JP2009186866A - アクティブマトリクス型液晶表示装置。 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】演算のための負荷を軽減させながらも、フレーム反転駆動においてデータラインに沿った方向のクロストークが視認され難い表示を行うことができるアクティブマトリクス型液晶表示装置を提供する。
【解決手段】フレーム毎にゲートラインの走査を実行する走査期間Stとゲートラインの走査を停止する非走査期間Ntを設定し、走査期間Stにデータラインへ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して非走査期間Ntにデータラインへ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が反転した形状となるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、アクティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
液晶表示装置に用いられるドットマトリクス方式の表示パネルとして、単純マトリクス方式の表示パネルとアクティブマトリクス方式の表示パネルとが知られている。このうち、アクティブマトリクス方式の表示パネルは、表示パネル上に複数のゲートラインと複数のデータラインとがそれぞれ直交するように配置され、これらゲートラインとデータラインとの交点近傍には薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと記す)を介して画素電極が配置されている。また、画素電極に対向するように共通電極が配置され、画素電極と共通電極との間に液晶を充填することで表示画素を構成している。そして、ゲートラインを介して入力された走査信号電圧によって選択状態とされた表示画素にデータラインから表示信号電圧を印加する。また、共通電極には共通信号電圧を印加する。このとき、表示画素を構成する液晶には表示信号電圧と共通信号電圧との差に相当する電圧が印加され、これによって、液晶の配向状態を変化させて表示を行うようにしている。
ここで、長寿命化等の理由で、液晶の駆動には交流駆動が必須である。この交流駆動の手法として、例えば図19に示すような、液晶に印加される電圧Vlcdの極性をフレーム毎に反転させるフレーム反転駆動が知られている。
アクティブマトリクス方式の表示パネルでは、当該表示画素に対応するゲートラインが非選択期間においても、当該表示画素に対応するデータラインでの表示信号電圧が他のゲートラインに対応する表示画素で必要となる表示信号電圧に応じて変動する。フレーム反転駆動の場合、このようにデータラインで表示信号電圧が変動すると当該表示画素の画素電極とそれに対応するデータラインとの間に生じる容量カップリング(Cds)の影響による表示画素の電位変化が、データラインに沿った方向へのクロストークとして表示に現れてしまい、表示品位が劣化するという問題があった。
例えば、電圧印加時に白を表示し電圧無印加時に黒を表示するノーマリブラックモードとし、画面最上部から当該フレームでのゲートラインの走査を開始するとともに(画面最下部での走査から画面最上部での走査までの間に印加電圧の極性を変化させるとともに)画面最上部のゲートラインから画面最下部のゲートラインに向かって順次ゲートラインを選択する場合、図20(a)に示すように、グレー表示(中間階調レベルでの表示)の背景領域200に対して黒ウインド201を表示しようとしたときに、図20(b)に示すように、黒ウインド201に対応するゲートラインを走査中に、黒ウインド201の上部側の背景領域200aでは、本来の中間階調よりも黒寄りになる縦クロストークが発生するとともに、黒ウインド201の下部側の背景領域200aでは、本来の中間階調よりも白寄りになる縦クロストークが発生する。このため、図21(a)に示すように、画面の上部に情報を表示するような場合には、画面全体に黒い縦スジが視認されてしまうとともに、図21(b)に示すように、画面の下部に情報を表示するような場合には、画面全体に白い縦スジが視認されてしまう。
そこで、特許文献1では、各フレーム間での画像データに基づいて当該フレームにおける画像データを補正することによってクロストークの発生を低減することが行われている。つまり、第L行を選択して次に第L行を選択するまでの間に第L行と同極性で駆動される各行の画像データから、第L行の画像データの値を減算し、減算した後の、第L行と同極性で駆動される各行の画像データの和(Aとする)を求める。また、第L行を選択して次に第L行を選択するまでの間に第L行と異なる極性で駆動される各行の画像データから、第L行の画像データの値を減算し、減算した後の、第L行と異なる極性で駆動される各行の画像データの和(Bとする)を求める。そして、A,Bを用いて第L行の画像データを補正して表示を行う。
特開2005−77508
しかし上述のような従来技術では、行毎に画像データを補正するための演算式が異なるため、画像データを補正するための演算が複雑になるとともにその演算量が膨大になり、制御部における演算のための負荷が大きくなることが問題となっていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、演算のための負荷を軽減させながらも、フレーム反転駆動においてデータラインに沿った方向のクロストークが視認され難い表示を行うことができるアクティブマトリクス型液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状が、その値を加算することによって所定の値で平準となる補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とする。
また、請求項2に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、請求項1に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置において、前記補完電圧値導出手段は、前記第1のサブフレーム期間に供給される表示信号電圧に前記補完電圧値を加えた値が最大の階調レベルに対応する電圧値となるように、前記補完電圧値を導出することを特徴とする。
また、請求項3に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状に対して、反転した振幅形状になる補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とする。
また、請求項4に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の変遷に対して、その振幅形状が一致する補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とする。
また、請求項5に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状がその値を加算することによって所定の値で平準となる第1の補完電圧値、または、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の変遷に対してその振幅形状が一致する第2の補完電圧値を、前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される前記第1の補完電圧値または前記第2の補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とする。
また、請求項6に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、請求項5に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置において、前記補完電圧値導出手段は、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ供給される表示信号電圧に基づいて、前記第1の補完電圧値及び前記第2の補完電圧値の何れか一方を導出することを特徴とする。
また、請求項7に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、請求項5に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置において、前記補完電圧値導出手段は、表示すべき映像内容に基づいて、前記第1の補完電圧値及び前記第2の補完電圧値の何れか一方を導出することを特徴とする。
また、請求項8に記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置は、請求項1から7の何れかに記載のアクティブマトリックス型液晶射表示装置において、前記各表示画素の液晶に印加される電圧の極性が前記フレーム毎に反転することを特徴とする。
本発明によれば、演算のための負荷を軽減させながらも、フレーム反転駆動においてデータラインに沿った方向のクロストークが視認され難い表示を行うことができる。
(第一の実施の形態)
以下、本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置をデジタルカメラに適用した第一の実施の形態について説明する。デジタルカメラ1の外観構成は、図1(A)、図1(B)に示すように、略矩形の薄板状ボディの前面に、撮影レンズ2、セルフタイマランプ3、光学ファインダ窓4、マイクロホン部5、ストロボ発光部6、及びラバーグリップ7等が配設され、上面には電源のオン/オフ操作のための電源キー8や撮影タイミングを決定するためのシャッタキー9などが配設されている。
また、デジタルカメラ1の背面には、モードスイッチ(SW)10、スピーカ部11、メニューキー12、十字キー13、セットキー14、光学ファインダ15、ストロボチャージランプ16、及び表示部17を配している。モードスイッチ10は、例えばスライドキースイッチにより構成され、基本モードである記録モード「R」と再生モード「P」とを切換える。メニューキー12は、各種メニュー項目等を選択させる際に操作する。十字キー13は、上下左右各方向へのカーソル移動用のキーが一体に形成されたものであり、表示部17に表示されるメニュー項目等を移動させる際に操作する。セットキー14は、十字キー13の中心位置に配置され、その時点で選択されているメニュー項目内容等を設定するために操作する。ストロボチャージランプ16は、光学ファインダ15に近接して配設されたLEDランプでなり、当該デジタルカメラ1のユーザが光学ファインダ15を覗いている場合と表示部17を見ている場合のいずれであってもストロボのチャージ状態等をユーザに視認させることが可能となっている。
表示部17は、アクティブマトリックス型の液晶表示装置で構成されるもので、記録モード時には電子ファインダとしてスルー画像のモニタ表示を行なう一方で、再生モード時には選択した画像等を再生表示する。また、表示部17は、メニューキー12や十字キー13、セットキー14等の操作により所定のメニューが選択された場合や、予め定められた所定の時間以上に亘って何れのキー操作も行われず待機モードへ移行したような場合には、例えば、図2(a)や図2(b)に示すような、所定の情報表示画面を表示する。即ち、画面の一部に記録媒体の記録残容量やバッテリー残量等が表示されたラスター画面を表示する。ここでは、情報に対応する表示画素の階調レベルが最大階調レベル(液晶に印加される電圧が最大電圧)で、その背景に対応する表示画素の階調レベルが中間階調レベルになっているものとする。また、記録媒体の残容量等の情報表示箇所250は、別途メニューの選択により画面上部や画面下部への表示変更が可能なように構成されている。
以下、表示部17としてのアクティブマトリクス型液晶表示装置について詳述する。表示部17は、図3に示すように、映像が顕在化して表示される表示パネル110と、表示パネル110のゲートラインを走査するための走査ドライバ120と、表示パネル110のデータラインに表示信号電圧を供給するための信号ドライバ130と、表示パネル110の共通電極に所定の電圧を印加するための共通電圧発生回路140と、表示パネル110に所望の映像が表示されるように走査ドライバ120や信号ドライバ130、通電圧発生回路140を駆動制御する制御部150と、供給される電源を駆動に必要な電圧に調整して各部に供給する電源調整回路160等を有している。そして、大凡表示パネル110に対応する領域がデジタルカメラ1の外部から視認可能なようにデジタルカメラ1に搭載され、当該表示パネル110に映像が表示される。
表示パネル110は、対向配置され、シール材115により接着された2枚の基板間116、117に液晶が挟持された構成となっている。そして、一方の基板116に、行方向に延伸配設された複数のゲートライン(例えばn本のゲートライン)と、列方向に延伸配設された複数のデータライン(例えばm本のデータライン)とを備え、ゲートラインとデータラインとの各交点近傍に図4に示す表示画素が設けられて構成されている。ここで図4は、表示パネル110に設けられる複数の表示画素の内の1つの表示画素に対応する等価回路を示す図である。
図4に示すゲートラインG(j)には薄膜トランジスタ(TFT)111のゲート電極が接続され、データラインS(i)にはTFT111のソース電極が接続されている。更に、TFT111のドレイン電極には画素電極が接続されている。そして、画素電極と対向するように、他方の基板117に共通電極118が配され、画素電極と共通電極118との間に液晶が充填されている。さらに、このようにして構成される液晶容量Clcdと並列になるように蓄積容量Ccsが接続されている。このような構成において、画素電極と共通電極との間に電圧が印加されると、この電圧に応じて画素電極と共通電極との間に充填された液晶の配向状態が変化して液晶層中における光の透過率が変化する。これにより、図4に示す表示画素の背面に配置された図示しない光源(バックライト)からの光の透過状態が変化して映像表示が行われる。なお、図4には画素電極とデータライン間に発生する寄生容量Cdsも示している。ここで、i=1,2,3,・・・,m。j=1,2,3,・・・,n。
走査ドライバ120には、図4のゲートラインG(j)が接続され、制御部150から出力される垂直制御信号Vsに基づいて各フレームにおけるゲートラインG(j)の走査を開始するとともに、制御部150から出力される水平制御信号Hsに基づいて各ゲートラインG(j)を個別に選択する。
以下、説明を簡略化するためにゲートラインの本数nを8本として具体的に説明するが、この本数に限定するものではない。走査ドライバ120は、図5または図6に示すように、制御部150から出力される垂直制御信号Vsが入力されると、当該フレームにおけるゲートラインG(j)の走査を開始する。なおこのとき走査ドライバ120は、制御部150から出力される走査許容信号Asがハイレベルで、走査禁止信号Psがローレベルになっていることを条件として、当該フレームにおけるゲートラインG(j)の走査を開始する。つまり、垂直制御信号Vsが入力された場合に、走査許容信号Asがハイレベルと異なるようなとき、または、走査禁止信号Psがローレベルと異なるようなときは、走査許容信号Asがハイレベルで走査禁止信号Psがローレベルになるのを待ってから当該フレームにおけるゲートラインG(j)の走査を開始する(例えばタイミングT1aに対してタイミングT2aや、タイミングT3aに対してタイミングT4a)。
そして、走査許容信号Asがハイレベルで走査禁止信号Psがローレベルになっている間は、走査信号を所定の期間だけローレベルからハイレベルに切り換えて出力するといったゲートラインの選択を、水平制御信号Hsに同期して前段側のゲートラインG(1)から後段側のゲートラインG(8)に向かって順次ゲートラインG(j)毎に行う。これによって、各ゲートラインG(j)に対応するTFT111が所定の期間だけ順次オン状態となり、このときに各表示画素に対応するデータラインS(i)に供給されている表示信号電圧が表示画素の画素電極に書き込まれる。なお、ゲートラインG(1)側が表示画面の上部側に対応し、ゲートラインG(8)側が表示画面の下部側に対応している。
信号ドライバ130には、図4のデータラインS(i)が接続され、制御部150から出力される水平制御信号Hsに基づいて、R(赤)、G(緑)、B(青)などの各色成分の入力階調信号Kshを1行分の表示画素単位(ゲートライン単位)で取り込み、この取り込んだ入力階調信号Kshに対応する表示信号電圧Dsを生成して各対応するデータラインS(i)に供給する。また、フレームの開始とともに制御部150から入力される極性反転制御信号Polに応じて表示信号電圧Dsの信号レベルを所定の中心電圧を中心として反転させる。
共通電圧発生回路140は、制御部150から入力される極性反転制御信号Polに応じて、電源調整回路160によって調整された共通信号電圧VcomH、VcomLの何れか一方を選択し、矩形波としての共通信号Vcを表示画素の共通電極に供給する。つまり、共通電圧発生回路140は、当該フレームの開始タイミングで共通信号Vcの電圧値を切り換える。
制御部150は、階調信号Ksoなどからなる映像信号VDが入力されてくると、この階調信号Ksoに基づいた映像が表示パネルに表示されるように、上述したような各種制御信号を生成して各部に出力するもので、このような各種制御信号を生成する信号生成部151と、入力されてくる階調信号Ksoを少なくとも1画面分の表示画素に対応するだけ蓄積可能な映像メモリ152と、映像メモリ152に蓄積された1画面分の階調信号Ksoに基づいて所定の補完電圧値を演算導出する演算部153を有している。
信号生成部151は、図5または図7に示すように、走査ドライバ120や信号ドライバ130、共通電圧発生回路140が同期して1画面分の映像を表示するための期間であるフレームを規定するとともに、当該フレームを開始するための垂直同期信号Vs及び極性反転制御信号Polを生成して出力する。また、信号生成部151は、走査ドライバ120や信号ドライバ130が同期して各ゲートラインG(j)に対応する表示画素毎に表示信号電圧Dsを書き込むための水平同期信号Hs、走査許容信号As及び走査禁止信号Psも生成して出力する。
なお、信号生成部151は、走査許容信号As及び走査禁止信号Psの出力によって、各フレームが、各ゲートラインG(j)の走査が実行され各表示画素に表示信号電圧Dsが書き込まれる第1のサブフレームとしての走査期間Stと、各ゲートラインG(j)の走査が禁止され各表示画素に表示信号電圧Dsが書き込まれることを禁止する第2のサブフレームとしての非走査期間Ntとに時間分割されるように、そして、走査期間Stと非走査期間Ntとが等しい長さの時間になるように走査ドライバ120及び信号ドライバ130を制御する。またこのとき、各フレームにおいては、走査期間Stに先立って非走査期間Ntが得られるように各制御信号の出力タイミングが設定されている。
つまり、例えば入力されてくる映像信号VDにおける1フレームが16msのときには、当該フレームの最初の8msが非走査期間Ntになるように、そして、次の8msが走査期間Stになるように、走査許容信号As及び走査禁止信号Psを生成して出力する。
さらに、信号生成部151は、この8msの間に1画面分の表示画素に表示信号電圧Dsを書き込むことが可能なように水平制御信号Hsを生成して出力する。つまり、ゲートラインの本数nが8本であれば、各ゲートラインG(j)に対応するTFTのオン期間及びオフ期間が順に1msずつシフトして開始されるように水平制御信号Hsを生成して出力する。この水平制御信号Hsは、走査期間Stと非走査期間Ntとにかかわらず継続して出力される。
ここで、制御部150は、走査期間Stには、水平制御信号Hsに同期させて、映像メモリ152に蓄積された1画面分の表示画素に対応する階調信号Ksoを表示階調信号Kshとして前段側のゲートラインG(j)に対応する階調信号から順に、1行分の表示画素単位(ゲートライン単位)で信号ドライバ130へ出力する。一方、当該フレームでの走査期間Stに先立つように設定される非走査期間Ntには、映像メモリ152に蓄積された1画面分の表示画素に対応する階調信号Ksoに基づいて演算部53によって詳細は後述するように導出される補完電圧値に対応する入力階調信号Kshを、水平制御信号Hsに同期させて1行分の表示画素単位(ゲートライン単位)で信号ドライバ130へ出力する。そして、順次制御部150から出力される入力階調信号Kshは、信号ドライバ130によって取り込まれ、入力階調信号Kshに対応する表示信号電圧Dsに変換されてそれぞれ対応するデータラインS(i)に供給される。
演算部153は、信号ドライバ130によって非走査期間Ntに各データラインS(i)へ供給される表示信号電圧としての補完電圧値Ds(i,j,Nt)を導出するものであり、例えば図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するような際には、走査期間Stに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷の振幅形状と、非走査期間Ntに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷の振幅形状とが一致するように、補完電圧値としての表示信号電圧Ds(i,j,Nt)を導出する。また、例えば図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するような際には、走査期間Stに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷の振幅形状に対して、非走査期間Ntに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷の振幅形状が反転するように、補完電圧値としての表示信号電圧Ds(i,j,Nt)を導出する。
以下、最初に図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するような場合における補完電圧値の導出について詳述し、次に図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するような場合における補完電圧値の導出について詳述する。
なお、演算部153による補完電圧値の導出に先立って実施される表示内容の判定、つまり、例えば図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するのか或いは例えば図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するのかの判定は、当該制御部150に、種々の画像解析技術により映像信号を解析することによって直接的に表示内容を判定する表示映像判定部を備え、当該表示映像判定部が実施する構成としてもよいし、また、ユーザにより選択される当該デジタルカメラ1のメニュー内容や当該デジタルカメラが設定する機能に対応して表示内容が予め設定されているような場合には、設定されたメニュー内容や機能に基づいて表示内容を判定する表示映像判定部を備え、当該表示映像判定部が実施する構成としてもよい。
またここでは、最大の階調レベルに対応する表示信号電圧が共通信号電圧VcomHに対応して予め−x[V]に設定されているとともに、共通信号電圧VcomLに対応して予めx[V]に設定されているものとする。
以下、図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示する場合について、次のような具体的な例に基づいて説明する。即ち、当該フレームでの走査期間StにデータラインS(i)へ供給されることとなる一連の表示信号電圧DS(i,j,St)を、図5に示すように、共通信号電圧VcomLに対応させて、ゲートラインG(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx[V]としまたゲートラインG(1),G(2),G(3),G(4),G(5),G(6)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx/2[V]とするともに、共通信号電圧VcomHに対応させて、ゲートラインG(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x[V]としまたゲートラインG(1),G(2),G(3),G(4),G(5),G(6)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x/2[V]として説明する。
この場合、演算部153は、図5、図6(a)及び図6(b)に示すように、非走査期間NtでのデータラインS(i)に供給される表示信号電圧Ds(i,j,Nt)が、共通信号電圧VcomLに対応させて、非走査期間Ntの開始タイミングT1aを走査期間Stの開始タイミングT2aに仮に一致させたときに、ゲートラインG(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx[V]となるようにまたゲートラインG(1),G(2),G(3),G(4),G(5),G(6)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx/2[V]となるように補完電圧値を導出するとともに、共通信号電圧VcomHに対応させて、非走査期間Ntの開始タイミングT3aを走査期間Stの開始タイミングT4aに仮に一致させたときに、ゲートラインG(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x[V]となるようにまたゲートラインG(1),G(2),G(3),G(4),G(5),G(6)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x/2[V]となるように補完電圧値を導出する。
つまり、演算部153は、(数1)に基づいて非走査期間NtでのデータラインS(i)に供給される表示信号電圧Ds(i,j,Nt)としての補完電圧値を導出することで、走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とそれに先立つ非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とが一致するように補完電圧値を導出する。
(数1)
Ds(i,j,Nt)=Ds(i,j,St)
なお、階調レベルとしての階調信号Ksoまたは入力階調信号Kshと表示信号電圧との関係は、例えば図9(a)及び図9(b)に示すようなルックアップデーブルが制御部150に予め記憶されていて、制御部150によって適宜変換可能なように構成されているものとする。
次に、図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示する場合について、次のような具体的な例に基づいて説明する。即ち、当該フレームでの走査期間StにデータラインS(i)へ供給されることとなる一連の表示信号電圧を、図7に示すように、共通信号電圧VcomLに対応させて、ゲートラインG(1),G(2)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx[V]としまたゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx/2[V]とするともに、共通信号電圧VcomHに対応させて、ゲートラインG(1),G(2)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x[V]としまたゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x/2[V]として説明する。
この場合、演算部153は、図7、図8(a)及び図8(b)に示すように、非走査期間NtでのデータラインS(i)に供給される表示信号電圧が、共通信号電圧VcomLに対応させて、非走査期間Ntの開始タイミングT1bを走査期間Stの開始タイミングT2bに仮に一致させたときに、ゲートラインG(1),G(2)の走査信号におけるハイレベル期間中では0[V]となるようにまたゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中ではx/2[V]となるように補完電圧値を導出するとともに、共通信号電圧VcomHに対応させて、非走査期間Ntの開始タイミングT3bを走査期間Stの開始タイミングT4bに仮に一致させたときに、ゲートラインG(1),G(2)の走査信号におけるハイレベル期間中では0[V]となるようにまたゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(7),G(8)の走査信号におけるハイレベル期間中では−x/2[V]となるように補完電圧値を導出する。
つまり、演算部153は、(数2)に基づいて非走査期間NtでのデータラインS(i)に供給される表示信号電圧Ds(i,j,Nt)としての補完電圧値を導出することで、走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とそれに先立つ非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とを互いの開始タイミングが一致するようにしてそれぞれを加えたときに、最大の階調レベルに対応する表示信号電圧x[V]または−x[V]で平準となる補完電圧値を導出する。
(数2)
Pol:ローレベルのとき
Ds(i,j,Nt)=x−Ds(i,j,St)
Pol:ハイレベルのとき
Ds(i,j,Nt)=−x+Ds(i,j,St)
上述のようにして、演算部153によって表示すべき映像信号に基づいた補完電圧値が導出されると、制御部150は、この導出された補完電圧値に対応する各入力階調信号Kshを水平制御信号Hsに同期させて、非走査期間Ntに1行分の表示画素単位(ゲートライン単位)で信号ドライバ130へ出力する。
そして、制御部150の上述のような制御により、信号ドライバ130は、図5や図7に示すような表示信号電圧DsをデータラインS(i)に供給することができる。
つまり、第一の実施の形態においては、フレーム毎に、各ゲートラインG(j)の走査を実行する走査期間Stと各ゲートラインG(j)の走査を停止する非走査期間Ntを設定する。そして、図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するような場合は、走査期間StにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して非走査期間NtにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が等しい形状となるように、非走査期間NtにデータラインS(i)へ表示信号電圧を供給している。また、図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するような場合は、走査期間StにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して非走査期間NtにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が反転した形状となるように、非走査期間NtにデータラインS(i)へ表示信号電圧を供給している。
図10及び図11は、上述したように当該表示部17を駆動制御した場合の各表示画素に対応する液晶層に印加される電圧Vlcdの時系列変化である。なお、説明を簡単化するために、データラインS(i)に供給される電圧の極性反転に伴うVlcdの変動、及び、ゲートラインG(j)と画素電極P(i、j)との間に発生する寄生容量に伴うVlcdの変動は省略している。また、対向電極の電位を基準に規格化してVlcdを示す。
図10は、図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示する場合に対応させて、図5に示したように走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とそれに先立つ非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とが一致するように表示信号電圧をデータラインS(i)に供給したときのVlcdの時系列変化である。ここでは、前段側から2段目のゲートラインG(2)と接続される画素電極P(i,1)に対応するVlcdの時系列変化を一例として示しているが、各ゲートラインG(1),G(3),G(4),G(5),G(6)のそれぞれと接続される画素電極P(i,1),P(i,3),P(i,4),P(i,5),P(i,6)に対応するVlcdも同様である。
図10に示されるように、各フレームでは、データラインS(i)に供給される電圧が当該表示画素に書き込まれた電圧から変動するのに伴って生じるVlcdの変動を、非走査期間Ntと走査期間Stとの間で相殺することが可能となっている。即ち、走査期間Stにおいて発生するVlcdの変動“+ΔV”を非走査期間Ntにおいて発生するVlcdの変動“−ΔV”によって相殺することが可能となっている。このため、例えば電圧印加時に白を表示し電圧無印加時に黒を表示するノーマリブラックモードにおいては、走査期間Stで図12(a)に示すように画面全体に表示される比較的黒い縦スジと、それに先立つ非走査期間Ntで図12(b)に示すように画面全体に表示される比較的白い縦スジとにより、表示輝度が時間的に平均化され、縦スジを視認されにくくすることが可能になる。つまり、縦スジとしての、データラインS(i)に沿った方向のクロストークを、視認されにくくすることが可能になる。
一方、図11は、図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示する場合に対応させて、図6に示したように走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とそれに先立つ非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とを互いの開始タイミングが一致するようにしてそれぞれを加えたときに、最大の階調レベルに対応する表示信号電圧x[V]または−x[V]で平準となるように表示信号電圧をデータラインS(i)へ供給したときのVlcdの時系列変化である。ここでは、後段側から2段目(前段側から7段目)のゲートラインG(7)と接続される画素電極P(i,7)に対応するVlcdの時系列変化を一例として示しているが、各ゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(8)のそれぞれと接続される画素電極P(i,3),P(i,4),P(i,5),P(i,6),P(i,8)に対応するVlcdも同様である。
図11に示されるように、この場合においても、各フレームでは、データラインS(i)に供給される電圧が当該表示画素に書き込まれた電圧から変動するのに伴って生じるVlcdの変動を、非走査期間Ntと走査期間Stとの間で相殺することが可能になっている。即ち、走査期間Stにおいて発生するVlcdの変動“−ΔV”を非走査期間Ntにおいて発生するVlcdの変動“+ΔV”によって相殺している。このため、例えば電圧印加時に白を表示し電圧無印加時に黒を表示するノーマリブラックモードにおいては、走査期間Stで図13(a)に示すように画面全体に表示される比較的白い縦スジと、それに先立つ非走査期間Ntで図13(b)に示すように画面全体に表示される比較的黒い縦スジとにより、表示輝度が時間的に平均化され、縦スジを視認されにくくすることが可能になる。つまり、縦スジとしての、データラインS(i)に沿った方向のクロストークを、視認されにくくすることが可能になる。
そして、追加すべき表示信号電圧を(数1)や(数2)で示したような簡単な演算式で導出すればよいので、演算のための負荷を軽減させながらも、フレーム反転駆動においてデータラインに沿った方向のクロストークが視認され難い表示を行うことができる。
(第二の実施の形態)
上述の第一の実施の形態では、当該フレームの走査期間Stに先立って当該フレームに対応する非走査期間Ntを設定する場合について説明したが、以下、当該フレームの走査期間Stに対応する非走査期間Ntを当該フレームの走査期間Stの後に設定する第二の実施の形態について説明する。なお、第一の実施の形態と同一の構成部分には第一の実施の形態と同一の符号を付し、その説明は省略する。
第二の実施の形態では、図14、図15及び図16に示すように、制御部150は、信号生成部151により極性反転信号Polに対して1/2フレーム(1サブフレーム)分先行する極性反転信号Polaを生成し、この極性反転信号Polaを極性反転信号Polの代わりに共通電圧発生回路140へ出力する。そして、共通電圧発生回路140は極性反転信号Polaに応じて、電源調整回路160によって調整された共通信号電圧VcomH、VcomLの何れか一方を選択し、矩形波としての共通信号Vcを表示画素の共通電極に供給する。
また、制御部150は、各フレームにおいて、走査期間Stの後に非走査期間Ntが得られるように各制御信号の出力タイミングが設定されている。つまり、例えば入力されてくる映像信号VDにおける1フレームが16msのときには、当該フレームの最初の8msが走査期間Stになるように、そして、次の8msが非走査期間Ntになるように、信号生成部151により走査許容信号As及び走査禁止信号Psを生成して出力する。
そして、演算部153は、例えば図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するような際には、走査期間Stに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷の振幅形状に対して、非走査期間Ntに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷の振幅形状が反転するように、補完電圧値としての表示信号電圧Ds(i,j,Nt)を導出する。また、例えば図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するような際には、走査期間Stに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷の振幅形状と、非走査期間Ntに信号ドライバ130がデータラインS(i)に供給することとなる一連の表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷の振幅形状とが一致するように、補完電圧値としての表示信号電圧Ds(i,j,Nt)を導出する。
つまり、第二の実施の形態においては、フレーム毎に、各ゲートラインG(j)の走査を実行する走査期間Stと各ゲートラインG(j)の走査を停止する非走査期間Ntを設定する。そして、図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示するような場合は、走査期間StにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して非走査期間NtにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が反転した形状となるように、非走査期間NtにデータラインS(i)へ表示信号電圧を供給している。また、図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示するような場合は、走査期間StにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して非走査期間NtにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が等しい形状となるように、非走査期間NtにデータラインS(i)へ表示信号電圧を供給している。
図17及び図18は、上述したように当該表示部17を駆動制御した場合の各表示画素に対応する液晶層に印加される電圧Vlcdの時系列変化である。なお、第二の実施の形態においても説明を簡単化するために、データラインS(i)に供給される電圧の極性反転に伴うVlcdの変動、及び、ゲートラインG(j)と画素電極P(i、j)との間に発生する寄生容量に伴うVlcdの変動は省略している。また、対向電極の電位を基準に規格化してVlcdを示す。
図17は、図2(b)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも下部に情報を表示する場合に対応させて、図15に示したように走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とその後の非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とを互いの開始タイミングが一致するようにしてそれぞれを加えたときに、最大の階調レベルに対応する表示信号電圧x[V]または−x[V]で平準となるように表示信号電圧をデータラインS(i)へ供給したときのVlcdの時系列変化である。ここでは、前段側から2段目のゲートラインG(2)と接続される画素電極P(i,1)に対応するVlcdの時系列変化を一例として示しているが、各ゲートラインG(1),G(3),G(4),G(5),G(6)のそれぞれと接続される画素電極P(i,1),P(i,3),P(i,4),P(i,5),P(i,6)に対応するVlcdも同様である。
図17に示されるように、各フレームでは、データラインS(i)に供給される電圧が当該表示画素に書き込まれた電圧から変動するのに伴って生じるVlcdの変動を、非走査期間Ntと走査期間Stとの間で相殺することが可能になっている。即ち、走査期間Stにおいて発生するVlcdの変動“+ΔV”を非走査期間Ntにおいて発生するVlcdの変動“−ΔV”によって相殺している。このため、例えば電圧印加時に白を表示し電圧無印加時に黒を表示するノーマリブラックモードにおいては、走査期間Stで図12(a)に示すように画面全体に表示される比較的黒い縦スジと、その後の非走査期間Ntで図12(b)に示すように画面全体に表示される比較的白い縦スジとにより、表示輝度が時間的に平均化され、縦スジを視認されにくくすることが可能になる。つまり、縦スジとしての、データラインS(i)に沿った方向のクロストークを、視認されにくくすることが可能になる。
一方、図18は、図2(a)に示すようなラスター画面上で画面の中央よりも上部に情報を表示する場合に対応させて、図16に示したように走査期間Stにおける表示信号電圧Ds(i,j,St)の変遷とその後の非走査期間Ntにおける表示信号電圧Ds(i,j,Nt)の変遷とが一致するように表示信号電圧をデータラインS(i)に供給したときのVlcdの時系列変化である。ここでは、後段側から2段目(前段側から7段目)のゲートラインG(7)と接続される画素電極P(i,7)に対応するVlcdの時系列変化を一例として示しているが、各ゲートラインG(3),G(4),G(5),G(6),G(8)のそれぞれと接続される画素電極P(i,3),P(i,4),P(i,5),P(i,6),P(i,8)に対応するVlcdも同様である。
図18に示されるように、各フレームでは、データラインS(i)に供給される電圧が当該表示画素に書き込まれた電圧から変動するのに伴って生じるVlcdの変動を、非走査期間Ntと走査期間Stとの間で相殺することが可能となっている。即ち、走査期間Stにおいて発生するVlcdの変動“−ΔV”を非走査期間Ntにおいて発生するVlcdの変動“+ΔV”によって相殺することが可能となっている。このため、例えば電圧印加時に白を表示し電圧無印加時に黒を表示するノーマリブラックモードにおいては、走査期間Stで図13(a)に示すように画面全体に表示される比較的白い縦スジと、その後の非走査期間Ntで図13(b)に示すように画面全体に表示される比較的黒い縦スジとにより、表示輝度が時間的に平均化され、縦スジを視認されにくくすることが可能になる。つまり、縦スジとしての、データラインS(i)に沿った方向のクロストークを、視認されにくくすることが可能になる。
また、第二の実施の形態においても第一の実施の形態と同様に、追加すべき表示信号電圧を(数1)や(数2)で示したような簡単な演算式で導出すればよいので、演算のための負荷を軽減させながらも、フレーム反転駆動においてデータラインに沿った方向のクロストークが視認され難い表示を行うことができる。
なお、上述の各実施の形態においては、非走査期間NtにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状が、走査期間StにデータラインS(i)へ供給される一連の表示信号電圧の振幅形状に対して、反転した振幅形状にするのか或いは等しい振幅形状にするのかを、表示すべき映像に応じて選択する構成について説明したが、表示すべき映像にかかわらず、何れか一方のみを選択する構成としてもよい。
また、上述の各実施の形態では、本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、これに限定するものではなく、携帯電話などの他の携帯端末機器や、表示部を必要とする種々の電子機器に適用可能である。
デジタルカメラの外観構成の説明図。 情報表示画面の説明図であり、(a)は画面の上部に情報を表示した例、(b)は画面の下部に情報を表示した例。 アクティブマトリクス型液晶表示装置の説明図 表示画素の等価回路の説明図 画面の下部に情報を表示する場合にける制御信号のタイミングチャート 補完電圧値の導出の説明図 画面の上部に情報を表示する場合にける制御信号のタイミングチャート 補完電圧値の導出の説明図 階調レベルと表示信号電圧との関係図であり、(a)は液晶に正極の電圧を印加する場合、(b)は液晶に負極の電圧を印加する場合 画面の下部に情報を表示する場合に、情報が表示される表示画素よりも上部の表示画素の液晶に印加される電圧のタイミングチャート 画面の上部に情報を表示する場合に、情報が表示される表示画素よりも下部の表示画素の液晶に印加される電圧のタイミングチャート 画面の下部に情報を表示する場合のサブフレーム毎における表示例であり、(a)は走査期間での表示例、(b)は非走査期間での表示例 画面の上部に情報を表示する場合のサブフレーム毎における表示例であり、(a)は走査期間での表示例、(b)は非走査期間での表示例 アクティブマトリクス型液晶表示装置の説明図 画面の下部に情報を表示する場合にける制御信号のタイミングチャート 画面の上部に情報を表示する場合にける制御信号のタイミングチャート 画面の下部に情報を表示する場合に、情報が表示される表示画素よりも上部の表示画素の液晶に印加される電圧のタイミングチャート 画面の上部に情報を表示する場合に、情報が表示される表示画素よりも下部の表示画素の液晶に印加される電圧のタイミングチャート フレーム反転駆動の説明図 クロストークの説明図であり、(a)は表示すべき映像、(b)は表示すべき映像と発生すクロストークとの関係 より具体的なクロストークの説明図であり、(a)は画面の上部に情報を表示した場合のクロストーク、(b)は画面の下部に情報を表示した場合のクロストーク
符号の説明
1:デジタルカメラ
17:表示部(アクティブマトリクス型液晶表示装置)
110:表示パネル
120:走査ドライバ
130:信号ドライバ
140:共通電圧発生回路
150:制御部
151:信号生成部
152:映像メモリ
153:演算部
St:走査期間
Nt:非走査期間

Claims (8)

  1. 各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
    各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、
    前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、
    前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状が、その値を加算することによって所定の値で平準となる補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、
    前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  2. 前記補完電圧値導出手段は、前記第1のサブフレーム期間に供給される表示信号電圧に前記補完電圧値を加えた値が最大の階調レベルに対応する電圧値となるように、前記補完電圧値を導出することを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  3. 各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
    各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、
    前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、
    前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状に対して、反転した振幅形状になる補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、
    前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  4. 各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
    各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、
    前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、
    前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の変遷に対して、その振幅形状が一致する補完電圧値を前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、
    前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  5. 各ゲートラインを走査するとともに、データラインを介して前記各ゲートラインに対応する表示画素毎に表示信号電圧を供給するアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
    各フレームの第1のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を実行し、前記各フレームの第2のサブフレーム期間に前記各ゲートラインの走査を停止するゲートライン駆動手段と、
    前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ表示信号電圧を供給するデータライン駆動手段と、
    前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の振幅形状がその値を加算することによって所定の値で平準となる第1の補完電圧値、または、前記データライン駆動手段が前記第1のサブフレーム期間に供給する一連の表示信号電圧の変遷に対してその振幅形状が一致する第2の補完電圧値を、前記データラインに対応させて導出する補完電圧値導出手段と、を備え、
    前記データライン駆動手段は、前記補完電圧値導出手段により導出される前記第1の補完電圧値または前記第2の補完電圧値を前記第2のサブフレーム期間に前記データラインへ供給することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  6. 前記補完電圧値導出手段は、前記第1のサブフレーム期間に前記データラインへ供給される表示信号電圧に基づいて、前記第1の補完電圧値及び前記第2の補完電圧値の何れか一方を導出することを特徴とする請求項5に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  7. 前記補完電圧値導出手段は、表示すべき映像内容に基づいて、前記第1の補完電圧値及び前記第2の補完電圧値の何れか一方を導出することを特徴とする請求項5に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  8. 前記各表示画素の液晶に印加される電圧の極性が前記フレーム毎に反転することを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
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