JP2009118606A - ブラシばね組付け方法及び装置 - Google Patents

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【課題】ブラシを破損することがないブラシばねの組付け方法及び装置を提供すること。
【解決手段】ブラシばね組付け方法は、ばね撓曲手段23を始点A0から終点A1へ回動させることによりばね保持手段24で保持したブラシばね15を撓曲させる段階と、ブラシばね15を支持部材11に取り付ける段階と、ばね撓曲手段23を終点A1から始点A0へ回動させることにより、ブラシばね15の発生するばね力をばね撓曲手段23により支持しながらブラシばね15の作用端部15aをブラシ14に当接させる段階とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機用のブラシアセンブリに含まれるブラシばねの組付け方法及び装置に関するものである。
例えば、自動車用エンジンのスタータに用いられる直流モータでは、ブラシがコンミテータに摺接するようにブラシばねにより弾性的に押圧されて配設されている。図1は、そのような直流モータ2が含まれたスタータ1の一例を示すものである。スタータ1は、直流モータ2の他にマグネットスイッチ3及びクラッチ4等を含み、前記直流モータ2は、ヨーク6、コイル7、アーマチュア8、コンミテータ9、及びブラシアセンブリ10を備えている。ブラシアセンブリ10は、その平面図である図2に示されるように、円板状のベース板12と一対のブラシホルダ13とから成る支持部材11と、前記ベース板12上に配設された一対のブラシ14と前記ブラシ14を半径方向に押圧する渦巻きばねから成る一対のブラシばね15と、ブラシ14とブラシホルダ13を電気的に接続するリード線16とを具備しており、ブラシ14はブラシばね15により弾性的に押圧されてコンミテータ9に摺接する。また、ブラシ14はこの例ではカーボン及び銅の微粒子を固結した材料から作られている。なお、図2では一対のブラシばね15のうち片方のみが示されており、また右側のブラシホルダ13は断面図にされている。
図9は、ブラシばね15の従来の組付け方法を説明するためのブラシアセンブリの平面図である。図9に示されるように、ブラシばね15はその内端部が、ブラシホルダ13に一体に形成されて立設している固定スタッド17に挿入されることにより支持部材11に固定されるが、挿入時にブラシばね15がブラシ14及びブラシホルダ13に干渉しないようにあらかじめブラシばね15を巻き上げる方向に撓曲される。このブラシばね15の撓曲は、従来技術によるブラシばね組付け装置(不図示)の回動ピン127を回動させることによって為される。回動ピン127は上下方向に移動可能にも構成されていて、ブラシばね15が固定スタッド17に挿入された後、上方に移動されて抜き取られる。すると、ブラシばね15は回動ピン127により支持されなくなるので、撓みを一気に解放してブラシ14の端面に衝突することとなる。
また、特許文献1に、トーションコイルスプリングを組付母体に取り付けるトーションコイルスプリング組付装置が記載されている。この装置は、二つのジョーによってトーションコイルスプリングの両端のフック部を変位させてそれらの間隔を押縮めた状態で組付母体にスプリングを取り付けた後、前記ジョーを上昇させてスプリングから離すように構成されている。スプリングからジョーを離すとスプリングの撓みは一気に解放されてスプリングのフック部が組付母体側に衝突することが考えられる。
特開昭60−221226号公報
ところで、ブラシは、カーボン及び銅の微粒子を固結した材料のような比較的脆弱な材料から作られるので、前述のようにブラシばねが衝突した場合、欠け等の部分的な破損が生じることがあった。
本発明は、前述した従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、ブラシを破損することがないブラシばねの組付け方法及び装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、ブラシ(14)と該ブラシ(14)を弾性的に押圧するブラシばね(15)とブラシ(14)及びブラシばね(15)が配設される支持部材(11)とを具備する回転電機用ブラシアセンブリ(10)のブラシばね(15)を支持部材(11)に組み付けるブラシばね組付け方法であって、ブラシばね(15)は、曲げ変形を受けてひずみエネルギを蓄積するばねであって、ブラシ(14)を押圧する作用端部(15a)を有するものであり、該ブラシばね組付け方法は、ブラシばね(15)を保持するばね保持手段(24)と、始点(A0)と終点(A1)の間を回動することによりばね保持手段(24)によって保持されたブラシばね(15)を撓曲させるばね撓曲手段(23)とを用いて実施される以下の段階、即ち、ブラシ(14)が配設された支持部材(11)及びブラシばね(15)をそれぞれ準備する段階と、ブラシばね(15)をばね保持手段(24)により保持する段階と、ブラシばね(15)を支持部材(11)に取り付けるときにブラシばね(15)が支持部材(11)及びブラシ(14)に干渉しないように、ばね撓曲手段(23)を始点(A0)から終点(A1)へ回動させることによりブラシばね(15)を撓曲させる段階と、ばね保持手段(24)で保持したブラシばね(15)を支持部材(11)に取り付ける段階と、ばね撓曲手段(23)を終点(A1)から始点(A0)へ回動させることにより、ブラシばね(15)の発生するばね力をばね撓曲手段(23)により支持しながらブラシばね(15)の作用端部(15a)をブラシ(14)に当接させる段階と、ばね保持手段(24)が、保持していたブラシばね(15)を切り離す段階と、を含むことを特徴としている。これにより、ブラシばね(15)を組付けるときブラシ(14)にブラシばね(15)から衝撃的な力が作用しないのでブラシ(14)の破損を防ぐことができる。
請求項2に記載された発明は、前記ブラシばね(15)が渦巻きばねから成ることを特徴としており、渦巻きばねから成るブラシばね(15)は、回動手段(23)の回動により好適に撓曲される。
請求項3に記載された発明は、前記回転電機が、エンジン始動用のスタータに使用される直流モータであることを特徴としており、比較的脆弱な材料から形成されたブラシ(14)を有するそのような直流モータのブラシアセンブリ(10)のブラシばね(15)の組み付けに好適に適用できる。
請求項4に記載された発明は、ブラシ(14)と該ブラシ(14)を弾性的に押圧するブラシばね(15)とブラシ(14)及びブラシばね(15)が配設される支持部材(11)とを具備する回転電機用ブラシアセンブリ(10)のブラシばね(15)を支持部材(11)に組付けるブラシばね組付け装置であって、ブラシばね(15)は、曲げ変形を受けてひずみエネルギを蓄積するばねであって、ブラシ(14)を押圧する作用端部(15a)を有するものであり、該ブラシばね組付け装置は、ブラシばね(15)を保持するばね保持手段(24)と、始点(A0)と終点(A1)の間を往復回動するばね撓曲手段(23)にして、始点(A0)から終点(A1)に向けて回動するときばね保持手段(24)に保持されたブラシばね(15)を押して撓曲させ、終点(A1)から始点(A0)に向けて回動するとき撓曲されたブラシばね(15)の発生するばね力を支持するばね撓曲手段(23)と、を具備し、ばね撓曲手段(23)が終点(A1)から始点(A0)に向けて回動する間にブラシばね(15)の作用端部(15a)がブラシ(14)に当接されることを特徴としている。これにより、ブラシばね(15)を組付けるときブラシ(14)にブラシばね(15)から衝撃的な力が作用しないのでブラシ(14)の破損を防ぐことができる。
請求項5に記載された発明は、前記ブラシばね(15)が渦巻きばねから成ることを特徴としており、渦巻きばねから成るブラシばね(15)は、回動手段(23)の回動により好適に撓曲される。
請求項6に記載された発明は、前記回転電機が、エンジン始動用のスタータに使用される直流モータであることを特徴としており、比較的脆弱な材料から形成されたブラシ(14)を有するそのような直流モータのブラシアセンブリ(10)のブラシばね(15)の組み付けに好適に適用できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明によるブラシばね組付け方法及び装置は、様々な回転電機用のブラシアセンブリに適用可能なものであるが、本明細書においては、図1に示されるエンジン用スタータ1の直流モータ2に用いられるブラシアセンブリ10を本発明による方法及び装置の適用対象物として説明を進める。
図1に示されるブラシアセンブリ10について、その平面図である図2も参照しながらより詳しく説明する。ブラシアセンブリ10は、支持部材11、それぞれ一対のブラシ14、ブラシばね15、及びリード線16から構成されている。支持部材11は、円板状に形成されて中心にコンミテータが貫通する中心穴12aが設けられたベース板12と概ねハット形断面形を有する一対のブラシホルダ13とから構成される。ブラシホルダ13は溶接又はかしめ付け等の方法でベース板12に結合されている。ブラシ14は、ベース板12の円形の半径方向に細長い直方体のものであって、1対のブラシ14がベース板12の中心穴12aを挟んで対向して配置されている。またブラシ14の材質はカーボンと銅の微粒子を固結して成形したものである。リード線16の一端がブラシの半径方向外側の端面(以下後端と呼ぶ)に、ブラシ成形時に埋め込まれて接続されている。リード線16の他端はブラシホルダ13に溶接されている。ブラシホルダ13は、そのハット形の断面の中心に形成される凹部にブラシ14を収納する。ブラシホルダ13の片側の端には、ブラシホルダ13の底部から上方に延びる角柱状の固定スタッド17が一体に形成されていて、この固定スタッド17にブラシばね15が固定される。
ブラシばね15は、帯状の素材を巻回して作った渦巻きばねであり、全体的には楕円形状を呈しているが、外端側にV字形に形成された作用端部15aを有している。作用端部15aはブラシ14の後端面に当接してそれを押圧する。ブラシばね15の内端側には、ブラシばねの素材の一巻目の巻回によって内端部空隙15bが形成されており、内端部空隙15bは、そこに前記固定スタッド17が挿入されたとき、固定スタッド17の側面と弾性的に嵌合するように形成されており、その結果、固定スタッド17はブラシばね15の内端部を上下方向に係止すると共に内端部を回転不能に支持することができる。ブラシアセンブリ10がこのように構成されているので、2個のブラシ14はブラシばね15から半径方向の力を受けてコンミテータに摺接することができる。なお、図2において、ブラシばね15は右側の一つのみ描かれているが、左側のブラシ14に対しても同一のものが組み付けられる。
次に、本発明の実施例によるブラシばね組付け装置20について図3を参照して説明する。図3は、符号(a)で示されるばね供給位置と、符号(b)で示されるばね組み付け位置との間を移動する組付け装置20を模式的に表した図である。組付け装置20は、ヘッド部21と大部分が図示されない移動位置決め手段とを具備しており、ヘッド部21はヘッド本体22と、中心軸線Az周りに所定の角度で往復回動するばね撓曲手段23と、ブラシばね15の内端部空隙15bに挿入されることによりブラシばね15を保持するばね保持具24とを具備しており、前記ヘッド本体22は、前記ばね保持具24とばね撓曲手段23を固定すると共に、ばね撓曲手段23のための回動機構(不図示)を収容している。
移動位置決め手段は、そのアーム25のみが図示される外は図示されない。ヘッド部21は、移動位置決め手段によって図1の矢印Sx及びSzに示されるように水平方向及び垂直方向に移動させられて所望の位置に位置決めされる。ばね組付け工程におけるヘッド部21の移動の概要は、ブラシばね15を保持しない状態でばね供給位置(a)に配置され、下降してばねラック28に配置されたブラシばね15を取得し、上昇した後水平に組付け位置(b)まで移動し、次いで下降してブラシばね15を、ブラシアセンブリ位置決め具19に配置されたブラシアセンブリ10半完成品の支持部材11に取り付け、上昇した後水平にばね供給位置(a)まで戻るというものである。
ばね撓曲手段23は、円筒状の回動本体部26と、ブラシばね15に接してそれを撓曲させる回動ピン27とを具備している。回動ピン27は、中心軸線Azから半径方向に離間された位置で回動本体部26の下端面から下方へ突出している。回動本体部26はヘッド本体22に内蔵された回動機構(不図示)によって中心軸線を中心に所定の角度で往復回動され、したがってそれに固定された回動ピン27も同様に回動する。
図4は、ばね保持具24がブラシばね15を保持した状態を示しており、この場合のブラシばね15は撓みのない自然状態である。この図に示されるように、ばね保持具24は横長の矩形状の横断面形状を有しており、ブラシばね15の内端部空隙15bに挿入されたときブラシばね15を保持ように形成されている。また、回動ピン27の横断面形状は、回動の円周方向に横長の楕円状を呈している。また、ばね保持具24は、回動本体部26と共に回動はしない。
回動ピン27の回動の始点は、図3に示されるようにブラシばね15の自然状態においてブラシばね15に接触しない始点角度位置A0に設定されている。回動ピン27が中心軸線Azを中心にして図の時計回りに回動されると、回動しないばね保持具24に保持されたブラシばね15は撓曲されてひずみエネルギを蓄える。図4に示されるように、回動ピン27は終点角度位置A1まで回動され、ブラシばね15の作用端部15aもほぼ同様の角度位置まで変位する。回動ピン27の終点角度位置A1は、ブラシばね15を支持部材11側の固定スタッド17に取り付ける際に、ブラシばね15がブラシホルダ13またはブラシ14に干渉しない位置として定められている。
また、ばね撓曲手段23が反対方向に終点角度位置A1から始点角度位置A0に向けて回動するときの回動速度は比較的低速に設定されていて、少なくとも、撓曲されたブラシばね15が発生するばね力を回動ピン27が回動中に支持できる速度に設定されている。前記速度は、換言すると、ブラシばね15の撓みが自由解放されたときのブラシばね15の移動速度よりも遅い速度である。
次に、本発明の実施例によるブラシばねを組付ける方法について以下に説明する。以下に示す実施例の方法は、前述の実施例によるブラシばね組付け装置20を用いて行われる。なお、図8はこの実施例の方法のフローチャートである。
まず一対のブラシ14が配設された支持部材11及びブラシばね15を、組付け位置のブラシアセンブリ位置決め具29及びばね供給位置(a)のばねラック28にそれぞれ準備しておく。
次に、ばね撓曲手段23の回動ピン27が始点角度位置A0にある状態でヘッド部21を下降させて、ばね保持具24をブラシばね15の内端部空隙15bに挿入してばね保持具24にブラシばね15を保持させる。(S1)
次に、図5に示されるようにばね撓曲手段23を始点角度位置A0から終点角度位置A1まで回動させてブラシばね15を撓曲させる。(S2)
次に、ヘッド部21を上昇させる。図3はこの状態を示している。(S3)
次に、組付け位置へ向かって水平に移動させる。このとき、ばね保持具24を保持部材側の固定スタッド17に整列させる。(S4)
次に、ばね保持具24の先端と固定スタッド17の先端とが当接するまでヘッド部21を下降させて、ブラシばね15の内端部空隙15bに固定スタッド17を挿入してブラシばね15を固定スタッド17にも保持させる。図6はこの状態を示している。(S5)
次に、ばね撓曲手段23の回動ピン27を図7に示されるように終点角度位置A1から始点角度位置A0に向けて回動させる。このとき、回動速度は比較的低速であるので、回動ピン27はブラシばね15の発生するばね力を支持しながら回動し、あるところまで進むとブラシばね15の作用端部15aがブラシ14の後端面に衝撃力を与えることなく当接する。(S6)
作用端部15aが始点角度位置A0に戻ったら、ヘッド部21を上昇させる。ヘッド部21が上昇するとばね保持具24はブラシばね15の内端部空隙15bから抜け出てブラシばね15を切り離す。(S7)
最後に、ヘッド部21をばね供給位置へ向けて水平に移動させる。(S8)
以上で、ブラシアセンブリ10の図2の右側のブラシばね15の組み付けが完了する。同様の方法で左側のブラシばね15を組み付ける。
前述の説明においてブラシばね15は渦巻きばねであったが、本発明による方法及び装置は、ブラシばね15が板ばね及びねじりコイルばねで形成される場合にも適用可能である。
本発明の実施例によるブラシばねの組付け方法及び装置が適用可能なブラシアセンブリを含むエンジンスタータの部分断面図である。 前記ブラシアセンブリの平面図である。 本発明の実施例によるブラシばね組付け装置の動作を示す概略正面図である。 前記ブラシばね組付け装置の動作を説明する模式的平面図である。 前記ブラシばね組付け装置の動作を説明する模式的平面図である。 前記ブラシばね組付け装置の動作を説明する模式的正面図である。 前記ブラシばね組付け装置の動作を説明する模式的平面図である。 本発明の実施例によるブラシばね組付け方法を示すフローチャートである。 従来のブラシばね組付け方法を模式的に示す図である。
符号の説明
11 支持部材
13 ブラシホルダ
14 ブラシ
15 ブラシばね
17 固定スタッド
23 回動手段
24 ばね保持具
27 回動ピン

Claims (6)

  1. ブラシ(14)と該ブラシ(14)を弾性的に押圧するブラシばね(15)と前記ブラシ(14)及び前記ブラシばね(15)が配設される支持部材(11)とを具備する回転電機用ブラシアセンブリ(10)の前記ブラシばね(15)を前記支持部材(11)に組み付けるブラシばね組付け方法であって、
    前記ブラシばね(15)は、曲げ変形を受けてひずみエネルギを蓄積するばねであって、前記ブラシ(14)を押圧する作用端部(15a)を有するものであり、
    該ブラシばね組付け方法は、前記ブラシばね(15)を保持するばね保持手段(24)と、始点(A0)と終点(A1)の間を回動することにより前記ばね保持手段(24)によって保持された前記ブラシばね(15)を撓曲させるばね撓曲手段(23)とを用いて実施される以下の段階、即ち、
    前記ブラシ(14)が配設された前記支持部材(11)及び前記ブラシばね(15)をそれぞれ準備する段階と、
    前記ブラシばね(15)を前記ばね保持手段(24)により保持する段階と、
    前記ブラシばね(15)を前記支持部材(11)に取り付けるときに前記ブラシばね(15)が前記支持部材(11)及び前記ブラシ(14)に干渉しないように、前記ばね撓曲手段(23)を前記始点(A0)から前記終点(A1)へ回動させることにより前記ブラシばね(15)を撓曲させる段階と、
    前記ばね保持手段(24)で保持した前記ブラシばね(15)を前記支持部材(11)に取り付ける段階と、
    前記ばね撓曲手段(23)を前記終点(A1)から前記始点(A0)へ回動させることにより、前記ブラシばね(15)の発生するばね力を前記ばね撓曲手段(23)により支持しながら前記ブラシばね(15)の前記作用端部(15a)を前記ブラシ(14)に当接させる段階と、
    前記ばね保持手段(24)が、保持していた前記ブラシばね(15)を切り離す段階と、を含むことを特徴とするブラシばね組付け方法。
  2. 前記ブラシばね(15)が渦巻きばねから成ることを特徴とする、請求項1に記載のブラシばね組付け方法。
  3. 前記回転電機が、エンジン始動用のスタータに使用される直流モータであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のブラシばね組付け方法。
  4. ブラシ(14)と該ブラシ(14)を弾性的に押圧するブラシばね(15)と前記ブラシ(14)及び前記ブラシばね(15)が配設される支持部材(11)とを具備する回転電機用ブラシアセンブリ(10)の前記ブラシばね(15)を前記支持部材(11)に組付けるブラシばね組付け装置であって、
    前記ブラシばね(15)は、曲げ変形を受けてひずみエネルギを蓄積するばねであって、前記ブラシ(14)を押圧する作用端部(15a)を有するものであり、該ブラシばね組付け装置は、
    前記ブラシばね(15)を保持するばね保持手段(24)と、
    始点(A0)と終点(A1)の間を往復回動するばね撓曲手段(23)にして、前記始点(A0)から前記終点(A1)に向けて回動するとき前記ばね保持手段(24)に保持された前記ブラシばね(15)を押して撓曲させ、前記終点(A1)から前記始点(A0)に向けて回動するとき撓曲された前記ブラシばね(15)の発生するばね力を支持するばね撓曲手段(23)と、を具備し、
    前記ばね撓曲手段(23)が前記終点(A1)から前記始点(A0)に向けて回動する間に前記ブラシばね(15)の前記作用端部(15a)が前記ブラシ(14)に当接されることを特徴とするブラシばね組付け装置。
  5. 前記ブラシばね(15)が渦巻きばねから成ることを特徴とする、請求項3に記載のブラシばね組付け装置。
  6. 前記回転電機が、エンジン始動用のスタータに使用される直流モータであることを特徴とする、請求項4又は5に記載のブラシばね組付け装置。
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