撮影距離にフォーカシングしたときの前記開口絞りから前記第２フォーカス群の最も物体側の面頂点までの距離の差をΔＸｓとするとき、
   ΔＸｍ×（Ｖｍｎ−Ｖｍｐ）×ΔＸｓ×（Ｖｓｎ−Ｖｓｐ）＞０
   なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
2. 前記後群の１つのレンズ群は前記後群の最も像側のレンズ群よりも物体側に位置するレンズ群であることを特徴とする請求項１のズームレンズ。
3. 前記第２フォーカス群の焦点距離をｆｓ、無限遠物体にフォーカスしているときの前記第２フォーカス群を有するレンズ群の焦点距離をｆｆとするとき、
   ０．０１＜|ｆｆ／ｆｓ|＜０．４０
   なる条件を満足することを特徴とする請求項１又は２のズームレンズ。
4. 前記第１フォーカス群のみで無限遠から最至近撮影距離へフォーカシングしたとき、ｇ線の倍率色収差の差が正のときｇ＝１とし、負のときｇ＝−１とし、無限遠から最至近撮影距離へフォーシングするときの前記第２フォーカス群の移動量をΔＸとするとき、
   ｇ×（Ｖｓｎ−Ｖｓｐ）×ΔＸ＞０
   なる条件を満足することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項のズームレンズ。
5. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第１レンズ群、負の屈折力の第２レンズ群、１以上のレンズ群を含む後群を有し、各レンズ群の間隔を変化させることによりズーミングを行うズームレンズにおいて、前記第２レンズ群を第１フォーカス群、前記後群の１つのレンズ群のうちの一部を構成するサブレンズ群を第２フォーカス群とするとき、前記第２フォーカス群よりも物体側に開口絞りを有しており、前記第２フォーカス群は１以上の正レンズと１以上の負レンズを有しており、前記第２フォーカス群を構成する正レンズと負レンズの材料の平均アッベ数を各々Ｖｓｐ、Ｖｓｎ、前記第１フォーカス群のみで無限遠から最至近撮影距離へフォーカシングしたとき、ｇ線の倍率色収差量の差が正のときｇ＝１とし、負のときｇ＝−１とし、無限遠から最至近撮影距離へフォーカシングするときの前記第２フォーカス群の移動量をΔＸとするとき、
   ｇ×（Ｖｓｎ−Ｖｓｐ）×ΔＸ＞０
   なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
6. 前記後群の１つのレンズ群は前記後群の最も像側のレンズ群よりも物体側に位置するレンズ群であることを特徴とする請求項５のズームレンズ。
7. 前記第２フォーカス群の焦点距離をｆｓ、無限遠物体にフォーカスしているときの前記第２フォーカス群を有するレンズ群の焦点距離をｆｆとするとき、
   ０．０１＜|ｆｆ／ｆｓ|＜０．４０
   なる条件を満足することを特徴とする請求項５又は６のズームレンズ。
8. 請求項１乃至７のいずれか１項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。